JPH01120351A - インクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置の制御方法

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JPH01120351A
JPH01120351A JP27956887A JP27956887A JPH01120351A JP H01120351 A JPH01120351 A JP H01120351A JP 27956887 A JP27956887 A JP 27956887A JP 27956887 A JP27956887 A JP 27956887A JP H01120351 A JPH01120351 A JP H01120351A
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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録装置の制御方法に関し、特
に、記録ヘッドでの安定したインク吐出を確保するだめ
の制御方法に関する。
〔従来の技術〕
インクジェットプリンタやインクジェットレコーダーな
どインクジェットヘッド(記録・\ソド)で用紙に印字
(文字、図形および画像等の形成)するインクジェット
記録装置は、記録ヘッドに設けたインク滴吐出手段を印
字データに基ついて駆動し、用紙(プラスチック薄板な
どを含むシート状の記録媒体)に付着するインク滴でド
ツトパターンを印字していくよう構成されている。
このようなインクジェット記録装置においては、低温動
作時に、インク粘度の増大などのためインク吐出が不正
常になり、印字ヨレなどの不良印字が生じることがあり
、これを防止するため、記録ヘッドを一定の温度に管理
する方法が用いられている。
また、印字データの入力待ちなど印字休止時間が長い場
合は、インクの蒸発増粘を防止するため記録ヘッドにキ
ャップをする(キャップングする)ことが行われている
このキャッピングは、通常、記録ヘッドを印字範囲外の
ホームポジションへ移動させて行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この種の記録装置にあっては、記録ヘッドの温
度制御は該記録ヘッドを加熱して25℃程度の周辺温度
かまたはそれより少し高い一定の温度範囲に維持して行
われるので、記録ヘッドをキャッピングする時キャップ
内の空気が膨張して内部圧力が高まり、インク吐出口で
のインクジェットのメニスカスがヘッド内方へ後退して
しまい、印字再開時のインク吐出に悪影響を及ぼすとい
う問題があった。
この場合、外気が低温で記録ヘッドとの温度差が大きい
ほど、キャップ内の圧力上昇が急激になり、メニスカス
後退量が大きくなり、印字再開時の悪影響の度合が大き
くなってしまう。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたものであ
り、キャッピング状態でのインク吐出口のメニスカス後
退を防止でき、印字再開時安定したインク吐出を実行さ
せうるインクジェット記録装置の制御方法を提供するこ
とを目的とする。
本発明は、インクジェット記録装置において、記録ヘッ
ドを温度制御しながらキャッピングして所定時間経過し
た時、一時的にキャップ内を大気に連通させる制御方法
を実行することにより、上記目的を達成するものである
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明による制御方法を実施するのに好適なイ
ンクジェット記録装置を示す。
第1図において、送りローラ1およびその下側周面に離
脱可能に圧接されるピンチローラ(不図示)から成るシ
ート送り機構に対し、用紙2すなわちプラスナック薄板
等を含むシート状の記録媒体2が矢印A方向から供給さ
れ、プラテン3および記録ヘッド(インクジェットヘッ
ド)4の間の印字部を通して該用紙2をピンチ送りしな
がら該用紙2上に印字(文字、図形、画像等の形成)が
行われていく。
印字後の用紙2は矢印B方向へ排出されていく。
図示のインクジェット記録装置はシリアル型プリンタの
場合を示し、インク吐出口(通常複数個縦に配列されて
いる)を有する記録ヘッド4は、ガイドシャフト5に沿
って左右方向く矢印C)に往復動するキャリッジ6上に
搭載されている。
プラテン3の長さとほぼ同じ印字可能範囲Pを外れた位
置にキャリッジ6のホームポジション1(Pが設定され
、このホームポジションHPには記録ヘッド4の前面に
対し密着離反するように(矢印り方向に)移動する回復
装置7が配置されている。
この回復装W17の前面には記録ヘッド4のインク吐出
口が形成された面を密閉(キャッピング)するキャップ
8が設けられている。
さらに、前記回復装置7には、記録ヘッド4をキャッピ
ングした状態で、キャップ8内部を大気に通過させるよ
う駆動しうるエアーバルブ9が設けられている。
インクジェット記録装置の特有の問題として、異物(紙
カス、ゴムなど)によるインク吐出通路の目詰まり、あ
るいはヘッドの乾きによる不吐出等の問題があり、これ
らの問題に対処する手段として、記録ヘッドをキャッピ
ングする予防手段並びに不具合発生時にこれをリカバリ
ーする回復手段が設けられる。
前記回復装置7はこの予防手段および回復手段の両方の
機能を備えている。
第2図は回復装置7を含む回復系の構成を示す。
第2図において、記録へフド4に隣接してサブタンク1
1が設けられ、メインタンク(インクパンク)12内の
インクは一旦サブタンクll内に供給され、該サブタン
ク11から記録ヘッド4へ供給される。
メインタンク12とサブタンク11との間にはインク無
しセンサー13が接続されている。
一方、回復装置7内には吸引ポンプ14が設けられ、記
録ヘッド4をキャッピングした状態で該ポンプ14を作
動させることによりキャップ8内に負圧を発生させ、該
負圧によって記録ヘッド4(詳しくはインク吐出口)か
らインクを引き出すよう構成されている。このインク引
き出しくインク吸引)によりインク吐出口付近の増粘イ
ンクをなくしたり目詰まりを解消するなどして回復機能
を達成することができる。
キャップ8には前述のエアバルブ9が接続され、必要に
応じキャッピング中でもキャップ8内を外気に連通ずる
ことができる。
回復操作で記録へラド4から吸い出されたインク(廃イ
ンク)はポンプ14からインク吸収体15へ送り込まれ
、該インク吸引体15に吸着される。
なお、このインク吸収体15は、通常、メインタンク1
2とともにインクカートリッジ内に装填されている。
また、前記吸引ポンプ14は前記サブタンク11にも接
続されており、該サブタンク11内のインクレベルが低
下したとき該ポンプ14を作動させてレベル回復を行う
よう構成されている。
さらに、インクの性状(粘度など)は温度によってかな
り変化しインク吐出性能に影響を及ぼすことから、記録
ヘッド4には外気温度が低い場合でもインク吐出性能を
維持したリウオーミグアノプ時間を短縮するためのポジ
スタ−(ヒーター)16が設けられている。また、記録
ヘッド4には該ポジスタ−16のオンオフを制御するた
めのヘッド温度センサー(ヘッドサーミスタ)17も設
けられている。
第3図は、インクジェット印字方式の基本原理をバブル
ジェット式を例にとって説明するための模式図である。
第3図の(A)はインク吐出待機状態を示し、インク吐
出口21へ通じるインク通路22内にはインク23が充
満しており、該インク吐出口21の適正位置にインクの
メニスカス24が形成されている。また、インク通路2
2の所定位置にはインク滴を形成し吐出するエネルギー
発生体としてのヒーター25が添設されている。
記録ヘッド4には、通常、第3図に示すようなインク吐
出手段が縦に複数個(例えば48個)配列されており、
それぞれのインク吐出手段で印字ドツトが形成される。
印字が開始されヒーター25がオンになると該ヒーター
25付近のインクが急激に加熱され、(B)に示すごと
くインクが一斉に気化してヒーター面に気泡(バブル)
26が生じる。
この気泡26は、(C)および(D)に示すごとく急速
に膨張し、周囲インクに圧力が作用しインク吐出口21
からインクが押し出される。
次いで(E)、(F)に示すごとく、押し出されたイン
クは滴状27になって分離され、飛翔的インク滴27に
なり用紙に向かって飛んで行く。
(E)に示すようにインク滴27が形成され完全に押し
出されると、インク通路22内の気泡26は急速に縮ん
で消えてしまう。
インク滴27が吐出されると、(F)に示すごとく、イ
ンク通路22内は(A)に示す元の状態に復帰する。
然して、本発明によれば、以上説明したインクジェット
記録装置において、記録ヘッドをポジスタ−16の駆動
制御で温度制御し、なから、キャッピングして所定時間
(例えば1分)経過した時、一時的にエアーバルブ9を
開いてキャップ8内を大気に連通させることにより、キ
ャップ8内の圧力上昇を阻止してインク吐出口21での
メニスカス24の過度の後退を防止する制御が行われる
この制御方法においては、印字終了後、一定時間経過し
ても次の動作に入らない場合に、記録ヘッド4をホーム
ポジションHPへ戻してキャッピングするとともにポジ
スタ−16で温度管理して適正な休止温度(例えば15
〜20℃)に維持することにより、キャッピング時のメ
ニスカス24の後退量を制限することが好ましい。
第4図は本発明による制御方法を実施するのに好適なル
制御系のブロック図である。
第4図において、記録装置の制御部31はI10ボート
32を介してホストコンピュータ等に接続され、印字指
令および印字データ等を受は取る。
制御部31には、アドレスバス33およびデータバス3
4を介して、制御プログラム等が格納されたROM35
、キャラクタ−ゼネレータ36、RAM37、各種動作
部へ通じるr10ボート38、記録ヘッド4制御用のヘ
ッドコントロール39、並びに時間管理用のタイマー4
0が接続されている。
前記I10ボート38には、ASFモータ41、キャリ
ッジモータ42、紙送りモータ43、各種センサー44
、ヘッド温度センサー45、エアバルブ9駆動用プラン
ジヤ46、並びにポジスタ−16駆動回路47が接続さ
れている。
前記各種センサー44には、紙無しセンサー、インク有
無センサー13、ホームポジションHPセンサー、紙中
センサー等が含まれている。
第5図は以上説明したインクジェット記録装置によって
本発明による制御方法を実行する時の動作のフローチャ
ートである。
第5図において、電源投入するとステップs1で装置の
イニシアライズ(RAM37内部を待機状態に戻したり
、動作部を待機位置に戻したりすることを)を行い、ス
テップs2でヘッド4のポジスタ−16をONにし、ス
テップs3でタイマー40をスタートさせ、ステップs
4で回復装置7によるヘッド4からのインク吸引をスタ
ートさせる。
次いで、ステップS5でヘッド温度が20℃以上である
か否かを判別し、以上であればステップS6へ進んでポ
ジスタ−16をOFFにするとともに内部加熱(インク
吐出用ヒーターを利用する加熱)もOFFにし、以下で
あればステップs7へ進んでポジスタ−16をONにす
るとともに内部加熱(インクが吐出しない範回、例えば
2μsのパルス中でインク吐出用ヒータを駆動させる)
を併用してヘッド4の温度を急速上昇させる。
次いでステップS8でインク吸引が終了したが否かを判
別し、終了していなければステップs5へ戻ってインク
吸引動作を続ける。
インク吸引が終了するとステップS9へ進んでポジスタ
−16をOFFにするとともに内部加熱もOFFにし、
次のステップSIOにおいて、24時間経過するまで1
時間ごとに実行するインクの予備吐出用のタイマー1の
リセット・スタートを行い、さらに、次のステップSl
lにおいて、キャッピング後1分経過した時にキャップ
内を1時的に大気に連通させる動作を実行するためのタ
イマー2のリセット・スタートを行う。
次いで、ステップS12へ進んでヘッド温度が20℃以
上か否かを判別し、以上であればステップS13でポジ
スタ−16をOFFにし、以下であればステップS14
へ進んでポジスタ−16をOFFにする。
次に、ステップS15へ進んで印字指令の有無を判別し
、有であればステップ316へ進んで印字動作を実行し
、無であればステップS17へ進んで印字休止管理をj
テう。
ステップS16での印字動作が終了し、ヘッド4をホー
ムポジションへ戻してキャッピングした時点で前記ステ
ップSitへ戻りタイマー2のりセント・スタートを行
い、以後同じ動作を繰返す。
第6図は第5図中の印字動作の#楢手順を示すフローチ
ャートである。
第6図において、第5図中のステップS15で印字指令
が有れば、ステップ5101でキャップを開き、ステ・
/プ5102でヘッド温度が20℃以上か否かを判別し
、以上であればステップ5103へ進んでポジスタ−1
6をOFFにし、以下、 であればステップ5104へ
進んでポジスタ−16をOFFにする。
次に、ステップS15へ進んで例えば500 Hz50
発程度のインク予備吐出を行い、ステップ5106でタ
イマー3のりセント・スタートを行なう。このタイマー
3は、印字中に使用しないインク吐出口の経過時間を検
知するためのものである。
次いで、ステップS]07へ進んでヘッド4の温度が印
字中25°Cより高いか否かを判別し、高ければステッ
プ5108へ進んでポジスタ−16をOFFにし、高く
なければステップ5109へ進んでポジスタ−16をO
Nにする。
ポジスタ−16をOFFにする場合は、さらに、ステッ
プ5110へ進んで45℃より高いか否かを判別し、高
ければステップ5111でインク吐出用ヒータの駆動パ
ルス中を小さな中6.5μsに設定し、高くなければス
テップ5112へ進んでパルス中を7μsに設定する。
このパルス中を変化させる理由は、ヘッドが高温になっ
た時同じパルス中だと泡が大きくなりすぎて、ヘッド前
面から空気を取り込む危険があるためである。
こうして、ステップ5113で1行分の印字を行う。
次のステップ5114で印字終了か否かを判別する。
印字終了でなければ、ステップ5115へ進んでタイマ
ー3が11秒経過したか否かを判別し、経過していなけ
ればステップ5107へ戻り以上の各ステップを繰返す
、11秒経過しておれば、ステップ3116へ進んでヘ
ッド4をキャッピングし、次のステップ5117で例え
ば2KH2で30発程度のインク予備吐出を行った後、
前述のステップ5106へ戻ってタイマー3のりセント
・スタートから以降の手順を繰返す。
これは印字中使用しなかったノズルのインクを吐出させ
、常に新鮮なインクをヘッドに確保しておき、良好な印
字結果を得るためのものである。
ステップ5114で印字終了であれば、ステップ311
8へ進み、タイマー4のリセット・スタートを行う。こ
のタイマー4は印字終了後火のデータを受信して印字す
るまでの時間を設定するものである。
次にステップ5119でヘッド温度が印字中段定温度2
5℃より高いか否かを判別し、高ければステップ512
0でポジスタ−16をOFFにし、高くなければ、ステ
ップ5121へ進んでポジスタ−16をONにする。
次いでステップ5112で印字指令があるか否かを判別
する。
印字指令があれば、ステップ5107へ戻って前述の印
字のための各ステップを行う。
印字指令がなければ、ステップ5123へ進んでタイマ
ー4が5秒経過したか否かを判別する。
5秒経過していなければステップ5119へ戻って印字
中の設定温度25℃の制御を継続し、5秒経過しておれ
ば、次のステップ5124へ進んでヘッド4をキャッピ
ングし、第5図中のステップSllへ戻ってタイマー2
のリセット・スタートを行い、第5図中の以後の各ステ
ップを実行する。
第7図は第5図中のステップS17での印字休止管理の
詳細手順を示すフローチャートである。
築7図において、第5図中のステップS15での印字指
令がなければ、ステップ5201へ進んでタンマー2が
1分経過したか否かを判別する。
1分経過していなければ、第5図のステップS12へ戻
ってヘッド4を温度制御しながら印字指令の有無を繰返
し判別する。
1分経過しておければステップ5202へ進んで1時間
経過ごとのカウントをしていくためのカウント値nのイ
ニシアルセントとしてn=0をセットし、次いでステッ
プ5203でエアーバルブ9を作動させてキャップ8内
の大気連通を開閉する。
これによってキャップ8内の温度によって高まった圧力
を逃すことが可能となる。
次いでステップ5204でヘッド温度が印字休止時設定
温度15℃より高いか否かを判別し、高ければステップ
5205へ進んでポジスタ−16をOFFにし、低けれ
ばステップ5206へ進んでポジスタ−16をONにす
る。
次いでステップ5207へ進んで印字指令があるか否か
を判別する。
印字指令があれば第5図のステップ516・\移行して
第6図で説明した印字動作を行う。
印字指令がなければステップ3208へ進んでタンマー
1が1時間経過したか否かを判別する。
1時間経過していなければステップ5204へ戻ってヘ
ッド4を印字休止時設定温度15℃で温度制御を継続す
る。
1時間経過していればステップ5209へ進んでヘッド
4が20℃以上であるか否かを判別する。
20℃以上であればステップ5204へ戻って以上の印
字休止時の温度制御(15℃〜20℃)を繰り返す。
20℃以下であればステップ5210へ進んで第5図の
SIOでスタートしたタイマー1がnのカウント値によ
って24時間経過したか否かを判別する。
24時間経過していなければステップ5211へ進んで
例えばポジスタ−16をONにしてヘッド4を所望の温
度に温め、次のステップ5212でインクの予備吐出を
行う。
このインクの予備吐出は24時間経過するまで1時間ご
とに行われるものであり、例えば500Hzで50発の
インク吐出が行われる。
次いで、ステップ5213で経過した時間数nを1つカ
ウントアツプし、ステップ5214へ進んでタイマーl
のリセット・スタートを行う。
以上の説明は長時間の印字待機状態の制御を示し、ヘッ
ドの例えば15℃〜20℃の温度制御と増粘するインク
の予備吐出による吐出不良の予防を目的としている。
然る後、再びステップ$204へ戻って以上の各ステッ
プを繰返しながら、印字休止時のヘッド4の温度制御並
びに予備吐出を繰返し実行する。
以上説明したインクジェット記録装置の制御方法によれ
ば、次のような効果が得られた。
(i)記録ヘッド4をキャッピングした後所定時間(1
分)経過した時に一時的にキャップ8ないを大気に連通
させる(第7図のステップ5203)ので、低温作動時
などへンド4とキャップ8との温度差が大きい場合でも
、キャップ8内の圧力上昇によるインク吐出口21のメ
ニスカス24の大幅後退を防止することができ、インク
吐出不良による印字品位低下をはをしすることができた
(ii)ヘッド4の温度を、印字休止時設定温度(15
°C〜20℃)と印字時設定温度(25℃)で温度制御
するので、ヘッド4と外気との温度差を常に一定以下に
維持することができ、キャッピング時の上記メニスカス
の後退量を一定以内に抑えることができ、印字品位低下
を防止することができた。
(iii )印字休止期間が時間単位で長い場合でも、
一定時間(1時間)ごとに予備吐出を行うので、ヘッド
4前而のインクの増粘や固着を防止することができ、低
温時でも安定したインク吐出および高い印字品位を保つ
ことができた。
(1v)バブルジエソトの場合、ヘッド温度が高くなる
と気泡26が大きくなりすぎてヘッド前面から空気を取
り込んでしまい、不吐出の原因になるが、上記実施例で
はヘッド温度によってインク吐出駆動用のパルス巾を変
化さたるので(6,5μsと7.0μs)、このような
不具合発生を防止することが可能になった。
(v)電源ONに際し、ポジスタ−16および内部加熱
(ヒーター25を利用する加熱)の両方をONにして急
速加熱を行う時(第5図のステ、プS7)、ヘッド4か
らのインク吸引(第5図のステップS4)を合わせて実
行するので、不使用期間が長期にわたった場合でも、印
字再開直前のウオームアツプ時間を短くすることができ
た。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、記録
ヘッドを温度制御を行なってキャッピングして所定時間
経過した時、一時的にキャップ内を大気に連通させるの
で、キャッピング時のインク吐出口でのメニスカスの後
退を防止でき、印字再開時安定したインク吐出を行いう
るインクジェット記録装置の制御方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御方法を実施するのに好適なイ
ンクジェット記録装置の斜視図、第2図は第1図の記録
装置のインク回復系の模式図、第3図はインク吐出原理
を経時的に示す模式図、第4図は本発明の制御方法を実
施するのに好適な制御系のブロック図、第5図は本発明
によるインクジェット記録装置の制御方法の動作手順を
示すフローチャート、第6図は第5図中の印字動作の詳
細手順のフローチャート、第7図は第5図中の印字休止
管理の詳細手順のフローチャートである。 4・−・−・・・記録ヘッド、7・−・−−−−−回i
R装rl、8・・・−・−・−キャップ、9−・−・・
・−・・エアーバルブ、14−・−・・・・−・吸引ポ
ンプ、16・・・・−・・−・−ポジスタ−121−・
・・・−−インク吐出口、23−・−・−−一−−−イ
ンク、24−・−・−・・−メニスカス、25−・・−
ヒーター(インク吐出用)、31−・・−・・制御部、
40−・・・・・・・・−タイマー、HP−−−−−−
−ホームポジション。 代理人 弁理士  大 音 康 毅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録ヘッドの温度制御を行なってキャッピングし
    て所定時間経過した時、一時的にキャップ内を大気に連
    通させることを特徴とするインクジェット記録装置の制
    御方法。
  2. (2)印字終了後、一定時間経過しても非印字の状態で
    あれば、記録ヘッドをホームポジションへ戻してキャッ
    ピングするとともに温度制御することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のインクジェット記録装置の制御
    方法。
  3. (3)記録ヘッドの温度を、印字休止中より印字中の方
    を高く設定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載のインクジェット記録装置の制御方法
  4. (4)印字休止時間が設定時間を越えかつ記録ヘッドの
    温度が設定温度以下になった時、記録ヘッドからインク
    を吐出させることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜
    第3項のいずれかに記載のインクジェット記録装置の制
    御方法。
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