JPH01119497A - 船舶の可変ピッチプロペラのリンク仕掛けへの異物の付着の防止方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のｆ 本発明は、原動機により駆動される船舶の駆動のために
設けられている可変ピッチプロペラの羽根の調節のため
の連結棒リンク仕掛けの部分に異物の付着することを防
止するための方法に関するものであり、この場合、連結
棒リンク仕掛けの連結棒は、連結棒リンク仕掛けの回転
する部分と、変位は可能であるが、回転はしない部分と
を相互に連結している回転−滑り一継手を介して調節棒
により調節可能であるようになっており、また、本発明
は、この方法を実施するための装置にも関するものであ
る。

良米！はＵ（ 船舶に対する可変ピッチプロペラは、種々の実施形態で
知られている。大きな船舶に対する可変ピッチプロペラ
、すなわち、大きな出力の船舶の駆動の場合には、個々
のプロペラ羽根の調節リンク仕掛けは、可変ピッチプロ
ペラのボスの中に取り付けられている。この場合、調節
リンク仕掛けは、連結棒により操作されるが、この連結
棒は、中空軸の中心の中に配置されており、また、その
端部において、調節フランジを支持しており、このフラ
ンジには、調節リンク仕掛けが支持されている。なお、
このためには、Ｊ、Ｗｉｎｄ著ｒＰｒｉｎｃｉｐｌｅ　
、ｐｆ　ｍｅｃｈａｎｉｓｍｓ　　ｕｓｅｄ　　ｉｎ　
　ｃｏｎｔｒｏｌｌａｂｌｅ　　ｐｉｔｃｈ　　ｐｒｏ
ｐｅｌｌｅｒｓ」　の記事、特に、第８図を参照のこと
。この場合、連結棒は、シリンダ及びピストンから成り
立っている流体リニアモータにより操作されるが、この
モータは、駆動軸の中に取り付けられるか、又は、調節
リンク仕掛けを介して連結棒に連結されるかしている。

米国特許第３，０９５．９３２号を参照のこと。

より小さな、対応してより小さな駆動出力を有する船舶
においては、実際、同様な可変ピッチプロペラが使用さ
れるが、しかしながら、この場合、プロペラ羽根の調節
は、機械的レバー棒を介して、流体的リニアモータによ
り行われる。米国特許第４．５９９．０４３号を参照の
こと、あるいは、手動により行われる一米国特許第２、
）４２．０９７号を参照のこと。

船舶に対する可変ピッチプロペラにおける一つの本質的
な問題は、調節リンク仕掛けの可動部分に異物、特に、
小さな貝殻が沈着することであり、この異物は、プロペ
ラの調節運動を阻害し、あるいは、封止することさえも
ある。このことは、なかんずく、プロペラ羽根の調節の
ための連結棒リンク任掛けの連結棒に当てはまり、その
連結棒リンク仕掛けの内のある部分が、プロペラ羽根の
調節位置に応じて、時々水と接触する０例えば、上述の
米国特許第４．５９９．０４３号を参照のこと、この特
許の第１図には、可変ピッチプロペラの羽根に対する調
節駆動装置が記載されているが、その連結棒は、その自
由端部に、回転−滑り一継手が連結されており、この継
手は、連結棒リンク仕掛けの回転部分と、変位可能な、
非回転部分との間における連結を形成している。この回
転−滑り一継手は、水により包囲され、また、このこと
は、回転するプロペラボスの中に横たわっている連結棒
の連結棒の自由端部に対しても当てはまることである。

実際、環境の影響に対して保護されなければならない可
動部分に、ベロー継手を設けることが公知となっている
。しかしながら、これは、ベロー継手が、追加の場所を
その組み付けのために必要とし、損傷に関して比較的敏
感であるという欠点を有している。類似の関係が、スポ
ーツボートのトリムシリンダにおいても存在する。その
場合には、鋼製のピストン棒から成り立っているかき取
りリングにより、異物の沈着物は清掃される。しかしな
がら、それにより、推力の要求が増大されるが、しかし
ながら、それによっては、完全な清浄が達成されること
が無いことが、欠点である。

０（’　　　　”　　　７０ そこで、本発明は、可変ピッチプロペラに対する連結棒
リンク仕掛けにおける上述の異物粒子の沈着を阻止する
ための方法を、追加の場所を要求すること無しに、連結
棒リンク仕掛けの水の中に横たわっている部分の保護が
、簡単な手段により達成されるように、発展させるとい
う課題に基礎を置くものである。

目　　　　゛　るｔ・めの この課題は、本発明によると、原動機の停止の直後に、
連結棒が、連結棒が、異物の襲撃にもはや置かれない位
置に動かされ、一方、原動機の始動の際には、連結棒が
、プロペラ羽根の中立位置に対応する位置へ動かされる
ことにより解決される。

これにより、希望される保護作用が、特別の保護手段無
しに、船舶の非運転の際には、水の中に横たわっている
調節リンク仕掛けの部分が、ボスの中ないしは軸受ハウ
ジングの中に、このために、特別のシールが設けられな
ければならないこと無しに、かえって、この部分への近
付きを阻止することにより阻止されるように設けられる
ことが達成される。

船舶の非駆動の際に保護位置を取ること及び船舶の原動
機の始動の際における中立位置を取ることが、手動、又
は、自動的に調節されることができることが、目的にか
なっている。

本発明は、また、この方法を最善に実施することができ
る装置をも含むものである。

この課題は、本発明によると、各プロペラ羽根に対する
可変ピッチプロペラのボスに、ボスに連結されている羽
根の脚の回転自在な受は取りのための軸受ハウジングが
設けられ、その中に、羽根の脚に係合している調節ピン
を有している連結棒が移動自在に軸受けされており、こ
の場合、連結棒の行程の一つの端部位置においては、回
転−滑り一継手に連結されている連結棒の自由端部が、
軸受ハウジングの中に完全に差し込まれるようにするこ
とにより、解決される。これにより、単に、軸受ハウジ
ングの形成により、水の中にある部分における異物の沈
着及び貝殻の沈着が、阻止されることのできることが達
成される。

支−１−匠 以下、本発明をその実施例を示す添付図面に基づいて、
詳細に説明する。

第１図に略図により示された船舶に対する駆動装置にお
いては、参照数字１により、可変ピッチプロペラが示さ
れているが、これは、調節可能なプロペラ羽根２と、駆
動軸３により駆動されるプロペラボス４とを有している
。駆動軸３は、駆動機械５により駆動され、また、プロ
ペラ１の近くに横たわっている軸受６の中に、軸受けさ
れている。プロペラ羽根２のピッチの調節は、レバーリ
ンク仕掛け７により行われるが、その主要部分は、２本
腕状の調節レバー８であり、その旋回軸９は、支持軸受
１０の中に旋回自在に支持されている。支持軸受１０は
、船舶の船体にか、又は、可変ピッチプロペラ１が、制
御かじに配置される時は、この制御かじの一部分に軸受
けされるかする。調節レバー８は、上方の腕１１及び下
方の腕１２を有しており、この場合、上方の腕１１は、
エネルギー源２９により駆動されるリニアモータ１５の
押し棒１４に、リンク１３を介して連結されており、一
方、下方の腕１２は、ヒンジ２２，２３を介して、回転
−滑り一継手２１に連結されている。回転−滑り一継手
２１は、回転しない継手部分１７を有しており、これは
、ヒンジ２２，２３を介して下方の腕１２に連結されて
おり、一方、回転する継手部分１９は、駆動軸３の上に
固着されており、ラジアル及びアキシアル軸受（軸受１
８が、略図により示されているだけである）を介して、
回転しない継手部分１７を支持している。回転する継手
部分１９のフ゛ランジ２４には、連結棒２０が支持され
ており、これらの連結棒２０は、プロペラ１のボス４の
中に導かれており、また、個々のプロペラ羽根２を同時
に調節する。プロペラボス４及び回転−滑り一継手２１
は、フード２５により包囲されている。

第２及び３図は、第１図による駆動装置の、その中にお
いて本発明による解決が実現されている部分を示すもの
である。この場合、第１図と同一の参照数字は、同じ部
分を示すものである。

第２及び３図において、プロペラボス４は、プロペラ羽
根２が連結棒２０と一緒に、プロペラボス４に強固に連
結されている軸受ハウジング２６の中に軸受けされて、
多部分から成り立っている。しかしながら、プロペラボ
ス４を一体の部品として形成することも可能である。第
４図から分かるように、３個のプロペラ羽根２に対応し
て、３個の軸受ハウジング２６が、配置されている。連
結棒２０は、調節ピン２７を有しているが、このピン２
７は、調節溝を有している調節円板２８の中に突出して
いる。調節円板２８は、プロペラ羽根２の羽根脚３０に
連結されており、また、プロペラ羽根２の支持体を形成
している。

各連結棒２０は、その端部に、それぞれ、シール３３を
有しているピストン３１．３２を有している。ピストン
３１．３２は、シリンダの内孔３４．３５の中に導かれ
ているが、これらの内孔３４．３５は、軸受ハウジング
２６の部屋３６に接している。この部屋３６は、両方の
シリンダ内孔３４．３５と一緒に、ピストン３１．３２
により閉鎖された一定容積の室を形成しており、この室
は、潤滑剤、例えば、グリースを充てんされ、これによ
り、外部の影響により影響されることができないように
することが、目的にかなっている。

回転−滑り一継手２１の側の上において、シリンダ３１
から控え棒３７が延びており、その自由端部は、三角形
状に形成された回転−滑り一継手２１の回転部分１９の
フランジ２４に、ねじ４１により強固に連結されている
ことが、目的にかなっている。回転部分１９は、回転−
滑り一継手２１のフード状に形成された移動自在な、回
転しない部分１７により？＊覆されており、この場合、
画部分１７．１９の間には、ラジアル軸受及びアキシア
ル軸受（図示されていない）が配置されており、これら
の軸受を介して、調節棒７の調節力が、連結棒２０の上
に伝達される。

シリンダの内孔３４は、ねじキャップ４２により覆われ
ており、その中心の中には、控え棒３７の貫通のための
シール４４を有している穴４３が設けられている。

調節レバー７は、ヨーク４６（第４図９照）及びブラケ
ット４５を介してピボット２２に連結されている。

ブラケット４５は、目板１６を有しており、この目板１
６は、ピボット２３を介して、回転−滑り一継手２１の
移動自在ではあるが、回転しない部分１７のウェブ４７
に連結されている。ブラケット４５及びヨーク４６によ
り形成される通路５３を貫いて、調節レバー７を有する
回転−滑り一継手２１が、第２及び３図におけるように
、可変ピッチプロペラ１の調節レバーの退出側だけでは
無く、進入側の上にも配置することが可能である。

プロペラ羽根２の羽根脚ないしは調節円板２８との連結
は、ねじ５０により行われる（第２及び３図参照）。締
め付けねじ５１により、充てんねじ５２への近付きが可
能であり、その取り去りにより、閉鎖された部屋３６に
近付くことができる。

キャップ４２を有するシリンダ内孔３４は、控え棒３７
に対する保護を、追加の手段を必要とすること無しに、
作ることを可能とさせる。この場合、本発明は、その時
には、異物の沈着が、控え棒３７において形成される時
に、異物の沈着が障害を呼び起こすという考慮から出発
するものである。そこに沈着する貝殻は、非常に固く、
側底除去することはできない、しかしながら、控え棒３
７が、暗い室、本実施例の場合には、シリンダ内孔３４
の中に保持されるならば、何らの異物も現れない。同じ
ことが、連結棒２０が、第３図に示される位置にある時
には、シリンダ内孔３５に対しても、本質的に当てはま
る。船舶の静止の場合に、連結棒２０が、第３図に示さ
れた位置に持ち来されると、一方では、シリンダ内孔３
４が、シール４４及び控え棒３７により閉鎖され、他方
、シリンダ内孔３５は、ピストン３２により閉鎖される
。船舶の静止の場かに、連結棒２０が、この位置を取る
ならば、控え棒３７への異物の襲撃は確実に回避され、
同様に、シリンダ内孔３５の中への異物の襲撃も確実に
回避される。

この保護位置を占めることを確実に行うために、この保
護位置が自動的に実現されることができる。

調節レバー７が、差動ピストンとして形成され、より小
さな面を有しているシリンダ室の中にばねが組み込まれ
ている流体的リニアモータにより操作されると、圧力の
無い場合に、ピストンを第２図に示された位置に対応す
る位置へ押圧する。船舶の運転の際には、媒体圧力が、
ピストンを無負荷運転のための、ある定められた中立位
置に押圧する。連結レバーの保護位置及び′中立位置に
おける自動的な維持は、他の方法、例えば、リミットス
イッチと協同され、希望される位置においてリニアモー
タを静止させることによってもできる。

主１しと肱１− 上述の本発明方法及びこの方法を実施例するために必要
とされる手段においては、経費が比較的小さいことが分
かる。それにもかかわらず、この簡単な解決により、可
変ピッチプロペラの運転の安全は、連結レバーのきわど
い箇所における異物の攻撃が確実に回避されることによ
り、本質的に改善される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、プロペラ羽根のピッチの調節のための調節装
置を有している船舶に対する可変ピッチプロペラの略図
、第２図は、調節装置の連結棒が、連結棒行程の一つの
端部位置にある可変ピッチプロペラのボスの、第４図の
ＩＩ−ＩＩ線による切断面図、第３図は、調節装置の連
結棒が、第２図による端部位置と反対側の他の端部位置
にある可変ピッチプロペラのボスの縦断面図、第４図は
、第２図のＩＶ−ＩＶ線による断面図である。 １・・・可変ピッチプロペラ、２・・・プロペラ羽根、
４・・・ボス、５・・・原動機、２０・・・連結棒、２
１・・・回転−滑り一継手、２６・・・軸受ハウジング
、２７・・・調節ピン、３０・・・羽根の脚、３１．３
２．３４．３５・・・ピストン−シリンダ案内、３７・
・・控え棒、４０・・・連結フランジ、４３・・・穴、
４４・・・シール。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、原動機により駆動される船舶の駆動のために設けら
   れている可変ピッチプロペラの羽根を調節するための連
   結棒リンク仕掛けであって、連結棒リンク仕掛けの連結
   棒が、調節リンク仕掛けの回転部分と、変位は可能であ
   るが、回転はしない部分とを相互に連結している回転−
   滑り−継手を介して調節可能となっている連結リンク仕
   掛けの部分に異物の沈着することを防止するための方法
   において、原動機の切り換えの直後に、連結棒が次ぎの
   位置、すなわち、連結棒が、もはや異物による襲撃に暴
   露されることの無い保護位置に動かされ、これに対し、
   原動機を始動すると、連結棒が、プロペラ羽根の中立位
   置に対応する位置へ動かされるようにすることを特徴と
   する方法。 ２、連結棒の保護位置及び中立位置が、原動機の遮断及
   び始動に応じて、自動的に取られるようにする特許請求
   の範囲第１項記載の方法。 ３、各プロペラ羽根に対する可変ピッチプロペラのボス
   に、ボスに強固に連結、又は、それに一体に連結されて
   いる軸受ハウジングが、羽根の脚の旋回自在な軸受けの
   ために設けられており、軸受ハウジングの中に、各プロ
   ペラ羽根のために、羽根の脚に係合している調節ピンを
   有している連結棒が移動可能に軸受けされており、この
   場合、連結棒の行程の一つの端部位置においては、回転
   −滑り−継手に連結されている端部が、軸受ハウジング
   の中に完全に差し込まれるようになっていることを特徴
   とする装置。 ４、連結棒の端部が、ピストン−シリンダ案内として構
   成されており、この場合、回転−滑り−継手の側の上に
   置かれた案内が、控え棒を設けられており、その自由端
   部が、回転−滑り−継手の連結フランジに連結されてお
   り、また、控え棒は、連結棒リンク仕掛けの保護位置に
   おいては、ピストン−シリンダ案内のシリンダの中に完
   全に差し込まれるようになっている特許請求の範囲第３
   項記載の装置。 ５、回転−滑り−継手の側の上に置かれたピストン−シ
   リンダ案内が、穴を有するキャップにより被覆されてお
   り、一方、控え棒は穴を貫いて延びていると共にキャッ
   プに固着されたシールにより包囲されている特許請求の
   範囲第３又は４項記載の装置。