JPH01131176A - 2−(2−ピリジルメチルスルフィニル)ベンズイミダゾール化合物の製造法 - Google Patents

2−(2−ピリジルメチルスルフィニル)ベンズイミダゾール化合物の製造法

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JPH01131176A
JPH01131176A JP63193657A JP19365788A JPH01131176A JP H01131176 A JPH01131176 A JP H01131176A JP 63193657 A JP63193657 A JP 63193657A JP 19365788 A JP19365788 A JP 19365788A JP H01131176 A JPH01131176 A JP H01131176A
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加藤 昌靖
Yoshio Toyoshima
豊島 良生
Norio Iwano
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 配置直Δ扛肛立訪 本発明は抗潰瘍剤として有用な2−(2−ピリジルメチ
ルスルフィニル)ベンズイミダゾール化合物(たとえば
米国特許第4255431号、ヨーロッパ特許公開第4
5200号、第74341号。
第80602号、第5129号、第174726号。
第175464号、イギリス特許公開第2134523
A号等参照)の製造法に関する。
更象へ艮( 2−(2−ピリジルメチルスルフィニル)ベンズイミダ
ゾール化合物を製造する方法としては、対応する2−(
2−ピリジルメチルチオ)ベンズイミダゾール化合物を
メタクロル過安息香酸で酸化する方法が知られている(
たとえば、米国特許第4255431号、ヨーロッパ特
許公開第80602号等参照)。
さらに、一般にスルフィドからスルホキサイドを得る方
法としては、過酸、過酸化水素、ヨードソベンゼン、N
−ハロサクシンイミド、第3級ブチルハイポクロライド
、メタ過ヨウ素酸ナトリウム、二酸化セレン、臭素、塩
素あるいはオゾンによる酸化などの方法が知られている
C 5aul  Patai、ザ・ケミストリー・オブ
・エーテルズ・クラウンエーテルズ・ハイドロオキジグ
ループス・エンド・ゼア・スルファ−・アナログズ(T
he  chemistry  orethers、c
rown  ethers、hydroxyl  gr
oups  andtheir  5ulpher  
analogues)、サブリメントE、パート l、
第539〜608頁、JOIIN  WILEY&5O
NS。
An  Interscience  Publica
tion(1980)、Michel  Madesc
laire、テトラヒドロン レポートナンバー210
(TETRAHEDRON  REPORT  NUM
BER210)、“シンセシス・オブ・スルホキサイド
・バイ・オキシデイジョン・オブ・チオエーテルズ(S
ynthesis  o「5ulroxides  b
y  0xidationof  Th1oether
s)” 、TeLrahedron、 42 、545
9−5495(1986)参照〕。
しかし、上記特許明細書および文献においては、過酸化
水素を酸化剤として用いて実際に2−(2−ピリジルメ
チルスルフィニル)ベンズイミダゾール化合物を製造し
た具体例は記載されていない。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、メタクロル過安息香酸で2−(2−ピリ
ジルメチルチオ)ベンズイミダゾール類を酸化して2−
(2−ピリジルメチルスルフィニル)ベンズイミダゾー
ル類にする場合には、収率が低く、2−(2−ピリジル
メチルスルホニル)ベンズイミダゾール N−オキサイ
ド類等の副生成物か多く生成する。該副生成物を再結晶
などの通常の精製方法によって2−(2−ピリジルメチ
ルスルフィニル)ベンズイミダゾール類から除くことは
非常に困難である。また、メタクロル過安息香酸は高価
な原料であるなどの問題点もある。
また、2−(2−ピリジルメチルチオ)ベンズイミダゾ
ール類を過酸化水素以外の前記酸化剤で酸化しようとす
ると、多くの場合反応が進行しなかったり、分解、副生
成物が多く収率が非常に低い(約75%以下)などの問
題点があった。
問題点を 決するための手段 本発明者らは、2−(2−ピリジルメチルチオ)ベンズ
イミダゾール類から2−(2−ピリジルメチルスルフィ
ニル)ベンズイミダゾール類を収率良く、しかも2−(
2−ピリジルメチルスルホニル)ベンズイミダゾール 
N−オキサイド類などの副生成物の生成が少ない方法を
見出す目的で鋭意研究したところ、バナジウム化合物、
たとえばバナジウム酸化物あるいはバナジウム塩を触媒
として、過酸化水素で酸化する方法が、該目的に合致す
ることを見出し、さらに研究した結果、本発明を完成し
た。
すなわち本発明は、一般式(1) [式中、Δ環は置換されていてもよく、R1は水素また
はN−保護基を、R1,R3およびR′は同一または異
なって水素、フッ素化されていてもよいアルキルまたは
フッ素化されていてもよいアルコキシをそれぞそれ示す
。]で表される化合物をバナジウム化合物の存在下に、
過酸化水素で酸化することを特徴とする一般式(n) [式中、A、rl’、R”、R”およびR4は前記と同
意義を有する。]で表される化合物の製造法に関する。
化合物(1)および(If)においてA環の置換基とし
ては、例えばアルキル、ハロゲン、シアノ、カルボキシ
、カルボアルコキシ、カルボアルコキシアルキル、カル
バモイル、カルバモイルアルキル、ヒドロキシ、アルコ
キシ、ヒドロキシアルキル、トリフルオロメチル、アシ
ル、カルバモイルオキシ、ニトロ、アシルオキシ、アリ
ール、アリールオキシ、アルキルチオおよびアルキルス
ルフィニル等が挙げられる。該アルキルとしては炭素数
1ないし7のものが好ましく、例としてメチル、エチル
、プロピル。
イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル等が挙げられる。該ハロゲンとしては、例
えばフッ素、塩素、臭素等が挙げられ、なかでもフッ素
が好ましい。該カルボアルコキシとしてはそのアルコキ
シの炭素数が1ないし4のものが好ましく、その例とし
てはたとえばカルボメトキシ(CI300C−)、カル
ボエトキシ(CtHsOOC)等が挙げられる。該カル
ボアルコキシアルキルとしては、そのアルコキシおよび
アルキルの炭素数がそれぞれ!ないし4のものが好まし
く、その例としてはたとえばカルボメトキシメチル(C
H,0OCCH!−)、カルボメトキシエチル(CH3
00CC,H,−) 、カルボエトキシメチル(C,H
,0OCC11,−) 、カルボエトキシエチル(C,
11,0OCC,H,−)等が挙げられる。該カルバモ
イルアルキルとしては、そのアルキルの炭素数が■ない
し4のものが好ましく、その例としてはたとえばカルバ
モイルメチル(H,NC0CR,−)。
カルバモイルエチル(H,NC0C,H,−)等が挙げ
られる。該アルコキシとしては炭素数1ないし5のもの
が好ましく、例としてはメトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、ペント
キシ等が挙げられる。該ヒドロキシアルキルとしては、
そのアルキルの炭素数が1ないし7のものが好ましく、
その例としてはたとえばヒドロキシメチル、!−ヒドロ
キシープロピルー2.1−ヒドロキシ−エチル−2,1
−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル−2等が挙げられ
る。該アシルとしては炭素数1ないし4のものが好まし
く、例としてホルミル、アセチル、プロピオニル。
ブチリル、イソブチリル等が挙げられる。該アシルオキ
シとしては、そのアシルの炭素数が1ないし4のものが
好ましく、その例としてはたとえばホルミルオキシ、ア
セチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、
イソブチリルオキシ等が挙げられる。該アリールとして
は、たとえばフェニル、トリル、ナフチル等が挙げられ
る。該アリールオキシとしては、たとえばフェニルオキ
シ、トリルオキシ、ナフチルオキシ等が挙げられる。該
アルキルチオとしては、そのアルキルの炭素数が1ない
し6のものが好ましく、その例としてはたとえばメチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ等が挙げられる。該ア
ルキルスルフィニルとしてはその炭素数がlないし6の
ものが好ましく、その例としては、たとえばメチルスル
フィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル
等が挙げられる。
A環は置換されていないか、もしくは上記置換基のなか
でもアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、アルコ
キシ等により4位または5位が置換されるのが特に好ま
しい。
R1で示されるN−保護基としては、たとえばアルキル
、アシル、カルボアルコキシ、カルバモイル、アルキル
カルバモイル、ジアルキルカルバモイル、アルキルカル
ボニルメチル、アルコキシカルボニルメチル、アルキル
スルホニル等が挙げられる。
該アルキルとしては、炭素数1ないし5のものが好まし
く、例としてメチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、ブチル、イソブチル、ペンチル等が挙げられる。該ア
シルとしては、A環の置換基と同様のものが挙げられる
。該カルボアルコキシとしては、A環の置換基と同様の
ものが挙げられる。
口 で表され、そのアルキルの炭素数は1ないし4が好まし
く、たとえばメチルカルバモイル、エチルカルバモイル
、プロピルカルバモイル、イソプロピルカルバモイル等
が挙げられる。該ジアルキル力のアルキルの炭素数は各
々lないし4が好ましく、たとえばジメチルカルバモイ
ル、ジエチルカルバモイル、N−メチル−N−エチルカ
ルバモイル等が挙げられる。該アルキルカルボニルメチ
ルは式アルキル−Co−CI、−で表され、そのアルキ
ルの炭素数は1ないし4が好ましく、例としてアセチル
メチル、プロピオニルメチル等が挙げられる。
該アルコキシカルボニルメチルは式アルキル−0CO−
C11,−で表され、そのアルキルの炭素数は1ないし
4が好ましく、例としてメトキシカルボニルメチル、エ
トキシカルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル
等が挙げられる。該アルキルスルホニルは式アルキル−
8o、−で表され、そのアルキルの炭素数は1ないし4
が好ましく、例としてメチルスルホニル、エチルスルホ
ニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル等
が挙げられる。
R1,R3およびR4で示されるフッ素化されていても
よいアルキルは、炭素数が1ないし4であることが好ま
しく、無置換アルキルの例としてはたとえばメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル等
が、フッ素置換アルキルの例としては、たとえばトリフ
ルオロメチル、2,2゜2−トリフルオロエチル、2,
2,3,3.3−ペンタフルオロプロピル、1−(トリ
フルオロメチル)−2,2,2−)リフルオロエチル、
2,2,3.3−テトラフルオロプロピル、2,2,3
,3,4,4.4−ヘプタフルオロブチル等が挙げられ
る。
R″、R″およびR4で示されるフッ素化されていても
よいアルコキシは、炭素数カ月ないし8であることが好
ましく、無置換アルコキシの例としてはメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブ
トキシ、ペントキシ、ヘキシルオキシ、ヘブヂルオキシ
、オクチルオキシ等が、フッ素置換アルコキシの例とし
ては2,2.2−トリフルオロエトキシ、2,2,3,
3.3−ペンタフルオロプロポキシ、1−()リフルオ
ロメチルl−2,2゜2−トリフルオロエトキシ、2,
2,3.3−テトラフルオロプロポキシ、2,2゜3,
3,4,4.4−へブタフルオロブトキシ、2,2,3
,3,4,4,5.5−オクタフルオロペントキシ等が
挙げられる。
化合物(1)および(II)についてさらに詳しく述べ
ると、A環は無置換もしくは、4位または5位がメトキ
シまたはトリフルオロメチルにより置換され、R1が水
素であり、R″およびR4が同一または異なって水素ま
たはメチルであり、かっR3は炭素数2ないし5のフッ
素化されたアルコキシであることが特に好ましい。
本発明で用いるバナジウム化合物としては五酸化バナジ
ウム(vtos)、メタバナジン酸ナトリウム(NaV
O3) 、 メタバナジン酸アンモニウム(NH4VO
3) 。
アセチルアセトンバナジウム(m ((CHsCOCH*C0CH*)*VO)などが挙げ
られ、好ましくは五酸化バナジウム、メタバナジン酸ナ
トリウム、アセチルアセトンバナジウムが用いられる。
該バナジウム化合物は通常化合物(I)に対して約0.
01.〜lOモル%、好ましくは約0.05〜2モル%
、特に好ましくは約0.1〜0.5モル%の範囲で用い
る。
過酸化水素としては通常過酸化水素水溶液を用いるが、
n−ブチルアルコールのような有機溶媒の溶液状態のも
のを用いてもよい。用いる過酸化水素の濃度は通常10
〜70%、好ましくは20〜40%の濃度範囲のものを
用いるが、特にこの範囲に限定されるものではない。
過酸化水素の使用量は、通常化合物(DI当量に対して
通常やや過剰量、好ましくは約1〜3当量、さらに好ま
しくは約1〜!、5当量用いればよい。
反応に用いる溶媒としては、クロロホルム、ジクロルメ
タンなどのハロゲン化炭化水素、テトラヒドロフラン、
ジオキサンのようなエーテル類、ジメチルホルムアミド
などのアミド類、エタノール、メタノール、イソプロパ
ツールのようなアルコール類、アセトン、メチルエチル
ケトンのようなケトン類、アセトニトリルのようなニト
リル類あるいは水などがあげられるが、好ましくはエタ
ノール、メタノール、アセトンあるいはアセトニトリル
が用いられ、さらに特に好ましくはエタノールが用いら
れる。これらの溶媒は単独または混合して用いることが
できる。反応に用いる溶媒量は化合物(T)1モル当た
り約0.5〜10Q1好ましくは約1〜5Qであるが特
にこの範囲に限定されるものではない。
反応温度は水冷下から用いられた溶媒の沸点付近まで、
通常水冷下から40℃程度で、さらに好ましくは約15
〜30℃で行われる。
反応時間は通常的0.5〜24時間、さらに好ましくは
約1〜8時間である。
上記の反応により生成した目的化合物(n)は、通常結
晶として反応液より析出してくるので、反応後過剰の過
酸化水素をチオ硫酸ナトリウム水溶液などを添加して分
解してから、析出結晶を濾過して単離することができる
が、必要に応じてクロロホルムなどで溶媒抽出してから
濃縮して単離してもよい。
単離した結晶は、必要に応じて再結晶、クロマトグラフ
ィーなどの慣用の手段により精製することができる。
また原料化合物(1)は、たとえば米国特許第4255
431号、ヨーロッパ特許公開第45200号、第74
341号、第80602号、第5129号、第1747
26号、第175464号、イギリス特許公開第213
4523A号等に記載の方法に従って製造できる。
実施例 本発明を、実施例および参考例によりさらに具体的に説
明する。
実施例1 2−((3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ
エトキシ)ピリド−2−イル〕メチルチオ〕ベンズイミ
ダゾール(−水和物)(1,77g)をジクロルメタン
(30d)に溶かし、これに過酸化水素のt−ブタノー
ル溶液(2,75d−−−−一過酸化水素として0 、
2 g)に五酸化バナジウム(5ng)を溶かした溶液
を15〜20℃で滴下し、その後20〜25℃で約1時
間反応した。反応終了後、反応液にチオ硫酸ナトリウム
水溶液(0,5g/30m)を加え、約10分間激しく
攪拌してから、静置し、分液した。ジクロルメタン層を
水(30d)で洗ってから、減圧下に濃縮し、残留物に
エタノール−水混液(9:1,10d)を加えて晶出し
た。晶出液を水冷してから、結晶を濾過し、結晶を水冷
したエタノール−水混液(8:2)で洗った。得られた
結晶にエタノール−水混液(9:l、10i)を加え、
加熱(65〜70℃)、攪拌して結晶を溶かし、不溶物
を熱時濾過して除いた。濾液を水冷して、結晶を晶出さ
せ、結晶を濾過し1.結晶を水冷したエタノール−水混
液(8:2)で洗ってから真空乾燥して2−((3−メ
チル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリ
ド−2−イル〕メチルスルフィニル〕ベンズイミダゾー
ル(1,64g)を白色結晶として得た。(収率:93
.2%)融点 177〜178℃(分解) 実施例2 2−((3−メチル−4−(2,2,2−)リフルオロ
エトキシ)ピリド−2−イル〕メチルチオ〕ベンズイミ
ダゾール(−水和物)(10,0g)をエタノール(7
5d)に溶かし、これにメタバナジン酸ナトリウム(1
5mg)を35%過酸化水素水(3,07g)に溶かし
た溶液を加え、20〜25℃で攪拌して、約8時間反応
した。反応終了後、反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液
(1g15d)を加え、約10分間激しく攪拌してから
、結晶を濾過し、結晶を水冷したエタノール−水混液(
1:1)で、洗った。得られた結晶にエタノール−水混
液(9:1゜50−)を加え、加熱(65〜70℃)、
攪拌して結晶を溶かし、不溶物を熱時濾過して除いた。
濾液を水冷して、結晶を晶出させ、結晶を濾過し、結晶
を水冷したエタノール−水混液(8:2)で洗ってから
真空乾燥して2−((3−メチル−4−(2,2,2−
トリフルオロエトキシ)ピリド−2−イル〕メチルスル
フィニル〕ベンズイミダゾール(9,0g)を白色針状
結晶として得た。(収率:90゜5%)融点 177〜
178℃(分解)実施例3 2−((3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ
エトキシ)ピリド−2−イル〕メチルチオ〕ベンズイミ
ダゾール(−水和物)(20,0g)をエタノール(1
50d)に溶かし、これに35%過酸化水素水(6,1
4g)とエタノール(6d)の混液に五酸化バナジウム
(30mg)を溶かした溶液を約20℃で滴下し、その
後18〜22℃で約2.5時間反応した。反応終了後、
反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液(2g/60d)を
加え、水冷下約1時間攪拌した。その後結晶を濾過し、
結晶を水冷したエタノール−水混液(1:1)で洗った
。得られた結晶にエタノール−水混液(9:1.110
d)を加え、加熱(70〜80℃)、攪拌して結晶を溶
かし、不溶物を熱時濾過して除いた。濾液を水冷して、
結晶を晶出させ、結晶を濾過し、結晶を水冷したエタノ
ール−水混液(8:2)で洗ってから真空乾燥して2−
((3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエト
キシ)ピリド−2−イル〕メチルスルフィニル〕ベンズ
イミダゾール(17,8°g)を白色針状結晶として得
た。(収率:89.5%)融点 177〜178℃(分
解) 実施例4 アセチルアセトン バナジウム(IV)(40mg)を
エタノール(150d)に溶かし、これに2−((3−
メチル−4−(2,2,2−)リフルオロエトキシ)ピ
リド−2−イル〕メチルチオ〕ベンズイミダゾール(−
水和物)(20,0g)を加えてから、これに35%過
酸化水素水(6,14g)を20〜25℃で滴下し、そ
の後20〜25℃で約5時間反応した。反応終了後、反
応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液(2,7g/16d)
を加え、約10分間激しく攪拌した。析出している結晶
を濾過し、結晶を水冷したエタノール−水混液(8:2
)で洗った。
得られた結晶にエタノール−水混液(9:1,90−)
を加え、加熱(60〜70℃)、攪拌して結晶を溶かし
、不溶物を熱時濾過して除いてから、水冷して晶出させ
た。結晶を濾過し結晶を水冷したエタノール−水混液(
8:2)で洗ってから真空乾燥して2−((3−メチル
−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリド−
2−イル〕メチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール(
18,1g)を白色針状結晶として得た。(収率:91
.0%)融点 177〜178℃(分解) 実施例5 実施例1〜4および後述する参考例で得られた2−((
3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ
)ピリド−2−イル〕メチルスルフィニル〕ベンズイミ
ダゾールを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で
分析したところ、次のような結果であった。
I(PLO測定条件 使用機器:島津高速液体りロマトグラフLC−6A型 検出器:島津紫外吸光光度計 5PD−6A型測定波長
 254nm データー処理装置:島津 CR−3A型カラム:Nuc
leosil 5 C、s(150X 40mm i、
d、) カラム温度:25℃付近の一定温度 移動相:メタノールー水−トリエチルアミン混液(60
:40:1)にリン酸を加えてpH7,0に調整する 流  速:0.7d/g+in。
分析時間=30分 参考例 2−((3−メヂルー4−(2,2,2−トリフルオロ
エトキシ)ピリド−2−イル〕メチルチオ〕ベンズイミ
ダゾール(−水和物)(20g)をクロロホルム(20
01n1)に溶かし、これにメタクロロ過安息香酸(1
3,5g)のクロロホルム(200d)溶液を5℃以下
でゆっくりと滴下した後、同温度で約10分間攪拌した
。反応終了後反応液を重炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧下にクロロ
ホルムを留去した。残留物にエタノール(100d)を
加え、結晶化させ、水冷した後、結晶をろ過し、水冷し
たエタノールで洗った。得られた結晶にエタノール−水
混液(9:l、90i)を加え、加熱(65〜70℃)
、攪拌して結晶を溶かし、不溶物を熱時ろ過して除いた
。該ろ液を水冷して結晶を品出させ、結晶をろ過し、結
晶を水冷したエタノール−水混液(8:2)で洗ってか
ら真空乾燥して2−((3−メチル−4−(2,2,2
−)リフルオロエトキシ)ピリド−2−イル〕メチルス
ルフィニル〕ベンズイミダゾール(14,9g、収率7
4.9%)を白色針状結晶として得た。融点 177〜
178℃(分解) 発明の効果 本発明の製造法によると、2−(2−ピリジルメチルス
ルホニル)ベンズイミダゾール N−オキサイド類等の
副生成物の生成が少なく、しかも収率良く(約85%以
上)、2−(2−ピリジルメチルスルフィニル)ベンズ
イミダゾール化合物を得ることができる。
代理人  弁理士  岩 1)  弘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A環は置換されていてもよく、R^1は水素ま
    たはN−保護基を、R^2、R^3およびR^4は同一
    または異なって水素、フッ素化されていてもよいアルキ
    ルまたはフッ素化されていてもよいアルコキシをそれぞ
    それ示す。]で表される化合物をバナジウム化合物の存
    在下に、過酸化水素で酸化することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A、R^1、R^2、R^3およびR^4は前
    記と同意義を有する。]で表される化合物の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002338567A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Takeda Chem Ind Ltd 結晶の製造法
WO2006030936A1 (ja) 2004-09-13 2006-03-23 Takeda Pharmaceutical Company Limited 酸化化合物の製造方法及び製造装置

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