JPH01115744A - 自動クラッチ制御装置 - Google Patents

自動クラッチ制御装置

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Publication number
JPH01115744A
JPH01115744A JP62275101A JP27510187A JPH01115744A JP H01115744 A JPH01115744 A JP H01115744A JP 62275101 A JP62275101 A JP 62275101A JP 27510187 A JP27510187 A JP 27510187A JP H01115744 A JPH01115744 A JP H01115744A
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JP
Japan
Prior art keywords
clutch
control device
brake
accelerator
electronic control
Prior art date
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Pending
Application number
JP62275101A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Hattori
俊宏 服部
Shinichi Inagawa
伸一 稲川
Shohachi Nakatani
中谷 捷八
Seiichi Hatake
畠 精一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両用摩擦クラッチ等の操作を、電子制御装
置を用いて自動的に行うようにした自動クラッチ制御装
置に関するものである。
【従来の技術】
自動クラッチには、従来、トルクコンバータを用いるも
のの外、摩擦クラッチや磁粉式電磁クラッチの操作を電
子制御装置によって自動化し、クラッチペダルの煩雑な
操作を無くした自動クラッチがある。 摩擦クラッチや磁粉式電磁クラッチを用いた自動クラッ
チでは、不必要なりラッチの滑りにより摩擦材が発熱し
たり摩耗したり或いは電磁粉が劣化したりするのを防止
するため、停車していて変速機をニュートラル以外に投
入している時には、クラッチを切った状態にしている。 そして、ドライバーがアクセルペダルを踏み込んだとき
初めて、その踏み込み量やその時の車両状態に応じて半
クラッチ位置を決定し、その半クラッチ位置でクラッチ
がつながるように制御している。 第6図に、ダイヤフラム型乾式単板の摩擦クラッチを用
いた従来の自動クラッチ制御装置の具体的構成図を示す
、第6図において、1はクランクシャフト、1aはエン
ジン回転数を検出するための歯車、1bはフライホイー
ル、2はクラッチ、2aはプレッシャープレート、2b
はクラッチディスク、2cはレリーズ軸受、3はレリー
ズレバ−14はピストンロッド、5はクラッチアクチエ
エータ、6はオイルタンク、7はトランスミッシヨン・
アクチエエータ、8はギヤポジションセンサ、9はイン
ターフェイス、10は電子制御装置、11はROM、1
2はCPU、13はセレクトレバー、14はセレクト位
置センサ、15はアクセルセンサ、16はアクセルペダ
ル、19は車速センサ、20はプロペラシャフト、21
は変速機、22はインプットシャフト回転数を検出する
ための歯車、23はインプットシャフト回転数センサ、
24はエンジン回転数センサ、50はエンジン、51は
スロットルバルブ、52はスロットルアクチエエータで
ある。クラッチ2と組み合わせて用いる変速機21とし
て、電子制御装置10によって電子制御される変速機が
示しであるが、これは手動式のものであっても良い。 アクセルペダル16の踏み込み量がアクセルセンサ15
により検出され、電子制御装置10のインターフェイス
9に入力される。電子制御装置10は、演算処理によっ
てアクセルペダル踏み込み量に応じてスロットルアクチ
ュエータ52を駆動し、スロットルバルブ51の開度を
調節する。それによりエンジン50の出力が制御される
が、そ。 の出力トルクはクランクシャフト1からクラッチ2に伝
えられる。出力トルクは、クラッチのつながり(「接」
)の程度(即ち、プレッシャープレート2aがクラッチ
ディスク2bをフライホイール1bに押し付ける程度)
に応じて変速機21に伝達される。変速機21で変速さ
れた後、トルクはプロペラシャフト20を介して駆動輪
へ伝達される。 プレッシャープレート2aの押し付は力は、レリーズ軸
受2cの摺動位置によって決まるが、その位置は電子制
御装置10からの指令によりクラッチアクチエエータ5
によって制御される。即ち、クラッチアクチュエータ5
が作動すると、ピストンロッド4が進出または後退し、
レリーズレバ−3を介してレリーズ軸受2Cの位置を制
御する。 第7図に、クラッチアクチュエータの構成を示す、第7
図において、4はピストンロッド、5はクラッチアクチ
ュエータ、6はオイルタンク、31はポンプ、32ない
し35は電磁弁、36はビストンストロークセンサ、3
7はピストン、38はセンサロッド、39.40は油室
、41は片ロツド単動型油圧シリンダである。 クラッチアクチュエータの制御は、電子制御装置10か
らの信号によって、電磁弁32ないし35が制御される
ことによって行われる。 クラッチを切る(「断」にする)には、電磁弁32.3
3を開き、を磁弁34,35を閉じる。 この時、ポンプ31→電磁弁32−電磁弁33−油室3
9へと油が供給され、ピストン37を右方に押す押圧力
を加える。ピストンロッド4には、プレッシャープレー
ト2aのダイヤフラムスプリング(図示せず)により、
左方向への力が働いているが、ポンプ31によって与え
られる油圧による力の方が°大になるようにしであるの
で、ピストン37は右方に押される。そのため、油室4
0の油はオイルタンク6へ流出する。ピストンロッド4
は右方へ移動(つまり後退)し、クラッチは「接」とさ
れる。 クラッチをつなぐ(「接」にする)には、逆に、電磁弁
32.33を閉じ、電磁弁34.35を開く、油室39
内の油は、ポンプ31による圧力から解放され、ピスト
ン37を右方に押圧しなくなる。ピストンロッド4には
、前記ダイヤフラムスプリング(図示せず)による左方
向への力が働いているから、油室39内の油はピストン
37に押されてオイルタンク6へ流出する。油室40に
は、ピストン37の左方への移動に伴い油が流入する。 このようにしてピストンロッド4が左方に移動し、クラ
ッチは「接」にされる。 半クラッチにするには、ビストンストロークセンサ36
によりピストン37の位置を検出し、所望の半クラッチ
位置に来たところで全ての′r!X磁弁を閉じる。する
と、ピストン37はその位置より動かず、クラッチは「
断」と「接」との間の所望の半クラッチ位置に留まる。 第8図に、従来の自動クラッチ制御装置における停車状
態から発進状態までの制御フローを示す。 なお、入出力処理は省略しである。 第9図に、発進時の半クラッチ位置を算出するため使用
する、データテーブル1ないし3を示す。 これらのデータテーブルは、電子制御装置10の中のR
OMIIに記憶させておく。 以下、第8図の説明における■〜■は、第8図中の処理
■〜■に対応する。第8図のブロックAは車両状態のチ
エツクを行う部分であり、ブロックBはアクセル踏み込
み時の半クラッチ位置を演算する部分である。 ■ ギヤチェンジ中であるかどうかをチエツクする。ギ
ヤチェンジ中であれば、当然クラッチを切っておく必要
があるから、処理■のクラッチ断へ進む、もともとクラ
ッチ断であれば、その状態を維持すれば良い。 ■ ギヤ位置がニュートラルかどうかチエツクする。ニ
ュートラルなら処理■へ進み、クラッチを「接」にする
が、これは、クラッチとしてダイヤフラム型の乾式摩擦
クラッチを用いた場合を考慮しての処理である。即ち、
この時クラッチを「接」にしておかないと、レリーズ軸
受2Cの押圧部分を無用に摩耗してしまうからである。 ■ ギヤ位置がニュートラル以外であって、アクセルを
踏み込んでいるかどうかをチエツクする。 踏み込んでいれば、車両を発進させる意志ありというこ
とであるから、アクセル踏み込み時の半クラッチ位置を
演算するところのブロックBへ進む。 ■ アクセルが踏まれていない場合には、車速か設定車
速以上かどうかチエツクする。設定車速以上であれば、
エンジンブレーキを効かせるため、クラッチをつなぐ処
理■へ進む、以下であれば、エンジンストールや車体振
動を防止するべく、処理■へ進んでクラッチを切る。 設定車速は、概ね10〜20km/h<らいであるが、
車両の用途、エンジンの種類、ギヤ比等によって適宜法
める。 ■ 電子制御装置10よりクラッチアクチュエータ5に
指令を送り、クラッチを切る。 ■ 電子制m装置10よりクラッチアクチエエータ5に
指令を送り、クラッチをつなぐ。 ■ アクセルセンサ15によりアクセルペダル踏み込み
量を検出し、第9図(イ)のデータテーブル1よりデー
タaiを求める。データa、は、適切な半クラッチ位置
を算出するために使用される(処理[相]参照)、al
の値が大きい程、よりクラッチ「接」に近い半クラッチ
に決められるようにしである。 アクセル踏み込み量が大きいと、クラッチ「断」に近い
半クラッチよりも、クラッチ「接」に近い半クラッチに
した方が適切であるから、第9図(イ)のデータテーブ
ル1は、アクセル踏み込み量が大になる程、a、の値が
大になるよう作っである。 ■ エンジン回転数センサ24によりエンジン回転数を
検出し、第9図(ロ)のデータテーブル2よりデータa
!を求める。これも、適切な半クラッチ位置を算出する
ために使用される。 エンジン回転数が大だとクラッチをよりクラッチ「接」
側になるようにし、逆にエンジン回転数が低下してエン
ストしそうな時には、クラッチをよりクラッチ「断」側
になるようにしてやる必要がある。そこで、データテー
ブル2は、エンジン回転数が大だとa8が大になり、小
だと小になるよう作っである。 ■ インプットシャフト回転数センサ23により、変速
機21のインプットシャフト回転数を検出し、第9図(
ハ)のデータテーブル3よりデータa、を求める。これ
も、適切な半クラッチ位置を算出するために使用される
。 エンジン回転数に対してと同様にして、インプット、シ
ャフト回転数が大だとa、が大になり、小だと小になる
ようにデータテーブル3は作っである。 ■ データaI+”t+amを加えて、半りラッチ位v
ltaを算出する。 ■ 算出した半クラッチ位置aに従いクラッチ位置を制
御すると、ドライバーの加速意図、エンジンの状態、車
速等に応じた適切な半クラッチとすることが出来る。 第10図に、従来の自動クラッチ制御装置のブロック構
成図を示す。変速状態検出手段29 (ギヤポジション
センサ8.セレクト位置センサ14)、アクセルセンサ
15.車速センサ19.エンジン回転数センサ24.イ
ンプットシャフト回転数センサ23等からの情報を基に
、クラッチを「断」とすべきか、「接」とすべきか、半
クラッチとすべきかを電子制御装置10において判断す
る。クラッチアクチエエータ5に指令を送りクラッチ2
を制御する。
【発明が解決しようとする問題点】
(問題点) 前記した従来の技術には、次のような問題点があった。 第1の問題点は、アクセルペダルを踏み込んでから発進
するまでに、応答遅れを感じるという問題点である。 第2の問題点は、車庫入れ等の際に必要な極低速走行あ
るいは短距離移動のための操作が、煩雑であるという問
題点である。 (問題点の説明) まず、第1の問題点について説明する。トルクコンバー
タを利用している車(以下「トルコン車」という)には
クリープ現象があるため、ブレーキペダルから足を離し
ただけで車両は動き出す。 しかし、トルクコンバータを利用していない前記したよ
うな自動クラッチを搭載した車では、第8図の処理■、
■、■から分かるように、停車または極低速の状態で(
つまり設定車速以下で。処理■)アクセルを離している
と(処理■)、クラッチは「断」とされている、そして
、発進しようとしてアクセルを踏み込んで初めて、クラ
ッチがつながり始める(ブロックB、処理■)、そのた
め、実際に発進するまでに、どうしても多少の応答遅れ
感が出てしまっていた。 次に、第2の問題点について説明する。狭い車庫に入れ
る時や、はんの数十センチだけ動かしたいという場合、
トルコン車ではブレーキペダル1つを操作するだけで良
い。これに対して、前記した自動クラッチでは、アクセ
ルとブレーキの両方を交互に操作しなければならず、運
転が難しかった。 (なお、トルクコンバータを利用しない自動クラッチに
、クリープ動作を付与するような提案が幾つかなされて
いる(例えば、特開昭61−132424号公報、特開
昭61−157443号公報)が、ブレーキを踏んだ途
端にクラッチが切れてしまうため、ブレーキペダルの踏
み込み加減で微妙に速度や停止位置をコントロールする
のが困難であり、未だ充分なものではなかった。) 本発明は、以上のような問題点を解決し、クリープ動作
を付与すると共に、短時間のブレーキ操作ではクリープ
運転状態が解除されないようにすることを目的とするも
のである。
【問題点を解決するための手段】
前記問題点を解決するため、本発明の自動クラッチ制御
装置では、ブレーキ作動時開計測手段と、クラッチ位置
制御手段とを少なくとも備え、ギヤ位置がニュートラル
以外であり且つアクセルを踏んでいない場合において、
ブレーキ作動時間が設定時間以上の時にはクラッチを断
とし、以下の時には所定のデータテーブルによって与え
られる半クラッチ位置にすることとした。
【作  用】
本発明では、トルコンのクリープ現象と同じような効果
を生ずるようにすることを目的としているが、クリープ
現象は、ギヤ位置がニュートラル以外の時にアクセルを
踏まなくても車両がゆっくりと動く (従って、車速か
大の時には生ずる必要のない)現象である。 クリープ動作は、ブレーキの操作で制御できることが要
請されるから、ブレーキの作動状態をも考慮して制御さ
れるものであることが必要である。 ブレーキ作動時間計測手段は、ブレーキが使用中か否か
、使用しているとすれば、その使用は車速を調節するた
めなのか、停車のためなのかの判別をするために用いら
れる。車庫入れなどでの小刻みなブレーキ操作なら、ク
リープ動作をする必要があると判断し、停車のためのブ
レーキ操作ならその必要はないと判断する。ブレーキ作
動時間計測手段は、その判断をする情報を提供する。 クラッチ位置制御手段は、クラッチを「断」の位置から
「接」の位置までの間の指令された位置に制御する。 クラッチの制御は、ブレーキの作動状態に応じて次のよ
うに分けて行われる。 (11ブレーキを設定時間以上かけている時クラッチを
「断」とする。 半クラッチにしたまま長時間ブレーキをかけている゛と
、滑りによるクラッチの摩耗が激しいが、クラッチを「
断」とすることにより、その摩耗が防げる。なお、クラ
ッチを「接」にしたまま長時間ブレーキをかけるとエン
ストを起こすから、そのようなことは通常行わない。 (2)ブレーキを設定時間以下(時間ゼロの時、つまり
ブレーキをかけていない時も含む)かけている時 半クラッチにする。その半クラッチ位置は、予め作成し
ておいたデータテーブルに基づいて決める。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 第2図に、本発明の実施例にかかわる自動クラッチ制御
装置の具体的構成を示す。第2図において第6図と同じ
符号は、第6図と同じものを指す。 そして、25はハンドブレーキセンサ、26はハンドブ
レーキ、17はフットブレーキセンサ、1日はフットブ
レーキである。この自動クラッチ制御装置の動作を第3
図、第4図によって説明する。 第3図、第4図は、本発明の実施例にかかわる自動クラ
ッチ制御装置における停車状態から発進状態までの制御
フローを示す。入出力処理は省略しである。以下の説明
における■〜[相]は、第3図。 第4図の処理■〜[相]に対応する。制御フローのうち
、ブロックAは車両状態をチエツクする部分であり、ブ
ロックBはアクセル踏み込み時の半クラッチ位置を演算
する部分であり、ブロックCはアクセル昇路み込み時の
半クラッチ位置を演算する部分である。 ■、■ ブレーキを作動させているか否かをチエツクす
る。 ■ ブレーキを作動させていない場合は、電子制御装置
10内のタイマーの値Tを0にする。 ■ ブレーキを作動させている場合は、タイマーの値T
をカウントアツプして行く、これにより、ブレーキ動作
継続時間を計測する。計測した時間は、アクセル昇路み
込み時に半クラッチにするかどうかを決める時の判断材
料にする(→処理0)。 ■〜[株] これの処理は、第8図のΦ〜■の処理と同
じであるので、説明は省略する。 ■ ブレーキ作動継続時間が、設定時間以上かどうかチ
エツクする。ブレーキ作動継続時間の計測は、タイマー
の値Tによってなされているので、そのチエツクは、T
が設定値T0より大であるか否かによって行う。 設定時間以上ブレーキが作動させられている時は、停車
のためのブレーキ操作と判断し、り゛ラッチを切るべく
処理■へ進む。設定時間以下の時は、車庫入れなどでの
小刻みなブレーキ操作と判断し、クラッチを半クラッチ
にするべくブロックCへ進む。 0〜[相] これらの処理は、第8図の■〜■の処理と
同じであるので、説明は省略する。 ■ 半クラッチにするに先立ち、その半クラッチ位置を
どの程度にするかを決める必要がある。 本発明では、それを決めるに際し、ギヤ位置に対応した
データテーブルを予め作っておき、それを利用する ギヤ位置に応じて、使用するデータテーブルを異ならせ
る理由は、ギヤ比によってエンジンにかかる負荷トルク
が変わるため、半クラッチ位置aもそれに応じて変化さ
せる必要があるからである。 第5図は、アクセル昇路み込み時の半クラッチ位置を算
出するため使用するデータテーブルを示す、第5図中の
曲線イはギヤ位置が1速およびR(後退)の時に使用す
るデータテーブルであり、曲線口は2速の時に使用する
データテーブルであり、曲線ハは3速以上の時に使用す
るデータテーブルである。 これらのデータテーブルは、電子制御装置lOのROM
11等に格納しておく。 [相] ギヤ位置に応じて選定したデータテーブルを用
い、インプットシャフト凹転数センサ23で検出された
インプットシャフト回転数から、制御すべき半クラッチ
位置aを求める。 インプットシャフト回転数と半クラッチ位置aの関係は
、第5図に示すように、インプットシャフト回転数が大
になるほど半クラッチ位置aが小(つまり、クラッチ「
断」に近い側)になるように設定しである。従って、イ
ンプットシャフト回転数がゼロの時(つまり、完全に停
車している時)は、適当な半クラッチ位置につながれる
が、インプットシャフト回転数が増大して(ると(つま
り、車両が動き出すと)、クラッチ「断」に近い方の半
クラッチになる。 データテーブルをこのような特性に設定した理由は、ア
クセルを放していることよりドライバーにスピードを上
げて走ろうなどという意志はなく、それにもかかわらず
、ドライバーの意志とは無関係にクラッチが勝手につな
がり、加速して行ってしまうことを防止するためである
。 [相] 電子制御装置10からクラッチアクチュエータ
5に信号を送り、クラッチ2の位置を処理[相]で求め
た半クラッチ位置aにする。 以上述べた本発明にかかわる自動クラッチ制御装置をブ
ロック構成図で示すと、第1図の如くになる。第10図
の従来の自動クラッチ制御装置と異なる点は、ブレーキ
状態検出手段30 (ハンドブレーキセンサ25.フッ
トブレーキセンサ17)を設けた点と、電子制御装置1
0の中にブレーキ動作継続時間を計測するタイマ一部1
0−2とアクセル昇路み込み時半クラッチ位置演算部1
0−3とを設けた点である。
【発明の効果】 以上述べた本発明によれば、次のような効果が得られる
。 1、ギヤをニュートラル以外の位置に投入している状態
でアクセルから足を離していても、ブレーキが長時間作
動していない限り、いつでもクラッチが半クラッチ位置
にされている。そのため、車両はクリープ動作をし得る
。また、この状態からアクセルペダルを踏んで発進する
場合、既に半クラッチになっているわけであるから、ア
クセルペダルが踏み込まれて初めてクラッチがつながり
始めるという従来のものに比し、発進時に応答遅れを感
じることがない。 2、クリープ動作が出来るようになったため、車両の僅
かの移動とか極低速での走行とかが、ブレーキペダルだ
けの操作で出来るようになった。 3、ブレーキを長時間作動させる時には、クラッチを断
位置に制御する。即ち、半クラッチでクラッチを滑らし
ながら長時間放置することが無くなるので、クラッチの
摩耗を少なくすることが出来る。 4、アクセル昇路み込み時の半クラッチ位置を定めるに
当たっては、インプットシャフト回転数がゼロの時(停
車時)には適当な半クラッチ位置につながれ、該回転数
が高くなるほどクラッチ断に近い半クラッチ位置になる
ようにしたので、ドライバーの意志に無関係にクラッチ
がつながって加速されてしまうという危険が無い。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明にかかわる自動クラッチ制御装置の
ブロック構成図 第2図・・・本発明の実施例にかかわる自動クラッチ制
御装置の具体的構成図 第3図、第4図・・・本発明の実施例にかかわる自動ク
ラッチ制御装置における停車状態から発進状態までの制
御フローを示す同 第5図・・・アクセル昇路み込み時の半クラッチ位置を
算出するため使用するデータテーブル第6図・・・従来
の自動クラッチ制御装置の具体的構成図 第7図・・・クラッチアクチエエータの構成を示す同第
8図・・・従来の自動クラッチ制御装置における停車状
態から発進状態までの制御フローを示す図 第9図・・・アクセル踏み込み時の半クラッチ位置を算
出するため使用するデータテーブル 第10図・・・従来の自動クラッチ制御装置のブロック
構成図 図において、1はクランクシャフト、1aは突起、1b
はフライホイール、2はクラッチ、2aはプレッシャー
プレート、2bはクラッチディスク、2Cはレリーズ軸
受、3はレリーズレバ−14はピストンロッド、5はク
ラッチアクチュエータ、6はオイルタンク、7はトラン
スミッション・アクチュエータ、8はギヤポジションセ
ンサ、9はインターフェイス、10は電子制御装置、1
1はROM、12はCPU、13はセレクトL/バー、
14はセレクト位置センサ、15はアクセルセンサ、1
6はアクセルペダル レーキセンサ、18はフットブレーキ、19は車速セン
サ、20はプロペラシャフト、21は変速機、22は歯
車、23はインプットシャフト回転数センサ、24はエ
ンジン回転数センサ、25はハンドブレーキセンサ、2
6はハンドブレーキ、31はポンプ、32ないし35は
電磁弁、36はビストンストロークセンサ、37はピス
トン、38はセンサロッド、39.40は油室、41は
片ワンド単動型油圧シリンダ、50はエンジン、51は
スロットルバルブ、52はスロットルアクチエエータで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブレーキ作動時間計測手段と、クラッチ位置制御手段と
    を少なくとも備え、ギヤ位置がニュートラル以外であり
    且つアクセルを踏んでいない場合において、ブレーキ作
    動時間が設定時間以上の時にはクラッチを断とし、以下
    の時には所定のデータによって与えられる半クラッチ位
    置にすることを特徴とする自動クラッチ制御装置。
JP62275101A 1987-10-30 1987-10-30 自動クラッチ制御装置 Pending JPH01115744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62275101A JPH01115744A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動クラッチ制御装置

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JP62275101A JPH01115744A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動クラッチ制御装置

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JP (1) JPH01115744A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0914297A (ja) * 1995-07-03 1997-01-14 Honda Motor Co Ltd 車両用クラッチの制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0914297A (ja) * 1995-07-03 1997-01-14 Honda Motor Co Ltd 車両用クラッチの制御装置

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