JPH01117287A - 遠赤外線放射発熱体およびその製造方法 - Google Patents

遠赤外線放射発熱体およびその製造方法

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JPH01117287A
JPH01117287A JP27670487A JP27670487A JPH01117287A JP H01117287 A JPH01117287 A JP H01117287A JP 27670487 A JP27670487 A JP 27670487A JP 27670487 A JP27670487 A JP 27670487A JP H01117287 A JPH01117287 A JP H01117287A
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JP
Japan
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heating element
far
flame spraying
infrared radiation
heating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP27670487A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kinoshita
昌彦 木下
Makoto Takeuchi
誠 竹内
Masaaki Deguchi
雅明 出口
Manabu Yoshimura
学 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱放射性が良好で、主として暖房や乾燥など
に多く用いられる。遠赤外線放射発熱体およびその製造
方法に関する。
(従来技術) 従来から遠赤外線放射発熱体として、(1)金属管内に
ニクロム線などの発熱体をMQOなとの絶縁物を介して
封入した、いわゆるシーズヒータの外面上に遠赤外線放
射材料であるZr’02−8i02 、Cr203−A
Q203−Fe203−Moo、Ti0z 、Au20
3−8i02なトノセラミックスを被着したものや、(
2)セラミックス管内にニクロム線を封入したもの、あ
るいは (3)抵抗発熱体を内部に設け、セラミックス
を一体焼結したものなどが知られている(例えば、特開
昭57−55085号、特開昭57−55084号、特
開昭57−187885号公報参照)。
しかしながら、上記(1)のものでは金属管内に゛ニク
ロム線を絶縁物を介して封入する構造であるために、ニ
クロム線が金属管と接触することがないようにしなけれ
ばならず、また上記(2)、  (3)のものでは、セ
ラミックスを成形および焼結する時点において発熱体を
破損したりすることがないようにしなければならない。
したがって、コンパクトで複雑な形状品の製作は困難で
あり、また、そのために全体の熱容量が大きくなり、発
熱体として使用するとき、所定温度に達するまでの時間
が長くかかり、応答性が悪かったり、消YR電力の大き
いものになるとい;た問題を有していた。
また、発熱部を構成する基体表面が金属の酸化物で構成
されるよう溶射法により被覆することも知られているが
(例えば特開昭56−41368号公報参照)、上記公
報に示されるものは、発熱部自身を金属の酸化物で構成
しているため、所望の抵抗値、発熱量を得るための制約
が大きい。
(発明の目的) 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
ので、所望の抵抗値、発熱量を有し薄型で?l雑な形状
を容易にとり得て、しかも、消費電力が小さく応答性の
良好な遠赤外線放射発熱体およびその製造方法を提供す
ることにある。
(発明の構成) 本発明の遠赤外線放射発熱体は、ベースとなる金属体表
面に、抵抗発熱体を内部に有する遠赤外線放射セラミッ
クスの溶射層を設けたことを特徴としたものである。
この構成により、抵抗発熱体が内部に埋設されている遠
赤外線放射被膜の薄型化、コンパクト化が容易となる。
また、本発明の遠赤外線放射発熱体の製造方法は、金属
体表面に絶縁性セラミックスを溶射し電気絶縁被膜を作
成した後、この被膜の上に抵抗発熱体を溶射法にて作成
し、さらに、その後に、これら電気絶縁被膜および抵抗
発熱体の外面に遠赤外線放射セラミックスを溶射するこ
とを特徴としたものである。
この製造方法により、抵抗発熱体の形状を、電流層およ
び発熱量により任意に選択することができ、また、遠赤
外線放射セラミックスの膜厚を適宜に設定することがで
きる。
(実施例) 第1図は本発明の遠赤外線放射発熱体の第1実施例構成
を、第2図、第3図はその製造方法の工程途上を示す。
本発明に係る遠赤外線放射発熱体は、ベースとなる所望
の形状のアルミや鋼からなる金属体1の表面上に、電気
絶縁性を有する材料、例えば粒径5〜25ミクaン(μ
m)の99%A9203 などのセラミックスを数十〜
数百ミクロンの膜厚になるように溶射して電気絶縁被膜
2(絶縁性セラミックス被膜)を形成し、この電気絶縁
被112上に所望の形状の導電性の抵抗発熱体3を溶射
により所定の位置に設け、さらに、これらの上面に遠赤
外線放射材料、例えばTiO2,Zr0z −8i 0
2 、Crz 03−Au203−Fl 03−MQO
,Aflz 03−8 i 02などの高効率遠赤外線
放射セラミックスを溶射して遠赤外線放射セラミックス
被膜4を30〜300ミクロン程度設けたものである。
上記抵抗発熱体3の材料は、粒径5〜25ミクロンのN
iCr合金、FeCr合金などの高抵抗導電性材料が良
く、その形状は電流層および欲求される発熱量により適
宜に選択すればよい。この抵抗発熱体3を溶射する工程
は、第2図に示すように、金属体1上に電気絶縁液II
 2を形成した段階で、その上を所定の形状にくり扱い
た金Ii!!!Jマスキング材5で覆い、その上から溶
射ガン6を所望する形状に動作させればよい。これによ
り、第2図、第3図に示すごとく、所望形状の抵抗発熱
体3を溶射により得ることができる。
上記遠赤外線放射セラミックス被膜4は、10〜30ミ
クロン程度の膜厚でも、遠赤外線は十分に放射されて有
効であるが、抵抗発熱体3の酸化防止あるいは漏電防止
のために、30ミクロン以上の膜厚が望ましく、また、
膜厚が厚くなると内部応力が増大するために、被膜剥離
を生じ易くなるので、300ミクロン以下の膜厚が好ま
しい。
また、電気絶縁被膜2と金属体1との密着性を上界させ
るために、結合層として、例えばNi−Au合金、Ni
 −Cr合金、、N i −Cr −/M1合金などの
いわゆる下地溶射層を設けてもよい。また、電気絶縁被
膜2.抵抗発熱体3および遠赤外線放射セラミックス被
膜4の材料は、作成される溶射被膜が緻密になるように
微粉であるもの、すなわち、粉末粒径が1〜25ミクロ
ン程度のものが適しており、また71射については高1
ネルギーであるプラズマ溶射が推奨される。
第4図、第5図はそれぞれ第2.第3の実施例構成を示
す。第4図の実施例は、金属体1の表面に抵抗発熱体3
を設ける位置に溝を形成し、この溝部に上記実施例と同
様に電気絶縁液1!!2および抵抗発熱体3を設け、そ
の上面全体に遠赤外線放射セラミックス被膜4を作成し
ている。この実施例では、抵抗発熱体3を設置した部位
と設置していない部位との段差がなくなり、遠赤外線放
射発熱体の表面全体を平滑にすることができ、暖房器な
どに用いるに適したものとなる。
第5図の実施例は、抵抗発熱体3を電気絶縁液1112
でサンドイッチ状に設置するよう金属体1の表面に電気
絶縁被膜2を作成している。この上面には上記と同様に
高効率遠赤外線放射セラミックス被膜4を10〜30ミ
クロン程度の膜厚で溶射にて設けている。この実施例で
は、電気絶縁被膜2としてアルミナのように安価な材料
を用いれば高価な高効率遠赤外線放射セラミックス被膜
4の材料を節約でき、低コスト化を図れる。
第6図、第7図はさらに他の実施例を示し、第6図は金
属体1が凹曲面のものに、第7図は金属体1に代えて円
筒状のものに本発明を実施した例である。このように種
々の形状を採用して、所望の遠赤外線放射発熱体を得る
ことが可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明の遠赤外線放射発熱体によれば、抵
抗発熱体が内部に埋設されている遠赤外線放射セラミッ
クス被膜の溶射層を金属体の表面上に設けたものである
ので、容易に、所望の抵抗値、発熱量を有し薄型でコン
パクトな形状のものが得られる。
また、本発明の遠赤外線放射発熱体の製造方法によれば
、任意の形状の金属体の表面に遠赤外線放射セラミック
ス被膜を作成できるので、薄型コンパクトで形状の複雑
な遠赤外線放射発熱体を容易に製造でき、また、所定温
度に達するまでの時間が短く応答性が良く、消費電力が
少なく高効率な遠赤外線放射発熱体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による遠赤外線放射発熱体
の断面図、第2図、第3図はそれぞれ製造方法を示す製
造工程途上の斜視図および正面図、第4図は第2実施例
による遠赤外線放射発熱体の断面図、第5図は第3実施
例による遠赤外線放射発熱体の断面図、第6図、第7図
はそれぞれ本発明のさらに他の実施例による遠赤外線放
射発熱体の斜視図である。 1・・・金属体、2・・・電気絶縁被膜、3・・・抵抗
発熱体、4・・・遠赤外線放射セラミックス被膜。 特許出願人     ブラザー工業株式会社代 理 人
    弁理士 小谷悦司 同     弁理士 長1)正 同     弁理士 板谷康夫 第  1  図          第  2  図第
  5  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベースとなる金属体表面に、抵抗発熱体を内部に有
    する遠赤外線放射セラミックスの溶射層を設けたことを
    特徴とする遠赤外線放射発熱体。 2、金属体表面に絶縁性セラミックスを溶射し電気絶縁
    被膜を作成した後、この被膜の上に抵抗発熱体を溶射法
    にて作成し、さらに、その後に、これら電気絶縁被膜お
    よび抵抗発熱体の外面に遠赤外線放射セラミックスを溶
    射することを特徴とした遠赤外線放射発熱体の製造方法
JP27670487A 1987-10-30 1987-10-30 遠赤外線放射発熱体およびその製造方法 Pending JPH01117287A (ja)

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