JPH01121596A - 円周流型ポンプ - Google Patents

円周流型ポンプ

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Publication number
JPH01121596A
JPH01121596A JP62278875A JP27887587A JPH01121596A JP H01121596 A JPH01121596 A JP H01121596A JP 62278875 A JP62278875 A JP 62278875A JP 27887587 A JP27887587 A JP 27887587A JP H01121596 A JPH01121596 A JP H01121596A
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JP
Japan
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liquid
casing
impeller
pump
passage
Prior art date
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Application number
JP62278875A
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English (en)
Inventor
Fumio Ishii
文夫 石井
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MARUKO KEIHOUKI KK
Original Assignee
MARUKO KEIHOUKI KK
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、円周流型ポンプに関し、−層詳細には自動車
のウオツシャ液を送出するのに適した円周流型ポンプに
関する。
(従来の技術) 現在、自動車のウオツシャ液を送出するために用いられ
ているポンプは渦巻型ポンプが一般的である。渦巻型ポ
ンプは羽根車をケーシング内で回転させ、羽根車の中心
から吸い込まれたウオツシャ液に、遠心作用によって圧
力及び速度エネルギを与え、略接線方向に開口された吐
出口より送出するものである。渦巻型ポンプは、ウオツ
シャ液の粘度が低い場合は問題ないが、ウオツシャ液の
粘度が高い場合、例えば寒冷地の不凍対策用としてウオ
ツシャ液に粘度の高いエチレングリコール  □を用い
ると渦巻ポンプの性能が落ちてしまう。そこで寒冷地用
としては、送出する流体の粘度による性能劣化を起こさ
ないギアポンプが用いられている。ギアポンプはケーシ
ング内で噛み合った駆動歯車と、従動歯車の噛み合い部
分で液体を吐出口側へ送出するタイプのポンプである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来のポンプには次のような問題
点がある。
渦巻型ポンプには前述したように粘度の高い液体には不
向きである。
また、ギアポンプは構造が複雑であり、コストも高いう
え、作動時の騒音が大きい。さらには吐出ノズルが詰ま
ったりした場合、異常な高圧となり、接続ホースが外れ
たり、ひどい場合には結合部分や強度の低い部分を破損
してしまうという問題点がある。
自動車メーカーにとっては、エチレングリコールをウオ
ツシャ液として使用しない地方向けの車輌には渦巻型ポ
ンプ、エチレングリコールを使用する寒冷地向けの車輌
にはギアポンプと仕向地区別に使い分けなければならな
いため不便であるという問題点もある。
従って、本発明は粘度の高い液体を用いても性能劣化を
起こさない円周流型ポンプを提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明は次の構成を備える
すなわち、ケーシング内に、周壁に多数の凹溝もしくは
フィンを有する羽根車を設けると共に該羽根車をモータ
の出力軸に連結し、前記ケーシング内壁と羽根車との間
に、羽根車が回転することによるポンプ作用により液体
を送出する作用通路を形成し、前記ケーシング内に外部
タンクからの液体を導入する液体導入路を設け、前記ケ
ーシング内壁に吐出口を開口したことを特徴とする。
(作用) 作用を図面と共に説明する。
羽根車10がモータ14の出力軸16を中心に矢印Aの
方向へ回転すると、ウオツシャ液は液体導入路28から
ケーシング18内に吸入され、作用通路26を矢印Bの
方向へ流れ、吐出口30より送出される。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について、添付図面と共に
詳述する。
まず構成について説明する。
第1図及び第2図において、10は羽根車であり、外周
には多数のフィン12が設けられている。
羽根車12はモータ14の出力軸16に連結されており
、ケーシング18内で回転可能になっている。回転軸1
6はケーシング18内へ挿通されており、ゴムシール2
0で水密性を保持している。
なお、モータ14はケーシング18のモータターミナル
22に収容され、カバー24で固定さている。またモー
タ14は不図示の接続端子により電流(不図示)へ接続
されている。
26は作用通路であり、羽根車10とケーシング18内
壁との間隙部分である。作用通路26は後述する液体導
入路28の開口部と吐出口30とに亘って形成されてお
り、その長さはケーシング18内部の約3/4に相当す
る。ポンプの駆動により液体はこの作用通路26内を移
動する。
28は液体導入路であり、先端は不図示の液体タンクに
連絡されると共に、前記作用通路26へも連絡している
。従って、液体はこの液体導入路28を経て作用通路2
6へ導かれる。
30は吐出口であり、先端は不図示の噴射ノズルへ、や
はり不図示のホースを介して連絡されている。吐出口3
0も作用通路26と連絡されており、液体の出口となっ
ている。
32は仕切壁であり、液体真入路28から吸入された液
体が作用通路26を経ずに吐出口30へ流れるのを阻止
している。この仕切壁32は羽根車10の外周とケーシ
ング18内壁の間に、羽根車10の外周の約1/4に対
応する長さに亘って設けられている。
なお、自動車のウオッシャポンプとして用いた場合、羽
根車10の径は16mm、フィン12の数を24枚、フ
ィン12の高さ3mm、羽根車10の幅3mll1、作
用通路26の断面積20mm2、仕切壁32の長さを羽
根車10の外周の1/4に対応する長さとした際に良好
な結果が得られた。
34はキャンプであり、ケーシング18の開口部を水密
に閉塞するよう嵌着されている。
次に動作について説明する。
モータ14が通電されると、出力軸16が回転し、羽根
車10が矢印Aの方向へ回転すると、ケーシング18内
部の液体導入路28開口部近傍は大気圧に対して負圧と
なる。従って、液体導入路28を経由して不図示の液体
タンクから液体が吸引される。
液体導入路28からケーシング18内へ入った液体は仕
切壁32により、作用通路26へ案内される。さらに液
体の圧力は回転する羽根車10により昇圧され、作用通
路26を矢印Bの方向へ進んで行く。作用通路26終点
である吐出口30において液体の圧力は最高になり、そ
の圧力で吐出口30から送出され、不図示のノズルから
噴射する。
次に本発明に係る円周流型ポンプと、従来の渦巻ポンプ
及びギアポンプとの特性について第3図及び第4図と共
に比較する。
第3図において、Xは本発明に係る円周流型ポンプの特
性、Yは渦巻ポンプの特性、Zはギアポンプの特性を示
し、ptはホース外れ等のトラブルが発生する圧力の下
限を示し、Cはウオッシャポンプとして要求される特性
範囲を示す。
第3図(a)には液体として水を使った場合の各ポンプ
の特性を示す。要求特性範囲Cにおいては各ポンプとも
十分な特性を示している。
しかし、第3図(b)に示すように液体として粘度の高
いエチレングリコールを用いると要求特性範囲Cから渦
巻ポンプは外れてしまうが、本発明に係る円周流型ポン
プは要求特性を満たしていることがわかる。また、ギア
ポンプは流量が少ない場合(例えばノズル締切時)は、
高圧になりトラブル発生のおそれがある。しかしこの点
でも円周流型ポンプは安全であることがわかる。
次に、各ポンプの液体粘度の違いによるポンプ特性につ
いて第4図と共に述べる。
第4図(a)〜(c)においてWは液体として水を用い
た場合のポンプ特性を示し、Eは液体としてエチレング
リコールを用いた場合のポンプ特性を示す。
第4図(a)は渦巻ポンプの場合を示すが、その構造か
らポンプのケーシング内全体で液体の流動抵抗を受ける
ため、粘度の高い液体はど損失が大きく、効率が悪いこ
とを示している。
第4図(b)は本発明に係る円周流型ポンプの場合を示
すが、液体は作用通路を通るだけなので液体の流動抵抗
も小さく、損失が小さく、効率もよい。
第4図(C)にはギアポンプの場合を示すが、ギアポン
プは高粘度の液体の送出に適したポンプであるが、本発
明に係る円周流型ポンプにおいて、そのポンプの特性は
ギアポンプと同等の能力を有していることがわかる。
続いて第5図と共に他の実施例について説明する。
この実施例において、基本的な構造は第1図及び第2図
に示した実施例とほとんど同じであるが、吐出口100
の前方に弁室102を形成し、液体の逆流を防止するた
めのボール弁104を入れた逆止弁材のタイプである。
モータ106が駆動され、羽根車108が回転を始める
とケーシング110内の吐出口100近傍は正圧となり
、さらに液体の流体圧力が作用し、ボール弁104は弁
室102内を先端方向(図面上、下方)へ移動し吐出口
100を開放して液体を不図示のノズル方向へ送出する
。モータ106が停止した際にはケーシング110内の
吐出口100近傍は降圧して大気圧となるが、その際に
はノズルと吐出口100との間の液体の圧力が作用し、
ボール弁104は弁室102内を移動(図面上、上方へ
)し、吐出口100を閉塞して液体のケーシング110
内への逆流を阻止することが可能になっている。
また、図示しないが、作用通路内に液体導入路へ連絡さ
れたエア抜き孔を設けることにより、ポンプ内に入った
エアを抜き効率ダウンを防止することも可能となる。そ
の際、エア抜き孔の位置を選択することにより、ポンプ
の取付位置や角度も任意に設定できる。
以上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが
、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはも
ちろんである。
(発明の効果) 本発明に係る円周流型ポンプを用いると、粘度の高い液
体を送出する場合においても損失の少ない高効率の送液
が可能となる。従って、寒冷地向けの自動車のウオッシ
ャポンプとして好適なポンプを提供することができる。
また、構造が簡単で安価なポンプを提供できる。
自動車メーカーにおいては、寒冷地向けと、その他の地
方向けとポンプを使い分ける必要もなくそれに伴う部品
の変更も省くことが可能となるので、設計、製造上も有
利となる。さらには逆止弁を付加すれば、液体の逆流を
防止可能な円周流型ポンプとすることができる等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の円周流型ポンプの平面図
、第2図はその実装状態を示した断面図、第3図は液体
として(a)水、(b)エチレングリコールを用いた場
合の各種ポンプの特性を示したグラフ、第4図は(a)
渦巻ポンプ、(b)円周流型ポンプ、(C)ギアポンプ
のポンプ別に水とエチレングリコールを液体として用い
た場合のポンプ特性を示したグラフ、第5図は、他の実
施例を示した断面図。 10・・・羽根車、 12・・・フィン、14・・・モ
ータ、  16・・・出力軸、  18・・・ケーシン
グ、  26・・・作用通路、28・・・液体導入路、
 30・・・吐出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケーシング内に、周壁に多数の凹溝もしくはフィン
    を有する羽根車を設けると共に該羽根車をモータの出力
    軸に連結し、 前記ケーシング内壁と羽根車との間に、羽根車が回転す
    ることによるポンプ作用により液体を送出する作用通路
    を形成し、 前記ケーシング内に外部タンクからの液体を導入する液
    体導入路を設け、 前記ケーシング内壁に吐出口を開口したことを特徴とす
    る円周流型ポンプ。
JP62278875A 1987-11-04 1987-11-04 円周流型ポンプ Pending JPH01121596A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03229962A (ja) * 1990-01-31 1991-10-11 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用電動燃料ポンプ
KR100377152B1 (ko) * 2000-12-19 2003-03-26 현대자동차주식회사 차량용 윈드 실드 와셔 펌프
KR101045614B1 (ko) * 2009-11-16 2011-06-30 주식회사 승정 역류량이 개선된 차량용 와셔펌프 구조

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