JPH0112004Y2 - - Google Patents

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JPH0112004Y2
JPH0112004Y2 JP12786783U JP12786783U JPH0112004Y2 JP H0112004 Y2 JPH0112004 Y2 JP H0112004Y2 JP 12786783 U JP12786783 U JP 12786783U JP 12786783 U JP12786783 U JP 12786783U JP H0112004 Y2 JPH0112004 Y2 JP H0112004Y2
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JP
Japan
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hydraulic
gutter
ceiling
ceiling surface
outside
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JP12786783U
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JPS6035901U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は各種油圧回路の油圧源に用いられる油
圧タンクに関する。
〈従来の技術〉 従来の油圧タンクは、通常、立方形をなし、そ
の内部に所定量の作動油が収容される。また、油
圧回路においては、一般に、油圧ポンプを駆動し
て回路内の各種アクチユエータ等を作動させる
と、油圧タンク内の作動油量が増減するが、これ
に対処するために、油圧タンクには、その内部の
空気が自由に出入し得るよう、エアブリーザが設
けられている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、この油圧タンク内の空気は、油圧ポ
ンプの停止後時間経過に伴つて温度が低下する
為、空気中に含有している水分が凝結し、主とし
て油圧タンク内の天井面に水滴となつて付着す
る。従来の油圧タンクでは、その水滴が作動油内
に落下して混入し、作動油の劣化、油圧回路構成
部材の錆の発生等の大きな要因となつており、錆
の発生は油圧回路装置の破損の原因となることも
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記の問題点を解決すべくなされたも
ので、その構成を実施例に対応する第1図を参照
しつつ説明すると、作動油を収容する筐体の天井
面を傾斜面1a,1bで形成し、その筐体内方天
井面の下位傾斜端の下方に樋2a,2bを配設
し、その樋2a,2bには筐体外部と連通して下
方に開口するパイプ(排水パイプ3a,3b)を
設け、天井面1a,1bに付着した水滴を樋2
a,2bに収集してパイプ3a,3bから外部へ
排出し得るよう構成したことによつて、特徴づけ
られる。
〈作用〉 筐体内の作動油温度低下に伴つて、筐体内に存
在する空気に含まれている水分は主として筐体上
方の面、すなわち傾斜面1a,1bに水滴となつ
て付着するが、この付着した水滴は次第に傾斜面
1a,1bに沿つて下方に流れてゆき、その下位
傾斜端下方の樋2a,2b内に収集され、作動油
に混入することなくパイプ3a,3bを介して外
部に排出される。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案実施例の部分断面を施した外観
斜視図である。
油圧タンクの天井は、互いに向い合つて左右に
傾斜する2面の傾斜面1a,1bによつて形成さ
れている。油圧タンク内部の各傾斜面1a,1b
の下位傾斜端の下方には、それぞれ樋2a,2b
が配設されている。それぞれの樋2a,2bの底
面には、油圧タンク側壁を貫通し、油圧タンク外
部に連通して下方に開口する排水パイプ3a,3
bが設けられている。なお、天井を形成する傾斜
面1a,1bの適宜箇所にはエアブリーザ4が配
設され、更に、この油圧タンクには図示しない油
圧ポンプに連通する作動油吸入パイプ並びに油圧
回路からの戻しパイプが適宜箇所に配管される。
以上の本考案実施例によれば、油圧ポンプの停
止後時間経過とともに冷却される油圧タンク内の
空気に含まれる水分は、主として油圧タンク内部
の天井面を形成する傾斜面1a,1bに水滴とな
つて付着した後、各傾斜面1a,1bに沿つて下
方に流れ落ち、各傾斜面1a,1bの下方に設け
られた樋2a,2b内に収集され、排水パイプ3
a,3bによつて油圧タンク外部に排水される。
なお、排水パイプ3a,3bをU字形に形成し
た後、下方に開口するよう形成すれば、各排水パ
イプ2a,2bからの空気の出入を防止すること
ができる。また排水パイプは各樋に対して複数個
設けてもよい。
更に、第2図及び第3図に本考案の他の実施例
の要部断面図を示す如く、傾斜面11および樋1
2の形状および配設位置は任意に選択することが
でき、これらに限らず例えば天井面を四角錐形状
に形成して、樋をその各天井傾斜面下方に対応し
て四方に配設することもできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、油圧タ
ンク内の空気の温度低下により油圧タンクの天井
面に付着する水滴は、天井面を形成する斜面に沿
つて樋内に集められ、排水パイプを介して油圧タ
ンク外部に排出されるので、作動油内への混入が
防止されて作動油の劣化を著しく軽減することが
でき、作動油の交換周期を延長せしめることがで
きる。また、作動油内の水分混入が防止される結
果、油圧回路の配管部材その他の錆の発生を低減
せしめ、特にサーボバルブ等の精密な回路構成部
材の損傷防止に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の部分断面外観斜視図、
第2図および第3図はそれぞれ本考案の他の実施
例の要部断面図である。 1a,1b……傾斜面、2a,2b……樋、3
a,3b……排水パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作動油を収容する筐体の天井面を傾斜面で形成
    し、その筐体内方上記天井面の下位傾斜端の下方
    に樋を配設し、その樋には上記筐体外部と連通し
    て下方に開口するパイプを設け、上記天井面に付
    着した水滴を上記樋に収集して上記パイプから外
    部へ排出し得るよう構成された油圧タンク。
JP12786783U 1983-08-17 1983-08-17 油圧タンク Granted JPS6035901U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12786783U JPS6035901U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 油圧タンク

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JP12786783U JPS6035901U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 油圧タンク

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Publication Number Publication Date
JPS6035901U JPS6035901U (ja) 1985-03-12
JPH0112004Y2 true JPH0112004Y2 (ja) 1989-04-10

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JP12786783U Granted JPS6035901U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 油圧タンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0751185Y2 (ja) * 1989-08-17 1995-11-22 エムケー精工株式会社 灰皿洗浄装置
JP5325717B2 (ja) * 2009-09-10 2013-10-23 宣行 杉村 液圧装置

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Publication number Publication date
JPS6035901U (ja) 1985-03-12

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