JPH01113581A

JPH01113581A - 筒形ピストン圧縮機

Info

Publication number: JPH01113581A
Application number: JP63236207A
Authority: JP
Inventors: Eduard Muller; エドウァルト　ミューラー
Original assignee: Maschinenfabrik Sulzer Burckhardt AG
Current assignee: Burckhardt Compression AG
Priority date: 1987-09-25
Filing date: 1988-09-20
Publication date: 1989-05-02
Also published as: BR8804918A; AR242653A1; CH673508A5; US4920862A; EP0308767A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、少なくとも１つのシリンダと、好ましくはラ
ビリンス・シール形式の作業ピストンと、案内ピストン
とを有する筒形ピストン圧縮機、それも、シール部材が
、案内ピストンと案内シリンダとの間の、作業ピストン
に近い案内ピストン外とう半部区域に配置されている形
式のものに関している。

この形式の圧縮機の場合、シリンダ内を案内される案内
ピストンの基本機能は、作業ピストン、すなわち作業シ
リンダ内で作業気体を圧縮するピストンを、接触せずに
案内することである。この目的のためには、作業ピスト
ンを案内ピストンに剛直結合させなければならない。作
業ピストンと作業シリンダとの間のシールには、たとえ
ばラビリンス・シールを用（”することができる、、案
内ピストンは、クランク軸と連接棒とにより駆動され、
シリンダ内を往復動する。公知の筒形ピストン圧縮のシ
リンダと案内ピストンは、たとえば、クランク・ケース
からはねかけ潤滑される。しかし、また、案内ピストン
及び（又は）案内シリンダへ通じるｆＪ滑油通路もつシ
ステムも知られている。

案内ピストン又は案内シリンダのところのシール部材の
機能は、作業シリンダ及び作業ピストンの区域に来る潤
滑剤を閉止することである。潤滑剤の阻止が必要なのは
、圧縮された作業気体に潤滑剤を混じないように要求さ
れる場合である。これが要求されるのは、たとえば、食
品産業や薬品工業の場合、更には人間が呼吸する空気を
送る場合などである。

従来の筒形ピストン圧縮機の欠点は、案内ビス１−ンが
、おびただしい場のオイル流又ははねかけオイルで潤滑
される点にある。この結果、必要以上の潤滑剤が案内ビ
ス］・ンの臨界シール区域に入り込むことが多い。この
種の圧縮機では、必ずしも、作業気体中に潤滑剤があふ
れ出すことを防止できない。このため、圧縮後に、望ま
しくないオイルを除去するため、作業気体をクリーニン
グする高価な設備を備えておかなければならない。

本発明の目的は、この点で従来形式の圧縮機を改良する
ことにある。

このため、本発明の場合、案内ピストンの潤滑剤配量部
材が、案内ビスＩ〜ンと案内シリンダとのれ間に、それ
も、作業ピストンから遠い位置にある案内ピストン外と
う半部の区域に配置されている。

本発明によれば、簡１ｐな構造によって、案内ピストン
の潤滑剤ａを必要にして十分なレベルに制限して、作業
ピストンに対するシール作用を改善することが可能とな
る。このため、圧縮された作業気体をクリーニングする
特別な設備なしでも、作業気体は十分に清浄であり、潤
滑剤を含んでいることがない。

潤滑区域−すなわち、案内ピストン及び案内シリンダと
の間のギャップ−内の潤滑剤量は配量されるので、シリ
ンダ及びピストンの外とうに沿って潤滑剤が作業ピスト
ン及び作業気体のほうへ漏れ出る量が著しく減少するか
、もしくは完全に阻止されるかする。

本発明の特に好ましい実施例については、サブクレーム
で説明されている。

次に本発明の１実施例を添付図面につき説明する。

この実施例では、２つの並列接続されたシリンダ１．２
が圧縮機の第１段階をなしている。往復動エンジンの場
合にように、圧縮機の場合も、たとえば作業ピストン、
作業シリンダ、案内シリンダ、案内ピストン等々を有す
る完全な圧縮ユニットの意味でシリンダという用語を使
う。３つのシリンダ１．２．３は基本的には類似したも
のである。この実施例の第２段をなすシリンダ３は、よ
り直径の小さい作業ピストンと案内ピストン−ないしは
作業シリンダと案内シリンダーをもっている。共通のク
ラ、ンク駆勅部４により３つの案内ピストン１１．２１
．３１が駆動され、それぞれ連接棒４１．４２．４３と
ピストンピン軸受１２゜２２．３２とを介して駆動部４
に連結されている。

３つのシリンダ１．２．３は実質的に等しいものなので
、説明はシリンダ１についてのみ行なう。

したがって、以下の説明はシリンダ２，３にも適用され
る。

案内ピストン１１と作業ピストン１３は、一体に形成さ
れた単一の部材であり、等しい直径をもっている。案内
ピストン１１と作業ピストン１２との間の移行部は、Ｉ
−Ｉ線の区域にある。案内シリンダ１４と作業シリンダ
１５との間の移行部は環状みぞ１６の区域にある。環状
みぞ１６は洞室として構成され、この漏れ室は漏れ気体
及び（又は）漏れオイルの排出通路１６′　と連通して
いる。

作業ピストン１３は作業シリンダ１５内を接触なしに案
内される。作業シリンダ１５内の作業ピストン１３のシ
ールは、たとえばラビリンス・シール１３１であり、こ
のシール１３１は、主として、ピストン１３の外とう面
にねじヘッド様の構成物によって形成されている。

案内ピストン１１は、作業ピストンに近い端部に、シー
ル部材として４個のピストン・リング１１１を有してい
る。これらのピストン・リング１１１は、案内ピストン
１１の外とうに形成されたみぞ内にはめ込まれ、保持さ
れている。案内ピストン１１は単純なオイルはねかけ潤
滑部材をもち、オイルがクランクケース４０から案内シ
リンダ１４の内壁へはねかけられる。

案内ピストン１１のクランクケース側端部には、潤滑剤
記聞部材として機能する配量リング１１４が、みぞ内に
取付けられている。リング１１４は次のように構成され
ている。すなわち、案内シリンダ１４の内壁にはねかけ
られる潤滑剤の適量を超える分が、クランクケース４０
方向への案内ピストンの戻り運動のさい、直接クランク
ケースへ戻り、ｌＶｌ滑に必要なオイル吊のみが案内ピ
ストン１１と案内シリンダ１４との間のギャップに残さ
れるようにしたのである。　　　　　　　　　　　４゜
このような単一のリングの代りに、複数の等しい、もし
くは異なる配量リングを用いることもできる。

以上、本発明を、案内シリンダ１４と作業シリンダ１５
とが、そしてまた事実１案内ピストンと作業ピストンと
が、等しい直径をもつ圧縮機の実施例について説明した
。このような構成にすることにより、コンパクトな構造
にするこ−とができる。

本発明は、また、直径の異なる圧縮機にも適用できる。

複数の配ｈ１リングは案内シリンダ内のみぞに受容され
ている。オイルはねか（プ式の潤滑の代りに、案内ピス
トン及び（又は）案内シリンダの外とう内の通路を介し
て、潤滑剤を供給及び（又は）排出することもできる。

作業ピストン及び案内ピストンは一体構成でなく、剛直
に結合させた別個のユニットであってもよい。本発明は
、２段圧縮機に限定されるものではなく、単一シリンダ
圧縮機や２段以上、３シリンダ以上の圧縮機にも適用す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は３個のラビリンス・シール・ピストンをもつ２
段圧縮機の略示断面図である。１．２．３・・・シリンダ、　４・・・クランク駆動部
、１１．２１．３１・・・案内ピストン、１２．２２．
３２・・・ピストンピン軸受、１３・・・作業ピストン
、　１４・・・案内シリンダ、１５・・・作業シリンダ
、　１６・・・環状みぞ、１６′・・・排出通路、　４
０・・・クランクケース、４１．４２．４３・・・連接
棒、１１１・・・ピストンリング、　１１４・・・配量リン
グ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）筒形ピストン圧縮機であつて、少なくとも１つの
シリンダ（１）と、好ましくはラビリンス・シール形式
の作業ピストン（１３）と、案内ピストン（１１）とを
有し、シール部材（１１１）が案内ピストン（１１）と
案内シリンダ（１４）との間、それも作業ピストン（１
３）に近い案内ピストン外とう半部の区域に備えられて
いる形式のものにおいて、案内ピストン（１１）のため
の潤滑剤を配量する部材（１１４）が、案内ピストン（
１１）と案内シリンダ（１４）との間に、それも作業ピ
ストン（１３）から遠い案内ピストン外とう半部の区域
に備えられていることを特徴とする筒形ピストン圧縮機
。
（２）特許請求の範囲第１項記載の筒形ピストン圧縮機
において、案内ピストン（１１）の外とうの環状みぞに
受容された油かきリングが潤滑剤配量部材として備えら
れていることを特徴とする圧縮機。
（３）特許請求の範囲第１項記載の筒形圧縮機において
、案内シリンダ（１４）の環状みぞ内に受容された油か
きリングが潤滑剤配量部材として備えられていることを
特徴とする圧縮機。
（４）特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか１項
に記載の筒形ピストン圧縮機において、案内ピストン（
１１）及び（又は）案内シリンダ（１４）が、潤滑剤配
量部材（１１４）近くに潤滑路をもつことを特徴とする
圧縮機。
（５）特許請求の範囲第４項記載の筒形ピストン圧縮機
において、案内ピストン（１１）が、潤滑剤配量部材（
１１４）の近くに、案内ピストン（１１）の内部へ過剰
潤滑剤を逃がす通路を有することを特徴とする圧縮機。
（６）特許請求の範囲第４項記載の筒形ピストン圧縮機
において、案内シリンダ（１４）が、潤滑剤配量部材（
１１４）の近くに、過剰潤滑剤を外部へ逃がす通路を有
していることを特徴とする圧縮機。
（７）特許請求の範囲第１項から第６項のいずれか１項
に記載の筒形ピストン圧縮機において、作業ピストン（
１３）と案内ピストン（１１）とが実質的に一体である
ことを特徴とする圧縮機。
（８）特許請求の範囲第１項から第７項のいずれか１項
に記載の筒形ピストン圧縮機において、作業ピストン（
１３）と案内ピストン（１１）とが異なる直径を有して
いることを特徴とする圧縮機。
（９）特許請求の範囲第１項から第８項のいずれか１項
に記載の筒形ピストン圧縮機において、潤滑剤配量部材
（１１４）が金属材料製であることを特徴とする圧縮機
。
（１０）特許請求の範囲第１項から第９項のいずれか１
項に記載の筒形ピストン圧縮機において、潤滑剤配量部
材（１１４）が非金属材料製、特にプラスチック製また
はセラミック製であることを特徴とする圧縮機。