JPH01124509A - 縦型製袋充填包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、連続して紙引き運転することができるように
改良されたボックスモーションシールができる縦型製袋
充填包装方法に関する。

〈従来技術及びその問題点〉 先ず、従来の縦型製袋充填包装方法を、第４図を参照し
て簡単に説明する。包材フィルムＦ１を製袋器ｌに導い
て円筒２に巻付けて筒状に折曲げ１円筒２の側方に設け
た紙引き手段３により紙引きし、円筒２の一側において
合わされるフィルム両縁ｆを縦シーラ−４で縦シールを
施して包装筒Ｆ２とし、円筒２の下方に設けた開閉自在
な横シール・カット手段５により、ホッパー６より供給
され円筒２を通して包装筒Ｆ２内に落下充填される被包
装物の上下を横シールするとともに横にカットするよう
になっている。

この縦型製袋充填包装方法は、間欠して紙引きを行うよ
うになっており、連続して紙引きを行うことはできない
。

く本発明の目的〉 本発明は、連続して紙引き運転することができるように
改良されたボックスモーションシールができる縦型製袋
充填包装方法を提供することを目的としている。

く上記目的の達成手段〉 本発明の縦型製袋充填包装方法を説明すると。

第１図及び第２図に示すように、 包材フィルムＦ１をセーラー１と円筒２からなる製袋器
に導いて筒状に折曲げ、円筒２の側方に設けた紙引き手
段３により紙引きし、円筒２の一側において合わされる
フィルム両縁ｆを円筒２の該一側に設けた縦シーラ−４
で縦シールを施して包装筒Ｆ２とし、円筒２の下方に設
けた開閉自在な横シール中カット手段５により、ホッパ
ー６より供給され円筒２を通して包装筒Ｆ２内に落下充
填される被包装物の上下を横シールするとともに横にカ
ットする縦型製袋充填包装方法において。

横シール中カット手段５をサーボ・モータ７によって上
下動される昇降テーブル８に設置して、連続して紙引き
する運転時には、上記昇降テーブル８がレジマークが来
る毎に適切なタイミングで上昇待機位置から下降開始し
て包材フィルムＦ１の速度に同調し、該速度同調したと
きに上記横シール・カット手段５による横シール番カッ
トが行われ、さらに次のレジマークが来る前に上記昇降
テーブル８が上昇復帰するように、該サーボｅモータ７
を運転することを特徴とするものである。

従って、連続して紙引き運転するには、以下のように行
うことができる。上記コントローラー１０は、キー人力
装置とＣＲＴ表示装置を備えているものとして説明する
。

先ず、コントローラーｌＯに、袋長さと、−分間当りの
包装個数もしくはフィルム速度を入力する。これによっ
て、サーボ番モータ７の正転と逆転のトータル時間が、
包装サイクル時間よりも短くなるように自動的に選択設
定される。

そうして、最初は、コントローラー１０の空運転ボタン
をオンにして、被包装物を供給しない空運転として、そ
れぞれ図示しないサーボ・アンプを介してサーボ番モー
タ７．１１が駆動され、包材フィルムに印刷されたレジ
マークと横シール・カットを自動的に一致させるための
調整運転を行う。

サーボ・モータ１１の駆動は連続回転となり、サーボ・
モータ７の駆動はテーブル８を上昇待機位置から下降さ
せる正転と、テーブル８を元位置へ上昇復帰させる逆転
を繰返し、かつ逆転終了後、正転するまでにレジマーク
との移送の同期をとるための微小な休止時間を有する間
欠運転となる。

そうして、サーボ−モータ１１の駆動は、当初において
は、レジマークを横シール・カットに自動的に一致させ
るために、コントローラー１０に入力されたフィルム速
度フィルム速度とは異なる速度が、該コントローラー１
０によって仮に自動設定される。それは、もしも、レジ
マークの下側で横シール拳カットが行われる場合には、
コントローラー１０に入力されたフィルム速度よりも大
きな速度となるようにサーボ健モータ１１が回転駆動さ
れ、また、レジマークの上側で横シール・カットが行わ
れる場合には、コントローラー１０に入力されたフィル
ム速度よりも小さな速度となるようにサーボ・モータ１
１が回転駆動される。

こうして、レジマークが横シール・カットに自動的に一
致すると、サーボ・モータ１１の駆動は、コントローラ
ーｌＯに入力されたフィルム速度に落着く、この場合、
横シール・カットがレジマークの上側にずれるか、下側
にずれるかの検出は、従来において既に解決されている
方法を合わせて採用する。すなわち、レジマークと横シ
ール・カットの位置ずれは、レジマークの印刷ずれや包
材フィルムの伸びや紙引きする際のスリップＮ等によっ
ても絶えず生じようとする。このため、従来において、
横シール・カットのタイミングをレジマークの位置ずれ
を含めて対応させるために、レジマークセンサーとして
例えば光電管スイッチ９が設けられ、当初の調整運転時
において、横シール・カットとレジマークが一致するよ
うにしてから該光電管スイッチ９をレジマークに合わせ
るようにするか、あるいは、光電管スイッチ９がレジマ
ークを検出してから横シール会カットとレジマークが一
致するまでの時間要素として例えば、ロータリー・エン
コーダ１２のパルス信号をコントローラー１０が入力し
てカウントするようにして、横シール・カットとレジマ
ークが一致するときのカウント数になったとき、該コン
トローラー１０が横シール拳カット手段５を駆動する。

しかして、上述した空運転によって、横シール・カット
とレジマークが一致したら、コントローラーｌＯの被包
装物を落下させるボタンをオンにして本運転にする。す
ると、ホッパー６の上に設置される図示しない自動計量
機から適切なタイミングで被包装物の落下充填が行われ
る。

本発明では、連続して紙引きする運転時には、上記昇降
テーブル８がレジマークが来る毎に適切なタイミングで
上昇待機位置から下降開始して包材フィルムＦ１の速度
に同調するようにサーボ参モータ７が駆動される。すな
わち、サーボ・モータ７の正転が行われるが、それは、
テーブル８をレジマークが横シール・カット位置に接近
する毎に、回転停止状態から回転数が急速に立ち上がり
フィルム速度に速度同調するように行われる。また、コ
ントローラー１０は、該回転数の急速な立ち上がりをフ
ィルム速度に対応して変化させる。

そして、該速度同調したときに上記横シール・カット手
段５による横シールφカットが行われ、さらに次のレジ
マークが来る前に上記昇降テーブル８が上昇復帰する。

従って、横シール・カット手段５は、ボックス・モーシ
ョンとなって、横シール豐カットを行うことになる。

次に、間欠して紙引き運転する場合には、フントローラ
−１０によってサーボ・モータ７を駆動して昇降テーブ
ル８を上下動させて、円筒２から横シール・カット位置
までの距離ｈ　ｗｉｎ　−ｈ　ｗａｘを、包装筒Ｆ２に
しわが発生しない限度の最小寸法となるように円筒２の
径の大小に対応して適切に設定して、落下距離をできる
だけ短くシ、これによって決まる横シール・カット位置
にレジマーΣ りｆ合わせる０図において、実線位置の昇降テーブル８
は１袋長さが最大の場合を示し、昇降テーブル８が８ａ
の位置にあるときは、袋長さが最小の場合を示す、テー
ブル８の移動を行わないで、すなわち、サーボ・モータ
７を駆動しないで、該間欠紙引き運転をすれば良い。

〈実施例・・・第１図及び第２図〉 この実施例の説明は、上記目的達成手段の項で述べた発
明の構成の必須要件の説明と重複しないように簡単に行
う。

横シール・カット手段５を上下させる昇降テーブル７は
、二本のガイドロッド１９によって上下方向にガイドさ
れているとともに、該テーブル７に固設されたナツト２
０がネジ軸２１に螺合されていて、ネジ軸２１と接続さ
れ、たモータ８がコントローラー１０で駆動されること
により上下動される。

横シール・カット手段５が上下動自在な昇降テーブル７
に設置されていることで、円筒２から横シール・カット
位置までの距離ｈ　ｗｉｎ　−ｈ　ｗａｘを短く変化さ
せることができるとともに１円筒２自体も短尺で落下距
離Ｈｓｉｎ　−Ｈｗａｘが一層短くなっていて、これに
よって、従来の落下距離が長いときの欠点が効果的に解
消される。すなわち、被包装物の落下時間が短くなり、
包装能力を上げることができ、包装筒内のブリッジが起
こりに〈〈なり、また紙引き抵抗が小さくなり、さらに
高さが小さくなるので、天井が低い工場に好ましいもの
となり、また、製品排出レベルを高くするために架台の
上に設置してもホッパーが従来と同じ高さとなるので、
使い勝手が向上するとともに、工場が浸水しても装置の
安全が確保される。

円筒２を短尺にしたことについて説明すると、円筒２を
製袋器１の開口に合わせて斜めにカー／　トして、該円
筒２にホッパー６を一体接続する一方、縦シーラーとし
て超音波発振器４を採用し、紙引き手段５を製袋器ｌに
近づけて、上端及び下端をつめた短尺な円筒２としてい
る。　縦　シーラーとして、第４図の棒状ヒーターに変
えて、超音波発振器を採用することは１円筒２を短尺に
する上で効果的であり、紙引き手段５を従来よりも高レ
ベルに設置することと合わせて円筒２を短尺にすること
ができる。

特にこの実施例では、縦シーラ−４として超音波発振器
が設けられている。該超音波発振器４は、ロータリー・
エンコーダ１２により得られるパルス信号をコントロー
ラー１０が入力し、該コントローラー１０が包材フィル
ムＦ１の速度に応じた電圧制御による超音波シールを行
うもので、円筒２の一側において合わされるフィルム両
縁ｆに対して運転時にのみアクチュエータ１３により押
し付けられる。このとき、アンビル１４がモータ１５に
よりフィルム速度と等しいか若干速く回転しつつ、フィ
ルム両縁ｆを挟んで超音波発振器４の発振先端を受ける
。従って、コ〉′トローラー１０により包材フィルムＦ
１の速度に対応したシール強度に制御される超音波シー
ルを行う超音波発振器４を縦シーラーとして採用し、運
転時に該超音波発振器４の発振先端を円筒２の一側にお
いて合わされるフィルム両縁ｆに対して押し付け、その
背面を、フィルム速度と等しいか若干速く回転されるア
ンビル１４で受けて超音波縦シールすることになる。

連続紙引き運転するには、縦シーラ−４が連続紙引き運
転に適合する構造のものでなければならないが、それに
は、熱ロールと、熱ベルトと、熱風吹付けと、超音波熱
シールの四つ方法が考えられるが、特にこの実施例にお
いて、超音波発振器４を採用することにしたのは、運転
開始時のシール不良を無くす上で最も優れており、また
、上記のように包装速度に対応したシール制御が最も容
易だからである。

紙引きは、バキューム機能を有するベルト式構造であり
円筒２の左右両側に一対に設けられた延引ｙ手段３が、
アクチュエータ１６により円筒２に近接状態となって包
装筒Ｆ２をバキュームしながら行う。紙引き手段３の駆
動を行うサーボ・モータ１１の回転は、四枚の歯車を噛
合してなる回転分岐手段１７と、左右にそれぞれ一対の
ユニバーサル継手で接続された二本の回転伝達軸１８を
介して左右の駆動ベルト車３ａ、３ａに伝達される。横
シールΦカット手段５は、互いに密着・離隔自在にガイ
ドされた二条シールとなる一定の棒状ヒータ５ａ、５ａ
と、一方の棒状ヒータ５ａに付設されヒータが密着した
後に突出すカッター５ｂと、一対のアクチエエータ５ｃ
、５ｃとを有してなり、アクチエエータ５ｃ、５ｃがコ
ツトローラー１０により適切なタイミングで作動されて
、レジ・マークに一致して横シール・カットを施す。

なお、符合２２は製品排出シュートであり、符合２３は
バキューム用のフレキシブルダクトである。符合２４は
落下距離が小さくなる分だけ、高さを嵩上げするための
架台である。

く変形例〉 上記の目的達成手段の項で述べた連続紙引き四仲 転の説明は、−例であり、以下のグき他の例も有る。

包材フィルムＦ１のレジマークを実線位置のレジマーク
センサー９に合わせるとともに、コントローラー１０に
よってサーボやモータ７を回転し、横シール・カット手
段５を円筒２の下方のレジマークに合わせ、そのときの
サー・ポ・モータ７の回転角度をテーブル上昇待機位置
として記憶しておく。そして、コントローラー１０によ
ってサーボ・モータ１１を連続回転し、レジマークセン
サー９がレジマークを検出する度に、テーブル８を下降
開始して該横シール・カット手段５をしジマークに一致
するように追いつかせる。この場合でも、横シール・カ
ット手段５をサーボ・モータ７によって上下動される昇
降テーブル８に設置して、連続して紙引きする運転時に
は、上記昇降テーブル８がレジマークが来る毎に適切な
タイミングで上昇待機位置から下降開始して包材フィル
ムＦ１の速度に同調することに変りはない、その後、コ
ントローラー１０によって開閉用アクチュエータ１２．
１３を動作させ、横シール・カット手段５による横シー
ル・カットを行い、しかる後、テーブル８を上昇待機位
置に復帰する。

もって、運転の最初から被包装物を供給して。

７によって上下動される昇降テーブル８に設置された横
シール・カット手段５が、ボックスモーシ璽ンタイプの
横シール拳カットを行うことができる。

その他、対線的な変形例として、第１図の７クチエエー
タ５ｃを一本とし、該アクチエエータによりクランクが
揺動されるようにして、該クランクと接続された二本の
連接棒によって第１図の棒状ヒータ５ａ、５ａを開閉し
ても良い、また、第１図のアクチエエータ５Ｃ１５Ｃに
変えて、棒状ヒータ５ａ、５ａを開閉するネジ軸を設け
、該ネジ軸をトルク拳モータで往復回転しても良い。

〈発明の効果〉 以上説明してきたように、本発明の縦型製袋充填包装方
法によれば、 横シール・カット手段をサーボ・モータによって上下動
される昇降テーブルに設置して、連続して紙引きする運
転時には、上記昇降テーブルがレジマークが来る毎に適
切なタイミングで上昇待機位置から下降開始して包材フ
ィルムの速度に同調し、該速度同調したときに上記横シ
ール番カット手段による横シール・カットが行われ、さ
らに次のレジマークが来る前に上記昇降テーブルが上昇
復帰するように、該サーボ・モータを駆動することとし
たので、 上記横シール・カット手段が包材フィルムの速度に同調
したボックスモーションシールを行いつつ横シール拳カ
ットを行うこととなり、従って、横シール時間を包材フ
ィルムの速度が早くても遅くても包材フィルムの熱、特
性に応じた一定時間になるようにコントロールすること
ができ、もって、従来の間欠して紙引き運転することが
できるだけでなく、理想的な連続紙引き運転が実現でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明の縦型製袋充填包装方法を
説明するための図面であり、第１図は、第一実施例に係
る縦型製袋充填包装方法を採入れた縦型製袋充填包装機
の概略側面図を示し、第２図は、同上の縦型製袋充填包
装機の投視図を示す、第３図は、従来の縦型製袋充填包
装機の投視図を示す。 Ｆｌ　・−・包材フィルム、 Ｆ２・・・包装筒、 ｆ１１１１１１フィルム両縁、 １・・・、ｆ？／ｆ／室夢器。 ２・・・円筒、 ３・・・紙引き手段、 ４・・・縦シーラ−， ５拳・φ横シール・カット手段。 ６拳・寺ホッパー、 ７・・・サーボ・モータ、 ８・会・昇降テーブル、 １１・・・サーボ・モータ、 特許出願人　　株式会社川島製作所 第２図 第３図 手続補正書（方式） 昭和６３年３月３日 １　事件の表示 昭和６２年　特許願　＠２８１２９６号２　発明の名称 縦型製袋充填包装方法 ３　補正をする者 卓件との関係　　特許出願人 住所　　埼玉県草加市谷塚上町４３４番地名称　　株式
会社　用島製作所 代表取締役　田中慧一部 ４　代理人　郵便番号２７７　　置　０４７１（８Ｂ）
２７９８住所　　千葉県相市相３丁目９番２１号　山崎
ビル３０３昭和６３年２月２３日 ６　補正の対象

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）包材フィルムを製袋器に導いて円筒に筒状に折曲
   げ、円筒の側方に設けた紙引き手段により紙引きし、円
   筒の一側において合わされるフィルム両縁を円筒の該一
   側に設けた縦シーラーで縦シールを施して包装筒とし、
   円筒の下方に設けた開閉自在な横シール・カット手段に
   より、円筒を通して包装筒内に落下充填される被包装物
   の上下を横シールするとともに横にカットする縦型製袋
   充填包装方法において、 横シール・カット手段をサーボ・モータによって上下動
   される昇降テーブルに設置して、連続して紙引きする運
   転時には、上記昇降テーブルがレジマークが来る毎に適
   切なタイミングで上昇待機位置から下降開始して包材フ
   ィルムの速度に同調し、該速度同調したときに上記横シ
   ール・カット手段による横シール・カットが行われ、さ
   らに次のレジマークが来る前に上記昇降テーブルが上昇
   復帰するように、該サーボ・モータを駆動することを特
   徴とする縦型製袋充填包装方法。
2. （２）コントローラーにより包材フィルムの速度に対応
   したシール強度に制御される超音波シールを行う超音波
   発振器を縦シーラーとして採用し、運転時に超音波発振
   器の発振先端を円筒の一側において合わされるフィルム
   両縁に対して押し付け、その背面を、フィルム速度と等
   しいか若干速く回転されるアンビルで受けて超音波縦シ
   ールすることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   縦型製袋充填包装方法。