JPH01111217A - 負荷への電力供給を最少のスイッチングサージで制御する方法 - Google Patents

負荷への電力供給を最少のスイッチングサージで制御する方法

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JPH01111217A
JPH01111217A JP63195324A JP19532488A JPH01111217A JP H01111217 A JPH01111217 A JP H01111217A JP 63195324 A JP63195324 A JP 63195324A JP 19532488 A JP19532488 A JP 19532488A JP H01111217 A JPH01111217 A JP H01111217A
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は負荷への電力供給を最少のスイッチングサージ
で制御する方法に関し、これらの負荷が特に加熱用の負
荷であり、その負荷は2個の等しいサブ負荷にそれぞれ
電気的に分割されて、その負荷ではそれぞれの負荷のサ
ブ負荷が交流電源へ直列配置か交互に個別にまたは並列
配置での少なくとも3つの主電力段階で任意に接続され
得る。
例えば電気炉の炉板のような大電力を消費する負荷への
電力供給の制御については、細かく類別された電力段階
の最大限度の数が利用できることが望ましいことが多い
。この目的に対して、例えば炉仮に対して3点制御と呼
ばれるものを準備することが知られており、その制御で
は幾つかの巻線が並列に配置され、それらの巻線は異な
る電力消費を許容する。然し乍ら、そのような配置は非
常に複雑化され、また特に多数の電力段階については経
済的に使用し得ない。
EP A20162620号が最初の項に述べた方法を
開示し、その中には各負荷が幾つかのサブ負荷に再分割
され、すなわち言うならば、例えばサブ巻線が供給電圧
電源に直列配置または並列配置で接続され得るような方
法で、加熱巻線が幾つかのサブ巻線に再分割されている
ことが開示されている。
従って各加熱負荷が2個のサブ負荷に再分割されている
場合、主電力段階が各加熱負荷に対して得られる。サブ
負荷が電源へ並列配置で接続された場合には、サブ負荷
は最大の電流を消費する。最小に電力を消費する電力段
階は直列配置であり、直列配置では両巻線は電源へ直列
配置で接続される。電力供給を制御するそのような方法
では、従って幾つかの主電力段階が2個のサブ負荷に再
分割された加熱負荷について可能である。然し乍ら、こ
のような電力類別は例えば電気炉の炉板のようなある種
の用途に対してはしばしば不充分である。
電力消費がより細かく類別された電力供給の制御のため
に、主電力段階の間をあちらこちらへ切り換えたりある
いは毎回ただ与えられた期間のみ主電力段階をオンに切
り換えたりすることが可能である。然し乍ら、大きい電
力消費によって、電源汚染の問題が起こる。負荷をオン
、オフする切り換えの際に、実際にはスイッチングサー
ジが起こり、それが相当する電源電圧変動を引き起こす
目は25Hzより下の周波数領域では特にそのような電
源電圧変動に非常に敏感に反応するので、従って、相当
する装置に対して、充分小さいスイッチングサージとそ
れにより起こる電源汚染しか許容しない規定が存在する
。関連規定はIEC規格555“家庭用器具および同様
の電気設備により起きる電源の騒乱“′である。電源に
接続された電気的負荷によって、50Hz以上のどれだ
けの高調波の含有量と、50Hz以下のどれだけの電源
電圧変動が起こされてよいかが規定されている。更に、
正味の直流電流(netto direct curr
ent)の非常に小さい影響が規定されている。
実際には、その時この規格が維持できないので特に50
0Wを超える負荷に対して前述のような主電力段階の間
のより短い切り換え時間は実際にもはや不可能であると
言うそのような規格の維持に対する問題が起こる。大電
力を消費する装置が起こす電源電圧変動は、しばしば“
フリッカ”と名付けられることは注意すべきである。
前述のEP A20162620号に記述された電力段
階によっては、異なる電力段階間の切り換え時にスイッ
チングサージが大き過ぎ、更に許容し難い正−’(− 味の直流電流効果が起こるので、このIEC規格は維持
され得ない。
DH−053426046号は更に電気的連続加熱器を
開示し、その電気的連続加熱器には2つの電力段階が備
えられる。低い側の電力段階は2個の並列接続された加
熱用抵抗器からなる負荷によって構成され、それは3相
電流電源の1相に接続される。
高い側の電力段階は星形回路に配置された加熱用抵抗器
によって構成され、それは3相電流電源の各相に接続さ
れる。従って、2つの電力段階は2個より多いサブ負荷
によって実現される。高い側の電力段階は1つの交流電
源によってではなくて、3相電流電源によってのみ実現
され得る。
本発明はその目的のために最少限のスイッチングサージ
で電気的負荷、特に大電力を消費する負荷への電力の供
給を制御する方法を備え、その方法は既知の主電力段階
に加えて更に細かい電力段階を含み、その方法は交流電
源設備のスイッチングサージ効果と正味の直流電流効果
に対する関連国際規格を維持する。
本発明に従って、この目的は、より細かく電力供給を制
御するために更に6つの中間電力段階が準備され、その
中で、3つの主電力段階から出発し、6つの交流半波か
らなる連続的に繰り返えされる循環中で第1の中間電力
段階では各循環の第3番目と第6番目の半波の間、また
第2の中間電力段階ではそれに加えて第2番目と第5番
目の半波の間毎回次に低い主電力段階へ切り換えられ、
出発する主電力段階が直列配置の場合にはその次に低い
主電力段階はオフに切り換えられた電力消費とすること
によって達成される。
この方法に従って、主電力段階に加えて更に中間電力段
階が準備される。更に、1循環は6つの交流半波を含ん
で準備される。そのような循環が連続して繰り返えされ
る。6つの半波からなる1循環の長さには正味の直流電
流効果は循環の長さ全体にわたって存在しない。
交流電源へ3つの主電力段階で接続され得る2個のサブ
負荷をそれぞれ含む負荷に対して、従って6つの交流半
波からなる1循環が準備される。
最大スイッチングサージについての関連規格を維持する
ために、第1の中間電力段階では1つ下の主電力段階へ
各循環の第3番目と第6番目の半波の間毎回切り換えら
れる。これに加えて、第2の中間電力段階が準備され、
その段階では第3番目と第6番目の半波に加えて、第2
番目と第5番目の半波の間もまた毎回次に低い主電力段
階へ毎回切り換えられる。従って、3つの主電力段階か
ら出発して、毎回2つの中間電力段階があり、だから全
体では6つの中間電力段階が存在する。
従って、3つの主電力段階から出発して、各循環中の幾
つかの決められた交流半波の間、1つ低い主電力段階へ
そのような循環ごとに切り換えられる。例えば、2個の
サブ負荷の並列配置から出発して、更に中間電力段階が
準備される場合には、並列配置の主電力段階から出発し
て、各循環の第3番目と第6番目の交流半波ごとに1つ
低い電力段階へ切り換えられる。今の例では、並列配置
の各循環における第3番目と第6番目の交流半波ごとの
間、交互にサブ負荷の個別のスイッチ・オンに切り換え
られることをこれは意味する。従って、基本的には各循
環での全ての交流半波の間並列配置がスイッチ・オンさ
れているが、然し各第3番目の交流半波の間は加熱負荷
の中の第1のサブ負荷または第2のサブ負荷のいずれか
のみがスイッチ・オンされ、また各第6番目の交流半波
の間は第2のサブ負荷または第1のサブ負荷のいずれか
のみがスイッチ・オンされる。この例から出発して、更
に別の中間電力段階が準備される。この例では、第2の
中間電力段階に対してそれは2個のサブ負荷の並列配置
の主電力段階に基礎を置いており、付加的に第2番目と
第5番目の半波においてもまた次に低い主電力段階へ切
り換えられる。
今の例では、これは2個のサブ負荷が交互にスイッチ・
オンされることを意味する。この第2の中間電力段階の
1循環は、例えば第2番目と第5番目の半波の間第1の
サブ負荷へ切り換えられ、第3番目と第6番目の半波の
間第2のサブ負荷へ切り換えられること、および各循環
の第1番目と第4番目の半波の間2個のサブ負荷は電源
へ並列に接続されることである。、1循環は6つの交流
半波を含むから、上述の方法で少なくとも2つの中間電
力段階が2つの主電力段階の間に配設され、これらの中
間電力段階は2個のサブ負荷が等しい場合には電源へ正
味の直流電流の影響を与えない。
勿論、上述の方法によって、更に別の中間電力段階が残
りの主電力段階の間に準備され得る。例えば、負荷を構
成する2個のサブ負荷が交互にスイッチ・オンされる主
電力段階から出発して、循環中の少しの交流半波の問直
列配置の主電力段階へ切り換えられる。2個のサブ負荷
の直列配置に対しては、第1の中間電力段階では第3番
目と第6番目の半波の間電力消費零に切り換えられるこ
とにより、また第2の中間電力段階ではこれに加えて各
循環において第2番目と第5番目の半波ごとの間電力消
費零に切り換えられることにより、この主電力段階に基
づいた2つの中間電力段階が得られる。今の例では、3
つの主電力段階に加えて、全体では従って6つの中間電
力段階が存在する。
この方法を使うことによって、従って全体で9つの電力
段階が得られ、この中間段階によってスイッチングサー
ジの影響が最少限となる。毎回妥当な規格に切り換えら
れ得るようにスイッチングサージの残留効果が得られる
周波数領域を自由に選択できることが、この方法の特別
な効用である。
個々の半波を切り換えると的はずれの周波数領域でスイ
ッチングサージの影響を放任する。この方法は更に、簡
単に構成された配置によって実現できるという効用をも
有する。もっと詳しく言うと、加熱負荷の機械的構成に
ついては何ら特別の配置を必要とせず、負荷ごとに単に
少なくとも2個のサブ負荷が必要なだけである。従って
、配置については経済的な構造が得られる。
DB−八31801404号またはDB−OS 300
3451号はそれぞれ電力供給の制御用回路配置を開示
しており、その中では最高の電力段階で1循環中の全て
の交流半波が負荷へ接続される。より低い電力段階では
、交流半波がスイッチ・オフされる。従って、この回路
配置によっては少なくとも2個のサブ負=14− 荷を有する負荷は制御されない。従って、例えば並列配
置の主電力段階に基づいた中間電力段階の実現は不可能
である。
本発明の別の実施例に従って、第1の電力段階からこの
第1の電力段階に基づく第2のより高い電力段階へ次々
とまた増加する順序で切り換えるために、この第2の電
力段階に達するまで少なくとも1循環の期間中毎回次に
高い電力段階がスイッチ・オンされることが確保される
この方法はまた、電源へのスイッチングサージの影響を
より少ししか与えないで、異なる電力段階間を切り換え
ることができ、それらの両電力段階は、主電力段階であ
っても中間電力段階であってもどちらでもよい。この目
的のために、第1の電力段階から出発して、最初にこの
第1の電力段階の上にある次に高い電力段階がスイッチ
・オンされるような方法で第2のより高い電力段階へ切
り換えられる。これは少なくとも1循環の期間行われる
。続いて、この電力段階から出発して、また少なくとも
1循間の期間、再び次により高い電力段階がスイッチ・
オンされる。このように、切り換えられるべき第2の電
力段階に達するまで、この手順が続けられる。また、こ
のように少なくとも1循環の期間スイッチ・オンされて
第1と第2の電力段階の間に配置される電力段階は、主
電力段階または中間電力段階のいずれであってもよい。
この方法で切り換えが進められた場合には、1つの電力
段階に永久的に投入されている場合に較べて少しだけ高
いスイッチングサージの影響を電源に与えるだけである
本発明の更に別の実施例に従って、第2のより低い電力
段階へ切り換えるために、電力段階の減少する順序によ
る相当する方法で進められることが確保される。スイッ
チ・オンされるべき第2の電力段階が第1の電力段階よ
り低い電力消費を有する場合には、電力段階の減少する
順序のみを除いて同様の方法で有利に進められる。この
場合にもまた、第1と第2の電力段階の間に置かれる全
ての電力段階は、少なくとも1循環の期間スイッチ・オ
ンされる。
=15− 本発明の更に別の実施例に従って、サブ負荷を任意の電
力段階へ接続する場合に、少な(とも1循環の期間最低
の中間電力段階へ最初に接続されることが確保される。
任意の電力段階へ切り換える場合にもまた最少限のスイ
ッチングサージですませるために、利用できる最低の中
間電力段階へ最初に切り換えられる。これは少なくとも
l透間の期間行う。続いて、前もって選択された電力段
階がスイッチ・オンされ、その電力段階は再び中間電力
段階と同様に主電力段階であってもよい。最低の中間電
力段階が選択された電力段階の前にスイッチ・オンされ
た場合には、特別に高い電力のスイッチ・オンに際して
も、電源へのスイッチングサージ効果がかなり低減され
る。
本発明の更に別の実施例に従って、電力消費の更に別の
中間類別が準備され、その類別に対しては2つの相隣る
電力段階の間をあちらこちらへ1循環の整数倍の期間で
切り換えられることが確保される。
一様に更に細かく区分された電力消費に対し、この方法
は1循環の整数倍の期間であちらこちらへ切り換えるこ
との実現性を備える。このようにして、更に別の電力段
階が得られ、その電力段階に対しては電源へのスイッチ
ングサージ効果はほとんど高くない。
本発明の更に別の実施例に従って、最小の中間電力段階
の下に更に別の電力段階が準備され、その電力段階に対
しては最小の中間電力段階とスイッチ・オフの電力消費
との間を、1循環の整数倍の期間であちらこちらへ切り
換えられることが確保される。
ある種の応用では、本発明に従った最小の中間電力段階
よりも下に更に別の電力段階を備えることが望まれる。
従って、1循環の整数倍の期間で最小の中間電力段階と
スイッチ・オフの電力消費との間をあちらこちらへ切り
換えることの実現性がある。このとき多数の循環を保つ
こともまた可能であり、その循環に対して最小の中間電
力段階と電力消費零とがいろいろの大きさに切り換えら
れる。例えば、1回の循環の期間最小の中間電力段階が
スイッチ・オンされ得て、2回の循環の期間電力消費が
スイッチ・オフされ得る。理論的には最小の中間電力段
階の下に任意の数の更に別の電力段階が準備できるよう
に、循環の数はその都度更に可変である。
電気炉にますます用いられているような、サブ負荷とし
てハロゲンランプを用いる負荷に対しては特に、そのよ
うなハロゲンランプのタングステン螺旋が熱い状態より
も冷たい状態の方がより低い抵抗を有するので、スイッ
チングサージ効果についての問題が起こる。これは、こ
のような負荷に対して負荷をスイッチ・オンした場合に
特別に高いスイッチングサージ効果が生じることを意味
する。これらの問題についてもっと正確に言えば、本発
明にかかる方法が、例えば800Wの電力を消費するそ
のようなハロゲンランプに対してもまた、紺かい類別に
よる電力供給を制御することが実現できるので、本発明
にかかる方法が大きい効果を有する。
更に、ここに記述した本発明にかかる方法は、ここに記
述された循環の中での切り換えの変化が未だ充分に急速
に影響されるので、はんのわずかなほのかに光る光も表
現することができる。
本発明の更に別の実施例に従って、サブ負荷が中間電力
段階へ切り換えられる2つまたはそれ以上の負荷の動作
を通して、第1の負荷が第1の中間電力段階の1つに切
り換えられる場合にはこの第1の負荷の循環に関して第
2の負荷の循環が2つの半波の期間だけ時間的にシフト
され、第1の負荷が第2の中間電力段階の1つに切り換
えられる場合には第2の負荷の循環が1つの半波の期間
だけシフトされることが確保される。
第1の負荷に関連して第2の負荷をそのようにシフトす
ることによって、負荷が比較的高い電力を消費する2つ
の負荷のそれぞれの循環中の半波が、同時には起こらず
に少なくとも1半波だけ相互にシフトされると言う効用
を特に有する。このようにして、2つまたはそれ以上の
負荷の動作の間に、電源から比較的−様な電力を抽出す
ることができる。
本発明は更に、熱源として光を用いる料理用装置にも関
連し、その装置はサブ負荷として準備された2個のハロ
ゲンランプによって構成された少なくとも1個の加熱用
負荷を含み、そのハロゲンランプはスイッチと共にブリ
ッジ回路を形成し、一方制御ユニットが準備されて、そ
の制御ユニットはサブ負荷が交流電源へ直列配置か交互
に個別かまたは並列配置での3つの主電力段階に任意に
少なくとも6つの交流半波の間接続され得るような方法
でこのスイッチを制御する。さらにこの制御ユニットは
それに加えてサブ負荷が任意に6つの中間電力段階へ切
り換えられるような方法でスイッチを制御し、一方では
3つの主電力段階から出発して、6つの交流半波からな
る連続的に繰り返えされる循環中で第1の中間電力段階
では各循環の第3番目と第6番目の半波の間、また第2
の中間電力段階ではそれに加えて第2番目と第5番目の
半波の間毎回次に低い主電力段階へ切り換えられ、出発
する主電力段階が直列配置の場合には−20= その次に低い主電力段階はスイッチ・オフされた電力消
費であることが確保される。スイッチとしてはトライア
ックが使用される。
本発明を実施するために、図面を参照しつつ例を用いて
より詳細に以下説明する。
電気的負荷へ電力供給を最少のスイッチングサージで制
御する方法を実施するための第1図に示された配置は、
制御ユニット1を有し、その制御ユニット1は供給キー
ボード2と電子的制御ユニット3とに再分割される。電
子的制御ユニット3は一般にマイクロプロセッサ配置を
含む。電子的制御ユニット3から3本の制御線4が切り
換えユニット5へ延び、その切り換えユニット5は光学
的結合器(図示されていない)を具えて、電子的制御ユ
ニット3から制御線4を通して制御信号を受は取る。図
中に示されていないトライアック制御要素もまた切り換
えユニット5内に存在する。
そのような光学結合器とトライアック制御要素とを具え
る回路は雑誌″Siemens Components
” Vol。
18 (1980,part 2. P 69. Fi
g、12)に記載されている。これらのトライアック制
御要素はブリッジ回路9内に存在する3個のトライアッ
ク6.7および8を制御する。トライアック6はブリッ
ジの1分岐中で負荷Aと直列に配置される。トライアッ
ク8は第2のブリッジ分岐中で負荷Bと直列に配置され
る。2つの分岐の中央はトライアック7を通して結合さ
れ、そのトライアック7が負荷AとBとを直列にするこ
とができる。負荷Aとトライアック8との間の結合点は
一方で、またトライアック6と負荷Bとの間の結合点は
他方で220■の交流電圧へ接続される。
2個の負荷AとBとは共通の電気的負荷のサブ負荷を表
現する。このサブ負荷はハロゲンランプであり、それは
熱源として光を用いる料理用装置内に配置される。トラ
イアック6.7および8と組み合わされた制御手段とは
制御ユニット1を含み、切り換えユニット5はトライア
ック6.7および8の駆動を行う。これらのトライアッ
クの適切な駆動によって、2個のサブ負荷へ再分割され
たこの負荷についての3つの主電力段階へ切り換えるこ
とができる。全てのトライアックが非導通状態に切り換
えられた場合には、負荷はスイッチ・オフされる。トラ
イアック6のみが導通状態に切り換えられた場合には、
負荷Aが個別に電源電圧(220V)へ接続される。ト
ライアック8のみが導通状態に切り換えられた場合には
、負荷Bが電源へ接続される。トライアック7が導通状
態に切り換えられた場合には、負荷AとBとが直列に電
源へ接続される。トライアック6とトライアック8の両
方が導通状態に切り換えられた場合には、負荷AとBと
が並列に電源へ接続される。3個のトライアック6.7
および8の適切な駆動によって、従って負荷AとBとが
3つの主電力段階へ適切な方法で切り換えられ得る。
然し乍ら、第1図に図式的に示された配置によって、付
加的に本発明の方法に従って準備された中間電力段階も
また切り換えられ得る。この目的に対して、電子的制御
ユニット3が電源の交流半波を確認できるように、22
0■の電源電圧で電子的制御ユニット3の入力端子10
へ供給される。
第2図はawiの全部が6切り換え循環を示し、その中
で、例えば第1図に示した負荷AとBとが切り換えられ
る。
これらの循環のそれぞれは毎回6つの半波の長さを有す
る。循環Cの場合には、すなわち各循環の6つの半波全
てについて、負荷AとBとが電源に直列に接続される。
これが第1の主電力段階である。切り換え循環fでは、
負荷AとBとは交互に個別に電源へ切り換えられ、負荷
Aは毎回半波1.3および5に電源へ接続され、負荷B
は各循環で毎回半波2,4および6に電源へ接続される
切り換え循環iでは、負荷AとBとは6つの半波全てに
ついて電源へ並列に毎回接続される。切り換え循環c、
  fおよびiの半波の振幅差違は、継承のこの順序で
増加する3つの主電力段階の電力消費を象徴的に示して
いる。
切り換え循環すには第1の中間電力段階が示され、それ
は循環Cに示された負荷AとBとの直列配置の主電力段
階から出発することができる。第1の中間電力段階であ
る切り換え循環すでは、循−24= 環中の第3番目と第6番目の半波の間スイッチ・オフの
電力消費に切り換えられる。なぜならば、両負荷が直列
配置されているこの主電力段階ではスイッチ・オフが次
に低い主電力段階であり、これはこの場合には電力消費
が零であるからである。
切り換え循環aでは、両負荷が直列配置された主電力段
階であるCで表現された切り換え循環から出発して、第
2の中間電力段階がまた表現され、この第2の中間電力
段階では第3番目と第6番目の半波のみならずそれに加
えてこの循環の第2番目と第5番目の各半波の間スイッ
チ・オフの電力消費に切り換えられる。第2の中間電力
段階のaで表現される切り換え循環では、負荷AとBと
は従って半波1と4の間のみ直列配置で電源へ接続され
る。
切り換え循環が第2図Cに表現されている第1の主電力
段階から出発して、切り換え循環がbで表現されている
第1の中間電力段階では2/3シか電力を消費せず、一
方aで表現される第2の中間電力段階では1/3シか電
力を消費しない。
26一 加うるに、他の2つの主電力段階にも毎回2つの中間電
力段階が準備される。両負荷が交互に個別に電源へ接続
される、第2図に切り換え循環fで表現される主電力段
階に対しては、2つの中間電力段階は切り換え循環がe
である第1の中間電力段階と、切り換え循環がdである
第2の中間電力段階とである。
切り換え循環eにより表現される負荷を交互に接続する
主電力段階から出発する第1の中間電力段階は、次に低
い主電力段階すなわち従ってこの場合には負荷AとBと
が直列配置された主電力段階へ、第3番目と第6番目の
半波の間切り換えられる。このようにして、切り換え循
環eで表現される第1の中間電力段階では、負荷Aが半
波lおよび4の間電源へ個別に接続され、負荷Bが半波
2および5の間電源へ個別に接続され、負荷AとBとが
半波3および6の間電源へ直列にして接続される。この
主電力段階の部分を形成しその切り換え循環が第2図d
で表現される第2の中間電力段階では、先の場合に加え
て半波2および5の間2個の負荷の直列配置に切り換え
、従ってこの循環の第1番目の半波の間負荷Aが電源へ
個別に接続され、この循環の第4番目の半波の間負荷B
が電源へ個別に接続され、この循環の残りの半波の間2
個の負荷が電源へ直列に接続される。
第2図iには負荷AとBとが電源へ並列に接続された第
3の主電力段階が示される。この主電力段階から出発し
てもまた、再び2つの中間電力段階が備えられ、それら
は第2図りおよびgに示される。第2図りに第1の中間
電力段階が示され、そこではこの循環の第3番目と第6
番目の半波の開成に低い主電力段階へ切り換えられ、従
ってこの場合はこれらの循環の間負荷AとBとが交互に
電源へ切り換えられ、このことは今の例では半波3の間
負荷Aが個別に電源へ、半波6の間負荷Bが個別に電源
へ接続されることを意味する。この循環の残りの半波の
間は負荷AとBとが電源へ更に並列に接続される。切り
換え循環gには第2の中間電力段階が示され、それは負
荷の並列配置の主電力段階から出発して得られる。この
場合に、半波2,3,5.6の間は負荷AとBとが交互
に個別に電源へ接続され、一方半波1と4の間はAとB
とが更に並列に接続される。今の場合には、負荷Aは半
波2および5の間電源へ個別に毎回接続され、負荷Bは
半波3および6の間電源へ個別に毎回接続される。
第2図に示された実施例では、従って、本発明にかかる
方法に従う3つの主電力段階のそれぞれに対して得られ
る2つの中間電力段階の毎回の循環が示される。切り換
え循環がCで表現される主電力段階に対しては、切り換
え循環すを有する第1の中間電力段階と切り換え循環a
を有する第2の中間電力段階が得られる。切り換え循環
fを有する主電力段階に対しては、切り換え循環eを有
する第1の中間電力段階と切り換え循環dを有する第2
の中間電力段階が、また切り換え循環iを有する主電力
段階に対しては、切り換え循環りを有する第1の中間電
力段階が切り換え循環gを有する第2の中間電力段階と
同様に得られる。
第2図に示された例では、従って主電力段階に加えて全
体で3つの中間電力段階が3つの主電力段階に準備され
る。これら全体で9つの電力段階は、第2図で各時間循
環に付けられたアルファベットの順序で消費する電力が
増大する。
更に、もっと別の電力段階が3つの主電力段階と6つの
中間電力段階とから構成される9つの電力段階の間に準
備され得て、その場合には2つの相隣る電力段階の間を
あちらこちらへ切り換えられる。例えば、別の電力段階
を形成するために、制御ユニット1は第1図aに示した
ような6つの半波の第1の循環(負荷の直列配置による
主電力段階から出発して得られる第2の中間電力段階)
を最初に作り、6つの半波を有するその後の5つの循環
では電力消費がスイッチ・オフに切り換えられる。続い
て再び第2図aに示したような切り換え循環が作られ、
それから5つの循環の間型力消費がスイッチ・オフにさ
れる。
スイッチ・オンの際には、制御ユニット1は可能な限り
小さいスイッチングサージ効果を保つために最低の電力
循環を有する切り換え循環を選ぶ。
=30− 少なくとも1循環の期間経過後に、次に高い電力消費を
有する切り換え循環へ切り換えられる。これが前もって
選択されている電力段階に達するまで続けられる。
第3図において、第1図には示されていない2個の負荷
の切り換え循環が第1図に示されているものの下に示さ
れる。上側の曲線変動には2個のサブ負荷AおよびBを
含む負荷の切り換え循環が示されており、下側の曲線変
動には2個のサブ負荷CおよびDを含む負荷の切り換え
循環が示されている。
これら2個の負荷のそれぞれは、例えば第1図に示され
た配置で接続され得る。
上側の曲線変動にはサブ負荷AおよびBの切り換え循環
が示され、2個のサブ負荷は2個の負荷の交互接続の主
電力段階から出発する第2の中間電力段階に切り換えら
れる。
従って、第1の負荷は可能な第2.の中間電力段階の1
つに切り換えられたから、本発明にかかる方法に従って
サブ負荷CおよびDを含む第2の負荷は第1の負荷の循
環に関して時間的に半波の期間だけシフトされたように
接続される。2個のサブ負荷CおよびDは今の例では電
源へ負荷が交互接続される主電力段階から出発する第1
の中間電力段階へ切り換えられている。第2の負荷の循
環の時間的なシフトだから、負荷Cは半波の遅れによっ
て、すなわち言うならば負荷AおよびBの第2の半波の
間、スイッチ・オンされる。
この−群では、2つの負荷のピーク電力が負荷の一方の
切り換え循環のシフトによって時間的に一致しないので
、比較的−様な電力消費が両方の主負荷の動作の間に得
られる。今の例では、2個の負荷の直列配置の故に負荷
AおよびBが比較的低い電力を消費する時に、負荷Cお
よびDが比較高い電力を消費する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる方法を実施するのに適した2個
のサブ負荷を有する負荷を具えた配置を示し、 第2図はa −iに本発明にかかる方法に従って電力供
給を制御する切り換え循環を示し、第3図は本発明にか
かる方法により2つの負荷のピークをずらした循環を示
す図である。 1・・・制御ユニット    2・・・供給キーボード
3・・・電子的制御ユニット 4・・・制御線5・・・
切り換えユニット 6.7.8・・・トライアック 9・・・ブリッジ回路    10・・・入力端子特許
出願人   エヌ・ベー・フィリップスフルーイランペ
ンファブリケン 番

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.負荷が特に加熱用の負荷であり、その負荷は2個の
    等しいサブ負荷にそれぞれ電気的に分割されて、その負
    荷ではそれぞれの負荷のサブ負荷が交流電源へ直列配置
    か交互に個別にまたは並列配置での少なくとも3つの主
    電力段階で任意に接続され得るものにおいて、より細か
    く電力供給を制御するために更に6つの中間電力段階が
    準備され、その中で、3つの主電力段階から出発し、6
    つの交流半波からなる連続的に繰り返えされる循環中で
    第1の中間電力段階では各循環の第3番目と第6番目の
    半波の間、また第2の中間電力段階ではそれに加えて第
    2番目と第5番目の半波の間毎回次に低い主電力段階へ
    切り換えられ、出発する主電力段階が直列配置の場合に
    はその次に低い主電力段階はオフに切り換えられた電力
    消費であることを特徴とする負荷への電力供給を最少の
    スイッチングサージで制御する方法。
  2. 2.第1の電力段階から第2のより高い電力段階へ切り
    換えるために、第1の電力段階から出発して第2の電力
    段階に達するまで、次々とまた増加する順序で、少なく
    とも1循環の期間中、毎回次に高い電力段階がスイッチ
    ・オンされることを特徴とする請求項1記載の負荷への
    電力供給を最少のスイッチングサージで制御する方法。
  3. 3.第2のより低い電力段階へ切り換えるために、電力
    段階の減少する順序による相当する方法で進められるこ
    とを特徴とする請求項2記載の負荷への電力供給を最少
    のスイッチングサージで制御する方法。
  4. 4.サブ負荷を任意の電力段階へ接続する場合に、少な
    くとも1循環の期間最低の中間電力段階へ最初に接続さ
    れることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    負荷への電力供給を最少のスイッチングサージで制御す
    る方法。
  5. 5.電力消費の更に別の中間類別が準備され、その類別
    に対しては2つの相隣る電力段階の間をあちらこちらへ
    1循環の整数倍の期間で切り換えられることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の負荷への電力供給を
    最少のスイッチングサージで制御する方法。
  6. 6.最小の中間電力段階の下に更に別の電力段階が準備
    され、その電力段階に対しては最小の中間電力段階とス
    イッチ・オフの電力消費との間を、1循環の整数倍の期
    間であちらこちらへ切り換えられることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の負荷への電力供給を最少
    のスイッチングサージで制御する方法。
  7. 7.サブ負荷が中間電力段階へ切り換えられる2つまた
    はそれ以上の負荷の動作を通して、第1の負荷が第1の
    中間電力段階の1つに切り換えられた場合にはこの第1
    の負荷の循環に関して第2の負荷の循環が2つの半波の
    期間だけ時間的にシフトされ、第1の負荷が第2の中間
    電力段階の1つに切り換えられた場合には第2の負荷の
    循環が1つの半波の期間だけシフトされることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の負荷への電力供給
    を最少のスイッチングサージで制御する方法。
  8. 8.負荷のサブ負荷が同じ電力消費を有することを特徴
    とする請求項1〜7のいずれかに記載の負荷への電力供
    給を最少のスイッチングサージで制御する方法。
  9. 9.熱源として光を用いる料理用装置であって、2個の
    ハロゲンランプを含む少なくとも1つの加熱負荷を含み
    、そのハロゲンランプはサブ負荷として準備されスイッ
    チと共にブリッジ回路を形成し、一方制御ユニットが準
    備されて、その制御ユニットはサブ負荷が交流電源へ直
    列配置か交互に個別にまたは並列配置での3つの主電力
    段階に任意に少なくとも6つの交流半波の間接続され得
    るような方法でこのスイッチを制御する、請求項1〜8
    のいずれかに記載の方法を実行するために、この制御ユ
    ニットはそれに加えてサブ負荷が任意に6つの中間電力
    段階へ切り換えられるような方法でスイッチを制御し、
    一方では3つの主電力段階から出発して、6つの交流半
    波からなる連続的に繰り返えされる循環中で第1の中間
    電力段階では各循環の第3番目と第6番目の半波の間、
    また第2の中間電力段階ではそれに加えて第2番目と第
    5番目の半波の間毎回次に低い主電力段階へ切り換えら
    れ、出発する主電力段階が直列配置の場合にはその次に
    低い主電力段階はスイッチ・オフされた電力消費である
    ことを特徴とする料理用装置。
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