JPH01122671A - クラッド鋼の接合方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクラッド銅の接合方法に係り、特に直径の小さ
い胴体の接合に好適なりラッド鋼の接合方法に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来のクラッド鋼の接合は、第６図に示すように、たと
えば胴板に軟鋼の母材１とＴｉ材を合材２としたクラッ
ド鋼を使用する場合、開先ｓ６に合材２と同種の当て板
７を入れ１合材２側（内側）からＴｉのＴＩＧを行ない
、次に母材ｌ側（外側）から軟鋼の溶接５を行なう方法
をとっていた。なお、この種の接合方法としては特公昭
４７−１０２０９号等が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、胴径が小さい場合、内側から溶接する
際１手を差し入れて作業するため、溶接部が見えないの
で長い胴の溶接ができない。従って、胴を長手に何分割
かしなければならず、作業に長時間を要すといった問題
があった。

本発明の目的は、溶接方法を改善することにより、胴の
長手分割数を減らし、作業時間の短縮をはかることにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、母材側より合材を溶接した後溶接開先内に
母材と同種の当て板を挿入して母材の溶接を行なうこと
により、達成される。

〔作　　　用〕

クラッド鋼の開先加工をした後、胴体の外側から合材（
Ｔｉ材）部分のＴＩＧ溶接を当板等無い状態で行ない、
クラッド接合部に軟鋼の当て板な入れて母材の溶接を行
なうことにより、すべて外側からの溶接作業が可能とな
る。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。ｌは
軟鋼よりなる母材、２はＴｉ材よりなる合材であり、こ
の母材１と金材２はクラッド材となっている。３は軟鋼
の当て板、４はＴｉ溶接部、５は軟鋼溶接部、６は溶接
開先を示す。母材１を外側、合材２を内側として胴体を
形成する。最初の作業として外側からＴｉ溶接部４の溶
接作業を行ない、次に溶接開先６内に軟鋼の当て板３を
入れて軟鋼溶接部５の溶接を行なう。

第２図〜第５図は本発明の他の実施例を示したもので、
これらはいずれも外側から溶接が可能で作業手順は同様
である。また、本実施例においてはＴｉクラッド材につ
いて説明したが、異種のクラッド材に対しても実施でき
ることはいうまでもない。本実施例によれば、溶接作業
時間の短縮がはかれる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、胴径の小さい場合、内側からの溶接作
業がないため、胴体の長手方向の分割数を最少限にする
ことができる。また、クラッド材内部に入れる当て板も
軟鋼でよく、材料費、加工費の低減がはかれるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すクラッド鋼接合部の断
面図、第２図ないし第５図は本発明の他の実施例を示す
クラッド鋼接合部の断面図、第６図は従来方法によるク
ラッド鋼接合部の断面図である。 ｌ・・・・・・母材、２・・・・・・合材、３・・・・
・・軟鋼の当て板、４・・・・・・Ｔｉ溶接部、　５・
・・・・・軟鋼溶接部、６・・・・・・溶オ１図 第２図 ′）ｉ３図 第４図 オ６０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、母材と合材よりなるクラッド鋼の接合方法において
   、母材側より合材を溶接した後溶接開先内に母材と同種
   の当て板を挿入して母材の溶接を行なうことを特徴とす
   るクラッド鋼の接合方法。