JPH01130942A - 耐久性に優れた積層金属板 - Google Patents

耐久性に優れた積層金属板

Info

Publication number
JPH01130942A
JPH01130942A JP29009087A JP29009087A JPH01130942A JP H01130942 A JPH01130942 A JP H01130942A JP 29009087 A JP29009087 A JP 29009087A JP 29009087 A JP29009087 A JP 29009087A JP H01130942 A JPH01130942 A JP H01130942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plates
metal plate
laminated
adhesive
laminated metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29009087A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaburo Takizawa
瀧澤 謙三郎
Haruo Kaji
梶 晴男
Masanori Matsuoka
松岡 雅典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP29009087A priority Critical patent/JPH01130942A/ja
Publication of JPH01130942A publication Critical patent/JPH01130942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は耐久性に優れた積層金属板に関し、さらに詳し
くは、長期間にわたり優れた接着作用を発揮する、例え
ば、建築材料として好適な端面を加工した耐久性に優れ
た積層金属板に関するものである。
し従来技術] 接着作用を有する非金属材料を間に挟んだ積層金属板は
、各種の用途への適用が検討されている。
しかし、従来の積層金属板は端面において金属板の間に
挟持されている接着作用を有する非金属材料が露出して
いるため、以下説明するような問題があり、用途が限定
され、かつ、積層金属板の有効活用が阻まれていた。
■長期間使用すると、端面およびその近傍において金属
板の間に挟持されている非金属材料の接着作用が消失ま
たは低減して、積層金属板の端部から剥離が生じ、積層
金属板としての機能を果たさなくなる(第9図参照)。
■積層金属板の製造することが可能な寸法には制約があ
るため、この制約を越える幅広な或いは長尺の積層金属
板を必要とする場合は、継ぎ足しが不可欠となるが、こ
の継ぎ足しに際しての継手形式として重ね継手を採用す
ると、この継手部に残存する端面ば接着作用を有する非
金属材料が露出しているため、■の現象が生じるのみな
らず、この継手部においては板厚が倍増する(第11図
参照)。■継手部の形成に際して、突合わせ形式を採用
すると、継手部における板厚の倍増を回避することは可
能であるが、継手縁全長にわたって溶接が必要となり、
この溶接の高熱の影響によって金属板の間に挟持されて
いる接着作用のある非金属材料が溶融して健全な溶接継
手部を形成できないばかりでなく、継手部近傍において
接着作用が消失して剥離が生じる(第10図参照)。
この従来技術の問題の中で、■および■は接着作用を有
する非金属材料が端部で露出しているために長期間の使
用に耐えられないのであり、また、従来技術の問題■は
接着作用を有する非金属材料が溶接部に存在するので、
健全な溶接施工が不能となるのみならず、継手部近傍に
剥離を生じるためである。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に説明したような、従来技術における種々
の問題点に鑑み、本発明者が鋭意研究を行い、検討を重
ねた結果、■接着作用を有する非金属材料が長期間使用
しても端部に露出しないこと、および、■接続施工する
領域に接着作用を有する非金属材料を存在させないこと
が不可欠であることを見出だし、耐久性に優れた積層金
属板を開発したのである。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る耐久性に優れた積層金属板は、(1)接着
作用を有する非金属材料が複数枚の金属板の間に設けら
れ、かつ、その全端面または一部の端面が金属板の積層
方向に鋸歯形状に形成されていることを特徴とする耐久
性に優れた積層金属板を第1の発明とし、 一3= (2)接着作用を有する非金属材料が複数枚の金属板の
間に設けられ、かつ、その全端面または一部の端面が金
属板の積層方向に鋸歯形状に形成されており、さらに、
端面の少なくとも一部が金属板により接合されているこ
とを特徴とする耐久性に優れた積層金属板を第2の発明
とし、 (3)接着作用を有する非金属材料が複数枚の金属板の
間に設けられ、かつ、その全端面または一部の端面が金
属板の積層方向に鋸歯形状を形成されており、さらに、
鋸歯形状の溝底部が接着作用を有する非金属材料である
ことを特徴とする耐久性に優れた積層金属板を第3の発
明とする3つの発明よりなるものである。
本発明に係る耐久性に優れた積層金属板について、以下
詳細に説明する。
第1図、第2図および第3図は本発明に係る耐久性に優
れた積層金属板の例を示す断面図である。
第1図は金属板lおよび2の間に接着作用を有する非金
属材料4が挟持されており、そして、両端面にある鋸歯
形状の溝底部が接着作用を有する非金属材料4′である
積層金属板である。
第2図は金属板1および2の間に接着作用のある非金属
材料4が挟持されており、そして、両端面の鋸歯形状の
凸部が金属板lおよび2が接合4″されている積層金属
板である。
第3図は金属板1および2の間に接着作用を有する非金
属材料4が挟持されており、そして、−方の端面は鋸歯
形状の溝底部に接着作用のある非金属材料4′であり、
他の一方は鋸歯形状の凸部が金属板1および2が接合4
″されている積層金属板である。
第4図は金属板1.2および3の3枚で、金属板1と2
および金属板2と3の間に接着作用のある非金属材料4
および5が挟持されており、そして、その両端面にある
鋸歯形状の2つの溝底部が接着作用のある非金属材料4
′と5′である積層金属板である。
第5図は金属板1,2および3の3枚で、金属板lと2
および金属板2と3の間に接着作用のある非金属材料4
および5が挟持されており、そして、その両端面の鋸歯
形状の凸部は金属板1.2および3が接合4″されてい
る積層金属板である。
第6図は金属板1,2および3の3枚で、金属板lと2
および金属板2と3の間に接着作用のある非金属材料4
および5が挟持されており、そして、その一方は鋸歯形
状の溝底部に接着作用のある非金属材料4′と5′であ
り、他の一方は金属板1.2および3が接合4″されて
いる積層金属板である。
第7図は第2図の鋸歯形状の接合4″されている凸部を
第3図の鋸歯形状の溝底部の接着作用のある非金属材料
4′に接続した場合の長尺化した積層金属板の1例を示
す。
第8図は3枚の金属板の場合で、第5図と第6図とを接
続して長尺化した積層金属板の1例を示す。
本発明に係る耐久性に優れた積層金属板において、使用
できる金属板は炭素鋼、ステンレス鋼、合金鋼、チタニ
ウム、チタニウム合金、アルミニウム、アルミニウム合
金等が挙げられるが、特に、基本的には何でも使用でき
る。
また、接着作用を有する非金属材料としては、特に限定
的ではないが、例えば、粘着・弾性樹脂、ポリオレフィ
ン系接着樹脂等が使用できる。
[実 施 例] 本発明に係る耐久性に優れた積層金属板の実施例を説明
する。
実施例 金属板として厚さ1.Ommの軟鋼を使用し、接着作用
を有する非金属材料として樹脂を採用して、端面を第2
図、第3図、第5図および第6図の鋸歯形状とした積層
金属板を製作した。なお、端面の密封はTIG溶接によ
り行なった。
比較例として端面を第7図の積層金属板を製作した。
第1表に評価結果を示す。
この第1表より本発明に係る耐久性に優れた積層金属板
が、比較例に比べて優れていることがわかる。
No、2・・・第9図の積層金属板2枚を用いて突合わ
せ継手をTIG溶接により製作(第1Q図) No、3・・・第9図の積層金属板2枚を用いて重ね継
手をTIG溶接により隅肉溶接で製作(第11図) NO14・・・第2図 No、5・・・第2図の積層金属板と第3図の積層金属
板を用いて第7図の積層金属板を製作(継手部はシーム
溶接)NO161・・第5図 N017・・・第5図の積層金属板と第6図の積層金属
板を用いて第8図の積層金属板を製作(継手部はシーム
溶接)[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る耐久性に優れた積層
金属板は上記の構成であるから、金属板と金属板との間
の接着作用を有する非金属材料が露出していないので、
接着作用を有する非金属材料の接着作用が消失したり低
減して積層金属板の端部から剥離することがなく、また
、継手部の厚さが倍増することがなく、さらに、溶接熱
により接着作用を有する非金属材料が溶融することがな
いという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明に係る耐久性に優れた積層金属
板の例を示す図、第9図〜第11図は比較例を示す図で
ある。 1.2.3・・・金属板、4.5・・・接着作用を有す
る非金属材料、4’、5’  ・・・鋸歯形状の溝底部
の接着作用を有する非金属材料。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接着作用を有する非金属材料が複数枚の金属板の
    間に設けられ、かつ、その全端面または一部の端面が金
    属板の積層方向に鋸歯形状に形成されていることを特徴
    とする耐久性に優れた積層金属板。
  2. (2)接着作用を有する非金属材料が複数枚の金属板の
    間に設けられ、かつ、その全端面または一部の端面が金
    属板の積層方向に鋸歯形状に形成されており、さらに、
    端面の少なくとも一部が金属板により接合されているこ
    とを特徴とする耐久性に優れた積層金属板。
  3. (3)接着作用を有する非金属材料が複数枚の金属板の
    間に設けられ、かつ、その全端面または一部の端面が金
    属板の積層方向に鋸歯形状を形成されており、さらに、
    鋸歯形状の溝底部が接着作用を有する非金属材料である
    ことを特徴とする耐久性に優れた積層金属板。
JP29009087A 1987-11-17 1987-11-17 耐久性に優れた積層金属板 Pending JPH01130942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29009087A JPH01130942A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 耐久性に優れた積層金属板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29009087A JPH01130942A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 耐久性に優れた積層金属板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01130942A true JPH01130942A (ja) 1989-05-23

Family

ID=17751669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29009087A Pending JPH01130942A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 耐久性に優れた積層金属板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01130942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126542A (ja) * 1989-10-12 1991-05-29 Nippon Steel Corp 樹脂サンドイッチ型金属板の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126542A (ja) * 1989-10-12 1991-05-29 Nippon Steel Corp 樹脂サンドイッチ型金属板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2232480C (en) Process for lap-bonding of two metal members having different melting points
US4489529A (en) Reinforced ceiling runner
GB1296301A (ja)
JP2008515504A5 (ja)
JPH02139223A (ja) 熱可塑性樹脂部材の積層方法
RU2355580C2 (ru) Ламинат со сваренными встык металлическими слоями
JPH01130942A (ja) 耐久性に優れた積層金属板
KR20190085139A (ko) 초음파 접합용 공구 및 초음파 접합 방법
JP2530775B2 (ja) ハニカムパネル及びハニカムパネルの製造方法
JPH0213892B2 (ja)
JPS58191154A (ja) 易溶接性の金属と樹脂と金属の積層板
JP2544849B2 (ja) ハニカムパネル及びハニカムパネルの製造方法
JPS60118014U (ja) 異種材継手
JPH028041A (ja) スポット溶接可能な接着クラッド金属板
JPH0321444A (ja) 溶接性に優れた樹脂サンドウィッチ型制振厚鋼板
JPH0421940Y2 (ja)
JPS61262475A (ja) クラツド材
JPH07189419A (ja) ろう付けハニカムパネルの製造方法
JPS58132550A (ja) 電気溶接が可能な金属と樹脂のサンドイツチ積層板
JPH067952A (ja) 複層鋼板の溶接方法
JPS60170571A (ja) 金属板の接合方法
JPS62222840A (ja) 自動車用複合鋼板
JPS634428Y2 (ja)
JPH0370711U (ja)
JPH03193286A (ja) バネプレートとアーマチュアプレートの接合体及びその接合法