JPH01113045A - 管腔臓器閉塞具 - Google Patents

管腔臓器閉塞具

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Publication number
JPH01113045A
JPH01113045A JP62269167A JP26916787A JPH01113045A JP H01113045 A JPH01113045 A JP H01113045A JP 62269167 A JP62269167 A JP 62269167A JP 26916787 A JP26916787 A JP 26916787A JP H01113045 A JPH01113045 A JP H01113045A
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
obturator
luminal organ
isthmus
collagen
Prior art date
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Pending
Application number
JP62269167A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Kono
小納 良一
Koji Hakamazuka
康治 袴塚
Kaoru Tadokoro
田所 かおる
Hiroyuki Irie
洋之 入江
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Isami Hirao
平尾 勇実
Kazuhiko Ozeki
大関 和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP62269167A priority Critical patent/JPH01113045A/ja
Publication of JPH01113045A publication Critical patent/JPH01113045A/ja
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  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、管腔臓器内に挿入留置して管腔を閉塞するた
めの管腔臓器閉塞具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より避妊のための子宮の卵管峡部を鉄あれい状の閉
塞具で閉塞したり、肝―癌治療法の一つとして同様の閉
塞具で肝動脈の適宜個所を閉塞することが行われている
。米国特許第4365621号、同第4579110号
、同第4537186号明細書には避妊用の閉塞具が提
案されている1このうち米国特許第4537186号明
細書に開示されている鉄あれい状閉塞具を第9図、第1
O図に示す。この閉塞具24は長さ2〜14 +++m
 、径2〜6ml11の接続部24aの両端に接続部径
に対し0.4:1〜0.8:1の範囲の大径の球根状部
24b、 24cを形成したもので、これを卵管峡部に
挿入留置して閉塞するものである。この場合、卵管峡部
を大径の球根状部24b、 24cで押し拡げて筋肉組
織に食い込むように密着させて留置固定する。
肝動脈の閉塞を行う場合にも同様のことが行われている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の閉塞具は大径の球根状部で管腔臓
器内壁を強い力で押し拡げるため圧迫によりその部分の
血行不良等を生じたり、筋肉組織を傷つけてしまったり
、異物の接触が発癌の要因となるおそれがあるという問
題があった。
また、閉塞具の留置固定は大径の球根状部を筋肉組織に
食い込ませるようにして行う機械的固定方法であったた
め、何らかの#r撃で外れてしまうという問題もあった
本発明は、こうした問題点を解消すべくなされたもので
、管腔臓器に悪影響を与えず、安全かつ確実に長期間に
わたる管腔臓器の閉塞を行うことができる閉塞具を提供
することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の管腔臓器閉塞具は、上記目的を達成するため少
なくとも先端を曲面形成するとともに生体親和性セラミ
ックスから成る本体の少なくとも管腔臓器と密着する外
周面にコラーゲンを付着固定したものである。
〔作 用〕
このような本発明の管腔臓器閉塞具では、管腔組織とコ
ラーゲンとが結合して閉塞具を留置するようになるので
、管腔臓器に悪影響を与えることなく留置固定できると
ともに長期間、安全かつ確実な管腔臓器の閉塞ができる
〔実施例〕
第1図は、本発明の閉塞具の第1実施例を示すもので、
円柱状の生体親和性セラミックスなどから成る本体3の
先端部2は本体3の径よりやや大きい径の球状部として
形成し、後端部3aは本体長手方向軸に対して直交する
平面部3bを有する変形球状部として形成する。そして
本体Bの全表面にはコラーゲン4を付着固定している。
避妊処置のために卵管峡部7を閉塞するためには、第2
図、第3図に示すごとく閉塞具1を挿入する。先ずカテ
ーテル8の中に閉塞具1をセットし子宮口腔すを経由し
て卵管峡部7ヘカテーテル先端を挿入する。そしてカテ
ーテル内を手元操作部(図示されていない)まで延びて
いる挿入ワイヤ5により本体後端の平面部3bを押して
閉塞具1を卵管峡部7内へ押し出す。この場合、本体1
の先端部2は球状に形成、されているので円滑に卵管峡
部7へ押し出すことが可能である。このようにして卵管
峡部7内へ押し出されて定置した閉塞具1は、本体3の
径よりやや大きい径の先端部2と後端部3aが抜は止め
効果をもつ。更に本体表面のコラーゲン4が卵管峡部7
の内壁細胞と密着し、短時間で一体化する。これはコラ
ーゲン4が結合組織を構成する主要タンパク質成分であ
るため生体細胞となじみ易く安全であるとともに固定能
が大きいという性質によるものである。従って、閉塞具
1は管腔臓器に悪影響を与えることなく留置固定できる
とともに留置固定後も管腔臓器に悪影響を与えることが
ないばかりか衝撃によって脱落してしまうということな
く長期間安定した固定状態を維持できることとなる。か
くして避妊処置の当初の目的達成が可能となる。コラー
ゲン40本体3への付着固定は、全表面にされているが
最低限、管腔臓器と密着する部分の外周面に付着固定さ
れていればよい。なお、本体1の材料としての生体親和
性セラミックスは、ハイドロキシアパタイト、β−TC
Pなどを適宜選択して使用すればよく緻密性状、多孔質
を問わない。
第4図、第5図は本発明の閉塞具の第2実施例を示すも
ので、肝臓癌の治療法の一つである塞栓療法に用いる管
腔臓器閉塞具9を示している。閉塞具9は、本体10の
先端部10aの径を本体径よりやや大きくした球状部と
してはいるが、本体長手方向軸に対して直交する開口部
11を形成した変形球状部としている。後端部10bの
構成は第1実施例と同様である。本体10の材料は第1
実施例と同様だが薬剤含浸部12を本体10の内部に長
手方向軸に沿って設けており、該薬剤含浸部12の端部
は本体開口部11で露出している。含浸させる薬剤は抗
癌剤や毛細血管成長抑制剤などである。
原発性肝癌の治療法の一つに肝動脈16を塞栓し、肝臓
14の隔部への栄養・酸素の補給を遮断し癌組織を殺す
という方法がある。これは肝臓14に血液を供給してい
る門脈15と肝動脈16のうち肝動脈16のみが栄養・
酸素の補給路となっていることに着目したのであるが、
処置としては先ずカテーテル(図示されていない)で閉
塞具9を肝動脈16の適宜位置まで運び留置する。この
場合本体後端部tobの平面部10cをカテーテル内の
操作ワイヤで押すことは第1実施例の場合と同様である
。留置固定された後に閉塞具9が安全かつ安定して長期
間にわたり肝動脈16を閉塞できることは第1実施例の
場合と同様であり、更に第2実施例においては薬剤含浸
部12が露出している本体開口部11が肝臓14側に向
いているので閉塞具9の癌治療効果は一層向上する。つ
まり、抗癌剤が徐々に浸み出して癌細胞にダメージを与
えるとともに肝動脈塞栓による側副血行路の生成をも毛
細血管成長抑制剤の含浸により妨げるからである。
第6図は、本発明の第3実施例を示すもので管腔臓器閉
塞具170本体18長手方向軸(挿入方向)前後端に開
口部18a、 18bを形成し、本体内に二種の薬剤含
浸部20.21を設けそれぞれが開口部18a。
18bから露出するように構成され、開口部以外の外周
面にはコラーゲン19を付着している。これを第2実施
例同様、肝臓癌の塞栓療法に使用するには、閉塞具17
を抗癌剤を含浸させた薬剤含浸部20を肝臓側に向け、
抗血栓剤を含浸させた薬剤含浸部21を大動脈(脈動脈
と連結している)側に向けて留置固定する。このように
留置固定された閉塞具17は、肝動脈の塞栓効果の他、
抗癌剤の薬効が働き更に塞栓部位に発生した血栓が肝動
脈を逆流し胃動脈や十二指腸動脈へ流入することをも防
止できるという効果を有する。
第7図は、本発明の閉塞具の第4実施例を示したもので
、閉塞具22の形状を更に脱落しにくいようにしたもの
である。すなわち、先端部22aを曲面状に形成した本
体22bの周面に螺旋状の溝22cを形成し、この溝の
表面にコラーゲンを付着固定したものである。
第8図は、本発明の閉塞具の第5実施例を示したもので
閉塞具23の胴部にリング状の溝を形成して先端に近い
方の溝23aにはコラーゲンを他方の溝23bには初期
固定用としてのフィブリンを付着固定したものである。
これにより閉塞具23の留置固定がより迅速に行われる
という効果がある。なお、フィブリンにはその周囲組織
から細胞が進入増殖し新生組織を形成するので組織損傷
部の修復効果もある。上述した第4および第5の実施例
では溝22cや溝23a、 23b以外の部分は本体の
セラミックスがむき出しの状態であるが生体親和性があ
るので留置固定に際し問題はない。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
、幾多の変形が可能である。例えば治療部位、目的に応
じて本体形状を変形させたり、本体内に配する薬剤を適
宜選択使用すればよい。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によれば閉塞具表面にコラーゲン
を付着固定しているので管腔臓器内壁に圧迫を加えるこ
となく安全かつ容易に所望の部位に留置固定できる。す
なわち、閉塞具の径を大きくしなくとも確実な固定状態
を維持できるので管腔臓器に悪影響を与えずに長期間に
わたり安定した閉塞状態を実現できることになったもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の閉塞具の第1実施例を示す断面図、 第2図は避妊用として挿入する状態を示す図、第3図は
その一部拡大図、 第4図は本発明の閉塞具の第2実施例を示す断面図、 第5図は肝臓癌装置用として挿入する状態を示す図、 第6図は本発明の閉塞具の第3実施例を示す断面図、 第7図は本発明の閉塞具の第4実施例を示す断面図、 第8図は本発明の閉塞具の第5実施例を示す断面図、 第9図は従来の閉塞具を示す側面図、 第10図はそれを避妊用として留置固定した状態を示す
図である。 1、肌17.22.23・・・閉塞具 2、10a・・・先端部    3.10.18・・・
本体4、 13.19・・・コラーゲン 特許出願人   オリンパス光学工業株式会社第1図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも先端をほぼ曲面にして形成した生体親和
    性セラミックスから成る本体の少なくとも管腔臓器と密
    着する外周面にコラーゲンを付着固定したことを特徴と
    する管腔臓器閉塞具。
JP62269167A 1987-10-27 1987-10-27 管腔臓器閉塞具 Pending JPH01113045A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62269167A JPH01113045A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 管腔臓器閉塞具

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JP62269167A JPH01113045A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 管腔臓器閉塞具

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Publication Number Publication Date
JPH01113045A true JPH01113045A (ja) 1989-05-01

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ID=17468613

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JP62269167A Pending JPH01113045A (ja) 1987-10-27 1987-10-27 管腔臓器閉塞具

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JP (1) JPH01113045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5065751A (en) * 1990-01-03 1991-11-19 Wolf Gerald L Method and apparatus for reversibly occluding a biological tube

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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