JPH0112546B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0112546B2 JPH0112546B2 JP58221509A JP22150983A JPH0112546B2 JP H0112546 B2 JPH0112546 B2 JP H0112546B2 JP 58221509 A JP58221509 A JP 58221509A JP 22150983 A JP22150983 A JP 22150983A JP H0112546 B2 JPH0112546 B2 JP H0112546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- gun
- cylinder
- coated
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 21
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 16
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 16
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 9
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動車、家電製品、その他一般機械
器具などの被塗物を静電塗装するための外部チヤ
ージ塗装ガンに関するものである。
器具などの被塗物を静電塗装するための外部チヤ
ージ塗装ガンに関するものである。
静電塗装に用いられる塗装ガンには、内部チヤ
ージ塗装ガンと外部チヤージ塗装ガンとに分類す
ることが出来る。
ージ塗装ガンと外部チヤージ塗装ガンとに分類す
ることが出来る。
この内部チヤージ塗装ガンは、ガン内部に電位
の異なる2極を設けることによつて粉体塗料がガ
ン内を通過する際に電荷を与えるもので、ガン先
端と被塗物との間には電流が流れないので、被塗
物の表面に形成された粉体層内に静電反発現象が
生じることが無い。
の異なる2極を設けることによつて粉体塗料がガ
ン内を通過する際に電荷を与えるもので、ガン先
端と被塗物との間には電流が流れないので、被塗
物の表面に形成された粉体層内に静電反発現象が
生じることが無い。
そのため、厚塗り、例えば、150μ以上の厚さ
の粉体層を形成するのに適している。(特開昭54
−145744号公報及び特開昭55−124561号公報参
照) これに対し外部チヤージ塗装ガンは、ガンの先
端に設けられた放電極と被塗物との間に直流高電
圧を印加してその間の電界によつてガン先端から
噴出された荷電粉体塗料を被塗物まで運び、そこ
に被塗物の層を形成するものである。
の粉体層を形成するのに適している。(特開昭54
−145744号公報及び特開昭55−124561号公報参
照) これに対し外部チヤージ塗装ガンは、ガンの先
端に設けられた放電極と被塗物との間に直流高電
圧を印加してその間の電界によつてガン先端から
噴出された荷電粉体塗料を被塗物まで運び、そこ
に被塗物の層を形成するものである。
従来の外部チヤージ塗装ガンは、放電極の針先
の位置がガン吐出口の周縁に対して、それより先
に突出しているか、或は、引つ込んでいてもガン
吐出口の周縁の径が30m/mの場合、約2m/m
位である。
の位置がガン吐出口の周縁に対して、それより先
に突出しているか、或は、引つ込んでいてもガン
吐出口の周縁の径が30m/mの場合、約2m/m
位である。
この場合は、放電極の針先から被塗物までの通
常の塗装距離を約200〜300m/mにして150〜
160μ以上の厚塗りをしようとすると針電極から
被塗物に向かつて流れるイオン電流が増加し、粉
体層内で静電反発を起こし塗装不良となる。
常の塗装距離を約200〜300m/mにして150〜
160μ以上の厚塗りをしようとすると針電極から
被塗物に向かつて流れるイオン電流が増加し、粉
体層内で静電反発を起こし塗装不良となる。
この発明の目的は、上記事状に鑑み塗装膜の厚
さにして150μ以上、例えば、500μまでの粉体層
を静電反発現象無しに形成できるような外部チヤ
ージ塗装ガンを得ることである。
さにして150μ以上、例えば、500μまでの粉体層
を静電反発現象無しに形成できるような外部チヤ
ージ塗装ガンを得ることである。
この発明の実施例を添付図面により説明する
が、同一図面符号はその名称も機能も同一であ
る。
が、同一図面符号はその名称も機能も同一であ
る。
筒体1の粉体通路2の中央部に針電極3を設け
ると共に該筒体1の吐出口5を末広がり状に形成
した外部チヤージ塗装ガンにおいて、針電極3の
先端位置を前記筒体1の先端から、その直径Dの
1/1以上の距離Lだけ引込めた粉体塗装ガンであ
る。
ると共に該筒体1の吐出口5を末広がり状に形成
した外部チヤージ塗装ガンにおいて、針電極3の
先端位置を前記筒体1の先端から、その直径Dの
1/1以上の距離Lだけ引込めた粉体塗装ガンであ
る。
図中6は筒体1の先縁端、9,10は昇圧器、
11は電源、12はハンドル、13は筒体1の中
心に設けられた懸濁気体用デイフユーザ、14は
それを筒体1に支持するアームである。
11は電源、12はハンドル、13は筒体1の中
心に設けられた懸濁気体用デイフユーザ、14は
それを筒体1に支持するアームである。
この外部チヤージ塗装ガンは、第1図に示すご
とく、被塗物7に対して針電極3が150m/m〜
30m/m離れるようにしておき、その間に高電圧
を印加して電界8を生じさせる。
とく、被塗物7に対して針電極3が150m/m〜
30m/m離れるようにしておき、その間に高電圧
を印加して電界8を生じさせる。
筒体1内をその吐出口5に向かつて流れる粉体
塗料4は、針電極3の付近を通過する際、荷電さ
れる。
塗料4は、針電極3の付近を通過する際、荷電さ
れる。
その荷電された粉体塗料4を前述の電界により
被塗物7まで運び、その面に付着せしめるもので
ある。
被塗物7まで運び、その面に付着せしめるもので
ある。
本発明は、以上の様に、針電極3の先端位置を
前記筒体1の先端から、その直径Dの1/1以上の
距離Lだけ引込めたから、次に述べる実験によつ
て明らかなように、被塗物に向かつて流れるイオ
ン電流が少なくなり、従つて、塗料層内に静電反
発現象を生じさせる恐れが少なくなる。
前記筒体1の先端から、その直径Dの1/1以上の
距離Lだけ引込めたから、次に述べる実験によつ
て明らかなように、被塗物に向かつて流れるイオ
ン電流が少なくなり、従つて、塗料層内に静電反
発現象を生じさせる恐れが少なくなる。
第4図の線図は、被塗物7と針電極3の距離
L0を250m/mとしたときの針電極3に印加する
電圧Vと、被塗物7へ流れるイオン電流Iの関係
を第5図の実験装置により測定したものである。
L0を250m/mとしたときの針電極3に印加する
電圧Vと、被塗物7へ流れるイオン電流Iの関係
を第5図の実験装置により測定したものである。
Aは被塗物7とアースEとの間に介入した電流
計である。
計である。
第4図の曲線イは、D=40m/m、L=0m/
mとしたときの印加電圧Vとイオン電流Iの関係
で、曲線ロ、曲線ハは、夫々D=40m/m、L=
20m/m、D=L=40m/m、としたときの印加
電圧Vとイオン電流Iの関係である。
mとしたときの印加電圧Vとイオン電流Iの関係
で、曲線ロ、曲線ハは、夫々D=40m/m、L=
20m/m、D=L=40m/m、としたときの印加
電圧Vとイオン電流Iの関係である。
第4図から明らかなように、針電極3と筒体1
の先端との距離Lを大きくすることにより被塗物
へ流れるイオン電流は大幅に減少する。
の先端との距離Lを大きくすることにより被塗物
へ流れるイオン電流は大幅に減少する。
実用的には、曲線ロ程度のイオン電流の減少に
より塗料層内の静電反発現象を防止できるが、曲
線ハ程度のイオン電流の減少が好ましい。
より塗料層内の静電反発現象を防止できるが、曲
線ハ程度のイオン電流の減少が好ましい。
従つて、本発明によれば、従来のものより厚い
塗料層を被塗物の表面に形成することが出来る。
塗料層を被塗物の表面に形成することが出来る。
また、吐出口を末広がり状に形成したので、粉
体通路を通る全ての粉粒体は、ガン内部に滞留す
ることなく吐出口から円滑に被塗物に向かつて放
出される。
体通路を通る全ての粉粒体は、ガン内部に滞留す
ることなく吐出口から円滑に被塗物に向かつて放
出される。
第1図は、本発明の実施例の縦断面図、第2図
は本発明の一部の端面図、第3図は、第1図の電
気回路図、第4図は粉体塗装ガンの実験装置で得
られる線図、第5図は粉体塗装ガンの実験装置を
示す図である。 1……筒体、2……粉体通路、3……針電極。
は本発明の一部の端面図、第3図は、第1図の電
気回路図、第4図は粉体塗装ガンの実験装置で得
られる線図、第5図は粉体塗装ガンの実験装置を
示す図である。 1……筒体、2……粉体通路、3……針電極。
Claims (1)
- 1 筒体1の粉体通路2の中央部に針電極3を設
けるとともに該筒体1の吐出口5を末広がり状に
形成した外部チヤージ塗装ガンにおいて、針電極
3の先端位置を前記筒体1の先端から、その直径
Dの1/1以上の距離Lだけ引込めた粉体塗装ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22150983A JPS60114368A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 粉体塗装ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22150983A JPS60114368A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 粉体塗装ガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60114368A JPS60114368A (ja) | 1985-06-20 |
JPH0112546B2 true JPH0112546B2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=16767824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22150983A Granted JPS60114368A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 粉体塗装ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60114368A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6100807B2 (ja) * | 2015-01-09 | 2017-03-22 | トヨタ自動車株式会社 | 静電塗装装置及びその導電性検査方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5243846A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-06 | Senichi Masuda | Device for electrostatic powder coating |
JPS54145744A (en) * | 1978-05-09 | 1979-11-14 | Onoda Cement Co Ltd | Device for charging powder electrically |
JPS55124561A (en) * | 1979-03-19 | 1980-09-25 | Kansai Paint Co Ltd | Powder deposition preventing means for electrostatic powder spray gun |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP22150983A patent/JPS60114368A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5243846A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-06 | Senichi Masuda | Device for electrostatic powder coating |
JPS54145744A (en) * | 1978-05-09 | 1979-11-14 | Onoda Cement Co Ltd | Device for charging powder electrically |
JPS55124561A (en) * | 1979-03-19 | 1980-09-25 | Kansai Paint Co Ltd | Powder deposition preventing means for electrostatic powder spray gun |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60114368A (ja) | 1985-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1303345C (en) | Apparatus for coating workpieces electrostatically | |
JPH09103714A (ja) | 静電塗装噴霧装置 | |
US4157162A (en) | Electrostatic spraying apparatus | |
GB1209653A (en) | Apparatus for electrostatic spray coating | |
JPH0112546B2 (ja) | ||
JPS56155661A (en) | Generation of static electricity and apparatus therefor | |
JPS6134065Y2 (ja) | ||
JPS60195566A (ja) | 放電装置 | |
GB1355075A (en) | Electrostatic spray coating apparatus | |
SU927327A1 (ru) | Электростатический пистолет-распылитель | |
Inculet et al. | Electrostatic painting of nonconductive surfaces with water-base paints | |
SU634796A1 (ru) | Устройство дл распылени лакокрасочного материала в электрическом поле | |
JPH0417845U (ja) | ||
SU1045946A1 (ru) | Электростатический пистолет-распылитель | |
JPS6234605Y2 (ja) | ||
TW316321B (en) | A multiple charged developing gun | |
JPH0924306A (ja) | 静電塗装装置 | |
JPS6197073A (ja) | 難電導性部品の静電塗装方法 | |
JPH1034027A (ja) | 静電被膜形成用ガン及び静電被膜形成装置 | |
JPH0751224B2 (ja) | 静電粉体塗装用吊架金物 | |
WO2013042666A1 (ja) | 静電塗装方法及び静電塗装用ガン | |
JPS59193164A (ja) | 静電塗装装置 | |
JPH0857364A (ja) | 静電粉体塗装装置 | |
JP3444664B2 (ja) | 静電粉体塗装方法 | |
JPS5917403Y2 (ja) | 粉体塗装用ガン構造 |