JPH01111222A - 入力ペン - Google Patents

入力ペン

Info

Publication number
JPH01111222A
JPH01111222A JP26894387A JP26894387A JPH01111222A JP H01111222 A JPH01111222 A JP H01111222A JP 26894387 A JP26894387 A JP 26894387A JP 26894387 A JP26894387 A JP 26894387A JP H01111222 A JPH01111222 A JP H01111222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
hall
magnet
information
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26894387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kuwabara
隆 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP26894387A priority Critical patent/JPH01111222A/ja
Publication of JPH01111222A publication Critical patent/JPH01111222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、複数の磁電変換素子を使用して、ペン先の
接触圧程度及び傾斜程度を検出し、描かれた文字の濃淡
、線の太細情報を得るようにした入力ペンに関する。
(ロ)従来の技術 一般に、描画通信機では、液晶表示器やCRT表示装置
の表面に、描画入力のためのデジタイザが重設されてい
る。このデジタイザには、電磁方式、超音波方式のもの
が知られているが、いずれも表面に入力ペンを走らせる
ことにより、線、文字等が入力される。これらデジタイ
ザにおいては、入力ペンの先端がデジタイザ表面に接触
しているか(dawn) 、接触していないか(up)
を検出する必要がある。
そこで、従来の入力ペンは、ペン先に加わる接触圧で作
動するペンスイッチを備え、ペンのup/downを検
出する構造とされている。このペンスイッチとしては、
例えばマイクロスイッチ又は導電性ゴムが知られている
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従来の入力ペンは、ペンスイッチとしてマイクロスイッ
チ或いは導電性ゴムを使用している。これらの入力ペン
は、いずれも機械的な接点開閉により、ペン先のup/
downを検出するものである。
従って、入力ペンの先端(ペンロッド下端)がデジタイ
ザ等の表面に接触すると、機械的に接点開閉が実行され
る。つまり、バネで付勢されたペン先をデジタイザの表
面に圧接すると、ペン先がバネに抗して後退し、機械的
な接点開閉でペンダウン信号が入力される。ところが、
この入力ペンでは単にペン先のup/down  (ペ
ンスイッチのonloff)を検出し得るのみで、入力
ペン(ペン先)のデジタイザに対する筆圧程度及び傾斜
状態は全く検出し得ない。従って、従来の入力ペンでは
ペンダウン信号の入力状態のもとで操作されたストロー
ク通りの線(文字)が、単に画面に白、黒表示されるの
みであり、描かれた文字の濃淡、線の太細を表示し得な
い等の欠点があった。
この発明は、ペンスイッチのonloffは勿論、ペン
先の接触圧の程度及び傾斜状態を検出し、表示される文
字の濃淡、線の太細情報を得ることができる入力ペンを
稈供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用この目的を
達成させるために、この発明の入力ペンは、次のような
構成としている。
入力ペンは、内部にペンスイッチのオン・オフを検出す
ると共にペン接触圧の程度を検出する第1の磁電変換素
子、及びペンの傾斜角度を検出する第2及び第3の磁電
変換素子とを備えたケース体と、このケース体に対し第
1及び第2の弾性手段を介して上下動及び傾動可能に付
勢されたペンロッドと、このペンロッドに配備され、前
記第1、第2及び第3の磁電変換素子に対応して配置さ
れた磁石とから構成されている。
このような構成を有する入力ペンでは、ペンロッドが弾
性手段(コイルバネ)を介して、上下運動及び水平方向
運動(傾動)可能に配備されている。また、第1の磁電
変換素子(第1ホールIC)はペンロッドの軸方向、つ
まり磁石の上方に配置され、第2及び第3の磁電変換素
子(第2ホールIC,第3ホールIC)は、それぞれ磁
石の外周面に90度角開いて配置されている。
従って、今、ペンロッドの先端をデジタイザ等の表面に
接触させると、下方へ付勢するコイルバネに抗してペン
ロッドが上動し、磁石と第1の磁電変換素子との距離が
小さくなる。これにより、第1の磁電変換素子に加わる
磁束密度が大きく変化し、出力電圧も大きく変化する。
従って、この第1の磁電変換素子の出力電圧がしきい値
を越えるか否かにより、ペンのup/downをスイッ
チする。
また、磁石と第1の磁電変換素子との距離が、しきい値
を越えて更に接近する時は、この状態における出力電圧
の変位に応じて、筆圧情報(ペン先の接触圧程度)を検
出し得る。また、ペンロッドを傾斜状態で圧接させた場
合、つまりケース体に対しペンロッドが平行にストロー
クしない場合、磁石も傾斜する。この磁石の傾斜により
第1の磁電変換素子及び第2、第3の磁電変換素子がそ
れぞれ分割磁束を受ける。つまり、第1の磁電変換素子
は画面上からの垂直抗力方向の情報(ペン先の接触圧程
度)を検出し、第2及び第3の磁電変換素子はロッド方
向に垂直な方向の情報(ペン先の傾斜状態)を検出する
。これにより、描かれた線(文字)の濃淡及び線の太細
情報を得ることが出来る。
(ホ)実施例 第1図は、この発明に係る入力ペンの具体的な一実施例
を示す断面図である。
入力ペンは、複数の磁電変換素子を内装するケース体1
と、このケース体1に対し上下動及び傾動可能に付勢配
備されたペンロッド2と、このペンロッド2に配備され
た磁石3とから構成される。
ケース体1は、円筒状で上部内孔11を大径に、上部内
孔11に連通ずる下部内孔12を小径に設定し、下部内
孔12に後述するペンロッド2を挿通配備している。更
に、上部内孔11には複数の磁電変換素子を固定する固
定部材13を嵌着している。固定部材13は、上部に鍔
板部13aを備えた円筒体13bで、この円筒体13b
の底面に、小径の円筒状脚部13cを突設している。そ
して、磁電変換素子、つまり第1の磁電変換素子(第1
ホールIC)4は、この円筒体13bの底面中央に固定
され、第2の磁電変換素子(第2ホールIC)4a及び
第3の磁電変換素子(第3ホールrC)4bは、それぞ
れ円筒状脚部13cに設けた穴部、90度角開いて設け
た二つの穴部13dに挿入固定されている(第2図参照
)。これらの各ホールIC4,4a、4bは、小型の樹
脂パッケージ品であり、所謂リニアタイプのものを使用
している。このホールtCは、ホール素子とその付加回
路を備えてなるもので、第4図に示すような特性のアナ
ログ出力が得られる。つまり、磁束密度に比例したリニ
アな出力が得られる。また、各ホールIC4,4a、4
bのそれぞれのリード線41は、上記鍔板部13aを貫
通するケーブル14により、外部へ引き出され、図示し
ないデジタイザの回路部に接続される。
前記ペンロッド2は、合成樹脂材にて断面T字状に形成
され基端を円板状の頭部21とし、先端先細部をペン先
部22としている。頭部21の上面には、磁石、例えば
永久磁石3が固定しである。
このペンロッド2は、軸部を上記ケース体1の下部内孔
12へ挿通させた状態で、ケース体1及び固定部材13
に対し弾性手段(コイルバネ)を介して付勢配備されて
いる。つまり、ペンロッド2の頭部21の上面側と固定
部材(円筒体13bの底面)13との間に、ペンロッド
2を下方へ付勢する第1のコイルバネ5を介装し、頭部
21の下面側とケース体(上部内孔11底面)との間に
、ペンロッド2を上方へ付勢する第2のコイルバネ5a
を介装している。この第1のコイルバネ5は、第2のコ
イルバネ5aよりもバネ係数を大に設定しである。また
、コイルバネ5.5aは、いずれも弱磁性体、例えばス
テンレス材のものを使用することで、磁石3のフラック
スがバネによる影響を受けないように設定されている。
この第1のコイルバネ5及び第2のコイルバネ5aによ
り、ペンロッド2の上下動及び傾動が可能となり、且つ
自由度が大きくなるように設定されている。ペンロッド
2は、第1及び第2のコイルバネ5.5aに付勢された
状態において、頭部21の磁石3が固定部材13の円筒
状脚部13c内に対応位置する。つまり、常態において
磁石3が第1ホール■C4、第2ホールIC4a、第3
ホールIC4bに囲まれた状態に配置してあり、第1ホ
ールIC4がペン先部22のup/downと接触圧の
程度を検出し、第2、第3のホールIC4a、4bはペ
ンロッド2がケース体1に対し平行にストロークしない
ために生じる「ずれ(傾斜)−1を、第2図で示すX成
分とX成分とに分割して、それぞれの情報(傾斜情報)
を検出するように設定されている。
また、上記ペンロッド2の先端ペン先部22には、毛筆
状の毛先部23が設けてあり、ペン先部22の保護とタ
ッチ感触の向上を図っている。
尚、前記ペン先部22には、図示はしないがフェライト
コアが設けられている。そして、このフェライトコアは
図示しないがケース体1の下部内に設けられるコイルに
よって励磁されるようになっている。
このような構成を有する入力ペンを使用して、例えばC
R7表示画面に文字を描く場合、常態において、つまり
ペンロッド2のペン先部22がデジタイザ表面に接触し
ていない場合は、ペンロッド2は第1のコイルバネ5及
び第2のコイルバネ5aとのバネ釣り合いの下に、若干
下方へ付勢されている。そして、磁石3と各ホールIC
4,4a、4bとの間の距離は最大値となっている。こ
の状態において、第1のホールIC4の出力Vは、しき
い値vIl以下である(第4図参照)。
今、ペン先部22がデジタイザ表面に接し、接触圧が加
わると、ペンロッド2が第1のコイルバネ5に抗して上
動する。この時、磁石3と第1のホールIC4との距離
が接近し、第1のホール■C4の出力電圧Vが増加し、
しきい値vRを越える。ここにおいて、ペンスイッチO
Nとされる。
逆に、ペン先部22がデジタイザ表面より離れると、ペ
ンロッド2が第1のコイルバネ5及び第2のコイルバネ
5aの付勢力により原状位置に復帰する。このため、第
1のホールIC4に加わる磁束が減少し、その出力電圧
Vがしきい値vRよりも小さくなり、スイッチOFFと
なる。
今、ペン先部22をデジタイザ表面に対し、垂直に強く
圧接したとすると、第4図に示すように69石3と第1
のホールIC4との距離が極めて接近して磁束密度が大
となり、第1のホールIC4の出力電圧Vは、しきい値
■、を遥かに越え、接触圧に応した大きな電圧Vが出力
される。これにより、筆圧情報が得られる。
仮に今、第3図で示すようにペン先部22を、デジタイ
ザ表面に対し傾斜した状態で、押しつけたとするとペン
ロッド2が傾斜する。つまり、磁石3が第1のホールI
C4、第2のホールIC4a及び第3のホールIC4b
に対し傾斜する。この場合、第5図で示すように、磁石
3が各ホールIC4,4a、4bに対する磁束密度が分
割して作用する。つまり、ペンロッド(ペン先部22)
2がケース体1に対し平行にストロークしないために生
じる「ずれ(傾斜)Jが、画面上からの垂直抗力をロッ
ド方向Aと、ロッド方向に垂直な方向Bに分割される。
従って、第1のホールIC4はA方向の出力電圧情報(
筆圧情報)を検出し、第2、第3のホールTC4a、4
bはB方向の出力電圧情報を検出する。つまり、ホール
IC4a、4bによりペン先部22がデジタイザ表面に
対し、ある角度で傾斜状に操作されている情報が得られ
これにより、ペン先部22の筆圧及び傾斜状態の情報(
アナログ信号)が検出でき、描かれた文字の濃淡及び線
の太細情報が、ソフト的な処理により得られ、描かれた
に等しい状態の文字を表示画面上に現すことが可能とな
る。
(へ)発明の効果 この発明では、以上のように、ケース体に対し上下動及
び傾動可能にペンロッドを配備し、このペンロッドに磁
石を配備すると共に、この磁石の周りにペンスイッチの
オンオフ及びペン先の接触圧程度を検出する第1のホー
ルICと、ペン先部の傾斜程度を検出する第2、第3の
ホールICとを配備することとしたから、ペン先部の接
触圧の程度及び傾斜状態の情報を検出し得る。従って、
これらの検出情報から文字の濃淡、線の太細情報が得ら
れ、描かれた文字を正確に画面に表示し得る等、発明目
的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例入力ペンを示す断面図、第2組lf)
。 図は、A−A線断面図、第3図は、実施例人カベへ ンを傾斜状に操作する状態を示す説明図、第4図は、ホ
ールICの特性を示す説明図、第5図は、入力ペンを傾
斜状に操作する場合の磁束の分解状態を示す説明図であ
る。 1:ケース体、   2:ペンロッド、3:磁石、  
  4:第1のホールIC14a:第2のホール■C1 4b:第3のホールICl 3:第1のコイルバネ、 5a:第2のコイルバネ。 特許出願人       株式会社島津製作所代、理大
    弁理士  中 村 茂 信第2図 1:ケース体 3:磁石 4a:第2の本−フレIC 1tb:$3の本−IL/IC 5:第1コイルバネ 第3図 1ム 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にペンスイッチのオン・オフを検出すると共
    にペン接触圧の程度を検出する第1の磁電変換素子、及
    びペンの傾斜程度を検出する第2及び第3の磁電変換素
    子とを備えたケース体と、このケース体に対し第1及び
    第2の弾性手段を介して上下動及び傾動可能に付勢され
    たペンロッドと、このペンロッドに配備され前記第1、
    第2及び第3の磁電変換素子に対応して配置された磁石
    とから成る入力ペン。
JP26894387A 1987-10-23 1987-10-23 入力ペン Pending JPH01111222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26894387A JPH01111222A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 入力ペン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26894387A JPH01111222A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 入力ペン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01111222A true JPH01111222A (ja) 1989-04-27

Family

ID=17465441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26894387A Pending JPH01111222A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 入力ペン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01111222A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532867A (ja) * 2010-07-27 2013-08-19 ゾン、ヨンウ タッチ型入力装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532867A (ja) * 2010-07-27 2013-08-19 ゾン、ヨンウ タッチ型入力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1380927B1 (en) Pointing device
US6606085B1 (en) Coordinate input device
EP1839392B1 (en) Shared electrode pattern field effect sensor and joystick therewith
EP0477098B1 (en) Cursor displacement control device for a computer display
JP4909080B2 (ja) 小型ポインティングデバイス
US5659334A (en) Force-sensing pointing device
JPH04362722A (ja) 抗力可変装置、及びキースイッチ装置
CN103026322A (zh) 用户接口设备、装置和方法
US20020054012A1 (en) Coordinates input apparatus
US20060238281A1 (en) Keyboard having magnet-actuated switches or sensors
JP4500829B2 (ja) 入力装置
KR101524906B1 (ko) 촉각 생성장치, 고분자 유전체 기반 구동기, 이를 이용한 촉각 액추에이터, 촉감 액추에이터, 인터페이스 장치, 촉각 피드백 제공장치
US20060290665A1 (en) Slide pad notebook pointing device with sealed spring system
JPH02222019A (ja) 入力装置
JPH01111222A (ja) 入力ペン
US11727905B2 (en) Button with enhanced expression facilities
WO1992009996A1 (en) Analog input device located in the primary typing area of a keyboard
US10418011B1 (en) Button
US11880506B2 (en) Haptic keyboard system
JPH10116148A (ja) 入力装置
JPH0727513Y2 (ja) 鍵盤楽器用感圧センサ
JPH0116190Y2 (ja)
JPS6028980Y2 (ja) 入力装置用筆記具
JP4326672B2 (ja) ポインティングデバイス
JPS6146512A (ja) 入力装置用ペン