JPH0111221Y2 - - Google Patents

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JPH0111221Y2
JPH0111221Y2 JP6524883U JP6524883U JPH0111221Y2 JP H0111221 Y2 JPH0111221 Y2 JP H0111221Y2 JP 6524883 U JP6524883 U JP 6524883U JP 6524883 U JP6524883 U JP 6524883U JP H0111221 Y2 JPH0111221 Y2 JP H0111221Y2
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JP
Japan
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floor
door
tank
room
entrance
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JP6524883U
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English (en)
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JPS59172439U (ja
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は潜水病の治療室としての加圧タンクに
関し、特に、患者のタンク内出入時におけるキヤ
スター付治療台の搬送を円滑に行うことの出来る
床装置に特徴を有するものである。
周知の如く、この種治療室は患者を室内に収容
して加圧するので、室全体を耐圧タンク状に構成
すると共に、室内への出入口扉並びに補助室と主
室との間の内扉を気密構造にしてある。そして、
これ等扉の気密性を良くするために、これ等扉は
加圧される室内側を戸当りとする内開き方式が採
用される。
ところで、このような扉構造によると、その開
閉時における扉体の旋回を許容するために、室内
の床面を戸当り部分よりも低く構成しなければな
らない。その結果、この治療室にキヤスター付治
療台に乗せて患者を運び込む場合には、前記扉部
分の出入口框が床面よりも高いので、そのままで
は移動できず、この高さ位置の差を補うための板
材などを床面に並べるなどの手段を構じていた。
しかし、患者の移動の都度、前記板材などを置
き、又、閉扉に際してはこれを取り除かなければ
ならず、その作業自体が甚だ煩わしいことに加え
て、この種板材の保管場所に困るなどの不都合が
あつた。
そこで、本考案では、従来の治療室の不便さを
考慮して、患者を室内に収容する際などに、室内
の床面を出入口框の高さ位置まで自動的に上昇さ
せるように構成して、キヤスター付治療台等の移
動を円滑に行い得るようになしたものである。
以下に、本考案タンクを図示の実施例に基づい
て更に詳述する。
第1図は本考案タンクの一実施例を示す外観図
で、全体を耐圧構造のタンク形状に構成した本体
1は、一端の出入口扉2から入室する補助室3
と、更に内扉4を境に奥部の主室5とからなり、
各室3及び4の床板6及び7が、前記各扉2及び
3の開閉動作を許容するために、その床面高さ位
置を出入口框8及び9の高さ位置よりも低い位置
に構成してある。
第2図は本考案タンクにおける要部構成を示す
一部縦断側面図で、前記補助室3の床板6は複数
個の加圧シリンダー機構10によつて支えられて
おり、該シリンダー機構10に圧搾空気を送り込
むことにより、該床板6を平行に上昇させること
が出来るようになしてある。11は前記床板6の
両端に配置したローラースライダーを示す。
そして、この床板6は、第3図の縦断正面図に
おいて示す如く、円筒構成の本体1の底部分に空
間を残し中央の所定の巾(キヤスター付治療台の
通路部分程度)を前記シリンダー機構10による
上下動可能な構成部分とし、その両側は固定の床
面6′となしてある。
一方、主室5の床板7は、内扉4の出入口框9
の側を自由端とし他端を蝶番12によつて支持し
てあり、その床面下に第2図に示す如く二本の中
折れリンク機構13を介して加圧シリンダー機構
14でもつて支えてあり、前記加圧シリンダー機
構10との連動下に該シリンダー機構14の動作
でもつて、前記蝶番12による支点を中心に旋回
動して傾斜動するようになしてある。尚、この床
板7も前記床板6と同様に所定巾の可動部とその
両側の固定床面とから構成されている。
このような構成よりなる本考案タンクによれ
ば、通常、各室の床板6及び7は、第2図上実線
図示の如く、出入口框8及び9の位置よりも十分
に下がつた位置にある。従つて、この状態では、
前記框8及び9の室側面に圧着して密封状態を保
つている扉2及び4を自由に開閉操作することが
出来る。
従つて、患者を収容する際には、先ず、誘導者
が出入口扉2及び4を開き、室内に配設された加
圧シリンダー機構10及び14の操作釦を押す
と、これ等シリンダー機構10及び14に圧搾空
気が送り込まれ、その可動ピストンが伸張するの
で、これによつて、床板6が上昇して床面が出入
口框8の下枠上面と一致したところで停止する
(第2図上鎖線図示)一方、床板7が伸張するピ
ストンに押される中折れリンク機構13の開脚動
作に連れて、蝶番12による支点を中心に同図上
時計方向に旋回動して、その自由端が出入口框9
の下枠上面と一致したところで停止する(同図上
鎖線図示)。
そこで、出入口框8の高さ位置と合わせた室外
床面の構成あるいは室外床面が該框8の高さ位置
と異なる場合には合わせ板を添えて、患者を載せ
たキヤスター付治療台を室内に導けば、室内の床
板6が出入口框8及び9と同一面にあるので、そ
のまま押し入れることにより、何等の無理なくキ
ヤスターを転がしながら進むことが出来、内扉4
の出入口框9を越えたところで、これに一致して
傾斜した床板7に沿つて該治療台を主室5に収容
することが出来る。
そして、閉蓋に先き立ち、前記操作釦を操作し
て、各シリンダー機構10及び14に対する加圧
作用を解くことにより、各床板6及び7が自重に
より出入口框8及び9の高さ位置よりも下がつた
初期状態に復帰する。従つて、出入口扉2及び内
扉4の閉じ操作が可能となり、これ等を操作して
密封した後に、補助室3及び主室5の各室内に圧
搾空気を送り込み加圧して治療に当る。
このように、本考案タンクによれば、常時は治
療室の密封扉の開閉操作のために扉当りの框の位
置に対して低い位置に在る床板を加圧シリンダー
機構でもつて上昇させて、前記框と床面とを一致
させることが出来るので、キヤスター付治療台に
載せた患者をそのままの状態で無理なく室内に収
容することが出来て、従来添え板などを用いてい
た場合に比して、作業が容易であると共に添え板
の保管の必要もなくて、本考案タンクは実用に供
して極めて便利なるものである。
尚、本考案タンクにおいては、床板6及び7の
移動操作位置と両扉2及び4の状態との適正状態
を保つ安全装置として、先ず、床板6及び7の操
作釦を室内に配置すること、更に扉の開閉状態を
感知する電気スイツチ機構を附設して、扉2及び
4が開放状態にあるときのみ、床板6及び7の上
下操作が可能であるようになして有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案タンクの一実施例を示す外観
図、第2図は本考案タンクにおける要部を一部縦
断して示す側面図及び第3図は同じく要部の縦断
正面図である。 1……本体、2……出入口扉、3……補助室、
4……内扉、5……主室、6及び7……床板、8
及び9……出入口框、10及び14……加圧シリ
ンダー機構、12……蝶番。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内扉を境に、出入口側のサブタンクの床面の
    内、少なくとも治療台通路面の床を、加圧シリン
    ダー機構により上下動可能に構成すると共に、奥
    側のメインタンクの前記通路に相応する部分の内
    扉側を自由端として、蝶着した他端を中心に前記
    加圧シリンダー機構に連動する加圧シリンダー機
    構でもつて旋回動させ、出入口扉並びに内扉の框
    の床側高さ位置まで前記両床部を上昇させるよう
    に構成してなる加圧治療タンク。
JP6524883U 1983-05-01 1983-05-01 加圧治療タンク Granted JPS59172439U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6524883U JPS59172439U (ja) 1983-05-01 1983-05-01 加圧治療タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6524883U JPS59172439U (ja) 1983-05-01 1983-05-01 加圧治療タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172439U JPS59172439U (ja) 1984-11-17
JPH0111221Y2 true JPH0111221Y2 (ja) 1989-03-31

Family

ID=30195442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6524883U Granted JPS59172439U (ja) 1983-05-01 1983-05-01 加圧治療タンク

Country Status (1)

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JP (1) JPS59172439U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59172439U (ja) 1984-11-17

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