JPH01116202U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本考案に係るエアシリン
ダの一実施例を示し、第１図はその縦断面図、第
２図は第１図に示した点線枠Ｆ内の拡大図、第３
図は同エアシリンダの動作を説明するための動作
特性図、第４図は第１図と対応する従来のエアシ
リンダを示す縦断面図である。 １……シリンダ、２……ピストン、３……圧力
室、４……密閉室、６……リターンスプリング、
１１，１７……第１及び第２の弁部材、７ａ，１
７ａ……第１及び第２の弁座、１２，１８……ス
プリング、１５，１６，１９……第１ないし第３
のオリフイス。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダーと、該シリンダ内に往復動可能
   に配設されたピストンと、該ピストンを圧力室側
   に付勢するために大気圧室に配設されたスプリン
   グとを具備し、上記シリンダ内の圧力室に圧縮空
   気を給排して上記ピストンを往復動させるように
   構成してなるエアシリンダにおいて、上記大気圧
   室を密封して密閉室を構成し、上記ピストン内に
   、所定の圧力差で開弁する両方向の弁機能を有す
   る弁手段を配設するとともに、該弁手段をオリフ
   イスを介して上記圧力室と密閉室に接続すること
   により、上記ピストンの往動時に圧力室に供給さ
   れた圧縮空気の一部を、上記弁手段を開弁して上
   記密閉室に導入し、ピストン復動時に該圧縮空気
   がピストンに対して復動力として働くようにした
   ことを特徴とするエアシリンダ。 (2) 上記弁手段が、ピストン内に形成され、か
   つ軸方向の両側に上記オリフイスが接続された圧
   力室と、該圧力室内に配設されたピストンロツド
   に摺動自在に支持された第１の弁部材と、上記圧
   力室の内壁に形成した段部に当接して該圧力室を
   区画するように第１の弁部材に設けたフランジ部
   と、該区画された圧力室間を連通する上記第１の
   弁部材に設けたオリフイスと、上記段部側に第１
   の弁部材を付勢する第１の付勢手段と、上記オリ
   フイスのフランジ部側の開口を閉塞するようにし
   て上記ピストンロツドに摺動自在に支持した第２
   の弁部材と、該弁部材を第１の弁部材側に付勢す
   る第２の付勢手段とを備えてなることを特徴とす
   る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のエアシ
   リンダ。