JPH01129026A - ポリウレタンフォーム及びその製法 - Google Patents
ポリウレタンフォーム及びその製法Info
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ポリウレタンフォーム及びその製法に関する
。
。
(従来の技術)
−gに、ポリウレタンフォームは反応中に気泡を発生ま
たは混入して製造されるものであり、柔軟性を有するこ
とからクツシヨンやマツトレス等の、いわゆる弾性材料
として広く利用されている。
たは混入して製造されるものであり、柔軟性を有するこ
とからクツシヨンやマツトレス等の、いわゆる弾性材料
として広く利用されている。
そして、ポリウレタン樹脂は、例えばジオール、ジアミ
ン、ジカルボン酸のような、少なくとも2つの活性水素
原子を有する化合物とジイソシアネートとの反応で製造
されるものである。
ン、ジカルボン酸のような、少なくとも2つの活性水素
原子を有する化合物とジイソシアネートとの反応で製造
されるものである。
発泡体としてのポリウレタンフォームの製法としては、
従来から化学的手段によるものと機械的手段によるもの
とがある。
従来から化学的手段によるものと機械的手段によるもの
とがある。
化学的手段によるものは、ポリウレタン中のイソシアネ
ート基が水やカルボン酸などと反応して炭酸ガスを生成
する性質を利用した製法であり、機械的手段によるもの
は、ポリウレタン系エマルジョンに空気を混入し、加熱
による予備乾燥でゲル化せしめた後、高温処理によるキ
ユアリングを行う製法である。
ート基が水やカルボン酸などと反応して炭酸ガスを生成
する性質を利用した製法であり、機械的手段によるもの
は、ポリウレタン系エマルジョンに空気を混入し、加熱
による予備乾燥でゲル化せしめた後、高温処理によるキ
ユアリングを行う製法である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明が解決しようとする第1の問題点は、従来の製法
によって製造されたポリウレタンフォームの柔軟性の点
である。
によって製造されたポリウレタンフォームの柔軟性の点
である。
すなわち、パフや化粧用スポンジなどの化粧用塗布具等
においては柔軟な感触が要求されるのであるが、従来の
ポリウレタンフォームは、化粧用塗布具等に使用するに
はやや硬質である。
においては柔軟な感触が要求されるのであるが、従来の
ポリウレタンフォームは、化粧用塗布具等に使用するに
はやや硬質である。
第2の問題点は、上述の機械的手段による製法において
は、空気を混入したりポリウレタン系エマルジョンを予
備乾燥してゲル化せしめ〜るに際し、ポリウレタンの各
部分箇所によって熱の伝わり具合が異なり、しかも混入
された気泡の断熱作用も災いして、ポリウレタン中に温
度差や加熱されるまでの時間差が生じ、ゲル化前の気泡
が非常に不安定なために、フオーム全体の均一なメツシ
ュ(気泡の大きさ)を得ることができないか、あるいは
少しでもこの温度差、加熱時間差をなくすために、極め
て薄い(2〜3rm程度の)フオームしか製造できない
点である。
は、空気を混入したりポリウレタン系エマルジョンを予
備乾燥してゲル化せしめ〜るに際し、ポリウレタンの各
部分箇所によって熱の伝わり具合が異なり、しかも混入
された気泡の断熱作用も災いして、ポリウレタン中に温
度差や加熱されるまでの時間差が生じ、ゲル化前の気泡
が非常に不安定なために、フオーム全体の均一なメツシ
ュ(気泡の大きさ)を得ることができないか、あるいは
少しでもこの温度差、加熱時間差をなくすために、極め
て薄い(2〜3rm程度の)フオームしか製造できない
点である。
一方1.ゲル化を施す方法としては、上記加熱乾燥手段
によるものの他に、ゲル化剤を添謔する化学的手段が考
えられるが、上述のようにポリウレタン中に存在するイ
ソシアネート基は水と反応して発泡する性質があり、し
かも水溶液であるゲル化剤を添加すると、すぐにその反
応が起こるために、結局均一なゲル化を行うことができ
ない。
によるものの他に、ゲル化剤を添謔する化学的手段が考
えられるが、上述のようにポリウレタン中に存在するイ
ソシアネート基は水と反応して発泡する性質があり、し
かも水溶液であるゲル化剤を添加すると、すぐにその反
応が起こるために、結局均一なゲル化を行うことができ
ない。
(問題点を解決するための手段)
前記第1の問題点を解決するための本発明の技術的手段
は、合成または天然ラテックスを混入したことを特徴と
するポリウレタンフォームである。
は、合成または天然ラテックスを混入したことを特徴と
するポリウレタンフォームである。
そして、このポリウレタンフォームを製造する技術的手
段として、ポリウレタン系エマルジョンに合成または天
然ラテックスとゲル化剤を添加し、これに空気を注入し
て発泡処理を施し、さらにゲル化後キユアリングを行う
ことを特徴とするポリウレタンフォームの製法を提案す
る。
段として、ポリウレタン系エマルジョンに合成または天
然ラテックスとゲル化剤を添加し、これに空気を注入し
て発泡処理を施し、さらにゲル化後キユアリングを行う
ことを特徴とするポリウレタンフォームの製法を提案す
る。
(発明の効果)
しかして、本発明ウレタンフオームは、ラテックスが混
入されたことにより優れた柔軟性を有し、肌ざわりが良
いので、化粧用塗布具等にも使用可能である。
入されたことにより優れた柔軟性を有し、肌ざわりが良
いので、化粧用塗布具等にも使用可能である。
また、本発明製法において、ポリウレタン系エマルジョ
ンにラテックスを添加したことにより、ゲル化剤とイソ
シアネート基との急激な反応が阻止され、しかもゲル化
は加熱手段によらずに、ゲル化剤によって全体的に徐々
に進行するので、メツシュの均一なポリウレタンフォー
ムを得ることができる。
ンにラテックスを添加したことにより、ゲル化剤とイソ
シアネート基との急激な反応が阻止され、しかもゲル化
は加熱手段によらずに、ゲル化剤によって全体的に徐々
に進行するので、メツシュの均一なポリウレタンフォー
ムを得ることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
先°ず、ポリウレタン系エマルジョンにラテックスとゲ
ル化剤を添加した配合液(A)を作る。
ル化剤を添加した配合液(A)を作る。
なお、その他の添加剤としては、架橋剤、起泡剤、整泡
剤、増粘剤、触媒等が添加される。
剤、増粘剤、触媒等が添加される。
実施例においては、次式に示す通りの配合とした。
次に、この配合液(A)をビーカー(1)に入れる。な
お、後述するように、配合液(A)に空気の混入を行う
ので、体積の膨化を考慮する必要がある。
お、後述するように、配合液(A)に空気の混入を行う
ので、体積の膨化を考慮する必要がある。
次に、ビータ(2)を装着したミキサー(a)によって
、ビーカー(1)内の配合液(A)を攪拌する。
、ビーカー(1)内の配合液(A)を攪拌する。
先ず、ミキサー(a)を上下させて、配合液(A)内に
空気を混入する。
空気を混入する。
配合液(A)の体積が所望のものとなったならば、ビー
タ(2)を液面下に沈め、約1分程度攪拌を続ける。
タ(2)を液面下に沈め、約1分程度攪拌を続ける。
そして、ビータ(2)が沈んだ状態で攪拌を止め、静か
にビータ(2)を取り出す。これは、空気の新たな混入
を防ぎ、全体を均一にするためである。
にビータ(2)を取り出す。これは、空気の新たな混入
を防ぎ、全体を均一にするためである。
次に、空気混入後、配合液(A)を成型器(3)に充填
し、充填後数分放置し、ゲル化を行う。
し、充填後数分放置し、ゲル化を行う。
ゲル化後、150〜170°C程度の熱処理によってキ
ユアリングを行う。なお、加熱時間はシートの厚さによ
り異なる。
ユアリングを行う。なお、加熱時間はシートの厚さによ
り異なる。
しかして、ラテックスの混入された柔軟なウレタンフオ
ームを得ることができ、しかもメツシュは均一である。
ームを得ることができ、しかもメツシュは均一である。
なお、ラテックスはあまり多く添加すると溶けないので
、5〜20%程度が良い。
、5〜20%程度が良い。
また、未発明製法は、ゲル化剤の添加量によってゲル化
に要する時間を変えることが可能である。
に要する時間を変えることが可能である。
第1図は空気混入の説明図、
第2図はゲル化及びキユアリングの説明図である。
(A) ・・・・・配合液
(a) ・・・・・ミキサー
(1)・・・・・ビーカー
(2)・・・・・ビータ
(3)・・・・・成型器
Claims (2)
- (1)合成または天然ラテックスを混入したことを特徴
とするポリウレタンフォーム。 - (2)ポリウレタン系エマルジョンに合成または天然ラ
テックスとゲル化剤を添加し、これに空気を注入して発
泡処理を施し、更にゲル化後、キュアリングを行うこと
を特徴とするポリウレタンフォームの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62285924A JPH01129026A (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | ポリウレタンフォーム及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62285924A JPH01129026A (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | ポリウレタンフォーム及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01129026A true JPH01129026A (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=17697772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62285924A Pending JPH01129026A (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | ポリウレタンフォーム及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01129026A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015501244A (ja) * | 2011-11-01 | 2015-01-15 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. | ポリイソシアネートから誘導されるポリマーシートを調整する方法 |
WO2019117084A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 日本ゼオン株式会社 | 発泡体 |
-
1987
- 1987-11-12 JP JP62285924A patent/JPH01129026A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015501244A (ja) * | 2011-11-01 | 2015-01-15 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. | ポリイソシアネートから誘導されるポリマーシートを調整する方法 |
WO2019117084A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 日本ゼオン株式会社 | 発泡体 |
JPWO2019117084A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2020-12-17 | 日本ゼオン株式会社 | 発泡体 |
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