JPH01125871A - 多重タッチスイッチ装置 - Google Patents

多重タッチスイッチ装置

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JPH01125871A
JPH01125871A JP63225513A JP22551388A JPH01125871A JP H01125871 A JPH01125871 A JP H01125871A JP 63225513 A JP63225513 A JP 63225513A JP 22551388 A JP22551388 A JP 22551388A JP H01125871 A JPH01125871 A JP H01125871A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は感圧変換装置に関する。特に少くとも2個の
電気的接点間に位置する多数の表面接触突起を有する微
粒子からなる半導体物質の薄い層が設けられた装置に関
する。
電気的装置によって楽音を発生させることは公知である
。しかしなから、大部分の電気装置は音量が音質の一方
しか連続的に変化させることができないという問題を有
している。このことは演奏者が音楽的表現を自由に行う
ことの制限となっている。この発明はアナログ変換器に
加えられる圧力に逆比例して変化する接触抵抗を備えた
新規でしかも簡易な感圧変換を利用する装置を提供する
ものである。電子楽器に用いられた場合、複数のその様
な可変抵抗器あるいはスイッチが鍵盤を構成するために
並行して設置される。又あるスイッチは楽器の1以上の
楽器発生回路の特性を変化させることによって、楽音変
化させるために使用される。
感圧アナログスイッチは公知である。たとえばルーベン
(Ruben)の米国特許第2,375,178号とコ
スタンゾ(Costanzo)の米国特許第3,386
゜067号には2個の導体板の間に導電物質を含んだ繊
維状か海綿状の層を挟持したアナログスイッチが開示さ
れている。2個の導体板が一緒に圧縮されるので挟持さ
れた層を通る電気導電路の数が増し、そのためその層の
電気抵抗が減少する。しかしなからこれらの装置におい
て中間層は圧縮力と解除した場合に、導体板を離隔し、
大部分の導電路を断つために弾力性を備えている必要が
ある。
更に半導体の層は、上下の導体板間の導電路数を増すた
めには巨視的な圧密の状態に依存する。
従って挟持された層は比較的厚くなければならない、結
局そのような装置では、繊維状か海綿状の層の弾力性が
使用につれ減退することがあり得、このためスイ・ツチ
の動作特性を低下させてし家う。
ミッチェル(M 1tche11)の米国特許第3,8
06,471号においては、硫化モリブデンのような感
圧半導体物質が開示されていて、それは可変抵抗器か変
換器を構成するため導体板の間に挿入されている。
しかしなから、ミッチェルは体積抵抗、即ち硫化モリブ
デン層の比較的厚い体積抵抗を利用している。−力木発
明は、例えば硫(ヒモリブデン(詳しくは二硫化モリブ
デン)の非常に薄い層の接触抵抗あるいは表面抵抗を利
用している。特にミッチェルは抵抗層を通して3次元的
に広がった多数 □の有限な電流回路を形成するため5
0から600メツシユの範囲の硫化モリブデンの粒子を
用いて0.00254から2.54センチの厚さの硫化
モリブデンを開示している。圧縮されるとその容積中の
粒子間の電流回路が増して抵抗値が低下する。半導体層
は永久に2個の電極間に置かれている。
上述の機能的相違に加えて、ミッチェルの構造では半導
体層は2個の導体板の間あるいは導体板と非導体板との
間に半導体表面が露出されず絶縁板か導体板のどちらか
と密接して配置されていなければならない、そのような
形状は感圧層が!l13要上導体かあるいは他の感圧層
のどちらかと密接な接触にはないが、ある接触を少くと
もしていなければならない出願人の発明とは基本的に異
なる。
そのような配置は、ミッチェルが最初に利用した個々の
物質粒子の表面抵抗の利用よりむしろ構成物の表面の物
理的な接触抵抗の利用を容易にする。
本発明の半導体層はまた1ミクロンオーダーの粒子を用
い層の厚さとしては好ましくは0.00254センチ以
下にすることを例示する。更に、種々の抵抗値が周囲の
表面接触の大小により生じるので、半導体層の表面は最
初に導体電極から空間的に離れているか接触の関係にあ
ってもよいが、対向する表面と密接に接触しないように
しなければならない、薄い半導体層の表面に導体電極が
押下げられると、表面に沿って多数の接触点が形成され
る。
この接触点は圧力が加えられるに従い増加し、導体板間
あるいは半導体層の接点間の抵抗を減じる。
表面接触半導体層はバインダーで表面に保持された適当
な微粒子からなる半導体層物質よりなる。
本発明の薄い半導体層の重要な利点は半導体層を形成す
るのに用いられる半導体物質とバインダーとバインダー
シンナーを混ぜ、ミクロン以下の厚みの層を形成するた
めに所望の層に吹きつけたり・シルラス2ケーン等して
もよ〜゛ことである・従って生産に要する労力及び材料
が格段に少なくなる。
上記の利点に加えて、効果的に導体層を被覆するために
硫化モリブデン(詳しくは二硫化モリブデン)を使用す
ると導体層が空気と接触するのを防止することができる
0、このことは、空気に触れた時、徐々に腐食する導体
板を用いた時に起る問題を少なくすることが可能である
。たとえば、銅の導体板は大気に触れた場合腐食する。
これを防止するためには、高価な銀か、あるいはそれに
変わる顕似の高価な物質を用いなければならない。
しかしなから、硫化・モリブデンを吹きつけて導体板を
被覆処理すると腐食の程度が大きく減退し、銅のような
低廉な導体材料を使用可能にできる。
なお、導体板と半導体層の表面かあるいは2個の半導体
層の表面のどちらか一方が密接ではないが、離隔してい
るというよりはむしろ接触の関係にあるという本発明の
実施例の他の重要な利点は大部分のスウィッチに固有の
チャタリングを完全・にではないまでも相当低下するこ
とができることである。しかし、たとえチャタリングが
あっても、それはスイッチ装置の接点を横切る抵抗が非
常に大きい時にのみ生じるので、チャタリングを生じる
抵抗の変化による電圧の変化は非常に少なくなる。従っ
て本発明の実施例によるスイッチ構造はバウンスを生じ
ない、そのようなバウンスの生じないスイッチはここで
開示された改良形のバウンスのないスイッチに対し、常
に要求のあるコンピュータ業界に重要な価値のある商業
上の応用範囲を有している。更にスイッチがバウンスを
生じないのみならず、従来のバウンスの生じないスイッ
チよりも低廉である。
パールマンの米国特許第4.004.642号にはタッ
チ抵抗装置の楽器への使用が開示されている。しかし、
その装置では、ルーベンとコスタンゾに類似した方法で
半導体物質が2枚の間に挟持される。特にパールマンは
分散された黒鉛のような特別の物質を含んだ泡ゴムかあ
るいは泡状の合成重き物質のような弾力性のある物質を
用いている。そのスイッチの構造は、2枚の導体板の間
には挟まれた泡状の半導体層とオリフィスを有する絶縁
層を有している。こうして圧縮力がくわえられると、黒
鉛で満たされた弾力性のある泡状の層は、楽器を動作さ
せるための電気的接触が生じるように絶縁物質中のオリ
フィスに形を変えて入り込む、その後、加えられた圧縮
力は2枚の導体板間の抵抗を前述した方法で低下させ、
音量と音質を変化させる。
パールマンは多孔性の泡状の物質を用いているため、大
気が容易に排出され、多孔性の抵抗物質を通して復帰す
るので、スイッチが加圧された時、空洞に大気の圧縮が
生ずる問題はない、更にパールマンは黒鉛の含浸された
泡状の物質の物理的弾性を利用しているので、その半導
体層は本発明のものより本質的に厚い、更に半導体層の
機械的弾性の低下は又、スイッチ特性の退化を起す。
従って、オン状態では感圧可変抵抗を有すが圧力が除去
された場合に、スイッチをオフ状態にするため半導体層
の弾力性を用いないアナログ変換装置が望ましい、更に
、常に、2枚の導体板あるいは2個の電極間に接触した
比救的厚い半導体層を通した体積抵抗を用いないアナロ
グ変換装置が望ましい。
本発明の実施例は、楽器に適したコード(和音)キーボ
ードに関する。そのようなコードキーボードでは、ある
コードスイッチが押さえられた場合、1つ以上の楽音が
作り出せるように多数のコードスイッチがキーボード状
に使用される。各々のコードスイッチは、数個の個々に
は電気的に独立したタッチスイッチを設けることにより
組み立てられる。そして前記タッチスイッチは、ある接
触力が加えられた場合に数個のタッチスイッチを閉じる
ようにきわめて接近して配置される0本発明の1つの特
徴は、コードスイッチの少くとも数個が(g々に電気的
に分離した数個のスイッチが各コードスイッチを形成す
る)共通のスイッチ接触をするということである。この
共通のスイッチ接触により、個々のスイッチが閏じた場
合、2個以上の異なった信号が混合される出力バスが提
供される。この2重の機tmは2個の接点(そのうちの
1個は他のスイッチと共通になっている)間の半導体層
と、他のスイッチのその対応接点から電気的に離れてい
るある接点を合体させることにより可能となる。
本発明の他の重要な利点は、コードが唯一の接触力を加
えることにより作り出せることである。
そして、単に指を回転させることにより、接触力の加え
られる位置を変化させて1以上のノートを加減すること
によりコードが変化させられる。これによりコードスイ
ッチの1以上の電気的に独立なスイッチが開閉動作をす
る。このR能を達成させるため、個々のスイッチの別別
の接点を形成するg々のセグメントが各コードスイッチ
に設けられる。単一の接触力を加えることにより、上部
の単一の導体層を個々の導体のセグメントと電気的に接
触させることによって全てのスイッチが閉じられるよう
に、これ等セグメントは比較的接近しているが、非接触
関係に配置されている。異なった信号が各々のセグメン
トに結合されている。これ等の信号は抵抗層を通じて結
合し、単一つ導体層のスイッチの第2の接点上で混きさ
れる。
コードは演奏者が単に圧力を加える指を回転させて簡単
に変えることができる。この指を回転させることにより
、単一の導体層を他のセグメントと電気的に接触させた
り、あるいは従来接触していた1個以上のセグメントと
単一の導体眉間の接触を断てる。
本発明の他の実施例では、単一の接触力を加えることに
より、同時に種々の独立なスイッチング機能を達成でき
る。その装置は電池駆動の楽器に特に適用できる。前記
楽器では、キーボードは通常の楽器に用いられている弦
や鍵に置換えるために抵抗網として相互接続されたタッ
チスイッチからなる、前記楽器では、単一の圧力を加え
ることにより2音コードを形成するため、2つの楽音を
発生できることが望まれている。また1つの楽音の周波
数を少しだけ変えることができ、他の楽音の周波数は一
定に保つことができるスイッチ装置が望まれている。2
音コードにおける、ある音を上記のように変化させるこ
とができると新規な音楽効果が作り出せる。
本発明により、2重のスイッチが同時に単一の接触力に
応答して動作する2ffiのスイッチ構造をもった構成
が可能となる。更に、本発明は印加される圧力に逆比例
してスイッチの接触抵抗が変化するように少くとも1個
のスイッチの接点を覆う半導体層を提供する。急速に圧
力を増減させである楽音のビイプラートやトレモロの効
果を、他の楽音の周波数を変えないで作り出せる。
又本発明は応用範囲の広い紙庫で置き換え可能な、その
上簡単で容易に構成される圧力変換器の要求に答えるこ
とができる。この変換器は電気サキソフオンのような圧
力で動作する楽器に組み込んで使用できる。そのような
楽器では演奏者が吹いてチャンバー中の空気圧の変化を
生じさせて電気回路により作られる楽音の音量を変化さ
せるマウスピースが望ましい。こうしてチャンバー中の
空気圧が増すと、音量はそれに伴ない増加する。
演奏者は従って楽器の電気回路により発生される楽音の
音量を完全に制御することができる。
これを達成するためには、チャンバー中の空気圧の変化
にJe、惑に応答し、楽音発生回路に接続される抵抗の
ような電気特性の変化を起す圧力変換装置が必要である
更に演奏者は圧力を増減させるためチャンバー中に、α
を吹きこむので、チャンバーに湿気が生じ、そこに配置
されている圧力変換器に付着する。そこでチャンバー中
の湿気に影響されない圧力変換装置の構成が望まれる。
ある可能な圧力変換装置は、柔軟なマイラー基体上の第
1の接点と、第2の基体上の第2の接点と、第1と第2
の接点の一方かあるいは両方に配置された半導体層とを
設けることにより作成できる。2個の接点は上下方向に
電気的に離隔した関係に整列される。動作の際、柔軟な
マイラー基体が押されるとその間に半導体層を有する2
個の接点は、電気的に接触の関係になる。圧力が増加す
ると半導体層を通じた接触抵抗が減少する。こうして感
圧変換装置が提供される。
この装置は、いろいろな応用に適している一方柔軟なマ
イラー基体物質の非弾性特性により感度は悪い。
感度を増す可能な方法は、導体と半導体層を圧力が増減
する時それに伴ない動作する弾力性を有した伸縮可能な
膜かダイヤフラムの上に形成することである。そのよう
なダイヤフラl\物質としては、たとえばダムラバー(
dam  rubber)がある。
しかしそのような装置の問題は導体が圧力の変化に応答
してダイヤフラムとともに膨張したり収縮したりしなけ
ればならないことである。このことは必然的にダイヤフ
ラム上に配置された導体の破損を生じさせ、結果的に感
圧変換装置を損なう。
6度の不足は、導体が上部に配置された柔軟なマイラ一
部材の周囲端に接着されたスペーサーにダイヤフラムを
接着した圧力変換器によう克服できる。前記ダイヤフラ
ムはマイラ一部材の中央部に直接取りつけられる。圧力
がダイヤフラムに加えられないと、ダイヤフラムはその
弾性により第2の基体部材から柔軟なマイラー基体を引
き離す。
、 圧力がダイヤフラムに加えられた場合、柔軟なマイ
ラー上の導体は、基体部材上の導体と電気的に導通関係
になる。このようにダイヤフラl\は柔軟なマイラーに
対し適正な動作をする。柔軟なマイラーはダイヤフラム
の動きに追随し7て動く。
圧力変換装置の感度はダイヤフラムの前述した適性な動
作のために増す。こうして、伸縮可能な弾力性を有する
ダイヤフラムの特性は、所望の弾力性のある伸縮可能な
特性は有していないマイラーに伝えられる。
以上のように本発明はスイッチに加えられる圧力に逆比
例して変化する抵抗を有した感圧変換装置を提供するこ
とを目的とする。
次に本発明を実施するため原理につき第1図から第8図
を参照して説明する。第1図に示すように、アナログス
イッチは第1と第2の導体板50゜52を有し、これ等
はその間にギャップかチャンバー60を形成するための
スペーサー54によって互いに隔てられている。少くと
も導体板50と52の一方はスイッチを閉じるためもう
一方の導体板に向って押圧されるように弾力性を有して
いる。
第1の導体板50は、第2の導体板52に対向する面に
銀あるいは他の導電物質の薄い導体層66が形成された
マイラーのような弾力性のある支持板64によって形成
することができる。第2の導体板52はその上に薄い銅
面70が配置された堅いプラスチックの基体部材68か
ら成る。もちろん基体部材68は弾力があってもよく、
薄い面70は銀かあるいは他の適当な一導電物質からな
っていてもよい、アナログスイッチを電気的に適当な利
用回路に接続するために導線56と58が各々銀層66
と銅面70に接続される。
最後に半導体物質を含む薄い層62が銅面70上に吹き
付けられるか被覆されるかあるいはその他の方法で平担
に塗布される。もしくは半導体層62を導体W!I66
あるいは銅面70と導体層66の両方に、設けるように
してもよい□、半導体物質は、スプレー法、スクリーン
法あるいは平滑な表面を形成するために平担に塗布され
る他の方法が可能な適当な組成をしていてもよい、たと
えば半導体物質は液状にするため樹脂のようなバインダ
ーと混合された1から10ミクロンの大きさの粒子を有
する微粒子からなる硫化モリブデン(詳しくは二硫化モ
リブデン)であってもよい、吹きつけに適当な濃度にす
るため、樹脂シンナーが加えられてもよい、その場合、
バインダーと硫化モリブデンの微粒子の量は結果的に得
られる乾いた半導体層において、硫化モリブデンに対す
るバインダーの重量比を約1:1になるように選び、か
つバインダー溶媒の量は少くともバインダーと硫化モリ
ブデンの微粒子とバインダーの溶媒が、スプレー法ある
いはスクリーン法あるいはその他の方法が可能な濃度に
なるように選ぶ、そして準備された溶液を支持板64の
導体166かあるいは基体部材68上の銅の表面70上
にスプレー法、スクリーン法あるいはその他の方法で被
覆し、湿った半導体層を形成し、次にその層を乾かして
半導体層を作る。もちろん半導体層は露出した平滑な半
導体N表面を有していれば任意の厚みを備えていてもよ
い。しかしなから半導体物質を保護し、厚い半導体層が
用いられる時に生じる表面の不均一性を最小にするため
には約0.00254センチ以下の厚さが好ましい。
非常に薄い半導体層を用いることにより、半導体物質を
導体板50の押し下げによって弾力的に動かせることが
できる。更に、圧力が加えられた場合、減少するのは表
面接触抵抗であって体積抵抗ではないので、従来の装置
よりも半導体物質の使用1は減少しスイッチの製造はよ
り迅速で容易になり、費用が少なくてすむ、半導体層を
通した最小抵抗値は、半導体物質とバインダーの比を調
節することにより選択できる。
もちろん半導体物質を、均一で平滑な露出面が得られる
ように任意の方法により、這ばれた表面上でみがいたり
、被覆したりあるいは配置してもよいことは明らかであ
る。半導体表面に対し第2の導体を押しつけるために加
えられる圧力の変化によって、接触点の数が変化し、そ
れに伴なって半導体部材を横切る抵抗値に変化、が起る
ように半導体表面上に多数の接触点が得られる限り、任
意の半導体物質が用いられてもよい、半導体層の抵抗値
は半導体物質と樹脂の比を変更することにより変化させ
ることが可能である。抵抗変化は、表面抵抗に基づいて
いるのであって、体積抵抗には依存しないので、バイン
ダーと半導体物質との重量比は好ましくは約1:1であ
る。
第2図に堅いプラスチックか弾力性のあるマイラー(ポ
リエチレンテレフタレート)かあるいはf1意の他の適
当な物質からなる基体部材12を有する感圧可変接触抵
抗アナログスイッチ10が示されている。空間的に隔て
られた第1と第2の接触導体14と15からなる導体部
13が基体部材12の一方の表面に配置されている。絶
縁スベーサー18が導体部13の周囲の基体部材12に
取り付けられている。覆い19が、導体部13とその間
に空間24を形成するための絶縁スペーサー18の上部
に配置されている。
覆い19はたとえば藩いマイラーのシートからなる柔軟
性のある支持部材20からなる。導体部13に面した支
持部材20の側面には適当な樹脂、たとえば米国のスペ
シャリティコーティングスアンド ケミカルズ株式会社
(SpecialtyCoatings  &  CI
+enicalsj++c、 )で発売しているR−2
0のようなアクリル樹脂と硫化モリブデンの混き物から
なる感圧半導体層22を吹きつける。−例では吹きつけ
られる液状の組成は5から10ccの樹脂と、40cc
の樹脂シンナーと8,5グラムの硫化モリブデンを混合
することにより製造される。もちろん本発明の精神から
逸脱しないかぎり多数の他の樹脂と半導体物質との組成
を使用してもよい、硫化モリブデンはその低雑音潤滑性
のために好んで用いられるが、特に海綿状の鉄粉と、鉄
の酸化物あるいは炭化タングステン粉、酸化スズ粉、硼
素粉あるいは任意の他の半導体物質が用いられてもよい
覆い19は、導体部13に対して感圧抵抗層22が常に
空間的に隔った関係にある(即ちスイッチが常開してい
る)ように少くとも絶縁スペーサー18の上部に接着さ
れているかあるいは機械的に固着される。覆いの接着あ
るいは固着は空気のもれが生じるようになされる。さも
なければ後で他の実施例において言及するように、空気
の流通路を設けなければならない。
第3図では感圧抵抗層42が導体部13の上部に配置さ
れ、更に、たとえば銀の極めて薄い層からなる導体層3
6が導体部13上の抵抗層112に面している支持部材
の表面上に配置されている。
覆い19が導体部13と接触するように押し下げられた
場合、感圧抵抗層22.42あるいは62(それぞれ第
2図、第3図および第1図に対応する)が第1の接触導
体と第2の接触導体の間で直列になるように8圧半導体
層が導体部13と覆い19との間に位置する限り他の構
成も可能である。抵抗層に多かれ少なかれ圧力が加えら
れると、それに伴ない表面接触が起り、隣接した導体間
の抵抗が変化する。
再び第2図と第3図に剃して、支持部材20が押圧され
ると囲い部24に蓄えられた空気24が圧縮されてたと
えば覆い1つと絶縁スペーサー18との間、あるいは絶
縁スペーサー18と基体部材12との間の接自点を通っ
て排出される。圧力が覆い19から取り去られると支持
部材20の弾性力は囲い部24に生じる部分的真空状態
を克服するには不充分で、覆い19は押圧された状態の
ままに保たれる。このため、スイッチ10は常開状態に
復帰するのを妨げられる。この問題をさけるため覆いが
圧縮されたり、圧力が除去された場合基体部材12を貫
通するオリフィス26を設けて覆いを押したりあるいは
離したりするときに空気が囲い部24に流入したり囲い
部24から流出したりするようにする。らちろん池の適
当な圧力解放v1栴が可能で、たとえばオリフィス26
を覆い19あるいは絶縁スペーサー18に設けるように
してもよい、しかしなから図示したように基体部材12
にオリフィス26を設けることが望ましい。
次に第4図には使用可能な導体パターンが概略的に示さ
れている。特に感圧可変抵抗アナログスイッチが接触導
体14.16のパターンと利用回路28に対する接続関
係を示すため、覆いを取り除いた形で示されている。特
に第1の導!I32は利用回路28の一方の入力端子と
、異なる径を有しかつ端部が開いた複数の円形状の第1
の導体16との間に接続されている。第2の導線34は
利用回路28の他の端子と、異なる径を有しかつ端部が
開いた複数の第2の導体14との間に接続されている。
第1と第2の導体16と14の円状部は各々空間に離隔
した状態で互いに挟み合うようにされ、導体部13を囲
む絶縁リング18のような絶縁スペーサーと共に基体部
材12上に配置される。このように覆い1つを押圧する
ことにより、第1の導体16と第2の導体14との間の
半導体層によって形成される抵抗31を通して電気的通
路が形成される。
圧力を印加して導線32と34間に生じる抵抗値の範囲
は導体14と16間の間隔を増加することにより増加さ
せられる。
第5図には加えられる圧力に逆比例して変化する表面接
触抵抗を有するバウンスの生じないスイッチ装置を提供
する本発明の原理を示す他の例が示されている。特に、
バウンスを生じないスイッチ装置100はマイラーや堅
い可塑性の物質あるいは、任意の他の非導電性材料から
なる第1の支持部材102を有している。第1の導体1
04は支持部材1.02上に配置され、第1の感圧抵抗
層106が導体104上にこれと電気的に接触するよう
に配置される。
第1の感圧層106と対向するようにマイラーや堅いプ
ラスチックあるいは他の適当な非導電性の物質である支
持部材110、支持部材110の一方の表面に配置され
た導体112と、導体112を覆いそれと電気的導通関
係にあるように配置された第2の感圧N114を含む構
造体が設けられる。第2の支持部材110、第2の導体
112と第2の感圧層114からなる構造体は第1の支
持部材102と、第1の導体104、第1の感圧層10
6からなる構造体に対向するように位置付けされる。第
1の感圧層106の露出面108は第2の感圧層114
の露出表面116と密接ではない接触関係にあり、これ
により密接でない接触接合部118を形成する。
、前に示したように、第1と第2の感圧層はらつと大き
な形状も可能であるが、好ましくは数ミクロンの大きさ
の粒子からなる特別な粒子状の半導体物質から形成され
る。微粒子からなる半導体物質はバインダー物質、必要
ならばバインダーシンナーと混きされて導体104と1
12に各々スプレー法、シルクスクリーン法あるいは他
の方法で配置される。このようにして形成された感圧層
106と114はその平均表面から外に突出した多くの
粒子を有していて微粒子からなる半導体物質の微小な突
起を形成する。この微小な突起のため、第1と第2の感
圧層は密接でない電気的接触をする。しかしなから、圧
力が加えられて2表面が3い、圧縮されると感圧層上の
微小な突起は互いに押し合って、更に電気的接点の数を
増して接き部118の抵抗を減じる。しかしなから、既
に少数の電気的接触点は存在しているので(各々の感圧
層が互いに圧縮されていない場合、接触点は非常に少な
く、このため接合部は非常に高い抵抗になっているが)
従来のスイッチにおいて機械的接点がお互いに接触した
場合に生じるチャタリングはほとんど除去される。更に
チャタリングは接合部118の抵抗が非常に高くて、接
合部118の電圧降下が非常に高いときのみ起る。
動作時圧力が加えられて感圧層が相互に圧縮し合うと、
半導体部材の微小な突起間の接触点の数が増し、このた
め接合部118の抵抗が減少し、接α部の電圧降下を減
少させる。したがってしきい値回路あるいは利用回路1
22に導体104を接続している導線128上の出力電
圧が第6図に示すように増加する。そしてこの出力電圧
をしきい直回路122に印加することによってしきい値
回路122の出力部130でバウンスがなく、チャタリ
ングもないオフ状態からオン状i’\の切り替えを第7
図に示すように達成することができる。
次に第8図には唯一の導体が感圧層を有している本発明
の原理を示す他の例が示されている。こ゛の例では密接
な電気的接触関係にあるように配置された感圧層134
を有する導体132が絶縁支持部材130の上部に配置
されている。第2の導体138は同様に第2の6支持部
材140上に配置されている。第2の導体138は感圧
層134の表面136と密接ではないが接触関係にある
ように配置されている。前に説明したと同じように、微
細な突起により、導体138は半導体1?!1132と
ほとんど非導通関係にありこのため導体138と感圧層
表面136との間に非常に高い接触抵抗が生じる。
この例によれば種々の粒子の大きさや層の厚みを選ぶの
は可能ではあるが、スイッチの接点を開閉することによ
り生じる電気的なチャタリングの量と硫化モリブデンの
粒子の大きさとの間には明らかに逆比例の関係が存在す
ることが見出された。
すなわち硫化モリブデンの粒子を細かくすればする程、
スイッチを開から閉状芯へ、あるいは逆の状態への切り
替えはより滑らかになる。特に粒子径が1ミクロン以下
あるいは好ましくは約0.7ミクロンの場合に、はとん
どチャタリングのないスイッチの切り替えができる。
第9図と第10図は本発明による圧力で作動する2重の
スイッチ装置を示している9このスイッチ装置はマイラ
ーの渾いシートのような柔軟な弾力性のある物質からな
る支持部材212を有している。支持部材212は、更
に第1の部分あるいは底部214と第2の部分あるいは
上部216を有している。支持部材の第1の部分214
と第2の部分216は、第2の部分216が第1の部分
214に対して、離れたまま被さるように折り曲げられ
る折り曲げ線218によって区分される。
複数の導体が支持部材212上に配置される。
第1の端子222に電気的に接続される第1の導体22
0が第9図ではU字形で示されているが任意のパターン
でもよい第1のパターン224で支持部材212の表面
上に配置される。電気的に第2の端子232に接続され
る第2の導体230は、第9図においては第1の導体2
20のU字形のパターン224の足間に位置した直線の
導体パターンである第2のパターン234で支持部材2
12上に配置される。第1の導体220の第1のパター
ン224と第2の導体230の第2のパターン234は
支持部材212の第1の部分214上に配置されている
第3の導体240は電気的に第3の端子242に接続さ
れており、第1の導体パターン224と鏡像的関係にあ
る導体パターン244て支持部材212の第2の部分2
16上に配置される。第4の導体250が電気的に第4
の端子252と接続されている。第4の導体250は第
1の部分214を横切って支持部材212の第2の部分
216まで配置されている。第4の導体250は第2の
パターン234と鏡像的関係にあるパターン254で支
持部材212の第2の部分216上に配置される。
半導体層260が第1.第2.第3.第4の導体の少く
とも1個の導体上に配置される。もちろん半導体層26
0は第9[2Iのように複数の導体上に配置されていて
もよい、第9図では半導体層は第1及び第3の導14c
220と240上に配置されている。このため半導体層
260が配置されている導体への直接的な電気的接触は
生じない、むしろ電気的接触は半導体層を通して生じね
ばならない。
このなめ導体220と240によって形成されるスイッ
チと直列に電気的な抵抗があるように導体220と24
0間に接触抵抗が効果的に形成される。
本発明による2重の圧力動作形スイッチの構造は、折り
返し線218に沿って支持部材212を折り返すことに
より形成することができる。その場合第1の導体220
と第3の導体240のパターン及び第2の導体230と
第4の導体250のパターンは縦方向に整列する。従っ
て、第1と第3の導体は2重スイッチ装πの1個のスイ
ッチ接点を形成し、第2と第4の導体は第2のスイッチ
接点を形成する。
スペイサ−262が第1の導体220と第3の導体24
0を、又、第2の導体230と第4の導体250を空間
的に離れた関係に維持するため、第1の部分と第2の部
分との間の導体の周囲に配置される。更に縦方向に印加
される力により、第1と第3の導体220と2110及
び第3と第4の導体230と250が同時に電気的導通
関係になるように、第1の部分214上の第1の導体2
20と第2の導体230及び第2の部分216上の第3
の導体240と第4の導体250は横方向に近接してい
なければならない。
上に説明したスイッチ装=は楽器に使用されてもよい、
特に第1と第2の利用回路264と226を有する楽器
に使用されてもよい。第1の利用回路264は第1の周
波数を有する第1の楽音を発生し、第2の利用回路26
6は第2の周波数を有する第2の楽音を発生するかある
いはたとえば第1の楽音の音量を調整するために設けら
れる。利用回路264と266はたとえば楽音を回路中
の選択された抵抗器の値を変化させることにより、変化
させることができる米国特許第3.609゜203号あ
るいは第3,796,759号において開示されている
ごとき任意の適当な回路構成をしていてよい0本発明の
ある重要な利点は、半導体組成N260により、ある利
用回路の抵抗を、圧力のfj用で変化できることである
指で前記した2mスイッチ装置に、第10図に示すよう
に力を加えることにより、2個の楽音あるいは1個の楽
音のパラメータを同時に制御できる。この力により、第
1と第3の導体230゜240からなる第1のスイッチ
と、第2と第4の導体230と250からなる第2のス
イッチが閉じる。第9図と第10図に示されている第1
の導体220と第3の導体240の上に配置された半導
体層260のため第1と第3の導体220と240が直
接接触することを防止され、この結果第1と第3の導体
220と240が閉じると、電流は半導体層260を介
して流れる。半導体層が接触する力の量を変化させると
接触抵抗旦を変化させることが可能である。こうして、
本発明の好ましい実施例では、スイッチ装置に加えられ
る指の圧力の変化により、第1の利用回路264によっ
て作り出せる楽音の周波数を、半導体層に接続していな
い他の利用回路266からの周波数は一定に保ちなから
変化させることができる。前記スイッチ装置により楽器
のための音響効果を提供できる。
本発明により構造上の様々な変更が可能であることはも
ちろん言うまでもない、たとえば支持部材の導体により
形成されるパターンは、2個のスイッチの導体が互いに
十分接近していて、操作者の指で同時に作動できれば任
意の構造を有していてよい、更に第1と第3の端子が第
1の支持部材に、第2と第4の端子が第2の支持部材に
取り付けられていてもよい。
この実施例では唯一個の支持部だけが柔軟であればよく
したがって池の支持部は堅くてもよい。
本発明の2重構造のスイッチは他の多くの応用が可能で
ある。たとえば一方のスイッチは回路とT源との間に接
続されて回路の開開を行い、他方のスイッチは、たとえ
ば931を変化させるために使用することができる。
前述した半導体層の重要な利点は、半導体層を含んだス
イッチをほとんどバウンスの生じないものにすることで
ある。このため半導体層はスイッチ接点が最初に接触し
た時に生じる12号のスパイクを生じさせない接触抵抗
を4える。
第11図には本発明の他の実施例が示されている。これ
は、第1の支持部材270と第2の支持部材272から
なる。第1の支持部材270は柔軟なマイラー、堅い可
塑性の物質、あるいは他の適7当な非導電支持部材であ
る。また第2の支持部材272は第1の支持部材270
と向き合い、ある一定の間隔を保って位置している。第
1の導体27・1は第1の支持部材270の表面上に配
置されている。導体274は複数のインターデジタル7
c極指278を有する第1の接点部材276を含んでい
る。第2の接点部材280もまた複数のインターデジタ
ル電極指282を有している。第1の接点部材276は
電気的に第1の端子284に接続されていて、第2の接
点部材280は電気的に第2の端子286に接続されて
いる。第1の利用回路288が第9図の実施例で既に説
明したように第1の端子284と第2の端子286間に
電気的に接続される。
第2の導体290が同様に第1の支持部材270の表面
に配置されている。第2の導体290は第1の導体27
4の囲りに配置されたU字形のパターンをしている。前
述の実施例のように第1の導体274と第2の導体29
0は、単一の縦方向に印加される圧力が第1の導体27
4と第2の導体290をそれぞれ有するスイッチを同時
に(tE動させるように、第1の支持部材上に横方向に
十分近接して配置されている。
第11図に示される本発明の実施例はまた第2の支持部
材272の一方の表面上に第1の導体274と対向する
ように配置された第3の導体292と、第2の支持部材
272の同一の表面上に第2の導体290と対向するよ
うに配置された第4の導体294を具備している。その
ため第1の導体274と第3の導体292が第1のスイ
ッチの接点を形成し、第2の導体290と第4の導体2
94が第2のスイッチの接点を形成する。
この実施例においては、第3の導体292は第1の導体
274を全て十分に覆う形状を有する第2の支持部材2
72上の専電部である。第4の導体294は第2の導体
290に対応した大きさと形状を有している。第1.第
2.第3と第4の導体274.290,292と294
は任意の適当な物質からなっていてよく、たとえば吹き
付けられた銀のJい層、銅の薄い層あるいは他の適当な
導電物質であっもよい。
可変接触抵抗を得るために、半導体!296が第1の導
体274を覆うように配置されていてよい、又半導体層
296は第3の導体292を覆うように配置されていて
よい、あるいは2個のスイッチが可変接触抵抗を有する
ようにするためには半導体層は第2と第4の導体290
,294の一方かあるいは両方上に配置されていてもよ
い。
更に他の実施例では半導体層296はなくてもよく、第
3の導体292は単に半導体組成で形成されていてもよ
い。この場合前に説明した銀層や銅層の分離した導電層
を第3の導体292に設ける必要はない、もちろん、こ
れはインターデジタル電極指278と280の各々が十
分に接近して、半導体層の横方向の抵抗が、最大の圧力
が加えられた時比較的低いために可能となる。
第2の利用回路298は第2の導体290と第4の導体
294との間に接続される。
複数の同様な2重スイッチを鍵盤構造に配列することが
でき、この場合各スイッチの第4の接点を共通に接続す
ると、複数の2重スイッチを鍵盤構造に相互に接続する
接点の個数を最小にすることができる。
本発明によれば、特に電子楽器のタッチボードを構成す
るのに適した多重タッチスイッチ装置が提供される0本
発明による多重タッチスイッチ装置では、スイッチ装置
の1個の導体が異なった周波数を有する2個以上の信号
を混合する働きを果し、これにより和音(コード)を発
生させることができる。
第12図には単一の接触圧力が加えられた時、和音を発
生する多重タッチスイッチ装置310の部分断面図が示
されている。多重タッチスイッチは機能的に2g以上の
組に分けられた複数の個々に電気的に分離したスイッチ
を有している0個々の組は和音スイッチを具備している
。複数のコードスイッチはキーボードを形成するため並
んで配列されている。特に、多重タッチスイッチ装置3
10は、堅い可塑性の絶縁物質が、弾性的に変形可能な
マイラーのような物質から作られている第1の支持!3
20を有する。複数の多重セグメントを有する導電層3
22は、第1の支持Ir!J320の上面332に取り
付けられる。導電N322の各々は、個々に電気的に絶
縁されたスイッチ325.327,329,331の一
方の接点に対応する導体324,326,328,33
0を有する1個の和音スイッチを示す、単一の接触力が
加えられると、和音が発生される本発明の実施例におい
て、数個の電気的に絶縁された導体324゜326.3
28.330は、操作者の指が5重タッチスイッチ装置
310を押した時、導体324゜326.328.33
0の上面が接触でき、これによりスイッチ325,32
7,329,331の全てを閉成するように互いに十分
接近して配置される。
導体324,326,328と330は導TL物質から
なる単一層であってもよいが、好ましくはこれ等導体の
各々は第1の支持層320の上部に取り付けられた導体
層と、その導体層を全面を覆う半導体の非常に薄い沿う
を形成するため、吹きつけ、肢覆3I!断、静電的メツ
キ、真空薫着あるいは他の方法で配置された半導体層か
ら形成される。
例えば導体324は半導体N326が上部に形成された
導体層334を有する。
導体324,326,328.330は必要な電気的絶
縁を得るため、横方向に互いに分離している、絶縁スペ
ーサーが和音スイッチを形成する導体間には使用されて
いないので、演奏者の指をタッチスイッチの表面上に滑
らせるだけで和音の滑らかな切り替えを達成することが
できる。一方多重セグメント導体層322すなわち和音
スイッチを囲むために絶縁スペーサーは必要である。た
とえば第13図の実施例において、上面372上に配置
された複数の個々に電気的に絶縁されたスイッチの組は
スペーサー338によって囲まれている。
更に5重タッチスイッチ装置310は、全てのコードス
イッチに共通な単一の導体層342が取りr・tけられ
た底面340を有する第2の支持層344を具備してい
る。導体@342は第2の支持層344の底面340に
メツキ、吹きつけ、静電メツキあるいは他の適当な方法
により形成される。
必ずしも必要ではないが好ましくは第2の半導体層34
6が導体層342の他方の表面に形成される。第2の支
持層344、導体層342と半導体@346からなる構
造は、横のスペーサー338に、半導体層346がコー
ドスイッチの半導体層に対して配置されるように取り付
けられる。第2の支持層344、導体層342と半導体
層組成層346は弾性的に変形可能であり、このため多
重タッチスイッチ装置310を指で押すと、半導体層3
46が導体324,326,328,330の組の1つ
の半導体層の1個以上と電気的に接触する。
したがって、1個のコードスイッチに対応するスイッチ
325,327,329.331の各々は独立のスイッ
チ動作し、これ等のスイッチの全部あるいは幾つかが同
時に開成する。
第12図に示すように単一の高周波信号を発生する電圧
制御発振器(VCO)350が公知の最高オクターブ発
生器352に接続される。この発生器はたとえば異なっ
た周波数を有する複数の信号を発生させる分周器から成
る。前述した多重タッチスイッチ装置310を利用して
和音を発生させるためには、4個のノート(note)
を選びこれ等ノートの個々の周波数を確認するだけでよ
い、和音を構成する周波数の1つを出力するオクターブ
発振器出力線は導体324,326,328.330の
1つに接続され、同様に残りの導体は池の運ばれた周波
数の出力信号含出力するオクターブ発生器352の適当
な出力に接続される。したがって接触力が多重タッチス
イッチ装置310に加えられた場き、半導体層3 =1
6は押し下げられて導体324.326.328.33
0の1個以上の半導体層と接触するようになる。このた
め異なった周波数を有する1つ以上の信号が単一の導体
層342に結きされて、ここで混きされて増巾器35・
1に入力され、その峡スピーカ35Gにより音声に変換
される。
図示した例では導体324の導体層3311がコードの
根音の周波数を出力するオクターブ発生器352の出力
端子に接続されている。更にコードの根音をより簡ri
iに演奏するようにするために、導体324は池の32
G、328.3EOより巾広く形成されている。
もしも演奏者が異なった周波数の4種のノー1〜を有す
る和音と演奏しようとVる場きには、半導体層3116
を導体3211.326,328,330の各々に接触
せしめる位置に接触力を加えさえずればよい、コードか
らある和音を削除しようとする場6には、演奏者は指を
わずかに動かして接触圧を除去し、1個以上のスイッチ
を解放すればよい。即ち、半導体層3・16と導体32
・1.32す1328.330上の1個以上の半導水R
Jとの間の接触は第2の支持層344が弾力性を有する
ため、接触力が取り除かれた場りに開放する。
上記の記載は・ieの導体324,326.328と3
30に関してなされているが、明らかに本発明の趣旨か
ら逸脱しないならば任意の個数のスイッチが各コードス
イッチに利用されてもよい。
更に演奏者が種々の異なった和音を単独にあるいは組み
合せて演奏できるようにするため、数個のコードスイッ
チを一列にキーボード状に配列することができる。数個
のコードスイッチが一列にキーボード状に配列された場
き、第2の支持層344、導体層342と半導体層34
6はキーボードを形成するコードスイッチ全てに対し同
じものでもよい。
多重タッチスイッチ装置310はキーボードスイッチ配
列に積み重ねられる単一の開閉スイッチを備えていても
よい、たとえば、第12図において第1の開閉スイッチ
導体360は第2の支持層344の上面に配置され、第
2の開閉スイッチ導体362は第1の開閉スイッチ導体
360に面するよう第3の支持層364の底面上に配置
されている。第1の開閉スイッチ導体360と第2の開
閉スイッチ導体362は、たとえば第2の支持層344
と第3の支持層364との間に固着された長方形断面を
有するストリップからなるスペーサー366によりお互
いに隔てられ常開スイッチ形筈にある。
1つの使用例では、開閉スイ・・lチは、電圧源361
と電圧制御発振3(vco>とオクターブ発生器との間
に接続される。このためキーボードが操作されない間は
電力はvCOやオクターブ発生器に供給されない。
第13図にはそれぞれが4個の導体370の組322を
有する複数のコードスイッチ372の上部断面図が示さ
れている。前に説明したように電気的に絶縁された導体
370の各々は第12図に示したオクターブ発生器35
2のある出力に結きされた個々のスイッチを示している
。スイッチが第12図の半導体層346と導体370を
接触させることによりmじられると、オクターブ発生器
からのある信号は異なった周波数を有する他の信号と半
導体層を通じて結合され、第1の導体層342上で混合
する。
第14図には、第12図の多重セグメントの導体層32
2が4個の電気的に絶縁された導体よりはむしろ単一の
連続した導体からなる本発明の他の実施例が示されてい
る。この例ではキーボードは各導体を第12図に示すオ
クターブ発生器352からの出力に接続することにより
形成される。特に第14図には多数の電気的に連続した
導体380゜382.384が示されており、個々のス
イッチを常開状態に保つため各導体はスペーサー390
によって囲まれている。
第15図には、第14図で示された多重スイッチ装置の
断面が示されている。導体380.382と384は第
1の支持層379上に配置され、スペーサー390が導
体380,382,384間に配置されている。
導体380は、第1の支持層379の上面上に位置した
導体層387と導体層387の上面を覆う半導体R38
8を有している。
導体M393と半導体層394とを重ねて固定された低
面を有する第2の支持層392は前述の方法と同様に、
導体380.382.384と対向するようにスペーサ
ー390の上部に取り付けられている。
第15図の5重スイッチ装πは、付加的な開閉スイフチ
を積み重ねることができる。この開田スイッチは、導体
層397を第2の支持層392の上面に形成し、更に導
体層397と対向する第3の支持層395の下面に導体
層396を形成することにより作ることができる。支持
層395はスペーサー398により隔てられている。
次に第16図を参照する0本発明に基づく圧力変換器は
堅い基体部材412、下部416と上部418を有する
折り曲げられた柔軟な基本部材414、ダイヤフラムス
ペーサー422、弾力性のある変形可能なダイヤフラム
/124と保持リング426を有している。
第17図には、柔軟な基体部材414が折り曲げられて
いない状態で示されている。基体部材4144、:は、
下部円形部416から延びた接続部428が設けられて
いる。下部円形部はヒンジ部434によって上部円形部
418に取り1十けられている。第1の導体436が基
体部材414上の下部416の中心部に接点バド440
を設けるため接続部428から長するようにして配置さ
れる。
第2の導体438が接続部428から始まり、下部41
6の周囲の半円状の通路な通ってヒンジ部434を横切
り上部418の中心部に終って、接点バド442を形成
するように基体部材・114上に配置される。第1の導
体436と第2の導体438は基体部材414の表面に
沿って、お互いに電気的に絶縁されている。
第1の導体436と第2の導体438は前述した実施例
と同様に形成される基体表面上の選択された領域に配置
された銀の非常に薄い層である。
接点パド440,442、上部と下部418,416は
任意の望ましい形状に形成することができる。しかしな
から接点パド440と442は両方共同じ形状を有して
いなければならず、また上部418が折り曲げ線444
に沿って折り曲げられたとき、接点パド442と接点パ
ド440とが縦方向に整列し、上部418が下部416
の方へ押されると、接点パド440と442との間に電
気的導通が生じるように、それぞれ下部416と上部4
18上に位置付けられていなければならない。
上1418を下部416に接触せしめる圧力の変化に応
答して、第1と第2の導体436,438間の電圧降下
を変化させるために、半導体711446を円形接点バ
ド440を含む第1の導体436を被覆するように形成
する。同様に、必ずしも必要でないが、半導体層448
を、接点バド442を特に含む第2の導体438を被覆
するように形成する。半導体層は前述した実施例の場合
と同じように作ることができる。
再び第16図を参照する。好ましくは1.27X10ツ
からi、z’yxto−tセンチの範囲の藩いマイラー
からなる柔軟な基体部材は、ドーナツ形のスペーサー4
20をサンドイッチする形に折り曲げられる。接点パド
440と442とが間隔を置いて対向するように下部4
16と上部418を保持しつつ、粘着性物質をスペーサ
ー420の上面及び下面に付着する。柔軟な基体の下部
416の下面428は基体部材412の上面450に接
着される。こうして、柔軟な基体414の下部416は
堅い基体412により強固に保持され、一方晶体414
の上部418は下部416と接触するように縦方向に動
かせる。
第16図と第17図に示される実施例においてスペーサ
ー420は、柔軟な基体414の下部416と上部41
8を周囲全体に亘り、あるいは少くともその大部分に接
着させるように配置されている。ある場合にはスペーサ
ーは適当な形状の両面粘着テープであってもよい。
もしもスペーサー420が柔軟な基体414の上部41
8と下部416をその周囲全体に亘って接着する場合に
は、スペーサー420に形成される空間と変換器410
の外側との間に呼吸孔429を形成する必要がある。ス
ペーサー420によって形成される空間に入り込まない
ことが望ましい湿気は、圧力の変化が加えられるダイヤ
フラム424の側に存在することは明らかである。孔4
29は反対側にあるので、好ましくない湿気がスペーサ
ー420によって形成される空間に入り込むことを防止
できる。
弾性的に変形可能なダイヤフラム424が次に柔軟な基
体部材の上部418に接着されたダイヤフラムスペーサ
ー422の上面に接着される。スペーサー422は正方
形か長方形の断面をした環状かドーナツ形の部材であっ
てもいいし、又両面接着テープで形成してもよい、;の
結果ダイヤフラム424の周辺縁は、基体部材414の
上部418に対して空間的に隔った関係にある。しかし
なから、柔軟な基体部材414の上部418を増減する
圧力に対し連続的に応答させるために、ダイヤフラムス
ペーサー422の端から接方向に隔ったダイヤフラム4
24の中央部が基体部材414の上部418の上面に接
着される。したがって、ダイヤフラム424に対して加
えられている圧力が増加すると、上部418は半導体組
成で被覆されたパド442が半導体組成で被覆されたバ
ドと電気的に導通状態になるまで下に押し下げられる。
上部418に対して加えられる圧力が大きくなればなる
程、上下の接点゛バド442と440間の接触抵抗は小
さくなり、第1と第2の導体436と438間の電圧降
下は小さくなる。
圧力が減じると、たとえばダムラバーのような伸縮性の
あるゴノ、から形成されたダイヤフラム424の固有の
弾性のため、上部418が下部416から離れるように
引張られ、上下接触バド440゜442間の接触抵抗が
増加する。ダイヤフラム424に対して加えられる力が
十分小さくなると、上下の接点バド440,442間の
接触が切れて、抵抗が無限大になる。
好ましくはダイヤフラム424は保持リング426によ
りダイヤフラムスペーサー422の上部に接着される。
保持リング426は、ダイヤフラノ、424がその保持
リング426とダイヤフラムスペーサー422との間に
確実に平担に保持されるようにダイヤフラム424の周
囲に接着される。第18図と第19図には本発明の別の
実施例が示されていて堅い基体・112、柔軟な基体4
60、ダイヤフラムスペーサー422、ダイヤフラム・
124と堅い保持部材426からなる。前述の実施例の
ように柔軟な基体部材460の下部462の下面は堅い
基体412に接着されている。更に、スペーサー422
はダイヤフラム424を柔軟な基本部N460に接着し
ている。ダイヤフラノ−424の中央部は、柔軟な基体
部材460のフラップ(flap)部464に接着され
る。
第1912に示すように、柔軟な基体部材460は円形
のフラップ部464にヒンジ部468によって結合され
た円形の下部462を有している。
前記フラップ部は下部462より小径である。スペーサ
ー466は下部462の周囲に接着されている。スペー
サー466はフラップ部464のに面精より大きな面精
を有する中央部をもったー最には正方形か長方形の断面
の環状のスペーサーである。フラップ部464が下部4
62に被さるように折り曲げられた場き、ヒンジ部46
8を除き両者はその周囲で付着することはない、このた
めフラップ部464をスペーサー466によって囲まれ
た領域でヒンジ部468を中心として垂直方向に自由に
動かせることができる。
第17図に関連して前に曳明したと同じように、第1の
導体470は接続部472から延びて柔軟な基体460
の第1の部分462に中心に位置した接点パド474を
形成している。基体460に配置された第2の導体47
6は、接続部472から第1の部分462の周囲、ヒン
ジ部468を通ってフラップ部464の中心に位置した
接点パド478を形成している。適当な半導体層480
が少なくとも接点バド474を、必要に応じて接点パド
478を覆うように形成されている。接点バド474と
478は折り曲げ線486の反対側で対称に位置付けら
れており、このためフラップ部464が折り曲げ線48
6に沿って折り曲げられたP5き、接点バド478は接
点バド474と向き合うようになる。
フラップ部464が加えられた空気圧の増減に応答して
柔軟な基本の下部462の方向へ、あるいはそこから湘
れる方向へ適切に動くようにするため、接点パド・17
8が配置されているフラップ部・164の面と反対側が
ダイヤフラムスペーサー422の内端部から横方向に隔
たったダイヤフラムの中央部でダイヤフラムの下面に接
着される。
こうして折り返し部464は弾力性のある変形可能なダ
イヤフラム424が動くにつれて動き、ダイヤフラム4
24に対し加えられる圧力の変化に応答して接点パド4
74と接点バド478間の接触抵抗が変化する。
本発明に基づく圧力変換装置は多くの装置にで・起用す
ることができる。しかしなから特に第20図に示されて
いるような電気サキソフオンのような装で500に使用
すると有利である。この装置はマウスピース502、エ
アーチャンパラ04、ダイヤフラムがチャンパラ0/1
に向って内側に向くようにチャンバ504の端に配置し
た本発明による圧力変換器506からなる。プラグ51
0が圧力変換器506を固定するためサキソフオン装置
のオリフィスの端部508に挿入されている。付加的な
圧力変換装置512をくちびるで加圧されるようマウス
ピースに設けるようにしてもよい。
コネクタ514は第17図と第19図のコネクタ428
.472に、あるいは、後に表明する第21図のコネク
タ532に接続される。適当な電子業音発生回路のよう
な電気回路516が電気回路51Gにより作り出される
楽音の例えば音量をチャンパラ04中の空気圧の変1ヒ
に基づき変化させるようにコネクタ5】4に接続される
。こうして使用者がマウスピース502中に強く息を吹
きこめば吹きこむ程チャンバ504中の圧力が高くなり
、増々音量は大きくなる。
第21図には本発明に基づく別の圧力変換器が示されて
いる。この例では圧力変換器はたとえば柔軟か堅いたと
えばPC板のような第1の支持部材530と支持部材5
34と第1の支持部材530から延びたコネクタ部53
2から構成されている。
図示されていないがスペーサーが第19図に関連して説
明したものと同じように第1の支持部材の周囲に接着さ
れる。
第1の支持部材530と第2の支持部材534は分前じ
たものとして示されているが、第17図と第19図に示
した実施例のようにヒンジ部によって結合された一体の
部材であってもよい、しかし、第2の支持部材はただ単
にシャントサポート(sl+unt  5upport
)を形成するだけであるので、後述するようにこの実施
例ではヒンジ部に導電リンクを設ける必要はない、この
ため第2の支持部材534を第1の支持部材530から
分離し、第2の支持部材534がダイヤフラムと共に動
くようにダイヤフラムに単に接着するだけでよい、この
ための特に都合のよい方法は、3Mコーポレーションで
製造されている印刷可能なバックロンテープ(Pmck
lon  Tape)の表面に半導体物質を吹きつける
か被覆することである。半導体で被覆さ・れなテープの
円形ドツトが第1の支持部材530に面したダイヤフラ
ム上にはり付けられる。
この実施例による変換装置では第1の導体540は第1
の支持部材530の表面上に配置されている。第1の導
体540は複数のインターデジタル電極指544を有す
る第1の接点部材542と複数のインターデジタル電極
指548を有する第2の接点部材546を備えている。
電極指544,548は電気的に絶縁した関係でお互い
にはさみ込まれている。
第2の導体550は、第2の支持部材534がダイヤフ
ラムに接着される場合、第2の導体550が第1の導体
540と上下方向に向ききって配置されるように第2の
支持部材534の表面に配置される。
ダイヤフラムに第2の支持部材を固定する前に、半導体
層552が第2の導体552に被覆され、このためダイ
ヤフラムが動くことにより第1と第2の導体540,5
50が押されてお互いに電気的に導通関係になる時、第
1と第2の導体540゜550間に接触抵抗が形成され
る。もちろん、半導体層は、第1と第2の導体540,
550のいずれか一方に配置されればよく、あるいは別
に第2の導体550は半導体物質だけで形成するように
してもよい。もし、半導木屑が第1と第2の接点部材上
に配置されている場合には、2個の接点部材上の半導体
物質問に横方向に配置される絶縁空間があることが望ま
しい。又、インターデジタル電極指は任意の形をしてい
てもよいが、たとえば円形の配列で表面上に配置されて
いてもよい。
この実施例においては、第2の導体部材は第1と、第2
の接点部材間の分路として働らく。
スペーサーは好ましくは商業上利用できる粘着テープの
厚さであればよく、好ましい実施例ではマイラーは7.
62X10−3センチの厚さである。接点パドは任意の
適当な大きさと形をしていればよく、たとえば約0.6
:15〜1.27センチの径の円であってよい、半導体
テープがダイヤフラムの表面にはり付けられる場合には
スペーサー420と422(第16図、第18図)は唯
1個だけあればよい。
今までの実施例においてチャンバーを形成するため支持
部材あるいは基体部材上にスペーサーを接着させていた
が、その支持部材あるいは基体部材とスペーサーの一体
物一ハウジングーによりチャンバーを形成してもよい。
ところでMOSサーキットリーのような電気回路素子に
は、たとえばスイッチによって入力が切られた場合でも
電力を供給し続ける必要がある。
電池駆動装置においては、この電力流出は大きな問題で
ある0本発明は、MO3回路からの入力信号を供給ある
いは遮断するのみならず、同時に電力がムダに流出しな
いように回路素子への電力を入力あるいは遮断する新規
な2゛重機能を有するタッチスイッチ装置を提供する。
第22図に、上述した本発明により解決される機能が示
されている。電源610は回路612に接続され、それ
に電力を供給し、回路612は入力信号を出力信号に変
換する。スイッチ614は電源610と回18612と
の間に設けられ、回路612への電力を供給あるいは遮
断するため開閉できる。同様に池のスイッチ616は回
路612の入力線に接続され、入力信号を供給あるいは
遮断する。本発明の目的企達成するためスイッチ61X
1と616は単一の印加圧力に応答して同時に開閉する
ように相互に連結されている。スイッチ616に直列に
怒圧可変抵抗を設けるため、スイッチ616の接点は感
圧半導体物質を有している。
第2311mには、柔軟なあるいは堅い絶縁物からなる
第1の支持部材620を有する2重機能をもつタッチス
イッチ装置が示されている。第1の支持部材620は上
面622を有し、その上には第1の導体層624が設け
られている。第1の導体層624は前述した同様の方法
により形成される銅や銀等の層である。
第2の支持部材626もまた、絶縁物からなり、第1の
支持部材620上に離隔して配置されている。第2の導
体層630は第2の支持部材62Gの底面に位置づけあ
るいは固定され、第1の導体層624に^l隔対向して
配置され“ている。第2の支持部材626は弾性変形可
能な物質から作られているので第2の導体層630は単
一の縮方向内圧力Fにより第1の導体層624と接触す
るよう押し下げられる。したがって第1のタッチスrノ
チ632が形成される。
第2のタッチスイッチ642もまた同一の圧力Fに応答
して動作可能である。第3の導体層634は第2の支持
部材62Gの上面に設けられている。
第3の支持部材もまた弾性変形可能な物質から作られて
いて、第2のスペーサー640により第3の導体層63
4上に離隔して配置されている。第4の導体層638は
第3の導体層634に対向しかつそれと常開状態で、第
3の支持部材636の底面に固定されている。第3の支
持部材LIJB6と第4の導体層638は、第2のスペ
ーサー6・10により第2の支持部材626と第3の導
体層634から離隔されている。第2のスペーサー67
10は第3と第4の導体層634,638の各々を囲ん
で配置されている。
動作の際、第3の支持部材636の上面に縦方向の圧力
Fが印加されると、第3の支持部材636と第4の導体
層638は弾性変形して第3の導体層634と導通接触
をして第2のスイッチ642念閉じ、電、原643と利
用回路644の電力供給端子間を接続する。更に圧力が
印加されると、第2の支持部材626、第3の導体層6
34と第2の導体層630は弾性変形し、第2の導体層
630は第1の導体層624と導通接触をして第1のス
イッチ632が閉じ、利用回路6.14に入力信号を1
共給する。
本発明の基本的な実施例では、第1.第2.第3゜第X
1の導体層624.630.634.638は各7?適
当な第1.第2.第3の支持部材620゜626.63
6上に配置された導体層あるいは導体板からなる。前記
導体層は、今までに既に説明したと同様な物質および方
法とから形成される。
実施例において好ましくは、第1と第2の導体層624
,630の少なくとも1つの上面にはスイッチと直列に
抵抗を設けるための半導体層が配置されている。特に第
23[2Iによると、第1の半導体層648が前述した
方法で第1の導体層646の露出面に配置されている。
同様に第2の導体層630は第2の半導体層652て被
覆された第2の導体層650を有する。半導体層はシル
クスクリーン法、スプレー法やその他の方法で配置され
る。
実施例においては好ましくは半導体層は硫化モリブデン
と、適当な樹脂からなるバインダーの混合物から作られ
る。もちろん適当な弾性物質を使用することも可能であ
る。半導体層の厚みは0.00254cm以下である方
が好ましい。前述したように圧力が加えられると半導体
層652と648間に多数の接触点が形成されるので、
表面接触抵抗が減じる。したがってスイッチと直列に感
圧可変抵抗が形成される。
もちろん第3と第4の導体層634,638の上面に半
導体層を設は別の可変抵抗を形成することができる。
本発明により開示された2重機能を有するタッチスイッ
チ装置のスイッチ632,642はほとんど同時に閉じ
るか、実際には第4の導体層638と第3の導体層63
4が接触する時間と第2の導体層630と第1の導体層
624が接触する時間との間には時間的ずれがある。こ
のため利用回路644へ入力信号が与えられる前に、利
用回路644に電力が供給される。したがって種々の回
路素子は入力信号が与えられる前に十分ウオームアツプ
され、動作可能な状態にされる。
もちろん本発明の範囲、精神から逸脱しないかぎりこの
2重機能を有するタッチスイッチ装置は任意の異なる方
法で作られる。実施例では2重機能を有するタッチスイ
ッチについて説明したが、多重機能のタッチスイッチ装
置を形成するため2個以上のスイッチを重ね合せて、単
一のタッチスイッチ装置としてもよい、そのスイッチ装
置は本発明の実施例において説明した同様の方法で作ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の詳細な説明するための図
で、第1図は隔てられた2個の導体間に位置した感圧被
覆層を有した感圧アナログスイッチの平断面図、 第2図は感圧アナログスイッチの好ましい平断面図、 第3図は薄い抵抗被覆を導体上に有した感圧アナログス
イッチの平断面図、 第4図は利用回路に接続された覆いをとった感圧アナロ
グスイッチの略図、 第5図はバウンスの生じないスイッチ装置の側断面図、 第6図は2個の半導体層に印加される圧力が増加する場
合の半導体層間の電圧変化を示す圧力と電圧のグラフ、 第7図は第5図に示されるバウンスの生じないスイッチ
の出力を示す図、 第8図は唯一の半導体層を有するバウンスの生じないス
イッチの側断面図である。 第9図は本発明による折り曲げられていない2個の横に
並んだ変換スイッチの分解部分絵画略図である。 第10図は第9図に示されるスイッチ装置の10−10
線の断面図である。  。 第11図は本発明の2個の横に並んだスイッチの他の実
施例の分解部分絵画略図である。 第12図は本発明基づく1つのコードスイッチ構造を示
す部分略図と部分破断面斜視図である。 第13図は多数のコードスイッチの個々のセグメントを
示す上の覆いを取り去ったコードキーボードの簡略な平
面図である。 第14図は、この発明に基づく単一のキーボード構成に
利用される電気的に接続された導体配列を示す平面図で
ある。 第15図は第14図の唯一のキーボードの電気的に接続
された導体の断面図である。 第16図はこの発明に基づく圧力変換器の一実施例の分
解断面図である。 第17図は導体パターンを示すため折り曲げられていな
い第16図の柔軟な基体部材の平面図である。 第18図は柔軟な基体の上部がヒンジ部の回りに上下方
向に動くように配置された折り返し部を構成する本発明
に基づく圧力変換器の第2の実施例の分解断面図である
。 第19図は配置された導体パターンを示すため折り曲げ
られていない第18図に用いられている柔軟な基体の平
面図である。 第20図は第16図および第18図に示された圧力変換
器を含む楽器の簡単な部分断面図と部分略図である。 第21図は他の導体の構成を示すために折り曲げられて
いない第18図に用いられている柔軟な基体の平面図で
ある。 第22図は本発明の一実施例に基づく2重積重スイッチ
の動作を示す概略図である。 第23図は本発明の2重機能タッチスイッチ装置の断面
図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スイッチ装置と、第1の利用回路と、第2の利用
    回路とからなり、前記スイッチ装置は第1の支持部材と
    、第1の支持部材上に配置された第1の導体と、第1の
    支持部材上に配置された第2の導体と、第2の支持部材
    と、第2の支持部材上に配置された第3の導体と、第2
    の支持部材上に配置された第4の導体と、感圧半導体層
    とからなり、前記第1と第2の支持部材は離隔して対向
    配置され、第1と第2の導体と第2とた第4の導体は同
    時に作動するように近接して配置され、前記第1と第3
    の導体とかつ第2と第4の導体はそれぞれ互いに圧力の
    印加に応答して電気的導通関係になるように可動であり
    、前記感圧半導体層は第1と第3の導体対と第2と第4
    の導体対の少くとも1つの導体対間に接触抵抗が形成さ
    れるためにその導体対間に配置され、前記接触抵抗は圧
    力の変化に応答して変化し、前記第1の利用回路は第3
    の導体に接続され、前記第2の利用回路は第2と第4の
    導体に接続されたことを特徴とする楽音発生装置。
  2. (2)2重構造のスイッチ装置と、第1の利用回路と、
    第2の利用回路とからなり、前記2重構造スイッチ装置
    は第1の部分と第2の部分を有する折り曲げ可能な支持
    部材と、支持部材の第1の部分に配置された第1の導体
    と、支持部材の第1の部分に配置された第2の導体と、
    支持部材の第2の部分に配置された第3の導体と、支持
    部材の第2の部分に配置された第4の導体と、接触抵抗
    を形成するために第1、第2、第3、第4の導体の少く
    とも1つを覆うために配置された感圧半導体層とからな
    り、前記支持部材は第1と第3の導体が第2と第4の導
    体と離隔し、向き合って配列するために折り曲げられ、
    前記第1と第3の導体及び第2と第4の導体は各々第1
    と第2のスイッチを形成し、第1と第3の導体及び第2
    と第4の導体の各々が電気的導通関係になるように可動
    であり、前記第1と第2のスイッチは圧力に応答して同
    時に動作可能であり、更に前記第1の利用回路は第1と
    第3の導体間に接続され、前記第2の利用回路は第2と
    第4の導体間に接続されたことを特徴とする楽音発生装
    置。
  3. (3)上面を有する第1の支持部材と、第1の支持部材
    の上面に配置されお互いに隣接しているが離隔する複数
    の電気的に絶縁した導体セグメントを有する少くとも1
    つの多重セグメント導体層と、上面および底面を有する
    第2の支持部材と、多重セグメント導体層に対向しかつ
    離隔して第2の支持部材の底面に配置された単一の導体
    層と、多重セグメント導体層から単一の導体層を離隔す
    るため多重セグメント導体層間および第1と第2の支持
    部材間に配置されたスペーサとからなり、前記第2の支
    持部材と単一の導体層は圧力の印加に応答して弾性変形
    可能であり、単一の導体層は圧力の印加に応答して少く
    とも1つの多重セグメントと電気的接触をし、前記単一
    の導体層は第2の支持部材の底面に配置された導体層と
    、多重セグメント導体層に面するように導体層上に配置
    された半導体層とからなることを特徴とする多重タッチ
    スイッチ装置。
  4. (4)上面を有する第1の支持部材と、第1の支持部材
    の上面に配置されお互いに隣接しているが離隔している
    複数の電気的に絶縁された導体セグメントを有する少く
    とも1つの多重セグメント導体層と、上面および底面を
    有する第2の支持部材と、第2の支持部材の底面に配置
    されかつ複数の導電領域を有する導体層と、抵抗網と、
    多重セグメント導体層から導体層を離隔するため多重セ
    グメント導体層間および第1と第2の支持部材間に配置
    されたスペーサーとからなり、前記導電領域は導体セグ
    メントの1つと対向して配置され、前記第2の支持部材
    と導体層は圧力の印加に応答して弾性変形可能であり、
    抵抗網は圧力が印加された場合電気的に絶縁された導体
    セグメントと導電領域間を電気的に接続することを特徴
    とする多重タッチスイッチ装置。
  5. (5)上面を有する第1の支持部材と、それぞれ圧力の
    印加に応答する互いに横方向に離隔して配置された複数
    の導体セグメントと、上面及び底面を有する第2の支持
    部材と、導体セグメントに離隔して対向する第2の支持
    部材の底面に配置された単一の導体層と、導体セグメン
    トから単一の導体層を離隔するため導体セグメント間の
    第1と第2の支持部材間に配置されたスペーサーとから
    なり、前記第2の支持部材と単一の導体層は単一の導体
    層が圧力の印加に応答して導体セグメントの少くとも1
    つと電気的接触関係になるように弾性変形可能であり、
    前記単一の導体層は第2の支持部材の底面に配置された
    導体層と、導体セグメントに面するように導体層上に配
    置された半導体層とからなることを特徴とする多重タッ
    チスイッチ装置。
  6. (6)上面を有する第1の支持部材と、圧力の印加に応
    答する互いに横方向に離隔して配置された複数の導体セ
    グメントと、上面および底面を有する第2の支持部材と
    、導体セグメントに離隔して対向する第2の支持部材の
    底面に配置された単一の導体層と、導体セグメントから
    単一の導体層を離隔するため導体セグメント間と第1と
    第2の支持部材間に配置されたスペーサーとからなり、
    前記導体セグメントは第1の支持部材の上面に配置され
    た導体層と導体層上に配置された半導体層とからなり、
    前記第2の支持部材と単一の導体層は圧力の印加に応答
    して弾性変形可能であり、単一の導体層は圧力の印加に
    応答して少くとも1つの導体セグメントと電気的接触を
    することを特徴とする多重タッチスイッチ装置。
  7. (7)底面と側壁を有するチャンバーを形成するハウジ
    ングと、チャンバーの底面に隣接して配置された第1の
    導体と、前記底面に平行な上面及び下面とヒンジ部を有
    するフラップと、フラップの下面上に配置された第2の
    導体と、第1と第2の導体の少くとも一方を覆うため配
    置された感圧半導体層と、チャンバーを閉じるためにチ
    ャンバーの底面に離隔してハウジングに取り付けられた
    ダイヤフラムとからなり、前記フラップはヒンジ部の回
    りで可動であり、前記ダイヤフラムはハウジングから離
    れた中央部でフラップの上面に接着され、第2の導体は
    ダイヤフラムに加えられる圧力の変化に応答して第1の
    導体と電気的導通関係になるためにフラップと共に可動
    であることを特徴とする圧力変換器。
  8. (8)底面と側壁を有するチャンバーを形成するハウジ
    ングと、チャンバーの底面に隣接して配置された第1の
    導体と、チャンバーを閉じるため底面に離隔してその周
    囲がハウジングに取りつけられるたダイヤフラムと、ハ
    ウジングから横方向に離隔した中央領域でダイヤフラム
    に接着された第1の支持部材と、第1の支持部材に配置
    された第2の導体と、第1と第2の導体の少くとも1つ
    を覆うために配置された感圧半導体層とからなり、前記
    第2の導体は、ダイヤフラムに印加される圧力の変化に
    応答して第1の導体と電気的導通関係になるようにダイ
    ヤフラムと共に可動することを特徴とする圧力変換器。
  9. (9)第1の部材と、第の部材上に配置された第1の導
    体接点と、第2の部材と、第2の部材上に配置された第
    2の導体接点と、第1と第2の導体接点間に可変な接触
    抵抗を形成させるために第1と第2の部材上第1と第2
    の導体接点の少くとも1つを覆う感圧半導体層と、印加
    される力の変化に応答して弾性的に動くダイヤフラムと
    からなり、前記第2の導体接点は動いて第1の導体接点
    と電気的導通関係になるように第1の導体接点から離隔
    していて、前記ダイヤフラムはその周囲が第2の部材と
    離隔していてかつその中央部は第2の導体接点が第1の
    導体接点と電気的導通関係になるように第2の部材に取
    りつけられていることを特徴とする圧力変換器。
  10. (10)基体部材と、基体部材上に固定された第1の導
    体と、第1の導体を囲み基体部材上に固定された中央に
    空間を有する第1のスペーサーと、上面と下面を有しか
    つ第1の導体と離隔する第1のスペーサーに取り付けら
    れたヒンジ部を有するフラップと、第1の導体に面する
    フラップの下面に配置された第2の導体と、第1と第2
    の導体の少くとも1つを覆うために配置された感圧半導
    体層と、フラップを囲む第1のスペーサー上に固定され
    た中央に空間を有する第2のスペーサーと、フラップが
    設けられたチャンバーを閉じるために第2のスペーサー
    の中央の空間を覆って第2のスペーサーの周囲に固定さ
    れたダイヤフラムとからなり、前記第2の導体は第1の
    導体と接触するためにフラップと上下方向に動き、前記
    フラップの上面は第2のスペーサーから横方向に離れた
    中央部でダイヤフラムに接着され、前記第2の導体はダ
    イヤフラムに印加される力に応答して第1の導体と電気
    的導通関係になるようフラップと共に可動であることを
    特徴とする圧力変換器。
  11. (11)基体部材と、上面と底面を有する上部と基体に
    固定された底部とを形成するため折り曲げ可能な柔軟な
    基体部材と、底部上の第1の位置で柔軟な基体部材上に
    配置された第1の基体と、上部の底面上の第2の位置で
    柔軟な基体部材上に配置された第2の導体と、第1と第
    2の導体の少くとも1つを覆うために配置された半導体
    層と、柔軟な基体部材の上部をその下部から離隔するた
    めに柔軟な基体部材に固定された第1のスペーサーと、
    柔軟な基体部材の上部の上面にその周囲を固定された第
    2のスペーサーと、その周囲が柔軟な基体部材の上部か
    ら離隔する位置で第2のスペーサーに固定されたダイヤ
    フラムとからなり、前記柔軟な基体部材は前記第2の導
    体が前記第1の導体に面して配置されるように折り曲げ
    られ、基体部材の上部は下部と導通関係になるように可
    動であり、前記ダイヤフラムは第2のスペーサーから横
    方向に離隔した中央部で柔軟な基体部材の上部の上面に
    取りつけられていることを特徴とする圧力変換器。
  12. (12)上面を有する第1の支持部材と、第1の支持部
    材の上面に配置された第1の導体層と、上面と第1の支
    持部材の上面に面する底面とを有しかつ第1の支持部材
    から離隔した第2の支持部材と、第1の導体層に離隔し
    て対向しかつ第2の支持部材の底面に固定された第2の
    導体層と、第2の支持部材上の上面に配置された第3の
    導体層と、上面と第2の支持部材の上面に離隔して対向
    する底面とを有する第3の支持部材と、第3の支持部材
    の底面に配置されかつ第3の導体層に離隔して対向する
    第4の導体層とからなり、第1と第2の導体層は第1の
    スイッチを形成し、第3と第4の導体層は第2のスイッ
    チを形成し、第1と第2の導体層の少くとも1つは第1
    と第2の支持部材の一方に取り付けられた導体層と導体
    層上に固定されかつ第1と第2の支持部材に離隔対向し
    て配置された半導体層とからなり、第2と第3の支持部
    材は少くとも弾性変形可能であり、縦方向の力の印加に
    応答して第1と第2の導体層間及び第3と第4の導体層
    間を電気的に接触させるように第1と第2のスイッチが
    積重して配置されたことを特徴とする2重機能のタッチ
    スイッチ装置。
  13. (13)単一の縦方向の接触力に応答して閉じるため積
    重された複数のタッチスイッチからなり、各々のタッチ
    スイッチは第1の導体層と第1の導体層に離隔対向して
    配置された第2の導体層とからなり、第1と第2の導体
    層の少くとも1つは弾性変形可能で接触力の印加により
    第1と第2の導体層の他の一方と電気的に接触し、積重
    配置されたタッチスイッチは電気的に独立していること
    を特徴とする多重機能タッチスイッチ。
  14. (14)0.00254センチ以下の均一な厚みの半導
    体層を平担に分布させるものにおいて結果的に得られる
    乾いた半導体層の微粒子状の硫化モリブデンに対するバ
    インダーの重量比を約1:1としかつバインダーと微粒
    子状の硫化モリブデンがスプレー可能な濃度になるよう
    バインダー溶媒を選んで微粒子状の硫化モリブデン、バ
    インダーとバインダー溶媒の混合物からなる溶液を準備
    し、前記溶液を十分均一な厚みの湿った半導体層を形成
    するため表面にスプレーし、スプレーされた溶液を乾か
    すことを特徴とする半導体層の製造方法。
  15. (15)0.00254センチ以下の均一な厚みの半導
    体層を平担に分布させるものにおいて、結果的に得られ
    る乾いた半導体層の微粒子状の硫化モリブデンに対する
    バインダーの重量比を約1:1としかつバインダーと微
    粒子状の硫化モリブデンがスクリーン可能な濃度になる
    ようバインダー溶媒を選んで微粒子状の硫化モリブデン
    、バインダーとバインダー溶媒の混合物からなる溶液を
    準備し、前記溶液を十分均一な厚みの混った半導体層を
    形成するため表面にスクリーンし、スクリーンされた溶
    液を乾かすことを特徴とする半導体層の製造方法。
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