JPH01124070A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH01124070A
JPH01124070A JP62282262A JP28226287A JPH01124070A JP H01124070 A JPH01124070 A JP H01124070A JP 62282262 A JP62282262 A JP 62282262A JP 28226287 A JP28226287 A JP 28226287A JP H01124070 A JPH01124070 A JP H01124070A
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image
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JP62282262A
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Shinichi Ota
信一 太田
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置、特に複数の入力画像を補間処理
して出力する画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から複数画像を出力するにはCRTマルチフォーマ
ットカメラがある。これは画像をCRTに表示して、レ
ンズ結像系を介して銀塩フィルム上に多数回位置を変え
て投影し、撮影するものである。しかし、光軸が銀塩フ
ィルムとCRTに対して斜めになると画像歪が大きくな
るため、複数画像を出力する際は各々の画像ごとに銀塩
フィルムまたはCRTとレンズ系を相対的に動かして光
軸ヲ垂直に保つことが必要であり、多数の画像を出力す
るには長時間を有するという欠点がある。
また、近年半導体産業の発展により、ICCメソの高集
積化及び低価格化が進み、大容量のメモリが安価に人手
できる様になったので、複数の画像をディジタル化し、
メモリ内で合成し、合成した画像をCRTに表示して撮
影することも可能になった。しかし、CRTでは解像力
が不足であり、また、レンズ系で大画角撮影をすると、
照度ムラが大きくなるという欠点がある。また、CRT
の蛍光面によるS/Nの劣化も問題になっている。
この様なCRTマルチフォーマットカメラの欠点を補う
ものとして、最近レーザービームプリンタを使うことが
提案されている。これは微小スポットのレーザー光でフ
ィルム面をラスター走査するもので、メモリ内で合成し
た複数画像を1度に出力することが出来るので、多数の
画像を短時間で出力できる。また、微小スポットの一点
一点が1画素に相当するので解像力も充分であり、蛍光
体を用いないのでS/Nも良い。
ところが、CRTマルチフォーマットカメラでは出力画
像の大きさはレンズ系の倍率を変えることで行っていた
が、レーザービームプリンタでは光学系で出力画像の大
きさを変えるのは困難である。従って、レーザービーム
プリンタでは出力画素の大きさを変えずに、人力画像の
画素を補間処理して出力画像の大台さを変える必要があ
る。
この様にレーザービームプリンタにおいて画素補間をす
る場合に、従来は補間した画素のデータをメモリに格納
する必要があったため、リアルタイムの処理が不可能で
あったし、補間の倍率を出力可能な画素数から出力され
る画像間の間隙の画素数の総和を減じたものを人力画像
の画素数で除して決定していたため、画像間の間隙の大
きさは常に一定であり、出力画像数が多くなると、出力
媒体上で画像が占める面積が減少し、フィルムの有効利
用の面で不利となってしまう。
[発明が解決しようとする問題点コ 前記従来の欠点を除去するものとして、本発明者は補間
の倍率を出力画像が欠落することがない範囲で、出力媒
体に占める出力画像の割合が最大となるように決定する
方法(特願昭61−195682号)を提案した。しか
し、この方法では、場合によっては出力画像同志がほん
とんど密着し、画像間の区別が付ぎ難く観察する上で煩
わしさが生じる。
木発明は大容量のメモリを必要とせず、高速またはほと
んどリアルタイムで画像の補間処理をすると共に、出力
媒体上で画像と間隙の比率を一定として、画像の見易さ
とコストパフォーマンスの向上を企った画像処理装置を
提供する。
[問題点を解決するための手段] この問題点を解決するための一手段として、木発明の画
像処理装置は、複数の入力画像を補間処理して出力する
画像処理装置であって、出力画像の画像部と該画像部間
の間隙部との比率を算出する比率算出手段と、該比率算
出手段の算出した比率と所定値を比較する比較手段と、
該比較手段の比較結果から比率が所定値より大きい場合
に、前記補間処理の補間倍率を低減する倍率低減手段と
を備える。
[作用コ かかる構成において、出力画像の画像部と前記画像部間
の間隙部との比率がほぼ前記所定値となるように、前記
補間処理の補間倍率が決定される。
[実施例コ 以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第21図は実施例の画像処理装置のブロック図である。
101はパスラインで、画像信号入力部100、CPU
部1029画像メモリ103.バイブライン演算部10
5及び画像出力部106がつながっている。CPU部1
02には処理プログラムを格納するROM102aと補
助メモリ用のRAM102bがある。画像信号入力部1
00は図示していない他の画像形成手段または画像入力
手段とつながっていて、画像信号入力部100に入力す
る画像信号がディジタル信号の場合はディジタルインタ
ーフェースであり、画像信号がアナログ信号の場合は画
像信号入力部100でA/D変換を行ない、ディジタル
信号にしてパスライン101に送り込む。
第21図において、画像信号の流れは、見易くするため
太い線で示しである。尚、CPU部102で画像信号を
処理することも可能であるが、これは本発明の主旨では
ないので、CPU部102には画像信号を入力させてい
ない。画像信号は画像信号入力部100から画像メモリ
103にDMA転送される。画像メモリ103は複数の
画像を格納する容量がある。同時に画像の構成及び画像
の出力に関する情報が画像信号人力部100からCPU
部102内部のRAM102bに格納される。この情報
には1つの画像を構成する入力画素数及び出力する際の
出力画像配置情報と、他に画像を補間する方法に関して
の補間モード情報や画像の階調処理に関する情報などが
ある。また、これらの情報は図示していない他の入力手
段、例えばキーボードなどで入力するのも可能である。
さらに、画像出力部106からは出力媒体の大きさの情
報が送られてCPU部102内部のRAM102bに格
納され、画像出力部106で出力可能な画素の大きさか
ら、その大きさの出力媒体に出力可能な総出力画像画素
数がCPU部102で計算される。または前もってRO
M102aに格納されたリストから選ばれる。パイプラ
イン演算部105は実行可能な補間倍率が第26図(C
)のように限定された補間処理を行い、この補間倍率メ
ニューは前もってCPU部102のRAM102bに格
納されている。上述情報の内、入力画像画素数、出力画
像配置情報及び総出力画像画素数から、後述する計算方
法に従つて最適な補間倍率を補間倍率メニューの内から
選択し、パスライン101を介してパイプライン演算部
105にセットする。さらに出力媒体上での画像外の間
隙を補間前の入力換算した間隙画素数も計算する。画像
出力部106はラスター走査をする出力装置であればど
の様な装置でも良い。
第24図にROM102aに格納された実施例の画像処
理装置の処理フローチャートを示す。まず、ステップS
IOでは画像信号人力部100より画像の構成等の入出
力情報を受信する。次に、ステップS20で画像出力部
106より出力媒体の大きさ等の情報を受信する。ステ
ップS30で以上ステップSIO,S20で受信した情
報より補間倍率を算出する。同時にここで間隙画素数の
算出も行う。ステップS40ではステップS30で算出
された補間倍率を実行するための情報をパイブライン演
算部105に送信する。後述するように、この情報によ
りパイプライン演算部105は入力データの流れや演算
時の重み量等を選択する。ステップS50で画像メモリ
103に画像信号入力部100を通して画像データが書
き込まれているかをチエツクして書き込みの終了を待ち
、画像データがレディになるとステップS60で画像処
理を起動させる。起動後の各動作を以下に述べる。
パイプライン演算部105には後述する様に画像出力部
106の主走査方向1ラインに相当する人力ラインバッ
ファメモリを含んでいる。出力動作が始まると、この入
力ラインバッファメモリには、まず、端部に間隙画素数
分だけデフォルトした値が書き込まれ、次に最初の画像
の1ライン分が入力画像画素数分だけ画像メモリ103
からDMA転送され、次は画像間の間隙が同様に書き込
まれ、次に2番目の画像の1ライン分が同様に書き込ま
れ、これを繰り返して最後に端部の間隙が同様に書き込
まれる。従って、人力ラインバッファメモリには主走査
方向の出力画像画素数を補間倍率で除した画素数の間隙
と画像が配置されている。この人力ラインバッファメモ
リに書き込まれたデータは後で詳しく説明するパイプラ
イン演算部105によって補間演算されて拡大され、パ
イプラインで出力ラインバッファメモリに書き込まれる
。従って、出力ラインバッファメモリには主走査方向の
出力画像画素数が書き込まれることになる。出力ライン
バッファメモリに書き込まれたデータは画像出力部10
6で階調処理などを行なわれ、出力、例えば表示または
記録される。
この入力ラインバッファメモリの内容と出力うインバッ
ファメモリの内容を表わしたのが第22図である。但し
、主走査方向に2画像を並べた例である。
INLBは入力ラインバッファメモリ、0UTLBは出
力ラインバッファメモリ、Sl、S2゜S3は入力側の
間隙、Ml、M2は各々別の入力画像の1ライン分であ
る。ISl、IS2゜IS3.IMI、IM2は各々S
l、S2゜S3.Ml、M2の補間演算後のデータであ
る。
また、LはI NLBに書き込まれた総画素数、ILは
0UTLBに書き込まれた総画素数であり、ILは主走
査方向の総出力画素数である。
MlとIM17iびM2とIM2の比は各々選択された
補間倍率となっているが、LとILは各々整数であるの
で、LとILの比は必ずしも正確に補間倍率に一致する
とは限らない。この場合の処理については後に詳述する
また、INLBに入力画像を転送する前に、副走査方向
前端部の間隙として、デフォルトした値をINLBにL
だけ間隙のライン数分書き込み、副走査方向の画像間及
び後端部の間隙も同様にして副走査方向の間隙を作成す
る。但し、副走査方向の間隙を書き込むラインの制御及
びINLBに書き込む入力画像のラインの制御は後述す
るシーケンスに従って行なう。
次に補間倍率及び画像外の間隙の決定方法について述べ
る。なお、主走査方向なH1副走査方向をVとし、人力
画像に関しては、出力される際の画像の向きに相当する
方向においてHまたはVとする。
主走査方向及び副走査方向の入力画像画素数を各々PH
,Pv、総出力画素数を各々TH5TV、仮の補間倍率
を各々M o 、 M vとし、補間前の入力換算した
総出力画素数を各々B)l、BVとする。但し、以下の
説明では人力画像の画素のアスペクト比は1とし、出力
画像の画素のアスペクト比も1とした例を述べるので、
補間倍率は両方向共同じになる様にする。また、出力媒
体上に並ぶ画像の配列をマトリクス状とし、主走査方向
及び副走査方向の画像数を各々FH,FVとする。ここ
で、出力媒体上で画像な成可大きくし、さらに入力画像
が全て欠落せずに出力されるには次の2式を満足しなけ
ればならない。
(P□XFII )XMH≦T、   ・・・(33)
(PvxFv)×Mv≦TV  ・ (34)(33)
、(34)式から、 Mu≦TH/(PIIXFI+)    ・ (35)
Mv≦TV/(PVXFV)    ・ (36)とな
る。p、 、pv +  FH、FVは前述した根に画
像信号入力部100から人力され、TH、Tvは出力装
置と出力媒体の大きさから決まるので、(37)、(3
8)式は計算可能である。
(37)、(38)式は両式共に満足されねばならず、
また、補間倍率は両方向共同じにするので、MHとMv
の最大値のうちより低い方を補間倍率の最大値として選
ばねばならない。これをM、、とする。また、パイプラ
イン演算部105で補間可能な補間倍率は限定されてお
り、この補間倍率メニューをMI (i=1.2.3)
とする。
第26図(C)の例では32種類ある。
従って、次に M、   ≦ M し               
          ・・・  (37)となるMlの
最大値をメニューから選択すると、明らかに Ml ≦M、≦MH、Mv      =  (3B 
)である。従って、MI<MH+ Mvになる可能性が
あり、出力媒体上で余った部分を間隙とすると、 ((Po XFH) 十BH) XM+ =TH・・・
(39) ((Pv XFv ) 十Bv ) XM! =Tv・
・・(40) となる様にB、、Bvを決める。M、が決まったので、 BH=TH/M+ −(Po XFo ) ・・・(4
1)Bv =Tv /M+ −(Pv X Fv ) 
・・・(42)が計算可能となり、また、間隙を画像間
に均等に配分するならば、主走査方向及び副走査方向の
両端部を含めた個々の間隙SH+SVは、SH= Bl
(/CF、、 + 1) =  (TH/Ml    (PHXFo))  / 
 (FH+1)・・・ (43) Sv=Bv/(Fv+1) =  (Tv/M+  −(pv  XFV))  /
(FV  +N・・・ (44) となる。S、、Svは必ずしも整数になるとは限らず、
むしろ整数にならない場合の方が多いであろう。その場
合は小数点以下を切り捨てた整数のS、、Svを各々S
 HT+  S VTとし、また、BHlBvも整数に
なるとは限らず、BH,BVの小数点以下を切り上げた
のを各々BHT+ ’B VTとし、BHT+  B 
VTとSHT+  SVTの総和との差をΔH1ΔVと
すると、 ΔH”BHT  5HTX (FH+ 1 )・・・(
45)ΔV”BVT  5VTX  (Fv  +1)
・”  (46)テアリ、ΔH1ΔVは整数になるので
、このΔH1ΔVをF、+1.Fv−11に適当に割り
振れば良い。従って、各々の間隙は均等にならない場合
があるが、実用上は差し支えない。
例として、PH=600.Pv =450゜T、=40
00.TV =5000.FN =2゜Fv=3の場合
、即ち、第23図(A)に示した様に2×3のマトリク
ス状にIMIから1M6の6つの画像を出力する例につ
いて述べる。
また、補間倍率メニューは第26図(c)の例とする。
まず、(35)、(36)式から、 M、≦4000/ (600X2)ざ3.33・・・(
47) Mv≦5000/(450X3)”3.70・・・ (
48) M u < M vであるから、M L = M Hと
し、第26図(C)より M、冨3.25<ML     ・・・(49)である
。(41)、(42)、(43)。
(44)式から、 BH=4000/3.25− (600X2)=30.
8         ・・・(5o)B v =500
0 / 3 、 25  (450X 3 )=188
.5       ・・・(51)SH=10.3  
       ・・・(52)Sv =47.1   
     − (53)となり、よって、BHT=31
、BVT=189.5HT=10、SHア=47となり
、 ΔH=31− (10X3)=1・・・(54)ΔV=
189− (47X4)=1・・・(55)となる。ま
た、BH,Bvの小数点以下を切り上げたため、総出力
画像画素数はオーバフローを生じる。総出力画像画素数
は(39)、(40)式の左辺で与えられ、 ((600X2)+31)X3.25 =4000.75>4000   ・・・(56)((
450x3)+189)x3.25=5001.75>
5000   ・・・(57)となる。従って、ΔH1
Δ■は後端部、即ち、主走査方向は第22図の33、第
23図(A、)においては右端、副走査方向は第23図
(A)下端で補正をしておけば、オーバフロー分は間隙
において生じ、画像は影響を受けない。
また、出力媒体上の画像の面積比率は、(600X45
0)X (2X3)X3.252/4000x5000
%85.6  ・・・(58)となり、85.6%の使
用率となる。
以上の説明では入力画像と出力画像の画素の、 アスペ
クト比を共に1とした例で説明したが、本発明はこれに
とられれない。
例えば、人力画像の画素のアスペクト比がa:b、但し
、aはH方向、bはV方向とし、出力画像の画素のアス
ペクト比が1=1の場合は、(35) 、  (36)
両式共に満足するM、の組合せを選び、H方向、■方向
を別々に計算すれば良い。
また、入力画像の画素のアスペクト比が1=1、出力画
像の画素のアスペクト比がa:bの場合は、やはり(3
5)、(36)両式共にMlの組合せを選び、H方向、
■方向を別々に計算すれば良い。
さらに、人力画像及び出力画像の画素のアスベクト比が
共に1=1の場合で、出力画像の補間倍率を意図的にa
;bにする場合は、(35) 。
(36)両式を共に満足するM、のうち、M L)I:
 M 1ll= a : bを概略満足するMlの組合
せを選び、H方向V方向を別々に計算すれば良い。
この様にして得られた出力画像の第23図(A)をみる
と、各画像は副走査方向よりも主走査方向に接近してい
る。
出力媒体上での画素の大きさをo、osxO,08mm
とすると、主走査方向の画像間の間隙は、 SHTXMI Xo、08 =10x3.25x0.08 =2.  6mm となる。
また、主走査方向の入力画素数PH=615とし他は前
記の例と同じとすると、M、=3.25と前記例と同じ
であるが、5u=0.7となり、5)IT=Oで主走査
方向の間隙が零となり、画像と画像が密着してしまう。
また、逆にPH=572とすると、M、=3.25と同
じで、5)I=28.9となり、5)IT=28で間隙
は(59)式と同じ計算から7.3mmとなる。
ここで、画像の大きさと、間隙の大きさの主走査方向及
び副走査方向の比率G H,G vをGo =PH/ 
(Po +5HT)   ・・・(60)Gv −Pv
 / (Pv + 5VT)   ”・(61)と定義
する。(60)、(61)式は、各方向での画像が占め
る比率を表わしている。
これを前記例に当てはめると、P、=615の場合は、
Go=1.即ち100%、P、=572の場合はGH=
0.953、即ち約95%となり、条件によって比率は
95%から100%まで変化する。比率が100%の場
合は画像と画像が密着し、画像の周辺部まで情報がある
場合には、その情報が隣の画像の情報と混同され易く、
情報の誤読を招く可能性がある。
これを防ぐため、補間倍率を決定する際に、前もって間
隙の大きさを定めておき、その分を総出力画素数から減
じておくことが考えられる。
この方法は即ち、固定の間隙の大きさをDとすると(3
3)、(34)式を (Pl(×FH)×MH≦T、−DX (F、+1) 
 ・・・(62)(PvxFv)×Mv≦Tv−DX 
(Fv”l)  ・・・(63)とする方法である。こ
の場合の比率Jo、Jvは間隙が固定であるから、 JH= PIlx Ml/(PHX M、+ D)−(
64)Jv= PyX M+/(Pvx Ml + D
)  −(65)となる。
入力画像の画素数P、、Pvが同じで、出力画素数がF
、、Fvが変った場合にはM、が変る。
即ち、出力画像数が少なければMlは大きく、多ければ
M、は小さい。従って、(64)。
(65)式から、M、が大きい程J、、Jvは犬きく、
Mlが小さい程J□、Jvは小さくなり、この方法では
出力画像数が多い場合のフィルムの利用度は低くなって
しまう。
そこで、本実施例では(60)、(61)式のGMまた
はGvが概略一定になる様に補間倍率を決定することに
より、条件が変っても見易く、且つフィルムの有効利用
度が余り変わらない様に企るものである。
第27図は、この方法を示すフローチャートである。
前記計算式では、ステップ5271〜5275でM、を
選択し、(35)、(36)、(37)式から補間倍率
を決定したが、本実施例では、更にステップ5276で
、(43)、(44)式からSII、Svを求め、ステ
ップ5277でそれを整数化したSHT+ S VTを
(60)、(61)式に代入してGH,Gvを求め、ス
テップ3278でこれを所望する比率Qと比較して、G
、、Gvが大きければ、ステップ5279で第26図(
C)のメニューより一段低い値をMl として選び、こ
れを再度(43)、(44)、(60)。
(61)式の順で計算して、GM、GvがQと等しいか
、または小さくなるまで続けて補間倍率を決定する。
また、M、、Mvが等しくない場合は小さい方の方法に
付いてのみ計算すればよい。即ち、第23図(A)〜(
C)の例ではH方向のS HT +G、を計算し判定し
てM、を決めればよい。
前記例でQ=0.95とすると、P、が615.600
,572のいずれの場合もGH>Qとなり、Ml とし
ては第26図(C)より3が選ばれる。このときSHT
は各々34゜44.63となりG、は各々0.948゜
0.932.0.901となり、P□=572のときは
約90%となってしまう。
そこで補間倍率をより細かく選択できることが必要とな
る。第26図(d)は第26図(C)を4倍細かくした
メニューの例である。
第26 図(d )のメニューによれば前記例でPH=
600の場合M、=3.3125で5HT=2、GH=
0.997となる。また、画素の太きさを0.08x0
.08mmとすれば間隙は0.53mmとなって、はと
んど画像と画像がつながってしまう。
これを第27図のフローチャートに従い、Q=0.95
で計算するとM、=3.0625が得られ、5H7=3
5、GH=0.945となり、間隙は8.575mmと
なる。これを示したのが第23図(C)である。
また、p、が615,572の場合は、各々MI が3
.3.1875、SHTが34.36、GHは0.94
8,0.941となり、条件が変ってもほぼ所望の比率
が保たれる。
第17図は実施例の画像処理装置をパイプライン演算部
105を中心に更に詳細に示したブロック図である。第
18図は第17図番部におけるライン単位でのデータの
流れを示したタイミングチャートである。
第17図の101はパスラインで、CPU部102、画
像メモリ103.DMA (ダイレクトメモリアクセス
)コントローラ104.パイプライン演算部1051画
像出力部106がつながっている。尚、画像信号人力部
100は図示していない。
DMAコントローラ104.パイプライン演算部105
9画像出力部106は互いに独立したデータ転送りロッ
クCP+ 、CR2、CPsを発生し、アドレスカウン
タ107,108と109.110を各々駆動する。但
し、アドレスカウンタ107はDMA用で、ラインバッ
ファメモリ111,112のライトアドレスを発生し、
アドレスカウンタ108と109はパイプライン演算部
用で、ラインバッファメモリ111゜112のリードア
ドレスとラインバッファメモリ113.114のライト
アドレスを発生し、さらにアドレスカウンタ110はラ
インバッファメモリ113.114のリードアドレスを
発生する。
また画像出力部106はライン毎の周期信号HSを発生
し、アドレスカウンタ107〜110をリセットする。
HSは例えばデータ出力部106が2次元画像出力装置
である場合は、主走査同期信号または水平同期信号であ
る。HSはまたDMAコントローラ104に入力し、D
MAコントローラ104は画像メモリ103のラインア
ドレスを制御する。またパイプライン演算部105が2
次元処理の場合は、HSはパイプライン演算部105内
部のライン転送をするのに使われる。
115〜118はデータ転送用のスイッチ回路で、スイ
ッチ回路115,117はラインバッファメモリ111
〜114のライトイネーブル信号を制御することによっ
て達成でき、スイッチ回路116.118はマルチプレ
クサで達成できる。
119〜122はラインバッファメモリ111〜114
のアドレスを切換えるスイッチ回路で、スイッチ回路t
ie、ttaと同様にマルチプレクサで達成できる。
CPU部102はDMAコントローラ104のデータ出
力モードを指令し、画像メモリ103から読出すデータ
の先頭アドレスや最終アドレスを設定する。CPU部1
02はパイプライン演算部105に対しては処理モード
を設定し、また必要に応じて種々のパラメータの設定や
制御信号を送る。本例では、補間倍率の設定のための情
報を送る。又、CPU部102は画像出力部106に対
しては、例えばルックアップテーブルの書換えやデータ
反転などのモード設定を行なう。
020部102がデータ出力モードを指令していると、
DMAコントローラ104はH3に同期して画像メモリ
103からのデータをラインバッファ111または11
2にDMA転送する。スイッチ回路115がラインバッ
ファ111を選択している場合は、スイッチ回路116
はラインバッファ112を選択し、スイッチ回路119
はアドレスカウンタ107を、スイッチ回路120はア
ドレスカウンタ108を選択していて、画像メモリ10
3から読出されたデータは、アドレスカウンタ107が
出力するアドレスに従って、スイッチ回路115を介し
てラインバッファ111に書込まれる。ラインバッファ
112に書込まれていたデータはアドレスカウンタ10
Bが出力するアドレスに従って読出され、スイッチ回路
116を介してパイプライン演算部105で補間処理さ
れる。
パイプライン演算部105で補間処理されたデータは、
ラインバッファ113または114に書込まれるが、ス
イッチ回路117がラインバッファ113を選択してい
る場合は、スイッチ回路118はラインバッファ114
を、スイッチ回路121はアドレスカウンタ109を、
スイッチ回路122はアドレスカウンタ110を選択し
ていて、パイプライン演算部105の出力データはアド
レスカウンタ109が出力するアドレスに従って、スイ
ッチ回路117を介してラインバッファ113に書込ま
れる。ラインバッファ114に書込まれていたデータは
アドレスカウンタ110が出力するアドレスに従って読
出され、スイッチ回路118を介して画像出力部106
に人力し、画像出力部106の形態に従って出力される
CPl、CF2 、CF2は前述した様に各々独立した
速度のクロック信号で、データ出力部106に木質的に
存在するブランキング期間をパイプライン演算部105
で有効に使用できるように、CF2が最も遅くなってい
る。第18図では速度が速い方からCP r > CP
 3> CP 2とした例を示していて、Wは書込み、
Rは読出しを示し、ラインの転送状態がわかる様にライ
ン番号を記している。1ライン分のデータ転送、補間処
理及び出力が済むと、次のH3でスイッチ回路115〜
122は各々切換わって反転し、ラインバッファ112
,114が書込みモードに、ラインバッファ111,1
13が読出しモードになる。同様にH3毎にモードが反
転し、途切れなくデータの転送、補間処理及び出力が行
なわれる。
即ち、本例はライン単位でのリアルタイム処理が行なわ
れていると言える。
第18図かられかる様に、画像メモリ103からDMA
コントローラ104へのDMA転送は単時間で行なわれ
、パスライン101もDMA転送によって占有される時
間は短時間であり、空いた時間を020部102はパス
ライン101を介して他の仕事に使用することができる
。また画像出力部106は図の様にブランキング時間が
あるが、パイプライン演算部105の補間処理はDMA
転送及びデータ出力と無関係の時間で行なわれ、1デー
タ当りの処理時間を長くして、廉価な低速度のICを使
うことによりコストの削減をはかつている。また、第1
8図かられかる様に本実施例は2対のラインバッファメ
モリを使うため、DMA転送とデータ出力間で2ライン
分の遅れが出る。また、107〜118に関しては、近
年市販されてきたICのFIF○(ファーストインファ
ーストアウト)コントローラ、例えばシダネティスク社
の8×60などを使うことで簡略化できる。
第19図は第17図の画像出力部106の出力部分の一
例で、データをCRTに波形として出力した例である。
第19図の101は第17図のパスライン101と同じ
で、ルックアップテーブル123につながり、ルックア
ップテーブル123の内容の書換えを行なっている。ル
ックアップテーブル123は例えばデータにウィンドウ
をかけたり、非線型変換を行なったりするのに使われる
。ルックアップテーブル123には第17図のスイッチ
回路118から補間処理されたDATAが人力し、−変
換テーブルを通ったのちD/Aコンバータ124でアナ
ログ信号となり、アンプ125を介してCRT126の
垂直偏向極を駆動する。
CRT126の水平偏向棒は偏向信号発生器128から
の出力で、CRT126は電子ビームを水平方向に一定
周期で走査しているので、CR’T 126には波形が
表示される。またクロック発生器127からの出力CP
3は、偏向信号発生器128で分周されて水平同期信号
HSとなる。本例でCRT126が偏向信号発生器12
8で水平垂直ともラスク走査され、アンプ125の出力
はCRT126の電子ビームと輝度変調すれば、CRT
126には2次元画像が表示される。
第20図には2次元ラスク走査をするレーザビームプリ
ンタの例を示した。第20図の101.123,124
,125,127は第19図と同様であり、アンプ12
5の出力はAOモジュレータ129(超音波光変調素子
)を駆動する。レーザ130からのレーザ光はミラー1
31を介してAOモジュレータ129でアンプ125の
出力信号に従って強度変調され、回転多面鏡132でフ
ィルム133上を主走査する。フィルム133は図示し
ていないフィルム移動機構で矢印方向に副走査され、フ
ィルム133上にはDATAに従った潜像が形成される
。また回転多面鏡132よりのレーザ光の一部は光検出
器134が検出され主走査同期信号H3となり、前述し
たようにアドレスカウンタ107〜110のリセットな
どに使われる。133は他の媒体、例えば電子写真感光
体などでも良い。また媒体が半導体レーザに感度があれ
ば、AOモジュレータ129を必要とせず、アンプ12
5の出力は直接レーザなドライブすれば良い。本実施例
はレーザプリンタに限定されるものではなく、例えばイ
ンクジェットプリンタなどに置き替えることもまた可能
である。
尚、本実施例はデータ処理の内容にとられれるものでな
く、第17図のパイプライン演算部105は例えばフィ
ルタ演算などでも良いが、特に補間演算を行なう場合は
前述した様に演算結果のデータの数は元のデータの数よ
り多くなり、本実施例の効果の1つであるメモリの削減
効果が大きい。
以上説明したように本実施例はパイプライン演算部の前
後に各1部ずつのラインバッファメモリを備え、さらに
パイプライン処理をCPUにつながる主バスとは別バス
で行ない、主メモリーラインバツファメモリ間、ライン
バッファメモリーパイプライン演算部−ラインバッファ
メモリ間及びラインバッファメモリーデータ出力部間を
、各々独立した速度でアクセスすることにより、従来装
置の欠点であった大容量メモリを必要とせず、データの
演算中もCPUがパスラインを有効に使用でき、さらに
データ出力部のブランキング期間を演算に有効に使って
演算時間に余裕を持たせ、コストの低減ができるという
効果がある。
−以下余白− 次にパイプライン演算部105を詳細に説明する。
さて、データ列を補間する方法として良く使われるのは
、 ■最近傍補間にアレストネイバー) ■直線補間(パイリニアー) ■3次補間(キュービックスプライン)がある。■は元
のデータと同じものを補間するのでレプリケーションと
も呼ばれる。また、■は3次のスプライン関数の応用で
キュービックスプライン補間とも呼ばれる。これらの演
算方法とその特性については、 R,G、 KEYS、  ”Cubic Convol
ution Interpolation for D
igital Image Processing” 
IEEE Trans、 Acoust、、 5pee
ch、 Signal Processing、 vo
l。
ASSP−29,No、6. Dec、 1981J、
A、PARKER,R,V、にENYON  and 
 D、E、TR0XEL、  “Comparison
  of  Interpolating  Meth
ods  for  Image  Resampli
ng″ IEEE  Trans、on  Medic
al  Imaging+  vol、Ml−2,No
、1.Mar、1983に詳しいので、ここではなるべ
く簡単に説明する。また説明の簡略化のため1次元で説
明する。
第12図(A)〜(C)はデータの値が各々P l +
  P2である2点のデータを直線補間してデータを求
めた例である。元々データはスカラー量で次元がないの
で、第12図の(A)〜(C)の横軸には次元がないが
、このデータが時間的な流れであるならば横軸は時間で
あり、空間的なものであれば横軸は位置となる。第12
図(A)は元のデータとPlの位置からxlの点の補間
データを求める際の、補間関数h(X)(この場合は直
線補間関数)とを表わしている。
第12図(B)は補間されたデータ11を示し、第12
図(C)は元のデータと補間データを合成したものを示
す。またPlとP2の間隔は1に正規化しである。この
図で、 L −Wlxp、 + W2 XP2        
 (1)Wl −h(−x+)           
   (2)W2− h(1−xl)        
      (3)  。
どなることは説明抜きで理解できる。ここで、W、、W
2は重み量と呼ばれる。また、第12図(A)〜(C)
図から直線補間は2点のデータ(2次元の場合は2X2
=4点のデータ)から演算できることがわかる。また(
1)、(2)。
(3)式は直線補間ばかりでなく、h (x)の任意の
関数に対して成立することがわかる。
第12図(A)〜(C)は見方を変えると、第13図(
A)〜(C)の様にも説明できる。
第13図(A)は第12図(A)の元のデータと同じ図
で、第13図(B)ではPlとR2とを直線で結び、第
13図(C)でPlの位置からXlの位置における直線
P、、P2上の点を補間デーエ タX1とした。第12図(A)〜(C)と第13図(A
)〜(C)の方法は全く等価である。ここで第13図(
B)は元のデータP+ 、R2と第12図(A)に示さ
れた補間関数h (x)とのコンボリューション(重畳
積分)に他ならない。
従って、第13図(A)〜(C)の方法は元のデータと
補間関数をコンボリューションし、その結果を任意の点
でサンプリングすることを示している。これをリサンプ
リング法という。
このリサンプリング法によれば、補間による伝達特性は
補間関数そのものであり、周波数領域の伝達特性は補間
関数のスペクトルとなる。第14図には種々の補間関数
を示し、第15図にはそのスペクトルを示している。両
図において、■は最近傍補間、 ■は直線補間、 ■は3補間間で 先に示した文献に示されている式、 h(x)−(a+2NX13−(a+3)Ix12+1
   0≦lxl  ≦1  (4)−a1x13−5
aIxI2+8a1x1−481≦IXI≦2(5)J
               2< lxl    
 (6)において、a=−0,5とした場合である。
■は理想低域通過フィルタの例である。
元のデータは既にサンプリング(量子化)されたデータ
であるので、そのサンプリングされたデータの周波数の
上限は、良くしられたナイキストのサンプリング定理に
より、サンプリング周波数をt’s とすると、fN=
0.5 fsで定義されるナイキスト周波数に限定され
る。ここで言う周波数とは、先に述べた様にデータその
ものには次元がないので、そのデータが再現されるとき
の次元によって、時間周波数または空間周波数などにな
る。従って、元のデータを劣化させないためには、補間
関数のスペクトルは周波数がOからfNまでの範囲で、
なるべく低下しないものが望まれる。
また、リサンプリング法から理解できる様に補間後のス
ペクトルは元のサンプリング周波数fsとは異なったり
サンプリング周波数fR3でリサンプリングされたスペ
クトルとなる。一般の補間はデータの密度を上げるのに
使われるので、f RS> f sである。よってサン
プリング定理によって、f IIN= 0.5 f R
11> f Nでスペクトルは折り返す。
ところで、整数倍の補間をする場合はf R3=nxf
N (nは正の整数)となり、折り返してもスペクトル
の位相が合致してエイリアシング(折り返し歪み)は生
じないが、非整数倍の補間なする場合はf R+1f=
n X f Hとなり、スペクトルのfNより高周波の
部分によりエイリアシングを生じる。よって補間関数の
スペクトルはfNより高い周波数ではなるべく低いこと
が望まれる。従って、上述した2つの条件に最適なもの
は第15図の■に示した理想低域通過フィルタとなる。
この補間関数は第14図の■に示される、これは良く知
られた5INC関数である。しかし、5INC関数は無
限に拡がる関数であるため、無限点まで演算しなければ
ならない。これを途中で打切ると、領域切捨による歪み
であるトランケーションエラーが生じる。従って、5I
NC関数は実用的ではなく、結局第14図、第15図に
示した内で■の3補間間が最も理想低域通過フィルタに
近いことがわかる。
さて、第14図かられかるように、■は1点演算、■は
2点(2次元では2X2=4点)演算、■は4点(2次
元では4X4=16点)演算をする必要がある。従来は
これらの演算を計算機のソフトウェアで行なっていた。
補間を計算機で行なうと、元のデータを格納するメモリ
以外に計算後のデータを格納する別のメモリが必要とな
る。例えばデータが画像データで補間後のデータ量が4
000X 5000画素とすると、メモリは20 MW
ORD必要となる。また補間データがデイスプレィやハ
ードコピーに使われるとすると、補間データを保存する
メモリは高速読み出しメモリである必要から、メモリは
ICメモリとなってしまう。又、この場合はデイスプレ
ィやハードコピーに使われた後に補間データを保存して
おく必要がないので、このICメモリは一時的にしか使
われない。
20 MWORDのICメモリは価格、量共に相当なも
のである。また計算時間も長くなり、実用的ではない。
従って、補間データがデイスプレィやハードコピーに使
われる場合は、パイプライン処理されるのが良いが、従
来のパイプライン処理装置では整数倍の補間は出来るが
、非整数倍の補間は出来なかった。
例えば、第16図(A)は元のデータに2倍の直線補間
をする例で、第16図(B)は1.5倍の直線補間をす
る例である。黒丸は元のデータP1〜P3の位置を表わ
し、白丸は補間データ量1〜I6の位置を表わす。これ
らの図では、データの位置と重み量との関数を表わして
いる。
第16図(A)から2倍の直線補間の場合は、I、 −
W、、xP、 + W2−、 xP2(7)I2“W、
−2XP、 + W2−2 XP2      (8)
I3= Wl−3XP2 ” W2−3 XP3(9)
I4 = Wl−4XP2 ” W2−4 XP3  
    (10)となることがわかる。但し、この例で
はL−+ −Wl−3−1(11) W2−1− W2−3−0           (1
2)Wl−2−W2−2− Wl−4−W2−4−1/
2   (13)である。従って、II、I2と13.
I4は各々同じ元のデータを参照して演算しているので
、2倍の補間の場合は演算回路に入力する元のデータの
流れを出力する補間されたデータの流れの半分の速さの
一定速度で流せば良い。同様に整数倍の補間であれば倍
率が変わっても速度は変わるが、一定速度であるので、
従来のパイプラインでも比較的簡単にこれを実現できる
しかし第16図(B)の1.5倍の補間の場合は1、”
 W、−、XP、+W2−、xP2(14)I2− W
、2XP、+W2−2xP2(15)I3− L−s 
X P2+ W2−3X P3(16)I4−  W、
4 xps+w2−4xp4            
(17)となる。但し、この場合は L−+ −Wl−4−1(18) W2−1 = W2−4−0           (
19)Wl−2−W2−3−1/’]        
  (20)Wl−3−W2−2−2/3      
    (21)である。従って演算する際に参照する
元のデータの同じ組合せは(r+、I2)、(I3)。
(I4.I5)、(I8)・・・と分けられ、演算回路
から出力する補間データの流れを一定速度とすれば、入
力する元のデータの流れは一定速度に成り得ないし、逆
に入力を一定速度とすれば、出力は一定速度とならない
。よって従来のパイプラインでは非整数倍の補間処理を
するのは困難である。
以上述べたデータの流れを示したのが第25図(A)〜
(C)である。
第25図(A)〜(C)のINは演算回路に入力するデ
ータの流れ、LAT及びLATI、2゜3はラッチされ
たデータの流れ、OUTは出力するデータめ流れを示し
ている。図に向って右の方へ時間は動いていく。第25
図(A)は整数倍に補間する例で、ここでは前述した(
7)〜(10)式の場合と同様に2倍に補間する例であ
る。第25図(A)ではINとLATは同じ入力側クロ
ックで動作し、OUTは入力側クロックの2倍の周波数
の出力側クロックで動作している。
また、LATはINのデータをラッチする。この図から
11〜I6は(7)〜(10)式で示した計算が可能で
あることがわかる。また、補間倍率が整数倍であるなら
ば、第25図(A)と同様にして実現できる。
ところが、第25図(B)は非整数倍に補間する例で、
(14)〜(17)式の場合と同様に1.5倍に補間す
る例で、第25図(A)と同様にLATを入力側クロッ
クで動作させた場合を示している。第25図(B)では
、出力側クロックは入力側クロックの1.5倍の周波数
となっている。この図かられかる様に、II、I3,1
4は(14)、(16)、(17)式の計算が可能であ
り、また、I6の計算が可能であるが、I2は(15)
式の計算が出来ず、同様にI5も計算が出来ない。これ
を可能にするためにラッチを追加した例が第25図(C
)で、IN、LATは入力側クロックで動作し、LAT
2.LAT3゜OUTは出力側クロックで動作する。ま
た、LATl、LAT2はINのデータをラッチし、L
AT3はLAT 1のデータをラッチする。この様にす
ると、■1〜■6の全ての計算が可能となることがわか
る。
しかし、この方法は2種類の異なる周波数のクロック、
即ち、前述した入力側クロック及び出力側クロックを必
要とし、各々は同期していなければならない。また、種
々の倍率の補間処理を行う場合には、その倍率だけ周波
数が異なり、各々同期したクロックを発生させるハード
ウェアが必要である。しかも、第25図(C)は主走査
方向1次元の場合の例を示したが、2次元画像を補間処
理する場合は副走査方向にも第25図(C)に示したの
と同様の処理を要し、副走査方向のクロックも同様な2
種類が必要となり、かつ主走査方向のクロックは副走査
方向のクロックに同期していなければならない。この様
なりロック発生器で同期精度の良いものを実現するのは
困難である。
第1図は1次元のデータ列の補間処理を行う実施例のパ
イプライン演算部105を含むデータ処理装置のブロッ
ク図、例えばオシログラフィなとへ適用したブロック図
である。第2図は第1図番部の信号波形及びデータの流
れを表わすタイミングチャートで、 1.5倍に補間す
る例である。尚、本例は(4)、(5)、(6)式に示
された3補間間の演算例で、演算回路100には4点の
重み付は乗算回路9〜12を含んでいる。第3図(A)
は第16図(A)、(B)と同様の3補間間の例で、第
3図(B)は補間データの位置を中心に正規化した場合
の元のデータ位置と重み量との関係を示している。また
第1図、第2図は演算回路100に人力するデータの流
れを制御して出力するデータの流れを一定速度とした例
を示している。
第3図(A)、(B)から解るようにこの演算は(14
)〜(17)式と同様に、 Il−Wl−IXPo”W2−I XPl”W3−+ 
XP2”W4−1XP3I2− Wl−2XPO”W2
−2 XPl”W3−2 XP2+W4−2 XP3I
3− Wl−3X7”W2−3XP2”W3−3 XP
3+W4−3 XP4となり、I4以降11〜T3の演
算と同様のシーケンスの繰返しとなることがわかる。
第1図の1はメモリで、図示していない他の手段によっ
てサンプリングされたデータが格納されていて、アドレ
スカウンタ2で指定されたアドレスのデータが読出され
る。アドレスカウンタ2はクロック信号CPでカウント
するが、制御信号発生器3からの出力DISが低レベル
のときはカウントしない。これは通常のカウンタICの
イネーブル入力にDISを入力させることで簡単に実現
できる。従って、メモリ1の出力DATA(Pn)は第
2図に示す様に「口によって制御され、不規則なデータ
の流れとなる。第2図、第3図(A)、(B)から解る
ように、 1.5倍の補間ではDATA (Pn)の流
れ、DIS及び重み量(Wl−m)は、3クロツク毎の
周期性があるので、制御信号発生器3及び重み歪発生器
7を制御するカウンタ4は3進カウンタ、またはその整
数倍のカウンタである。即ちカウンタ4は補間する倍率
を分数で表わした場合の分子、またはその整数倍のカウ
ンタとなる。例えば、1.5倍は372倍であるので、
3またはその整数倍のカウンタとなる。よってこの周期
は補間の倍率によって変化するので、倍率を決めるモー
ドIPMがカウンタ42重み歪発生器7に人力し、周期
及び重み量を選択している。DISはカウンタ4の出力
をデコードし、半クロツク遅延して作ることができるが
、前もって信号波形をメモリに格納しておく方が、融通
性が増し好ましい。
一方、メモリ1の出力DATA (Pn)はシフトレジ
スタ8にストアされるが、シフトレジスタ8はゲート5
の出力LCPで制御される。LCPはCPをDISでゲ
ートされたもので、第2図に示したように歯抜けのクロ
ックである。8−1〜8−4はシフトレジスタ8内部の
シフトされたデーりを示し、8−、が最も古く8−4が
最も新しいデータである。従って1.〜8−4にストア
されるデータは、第2図に示したようにLCPに同期し
た不規則な時間変動を示す。尚、8はシフトレジスタで
なく、ラッチをカスケードに接続しても構成でき、例え
ばDATA (Pn’)が8ビツトからなるとすると、
1ビツトのシフトレジスタは8個必要であるが、8ビツ
トのラッチならば4段シフトであるから4個で済み、ラ
ッチの方が得である。以後はラッチ8と呼ぶ。 ラッチ
8の出力D1〜D4はの乗算回路9〜12の一方に各々
入力する。乗算回路9〜12の他方の入力には重み歪発
生器7の出力である重み量W1〜W4が各々人力する。
通常の乗算ICは内部にラッチを含むのでクロック信号
MCPが乗算回路9〜12に入力している。MCPはC
Pをインバータ6で反転したもので、D1〜D4.W、
〜W4が各々確定してから乗算回路9〜12にラッチす
る様にしている。現在市販されている乗算■C1例えば
16ビツトのものでは米国TRW社のMPY−16H及
びピンコンパチブルのアナログデバイセズ社のADSP
−1016及びIDT社のIDT7216などは入力に
対して1クロック遅れて出力が出てくる。しかし、第2
図では動作を理解し易くするために乗算回路9〜12の
1クロック遅れを無視して示しである。
乗算回路9〜12の出力は加算回路13〜15で全て加
算され、マルチプレクサ16に入力する。重み量発生器
7の出力W1〜W4を各々8ビツトとすると、乗算回路
9〜12の出力は16ビツトとなるが、乗算回路9〜1
2の出力のビット数はなるべく少ない方が加算回路13
〜15のICの数が少なくて済む。W1〜W4及び加算
回路13〜15に入力するデータのビット数をどこまで
減らせるのかは、計算の切捨て誤差、即ちトランケーシ
ョンエラーをいくらに押えるかにかかつている。
またこの演算では負の計算と桁上げの可能性があるため
、正負を表わすサインビットと桁上げを表わすオーバー
フロービットの2ビツトが必要となる。例えば第3図の
3補間間だとW、、W4は負で乗算回路9及び12は、
負の乗算となる。普通は2の補数演算となる。従って、
加算回路15の出力は入力データのビット数よりも少な
くとも2ビット多い必要がある。加算回路15の出力の
最上位ビットはサインビットで次のビットがオーバーフ
ロービットであるので、上から2ビツトを選択ビットと
し、マルチプレクサ16で負とオーバーフローの処理を
する。即ち、マルチプレクサ16で負のアンダーフロー
の場合は“0パを、オーバーフローの場合は、最大値(
8ビツトの場合は16進でFF)を選択する様にしてい
る。
マルチプレクサ16の出力IはD/Aコンバータ17で
アナログ信号にされアンプ18を介してCRT19の垂
直偏向棒をドライブする。CRT19の電子ビームは、
開示していない水平偏向極によって水平方向に一定速度
で走査されるので、アンプ18の出力に比例した波形を
得ることができる。マルチプレクサ16の出カニは第2
図では無視しているが、実際には演算回路100によっ
てデータは遅延するので、マルチプレクサ16とD/A
コンバータ17の間にCPに同期したラッチを入りるの
が普通であるが、第1図では省略している。また、本実
施例のデータ処理装置は最終出力装置に限定されるもの
ではなく、19は他の出力装置、例えば電磁オシロやプ
リンタでも良い。
尚、第4図に示す直線補間は2点の演算、第5図に示す
最近倍量は1点の計算で良いが、第1図の演算回路で常
にW 1= W 4 = 0とすれば(22)〜(24
)式で2点演算が可能であり、′また常にW、=W4二
〇とし、W2がW3のどちらかが0ならば、同様に1点
演算が可能である。
例えば、元のデータのみを出力したい場合は最近傍補間
が要求される。また、重み量W1〜W4を適当に変えれ
ば、(4)〜(6)式に示した式で任意のaの値に対す
る演算も可能である。従って重み量発生器7に入力する
IPMのデータ内にアルゴリズムモードを含ませて、そ
れによって重み量を選択すれば他の任意のアルゴリズム
も可能である。制御信号発生器3及び重み歪発生器7は
ROMとして倍率モード、アルゴリズムモードを固定さ
せても良いが、制御信号発生器3及び重み歪発生器7を
RAMとして、装置を動作させる前にマイクロコンピュ
ータなどにより、任意のモードのDIS及びW1〜W4
を各々制御信号発生器3及び重み歪発生器7に書き込ん
でも良い。
第6図には種々の倍率の補間に対する「口の例が示され
ている。尚、第6図の左側に示した表は後述する補間倍
率の算出を説明するものである。この図で 372倍は
1278倍として示されている。このようにすると、倍
率変化によるDISの周期の規則性が増す。第6図から
れかる様に整数倍と非整数倍の区別はない。またDIS
は倍率モードに依存しアルゴリズムモードにはよらない
。さらに第1図の演算回路を拡張すれば、4点以上の演
算も可能であり、また補間演算以外の、例えばフィルタ
演算なども可能であることはもちろんである。また本例
は統計データの処理などにも有効である。
更に、第1図、第2図の例では演算回路に人力するデー
タの流れを制御して、出力するデータの流れを一定速度
として例を述べたが、本発明の技術思想によれば、この
逆の例もまた可能である。
この場合は第1図の例において、メそす1の出力DAT
A (Pn)の速度を半分、即ちアドレスカウンタ2の
出力のADDRを1ビツトシフトし、またアドレスカウ
ンタ2は制御信号発生器3の出力DISで制御されない
様にする。さらにゲート5を廃止して、ラッチ8の人力
はCPとする。
本例のタイミングチャートを第7図に示す。
第7図ではラッチ8のクロックをCPとしたが、CPを
172分周したクロックでも良い。また重み歪発生器7
はWl−3〜W4−3を2度繰返す例を示したが、重み
歪発生器7を制御するアドレスカウンタを別に設け、こ
のカウンタを制御してWl−3〜W4−3を長く引き延
ばしても良い。本例のままは演算回路100の出力デー
タの流れが一定とならないので、一定速度とする為には
ラインメモリを設け、そのラインメモリのアドレスカウ
ンタを第7図に示すDISで制御して図の様にアドレス
を飛ばしてラインメモリに書込み、それを一定速度で読
出せば一定速度のデータ列が得られる。また連続的にデ
ータを出力する場合は、2個のラインメモリの書込み読
出しを交互に行なうか、またはCRT19のブランキン
グ期間に演算と書込みを行なえば1個のラインメモリで
可能である。また本例では第7図かられかるように1周
期が4クロツクとなり、第1図、第2図の例より処理速
度が遅くなるので、第1図、第2図の例の方が優れてい
る。
次に、第8図は2次元に拡張し、レーザービームプリン
タに応用したデータ処理装置のブロック図である。第9
図は第8図の例における副走査方向のデータ転送を説明
するタイミングチャート、第10図は主走査方向の各部
の信号とデータの流れを示すタイミングチャート、第1
1図は副走査方向の各部の信号とライン毎のデータの流
れを示すタイミングチャートである。
第8図のメモリ20は2次元のマトリクス状に配列され
たデータが図示していない他の手段によって書込まれて
いる。本例ではこのデータを主走査方向と副走査方向に
分離したラスク走査で読出すため、主走査アドレスカウ
ンタ21と副走査アドレスカウンタ22がある。23は
主走査方向制御信号発生器、24は主走査方向カウンタ
、27は主走査方向重み量発生器で、21,23゜24
.27は各々第1図の2.3,4.7と同様のものであ
る。但し、主走査アドレスカウンタ21は後述する主走
査同期信号、即ち主走査方向の1ライン毎に発生する信
号BDTでリセットされる。副走査アドレスカウンタ2
2は信号BDTをカウントし、メモリ20の副走査アド
レスを指定する。また25はゲート回路、26はインバ
ータ、28はシフトレジスタで、これも各々第1図の5
.6.8と同様のものである。29は主走査方向演算回
路で第1図の演算回路100と同じもので構成されてい
る。従って、主走査方向の動作に関しては第1図と全く
同じであるので説明を省略し、第10図のタイミングチ
ャートにおいても省略しである。
ここで、2次元の演算は初めに主走査方向に演算し、次
に副走査方向に演算すれば良いことを示しておく。但し
、式の簡略化のために2X2=4点の演算例で示す。4
点のデータ量をマトリクス状に各々P1.J 、 Pl
+1.J 、 PL・Jul rP 141. Jul
 とし、各4点に乗ぜられるべき重み量をW、 X W
 ln+ We+I X W m+ We X wlI
l、、。
W a+I XW、、、とする。但し、i、j及び41
.mは各々主走査方向1、副走査方向を表わすとすると
、出力Iは次式となる。
I −W@1Wm  “PI、J  ” W@+l’ 
Wm  ’ Pl+I−J” We’ Wm+I’ P
l、Jul ” W@++・Wm+1・7+1. Ju
lところが(25)式はマトリクス計算によって次の様
に分離できる。
(26)式右辺の第2項は主走査方向に演算した結果で
あるので、初め主走査方向に重み付は演算をしてから、
次に副走査方向に重み付は演算をすれば良いことがわか
る。これは参照データの数、即ちマトリクスの大台さが
大きくなっても同じである。
従って副走査方向にも主走査方向と同様の回路を設けれ
ば良いのであるが、副走査方向の演算をするには1行の
主走査方向の演算結果を全て保存しておく必要がある。
これにシフトレジスタ28と同様のシフトレジスタを使
うとすると、例えば主走査方向の補間後のデータ量を4
000とし、個々のデータが8ビツトとすると、8 x
 4000= 32,000個のシフトレジスタが必要
となる。また第1図の例で説明した様に8ビツトのラッ
チを使うと4000x 4 = 16,000個のラッ
チが必要となる。これを高集積化したICを使うとして
も、容量が4000X 8 X 4 = 128 Kビ
ットで入出力端子が8+8X4=40ピンのシフトレジ
スタまたはラッチが必要となる。従って、本例では一般
的なRAMを使った例を示した。一般の市販品の大容量
スタチックRAMはアドレスピンが多く、ビン数を減ら
す為にデータ端子はI10端子となっている。そこでラ
インメモリであるスタチックRAM35〜38は、デー
タを出力するときは3ステートバツフア43〜46で入
力がハイインピーダンスになる様に制御する。
スタチックRAM35〜38にデータが入力する時は出
力データが得られないので、スタチツクRAM35〜3
8の出力データはラッチ39〜42でラッチされる。即
ち、スタチックRAM35〜38からデータが出力して
ラッチ39〜42にラッチされ、その後3ステートバツ
フア43〜46からスタチックRAM35〜38にデー
タが入力するのをCPの1クロック間に行なう。
ラインメモリアドレスカウンタ34はBDTでリセット
された後、CPをカウントし、主走査方向のアドレスを
出力する。従って、主走査アドレスカウンタ21とライ
ンメモリアドレスカウンタ34は同様のものであるが、
スタチックRAM35〜38は補間後のデータが格納さ
れるので、ラインメモリアドレスカウンタ34は主走査
アドレスカウンタ21より多くカウントする。またシフ
トレジスタ28の場合と同様にスタテックRAM35に
は最も古いラインがメモリされ、スタチックRAM3B
には最も新しいラインがメモリされる。従ってデータは
スタチックRAM38→37→36→35の順で転送さ
れるのが、ここでも主走査方向と同様の転送制御が必要
となる。
副走査方向制御信号発生器30.副走査カウンタ31は
主走査方向の主走査方向制御信号発生器23、主走査方
向カウンタ24に各々相当するもので、CPの代りにB
DTをクロックするところが異なる。また副走査カウン
タ31の出力は、主走査方向重み量発生器27と同様の
副走査方向重み量発生器32を制御する。また、副走査
方向制御信号発生器30の出力5DISは副走査アドレ
スカウンタ22を、主走査方向制御信号発生器23の出
力MDISが主走査アドレスカウンタ21を制御するの
と同様に制御する。また、スタチックRAM35〜38
のデータ転送を制御するために、5DISは副走査方向
転送制御器33から発生する書込み信号WEを制御する
。副走査方向転送制御器33は主に遅延回路とゲート回
路からなり、入力するCPと5DISのゲートをとって
WEを作り、またスタチックRAM3!5〜38の出力
が確定してからラッチ39〜42にラッチするためのク
ロックDCPをCPを遅延させて作っている。
第9図のタイミングチャートに従って、スタチックRA
M35〜38のデータ転送について説明する。CPの立
上りでLADDRがカウントされ、このときはWEがH
ighで3ステートバツフア43〜46の出力は高イン
ピーダンスであり、スタチックRAM35〜38からデ
ータが出力される。出力データは多少遅延するのでCP
を遅延したDCPで出力データが確定してから、ラッチ
39〜42にラッチする。ラッチ39〜42にラッチさ
れた後、WEをLowにすると、スタチックRAM35
〜38は入力モードとなり、3ステートバツフア43〜
46の出力はイネーブルとなり、スタチックRAM3B
には主走査方向演算回路29の出力MDATAが、スタ
チックRAM37には3ステートバツフア42の出力、
即ちスタチックRAM38にメモリされていたデータが
各々同じアドレスにメモリされる。同様に、スタチック
RAM36にはスタチックRAM37の、スタチックR
AM35にはスタチックRAM36のデータがメモリさ
れる。この間も副走査方向演算回路47に入力するデー
タはラッチ39〜42でラッチされているので、常に確
定している。
副走査方向演算回路47は主走査方向演算回路29と同
様に第1図の演算回路100と同じものであり、その動
作も第1図の説明と同様であるので省略する。但し、副
走査方向重み量発生器32の出力SW1〜SW4は第1
0図に示す様に1主走査期間は変わらない。また副走査
方向の転送制御は第11図に示した様に転送しない時は
5DISによってWEを禁止することによって制御され
る。尚、スタチックRAM35〜38は初め読出されて
から転送される為、転送されたラインは次のラインで読
出されて演算される。また第10図かられかる様に主走
査方向に演算されているデータのアドレスと副走査方向
に演算されているデータのアドレスは遅れがあり、ライ
ンメモリアドレスカウンタ34のアドレスは、主走査ア
ドレスカウンタ21のアドレスに対して然るべき遅延が
必要である。これはラインメモリアドレスカウンタ34
のリセットをBDTを遅延させることによって簡単に実
現できる。
副走査方向演算回路47の出力S DATAは(25)
、(26)式で説明した様に2次元補間の演算結果とな
っており、D/Aコンバータ48でアナログ信号とされ
、アンプ49を介してA10モジユレータ50(超音波
光変調素子)を駆動する。レーザ51からのレーザの光
は、ミラー52を介してA10モジユレータ5oでアン
プ49の出力信号に従って強度変調され、回転多面鏡5
3でフィルム54上を主走査する。フィルム54は図示
していないフィルム移動機構で矢印方向に副走査され、
フィルム54上には、メモリ20に格納された2次元デ
ータの補間されたデータに従って潜像が形成される。ま
た回転多面鏡53よりのレーザ光の一部は、光検出器5
5で検出され、主走査同期信号BDTとなり、前述した
ように主走査方向のリセット、及び副走査方向のカウン
トに使われる。
尚、54は他の媒体、例えば電子写真感光体などでも良
い。また媒体が半導体レーザに感度があれば、A10モ
ジユレータ5oを必要とせずアンプ49の出力は直接レ
ーザなドライブすれば良い。本発明はレーザプリンタに
限定されるものではなく、例えばインクジェットプリン
タなどに置き替えることもまた可能である。また、副走
査方向は多少時間的余裕があるので、副走査方向制御信
号発生器30.副走査カウンタ31は、マイクロコンピ
ュータのソフトウェアで作り出すことも可能である。ま
た第8図でA10モジユレータ50、フィルム54は各
々入力に対して非線型時性を持つので、副走査方向演算
回路47とD/Aコンバータ48の間にルックアップテ
ーブルを設け、その非線型特性を補正するのが一般的で
ある。
これまで本パイプライン演算装置105が1次元、2次
元のデータ補間をする例を述べたが、3次元以上のデー
タ補間にも有効であるのはもちろんである。例えば、人
間の動きをメモリしてロボットに真似させる様な場合、
手先などの1点だけにしても3次元のデータが長時間に
渡ってメモリされねばならないため、そのデータ量は膨
大となる。一般にこのデータはデータ圧縮されてメモリ
されるが、出力するときに補間を使うならば、サンプリ
ング周波数をより遅くし、さらにデータ量を減らすこと
が可能となり、本パイプライン演算装置105はこの様
な場合にも有効である。
以上説明した様に本パイプライン演算装置105は従来
計算機で行なっていた補間処理を、データの流れを制御
する制御信号発生器を具備し、演算回路に入力、または
出力するデータの一方のデータの流れを制御して、デー
タの流れの倍率変換を行なうパイプライン処理装置を提
供することにより、大容量のメモリを必要とせず、高速
、または殆どリアルタイムで任意の倍率の補間処理を可
能とした。また本発明は補間処理以外、例えばフィルタ
処理にもまた有効である。
ところで、このパイプライン演算部105では、理論的
にはどの様な補間倍率も可能であるが、補間倍率によっ
てはハードウェアの規模が増大してしまう。そこで、実
用的には実行する補間倍率を限定するのが得策であり、
そのため補間処理にパイプライン演算回路を用いた場合
は、補間倍率が限定されるので、従来例の様な補間倍率
の決定方法はできなくなる。また、従来例では補間倍率
を決定する際に、最初から記録される画像間の間隙の総
和を固定した決定方法としているが、この場合は得策で
はない。何故ならば、成る補間倍率で補間を行った場合
の間隙の総和が固定された数より僅かにでもすくなけれ
ば1段低い補間倍率を選択せねばならず、記録される画
像間の間隙が必要以上に大きく、また出力画像が小さく
なってしまい、出力媒体の有効利用の点から甚だ不利で
ある。
次に補間倍率を限定する場合の、最適な限定方法を説明
する。
補間倍率の種類をあまり少なくすると、画像を補間して
拡大する場合に、整数倍に限定すると、その面積は補間
倍率の2乗となり、面積倍率は1倍、4倍、9倍、16
倍・・・どなる。また、1ステツプごとの拡大比率は4
倍、2.25倍、1.78倍・・・となり、元の画像に
対する拡大率が低い場合程、1ステツプごとの拡大比率
が大きく、実用上問題がある。
補間倍率の1ステツプごとの倍率比が補間倍率にかかわ
らず一定であることが理想的であるが、前述した様に補
間倍率を分数で表わした場合、ハードウェアは最低で、
その分子の数を繰返すシーケンスになる。例えば、倍率
比を1.1と一定にすると、1倍、1.1倍、1.21
倍、1.331倍・・・となり、1.1=11/10で
あるが、1.21テ121/100.1.331=13
31/1000・・・となって、ハードウェアは非常に
長い周期の繰返しをしなければならない。
この繰返しはカウンタ回路で実行されるので、カウンタ
回路の規模が大きくなるのと、前述した様に補間演算に
おける重み量を格納するメモリの容量も大きくなって、
この方法は実用的ではない。従って、1ステツプごとの
倍率比がある範囲に収める方法をとらざるを得ない。
ここで、補間倍率を成る系列の整数列と1以上の分数列
を乗じたものとし、BとLを定数、nとkを変数として
整数列をBn1分数列をに/L。
補間倍率をMn、にと表わして、 Mn、に=Bn xk/L     ・ (22)とす
る。但し、Bは正の整数、Lは2以上の正の整数、nは
零を含む正の整数、kはL以上BXL未満の整数とする
1ステツプごとの倍率比をRとして、その最大と最小は
、 RMAX = Mn、L、、 / Mn、L= L +
 1 / L・・・ (23) RM+N  = Mo+1.L  / Mn、BL−、
= B L/ B L   1・・・ (24) となり、nの値の影響を受けないことがわかる。
言い換えると、補間倍率を(22)式のようにすると、
BnからB n+1の間ではRは変動するが、kが同じ
ならばnが変ってもRは一定であり、補間倍率が大きく
違っても、1ステツプごとの倍率比は余り変動しないこ
とがわかる。また、(23)式からRMAxはLの値だ
けによって決まり、Lが大きい方がRMAXは小さくな
るが、前述した様にハードウェアの繰返し周期は分子に
よって決まり、BxLの値が大きくなると、繰返し周期
の種類が増え、また長い周期となってハードウェアを犬
キ<シてしまうので、BとLは小さい方が望ましい。B
が1ではB″は常に1で、(22)式は1倍から2倍未
満の補間倍率しかとり得ないから、2倍以上にも補間し
たい場合はBの最小値は2である。
また、LはBのべき数とした方が補間倍率はきりの良い
値となる。式で示すと、Cを正の整数として、 L=Bc          ・・・(25)とおいて
、(22)式に代入すると、 Mn、に= B ”−”  X k    ・(26)
となって、n≧Cでは補間倍率は整数となる。但し、補
間倍率が整数の場合はハードウェアの繰返しサイクルは
その整数値となる。また、(24)式からBが小さい方
がRMINは大きくなり、RMAXとRM□8の差が小
さくなる。従ってB=2が望ましく、L=2cが望まし
いことになる。
また、前述した様に画像データを補間して拡大する場合
は面積倍率はMn、にの2乗となり、1ステツプごとの
拡大比率の最大と最小は各々RMAXの2乗%RM□8
の2乗となる。1ステツプごとの面積の拡大比率なSと
すると、 SMAX = (RMAX ) 2= (L + t/
 L) ”・・・(27) SMIN = (RMTN )2= (BL/BL−1
)2・・・(28) となり、S□8の値をいくらに抑えるのか決めれば、L
の値が決まる。第26図(A)に許容するSの値を換え
た場合のLの条件と、条件を満たす最小のしの値を示す
第26図(A)でS MAX≦1.05と言うのは1ス
テツプごとの面積の拡大比率が5%以下ということを示
す。また、先に示した様に、Lは2のべき数であること
が望ましいので、Lの値を2のべき数とした場合のS 
MAXを第26図(B)に示す。また、各々のS MA
Xの差・・・を最古列に示す。
(27)式はLの値が大きくなるとS MAXが1に近
くなる漸近線を示しているので、Lが大きくなる程S 
MAXの減り方が小さくなる。
例としてB=2、L=8としく22)式を書き換えると
、 M n、 b = 2 ’ X k / 8     
”・(29)となり、n≧3、即ち、補間倍率は8倍以
上では整数倍となる。
なお、B=2、L=8では(28)式から、SMIN=
1.13       ・・・(30)となり、1ステ
ツプごとの面積の拡大比率は13%増から27%増まで
変動する。
また、同じB=2、L=8では(23)。
(24)式から、 RMAX =1. 13       ・” (31)
RMIN=1.06       ・・・(32)とな
り、1次元での1ステツプごとの倍率比は6%増から1
3%増まで変動する。
なお、画像を補間する場合は(22)式で示された倍率
の補間演算をマトリクス演算して、2次元に拡張するこ
とが出来る。
また、2次元演算をする際に異なる倍率で演算して、縦
横の倍率を変えることも可能である。
第26図(C)に(29)式でn≦3の場合の補間倍率
の例を示す。第6図に示した補間倍率とDISとは、第
26図(C)の補間倍率に対応している。又、本例では
示していないが、それぞれの補間倍率の重み量もどの倍
率であっても4×16=64個あれば良い。このことは
補間倍率の変更においても、前記関係式を満足する倍率
であれば、本例でいえばDISの周期である16クロツ
ク間の値と64個の重み量を変更するだけで良いため、
ハードウェアを小さく又固定できる。
また、第26図(d)はB=2.L=32とした場合の
補間倍率の例を示す。
この場合はDISの周期は64クロツクであり、重み量
は4X64=256個となる。
以上説明した様に、本パイプライン演算部を含むデータ
処理装置は従来計算機で行っていた画像の補間処理を、
大容量のメモリを必要とせず、高速またはほとんどリア
ルタイムでの補間処理を可能とし、且つ補間倍率をほぼ
等倍率比で大がかりな変更なしに選択できるものである
。またこのパイプライン演算部を使用した画像処理装置
は、前記効果と共に、入力画像の情報と出力画像の形態
に対する情報から、限定された補間倍率の内から最適な
補間倍率を選び出すと共に、画像外の間隙と画像との比
率を一定として、記録媒体上にいて画像を見易くし画像
面積の使用率を上げることを可能にした。
一以下余白一 [発明の効果] 本発明により、大容量のメモリを必要とせず、高速また
はリアルタイムで画像の補間処理をすると共に、出力媒
体上で画像と間隙の比率を一定として、画像の見易さと
コストパフォーマンスの向上を企った画像処理装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1次元の補間処理をするパイプライン演算部を
含むデータ処理装置のブロック図、第2図は第1図番部
の信号とデータの流れを示すタイミングチャート、 第3図(A)、(B)は3補間間をする場合のデータの
位置と重み量との関係図、 第4図(A)、(B’)は直線補間をする場合のデータ
の位置と重み量との関係図、 第5図(A)、(B)は最近傍補間をする場合データの
位置と重み量との関係図、 第6図はデータの流れを制御する信号の種々の補間倍率
の例を示す図、 第7図は第1図の一部を変えた場合の各部の信号とデー
タの流れを示すタイミングチャート、第8図は第1図を
2次元の補間処理に拡張した場合のブロック図、 第9図は第8図における副走査方向のデータ転送を説明
するタイミングチャート、 第10図は第8図における各部の信号とデータの流れを
示す主走査方向のタイミングチャート、第11図は第8
図における各部の信号とラインの流れを示す副走査方向
のタイミングチャート、第12図(A)〜(C)は直線
補間の原理を示す図、 第13図(A)〜(C)は第12図と同様の補間データ
の求め方の別の例を示す図、 第14図は種々の補間関数の例を示す図、第15図は第
14図に示した補間関数のスペクトルを示す図、 第16図(A)、(B)は直線補間をする場合のデータ
の位置と重み量との関係を示した整数倍補間と非整数倍
補間の例を示す図、 第17図はパイプライン演算部を中心に詳細に示したデ
ータ処理装置のブロック図、 第18図は第17図の各部におけるライン単位でのデー
タの流れを示したタイミングチャート、第19図、第2
0図は第17図のデータ出力部の詳細例を示す図、 第21図は実施例の画像処理装置のブロック図、 第22図はパイプライン演算部の入力ラインバソファと
出力ラインバッファとの関係を示す図、第23図(A)
〜(C)は実施例の画像処理装置の出力例を示す図、 第24図は実施例の画像処理装置の処理フローチャート
、 第25図(A)〜(C’ )は補間演算時のデータの流
れを示す図、 第26図(a)〜(d)は補間倍率の算出を説明する図
、 第27図は補間倍率を決定する計算のフローチャートで
ある。 図中、1・・・メモリ、2・・・アドレスカウンタ、3
・・・制御信号発生器、4・・・カウンタ、5・・・ゲ
ート、6・・・インバータ、7・・・重み量発生器、8
・・・シフトレジスタ/ラッチ、9〜12・・・乗算回
路、13〜15加算回路、16・・・マルチプレクサ、
17・・・D/Aコンバータ、18・・・アンプ、19
・・・CRT、100・・・画像信号入力部、101・
・・パスライン、102・・・CPU部、103・・・
画像メモリ、104・・・DMAコントローラ、105
・・・パイプライン演算部、106・・・画像出力部、
107〜110・・・アドレスカウンタ、111〜11
4・・・ラインバッファメモリ、115〜122・・・
スイッチ回路である。 −Nm −C〜内 (A) (C) 第12図 (A) (B) (C) ! 13図 QjlT’   II 1213141■訂QjJTI
   II 1213141516■第24図 第25図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入力画像を補間処理して出力する画像処理
    装置において、 出力画像の画像部と該画像部間の間隙部との比率を算出
    する比率算出手段と、 該比率算出手段の算出した比率と所定値を比較する比較
    手段と、 該比較手段の比較結果から比率が所定値より大きい場合
    に、前記補間処理の補間倍率を低減する倍率低減手段と
    を備え、 前記出力画像の画像部と前記画像部間の間隙部との比率
    がほぼ前記所定値となるように、前記補間処理の補間倍
    率が決定されることを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)補間倍率の決定は、 複数の倍率の補間処理を選択可能に行う補間手段と、入
    力画像の画素数と出力媒体の画素数と指定された出力画
    像の数及び配置とに基づいて、該補間手段の補間倍率を
    選択する選択手段と、該補間手段により補間処理された
    画像を前記指定された配置で出力する出力手段とを備え
    、 出力画像が出力媒体に収まり且つ出力画像が欠落するこ
    とがない範囲で、出力媒体の面積または画素数に占める
    前記出力画像の画像部の面積または画素数の総和が最大
    となる倍率を選択し、次に該最大となる倍率における前
    記画像部と間隙部を特定の比率と比較し、大きければ前
    記最大となる倍率より小さい選択可能な倍率を選択し、
    再度この倍率における画像部と間隙部の比率を特定の比
    率と比較し、上記操作を画像部と間隙部の比率が前記特
    定の比率以下になるまで繰り返し、 前記画像部と間隙部の比率が前記特定の比率以下になつ
    た時点での補間倍率を選択することによつて行われるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像処理装
    置。
  3. (3)補間手段はパイプライン方式の演算手段を有し、
    複数モードの補間処理が選択可能であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の画像処理装置。
  4. (4)出力手段はレーザビームプリンタで、出力媒体は
    感光性銀塩フィルムであることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の画像処理装置。
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