JPH01129729A - 水平垂直回転台装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は監視用のテレビカメラ、その他の電子機器等を
取付けたシ、載置したりするための水平垂直回転台装置
に関する。

従来の技術 一般に監視用のテレビカメラを天井等に取付ける場合、
第４図に示すように水平・垂直両方向に回転する回転台
装置を使用することが多い。すなわち、第４図において
４０は天井等に直接取付ける筐体であり、この筐体４０
内にはモータ４１が取付けられ、このモータ４１の回転
軸には上記回転軸と共に水平方向に回転するフレーム４
３が取付けられている。そして、フレーム４３の互いに
対向する側板間には更に垂直方向に回転するフレーム必
が取付けられておシ、このフレーム弱は上記一方の側板
に取付けられた別のモータ４２によって回転駆動される
ように構成されている。したがって、フレーム躬にテレ
ビカメラ４５等を取付け、モータ４１．４２をそれぞれ
回転駆動すればテレビカメラ４５等を水平、垂直いずれ
の方向にも任意に動かすことができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の水平垂直回転台装置では、水
平方向に回転するフレーム４３に垂直方向に回転するフ
レーム必を垂直方向に回転させるためのモータ４２を取
付けておシ、モータ４２自体もフレーム弱と共に回転す
ることになり、フレーム４３を水平方向に回転させる場
合、全体としてその慣性モーメントが著しく大きく、高
速に応答させることが殆んど不可能であるという問題が
あった。

また、従来の回転台装置では図示していないがモータ４
２に電源を供給するためのケーブルが邪魔になり、フレ
ーム４３を３６０°以上回転させることが不可能であシ
、さらにフレーム４３０回転毎に上記ケーブルに不要な
機械的ストレスが加わシ、長期間の使用によってケーブ
ルが断線する可能性があシ、実用上きわめて不都合であ
った。

本発明は以上のような従来の欠点を除去するものであシ
簡単な構成で高速応答が可能でかつ、モータへの電源供
給用ケーブルがフレームの回転に何ら係わりない優れた
水平垂直回転台装置を提供することを目的とするもので
ある。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、水平方向に回転す
るフレームの回転軸を中空にし、その回転軸の中空部に
垂直方向に回転するフレームの回転駆動するための回転
軸を挿入し、上記水平方向、垂直方向に回転する回転軸
を駆動するそれぞれのモータを共に天井等に取付ける筐
体に内装するように構成したものでおる。

作用 したがって、本発明によれば水平方向に回転するフレー
ムに垂直方向に回転するフレームを駆動するためのモー
タを取付ける必要がなくそのために水平方向に回転する
フレームの慣性モーメントを比較的小さくすることがで
き、水平方向の回転を著しく高速応答させることができ
るという作用を有する。さらに、本発明によれば水平・
垂直方向に駆動するモータを共に同一筐体に収納し、固
定することができるので電源ケーブルを引き廻す必要が
ないのでフレームの回転に対し何ら影響を及ぼさないと
いう作用を有する。

実施例 第１図は本発明の水平垂直回転台装置における一実施例
の断側面図である。第１図において、１は天井等に取付
けられる筐体であり、この筐体１にはそれぞれ水平回転
用モータ２、垂直回転用モータ３が取付けられている。

４は水平回転用モータ２の回転軸に取付けられた水平回
転駆動ギヤーであシ、水平回転従動ギヤー５とかみ合っ
ている。

水平回転従動ギヤー５は水平回転中空軸６、水平回転フ
レーム７と一体になっている。８は垂直回転駆動ギヤー
であり、水平回転中空軸６の中を通る垂直回転用モータ
３の回転軸に固定されている。

９は垂直回転従動ギヤーであシ、垂直回転駆動ギヤー８
とかみ合いテレビカメラ開穴フレーム１０と一体になっ
ている。

１１はテレビカメラであシ、カメラ固定フレーム１０に
固定されている。

次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おいて、垂直回転用モータが回転すると垂直回転駆動ギ
ヤー８が回転し、垂直回転従動ギヤー９に回転が伝わシ
カメラ固定フレーム１０及びテレビカメラ１１が垂直方
向に回転する。

また、水平回転用モータ１が回転すると水平回転駆動ギ
ヤー４が回転し、水平回転従動ギヤー５を伝わって水平
回転フレーム７、垂直回転従動ギヤー９、カメラ固定フ
レーム１０及びテレビカメラ１１が水平回転する。この
時、垂直回転駆動ギヤー８が停止した状態で水平回転フ
レーム７が回転すると垂直回転従動ギヤー９に対して垂
直回転駆動ギヤー８も回転することになり、垂直回転従
動ギヤー９及びカメラ１１が垂直方向に回転する。この
場合、水平回転用モータ２と垂直回転用モータ３との相
対回転角を制御する手段を設けることにより垂直回転用
モータ３を同時に回転させ、テレビカメラ１１を水平方
向にのみ回転させることができる。

第２図は他の実施例を示すものであシ、この実施例では
筐体２０１Ｃ取付けられた水平回転用モータ２１の回転
軸を中空とし、水平回転フレーム２３と一体にしている
。同様に筐体２０に取付けられた垂直回転用モータ２２
の回転軸は水平回転用モータ２１の回転軸の中空部分を
貫通し垂直回転駆動ギヤー２４と一体になっている。２
５は垂直回転従動ギヤーであシ、垂直回転駆動ギヤー２
４とかみ合いカメラ固定フレーム２７と一体になってい
る。２６はテレビカメラでカメラ固定フレーム２７に固
定されている。

したがって、この実施例では水平回転フレーム２３を水
平回転用モータ２１で直接回転させることができる。ま
た水平回転用モータ２１と垂直回転用モータを筐体２０
の内部に２段重ねて配置することができるので装置の小
形化に極めて大きな効果を有する。

第３図は第１図において、水平回転用モータ２と垂直回
転用モータ３との相対回転角を制御する一手段を示すブ
ロック図である。

第３図において、３０は水平回転角設定部、３１は垂直
回転角設定部であシ、相対回転角計算部３２により水平
回転角と垂直回転角との相対回転角を計算する。３３は
水平回転駆動回路で水平回転用モータ３４を駆動する。

３５は垂直回転駆動回路で垂直回転用モータ３６を駆動
する。３７は水平回転用モータ回転角検出部で、３８は
垂直回転用モータ回転角検出部である。３９は第１図、
第２図における回転台機構である。

次に水平回転と垂直回転との相対回転角を制御する一手
段による動作について説明する。水平回転に際しては、
水平回転角と水平回転用モータの回転角が対応し、水平
回転角設定部３０によって設定された設定値と水平回転
用モータ回転角検出部３７で検出された角度とを比較し
フィードバック制御を行う、また、垂直回転に対しては
、その角度は水平回転用モータの回転角と垂直回転用モ
ータの回転角との相対角に対応しているので、相対回転
角計算部３２により、垂直回転用モータの回転角を設定
し、次いでその設定値と垂直回転用モータ回転用モータ
回転角検出部３８で検出された角度とを比較しフィード
バック制御を行う。このような制御を行うことにより、
回転台機構３９において水平回転角と垂直回転角のそれ
ぞれを独立して設定し、制御することができる。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、水平回転中空
軸の中に垂直回転用モータの回転軸を貫通し、水平回転
用モータと垂直回転用モータとの相対回転角を制御する
ことによってそれぞれ独立して角度設定が行えるので垂
直回転用モータへの電源供給用ケーブルが回転による機
械的ストレスを受は断線することもなくかつ、水平回転
を高速応答により行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における水平垂直回転台装置
の要部構成の断側面図、第２図は本発明の他の実施例に
おける同装置の要部構成の断側面図、第３図は本発明の
一実施例における同装置の制御手段の概略ブロック図、
第４図は従来の水平垂直回転台装置の要部構成の断側面
図である。 １．２０・・・筐体、２，２１・・・水平回転用モータ
、３゜２２・・・垂直回転用モータ、４・・・水平回転
駆動ギヤー、５・・・水平回転従動ギヤー、６・・・水
平回転中空軸、７．２３・・・水平回転フレーム、８．
２４・・・垂直回転駆動ギヤー、９，２５・・・垂直回
転従動ギヤー、１０．２７・・・垂直回転フレーム、１
１．２６・・・テレビカメラ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男ほか１名ｇ１図 二１　二　＊ｑ−ｔｓ＄≧；ノ４−ｃ夕、　ｙ：　ｔＡ
ｔＥ＃Ｊ−ｔ−ｐ　、６：埼梱也すぎ〜。 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水平回転用モータと垂直回転用モータを設け、前記水平
   回転用モータの回転軸を中空にし、その中空部に前記垂
   直回転用モータの回転軸を貫通して設けるとともに、そ
   れぞれのモータの相対回転角を制御する手段を備えた水
   平垂直回転台装置。