JPH0112179Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112179Y2 JPH0112179Y2 JP1982094165U JP9416582U JPH0112179Y2 JP H0112179 Y2 JPH0112179 Y2 JP H0112179Y2 JP 1982094165 U JP1982094165 U JP 1982094165U JP 9416582 U JP9416582 U JP 9416582U JP H0112179 Y2 JPH0112179 Y2 JP H0112179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test strip
- casing
- strip holder
- cylindrical body
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 206010039792 Seborrhoea Diseases 0.000 claims description 9
- 230000037312 oily skin Effects 0.000 claims description 9
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- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は美容部員等が化粧品の販売に際し、お
客様の皮膚の性質や状態を調べるのに使用する脂
肌検査具に関するものである。 (従来の技術) 効果的な化粧をするには、化粧を施こす各個人
の肌の性質や状態に適合した化粧品を選択する必
要がある。このため各個人の肌の性質や状態を検
査するための各種試験紙が考案されているが、そ
の使用に当つては美容部員等の検査者が、その試
験紙を素手で持つてお客様(被検査者)の肌に直
接押圧するという試験方法がとられていた。 (考案の解決しようとする課題) しかし、このような方法では試験紙と肌との接
触圧が一定せず、そのため正確な状態を把持でき
ないばかりか、特に鋭敏な試験紙を使用した場合
には、検査者の皮膚との接触によつて、その状態
をも同時に感じとつてしまうため、被検査者自身
の正確な肌の状態を把握できないという欠点があ
つた。 本考案の目的は、従来の方法におけるこのよう
な欠点を簡便にして確実に解消し得る脂肌検査具
を提供することにある。 すなわち本考案は上下端部が開口された筒状体
の上端周縁部と、下端部が開口されたキヤツプ状
体の下端周縁部とを螺合又は嵌合してケーシング
が形成され、該ケーシングの内部には、該ケーシ
ング内に少なくとも全体が収納されるまで該ケー
シングに対して上下に摺動できる試験紙保持具
と、該試験紙保持具が上方に摺動することを抑圧
するバネとが配置され、更に前記試験紙保持具の
下端底部を前記ケーシングの下端面より下方に突
出させると共に、前記筒状体5の内壁部と前記試
験紙保持具3の外壁部との相互に、両者が前記バ
ネ4の回復力により離脱せんとするを防止する係
止部6,11と、両者の周方向の位置関係を規制
する係合手段13,14とを設けたことを特徴と
する脂肌検査具である。 (実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を具体的
に説明する。 第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図で
あり、第2図及び第3図は、その詳細説明のため
の分解斜視図と縦断面図である。 第2図並びに第3図において、ケーシング2は
下端が折り返されてなる筒状体係止部6を有し、
かつ内壁面部に突条ガイド14を有する筒状体5
とこれの上方に螺合せられるキヤツプ状体7とか
らなつており、しかも該キヤツプ状体7の内面中
央部には円筒部材8が垂設されている。 円筒状からなる試験紙保持具には、その底部1
0の内面中央部に筒状部9が立設されており、該
筒状部9はキヤツプ状体7の前記円筒部材8に内
接して上下に摺動することができる。更に上方に
はつば状からなる保持具係止部11が設けられて
おり、前記筒状体係止部6と相互に係合し、試験
紙保持具3とケーシング2とが前記筒状部9の外
周に配置されたバネ4の回復力によつて離脱せん
とすることを防止している。又、該保持具係止部
11には、前記筒状体5の内壁部に設けられた突
条ガイド14に対応して係合摺動する切欠部13
が設けられており、この切欠部13と突条ガイド
14とが筒状体5と試験紙保持具3との周方向の
位置関係を規制する係合手段、即ち廻り止め手段
として機能するようになつている。 なお図面中、符号12を付した部材は、肌の性
状を検査するための試験紙であり、試験紙保持具
3の下面底部に保持される。該試験紙12は、第
5図に示す如く、発泡プラスチツクのシート15
で裏打ちされたものでもよく、この場合には被測
定部位の肌に対して均圧をかけ易く、また該試験
紙12は、第3図ならびに第4図に示す如く試験
紙保持具3の底部10に接着テープ等により貼付
せしめて保持するか、或いは第7図ならびに第8
図に示すように試験紙保持具3の下面底部10に
凹部16を設けた構成として保持することもでき
る。これにより試験紙の試験紙保持具への着脱が
容易となる。 本考案にかかる脂肌検査具の各構成部材は上記
の通りであるが、その組立ては第2図並びに第3
図で示す状態でなされる。すなわちケーシング2
を構成する筒状体5の上方から切欠部13を突条
ガイド14に係合させながら、試験紙保持具3を
差し入れて、保持具係止部11の下面と筒状体係
止部6の上面とが係合した状態とする。次に、試
験紙保持具3に立設された筒状体9の外周側にバ
ネ4配置させ、最後にキヤツプ状体7に垂設され
た円筒部材8の下方部によつてバネ4を押圧した
状態とし、この状態を維持したままでキヤツプ状
体7と筒状体5とを螺合させるという方法によつ
て行われる。 第6図は本考案の他の実施例を示すもので、筒
状体5の下端には内側と外側とに突出したつば部
が設けられており、筒状体係止部6を構成すると
共に、本考案に係る脂肌検査具を使用するに際し
ては試験紙による肌への圧接をより安定して行う
ことができる。 (考案の効果) 本考案にかかる脂肌検査具は、上記のような簡
便な構成であつて、皮膚と試験紙との圧接がバネ
の作用で常時一定となり、かつ押圧状態の均一性
が確保できるので、肌の性質、状態の正確な検査
が可能となるし、また試験紙に検査者の皮膚が直
接触れることがないので、試験紙そのものが検査
者の皮膚の状態によつて影響を受けるといつた事
態を防止し得る。
客様の皮膚の性質や状態を調べるのに使用する脂
肌検査具に関するものである。 (従来の技術) 効果的な化粧をするには、化粧を施こす各個人
の肌の性質や状態に適合した化粧品を選択する必
要がある。このため各個人の肌の性質や状態を検
査するための各種試験紙が考案されているが、そ
の使用に当つては美容部員等の検査者が、その試
験紙を素手で持つてお客様(被検査者)の肌に直
接押圧するという試験方法がとられていた。 (考案の解決しようとする課題) しかし、このような方法では試験紙と肌との接
触圧が一定せず、そのため正確な状態を把持でき
ないばかりか、特に鋭敏な試験紙を使用した場合
には、検査者の皮膚との接触によつて、その状態
をも同時に感じとつてしまうため、被検査者自身
の正確な肌の状態を把握できないという欠点があ
つた。 本考案の目的は、従来の方法におけるこのよう
な欠点を簡便にして確実に解消し得る脂肌検査具
を提供することにある。 すなわち本考案は上下端部が開口された筒状体
の上端周縁部と、下端部が開口されたキヤツプ状
体の下端周縁部とを螺合又は嵌合してケーシング
が形成され、該ケーシングの内部には、該ケーシ
ング内に少なくとも全体が収納されるまで該ケー
シングに対して上下に摺動できる試験紙保持具
と、該試験紙保持具が上方に摺動することを抑圧
するバネとが配置され、更に前記試験紙保持具の
下端底部を前記ケーシングの下端面より下方に突
出させると共に、前記筒状体5の内壁部と前記試
験紙保持具3の外壁部との相互に、両者が前記バ
ネ4の回復力により離脱せんとするを防止する係
止部6,11と、両者の周方向の位置関係を規制
する係合手段13,14とを設けたことを特徴と
する脂肌検査具である。 (実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を具体的
に説明する。 第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図で
あり、第2図及び第3図は、その詳細説明のため
の分解斜視図と縦断面図である。 第2図並びに第3図において、ケーシング2は
下端が折り返されてなる筒状体係止部6を有し、
かつ内壁面部に突条ガイド14を有する筒状体5
とこれの上方に螺合せられるキヤツプ状体7とか
らなつており、しかも該キヤツプ状体7の内面中
央部には円筒部材8が垂設されている。 円筒状からなる試験紙保持具には、その底部1
0の内面中央部に筒状部9が立設されており、該
筒状部9はキヤツプ状体7の前記円筒部材8に内
接して上下に摺動することができる。更に上方に
はつば状からなる保持具係止部11が設けられて
おり、前記筒状体係止部6と相互に係合し、試験
紙保持具3とケーシング2とが前記筒状部9の外
周に配置されたバネ4の回復力によつて離脱せん
とすることを防止している。又、該保持具係止部
11には、前記筒状体5の内壁部に設けられた突
条ガイド14に対応して係合摺動する切欠部13
が設けられており、この切欠部13と突条ガイド
14とが筒状体5と試験紙保持具3との周方向の
位置関係を規制する係合手段、即ち廻り止め手段
として機能するようになつている。 なお図面中、符号12を付した部材は、肌の性
状を検査するための試験紙であり、試験紙保持具
3の下面底部に保持される。該試験紙12は、第
5図に示す如く、発泡プラスチツクのシート15
で裏打ちされたものでもよく、この場合には被測
定部位の肌に対して均圧をかけ易く、また該試験
紙12は、第3図ならびに第4図に示す如く試験
紙保持具3の底部10に接着テープ等により貼付
せしめて保持するか、或いは第7図ならびに第8
図に示すように試験紙保持具3の下面底部10に
凹部16を設けた構成として保持することもでき
る。これにより試験紙の試験紙保持具への着脱が
容易となる。 本考案にかかる脂肌検査具の各構成部材は上記
の通りであるが、その組立ては第2図並びに第3
図で示す状態でなされる。すなわちケーシング2
を構成する筒状体5の上方から切欠部13を突条
ガイド14に係合させながら、試験紙保持具3を
差し入れて、保持具係止部11の下面と筒状体係
止部6の上面とが係合した状態とする。次に、試
験紙保持具3に立設された筒状体9の外周側にバ
ネ4配置させ、最後にキヤツプ状体7に垂設され
た円筒部材8の下方部によつてバネ4を押圧した
状態とし、この状態を維持したままでキヤツプ状
体7と筒状体5とを螺合させるという方法によつ
て行われる。 第6図は本考案の他の実施例を示すもので、筒
状体5の下端には内側と外側とに突出したつば部
が設けられており、筒状体係止部6を構成すると
共に、本考案に係る脂肌検査具を使用するに際し
ては試験紙による肌への圧接をより安定して行う
ことができる。 (考案の効果) 本考案にかかる脂肌検査具は、上記のような簡
便な構成であつて、皮膚と試験紙との圧接がバネ
の作用で常時一定となり、かつ押圧状態の均一性
が確保できるので、肌の性質、状態の正確な検査
が可能となるし、また試験紙に検査者の皮膚が直
接触れることがないので、試験紙そのものが検査
者の皮膚の状態によつて影響を受けるといつた事
態を防止し得る。
第1図は脂肌検査具の全体を示す斜視図、第2
図は各構成部材の状態を示す分解斜視図、第3図
は各構成部材の組立て状態を示す縦断面図、第4
図は試験紙保持具をケーシング内に押し入れた状
態を示す縦断面図、第5図は試験紙の一部切欠き
斜視図、第6図は他の実施例を示す縦断面部、第
7図ならびに第8図は試験紙保持の状態を示す縦
断面図である。 1……脂肌検査具、2……ケーシング、3……
試験紙保持具、4……バネ、5……筒状体、6…
…筒状体係止部、7……キヤツプ状体、11……
保持具係止部、13……切欠部、14……突条ガ
イド。
図は各構成部材の状態を示す分解斜視図、第3図
は各構成部材の組立て状態を示す縦断面図、第4
図は試験紙保持具をケーシング内に押し入れた状
態を示す縦断面図、第5図は試験紙の一部切欠き
斜視図、第6図は他の実施例を示す縦断面部、第
7図ならびに第8図は試験紙保持の状態を示す縦
断面図である。 1……脂肌検査具、2……ケーシング、3……
試験紙保持具、4……バネ、5……筒状体、6…
…筒状体係止部、7……キヤツプ状体、11……
保持具係止部、13……切欠部、14……突条ガ
イド。
Claims (1)
- 上下端部が開口された筒状体5の上端周縁部と
下端部が開口されたキヤツプ状体7の下端周縁部
とを螺合又は嵌合してケーシング2が形成され、
該ケーシング2の内部には、該ケーシング2内に
少なくとも全体が収納されるまで該ケーシング2
に対して上下に摺動できる試験紙保持具3と、該
試験紙保持具3が上方に摺動することを抑圧する
バネ4とが配置され、更に前記試験紙保持具3の
下端底部を前記ケーシング2の下端面より下方に
突出させると共に、前記筒状体5の内壁部と前記
試験紙保持具3の外壁部との相互に、両者が前記
バネ4の回復力により離脱せんとするを防止する
係止部6,11と、両者の周方向の位置関係を規
制する係合手段13,14とを設けたことを特徴
とする脂肌検査具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9416582U JPS58195870U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 脂肌検査具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9416582U JPS58195870U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 脂肌検査具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58195870U JPS58195870U (ja) | 1983-12-26 |
JPH0112179Y2 true JPH0112179Y2 (ja) | 1989-04-10 |
Family
ID=30225528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9416582U Granted JPS58195870U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 脂肌検査具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58195870U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030018419A (ko) * | 2001-08-28 | 2003-03-06 | 성연국 | 피부 진단시스템용 각질 접착시트, 그를 이용한 각질채취봉 및 그를 사용하는 방법 |
KR20030018418A (ko) * | 2001-08-28 | 2003-03-06 | 성연국 | 피부 진단시스템용 유분 흡착부재, 그를 이용한 유분채취봉 및 그를 사용하는 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547994A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Ricoh Watch | Cassette for fat detecting device |
JPS548495B2 (ja) * | 1975-07-03 | 1979-04-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS617683Y2 (ja) * | 1977-06-20 | 1986-03-10 |
-
1982
- 1982-06-22 JP JP9416582U patent/JPS58195870U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS548495B2 (ja) * | 1975-07-03 | 1979-04-16 | ||
JPS547994A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Ricoh Watch | Cassette for fat detecting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58195870U (ja) | 1983-12-26 |
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