JPH01122089A - 電子カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は電子カメラ、さらに詳しくは、モータの駆動力
によりカメラ本体内の所定位置に対して磁気ディスク等
の記録媒体を挿脱しうる電子カメラに関する。

［従来の技術］ 磁気ディスクに被写体の画像を記録する電子カメラは、
磁気ディスクバックをカメラ本体にバック挿入口よりあ
る程度まで押し込むと、その後、磁気ディスクバックは
モータの駆動力でカメラ本体内に挿入されて所定位置に
装填されるようになっている。しかしカメラ本体内の所
定位置に磁気ディスクバックが装填されている状態で、
例えば内蔵電池のパワーの低下、或いはその他の何らか
の故障によりモータが駆動しなくなった場合は磁気ディ
スクバックを取り出すことができなくなるので、このよ
うなときには一般に、強制イジェクト用の操作ノブを手
動で操作してカメラ本体内の所定位置より外部へ磁気デ
ィスクバックを取り出すようにしていた。

［発明が解決しようとする問題点コ ところで、強制イジェクト用の操作ノブは通常は使用さ
れないものであるため、この操作ノブの操作に慣れてい
ないことから、操作に際しては操作ノブを視認しながら
行われる。一方、この操作ノブの操作によりバック挿入
口から磁気ディスクバックが取り出されるはずであるが
、この強制イジェクト用の操作ノブを使用するときは、
カメラに何らかの支障を生じている状態であるので、果
して、バック挿入口より磁気ディスクバックが順調に取
り出されるかどうか、使用者にとって不安である。この
ため、上記操作ノブの操作と同時に磁気ディスクバック
が挿入口より出てくる様子も観察したいという要求があ
る。

そこで、本発明は、このような要求に答え、強制イジェ
クト用の操作ノブとバック挿入口とを同時に視認できる
ようにして使用者の不安を解消した電子カメラを提供す
ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段および作用］本発明の電
子カメラでは、カメラ本体の記録媒体用の挿入口が設け
られた外面部と隣り合う外面部に、記録媒体を手動でイ
ジェクトさせる操作部材が配設されており、操作部材の
操作を確認しながら挿入口から取り出される記録媒体を
観察できる。

［実　施　例］ 第１図に示す電子カメラ１の本体１１は、レンズ鏡筒１
２を除く前後方向の寸法が上下および左右方向の寸法に
較べて短い、通常の銀塩フィルムカメラの形状と略同様
の形状を呈しており、したがって、磁気ディスクを駆動
して同ディスクに記録、再生を行うためのドライブユニ
ット１３も、上記カメラ本体１１内に縦型で配設されて
いる。

このドライブユニット１３は、カメラ本体１１の、撮像
光学系の位置を妨げない右隅部に位置し、ドライブユニ
ット１３の上端面および右側端面が、カメラ本体１１の
上板１１ａおよび右側板１１ｂの内面にそれぞれ当接し
た状態でカメラ本体１１に固定されている。そしてカメ
ラ本体１１の上板１１ａには上記ドライブユニット１３
の上端面に形成されたバック挿入口１４に合致するバッ
ク挿入口１６が設けられ、カメラ本体１１の右側板１１
ｂにはドライブユニット１３の右側端面に設けられた強
制イジェクト用操作ノブ１５を露呈させる切欠部１７が
設けられている。

このように構成された電子カメラにおいて、上記バック
挿入口１６より磁気ディスクバックをある程度押し込む
と、あとは、ドライブユニット１３内のモータにより磁
気ディスクバックは所定位置に装填され、その後に行わ
れる撮影動作により被写体画像が記録される。磁気ディ
スクバックの取り出しに際しては、通常は、図示されて
いないイジェクト釦を押すことにより、ドライブユニッ
ト１３内のモータが駆動され、磁気ディスクバックはバ
ック挿入口１６に自動的に押し出されてくる。

ここで、例えばカメラ本体１１に内蔵されている電池の
パワーが低下していた場合には、イジェクト釦を押して
もモータが駆動せず磁気ディスクバックはドライブユニ
ット１３からバック挿入口１６に出てこない。したがっ
て、このような場合には、上記カメラ本体１１の右側板
１．１　ｂの切欠部１７より露呈している強制イジェク
ト用操作ノブ１５を指で操作して上方にスライドさせる
。すると、磁気ディスクバックは、モータによらず機械
的なイジェクト機構によりバック挿入口１６よりカメラ
本体１１外に押し出されてくる。バック挿入口１６は上
板１１ａに形成されているので、上記操作ノブ１５の操
作によってバック挿入口１６より出てくる磁気ディスク
バックの様子を使用者は観察することができる。また、
操作ノブ１５は上記上板１１ａに隣り合う右側板１１ｂ
に配設され、しかもバック挿入口１６と操作ノブ１５の
位置が近接しているので、使用者は操作ノブ１５の位置
状態を目で確認しながら、同時に上記磁気ディスクバッ
クがバック挿入口１６より出てくる様子を観察すること
ができる。特に、強制イジェクト用操作ノブ１５は、電
動のイジェクト釦に較べれば大きな操作力を要し、しか
も電動のイジェクト釦が効かない異常時にしか使用され
ず操作に慣れることがないため、その操作に際して、バ
ック挿入口１６より出てくる磁気ディスクと、この操作
ノブ１５とを同時に視認できることは、操作を円滑に行
なう点で非常に有効である。

第２図に示す電子カメラ２０本体２１は、上下方向の高
さ寸法が前後方向および左右方向の寸法に較べて短い安
定した据置型の形状となっている。

そして、カメラ本体２１の右側の部分にはドライブユニ
ット２３が横型で配置して内蔵され、前後方向に長く形
成された左側の部分には撮影レンズ２２を含む図示され
ない撮像光学系が内蔵されている。このカメラ本体２１
のファインダー窓２８を有した後板２１ｃの右側寄りの
位置には、上記ドライブユニット２３に設けられた強制
イジェクト用操作ノブ２５が切欠部２７より露呈して配
設され、カメラ本体２１の右側板２１ｂにはドライブユ
ニット２３のバック挿入口（図示せず）と合致したバッ
ク挿入口２６が水平に形成されている。

したがって、この電子カメラ２においても、強制イジェ
クト用操作ノブ２５とバック挿入口２６とを同時に視認
できるので、強制イジェクトの操作を支障なく行うこと
ができる。

第３図に示す電子カメラ３および第４図に示す電子カメ
ラ４も、上記第２図に示した電子カメラ２と同様に据置
型のものであるが、電子カメラ３の本体３１も、電子カ
メラ４の本体４１も、上記電子カメラ２の本体２１の形
状とは左右が逆の形状を呈し、右側の部分に撮影レンズ
３２または４２を含む撮像光学系を内蔵し、左側の部分
にドライブユニット３３または４３を内蔵している。

そして第３図の電子カメラ３では、ファインダー窓３８
を有する後板３１ｃの左寄りの位置に、ドライブユニッ
ト３３のバック挿入口（図示せず）と合致ｌ−たバック
挿入口３６が水平形状に形成され、左側板３１ｄには、
ドライブユニット３３に設けられた強制イジェクト用操
作ノブ３５が切欠部３７より露呈して配設されている。

また第４図の電子カメラ４では、左側板４１ｄにドライ
ブユニット４３のバック挿入口（図示せず）と合致した
バック挿入口４６が水平な配置形状で形成され、この左
側板４１ｄに隣り合った前板４１ｅには、強制イジェク
ト用操作ノブ４５が切欠部４７より露呈して設けられて
いる。

したがって、上記電子カメラ３．４においても、前記電
子カメラ１，２の場合と同様に、強制イジェクト用操作
ノブ３５．４５とバック挿入口３６゜４６とを同時に視
認でき、強制イジェクトの操作が何ら支障なく行なうこ
とができる。

［発明の効果コ 以上述べたように、本発明によれば、記録媒体が挿入口
から手動でイジェクトされる過程を容易に視認しながら
操作部材を操作できるので、使用者の不安が解消され、
感覚的に操作性が良好で確実な手動イジェクトを行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、本発明の各実施例を示す電子カメラ
の概略構成の斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラ本体の記録媒体用の挿入口が設けられた外面部と
   隣り合う外面部に、記録媒体を手動でイジェクトさせる
   ための操作部材が配設されていることを特徴とする電子
   カメラ。