JPH01133895A - 機械式ウインチ - Google Patents

機械式ウインチ

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JPH01133895A
JPH01133895A JP29145587A JP29145587A JPH01133895A JP H01133895 A JPH01133895 A JP H01133895A JP 29145587 A JP29145587 A JP 29145587A JP 29145587 A JP29145587 A JP 29145587A JP H01133895 A JPH01133895 A JP H01133895A
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JP
Japan
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hub
drum
clutch
spline
shift
Prior art date
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Application number
JP29145587A
Other languages
English (en)
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JPH0565436B2 (ja
Inventor
Tatsuo Asai
浅井 達夫
Tadayoshi Yamaguchi
忠義 山口
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Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH01133895A publication Critical patent/JPH01133895A/ja
Publication of JPH0565436B2 publication Critical patent/JPH0565436B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばレジャービークル車に好適な機械式
ウィンチに係り、詳しくはドラムに対する動力の伝達あ
るいは遮断を行なうためのクラッチ機構を備えた機械式
ウィンチに関する。
(従来の技術) 第5図はレジャービークル車に使用されている従来の機
械式ウイツチを例示したものである。図示のように、ウ
オームギヤ31と噛合うウオームホイール32は、ドラ
イブシャフト33の一端にキー34を介して結合されて
いる。ドライブシャフト33の一側はギヤケース35及
びケースカバー36によって回転可能に支持され、また
他側はギヤケース36から延出されるとともに、その端
部がエンドブラケット37により回転可能に支持されて
いる。そして、ドライブシャフト33の延出部分にはド
ラム38と噛合い式クラッチとが並設されており、この
クラッチ39を図示矢印の如く軸方向に摺動させること
によりドライブシャフト33とドラム38とを結合ある
いは分離させるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来形式の機械式ウィンチは、その構成上、ド
ライブシャフト33が必須の構造部材となっている。す
なわち、クラッチ39の噛合いを目で確認する必要性か
ら、該クラッチを外部に露出した状態で組込むべくドラ
イブシャフト33を必要としている。ところが、このド
ライブシャフト33は重量物である上に、相当の長さを
必要とすることから、ウィンチの重量が増大しかつ幅も
大き(なるという点に問題があった。
そこで本発明は、クラッチの内蔵化によりドライブシャ
フトの省略を可能ならしめ、しがもクラッチの結合と遮
断を確実かつ容易に行ない得るように改良された機械式
ウィンチを提供することを、その目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための本発明は、ウオームホイール
に形成したボス部の外周面をギヤケースとケースカバー
とにより回転可能に支持する一方、ドラムの一端に形成
した円筒部をウオームホイールのボス部又はギヤケース
により、かつドラムの他端部をエンドブラケットにより
それぞれ回転可能に支持する構成とし、前記ボス部の内
周面及びこれに同心的に整合する前記円筒部の内周面と
にそれぞれスプラインを形成するとともに、それら両ス
プラインに嵌合することによって動力を伝達し、一方の
スプラインから離脱することによって動力伝達を遮断す
るためのハブを軸方向に摺動可能に配置し、このハブを
摺動操作するためのシフトロッドを同ハブに摺動可能に
貫通するとともに、このシフトロッドの移動方向にハブ
を追従させるべく作用する2本のシフトスプリングによ
りハブとシフトロッドとを連結したことを要旨とする。
(作用) 上述のように、ウオームホイールをギヤケースとケース
カバーにより支持する一方、ドラムをギヤケースとエン
ドブラケットにより支持する構成とし、そしてウオーム
ホイールのボス部及びドラムの円筒部の内周面にそれぞ
れ形成したスプラインと、それに嵌合するスプライン軸
としてのハブとによってクラッチ機構を構成したことに
より、ドライブシャフトが省略されることになる。そし
て、シフトシャフトによりハブを軸方向に摺動操作した
ときは、ハブは該シフトシャフトに対してシフトスプリ
ングを介して追従作動され、スプラインに対する嵌入作
用あるいは離脱作用が確実に行なわれる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて具体
的に説明する。図中1はウオームギヤ収納用のギヤ収納
空間2と、ウオームホイール収納用のホイール収納空間
3とを備えたギヤケースであり、ホイール収納空間3の
一方が大径の円形開口部3aとされ、他方はそれより小
径の円形開口部3bとなっており、この小径の円形開口
部3bはホイール支持用の円筒部を構成している。4は
前記ギヤケース1の大径の円形開口部3aを塞ぐように
ギヤケース1に取付けられたケースカバーであり、その
内面にはホイール支持用の円筒状のクラッチ部5が突設
され、このフランジ部5は前記ギヤケース1の小径の円
形開口部3aよりも大径でかつ同心に形成されている。
ドラム11に駆動力を伝達する動力伝達機構を構成する
ウオームギヤ6及びこれに噛合うウオームホイール7は
、前記ギヤケース1の当該収納空間3a、3b内に配置
され、ウオームホイール7はその中央部に歯部よりも幅
広でかつ段差状のボス部8を備えている。すなわち、ボ
ス部8はギヤケース1における小径の円形開口部3bの
内径と、ケースカバー4のクラッチ部5の内径とに対応
するよう軸方向のほぼ中央部を境にして段差状に形成さ
れている。しかして、ウオームホイール7はボス部8の
大径側がギヤケース1の小径の円形開口部3bに嵌入さ
れ、ボス部8の小径側がケースカバー4のフランジ部5
に嵌入されることによって回転可能に支持されている。
また、本実施例ではウオームホイール7をメタルブツシ
ュとして機能し得る材質、たとえば調合金製とし、この
ことにより摺動面に本来必要とされるメタルブツシュを
省略している。なお、ウオームギヤ6については第2図
に示す如〈従来と同様の要領によりその軸6aが軸受9
を介してギヤケース1に回転可能に支持されている。
一方、ワイヤロー110を巻取るドラム11は、その両
端部にフランジ部分より外方に突出する同心状の円筒部
12.13を備えている。一方の円筒部12は、エンド
ブラケット14によりメタルブツシュ15を介して回転
可能に支持されており、これに対し反対側、つまりギヤ
ケース1側の円筒部13は、先端側外径を小径とする2
段筒形に形成されていて、そして大径部がギヤケース1
の小径の円形開口部3b内に嵌入され、小径部が前記ウ
オームホイール7におけるボス部8の大径側に嵌入され
て回転可能に支持されている。なお、円筒部13の回転
支持は、ギヤケース1とウオームホイール7とのうち、
いずれか一方で行なえばよく、たとえばウオームホイー
ル7によって支持する構成としたときは、前述と同様の
理由で図示の如くメタルブツシュが省略される。
しかして、ウオームホイール7のボス部8の小径側内周
面と、ドラム11の円筒部13の小径側内周面とは、同
一径に設定されるとともに、それぞれスプライン16.
17が形成されており、そして常時円筒部13のスプラ
イン17に嵌合するスプライン軸としてのハブ18を軸
方向に摺動させてボス部8のスプライン16に嵌入する
ことによりウオームホイール7の回転をドラム11に伝
達するようになっている。すなわち、スプライン16.
17とハブ18とは、いわゆるクラッチ機構を構成して
おり、ハブ18は前記ケースカバー4の中心部を軸方向
に摺動可能に貫通してギヤケース1内に延在されたシフ
トロッド19によって操作されるようになっている。
シフトロッド19はハブ18の中心部を摺動可能に貫通
しており、引張用としての2本のシフトスプリング20
.21を介してハブ18と連結されている。すなわち、
シフトロッド19には固定プレート22が嵌着されると
ともに、可動プレート23が摺動可能に嵌合されており
、それら両プレート22.23間には第1のシフトスプ
リング20が介在され、またハブ18に形成されたスプ
リング受け24と可動プレート23との間には第2のシ
フトスプリング21が介在されている。なお、それら2
本のシフトスプリング20.21はその両端部がそれぞ
れ図示の如く当該プレート22.23ならびにスプリン
グ受け24に掛留されている。しかして、両シフトスプ
リング20.21は、通常時(クラッチ遮断状態)には
第1図に示すように縮小(自由)状態に保持されるよう
設定されている。
また、シフトロッド19はケースカバー4にピン25を
介して傾動可能に取付けられた操作レバー26とビン2
7を介して連繋されており、該操作レバー26の傾動操
作によって押引されるようになっている。さらに、シフ
トロッド19はケースカバー4との嵌合部分において、
操作位置、つまりクラッチ接続位置とクラッチ遮断位置
とに保持すべくロックスプリング28にて付勢されたO
ツクボール29を備え、このロックボール29がケース
カバー4側に形成された2箇所の係合凹部4aに対し係
脱可能とされている。
しかして、上述の如く構成された機械式ウィンチは、た
とえはレジャービークル車の前部に搭載されるものであ
って、図示はしないが、ギヤケース1とエンドブラケッ
ト14とが車両のボデーに固定される一方、ウオームギ
ヤ6の軸部6aがパワーティクオフ機構の出力軸と連動
される。
本実施例は上述のように構成したものであり、従って、
第1図に示すようにハブ18がボス部8のスプライン1
6から離脱したクラッチ遮断状態では、ドラム11が自
由回転し得る状態であるから、ワイヤロープ10を引出
すことができる。
この状態において、クラッチを接続すべく操作レバー2
6を第3図に示す如く傾動操作してシフトロッド19を
引出すと、ロックボール29がクラッチ接続側の係合凹
部4aに入り込んでシフトロッド19をその位置に保持
する。このとき、スプライン16.17の位相が一致し
ていれば、ハブ18はシフトロッド19と共に移動され
て図示仮想線の如くボス部8のスプライン16にスムー
ズに嵌入され、ウオームホイール7の回転をドラム11
に伝達することになる。
ところが、スプライン16.17の位相がずれていた場
合には、シフトロッド19に移動に伴い固定プレート2
2に係留されている第1のシフトスプリング20が図示
実線の如く伸びる。すなわち、第2のシフトスプリング
21は縮小状態にあって、可動プレート23が移動し得
ないため、第1のシフトスプリング20が引き伸ばされ
る。その後、ウオームホイール7の回転により両スプラ
イン16.17の位相が一致すると、第1のシフトスプ
リング20の引張力によってハブ18が移動されてボス
部8のスプライン16に嵌入され、ウオームホイール7
とドラム11が結合される。
従って、ドラム11は回転される。
一方、クラッチを遮断すべく操作レバー26を第4図に
示す如く傾動操作してシフトロッド19を押し込んだ場
合には、Oツクボール29がクラッチ遮断側の係合凹部
4aに入り込んでシフトロッド19をその位置に保持す
る。このとき、両スプライン16.17間に荷重がかか
つていなければ、ハブ18はスムーズに移動し、図示仮
想線で示す如くボス部8のスプライン16から離脱して
ウオームホイール7とドラム11との結合が解かれ、動
力伝達が遮断される。
ところが、両スプライン16.17fllに荷重がかか
つてハブ18がスムーズに移動し得ない場合には、第2
のシフトスプリング21が図示実線の如く伸びるが、そ
の後のウオームホイール7の回転により両スプライン1
6.17’間の荷重がなくなると、第2のシフトスプリ
ング21の引張力によってハブ18はボス部8のスプラ
イン16から抜は出し、第1図に示す状態に戻る。
なお、本実施例の説明では機械式ウィンチをレジャービ
ークル車に適用する場合としたが、一般の工場用として
適用することも可能である。また、ハブ18の常時嵌合
スプラインをドラム側のスプライン17からウオームホ
イール側のスプライン16に変更しても差支えなく、さ
らにはシートスプリング20.21としては、引張力に
よる方式に限るものではなく、組付は構造を一部変更す
ることによって圧縮力を利用する形式のものに変更する
ことが可能である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、クラッチの内蔵
化によって従来の必須の構成部材であったウィンチ中の
重量比の大きいドライブシャフトを省略することができ
、ウィンチの軽量化ならびにコンパクト化を図る上です
こぶる有効である。
しかも、本発明はスプラインとハブとによりクラッチを
構成するとともに、ハブをその操作手段としてのシフト
シャフトに対して2本のシフトスプリングにより追従作
動するようにしたことによって、ハブのスプラインに対
する嵌合と離脱、つまりクラッチ作動を目で確認するま
でもなく、確実かつ容易に行なわせることが可能となり
、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機械式ウィンチの実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図はクラッ
チの接続動作態様を示す縦断面図、第4図はクラッチの
遮断動作態様を示す縦断面図、第5図は従来の機械式ウ
ィンチを示す縦断面図である。 1・・・ギヤケース    4・・・ケースカバー6・
・・ウオームギヤ   7・・・ウオームホイール8・
・・ボス部     11・・・ドラム12.13・・
・円筒部  14・・・エンドブラケット16.17・
・・スプライン 18・・・ハブ19・・・シフトロッ
ド 20.21・・・シフトスプリング 26・・・操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウォームホィールに形成したボス部の外周面をギヤケー
    スとケースカバーとにより回転可能に支持する一方、ド
    ラムの一端に形成した円筒部をウォームホィールのボス
    部又はギヤケースにより、かつドラムの他端部をエンド
    ブラケットによりそれぞれ回転可能に支持する構成とし
    、前記ボス部の内周面及びこれに同心的に整合する前記
    円筒部の内周面とにそれぞれスプラインを形成するとと
    もに、それら両スプラインに嵌合することによつて動力
    を伝達し、一方のスプラインから外れることによつて動
    力伝達を遮断するためのハブを軸方向に摺動可能に配置
    し、このハブを摺動操作するためのシフトロッドを同ハ
    ブに摺動可能に貫通するとともに、このシフトロッドの
    移動方向にハブを追従移動させるべく2本のシフトスプ
    リングによりハブとシフトロッドとを連結した機械式ウ
    インチ。
JP29145587A 1987-11-18 1987-11-18 機械式ウインチ Granted JPH01133895A (ja)

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JPH0565436B2 JPH0565436B2 (ja) 1993-09-17

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627872U (ja) * 1992-09-18 1994-04-12 勲 大西 昇降機
JP2001518357A (ja) * 1997-10-03 2001-10-16 ビーエイチエム メディカル インコーポレイティド 人間昇降用ウィンチ組立体
JP2008127109A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Toyota Auto Body Co Ltd ウインチ装置

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JP4624335B2 (ja) * 2006-11-16 2011-02-02 トヨタ車体株式会社 ウインチ装置

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