JPH01121289A - ピロロ〔1,2−b〕シンノリン及びその製法 - Google Patents

ピロロ〔1,2−b〕シンノリン及びその製法

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JPH01121289A
JPH01121289A JP63236655A JP23665588A JPH01121289A JP H01121289 A JPH01121289 A JP H01121289A JP 63236655 A JP63236655 A JP 63236655A JP 23665588 A JP23665588 A JP 23665588A JP H01121289 A JPH01121289 A JP H01121289A
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compound
lower alkyl
hydrogen
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JP63236655A
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English (en)
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Russell Richard Lee Hamer
ラツセル・リチヤード・リー・ハマー
Richard C Effland
リチード・チヤールズ・エフランド
Joseph Thomas Klein
ジヨゼフ・トマス・クライン
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Aventis Pharmaceuticals Inc
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Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/02Drugs for disorders of the nervous system for peripheral neuropathies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次の式! = C式中、R1は存在する場合には、水素、低級アルキル
、アリール低級アルキルまたは−cH2co2c2H5
でありe R2は水素、低級アルキル、アリール低級ア
ルキル、塩素、臭素、ヨウ素、ホルiル、二) 口、−
CH=CR5Raまたは−CH2CHRsRs(ココテ
式中、ジ及び絢は独立して水素、低級アルキル、アリー
ルまたはアリール低級アルキルである)であり;Xは酸
素、アミノ、低級アルキルアミノ、了り−ル低級アルキ
ルアミノまたはメトキシであり;Yは水素、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチルまたはニトロで
ある)の化合物及び薬学的に許容されうるその酸付加塩
に関し、これら化合物及び塩は、鎮痛剤及びコ゛リン作
用増強剤として、及びそれゆえに・コリン作用低下を特
徴とする記憶機能不全及びアルツハイマー病のような老
人性痴呆の治療にとって有用である。
本明細書および特許請求の範囲を通して、与えられた化
学式又は化学名は、立体、光学及び幾何異性体が存在す
る場合にはそれら全ての異性体を含むものであるばかり
でなくまた薬学的に許容されうるその酸付加塩、及び例
えば水和物のようなその溶媒化合物を含むものとする。
以下の用語の一般的定義は、本明細書全体および特許請
求の範囲を通して適用されるものとする。
特に断りがない限り、用語「低級アルキル」は、炭素数
1〜6の直鎖または分枝鎖状のアルキル基を示す。低級
アルキルの例としては、メー1 〇− チル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブ
チル、イソ−ブチル、5ec−ブチル、ti−ブチル並
びに直鎖及び分枝鎖状のペンチル並びにヘキシルが含ま
れる。
特に断りがない限り、用語「低級アルコキシ」は、炭素
数1〜6の直鎖または分枝鎖状アルコキシ基を示す。こ
れら低級アルコキシの例としては、メトキシ、エトキシ
、n−プロポキシ、イソ−プロポキシ、n−ブトキシ、
イソ−ブトキシ、5eC−ブトキシ、t−ブトキシ並び
に直鎖及び分校鎖状のペントキシ並びにヘキソキシが含
まれる。
特に断りがない限り、用語「アリール」は、各々独立し
て低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、CF3 
、NO2またはCNである0、1.2または3個の置換
基を有するフェニル基を意味するものとする。
式I中の点線は、場合によっての結合手であり、下記の
事実を意味するものである。
即ち、R1が存在する場合には、5位の窒素と基R1間
の点線は、実際の結合であり、5位の窒素と5a位の炭
素間の点線並びに9a位の炭素と10位の炭素間の点線
は、結合でなく、5a位の炭素と9a位の炭素間の点線
並びに10位の炭素及び基X間の点線は実際の結合であ
る。一方、R1が存在しない場合は、5位の窒素と5a
位の炭素間の点線及び9a位の炭素と10位の炭素間の
点線は実際の結合であり、5a位の炭素と9a位の炭素
間の点線及び10位の炭素と基X間の点線は結合でない
本発明の式Iの化合物は、下記の合成工程のうち1また
はそれ以上を利用することによって合成することができ
る。合成工程の記載を通して、R1、R2、亀、R4、
x及びYの定義は、特に断りかない限り、上記定義の通
りとする。
工程 人 次の式■(ここで式中Halはフッ素または塩素である
)の化合物と次の弐■の化合物(フタルイミドピロール
)とを反応させて、式■の化合物を得る。
(IV) 上記反応は、典型的には、R2−?)クロロエタンのよ
うな適当な媒体及びモンモリロナイト粘土またはZnC
l2のような適当な触媒中で、攪拌して約25℃から反
応媒体の還流温度までの温度で行なう。反応媒体の還流
が望ましい。
工程 B 化合物■をメチルアミンと反応させて、式■の化合物を
得る。
な適当な媒体中で化合物■の懸濁液を調製し、その懸濁
液にメチルアミンの水性溶液を加え、得られた混合物を
約25〜80℃の温度で攪拌して得られる。
工程 C 化合物Vをエチルクロロホルメートと反応させて、弐■
の化合物を得る。
上記反応は、典型的には、ジクロロメタンのような適当
な溶媒中で、重炭酸ナトリウムのような酸スカベンジヤ
ーの存在下で、約25℃から反応媒体の還流温度で行な
われる。媒体が還流する条件が望ましい。
工程 D 化合物■を式RsI(ここで式中R5は低級アルキルで
ある)の低級アルキルヨウ化物と反応させて、式■の化
合物を得る。
上記反応は、典型的には、ジメチルホルムアミドのよう
な適当な媒体中で、炭酸カリウムまた炭酸ナトリウム等
の酸スカベンジヤーの存在下で、25〜80℃の温度で
行われる。
工程 E 上記工程CまたはDで得られた式■(ここで式中R6は
水素または低級アルキルである)の化合物を環化して、
式■の化合物を得る。
(Ml)             (IK)上記反応
は、典型的には水酸化カリウムまたは水酸化す) IJ
ウムのような無機塩基の作用によって、エタノール/水
混合物のような適当な媒体中で、25℃から反応媒体の
還流温度までの温度において行なわれる。反応媒体の還
流が望ましい。
工程 F 上記工程Eで得られた化合物■aを式X(ここで式中、
R7は低級アルキルまたはアリール低級アルキルであり
、2はCt、Br、Iまたは0802CHlである)の
化合物と反応させて、式Xの化合物を得る。
(ム)     (X)        (XI)上記
反応は、典型的には、粉砕された炭酸カリウムのような
適当な酸スカベンジヤーの存在下で、ジメチルホルムア
ミドまたは2−ブタノンのような適当な媒体中で、約2
5〜150℃、好ましくは50〜75℃の温度で行なわ
れる。
工程 G 化合物DChとプロそ酢酸エチルとを反応させて、弐刈
の化合物を得る。
1l− (Xll) 上記反応は、典型的には、粉砕された炭酸カリウムのよ
うな適当な酸スカベンジヤーの存在下で、メチルエチル
ケトンのような適当な媒体中で約25〜150℃、好ま
しくは25〜50℃の温度で行なわれる。
工程 H 上記工程E、FまたはGで得られた式1aの化合物とN
−クロロスクシンイミド(NC8) 、N −ブロモス
クシンイミ)’ (NB8)またはN−ヨウPスクシン
イミ)’ (XI8)とを、当業者には公知の慣用方法
によって反応させて、各々式IbXIcまたはIdの化
合物を得る。
これらの反応において、ノ・ロゲン化が3環系のビロー
ル部分において起とる。位置異性体は高速液体クロマト
グラフィー(HPLC)のような当業者には公知の方法
で分離することができる。
(Ia) (Ib)           (Ic)工程 工 化合物Iaと硝酸銀及び塩化アセチルとを反応させて、
式1eの化合物を得る。位置異性体は、Hpr、cのよ
うな当業者には公知の方法で分離することができる。
蔦 (Ie) 上記反応は、典型的には、アセトニトリルのような適当
な媒体中で、約0℃〜80℃の温度で行なわれる。
工程 J 化合物1aをオキシ塩化リン及びジメチルホルムアミド
と反応させて、式ifの化合物を得るffilsmei
er反応)。位置異性体は、HPLCのような当業者に
は公知の方法で分離することができる。
(If) 上記反応は、通常Vilsmeier反応を実行するの
に用いられる条件下で行なうことができる。典型的には
、ハロゲン化炭化水素のような適当な溶媒中で、約20
〜100℃の温度で行なわれる。
工程 X 化合物Ifを式(C6Hs)3P=CRsR4(式中玲
及びへは上記定義の通りである)のイリドと、Witt
ig反応に付して、式1gの化合物を得る。
(Ig) 上記反応は、通常wiuig反応を実行するのに用いら
れる条件下で行なうことができる。即ち、最初に式Wc
HR3u4 (ここで式中、WはBr、CAまたは工で
ある)のハロゲン化物とトリフェニルホスフィンからホ
スホニウム塩を製造し、その後このホスホニウム塩と水
素化ナトリウム、カリウムt−ブトキシPまたはn−ブ
チルリチウムのような適当な塩基とを、無水エーテルの
ような適当な溶媒中で反応させることによる慣用の方法
によってイリドが製造される。その後、無水エーテルの
ような適当な溶媒中の化合物Ifの溶液が製造直後のイ
リド溶液に加えられその混合物を約−10〜80℃の温
度において攪拌する。
工程 L 化合物1gを当業者には公知の適当な方法で接触的に水
素化して式Ihの化合物を得る。
R1 (Ih) 工程 M 上記工程のうちの1つの工程で得られた式11の化合物
をジアゾメタンと反応させて、式Ijの化合物を得る。
(Ii)             (Ij)典型的に
は、エーテル中のジアゾメタンの溶液を当業者に公知の
慣用の方法で製造し、その溶液を化合物11とテトラヒ
Pロフランのような適当な媒体との混合物へ加える。反
応は得られた混合物を約0〜50℃の温度で攪拌するこ
とにより行なわれる。
工程 N 化合物Ijを式H2NRII (ここで式中融は水素、
低級アルキルまたはアリール低級アルキルである)の化
合物と反応させて、式1にの化合物を得る。
(Ik) 反応は、典型的には無水ベンゼンのような適当な媒体中
で、酢酸水銀(II)のような適当な触媒の存在下で2
5〜80℃の温度において行なわれる。
本発明の式Iの化合物は、哺乳動物の痛みを軽減する能
力があるので、鎮痛剤として有用である。本化合物の活
性はマウスによる鎮痛薬の標準試験である2−フェニル
−1,4−ペンツキノンで誘発された苦悶(PQW)試
験[Proc 、 8oc 。
Exptl、 Biol、、 Med、、 95 、7
29 (1957) )で表わされる。
本発明の化合物のうちいくつかのものの結果を、対照化
合物の結果とともに表1に示す。
表   1 豐しりヂじ謹鴇勾9 30   20 (対照化合物) プロポキシフェン       50       3
.9本発明の式■化合物はまた、アルツハイマー病のよ
うなコリン作用低下を特徴とする種々の記憶機能不全の
治療にも有効である。
この有効性は、これらの化合物が暗所回避試験において
コリン作用不全記憶を取り戻す能力によって示されてお
り、その実験において、これら化合物は従来の公知化合
物よりも広い投与量範囲にわたって活性であり、それは
また別個の治療上の利点となるものである。暗所回避試
験(参考文献: Z、Bohdanecky及びM、E
、 JarvikrInt、 J、 Neuropha
rmacol、 J 6 、217 (1967)  
)この試験では、マウスが24時間不快な刺激を覚えて
いる能力について調べる。マウスを暗いコンパートメン
トを含む部屋へ入れ;強い白熱光によってその暗いコン
パートメントへ追いやり、そこで床上の金属板を通して
電気ショックを与える。動物を試験装置から外し、24
時26一 間抜に、電気ショックを思い出す能力について再び試験
する。
記憶障害の原因となることが公知の抗コリン作用薬であ
るスコポラさンを、動物を最初に試験用の部屋へ入れる
前に投与した場合、動物は、24時間後に試験用の部屋
へ入れられた後直ぐに、暗いコンパートメントへ再び入
ってしまう。
このスコポラミンの効果は、活性試験化合物によって抑
制され、暗いコンパートメントへ再び入るようになるま
でにより長い間隔を要するよ5になる。
活性化合物についての結果を試験用の部屋へ入れられて
から暗いコンパートメントへ再び入るまでの間隔が長く
なることで明らかとなるスコポラミンの効果が抑制され
た動物群の百分率で示す。
本発明の代表的化合物の結果を対照化合物であるフイソ
ステイグミンの結果とともに表2に示す。
表   2 10−オキソピロロ[1,2−b)−1,2520係シ
ンノリnエチルエステル (対照化合物) フイソステイグミン       0.31     
 20チコリン作用活性(コリン様作用)のその他の証
明は、分離したモルモットの回腸の標本において、化合
物が収縮をもたらす能力によって与えられる〔参考文献
: J、P、 Long及びC−Y−Chiouによる
r J、 Pharmaceuも1cal Sci、、
 J 59. f33(1970))。
以下、その方法について説明する。
方法 350fまたはそれ以上の体重の雄のモルモットな利用
する(体重または食料の欠乏状態は実験結果に対して重
要ではない)動物の頭へ一撃を与えて気絶させ、放血し
た。腹部を開き、回盲腸機能部の基部の回腸の切片(1
0〜15画)を取り出しく A、F、 Munro 、
 r J、 Physiology J 112 。
84(1951)、培養皿へ入れ、Kr ebs溶液で
食潰させる。回腸の切片をその後35!の長さに切り、
十分にすすぐ。
すすいだ切片をノスツールピペットの厚い部分にすべり
こませる。Krebsで湿らせたQ−チップを用いて、
切片の長さ方向に沿って、組織を腸間膜縁の方へ接線方
向に打撃を与えた。徐々に、薄い灰色の長手方向の筋が
引き離れる。切片中型る部分を接線方向に打撃を与え続
ける。
終了時には長手方向の筋が容易に引き離れるようになる
。いくらかの抵抗がある場合には、腸間膜縁に沿って切
断する。細長い片をその後清潔なKrebs溶液へ入れ
る。各端部をFour−0の絹糸で締め、15〜2−の
ストリップとする。その後95 % 02と5%CO2
で泡立てた浴中にストリップを下げる準備をする。浴温
度を37℃に保つ。
約0.5〜1.Ofの張力を与え、組織を1時間放置し
て平衡を保たせる。
コリン作用化合物について試験を行なう場合、1時間後
に2.7X10−5Mの塩化アセチルコリンによって組
織を攻撃する。反応は7デシグラムより大きくなければ
ならない。アセチルコリンに対する反応が7デシグラム
と等しいかそれ未満の場合には、組織は用いることがで
きない。N=3組織は、1またはそれ以上のモルモット
から摘出すべきものであると認識される。
Krebs重炭酸塩溶液は、下記の方法によって製造さ
れ、クロルフェニラミンを内生的ヒスタミンを拮抗する
ために加える。
化合物    最終濃度  4Lストツク溶液NaCt
118  mM    276  tKCl     
    4.7 mM     14.0  fCaC
t2       2.54mM     14.8 
 fPJtPO412mM      6.4 9Mg
804・7H201,2mM      5.6  f
NaHCOg       25.0 mM     
 *グルコース      115mM       
 *クロルフエニランン 1.25X10−’M   
  t92  ダ本発明の代表的化合物の試験結果を下
記!13に示す。
表   3 (対照化合物) カルバコール       50チat 1.3X 1
0−7本発明の化合物の例として下記のものが含まれる
ピロロ[1,2−b]シンノリン−10(5H)−オン
:7−クロロピロロ[1,2−b)シンノリン−10(
5H)−オン; 5−メチルピロロ[1,2−b]シンノリン−10(5
H)−オン: 7−クロロ−5−メチルピロロ[1、2−b)シンノリ
ン−10(5H)−オン; 7−クロロ−5−プロピルピロロ[1、2−1:+)シ
ンノリン−10(5H)−オン; 5−ベンジルピロロ[1,2−b)シンノリン−10(
5H)−オン; 5−ベンジル−7−クロロピロロ[1,2−b)シンノ
リン−10(5H)−オン; 10−オキソピロロ[1,2−b〕シンノリン酢酸、エ
チルエステル: 3−クロロ−5−メチルピロロC1、2−b)シンノリ
ン−10(5H)−オン; 3.7−ジクロロ−5−メチルピロロ[1,2−b]シ
ンノリン−10(5H)−オン; 5−ベンジル−3,7−ジクロロピロロ[1,2−b]
シンノリン−10(5H)−オン; 3−ブロモ−5−メチルピロロ[1,2−b)シンノリ
ンー10(5H)−オン; 3−1O−e−7−クロロ−5−メf ルヒO口[1,
2−b)シンノリン−10(5H)−オン;5−ベンジ
ル−3−ブロモ−7−クロロピロロCI 、 2−b)
シンノリン−jO(5H)−オン;5−メチル−3−二
トロピロロ[1,2−b)シンノリン−10(5H)−
オン: 7−クロロ−10−メトキシピロロ[1,2−b)シン
ノリン;及び N−ベンジル−7−クロロピロロ[1,2−b)シンノ
リン−10−アミン。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例 1 2− (2,4−ジクロロベンゾイル)−1−フタルイ
ミドビロール ジクロロエタン3.5ノ中のフタルイミドピロ−ル(7
48,6F)及び2,4−ジクロロベンゾイルクロライ
ド(1109,1F)の懸濁液へに一10モンモリロナ
イト粘土707.59を加えた。得られた混合物を48
時間還流しながら攪拌しその後濾過し、濃縮して半固体
とした。この半固体を多量のエーテルともに摩砕し、粉
末1112.5Fを収集した。エーテル洗液を濃縮して
、残存物162、(lを得た。これを高速液体クロマト
グラフィー(以下rHPLcJと略記する。シリカ、ジ
クロロメタン)により精製し、無水エタノールから再結
晶して、結晶37.26 rを得た。融点152〜15
3 ℃。
元素分析値(CCl9H10Ct2N20として)C俤
  Hチ  Nチ 計算値  59.24 2.62 7.27実測値  
59.25 2.74 7.41実施例 2 1−アミノ−2−(2,4−Jクロロペンソイル)ピロ
ール塩酸塩 95ヂエタノール31中の2− (2,4−ジクロロベ
ンゾイル)−1−7タルイミトヒロール(1112,5
f)をメチルアミンの40チ水性溶液1.5!で処理し
、室温で4時間攪拌した。反応混合物をH2O51で急
冷し、ジクロロメタン各回500−によって3回抽出し
た。合体したジクロロメタン抽出物をH2Oにより洗浄
し、乾燥しくMg5O4) 、濾過し、次いで濃縮して
橙色の油状物を得た。この橙色の油状物を蒸留して、黄
色の油状物を得、これを結晶化して、オフホワイトの結
晶448.69を得た。この結晶の一部71.Ofをさ
らにHPLC(シリカ、・ジクロロメタン)により精製
し、次いで濃縮すると黄色の油状物502tが得られ、
これをエーテル中にとF)、HClで飽和されたエーテ
ルにより処理した。明黄褐色の粉末を溶液からとり出し
、エタノールから再結晶して、黄褐色の微結晶22.1
fを得た。融点164〜167℃。
元素分析値(C11HsCt2N20・Hctとして)
CesHチ  I 計算値  45.31 3.11  9.61実測値 
 45.24  &12 9.62実施例 3 [2−(2,4−ジクロロベンゾイル)−11(−ピロ
ール−1−イル〕カルバミン酸、エチルエステル ジクロロメタン抽出物中の1−アミノ−2−(2,4−
ジクロロベンゾイル)ピロール(3376f)及び重炭
酸ナトリウム(286,Of)の攪拌されたスラリーに
、エチルクロロホルメート(176,9Of)を10分
以上かけて加えた。反応混合物を還流温度で4時間加熱
し、その後H20で急冷した有機層を食塩水で洗浄し、
乾燥しくMg804) 、炭火で焼き、炉遇し、次いで
濃縮すると栗色の油状物となる。この油状物をフラッシ
ュクロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン)によ
り精製し、濃縮して緑色の粉末を得、エーテルから再結
晶したところ、白色の結晶1718fが得られた。融点
114〜116℃。
元素分析値(C14H12ct2y2o3として)Cチ
  Hチ  Nチ 計算値  5139 3.70 8.56実測値  5
1.49  K82 8.55実施例 4 [2−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1H−ピロー
ル−1−イルコメチルカルバミン酸、エチルエステル ジメチルホルムアミド(以下r DMFJと略記する)
15〇−中の[2−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
1H−ピロール−1−(ル〕カルバミン酸、エチルエス
テル(64,5ON’)及び炭酸カリウム(55,28
9)の攪拌されたスラリーにヨウ化メチル(56,78
F)を15分以上かけて加えた。反応混合物を室温で4
時間攪拌し、その後、反応が終了したことはG、C,に
より確かめた。それをその後H2OKより急冷し、ジク
ロルメタンにより抽出した。有機層をH2O及び食塩水
により洗浄しMgSO4上で乾燥し、木炭で処理し、テ
遇し、濃縮した。得られた黄色の油状物を一晩かけて結
晶化し、ヘキサンとまぜて摩砕して、白色の結晶5α7
9fを得た。融点79〜80℃。
元素分析値(C15H14CL2N203として)Cチ
   H%  Nes 計算値  52.80 4.14 8.21実測値  
52.72 4.16 8.07実施例 5 一ロロ[”1.2−b〕シンノリン−10(5H)−オ
ンエタノール250−中のC2−(2−フルオロベンゾ
イル)−1H−ピロール−1−イルツーカルバミン酸、
エチルエステル(60,Of、  1−7ミ/−2−(
2−フルオロベンジル)ピロール及びエチルクロロホル
メートから、上記実施例3と実質的に同様の方法で得ら
れたもの)の溶液を、水15〇−中の水酸化カリウム(
511F)の溶液で処理し、その後この混合物を還流し
ながら1時間加熱した。工、タノールを蒸発させ、水性
層を各500−のエーテルで3回洗浄した。
水性相をその後6NのHClによりpH5に調整し、生
成物を濾過により採取した。天火乾燥して黄色の粉末2
0fを得た。融点〉300℃。
実施例 6 ツークロロピロロ[C2−b]シンノリン−10(5H
)−オン エタノール50〇−中の[2−(2,4−ジクロロベン
ゾイル)−1H−ピロール−1−1ル〕−カルバミン酸
、エチルエステル(102,4F)の溶液を、水20〇
−中の水酸化カリウム(84F)の溶液で処理し、次い
でこの混合物を還流下で1時間攪拌した。エタノールを
蒸発させ、水性層をエーテル500dで3回洗浄した。
水性相をその後6NHC1によりpH5に調整し、生成
物をF遇により採取した。オーブン乾燥により黄緑色の
粉末68tを得た。融点〉300℃。
実施例 7 5−メチルピロロ[1,2−b)シンノリン−10(5
H)−オン 50憾水性エタノール140 d中の[2−(2−フル
オロペンゾイル)−1H−ピロール−1−イルコメチル
カルバミン酸、エチルエステル(2五5t)([2−(
2−フルオロベンゾイル)−4l− 1H−t?ピロール1−イル〕カルバミン酸、エチルエ
ステルとヨウ化メチルから実施例4と実質的に同じ方法
で製造した)と水酸化す) IJウム(12,Of)を
含む溶液を、N2下で16時間還流した。揮発性成分を
蒸発させると鮮黄色の固形物を得られ、H2O300t
dでこれを希釈し、ジクロロメタン200 dで2回抽
出した。有機抽出物を乾燥しくMg5oa) 、I’遇
し濃縮した。残存物をジクロロメタンから再結晶して鮮
黄色の結晶8.O2を得た。融点154〜156℃。
元素分析値(Cl2H1[lN2Oとして)Cチ   
Hチ   Nチ 計算値  72.70 5.08 14.1!1実測値
  72.36 5.33 14.08実施例 8 7−クロロ−5−メチルピロロ[1,2−b]シンノ′
リン−10(5H)−オン エタノール500d中のC2−(2,4−ジクロロ(ン
ゾイル)−1H−ピロール−1−イルコメチルカル14
 ミン酸、エチルエステル(25,11P)の還流して
いるスラリーへ、H2068gJ中の水酸化カリウム(
6B、5 ? )を加えた。混合物を5時間還流しなが
ら攪拌し、その後濃縮して橙色の油状物を得た。水をこ
の油状物へ加えたところ、黄色の沈殿が生成した。この
粉末を集め、最初にメタノールから、次いでエタノール
から再結晶したところ、黄色の微結晶6.63fを得た
融点172〜173℃。
元素分析値(Cl2HqCLN20として)Cチ   
H−Nチ 計算値  6t674.31  1199実測値  6
2.06  &97 12.12実施例 9 7−クロロ−5〜プロピルピロロ(1,2−b)シンノ
リン−j O(5H)−オン 7−クロロピロロ[1,2−b)シンノリン−10(5
H)−オン(9,Of )をDMF 100−中にとり
、粉砕されたに2COg (j t33f)を加えた。
1−プロモプロノ(ン(10,091りをその後筒部し
、溶液を室温で48時間攪拌した。水を加え、、溶液を
ジクロロメタン中に抽出し、H2O及び希塩酸で数回洗
浄した。有機物をその後乾燥しくMg804) 、木炭
で処理し、炉遇し、濃縮して橙色の油状物を得た。この
油状物をHPLC(シリカ、ジクロロメタン)で精製し
、濃縮して、橙色の粉末6.53fを得、エーテルから
再結晶したところ、黄−橙色の微結晶3,4fが得られ
た。融点107〜108℃。
元素分析値(ClaHlscm20として)Cチ   
H%   Nチ 計算値  64.49 5.02 10.75実測値 
 64.59 4.99 10.72実施例 10 5−ベンジルピロロ[1,2−b)シンノリン−10(
5H)−オン 2−ブタノン10〇−中のピロロ[C2−b)シンノリ
ン−10(5H)−オン(4,Of)と炭酸カリウム(
1121F)を含む攪拌されたスラリーを、臭化ベンジ
ル(4,C1)で処理し、この混合物を60℃で攪拌し
た。4時間後に、この混合物をH2O700MIで急冷
し、ジクロルメタン150dで2回抽出した。これら有
機抽出物をMgBOa上で乾燥し、炉遇し、次いで濃縮
して緑色の油状物を得た。この油状物をフラッシュクロ
マトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン)で精製し、
黄色の固形物を得、ジクロロメタンから再結晶したとこ
ろ、鮮黄色の結晶3.51を得た。融点146〜148
℃。
元素分析値(C1aH14N20として)C憾   H
チ   Nチ 計算値  7B、80 5.14 1o、21実測値 
 79.10 5.38  10.40実施例 11 5−ベンジル−7−クロロピロロ[1、2−b)シンノ
リン−10(5H)−オン 2−ブタノン150d中の7−クロロピロロ[1,2−
b) シン、/ 17 y−10(5H)−オy(35
,1lllIP)及び炭酸カリウム(66,34f)の
スラリーへ、臭化ベンジルC44,47f)を加え、こ
の混合物を50℃で2時間攪拌した。この反応物をH2
O750dにより急冷し、この混合物を2NのHCtK
より中和してPH8とし、クロロホルムにより抽出した
。有機層を希HC1、H2O及び食塩水により連続的に
洗浄し、その後乾燥しくMg5O4) 、木炭で処理し
、炉遇し、次いで濃縮した。黄−橙色の残存知なフラッ
シュクロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン)で
精製し、エタノールから再結晶したところ、明黄色の微
結晶12.Ofが得られた。融点163〜165℃。
元素分析値(C18H1gCバ20として)Cチ   
H優  NIs 計算値  7Q、02 4.24 9.08実測値  
7α07 4.31 9.15実施例 12 10−オキソピロロ[1,2−b)シンノリン酢酸、エ
チルエステル メチルエチルケトン100gJ中のピロロ[”1.2−
b]シンノリン−10(5H)−オン(1t7of)の
溶液へ、炭酸カリウム(2454f)、次いでブロモ酢
酸エチル(10,69F)を加えた。溶液を室温で3時
間攪拌し、次いで濃縮した。残存物をジクロロメタン1
1中に溶解し、セライトノツPを介して濾過して、深橙
色の溶液を得、H20、次いで食塩水で洗浄した。有機
層をその後乾燥しくMgSO3) 、木炭で処理し、濾
過し、次いで濃縮して橙色の粉末12.口3tを得た。
その粉末のうチ3.5 fをフラッシュクロマトグラフ
ィー(シリカ、ジクロロメタン)で精製し、無水ELO
Hから再結晶したところ、明黄色の微結晶2.2tが得
られた。融点130〜131℃。
元素分析値(C15HuthO3として)Cチ  Hチ
  N% 計算値  66.65 5゜22 10.57実測値 
 66.55 5.56 10.41実施例 13 3−クロロ−5−メチルピロロ[1,2−blシンノリ
ン−10(5H)−オン 0℃におけるテトラヒドロフラン180d中の5−、l
fルビo o [1,2−b] シン/す” −10(
5!()−オン(5,(1)の溶液を、N−クロロスク
シンイミr(3,4t)で−度に処理し、この混合物を
周囲温度で攪拌した。36時間後に溶液を濃縮し、残存
物をクロロホルム中に取り出し丸この溶液を水100m
1で2回洗浄し、Mg804で乾燥し、炉遇し、次いで
濃縮した。残存物をフラッシュクロマトグラフィー(シ
リカ、ジクロロメタン)で精製し、オフホワイトの粉末
2.85fを得た。
融点88.5〜9α5℃。
元素分析値(Cl2H?Cα20として)C−He  
  Nチ 計算値  6194 五89 12.04実測値  6
t69 4.05 12.14実施例 14 6.7−ジクロロ−5−メチルピロロ(”C2−b〕シ
ンノリン−10(5H)−オン THP 50−中の7−クロロ−5−メチルピロロ[1
,2−b)シンノリン−10(5H)−オン(3,1l
llIP)と触媒量の過酸化ジベンゾイルを含む溶液へ
N−クロルスクシンイミ?(1,74f)を15分以上
かけて分注した。フラスコをアルミ箔で覆い、この溶液
を室温で24時間攪拌した。この溶液をその後濃縮して
、残存物をHPLC(シリカ、ジクロロメタン)で精製
し、黄色の粉末2.45fを得た。この粉末をエタノー
ルから再結晶し、淡黄色の結晶2.25fを得た。融点
129〜131℃。
元素分析値(C12H8C22N20として)0%  
 He1JNes 計算値  53.95 3.02  1a49実測値 
 5五96 2.94 10.46実施例 15 5−ベンゾイル−3,7−ジクロロピロロ[C2−b)
シンノリン−10(5H)−オン 5−ベンジル−7−クロロピロロ(1,2−b)シンノ
リンー10(5H)−オン(4,5F) をTHF 5
0−中にとり、触媒量の過酸化ジベンゾイルを加えた。
N−クロロスクシンイミド(195F)を10分以上か
けて分注した。フラスコをアルミ箔で覆い、この混合物
を室温N2下で一晩攪拌した。この反応混合物を濃縮し
、残存物をクロロホルム中にとり、H2O及び食塩水に
より抽出した。有機層をその後乾燥しくMg804)−
、木炭で処理し、濾過し、次いで濃縮して緑色の半固体
を得た。これをHPLC(シリカ、ジクロロメタン)に
より精製して明緑色の粉末を得、エタノールから再結晶
して、緑色の結晶2.3tを得た。融点134〜136
℃。
元素分析値(Cl8H12ct2N2oとして)C憾 
  Hチ  Nチ 計算値  62.80 3.51  8.14実測値 
 62.99 3.58 8.13実施例 16 3−ゾロモー5−メチルピロロ[1,2−b)シンノリ
ン−10(5H)−オン THF’ 50−中のN−プロモスクシンイミP(3,
5F)の溶液を、乾燥THF 70 d中の5−メチル
ビ” 口[C2−b) シyノリ/−10(5H)−オ
ン(3,8t)の溶液へ、0℃において滴下して加えた
。室温で16時間攪拌した後、この溶液を濃縮して、残
存物をCHCl5200d中にとり出した。この溶液を
H2Oで洗浄し、Mg804上で乾燥し、濾過し、次い
で濃縮した。この残存物をHPLC(シリカ、ジクロロ
メタン)で精製して、黄色の結晶3.8fを得た。この
物質をエーテルから再結晶して、淡黄色の結晶3.6t
を得た。
融点103〜105℃。
元素分析値(c12H9BrNzOとして)Cチ  N
%   N幅 計算値  52.00 3.27 10.11実測値 
 51.61 3.30 10.17実施例 17 3−ブロモ−7−クロロ−5−メチルピロロ(1、2−
b)シンノリン−10(5H)−オンTy 100 t
d 中の7−クロロ−5−メチルピロo [C2−b)
 −シy /すy−10(5H)−、ty(6,Of)
と触媒量の過酸化ジベンゾイルの溶液へ、N−プロモス
クシンイ<P(4,65f)を15分以上かけて滴下し
て加えた。フラスコをアルミ箔で覆いをし、この溶液を
室温で24時間攪拌した。その後この溶液を濃縮して残
存物をHPLC(シリカ、ジクロロメタン)で精製して
、明緑色の粉末7.1 Ofを得た。との粉末をエタノ
ールから再結晶して、黄色の繊維状物質5.7fを得た
。融点133〜135℃。
元素分析値(C12HsBrCU20として)Cチ  
 H係  N% 計算値  4626 2.59 9.03実測値  4
6.31 2.81 9.03実施例 18 5−ベンジル−5−ブロモ−7−クロロピロロ[1,2
−b]シンノリン−10(5H)−*:yTI(F 5
0−中に、5−ベンジル−7−クロロビ” ” [1#
2−b〕シンノリ7−10(5H)−オy(4,5?)
をとり、次いで触媒量の過酸化ジベンゾイルを10分以
上かけて分注した。このフラスコをアルミ箔で覆いをし
、この混合物をN2下、室温で一晩攪拌した。反応混合
物を濃縮し、残存物をクロロホルム中にとり、H2O及
び食塩水で抽出した。有機層をその後乾燥しくMg5O
4)、木炭で処理し、濾過し、そして濃縮して緑色の半
固体を得た。これをHPLC(シリカ、ジクロロメタン
)により精製すると、明緑色の粉末が得られ、さらにエ
タノールから再結晶して、明黄色の繊維状物質′5.7
5tを得た。融点148〜149℃。
元素分析値(C1sH12Brcハ20として)Cチ 
  H係  N% 計算値  55.62 3.11 7.21実測値  
55.88 3.15 7.10実施例 19 5−メチル−3−ニトロピロロ[1,2−b〕シンノリ
ン−10(5H)−オン アセトニトリル5〇−中の5−メチルピロロ(1,2−
b〕シンノリン−10(5H)−オン(3,or)の溶
液へ、硝酸銀(2,55?)を加え、この溶液を冷却し
て0℃とした。塩化アセチル(1,18f )をその後
滴下して加えた。2時間後に、反応混合物な氷水500
 dへ加え濾過して黄色の粉末4.8tを得た。アセト
ニトリルから再結晶して、鮮黄色の結晶3.O2を得た
。融点263℃。
元素分析値(Cl2H9N303として)Cチ   H
チ  Nチ 計算値  59.25 5.73 17.28実測値 
 59.51 3.49 17.42実施例 20 7−クロロ−10−メトキシピロロ[1,2−b’lシ
ンノリン 50チ工タノール/水20mJ中の水酸化カリウム(5
,(1)の溶液へ、エーテル200d中のシアザル”(
Diazald’) (21,4t )を加え、その後
蒸留することにより、ジアゾメタンを製造した。
この手順を5回くり返して、エーテル中のジアゾメタン
(16,25f)の溶液を得た後、これをテトラヒドロ
フラン2sOd中の7−クロロピロロ[”1.2−b]
 シy )す/−10(5H)−オフ(37,01F)
の攪拌されたスラリーへ加えた。この混合物を室温にお
いて48時間放置して、その後揮発性物質を除去した。
残存物をジクロロメタン中にとり、水で数回洗浄した。
有機層を乾燥しくMg5O4)、炉遇し、濃縮して暗橙
色の粉末と得た。粉末を7ラツシユクロマトグラフイー
(シリカ、ジクロロメタン)により精製して、橙色の粉
末18.351を得た。この粉末のうち5fをエーテル
から再結晶させると、橙色の繊維状物質4.3fを得た
。融点128〜129℃。
元素分析値(C12HqclH20として)Cチ   
H係   N係 計算値  61.94 3.90 12.04実測値 
 61.94 3.80 119’4実施例 21 N−ベンジル−7−クロロピロロ[1,2−b]シンノ
リソー10−アミン 乾燥ベンゼン80d中の7−クロロ−10−メトキシピ
ロロ[1、2−b〕シンノリン(8,1?)とベンジル
アミン(10,79)のスラリーを、酢酸水銀(ff)
(1,7f)で処理した。1時間後に、この混合物を5
5℃で2.5時間加熱し、その後高真空下で濃縮した。
残存物を冷エーテル50dとともに摩砕し、収集した。
このようにして得られた橙色の粉末を温エーテルから再
結晶して、橙色の粉末9.7 Fを得た。融点184〜
186℃。
元素分析値(C+5Hq4CIHsとして)Cチ   
H係   Nチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I の化合物または薬学的に許容されうるその酸付加塩。 ただし、式中R_1は存在する場合には、水素、低級ア
    ルキル、アリール低級アルキルまたは−CH_2CO_
    2C_2H_5を示し;R_2は、水素、低級アルキル
    、アリール低級アルキル、塩素、臭素、ヨウ素、ホルミ
    ル、ニトロ、−CH=CH_3R_4または−CH_2
    CHR_3R_4(ここでR_3及びR_4は独立して
    水素、低級アルキル、アリールまたはアリール低級アル
    キルを示す)を示し;Xは酸素、アミノ、低級アルキル
    アミノ、アリール低級アルキルアミノまたはメトキシを
    示し;そしてYは水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、
    トリフルオロメチルまたはニトロを示す。 2)Xが酸素である請求項1に記載の化合物。 3)Yが水素または塩素であり、R_2が水素、塩素、
    臭素、ヨウ素またはニトロである請求項2に記載の化合
    物。 4)5−メチル−ピロロ〔1,2−b〕シンノリン−1
    0(5H)−オンまたは薬学的に許容されうるその酸付
    加塩である請求項3に記載の化合物。 5)3−クロロ−5−メチルピロロ〔1,2−b〕シン
    ノリン−10(5H)−オンまたは薬学的に許容されう
    るその酸付加塩である請求項4に記載の化合物。 6)10−オキソ−ピロロ〔1,2−b〕シンノリン酢
    酸、エチルエステルまたは薬学的に許容されうるその酸
    付加塩である請求項3に記載の化合物。 7)5−ベンジル−ピロロ〔1,2−b〕シンノリン−
    10(5H)−オンまたは薬学的に許容されうるその酸
    付加塩である請求項3に記載の化合物。 8)7−クロロ−5−プロピルピロロ〔1,2−b〕シ
    ンノリン−10(5H)−オンまたは薬学的に許容され
    うるその酸付加塩である請求項3に記載の化合物。 9)滑性成分としての請求項1に記載の化合物とそのた
    めの適当な担体とからなる薬学的組成物。 10)鎮痛及び/または記憶増強活性を有する薬物の製
    造のための請求項1に記載の化合物の用途。 11)(a)次の式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼VIII (ここで式中Yは上記定義の通りであり、 Halはフッ素または塩素であり、R_6は水素または
    低級アルキルである) の化合物を環化して、式 I (ここで式中X は酸素であり、Yは上記定義の通りであり、R_1は水
    素または低級アルキルであり、R_2は水素である)の
    化合物を生成させ (b)場合により、式 I (ここで式中Xは酸素であり
    、Yは上記定義の通りであり、R_1及びR_2は水素
    である)の化合物と、式R_7−Z(ここで式中R_7
    は低級アルキルまたはアリール低級アルキルであり、Z
    はCl、Br、Iまたは−OSO_2CH_3である)
    の化合物とを反応させて、式 I (ここで式中X、Y及
    びR_2は上記定義の通りであり、R_1は上記R_7
    について定義した通りである)の化合物を生成させ (c)場合により、式 I (式中Xは酸素であり、Yは
    上記定義の通りであり、R_1及びR_2は水素である
    )の化合物とブロモ酢酸エチルと を反応させて、式 I (ここで式中X、Y及 びR_2は上記定義の通りであり、R_1は−CH_2
    COOC_2H_5である)の化合物を生成させ、 (d)場合により、式 I (ここで式中Xは酸素であり
    、Yは上記定義の通りであり、R_1は水素、低級アル
    キル、アリール低級アルキルまたは基−CH_2COO
    C_2H_5であり、R_2は水素である)の化合物と
    、N−クロルスクシンイミド、N−ブロモスクシンイミ
    ドまたは N−ヨウドスクシンイミドとを反応させて、式 I (式
    中、X、Y及びR_1は上記定義の通りであり、R_2
    は塩素、臭素またはヨウ素である)の化合物を生成させ
    、 (e)場合により、式 I (ここで式中Xは酸素であり
    、Yは上記定義の通りであり、R_1は水素、低級アル
    キル、アリール低級アルキルまたは基−CH_2COO
    C_2H_5である)の化合物と硝酸銀及び塩化アセチ
    ルとを反応させて、式 I (ここで式中、X、Y及びR
    _1は上記定義の通りであり、R_2は−NO_2であ
    る)の化合物を生成させ、 (f)場合により、式 I (ここで式中Xは酸素であり
    、Yは上記定義の通りであり、R_1は水素、低級アル
    キル、アリール低級アルキルまたは基−CH_2COO
    C_2H_5であり、R_2は水素である)の化合物と
    オキシ塩化リン及びジメチルホルムアミドとを反応させ
    て、式 I (ここで式中、X、Y及びR_1は上記定義の通りであ
    り、R_2は−CHOである)の化合物を生成させ、 (g)場合により、上記工程(f)で得られた式 I の
    化合物を、式(C_6H_5)_3P=CR_3R_4
    (ここで式中R_3及びR_4は上記定義の通りである
    )のイリドとのWittig反応に付して式 I (ここ
    で式中、X、Y及びR_1は上記定義の通りであり、R
    _2は基−CH=CR_3R_4である)の化合物を生
    成させ、 (h)場合により、上記工程(g)で得た式 I の化合
    物を接触的に水素化して式 I (ここで式 中X、Y及びR_1は上記定義の通りであり、R_2は
    基−CH_2CHR_3R_4である)の化合物を生成
    させ、 (i)式 I (ここで式中、Xは水素であり、Yは上記
    定義の通りであり、R_1は存在せず、R_2は塩素、
    臭素、ヨウ素、ニトロまたは式−CH=CR_3R_4
    もしくは−CH_2CHR_3R_4の基を示す)の化
    合物とジアゾメタンとを反応させて、 式 I (式中Xは−OCH_3であり、Y及びR_2は
    上記定義の通りである)の化合物を生成させ、 (j)場合により、上記工程(i)で得られた式 I の
    化合物と式NH_2R_8(ここで式中R_8は水素、
    低級アルキルまたはアリール低級アルキルである)の化
    合物とを反応させて、式 I (ここで式中Xは基−NH
    R_8を示し、Y及びR_2は上記定義の通りである)
    の化合物を生成させること からなる請求項1に記載の化合物の製造方法。
JP63236655A 1987-09-24 1988-09-22 ピロロ〔1,2−b〕シンノリン及びその製法 Pending JPH01121289A (ja)

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US07/100,700 US4800203A (en) 1987-09-24 1987-09-24 Pyrrolo(1,2-b)cinnolines
US100,700 1987-09-24

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