JPH0112186Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112186Y2 JPH0112186Y2 JP1982201049U JP20104982U JPH0112186Y2 JP H0112186 Y2 JPH0112186 Y2 JP H0112186Y2 JP 1982201049 U JP1982201049 U JP 1982201049U JP 20104982 U JP20104982 U JP 20104982U JP H0112186 Y2 JPH0112186 Y2 JP H0112186Y2
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- Japan
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- cell
- window plate
- holder
- hole
- light
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- Expired
Links
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 claims description 66
- 210000005056 cell body Anatomy 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 22
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 4
- 238000004811 liquid chromatography Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000010206 sensitivity analysis Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は液体クロマトグラフ分析等に用いる
汎用分光光度計用フローセルに関し、測定光の検
出率を大きくすることによつて高感度の分析を可
能にしようとするものである。
汎用分光光度計用フローセルに関し、測定光の検
出率を大きくすることによつて高感度の分析を可
能にしようとするものである。
従来の分光光度計Ｓは第１図に示すように、光
源１、分光器２等を内蔵する密封したケース３
と、試料を注入する試料室４と、集光部５・測定
光６を検出する光検光器７等を内蔵する密封ケー
ス８を順に一体に形成して構成されている。前記
試料室４には分光光度計の付属品としてのフロー
セル９が組み込まれている。
源１、分光器２等を内蔵する密封したケース３
と、試料を注入する試料室４と、集光部５・測定
光６を検出する光検光器７等を内蔵する密封ケー
ス８を順に一体に形成して構成されている。前記
試料室４には分光光度計の付属品としてのフロー
セル９が組み込まれている。
第２図に示すように従来の汎用分光光度計用フ
ローセル９は、セルボデイ１０と、このセルボデ
イ１０のセル穴１１の両端を開塞するように取り
付けられた光入射側のセル窓板１２及び光出射側
のセル窓板１３と、前記セル穴１１の対向する内
壁に開口する試料供給路１４及び試料排出路１５
とから構成される。なお１６はセルホルダ、１７
は２つのセル窓板を固定する固定金具、１８は試
料である。
ローセル９は、セルボデイ１０と、このセルボデ
イ１０のセル穴１１の両端を開塞するように取り
付けられた光入射側のセル窓板１２及び光出射側
のセル窓板１３と、前記セル穴１１の対向する内
壁に開口する試料供給路１４及び試料排出路１５
とから構成される。なお１６はセルホルダ、１７
は２つのセル窓板を固定する固定金具、１８は試
料である。
このような従来のフローセル９では光入射側の
セル窓板１２を通つた測定光６は、セル穴１１内
部の試料１８を通過した後、光出射側のセル窓板
１３を通り光検出器７で検出されるが、この光検
出器７は光学系部品の一つで、他の光学系部品と
の関係がきわめて特殊でかつ複雑であり、通常前
述のごとく密封ケース８として試料室４とは別個
の１つのユニツトとして作られる。従つて光入射
側のセル窓板１２を通過した測定光６が測定用セ
ルボデイ１０、試料１８、光出射側のセル窓板１
３を通過することによつて、散乱され光検出器７
に達する場合が多く、次のような不都合が生ず
る。この結果、検出器７に到達する測定光６が減
少されるため、測定信号の感度を表わすＳ／Ｎ値
（Ｓ…検出信号の大きさ、Ｎ…検出器のノイズの
大きさ）が小さくなり、高感度の検出が必要な場
合、目的とする測定信号が得られない欠点があつ
た。
セル窓板１２を通つた測定光６は、セル穴１１内
部の試料１８を通過した後、光出射側のセル窓板
１３を通り光検出器７で検出されるが、この光検
出器７は光学系部品の一つで、他の光学系部品と
の関係がきわめて特殊でかつ複雑であり、通常前
述のごとく密封ケース８として試料室４とは別個
の１つのユニツトとして作られる。従つて光入射
側のセル窓板１２を通過した測定光６が測定用セ
ルボデイ１０、試料１８、光出射側のセル窓板１
３を通過することによつて、散乱され光検出器７
に達する場合が多く、次のような不都合が生ず
る。この結果、検出器７に到達する測定光６が減
少されるため、測定信号の感度を表わすＳ／Ｎ値
（Ｓ…検出信号の大きさ、Ｎ…検出器のノイズの
大きさ）が小さくなり、高感度の検出が必要な場
合、目的とする測定信号が得られない欠点があつ
た。
この考案はこれらの事情に鑑みなされたもの
で、その具体的な構成は、筒状のセルホルダと、
筒状でそのセルホルダの内部に略同軸に挿入さ
れ、内部の光透過用セル穴にセルホルダを介して
側壁から試料供給路と試料排出路が適宜接続され
たセルボデイと、２枚のセル窓板と、一方のセル
窓板をセルボデイのセル穴の光入射側を閉塞すべ
くセルホルダに同軸に螺着された輪状固定金具
と、他方のセル窓板をセル穴の光出射側を閉塞す
べくセルホルダに同軸に螺着された閉塞固定金具
と、この閉塞固定金具に前記出射側セル窓板に面
して一体に組み込まれ、その出射側セル窓板に略
密着状態に保持された光検出器とからなる分光光
度計用フローセルである。
で、その具体的な構成は、筒状のセルホルダと、
筒状でそのセルホルダの内部に略同軸に挿入さ
れ、内部の光透過用セル穴にセルホルダを介して
側壁から試料供給路と試料排出路が適宜接続され
たセルボデイと、２枚のセル窓板と、一方のセル
窓板をセルボデイのセル穴の光入射側を閉塞すべ
くセルホルダに同軸に螺着された輪状固定金具
と、他方のセル窓板をセル穴の光出射側を閉塞す
べくセルホルダに同軸に螺着された閉塞固定金具
と、この閉塞固定金具に前記出射側セル窓板に面
して一体に組み込まれ、その出射側セル窓板に略
密着状態に保持された光検出器とからなる分光光
度計用フローセルである。
すなわちこの考案は、分光光度計の主要付属品
である液体クロマトグラフ分析用フローセルにお
いて、少なくとも一つの光検出器をセル穴出射側
のセル窓板に密着させるようフローセルに一体に
組み込むことによつて、測定光の散乱の影響を防
止し、光検出器で有効に測定光を捕捉し、高感度
の測定をできるようにするものである。特に光検
出器が一体に組み込まれた閉塞固定金具がセルホ
ルダに螺着されているのでそのネジ嵌合により外
部からの光の侵入が防止でき測定感度をより高い
ものにしている。
である液体クロマトグラフ分析用フローセルにお
いて、少なくとも一つの光検出器をセル穴出射側
のセル窓板に密着させるようフローセルに一体に
組み込むことによつて、測定光の散乱の影響を防
止し、光検出器で有効に測定光を捕捉し、高感度
の測定をできるようにするものである。特に光検
出器が一体に組み込まれた閉塞固定金具がセルホ
ルダに螺着されているのでそのネジ嵌合により外
部からの光の侵入が防止でき測定感度をより高い
ものにしている。
なお、入射側及び／又は出射側の窓板自体にフ
イルターを用いるか、又は入射側窓板の手前及
び／又は出射側窓板と光検出器の間にフイルター
を設け測定を行うこともできる。
イルターを用いるか、又は入射側窓板の手前及
び／又は出射側窓板と光検出器の間にフイルター
を設け測定を行うこともできる。
この考案に用いられるフローセルに光検出器を
一体に組み込む手段は、実施例のようにするのが
好ましく、またしや光性を有する接着剤による接
着等が好ましい。
一体に組み込む手段は、実施例のようにするのが
好ましく、またしや光性を有する接着剤による接
着等が好ましい。
またこの考案においてセル穴の長さは最大100
mm、セル穴の大きさは１〜10mm口が好ましく、セ
ルボデイの材質は例えばしや光性を有するもの
で、フイルターは光透過性を有する材料である。
mm、セル穴の大きさは１〜10mm口が好ましく、セ
ルボデイの材質は例えばしや光性を有するもの
で、フイルターは光透過性を有する材料である。
以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
まず第３図において、汎用分光光度計用フロー
セル２０は、円筒状の空間部を有するセル穴２１
と、このセル穴２１の対向する側壁に試料供給路
２２及び試料排出路２３とを接続したセルボデイ
２４と、このセルボデイ２４を固定するセルホル
ダ２５と、さらにセル穴２１の両端部を閉塞する
光透過性の入射側窓板２６及び出射側窓板２７
と、測定光を検出する検出器２８と、この検出器
２８を光の入射側に開口する凹部２９の底部に組
み込んだ出射側セル窓板輪状固定金具３０とから
構成される。なお、３１は入射側窓板閉塞固定金
具、３２，３２は検出器２８に接続された信号
線、３４は試料、３５は測定光である。
セル２０は、円筒状の空間部を有するセル穴２１
と、このセル穴２１の対向する側壁に試料供給路
２２及び試料排出路２３とを接続したセルボデイ
２４と、このセルボデイ２４を固定するセルホル
ダ２５と、さらにセル穴２１の両端部を閉塞する
光透過性の入射側窓板２６及び出射側窓板２７
と、測定光を検出する検出器２８と、この検出器
２８を光の入射側に開口する凹部２９の底部に組
み込んだ出射側セル窓板輪状固定金具３０とから
構成される。なお、３１は入射側窓板閉塞固定金
具、３２，３２は検出器２８に接続された信号
線、３４は試料、３５は測定光である。
かくして測定光３５は入射側窓板２６を通り、
セル穴２１（１mm〓程度）を通過するが、その際
平行な測定光３５は試料３４を構成する溶媒の屈
折率などの差により散乱されるが、光検出器２８
をセル穴２１の出射側窓板２７に略密着するよう
に構成することによつて、測定光３５がさらに拡
散する前に検出器２８でとらえることにより、セ
ル穴２１を通過後の測定光３５を直接十分に効率
よく捕捉できる。
セル穴２１（１mm〓程度）を通過するが、その際
平行な測定光３５は試料３４を構成する溶媒の屈
折率などの差により散乱されるが、光検出器２８
をセル穴２１の出射側窓板２７に略密着するよう
に構成することによつて、測定光３５がさらに拡
散する前に検出器２８でとらえることにより、セ
ル穴２１を通過後の測定光３５を直接十分に効率
よく捕捉できる。
以上のように光検出器２８をセル穴２１の出射
部に予め一体に略密着させることにより、測定信
号Ｓ／Ｎ値が改善され高感度の測定が可能とな
る。
部に予め一体に略密着させることにより、測定信
号Ｓ／Ｎ値が改善され高感度の測定が可能とな
る。
第１図は従来の液体クロマトグラフ分析等に用
いる汎用分光光度計の機能説明略図、第２図は第
１図の試料室に従来セツトしたフローセルの説明
断面図、第３図はこの考案に係る液体クロマトグ
ラフ分析等に用いる汎用分光光度計用フローセル
の説明要部断面図である。 ２０……分光光度計用フローセル、２１……セ
ル穴、２２……試料供給路、２３……試料排出
路、２４……セルボデイ、２６，２７……セル窓
板、２８……光検出器。
いる汎用分光光度計の機能説明略図、第２図は第
１図の試料室に従来セツトしたフローセルの説明
断面図、第３図はこの考案に係る液体クロマトグ
ラフ分析等に用いる汎用分光光度計用フローセル
の説明要部断面図である。 ２０……分光光度計用フローセル、２１……セ
ル穴、２２……試料供給路、２３……試料排出
路、２４……セルボデイ、２６，２７……セル窓
板、２８……光検出器。
Claims (1)
- 筒状のセルホルダと、筒状でそのセルホルダの
内部に略同軸に挿入され、内部の光透過用セル穴
にセルホルダを介して側壁から試料供給路と試料
排出路が適宜接続されたセルボデイと、２枚のセ
ル窓板と、一方のセル窓板をセルボデイのセル穴
の光入射側を閉塞すべくセルホルダに同軸に螺着
された輪状固定金具と、他方のセル窓板をセル穴
の光出射側を閉塞すべくセルホルダに同軸に螺着
された閉塞固定金具と、この閉塞固定金具に前記
出射側セル窓板に面して一体に組み込まれ、その
出射側セル窓板に略密着状態に保持された光検出
器とからなる分光光度計用フローセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20104982U JPS59106056U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 分光光度計用フロ−セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20104982U JPS59106056U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 分光光度計用フロ−セル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59106056U JPS59106056U (ja) | 1984-07-17 |
| JPH0112186Y2 true JPH0112186Y2 (ja) | 1989-04-10 |
Family
ID=30426557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20104982U Granted JPS59106056U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 分光光度計用フロ−セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59106056U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3228080B2 (ja) * | 1995-08-07 | 2001-11-12 | 富士電機株式会社 | 多重反射形試料セル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494922U (ja) * | 1972-04-14 | 1974-01-17 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20104982U patent/JPS59106056U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494922U (ja) * | 1972-04-14 | 1974-01-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59106056U (ja) | 1984-07-17 |
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