JPH01132030A - マイクロ波管 - Google Patents

マイクロ波管

Info

Publication number
JPH01132030A
JPH01132030A JP29112787A JP29112787A JPH01132030A JP H01132030 A JPH01132030 A JP H01132030A JP 29112787 A JP29112787 A JP 29112787A JP 29112787 A JP29112787 A JP 29112787A JP H01132030 A JPH01132030 A JP H01132030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collector
magnetic field
section
high frequency
electron beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29112787A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Tomikawa
富川 邦博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP29112787A priority Critical patent/JPH01132030A/ja
Publication of JPH01132030A publication Critical patent/JPH01132030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microwave Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、進行波管などのマイクロ波管のコレクタに関
し、特にコレクタ電位を低下することによって高効率化
した、マイクロ波管のコレクタ構造に関する。
〔従来の技術〕
一般にマイクロ波無線通信回線の中継局や、衛星通信地
上局などの送信機に用いられるマイクロ波管においては
、装置設計の容易さや経済性の面から、低消費電力であ
ること、すなわち高効率であることが要求される。
効率改善の手段としては、コレクタ電位を高周波回路電
位より低下して、コレクタ消費電力を低減した電位低下
コレクタが広く用いられる。
電子ビームは高周波回路と相互作用を行なう際その結合
状態が各々異なり、速度変調を受けるので、相互作用後
の電子ビームのもつ運動エネルギーに速度分散を生じる
。従がって最も遅い電子ビーム群を捕捉し得るコレクタ
電位まで低下して効率改善を図ることが可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これ以上コレクタ電位を低下して、より
一層の効率改善を図ろうとすると、コレクタに捕捉され
る十分な速度を持たない一次電子ビーム群の一部や、コ
レクタ内面から発生した2次電子がより高電位の高周波
回路部へ逆行し、高周波回路に作用して、振幅歪1位相
歪など伝送特性に悪影響を及ぼし、また異常発振、動作
不安定の要因となるなど、十分なコレクタ電位低下が行
なえず、効率改善に支障をきたす。
そこで、フレフタ外部にマグネットを取りつけることに
よってコレクタ内部に偏向用磁界を印加し、電子に作用
するローレンツ力によって電子軌道を曲げて、高周波回
路への逆行電子を防止する方策がしばしばとられるが、
いわゆる強制空冷形マイクロ波管の場合は、コレクタコ
アの外周に熱伝導の良い銅などを材料とする放熱翼を放
射状にろう付した構造になっているのでコレクタコアの
近くに偏向用マグネットを取付けられない。放熱翼の外
側に偏向用マグネットを取付けても、コレクタコアから
離れるため、コレクタコア内部に発生する偏向磁界は距
離の2乗に反比例して弱いものとなり、電子に作用する
ローレンツ力が非常に弱くなって、逆行電子防止効果が
なくなってしまう。
従がって従来の強制空冷形マイクロ波管では、コレクタ
電位を高周波回路電位に対して十分低下することができ
ず、効率改善が制限されるという欠点があった。
〔発明の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の強制空冷形マイクロ波管のコレクタ構造
に対し、本発明のコレクタ構造は、コレクタコアの入口
の一部および、コレクタコアの外周にろう付固定された
放熱翼の一部を、管軸に対して各々同じ点対称となる位
置において強磁性材とし、それらと帰還磁気回路を形成
するよう、放熱翼の外周に、強磁性材から成る半円筒状
放熱板を設置しこの部分にかかる、集束磁界装置部の漏
れ磁界によってコレクタ内部に偏向磁界を容易に発生さ
せることができる。
C問題点を解決するための手段〕 本発明による強制空冷形マイクロ波管は、電子ビームを
放射形成する電子銃部と、電子ビームとの相互作用によ
り高周波増幅を行なう高周波回路部と、電子ビームを高
周波回路に集束せしめる集束磁界装置部と、増幅に寄与
した電子ビームを捕捉するコレクタ部とで構成され、コ
レクタ部は、コレクタコアの入口の一部および、コレク
タコアの外周にろう付固定された放熱翼の一部を、管軸
に対して各々同じ点対称となる位置において強磁性材と
し、これらと帰還磁気回路を形成するよう、放熱翼の外
周に強磁性材から成る半円筒状放熱板を設置した構造を
有している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は、第1
図のA−A断面図を示す。
マイクロ波管1は、電子銃部2と、高周波回路部3と、
電子ビーム集束用磁界装置部4と、コレクタ部5とで構
成され、コレクタ部5は、コレクタコア6の外周部に、
複数枚の放熱翼7をろう付しかつ、その外周に半円筒状
放熱板10をろう付固定して成る。
コレクタコア6は熱伝導率の良好な非磁性材である銅を
主材料とし、その入口部分の一部に鉄などの強磁性材を
用いたコレクタ部品8を、管軸に対して点対称となる位
置にろう付などによって配設し、また同じく銅を主材料
とする放熱翼7は、コレクタコア6のコレクタ部品8と
同じ点対称の位置に、鉄などの強磁性材を材料とした強
磁性材製放熱翼9を数枚配している。
さらに放熱翼7の外周に、前記コレクタコア6および強
磁性材製放熱翼9と帰還磁気回路を形成するよう、強磁
性材から成る半円筒状放熱板10をろう付などにより設
置固定している。
一方、電子ビーム集束用磁界装置部4は高周波回路部3
の全域にわたって設置され、その漏れ磁界の一部が、高
周波回路部3に近接したコレクタ部5の入口付近にも印
加される。その結果、第2図に示すようにコレクタコア
6の入口部に配設されたコレクタ部品8および、強磁性
材製放熱翼9を磁力線が通り、コレクタコア6の内部に
偏向磁界を発生させることができる。そして、この磁界
は、放熱翼の外周に設置された半円筒状放熱板10によ
って形成された帰還磁気回路により発散することなく、
コレクタ内部の管軸に垂直な面に、十分強い偏向磁界を
発生させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、コレクタコア6の内部で
充分に強い偏向磁界を得ることができるので、戻り電子
や2次電子に作用して、その高周波回路部3への逆流を
効果的に防止することができる。従がって、コレクタ電
位を高周波回路部電位より充分に低くして消費電力の大
幅な低減が可能となり、効率向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
のA−A断面図である。 1・・・・・・マイクロ波管、2・旧・・電子銃部、3
・・団・高周波回路部、4・・・・・・電子ビーム集束
用磁界装置部、5・・・・・・コレクタ部、6・・団・
コレクタコア、7・・・・・・放熱翼、8・・川・コレ
クタ部品、9・・・・・・強磁性材製放熱翼、10・・
・・・・半円筒状放熱板。 代理人 弁理士  内 原   晋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子ビームを放射形成する電子銃部と、電子ビームとの
    相互作用により高周波増幅を行なう高周波回路部と、電
    子ビームを高周波回路に集束せしめる集束磁界装置部と
    、増幅に寄与した電子ビームを捕捉するコレクタ部とで
    構成されるマイクロ波管において、コレクタ部は、コレ
    クタコアの一部および、コレクタコアの外周に、ろう付
    固定された放熱翼の一部を、管軸に対して各々同じ点対
    称となる位置において強磁性材とし、これらと帰還磁気
    回路を形成するよう、該放熱翼の外周に、強磁性材から
    成る半円筒状放熱板を設置したことを特徴とするマイク
    ロ波管。
JP29112787A 1987-11-17 1987-11-17 マイクロ波管 Pending JPH01132030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29112787A JPH01132030A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 マイクロ波管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29112787A JPH01132030A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 マイクロ波管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01132030A true JPH01132030A (ja) 1989-05-24

Family

ID=17764804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29112787A Pending JPH01132030A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 マイクロ波管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01132030A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3450930A (en) Permanent magnet focused linear beam tube employing a compensating magnet structure between the main magnet and the beam collector
JPS6256621B2 (ja)
CN201877399U (zh) 具有一体式冷却结构的线包聚焦行波管
JP3147838B2 (ja) 進行波管のコレクタ構造
JPH01132030A (ja) マイクロ波管
JPS5842926B2 (ja) 永久磁石形磁気回路を有するマイクロ波管
JPH0578887B2 (ja)
JPS6353837A (ja) マイクロ波管
US5821693A (en) Electron beam tubes having a unitary envelope having stepped inner surface
JPH01132031A (ja) マイクロ波管
CN109148242B (zh) 一种电磁波振荡器
JPS63146325A (ja) マイクロ波管
JPS63213243A (ja) マイクロ波管
JPS6155212B2 (ja)
JP2703612B2 (ja) コレクタ電位低下型マイクロ波管
US3551729A (en) Traveling wave tube helix support structure
US20050067965A1 (en) Electronic tube with simplified collector
KR200162643Y1 (ko) 마그네트론
JP2808938B2 (ja) 大電力マイクロ波管
KR0139336Y1 (ko) 멀티빔 진공관
US3324337A (en) High frequency electron discharge device and focusing means therefor
JPH0330991Y2 (ja)
US3387167A (en) Linear beam microwave tube having pole caps providing a tapered magnetic field along the beam axis
JPH0227485Y2 (ja)
Rousseau et al. Development of a 75-Watt 60-GHz traveling-wave tube for intersatellite communications