JPH0112934Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112934Y2 JPH0112934Y2 JP2556484U JP2556484U JPH0112934Y2 JP H0112934 Y2 JPH0112934 Y2 JP H0112934Y2 JP 2556484 U JP2556484 U JP 2556484U JP 2556484 U JP2556484 U JP 2556484U JP H0112934 Y2 JPH0112934 Y2 JP H0112934Y2
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- ceramic
- magnetized
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- Expired
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- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作機械等のセラミツク部材に係り、
特に旋盤等の主軸台、スライド台、刃物台等のセ
ラミツク部材の顕出表面に磁性化部材を埋設して
成る工作機械等のセラミツク部材に係る。
特に旋盤等の主軸台、スライド台、刃物台等のセ
ラミツク部材の顕出表面に磁性化部材を埋設して
成る工作機械等のセラミツク部材に係る。
近年、セラミツクはその素材、組成物、焼結方
法等の開発及び改良によつてめざましい発展を
し、工作機械の部材の分野にも進出しつつある。
法等の開発及び改良によつてめざましい発展を
し、工作機械の部材の分野にも進出しつつある。
セラミツクの特性としては耐熱性、耐熱膨張
性、耐摩耗性等が挙げられ、また非磁性体であ
る。従つて例えば従来公知の金属製旋盤の主軸
台、スライド台、刃物台等をセラミツクで形成す
るとき、耐摩耗性、耐熱膨張性にすぐれて精密加
工用に適するが、非磁性であることが一つの難点
となつている。
性、耐摩耗性等が挙げられ、また非磁性体であ
る。従つて例えば従来公知の金属製旋盤の主軸
台、スライド台、刃物台等をセラミツクで形成す
るとき、耐摩耗性、耐熱膨張性にすぐれて精密加
工用に適するが、非磁性であることが一つの難点
となつている。
すなわち、金属製の旋盤においては、研削作業
時などの時に磁石台に取り付け、或いは完成され
た機械の精度測定及びツーリングを行なうときマ
グネツトスタンドの作業ができたが、セラミツク
の前記部材ではそれが不可能である。
時などの時に磁石台に取り付け、或いは完成され
た機械の精度測定及びツーリングを行なうときマ
グネツトスタンドの作業ができたが、セラミツク
の前記部材ではそれが不可能である。
本考案はそれらの難点を解消するために創案さ
れたものでセラミツク製でありながらマグネツト
スタンド等が磁着する工作機械等のセラミツク部
材を提供することを目的としているもので、その
構成は工作機械等に組みこまれるセラミツク製部
材の顕出表面に磁性化部材を埋設して成ることを
特徴としている。
れたものでセラミツク製でありながらマグネツト
スタンド等が磁着する工作機械等のセラミツク部
材を提供することを目的としているもので、その
構成は工作機械等に組みこまれるセラミツク製部
材の顕出表面に磁性化部材を埋設して成ることを
特徴としている。
上記構成により成る本考案によれば、例えば旋
盤の主軸台、スライド台、刃物台等のセラミツク
部材の顕出表面に鉄材或いは永久磁石材等の磁性
化部材を埋設することによつて、金属製と同様に
マグネツトスタンド等を磁着させられる効果があ
る。
盤の主軸台、スライド台、刃物台等のセラミツク
部材の顕出表面に鉄材或いは永久磁石材等の磁性
化部材を埋設することによつて、金属製と同様に
マグネツトスタンド等を磁着させられる効果があ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
旋盤１の主軸台２、スライド台３、刃物台４は
従来の金属製旋盤と同じ構成であるがセラミツク
によつて形成されている。前記主軸台２の側面の
所望位置に磁性化部材５，５を埋設してある。該
主軸台２には、あらかじめ埋設孔２ａ，２ａ…を
開設しておき、鉄材等による磁性化部材５，５…
をエポキシ樹脂系等の接着剤を塗着して埋設固着
し、表面は主軸台表面と平滑に仕上げる。この場
合磁性化部材５，５は圧入、鋳入であつてもよ
い。第３図はスライド台３の斜視図である。スラ
イド台３の上面には、所望の位置に磁性化部材
６，６を適宜埋設している。該磁性化部材６，６
…は金属円柱体であつてもよいし、第４図に示す
ような円盤体下面に突体の形成されたものであつ
てもよい。また、金属体に限らず、プラスチツク
中に金属粉を混入して成形した成形体、或いは金
属粉を混合したセラミツクであつてもよい。
従来の金属製旋盤と同じ構成であるがセラミツク
によつて形成されている。前記主軸台２の側面の
所望位置に磁性化部材５，５を埋設してある。該
主軸台２には、あらかじめ埋設孔２ａ，２ａ…を
開設しておき、鉄材等による磁性化部材５，５…
をエポキシ樹脂系等の接着剤を塗着して埋設固着
し、表面は主軸台表面と平滑に仕上げる。この場
合磁性化部材５，５は圧入、鋳入であつてもよ
い。第３図はスライド台３の斜視図である。スラ
イド台３の上面には、所望の位置に磁性化部材
６，６を適宜埋設している。該磁性化部材６，６
…は金属円柱体であつてもよいし、第４図に示す
ような円盤体下面に突体の形成されたものであつ
てもよい。また、金属体に限らず、プラスチツク
中に金属粉を混入して成形した成形体、或いは金
属粉を混合したセラミツクであつてもよい。
また、前記磁性化部材は第５図、第６図に示す
ように、網目状に埋設することができる。セラミ
ツク製部材７の表面に網目状溝８を刻設し、該網
目状溝８に磁性化部材９を埋設する。この磁性化
部材９の埋設方法は例えば鋳鉄鋳入の方法、或い
は象嵌、圧入等、適宜選択する。
ように、網目状に埋設することができる。セラミ
ツク製部材７の表面に網目状溝８を刻設し、該網
目状溝８に磁性化部材９を埋設する。この磁性化
部材９の埋設方法は例えば鋳鉄鋳入の方法、或い
は象嵌、圧入等、適宜選択する。
金属材以外を埋設する方法としては、例えば、
合成樹脂材の中に金属粉を混入して網目状溝８に
流し込んで硬化させる方法がある。
合成樹脂材の中に金属粉を混入して網目状溝８に
流し込んで硬化させる方法がある。
また、セラミツク製部材７にあらかじめ網目状
溝８を形成しておき、金属粉を混入したセラミツ
ク材を溝８に充填させて更に焼結させる方法があ
る。
溝８を形成しておき、金属粉を混入したセラミツ
ク材を溝８に充填させて更に焼結させる方法があ
る。
前記磁性化部材は第７図に示すように、セラミ
ツク製部材１０の所望表面に広面状に埋設するこ
とができる。この場合も、磁性化部材１１の素
材、埋設方法等は体記網目状のものと同じでよ
い。上記のように、本考案によれば、例えば旋盤
の主軸台、スライド台、刃物台等をセラミツクで
形成したものにあつて、それらセラミツク製部材
の組立時に顕出する表面に適宜所望状に磁性化部
材を埋設したものであるから、従来の金属製と同
様に、研削作業時などに磁石台に取り付け、或い
は完成された機械の精度測定及びツーリングを行
なう時、マグネツトスタンドの作業ができる効果
がある。
ツク製部材１０の所望表面に広面状に埋設するこ
とができる。この場合も、磁性化部材１１の素
材、埋設方法等は体記網目状のものと同じでよ
い。上記のように、本考案によれば、例えば旋盤
の主軸台、スライド台、刃物台等をセラミツクで
形成したものにあつて、それらセラミツク製部材
の組立時に顕出する表面に適宜所望状に磁性化部
材を埋設したものであるから、従来の金属製と同
様に、研削作業時などに磁石台に取り付け、或い
は完成された機械の精度測定及びツーリングを行
なう時、マグネツトスタンドの作業ができる効果
がある。
第１図は旋盤の正面図、第２図はセラミツク製
部材に埋設した磁性化部材の斜視図、第３図はセ
ラミツク製部材であるスライド台の斜視図、第４
図は磁性化部材の斜視図、第５図は他の実施例を
示すセラミツク製部材要部斜視図、第６図は第５
図におけるＡ−Ａ断面図、第７図は他の実施例を
示すセラミツク製部材要部断面斜視図である。 １……旋盤、２……セラミツク製主軸台、３…
…セラミツク製スライド台、４……セラミツク製
刃物台、５，６……磁性化部材、７……セラミツ
ク製部材、８……網目状溝、９……磁性化部材、
１０……セラミツク製部材、１１……磁性化部
材。
部材に埋設した磁性化部材の斜視図、第３図はセ
ラミツク製部材であるスライド台の斜視図、第４
図は磁性化部材の斜視図、第５図は他の実施例を
示すセラミツク製部材要部斜視図、第６図は第５
図におけるＡ−Ａ断面図、第７図は他の実施例を
示すセラミツク製部材要部断面斜視図である。 １……旋盤、２……セラミツク製主軸台、３…
…セラミツク製スライド台、４……セラミツク製
刃物台、５，６……磁性化部材、７……セラミツ
ク製部材、８……網目状溝、９……磁性化部材、
１０……セラミツク製部材、１１……磁性化部
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工作機械等に組みこまれるセラミツク製部材
の顕出表面に磁性化部材を埋設して成ることを
特徴とする工作機械等のセラミツク部材。 (2) 前記セラミツク部材において磁性化部材は所
定間隔おきに複数個を埋設して成ることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の工
作機械等のセラミツク部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2556484U JPS60138620U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 工作機械等のセラミツク部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2556484U JPS60138620U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 工作機械等のセラミツク部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60138620U JPS60138620U (ja) | 1985-09-13 |
| JPH0112934Y2 true JPH0112934Y2 (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=30520745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2556484U Granted JPS60138620U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 工作機械等のセラミツク部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60138620U (ja) |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP2556484U patent/JPS60138620U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60138620U (ja) | 1985-09-13 |
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