JPH01117248A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH01117248A
JPH01117248A JP27413687A JP27413687A JPH01117248A JP H01117248 A JPH01117248 A JP H01117248A JP 27413687 A JP27413687 A JP 27413687A JP 27413687 A JP27413687 A JP 27413687A JP H01117248 A JPH01117248 A JP H01117248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
winding
tap
damping
ringing
Prior art date
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Pending
Application number
JP27413687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ko
義雄 高
Akio Murata
明夫 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH01117248A publication Critical patent/JPH01117248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビジョン受像機等の陰極線管に装着して
電子ビームを偏向させる偏向ヨークに関するものである
[発明の概要] 本発明は、第1と第2のコイルから成り、陰極線管に装
着する偏向ヨークにおいて、 第1と、第2のコイルのそれぞれの最外周層巻線の中間
部にタップを設け、その間にダンピング用電気部品を接
続するとともに、その巻線の巻き終り部同士を接続して
、他の偏向コイルの磁束により誘起する電圧をダンピン
グすることにより、巻線処理を簡単にして製造容易にリ
ンギング防止の機能が得られるようにしたものである。
[従来の技術] 一般にテレビジョン受像機の陰極線管に装着される電子
ビーム偏向用の偏向ヨークは、鞍型に巻装された水平偏
向コイルとトロイダル型にコアに巻装された垂直偏向コ
イルとから構成されている。
水平偏向コイルにより発生する磁束は、コア内を通過し
て垂直偏向コイルと鎖交し、それによる誘起電圧は垂直
偏向コイルの分布容量とインダクタンスとで共振を引き
起こす。これがリンギング発生の主な原因となり、画面
上で電子ビームの水平走査の始めの部分に、縞模様が表
れたり歪みとなったりしていた。
このリンギングの防止策として、従来より次のような対
策が提案されていた。
(1)垂直偏向コイルの巻線の層数を増加しく例えば通
常6層であれば12層とする)、巻線間にかかる電圧を
減少させて、リンギングを低減させる。
(2)巻線の一つの層の巻き終り部は、次の層の巻き始
め部にリターンする際に一般には50”角辺上で巻きな
がらリターンさせるが、巻き終り部からいきなり次の層
の巻き始め部にクイックリターンさせて、誘起電圧の発
生を抑える。
(3)第4図(a)、(b)の従来例に示すように、垂
直偏向コイル100とは別に複数の補助コイル101a
、101b、101c、101dを巻いて(a)、これ
らを同一の電圧の向きに直列に接続しくb)、抵抗10
2とコンデンサ1゜3とでループを形成し、ダンピング
を行って共振を防止する。この対策手段は本出願人が先
に出願した特願昭58−132.281号で提案したも
のである。
(4)第5図の他の従来例に示すように、一般に行われ
ている如く2つに分割されている垂直偏向コイル104
,105の最内周層巻線の巻き始め同士を接続するとと
もに、それぞれのコイル全体の中点からセンタータップ
を出し、この中点の間に抵抗106とコンデンサ107
を直列に接続してダンピングを行い、共振を防止する。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、上記従来の技術における(1)から(4
)までのリンギングの防止対策では、以下のことが問題
点になっていた。
(1)、(2)の対策は一般的に採用されているが、近
年の大型110°偏向ヨークのED/IDTV化等に伴
うハイスキャン(例えば倍速スキャン)になると、十分
な効果が得られない。
(3)の対策は、製造において異なる線材を用いて別工
程で行わなければならないことのほか、補助コイルの結
線を誤る虞れがある。また、(4)の対策は、センター
タップを出した後、さらに多層の巻線を行う必要がある
ため、タップ線の処理を機械的に行うことが困難である
。従って(3)。
(4)のいずれかの対策も、製造コストや巻線機コスト
の上昇を来たす。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたもの
で、ハイスキャンに対しリンギングを有効に防止すると
ともに、製造を容易にして生産性を高めた偏向ヨークを
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の偏向ヨークの構成
は、 第1と第2のコイルに分割して配置された偏向コイルに
おいて、 第1のコイルの最外周層巻線の中間部に出設した第1の
タップと第2のコイルの最外周層巻線の中間部に出設し
た第2のタップとの間にダンピング用電気部品を接続す
るとともに、 上記第1のコイルの最外周層巻線の巻き終り部と上記第
2のコイルの最外周巻線の巻き終り部を接続したことを
特徴とする。
[作用コ 本発明は、それぞれ複数層から成る第1と第2のコイル
の最外周層巻線の巻き終り部同士を接続するとともに、
それぞれの最外周層巻線の中間部に設けたタップ間にダ
ンピング用電気部品を接続することにより、ダンピング
回路を形成して最外周層巻線で□検出されるリンギング
の原因となる誘起電圧に対してダンピング負荷を与え、
リンギングを問題のないレベルに低減する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
本実施例は、トロイダル型の垂直偏向コイルlと鞍型の
水平偏向コイル2から成る偏向ヨークに適用したもので
あり、巻線機による巻線処理を可能にした例である。垂
直偏向コイルlは、閃絡の分割されたコアのそれぞれに
、多層かつトロイダル型に第1のコイル3と第2のコイ
ル4が巻装されている。最内周層の巻線3a、4aのそ
れぞれの巻き始め部は信号の入力端子へ接続され、最外
周層巻線3b、4bの中間部のそれぞれには第1のタッ
プ3cと第2のタップ4cが出設される。
第1のタップ3cと第2タツプ4cの間にはダンピング
用電気部品が接続される。このダンピング用電気部品の
例としては、ダンピング用抵抗RdとコンデンサCを直
列に接続するのが普通であるが、抵抗idとコンデンサ
を並列に接続した回路にダイオードを直列に接続する等
のようにダンピング負荷を与えることができる他の回路
部品が接続できる。
以上の構成の実施例の作用を述べる。第2図は垂直偏向
コイルに誘起する水平パルスによる誘起電圧を示すグラ
フである。鞍型の水平偏向コイル2により発生した水平
偏向磁束がコア5内を通過するとトロイダル型の垂直偏
向コイルlと鎖交し、上下2つの第1のコイル3と第2
のコイル4個々の左右半分ずつに対し、水平パルスによ
る逆相の電圧Vrが誘起する。■は垂直偏向コイル上の
電圧を示し、■はリターン線上の電圧を示している。
この誘起電圧Vrが垂直偏向コイルのインダクタンスと
浮遊容量とで共振して、水平偏向コイル2側にリンギン
グを発生させる。このリンギング電圧は、第1図におけ
る垂直偏向コイルlの各層にほとんど同じレベルで誘起
しているので、最外周層の巻線にダンピング回路を形成
し、上記リンギング電圧にダンピング負荷を与えれば、
リンギングが低減する。上記実施例によればリンギング
を実用上問題のないレベルにすることができる。
最外周層巻線の中間部にタップを巻線機によって出設す
ることは、巻線処理を途中で停止し、タップ処理後、再
び巻線を行うことにより可能であって物理的に容易であ
り、この途中停止の処理も一般の巻線機に内蔵のコンピ
ュータの処理で容易に行うことができる。
第3図は本発明の他の実施例を示す構成図である。この
実施例は、最外周層巻線を手巻きで行う例を示している
。本実施例は、コア15に巻かれた第1のコイル13と
第2のコイル14の巻き終り部を、手巻きでそれぞれの
コイル上の中間付近の左右位置に数ターン巻いて最外周
層巻線13b。
14bを形成する。その際、各中間部を引き出して第1
のタップ13cおよび第2のタップ14cとするととも
に、巻き終り部同士を接続する。この第1のタップ13
cと第2のタップ14cの間にダンピング用電気部品と
して先の実施例と同様に、例えばダンピング抵抗Rdと
コンデンサCを直列に接続する。
上記構成によっても先の実施例と同様に最外周層巻線1
3b、14bに誘起する水平パルスによる誘起電圧をダ
ンピングし、同様のリンギング防止効果を得ることがで
きる。製造上おいても、本実施例における同一の線材を
数ターン巻く作業は、従来のように複数の補助コイルを
別個の線材で巻き、さらに巻方向を誤らないよう接続す
る作業よりは、はるかに容易である。もちろん、上記作
業を手巻きではなく、自動巻きで行っても良い。
なお、本発明は上記実施例に限定するものではなく、そ
の主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取り
得るものである。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の偏向ヨークによ
れば、巻線機を複雑化することなく、製造を容易にして
、リンギングを防止することが可能である。従って、生
産性が向上し量産向きの偏向ヨークが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は垂直
偏向コイルの誘起電圧を示すグラフ、第3図は本発明の
他の実施例を示す構成図、第4図(a)、(b)は従来
例の構成図、第5図は他の従来例の構成図である。 1・・・垂直偏向コイル、3.13・・・第1のコイル
、4.14・・・第2のコイル、3b、4b、13b。 14b・・・最外周層巻線、3c、13c・・・第1の
タップ、4c、14c・・・第2のタップ、Rd・・・
グンビング用抵抗、C・・・コンデンサ。 −大方牌イ列の不賛■口 第1図 第4図 イロのai(り」のノドA戒 図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1と第2のコイルに分割して配置された偏向コイルに
    おいて、 第1のコイルの最外周層巻線の中間部に出設した第1の
    タップと第2のコイルの最外周層巻線の中間部に出設し
    た第2のタップとの間にダンピング用電気部品を接続す
    るとともに、 上記第1のコイルの最外周層巻線の巻き終り部と上記第
    2のコイルの最外周層巻線の巻き終り部を接続したこと
    を特徴とする偏向ヨーク。
JP27413687A 1987-10-29 1987-10-29 偏向ヨーク Pending JPH01117248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413687A JPH01117248A (ja) 1987-10-29 1987-10-29 偏向ヨーク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413687A JPH01117248A (ja) 1987-10-29 1987-10-29 偏向ヨーク

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Publication Number Publication Date
JPH01117248A true JPH01117248A (ja) 1989-05-10

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ID=17537523

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27413687A Pending JPH01117248A (ja) 1987-10-29 1987-10-29 偏向ヨーク

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