JPH01132318A - 重金属吸収抑制施肥方法 - Google Patents

重金属吸収抑制施肥方法

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JPH01132318A
JPH01132318A JP62290491A JP29049187A JPH01132318A JP H01132318 A JPH01132318 A JP H01132318A JP 62290491 A JP62290491 A JP 62290491A JP 29049187 A JP29049187 A JP 29049187A JP H01132318 A JPH01132318 A JP H01132318A
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JP
Japan
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fertilizer
heavy metal
soil
calcium silicate
fertilization method
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JP62290491A
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Shigeo Tano
田野 重夫
Hajime Fukuda
福田 一
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Mitsubishi Metal Corp
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05DINORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C; FERTILISERS PRODUCING CARBON DIOXIDE
    • C05D9/00Other inorganic fertilisers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G22/00Cultivation of specific crops or plants not otherwise provided for
    • A01G22/20Cereals
    • A01G22/22Rice
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05BPHOSPHATIC FERTILISERS
    • C05B13/00Fertilisers produced by pyrogenic processes from phosphatic materials
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    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G1/00Mixtures of fertilisers belonging individually to different subclasses of C05
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、植物に吸収きれる重金属イオンの挙動を利用
して、適切に施肥する重金属抑制のための施肥法に関す
る。詳しくは、珪酸カルシウム水和物製品を含有させた
ことにより重金属イオンをその中に吸着、不活性化せし
めることのできる重金属吸収抑制性肥料の施肥法に関す
る。
[従来の技術] 近代農業は、化学肥料を多量に使用して増収を得ていた
が、田畑は化学肥料の弊害が蓄積きれ。
疲弊し農作物の収穫が減じ、大切な臭香りや美味さがな
くなって来ているのが現状である。このような田畑の土
壌の疲弊を改善するために、各種の土壌改良材例えばゼ
オライト、パーライト、バームキュ長イト、人工軽量材
等が利用されていた。
このような土壌改良材は、土壌のpH,通気性。
透水性などを調整するだけであり、土壌自体の活性、特
に、堆肥の有する如き生物学的活性が付与されず、土壌
の自浄作用は生じてこないものであった。特に重金属類
については過去30年来国家を上げて、研究きれている
が、未だに決定的な解決方法がなく、対策としては不良
上を転圧し新しい山上を入れているだけの方法が現況で
ある。
一方、植物の生体を無視した化学肥料を施行しているが
、これは衆知の通り、化学肥料は速効性で植物の発育状
況に応した施肥は非常に困難である。最近では、有機農
業を見直されている。堆肥の有する生物学的活性を付与
するものであるが。
植物の成長に対応した必要な成分は、充分に満たすこと
はできないものである。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は1以上述べたような従来の問題点を解決すべく
鋭意研究を行なった結果、土壌中に存在する重金属イオ
ンを吸着するとともに、土中に生きている微生物の機能
を増進させて1本来の生物活性化きせる条件を整えると
ともに肥料としても機能するように土壌を改良するため
の施肥法を提供するものである。本発明による施肥法は
、アルカリ性である珪酸カルシウム水和物を肥料に利用
し9重金属吸収抑制性肥料組成物として、稲などの植物
に施肥するとき、アルカリ焼けを最小にし、且つ重金属
の植物への蓄積を最小にするための施肥方法を提供する
ことを目的にする。即ち。
本出願人は、珪酸カルシラ11水和物を利用した重金属
吸収抑制性肥料組成物を提案しているが、それを、最も
効率よく施肥し、効率よく重金属イオンを吸着し、不活
性化することのできる施肥方法を同時に研究し、従来問
題にきれてきた公害に重大な影響を与える重金属イオン
の問題を解決する重金属吸収抑制性施肥方法を提案する
ものである。
(発明の構成) [問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするものは、粉砕された珪酸カルシウム
水和物を含有する組成物を、少なくとも分けつ期以後の
時期に施肥して農作物を育成することを特徴とする重金
属抑制のための施肥法である。また、粉砕きれた珪酸カ
ルシウム水和物と肥料として熔成リン側及び/又は重焼
リン肥を混合してなる肥料を1分割施肥方式で、少なく
とも穂孕直前時に追肥して農作物を育成する重金属抑制
のための施肥法である。
本発明は、従来問題にされてきた公害に重大な影響を与
える重金属イオンの問題を解決する重金属吸収抑制性施
肥方法であり、アルカリ性である珪酸カルシウム水和物
を肥料として利用し、且つ重金属イオンにおいても、稲
などの植物に対する重金属イオンの吸収を最小にし9合
理的に土壌を改良して、農作物の増収を得ることができ
る施肥方法である。
本発明の施肥方法に利用する珪酸カルシウム水和物とは
9石灰質原料(Cab)と珪酸質原料(Si0a)とを
混合してスラリー状とし、高濃度の場合は、金属Aj2
粉を添加混合し1発泡許せたり。
薄い濃度の場合はそのままでオートクレーブ養成してカ
サ比重が0.2〜1.2の範囲の多孔質水和物硬化体が
合成きれたものである。このとき石・灰質原料と珪酸質
原料との配合割合やオートクレーブの温度、圧力条件に
よって合成結晶がゾノライト系水和物またはトバモライ
ト系水和物及びCH8系のゲル状水和物及びその混合物
が生成される。
この珪酸力ルシウl、水和物の粉砕物又はこの珪酸カル
シウム水和物の粉砕物にリン鉱石、蛇紋岩又はカンラン
岩を混合して電気炉又は平炉において1350〜150
0℃で熔融し、水砕乾燥、粉砕して製品とした熔成リン
側を肥料成分として。
添加混合したもの、又は珪酸カルシウム水和物の粉砕物
中に、リン鉱石に蛇紋岩又はカンシン岩を混合して平炉
で焼成して、リン酸を添加してなる重焼リン肥を添加混
合したものが9本発明の施肥方法に利用する重金属吸収
抑制性肥料組成物として施肥できる。
本発明の施肥に用いる珪酸カルシウム水和物と、熔成リ
ン側との混合比率は、1:0.1〜1の範囲が好適であ
る。このような肥料組成物を田畑に散布し、土壌と混合
して1重金属吸収抑制のために施肥するものである。
本発明の施肥方法において、使用きれる熔成リン側は、
リン鉱石に蛇紋岩、カンラン岩を混合し。
1350〜1500℃で熔融し、水砕乾燥、粉砕したも
のを使用できる。或いは、マンガン鉱石や硼酸塩を添加
し、熔融して粉砕したものを使用することもできる。
本発明の施肥方法に利用する珪酸カルシウム水和物は1
石灰質と珪酸質とを主成分とする水熱合成きれたもので
比表面積の大きな珪酸カルシウム水和物であり、その合
成された鉱物は、ゾノライト系水和物又はトバモライト
系水和物及びその混合物である。このような鉱物から構
成された該硬化体は、公知の粉砕機1例えば、ジヨウ 
クラシャー、ハンマーミル等で粗砕し2次いで9粒径0
.1〜5mnまで振動ミル等により微粉化することがで
きる。
この微粉化された水和物をそのまま使用する。
又、この微粉化された硬化体に、土中の有効微生物が、
その間隙に浸入して、生物活動をさかんにし、土壌に含
まれる有機物を速やかに分解し肥料に変えることができ
るものとなる。
本発明の施肥方法に利用する肥料組成物は2粒子径が、
0.111111以下では、微生物をその空隙に含浸で
きなく、含浸量が少なくなり、また1重金属イオンの吸
着効率が悪くなり、また、肥料組成物として用いた場合
通気性が減少するために9通気性、透水性の改良を達成
することができなくなる。
また、微粉の粒子径が、5nwn以上では、微生物が充
分浸透しなくなり、内部まで入らなく、微生物の活性が
減少し、また1重金属イオンの侵入が内部まで達しなく
なり、効率の悪いものとなり。
また、土壌との混合具合が均一でなくなり、肥料の効果
が上がらなくなる。従って9本発明の施肥方法に利用す
る重金属吸収抑制性肥料組成物は。
0.1〜5■の範囲の粒度のものが好適に用いられる。
本発明施肥方法は、土壌中の微生物の増殖を容易にして
土壌中にある有機物質を分解して有機肥料とし、化成肥
料と異なり、全ての植物に適用できる肥料組成物であり
、植物の品種等とを考慮する必要がない。然し乍ら9本
発明の施肥方法に利用する製造された肥料組成物は、ア
ルカリ性であり、それ自体が肥料であるだけでなく、微
生物及び分解酵素を増殖せしめて、土壌中に含まれる有
様物質を分解して土壌自体に生物活性化することができ
るものである。
本発明の施肥方法に利用する重金属吸収抑制性肥料組成
物は、上記のように石灰質分と珪酸質分の両方を含むと
共にリン酸分、マグネシア分、その他の必要なマンガン
、ホウ素等を含むために。
土壌の微量要素の補給効果がある。また、珪酸カルシウ
ム水和物であるゾノライト系水和物またはトバモライト
系水和物及びその混合物は9弱アルカリ性(pH10〜
11)であり、土壌に混入した場合に長期間に渡って徐
々に中和化して、珪酸力ルシウl、水和物は分解し、戻
酸カルシウムとシリカゲルとになり、その際に酸性土壌
を中性化する作用が発揮されるものである。また、微生
物活性に対する影響も比較的に良好なものである。特に
、土中にある有機物の分解(堆肥化)に対し良好な影響
を与えるものである。
本来、珪酸カルシウム永和物は、アルカリ性を 。
示すとともに重金属類を吸着する性質があり、土壌中に
含まれている重金属類を吸着固定化し、植物に吸収され
ない形態になるものである。
本発明に利用する重金属吸収抑制性肥料組成物は、物理
的に重金属を吸着するが、化学的にはアルカリ性であり
、土壌をアルカリ性にする性質があり、施肥方法に注意
をしないと、稲などの植物にアルカリ性土壌で溶解しや
すくなった重金属イオンが吸収される可能性が高くなる
おそれがある。そのために9本発明による施肥方法を提
案するものである。
本発明による施肥方法で施肥された珪酸カルシウム水和
物含有重金属吸収抑制性肥料組成物は。
土壌改良が微生物の活性を高めることによりなされると
ともに土壌中の重金属イオンを固定化し。
一方、土壌の酸性化を防止するものである。
本発明により、珪酸カルシウム水和物含有肥料を9元肥
として、使用するときよりも9重金属イオンの吸収抑制
効果が顕著であることを見出したーものである。
次に9本発明による珪酸力ルシウ15水和物含有重金属
吸収抑制性肥料組成物の施肥方法について具体例により
説明するが2本発明は1次の実施例に限定されるもので
はない。
[実施例1] 水稲の分けつ期(7月8日)に、珪酸カルシウム水和物
(粒度0 、2〜2mn) 200kgに、熔成リン肥
料(一般市販の熔成リン肥粉)を50kg添加し、充分
に混合したものを10a当りについて、各圃場に施用し
た。これらの稲を糊熟期(9月4日)に刈取りし1分析
した。その結果を次の第1表に示す。なお対照は、珪酸
カルシウム水和物含有重金属吸収抑制性肥料組成物を施
用しなかったものである。
第1表の数値より各圃場における。各重金属の吸収抑制
率を計算した結果を第2表に示す。
カドミラlえの吸収抑制効果は、対照のカドミウム濃度
が大きい圃場はど顕著であることが分かる。
次に、枝梗部と槌部に分配きれているCd及びZnの分
配割合を計算した結果を第3表に示す。
更に、この試験を行なった稲を収穫し、その収穫後の玄
米のCdfi度を分析した結果を第4表に示す。
箸1素 第^嚢 枝梗部と槌部の濃度割合 [実施例2コ 次に、10a当り珪酸カルシウム水和物250驕を穂孕
期(8月6日)に施用し、収穫後の玄米に含有するCd
濃度を測定し、それより1本発明による施肥方法でのカ
ドミウム吸収抑制率を計算した。その結果を第5表に示
す。
第5表 きのカドミウム吸収抑制効果を上記と同様にして試験し
た結果を次の第6表に示す。
得られた結果の抑制率は、約47.1%であった。
第6表 [発明の効果コ 本発明による珪酸カルシウム水和物含有重金属吸収抑制
性肥料組成物の施肥方法は、上記のように、追肥として
、施肥することにより、第1に。
重金属イオンの吸収を最小にすることができたものであ
る。同時に9本発明の施肥方法では、第2に、土壌中に
細菌を増殖して有機物を分解し、栄養豊富で植物の育成
に有効な土壌が提供されるものである。第3に、そのた
めに、低コストで2重金属イオンによる公害を防止でき
、且つ、土壌の保水性、透水性9通気性を生物学的に改
良できる施肥方法が可能になった。第4に、更に、公害
問題の1イタイイタイ病」の原因であるカドミウム米に
ついては、米に含まれるカドミウム量は驚異的に低下さ
せる施肥方法が、比較的に安価に安定よく提供できるこ
となどの技術的効果が得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉砕された珪酸カルシウム水和物を含有する組成
    物を、少なくとも分けつ期以後の時期に施肥して農作物
    を育成することを特徴とする重金属抑制のための施肥法
  2. (2)粉砕された珪酸カルシウム水和物と肥料として熔
    成リン肥及び/又は重焼リン肥を混合してなる肥料を、
    分割施肥方式で、少なくとも穂孕期直前時に追肥して農
    作物を育成することを特徴とする重金属抑制のための施
    肥法。
JP62290491A 1987-11-19 1987-11-19 重金属吸収抑制施肥方法 Pending JPH01132318A (ja)

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