JPH01111295A - メダル等の交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《発明の目的》 〈産業上の利用分野〉 本発明はパチンコ、パチスロ等の遊技台近傍に設けられ
る硬貨、メダル等の交換機に関するものである。

〈発明の背景並びに従来技術〉 大衆的な遊技の一つであるパチスロは所定のメダルを用
いて番号合わせのゲームを楽しむものであるが、ゲーム
に興がのったところでメダルが尽きると遊技台から離れ
てメダルを交換することを余儀なくされ、その結果ゲー
ムが中断されて著しく興を損なう。このため遊技者の近
傍にこの種のメダル交換機が設置される傾向にある。と
ころでこの場合、この種のメダル交換機はその一般的な
開発傾向として、遊技台の台間スペースをあまりとらず
、換言すれば遊技台の設置台数を減少させることなく残
余のスペースを有効利用して取り付けることができるよ
うに極めて薄型のものが望まれている。その先行例とし
て例えば実開昭６１−　３０１６１号「薄型コイン貸出
機」があるが、更に奥行方向への寸法のコンパクト化も
なされた方がゲーム台の裏側スペースを更に有効利用で
きる点で好ましい。

く開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであって、
更に奥行方向の寸法をも減少させることができる新規な
メダル交換機の開発を試みたものである。

（発明の構成） く目的達成の手段〉 即ち本発明たるメダル等の交換機は、遊技台の間に設置
される比較的薄型の筐体に対し、少なくとも紙幣投入口
を設けるとともに、紙幣の投入に応動して所定個数の被
交換体を筐体前面に給出する装置において、前記紙幣投
入口は紙幣を立てた状態であって、且つその長手方向を
上下に向けた状態で受け入れるように構成されているこ
とを特徴として成るものであり、もって前記目的を達成
しようとするものである。

〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。符号１は本発明たるメダル等の交換機であって、この
ものは第１図に示すように多数並設された遊技台Ａの間
の狭いスペースに設置されるように比較的幅狭の筺体２
内に各種の機構を収納して成るものである。この筺体２
内に設けられる各機構は、まず筺体２の上方に紙幣Ｂの
投入部が設けられ、更にその下方に投入された紙幣Ｂの
真贋を判定する紙幣判定部と、更にその下方に投入され
た紙幣Ｂを最終的に収納しておく紙幣収納部と、更にこ
れら諸装置の後背部に設けられるメダル給送部とを具え
るものであり、更に残余の空間に適宜電気的な制御を行
う制御機器を配設する。以下これらの各機構について説
明する。まず紙幣投入部は紙幣投入ボックス３によって
実質的に構成されるものであって、このものは紙幣Ｂを
立てた状態で且つ紙幣Ｂの長手方向を上下に向けて投入
できるような形状とすべく、薄型縦長の形状を有する。

そしてその前面部は筺体２の前面と合致して開口し、紙
幣投入口４を構成する。更に紙幣投入ボックス３の下方
はやや下窄まり状に構成され、その最下位置に紙幣移送
スリット５を形成する。

このような紙幣投入ボックス３から成る紙幣投入部の下
方には紙幣判定部が設けられるものであって、この部分
は実質的に紙幣判定装置７によって構成される。この紙
幣判定装置７はその中央に紙幣通過部８を設けるととも
に、この紙幣通過部８を挟んで一方の側に移送ベルト９
を一例として二本縦方向に並設し、更にこの移送ベルト
９に対応してこれに接するピンチローラ１０を一例とし
て上下三組設ける。そしてこのピンチローラ１０側には
紙幣Ｂの判定を行う磁気センサ１１及びフォトセンサ１
２を設ける。これらによって紙幣Ｂの真贋を検知するも
のであって、その基本的構成は公知のものであるのでそ
れ以上の詳細な説明は省略する。尚、符号Ｍ、は移送ベ
ルト９を駆動する判定装置用モータである。

このような紙幣判定装置７の下方には紙幣収納部として
紙幣ストッカ１４が設けられる。この紙幣ストン力１４
は紙幣判定装置７の下端側からの紙幣Ｂの移動軌跡を設
定する対向した一対の導入板１５を設け、その間を紙幣
Ｂの導入スリット１６とする。更にその下方に例えば紙
幣Ｂが２００枚程変成納できるストック部１７を設ける
。このストック部１７は紙幣Ｂの片面を押さえる押さえ
板１８が設けられ、このものは−例として板バネ状のス
プリング１９によって常時紙幣Ｂの押さえ板１８の設け
られている側と反対側に迫り出すようにする。一方この
押さえ板１８に対向して他の面には紙幣案内板２０を設
け、そこから幾分か送り込みベルト２１が突出するよう
に構成する。尚、紙幣案内板２０は実質的には導入板１
５の一部を一体的に下方に延長したような構成をとる。

尚これら送り込みベルト２１はいわゆるコツクドベルト
状に構成されてプーリ２２に懸張支持され、このプーリ
に対し収納部用モータＭ２からの回転を駆動ベルト２３
により伝達され、駆動がなされる。更に紙幣ストッカ１
４の前面における筺体２には紙幣取出蓋２４を設けるも
のであり、このものは閉店後に紙幣Ｂを回収すべく常時
は錠２５によって施錠される。このような諸装置の後背
部にメダル給送部を設けるものであって、具体的には筺
体２の後背部上端から前面部下方に至る移送トラフ２６
によってこれを構成する。そして移送トラフ２６の筺体
２の前面側には取出皿２７を設け、給送されてきたメダ
ル等の被交換物Ｃを取り出すようにする。尚、本発明の
交換機１の実施例では、遊技台Ａの上方にメダル等の被
交換物Ｃの供給装置２９を設けるものであって、このも
のは具体的にはこれらを貯留するホッパ３０と、紙幣Ｂ
が投入された際に所定の個数の被交換物Ｃを給出する払
出装置３１とを具える。

本発明たるメダル等の交換機１は以上述べたような構成
を有するものであり、次のように作動する。まず使用開
始にあたっては紙幣取出蓋２４の錠２５の施錠を確認し
た状態としておく。この状態で遊技者がメダル等の交換
のために紙幣Ｂを紙幣投入口４から紙幣投入ボックス３
内に投入した場合には、この紙幣Ｂは紙幣移送スリット
５から下方に落下し、紙幣判定装置７に至る。勿論この
紙幣Ｂの投入動作にあたっては紙幣Ｂを立てた状態で且
つ長手方向を上下に向けて投入する。このようにして紙
幣判定装置７に紙幣Ｂがかかると、それを例えばフォト
セン号１２等で紙幣Ｂが供給されてきたことを判定し、
判定装置用モータＭｌの駆動指令を出して移送ベルト９
を走行させ、このものとピンチローラ１０との間に紙幣
Ｂを挟んで紙幣判定装置７を通過させる。この際、磁気
センサ１１ないしはフォトセンサ１２が紙幣特有の特徴
を検出し、その真贋を判定する。そして真正な紙幣であ
ることを判定した場合には適宜の電気信号により供給装
置２９における払出装置３１を作動させるようにし、所
定の個数のメダル等の被交換物Ｃをホッパ３０から供給
する。この供給される被交換物Ｃはそのまま重力落下に
より移送トラフ２６内を通過して取出皿２７に至る。一
方、紙幣判定装置７を通過した紙幣Ｂはそのまま紙幣ス
トッカ１４に至る。

ここに至った紙幣Ｂは一対の導入板１５に挟まれた導入
スリット１６に案内されてストック部１７に至るととも
に、紙幣ストッカ１４における送り込みベルト２１によ
ってストック部１７に引き込まれるように移送される。

このストック部１７では紙幣Ｂは押さえ板１８と紙幣案
内板２ｏとの間に挟み込まれたような状態でストックさ
れる。そしてこの実施例の特徴的構成は第６図に拡大し
て示すようにストック部１７に紙幣Ｂがストックされた
状態に対し、必ず次のストック部１７に引き込まれてく
る紙幣Ｂの先端（下端）は先にストックされている紙幣
Ｂの上端部より下方に導かれるように構成されている点
である。これによって単に紙幣Ｂを送り込みベルト２１
のみによってストック部１７に引き込んでくるだけで次
の紙幣Ｂが順次ストック部１７に重ねられるように整列
されてゆく。即ち整列させるために他の専用部材等を必
要としないのである。このようにしてこの種の遊技店が
閉店した後、取出Ｍ２４の錠２５を開錠し、紙幣ストッ
カ１４に収納されていた紙幣Ｂを取り出す。

本発明のメダル等の交換機１の一実施例における作動態
様は以上述べたようなものであるが、更に補機的な機構
として例えば投入金額を明示する表示装置や更にはスト
ックされる紙幣の枚数のカウンタ等を適宜付設すること
が可能である。

〈他の実施例〉 更に本発明の技術思想を基に第７図に示すような実施例
もとり得る。このものは前記紙幣投入ボックス３と紙幣
判定装置７及び紙幣ストッカ１４の配設順序を上下逆転
させ、上方に紙幣ストッカ１４を、中間に紙幣判定装置
７をそれぞれ置き、更にその下部に紙幣投入ボックス３
を置くようにしたものである。因みにこのようにするの
は例えば紙幣投入口４が大きく開口している場合、誤っ
て遊技者が異物等を投入した場合、これが紙幣判定装置
７や紙幣ストッカ１４へ順次落下してこれらを損傷させ
ることを防止するために有効な構成である。勿論このよ
うな場合、最下位置である紙幣投入ボックス３の下方に
は例えばタバコ等の誤投入にも耐えられるような耐熱性
の部材を設けておけばよい。そして紙幣投入ボックス３
に投入された紙幣Ｂは上方の紙幣判定装置７に送られ、
そこで真贋を判定されて紙幣ストッカ１４に収納される
。尚、当然この際紙幣Ｂは上方へ幾分か移動して紙幣判
定装置７における移送ベルト９等の移送手段に保持され
て上昇するから、最も単純な構成としては紙幣Ｂを投入
した状態で紙幣Ｂを幾分か上方にずらすような操作をし
て移動を開始するように図る。勿論紙幣Ｂが紙幣投入ボ
ックス３に投入されたときにそのことを検出して他のピ
ンチローラ１０等で紙幣Ｂの一部を掴み取り、上方に移
動させるようにするなど適宜の構成がとり得る。

（発明の効果） 本発明は以上述べたような構成を有するものであり、ま
ず紙幣Ｂを投入するにあたり、紙幣Ｂを立てた状態で且
つその長手方向を、上下に向けて投入するものであるか
ら、筺体２の奥行寸法を可及的に少なくすることができ
、スペースの有効利用が図れる。また特許請求の範囲第
２項の実施態様項において規定したように、紙幣ストッ
カ１４を上方に、紙幣投入口４を下方に設けるようにし
た場合には誤って紙幣投入口４から異物が投入された場
合でも、それらが他の関連する諸部材に悪影響を及ぼす
ことはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のメダル等の交換機の設置状態を示す斜
視図、第２図は本発明のメダル等の交換機を示す斜視図
、第３図は同上内部機構を透視して示す正面図、第４図
は紙幣判定装置を拡大して示す分解斜視図、第５図は紙
幣ストッカを拡大して示す分解斜視図、第６図は同上紙
幣の収納状態を拡大して示す斜視図、第７図は他の実施
例を示す斜視図である。 １；交換機 ２；筺体 ３；紙幣投入ボックス ４；紙幣投入口 ５；紙幣移送スリット ７；紙幣判定装置 ８；紙幣通過部 ９；移送ベルト １０；ピンチローラ １１；磁気センサ １２；フォトセンサ １４；紙幣ストッカ １５；導入板 １６；導入スリット １７；ストック部 １８；押さえ板 １９；スプリング ２０；紙幣案内板 ２１；送り込みベルト ２２；プーリ ２３；駆動ベルト ２４；取出蓋 ２５；錠 ２６；移送トラフ ２７；取出皿 ２９；供給装置 ３０；ホッパ ３１；払出装置 Ａ；遊技台 Ｂ；紙幣 Ｃ；被交換物 Ｍｌ　；判定装置用モータ Ｍ２　；収納部用モータ □６ 第３図 ｒＣ 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）遊技台の間に設置される比較的薄型の筐体に対し
   、少なくとも紙幣投入口を設けるとともに、紙幣の投入
   に応動して所定個数の被交換体を筐体前面に給出する装
   置において、前記紙幣投入口は紙幣を立てた状態であっ
   て、且つその長手方向を上下に向けた状態で受け入れる
   ように構成されていることを特徴とするメダル等の交換
   機。
2. （２）前記紙幣投入口は筐体前面下方に開口するととも
   に、紙幣を収納する紙幣ストッカはその上方の筐体内部
   に設けられていることを特徴とする前記特許請求の範囲
   第１項記載のメダル等の交換機。