JPH01120786A - 電熱ヒータ - Google Patents

電熱ヒータ

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Publication number
JPH01120786A
JPH01120786A JP27604687A JP27604687A JPH01120786A JP H01120786 A JPH01120786 A JP H01120786A JP 27604687 A JP27604687 A JP 27604687A JP 27604687 A JP27604687 A JP 27604687A JP H01120786 A JPH01120786 A JP H01120786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater element
insulating substrate
electric heater
heater
insulating board
Prior art date
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Pending
Application number
JP27604687A
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English (en)
Inventor
Teruo Oshima
大島 照雄
Takao Tsuyuki
隆夫 露木
Atsushi Sato
厚 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、各種0Ali器等における熱源として使用さ
れる電熱ヒータに関する。
(従来の技術) 例えば、接写機などのOA機器においては印字、転写な
どのために熱源を使用しており、接写機の場合は複写用
紙のトナーを蒸着するため加熱ドラムを使用している。
この加熱ドラムは、内部に収容したハロゲンランプで加
熱されるようになっており、外周面に密着される複写用
紙を間接的に加熱する。しかしながら、熱源として使用
されるハロゲンランプは、ガラスバルブの径が相対的に
大きくて熱源としては大形であり、製造が面倒であり、
ドラム内に収容して組立てる場合も多くの部品が必要で
複雑となり、寿命特性も充分とはいえず、コスト高にな
る。
このようなハロゲンランプを熱源とする加熱ドラムに代
わって、電熱ヒータにて複写用紙を直接加熱する手段も
知られている。
複写用紙を直接加熱する電熱ヒータは、従来において、
アルミナ(Al2O2) などよりなる絶縁基板に、金
属または金属とセラミックスの混合物(サーメット)よ
りなるヒータ素子を塗布、スクリーン印刷または蒸着に
より形成した構造が採用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の電熱ヒータはその製造に多く
の工程が必要であり、高価になる欠点があった。
一方、最近では、OA機器の省電力化および機能向上を
図るため上記電熱ヒータにおいては、常時通電タイプよ
りも、例えばパルス通電による瞬時通電タイプが要求さ
れるようになってきた。このような瞬時通電タイプでは
通電後速やかに所定の温度まで立上がる、いわゆる瞬時
立上がり特性の良好なことが必要となる。
本発明においては、構造が簡単でコスト安となり、しか
も立上がり特性の良好な電熱ヒータを提供しようとする
ものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明においては、絶縁基板に、この絶縁基板と別体に
形成されたヒータ素子を接合し、このヒータ素子は比抵
抗が50〜170μΩ−cmである金属により構成した
ことを特徴とする。
、(作用) 本発明によると、絶縁基板に、この絶縁基板と別体に形
成されたヒータ素子を接合して電熱ヒータを構成したの
で、これら絶縁基板とヒータ素子をそれぞれ別個に作っ
ておいて互いに組付けることに製造することができ、安
価に得られる。しかもヒータ素子は比抵抗が50〜17
0μΩ−CIIlの金属で構成したので、通電後速やか
に温度上昇し、立上がり特性が良好になる。
(実施例) 以下本発明について、第1図ないい第5図に示す一実施
例にもとづき説明する。
図において、1は絶縁基板であり、たとえばアルミナセ
ラミックスにより、長さ233・ノミ、幅17.5す’
、厚み0.9・、a程度の長尺平板形に形成されている
。この絶縁基板1の上面には長手方向に沿う嵌合溝2が
形成されている。この嵌合溝2は幅0.5..ミ、深さ
40μm程度の断面四角形をなしている。
この嵌合溝2にはヒータ素子3が嵌合されている。ヒー
タ素子3は、例えばCr20−Ni80よりなる比抵抗
が106μΩ−C11とした細くて薄い板、すなわち線
形箔状に形成され、具体的には、長さ220リミ、幅0
.5リミ、厚み40μm程度とされている。
このようなヒータ素子3は上記嵌合溝2に嵌め込まれる
ことにより絶縁基板1に接合され、この場合、ヒータ素
子3の上面は絶縁基板1の上面と面一もしくは、箔状ヒ
ータ素子3の上面が絶縁基板1の上面より若干量るよう
にして取着されている。
上記箔状ヒータ素子3の両端部には、図示を省略した電
源接続コードが接続されるターミナル4a。
4bが形成されている。
絶縁基板1の上面または全周面には、ふっ素樹脂(テフ
ロン−商品名)よりなるフィルム5が熱溶着などの手段
でコーティングされている。したがって、絶縁基板1の
上面および箔状ヒータ素子3の上面はふっ素樹脂フィル
ム5にて覆われている。
このような構成の電熱ヒータによれば、絶縁基板1と、
ヒータ素子3はそれぞれ別個に形成され、これらを組み
付けることにより構成される。
絶縁基板1はセラミックスにより形成されているので、
これは単独に作ることができ、また、ヒータ素子3は0
r20−Ni80よりなる箔板を切断して作ることがで
きる。そして、このヒータ素子3は、絶縁基板1の上面
に形成した嵌合溝2に嵌め込むことにより絶縁基板1に
支持される。なお、ヒータ素子3の両端に形成したター
ミナル4a。
4bを絶縁基板1にリベット止め(図示しない)するこ
とによりヒータ素子3を絶縁基板1に機械的に固定して
もよい。
したがって、このような構成であれば、製造、組付けが
容易になり、安価に得られる。
また、ヒータ素子3は、例えばCr20−N+80より
なる比抵抗が106μΩ−!′とじた金属にて構成され
ているので、発熱が素早く、通電後の温度上昇が速い。
特に本実施例の場合、ヒータ素子3は、長さ220 、
、a、幅0.5ヮミ、厚み40μm程度とされて針金状
に形成されているので熱害口が小さく、温度の立上がり
特性に優れている。
ちなみに、発熱特性について実験した結果を示す。
第4図は、発熱試験回路を示し、10はゼネレータ、1
1はアンプ、12は整流素子である。
前述したヒータ素子3、すなわちCr20−Ni80よ
りなる比抵抗が106μΩ−袷、長さ220リミ、幅0
.5リミ、厚み40.czmの場合、長さ方向の抵抗値
は9.5Ωである。
このヒータ素子3に、第4図の試験回路を用いて、パル
ス通電を行った。パルス通電の条件は、4!IIS間オ
ン、16m5間オフの繰返し通電である。
この結果を第5図に、時間と温度との関係で示す。第5
図から理解できる通り、上記構成の電熱ヒータによると
、通電開始後2.5秒位で200℃に達し、5.0秒で
は260℃に達することができ、ヒータとして必要とす
る立上がり特性を充分に満足できるものであった。
なお、本実施例の場合、絶縁基板1の上面または全周面
をふっ素樹脂フィルム5によりコーティングしであるの
で、ヒータ素子3が熱膨張差のためにセラミックス類の
絶縁基板1から剥がれることを防止する。すなわち、ヒ
ータ素子3を単に嵌合溝2に嵌め込むだけで係合させて
おくと、ヒータ素子3と絶縁基板1は熱膨張差を有する
ので、ヒータ素子3が剥がれて波打ち変形等を生じる心
配があるが、本実施例のようにふっ素樹脂フィルム5に
よりコーティングしておけば、ヒータ素子3がフィルム
5で押えられるので剥がれや変形が防止される。
そして、フィルム5はふっ素樹脂にて構成されるので、
第5図に示す温度特性に対しては充分な耐熱性を有し、
かつこのフィルム5の存在による加熱特性の低下はほと
んど無視できる程度に少ないものである。
なお、本発明は上記ヒータ素子3に制約されるものでは
なく、比、抵抗が50〜170μΩ−!勤範囲であれば
よい。
すなわちヒータ素子3として、Ni42−Feバランス
からなり比抵抗が50μΩ−9とされた前記実施例と同
様の形状で厚みのみ28μmに変更したヒータ素子を用
いて、前記と同様の実験を行った。このものは、長手方
向の抵抗値は7.90であり、瞬時立上がり特性は良好
であるが、温度上昇が高くなり過ぎ、表面の酸化および
赤熱化した。このため、通電時間を短縮すると、第5図
に近似した特性を得ることができた。
マタ、ヒータ素子3として、Cr16−Fe5−Mo1
7−W4−N iバランスよりなる合金にて形成し比抵
抗が170μΩ−イとされた前記実施例と同様の形状で
厚みのみ70μmに変更したヒータ素子を用いて、前記
と同様の実験を行った。
このものは、長手方向の抵抗値は11.0Ωである。こ
のものは、立上がり特性が第5図の場合に比べて約1.
5倍の遅れを生じるが、使用可能な範囲であった。
本発明の電熱ヒータは、複写機を始めとする種々のOA
機器、液晶やランプ等の予熱用ヒータなどにも適用でき
、その用途は特に制約されるものではない。
さらに、絶縁基板1に形成する嵌合溝2は、第6図に変
形例として示す蟻溝形であってもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、絶縁基板に、この
絶縁基板と別体に形成されたヒータ素子を接合して電熱
ヒータを構成したので、これら絶縁基板とヒータ素子を
それぞれ別個に作っておいて互いに組付けることに製造
することができ、安価に得られる。しかもヒータ素子は
比抵抗が50〜170μΩ−Yとしたので、通電後速や
かに温度上昇し、立上がり特性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は電熱ヒータの斜視図、第2図は分解した斜視図
、第3図は第1図中ト(線の断面図、第4図は試験装置
を示す図、第5図は特性図、第6図は本発明の変形例を
示す断面図である。 1・・・絶縁基板、2・・・嵌合溝、3・・・ヒータ素
子、4a、 4b・・・ターミナル、5・・・フィルム
。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第5図 2′ 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板に、この絶縁基板と別体に形成されたヒ
    ータ素子を接合し、このヒータ素子は比抵抗が50〜1
    70μΩ−cmの金属により形成されたことを特徴とす
    る電熱ヒータ。
  2. (2)上記ヒータ素子はその厚みが100μm以下であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電熱ヒ
    ータ。
  3. (3)上記絶縁基板に嵌合溝を形成し、この嵌合溝に上
    記ヒータ素子を嵌め込んだことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の電熱ヒータ。
  4. (4)上記絶縁基板に取付けたヒータ素子を耐熱性被膜
    でコーティングしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいづれか1つに記載の電熱ヒータ。
JP27604687A 1987-10-31 1987-10-31 電熱ヒータ Pending JPH01120786A (ja)

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