JPH01132653A - 巻線体用樹脂組成物 - Google Patents

巻線体用樹脂組成物

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JPH01132653A
JPH01132653A JP29094787A JP29094787A JPH01132653A JP H01132653 A JPH01132653 A JP H01132653A JP 29094787 A JP29094787 A JP 29094787A JP 29094787 A JP29094787 A JP 29094787A JP H01132653 A JPH01132653 A JP H01132653A
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JP
Japan
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parts
resin composition
pts
epoxy
inorganic filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP29094787A
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English (en)
Inventor
Eiji Omori
英二 大森
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は巻線体、主として自動車用電気機器。
電動工具用電気機器等の回転子または固定子線輪の固着
用樹脂組成物に係り、その目的とするところはすぐれた
耐荷型、耐熱性を有する電磁線輪を製造するのに好適な
樹脂組成物を提供することにある。
(従来の技術) 近年、自動車の軽量化による車載機器の小型軽量化また
電動工具の分野においても使用条件の過酷化、小型軽量
化が進み、これらの分野で使用されるモーター回転子に
はますます小型化軽量化が要求されている。しかし、モ
ーター回転子を小型化すると、モーター回転子に加わる
負荷9回転数が増加するため、モーター回転子の温度上
昇も従来のものと比べ非常に高くなる。従来、モーター
回転子には、絶縁線輪を固着する目的で、溶剤型フェス
、無溶剤屋エポキシ樹脂、粉体エポキシ等のエナメル鋼
線の固着材が使用されてきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、これらの材料は2例えば小型、軽量化された自
動車のスタータダイナモ用モーター回転子、その類似製
品などに使用された場合高回転。
高負荷時に達する温度400℃から450@Cに10分
程度さらされるとクラックやふくれが生じるという問題
があった。また、溶剤壓フェスのなかKはポリアミドイ
ミドやポリイミド系フェスがあるが、処理時間が長い、
固着力が比較的低い。
またフェス中に含まれるN−メチル−2−ピロリドン、
ジメチルアセトアミドなどの極性溶媒が絶縁線輪である
エナメル銅線の皮膜をおかすなどの欠点がある。
粉体エポキシはこの分野のモーター回転子に一般的に使
用されているが前述の耐熱性が劣るという欠点の他にモ
ーター回転子のスロット、線輪の内部にまで浸透含浸し
ないという欠点がある。
本発明は、゛これらの欠点を除いた巻線体用樹脂組成物
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、 A)テトラフェノールエタンのテトラグ
リシジルエーテルB)ノボラックフェノール樹脂および
C)無機質充てん材を含む樹脂組成物は450℃で10
分劣化したあともわれ、ふくれがなく耐熱性がすぐれ、
また固着力もすぐれていることを見出し本発明に至った
本発明は、A)テトラフェノールエタンのテトラグリシ
ジルエーテルB)ノボラックフェノール樹脂およびC)
無機質充てん材を含有してなる巻線体用樹脂組成物に関
する。
次に本発明の樹脂組成物の各成分について説明する。
本発明においては、弐(1)で表わされるテトラフェノ
ールエタンのテトラグリシジルエーテルが用いられる。
弐m 必要に応じて、ビスフェノールAとエピクロルヒドリン
から誘導されるジグリシジルエーテル及ヒソの誘導体、
ビスフェノールFとエピクロルヒドリンから誘導される
ジグリシジルエーテル及びその誘導体等の通称エビ−ビ
ス型液状エポキシ樹脂、多価アルコールとエピクロルヒ
ドリンから誘導されるジグリシジルエーテル、多塩基酸
とエピクロルヒドリンから誘導されるグリシジルエステ
ル及びその誘導体、水添ビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンから誘導されるグリシジルエーテル及びその誘
導体、へ4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチ
ル−人4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルポ
キシレート、ジシクロペンタジェンオキサイド、ビニル
シクロヘキサンオキサイド、ビス(ス3−エポキシクロ
ペンチル)エーテル、3.4−エポキシシクロヘキシル
メチル(3,4−エポキシシクロヘキサン)カルボキシ
レート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘ
キシルメチル)アジペート、リモネンジオキサイド等の
脂環式エポキシ及びその誘導体、インブチレンから誘導
されるメチル置換型エポキシ、ジエチレンクリコールジ
グリジルエーテル、フェニルグリジルエーテル、ブチル
グリシジルエーテルなどのエポキシ化合物がテトラフェ
ノールエタンのテトラグリシジルエーテルと混合して使
用できる。
B)成分のノボラックフェノール樹脂とは一般的なノボ
ラックフェノール樹脂、クレゾールノボラック樹脂など
が使用できる。
C)成分の無機質充てん材としては、酸化アルミニウム
、石英粉、タルク、マイカ、ケイ酸カルシウムなどが用
いられ粒子径1〜200μmのものが好ましい。
本発明になる組成物においては必要に応じて溶剤が用い
られる。
溶剤としては、 A)およびB)成分を溶解する溶剤で
あり例えば、アセトン、メチルエチルケトンなどのケト
ン系溶剤、トルエン、キシレンなどの芳香族系溶剤、エ
チルセロソルブ、メチルセロソルブなどのセロソルブ系
溶剤、ダイア七トンアルコールなどが使用できる。
本発明になる組成物は、溶剤を含まない場合には加熱溶
融して巻線体に適用される。
B)成分は組成物の接着力、耐熱性の点からA)成分1
00重量部に対し、 B)成分30〜70重量部の範囲
で用いることが好ましい。
C)成分は組成物の耐熱性、粘度の点からA)成分10
0重量部に対し50〜400重量部の範囲で使用するこ
とが好ましい。
溶剤を用いる場合には粘度等の点から組成物全体の5〜
30重量係の範囲で使用することが好ましい。
本発明になる巻線体用樹脂組成物は、モーター回転子、
モーター固定子等の巻線体の処理に用いられる。
巻線体の処理は1滴下含浸法、浸漬法、はけ塗り法など
によって行なわれる。
(実施例) 次に比較例、実施例により本発明を説明する。
ここで1部とあるのは重量部である。
比較例I EP−828(エビビス型エポキシ樹脂、油化シェルエ
ポキシ■製商品名)100部、PN(日本化薬莢商品名
、ノボラックフェノール樹脂)50部、酸化アルミニウ
ム(平均粒径10μm)270部、トルエン50部、ジ
アセトンアルコール50部および2−エチル4−メチル
イミダゾール0.1部を混合攪拌してワニスAを得た。
比較例2 DEN438(ノボラックエポキシ樹脂、油化シェルエ
ポキシ■製商品名)100部、PN(日本化薬莢商品名
、ノボラックフェノール樹脂)50部、酸化アルミニウ
ム(平均粒径10μm)270部、トルエン50部、ジ
アセトンアルコール50部および2エチル4メチルイミ
ダゾール0.1部を混合攪拌してワニスBを得た。
実施例1 エポン10318 (テトラフェノールエタンのテトラ
グリシジルエーテル、油化シェルエポキシ■製商品名)
100部、PN(日本化薬製、ノボラックフェノール樹
脂)50部、酸化アルミニウム(平均粒径10μm)2
70部、トルエン50部、ジアセトンアルコール50部
および2−エチル4−メチルイミダゾール0.1部を混
合攪拌してワニスCを得た。
次にワニマA−Cのせん断接着力と熱劣化テストを行な
った。その結果を表1に示す。
試験法の説明 1、せん断接着力 直径2.、Oaoのポリイミド銅線を用いて第1図に示
すストラッカー法の試験片を作成し、これにワニスA−
Cを含浸し150℃で1時間ついで220℃で1時間硬
化後島津製作所裂オートグラフIM−100で200℃
の雰囲気下で測定した。
2 熱劣化テスト ワニスA−Cを塵に入れ150℃で1時間ついで220
℃で1時間硬化して50X50XIMの硬化物を作成し
、450℃の乾燥話中に10分間放置し、硬化物の外観
を観察した。
(発明の効果) 本発明になる巻線体用樹脂組成物は、接着力。
耐熱性にすぐれた樹脂組成物である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例および比較例で行なったせん断接着力
の試験片を示す図である。 符号の説明 1・・・つき合せ 2・・・直径2−のボ゛リイミド銅線 代理人 弁理士 若 林 邦 彦( \

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.A)テトラフェノールエタンのテトラグリシジルエ
    ーテルB)ノボラックフェノール樹脂およびC)無機質
    充てん材を含有してなる巻線体用樹脂組成物。
JP29094787A 1987-11-18 1987-11-18 巻線体用樹脂組成物 Pending JPH01132653A (ja)

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JPH01132653A true JPH01132653A (ja) 1989-05-25

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