JPH0112342Y2 - - Google Patents

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JPH0112342Y2
JPH0112342Y2 JP3891083U JP3891083U JPH0112342Y2 JP H0112342 Y2 JPH0112342 Y2 JP H0112342Y2 JP 3891083 U JP3891083 U JP 3891083U JP 3891083 U JP3891083 U JP 3891083U JP H0112342 Y2 JPH0112342 Y2 JP H0112342Y2
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cable
sealed pipe
sealed
insulated wire
pipe
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JP3891083U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、例えば3心OFケーブルの絶縁線心
のより合わせ間隙に光ケーブルを配設した複合
OFケーブルの改良に関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 近時、光フアイバーの無誘導、無漏話および低
損失等の特徴を最大限に生かしたいわゆる光フア
イバー複合電力ケーブルが実用化されている。
この光フアイバー複合電力ケーブルを設計する
に際しては、ケーブルに曲げや張力あるいはネジ
レやキンク等の外力が加わつても光フアイバー自
体に許容限度以上のひずみが加わらないようにし
なければならない。
従来、複合OFケーブルとしては、第1図に示
すように金属シース1内の絶縁線心2のより合わ
せ間隙に光ケーブル3を収容した密閉パイプ4を
配設したものが知られている。
上記の密閉パイプ4は金属シース1内に充填さ
れる絶縁油5を光ケーブル3内に侵入させないた
めのものである。従つて、かかる構成において
は、その油圧が3〜6Kg/cm2程度とされた。
絶縁油5の油圧が密閉パイプ4にも加わつてい
ることになる。
しかして、かかる構成のOFケーブルにおいて
は、密閉パイプ4にクラツクが生じると、密閉パ
イプ4内の空気が絶縁油中に拡散し、これによつ
て絶縁油中にボイドが生じ、OFケーブルの絶縁
耐力を低下させる難点がある。
(考案の目的) 本考案は、このような点に着目してなされたも
ので、不慮の事故により密閉パイプにクラツクが
生じてもOFケーブルの絶縁特性を低下させない
複合OFケーブルを提供せんとするものである。
(考案の概要) 本考案においては、光ケーブルを収容する密閉
パイプ内にOFケーブルの常時油圧と同程度もし
くはそれ以下とされた不活性ガスを封入すること
により前記目的を達成している。
(考案の実施例) 以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明
する。
第1図と同一部分に同一番号を付与した第2図
において、導体6上に絶縁紙の巻回層よりなる絶
縁体7を設けてなる絶縁線心2は例えばジユート
等の介在物8とより合わせられ、この上にはアル
ミシース等よりなる金属シース1およびビニル等
の防食層9が設けられている。
油通路10および光ケーブル3を収容した密閉
パイプ4は、絶縁線心2のより合わせ間隙に配置
されるように絶縁線心2と共により合わせられて
いる。
密閉パイプ4はアルミや鉄等の金属パイプから
なり、このパイプ内にはOFケーブルの絶縁油5
の圧力と同等もしくはそれ以下の圧力で窒素ガス
やSF6ガス等の不活性ガス11が封入されてい
る。
不活性ガス11の封入圧力をOFケーブルの油
圧と同等程度としたのは、密閉パイプ4に対する
応力を小さくするためである。
すなわち、OFケーブルの絶縁油圧と密閉パイ
プ内のガス圧とをほぼ等しくすれば密閉パイプ4
に加わる圧力差が小さくなる。従つて、本考案に
おいては、密閉パイプ4として許容応力の小さな
鉛等から成るパイプを使用でき、また従来の金属
製の密閉パイプと比較してもその肉厚を薄くでき
る。
また、密閉パイプにクラツクが生じてもOFケ
ーブルの絶縁油圧をガス圧より高くすることによ
り不活性ガスが絶縁油に拡散するのを防止でき
る。
更に、仮りに不活性ガスが絶縁油内に浸透拡散
したとしてもガス自身が不活性ガスのためOFケ
ーブルの絶縁特性を低下させる恐れがない。
(考案の効果) 以上述べたように本考案においては、光ケーブ
ルを収容する密閉パイプ内にOFケーブルの絶縁
油圧と同等もしくはそれ以下の不活性ガスを封入
しているので密閉パイプのクラツク発生事故が生
じてもOFケーブルの絶縁特性を低下させない複
合OFケーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の複合OFケーブルの横断面図、
第2図は本考案の複合OFケーブルの横断面図で
ある。 1……金属シース、2……絶縁線心、3……光
ケーブル、4……密閉パイプ、5……絶縁油、1
1……不活性ガス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数条の絶縁線心をより合わせ、この上に金属
    シースを設けてなるOFケーブルにおいて、前記
    絶縁線心のより合わせ間隙に光ケーブルを収納す
    る密閉パイプをケーブルの長さ方向に添つて配設
    し、この密閉パイプ内に不活性ガスを前記金属シ
    ース内に充填される絶縁油の油圧と同圧もしくは
    それ以下の圧力で封入してなることを特徴とする
    複合OFケーブル。
JP3891083U 1983-03-17 1983-03-17 複合ofケ−ブル Granted JPS59144816U (ja)

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JP3891083U JPS59144816U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 複合ofケ−ブル

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JPS59144816U JPS59144816U (ja) 1984-09-27
JPH0112342Y2 true JPH0112342Y2 (ja) 1989-04-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2582077Y2 (ja) * 1990-08-06 1998-09-30 日立電線株式会社 金属パイプ入り光ファイバ

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JPS59144816U (ja) 1984-09-27

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