JPH01111205A - シーケンス制御装置用サービス・モジュール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシーケンス制御装置に使用されるサービス・モ
ジュールに関するものであり、更に詳しくいえば特にス
ープおよび飲料自動販売機に用いられるシーケンス制御
装置に使用されるものである。

スープおよび飲料自動販売機は、複数のオン−オフ・ス
イッチを操作するための複数のカムを含　　　　゛む電
気機械的な機構により制御されるのが普通であった。そ
れらのカムは共通の軸に取付けられて共に回転し、固定
された一定の順序でスイッチを操作して、いくつかの出
力信号を所定の順序で発生させるようになっている。そ
れらの信号の発生時刻は共通軸に取付けられているカム
の角度位置を調整することにより修正できるが、この修
正は非常に不正確である。通常は、各調整の後で自動販
売機に一連の動作を行わせ、かつ各動作量のタイミング
をとって、調整により自動販売機の動作が受けた影響を
決定する。

そのようなシーケンス制御装置は所期の限られた目的に
は満足できるものであるが、動作に融通性がなく、調整
が困難である。したがって、融通性に富み、構成が簡単
で、製作コストが低いシーケンス制御装置を製作するこ
とが望ましい。

従来の自動販売機の別の欠点は、その販売機の機構に触
れることを許されていない人が、タイミング調整の修正
を行うことができることである。

制御機構を内蔵している自動販売機などの内部に手を触
れることができる人ならだれでもタイミングカムを動か
すことができるから、その販売機の所有者が販売機の実
際の動作を管理することはほとんどできない。

この種の従来の自動販売機の更に別の欠点は、各動作サ
イクルの間にカム軸を同じ角度だけ回転させなければな
らないことから生ずる。このことは、全ての可能な動作
が可能な最長の動作をするのに要する時間を要すること
を意味する。そのために、動作を行うのに要する時間を
短縮できる動作に対しても、自動販売機の販売速度を著
しく低下させることになる。

本発明の目的は、目的を達成するための制御数が非常に
少なく、比較的小型で安価なサービス・モジュールを提
供することである。

本発明の別の目的は、装置の制御装置の記憶場所の内容
を、手動による調整をできるだけ少なくして、迅速に増
加または減少するための手段を有するそのようなサービ
ス・モジュールを提供することである。

本発明の更に別の目的は、記憶内容をオペレータが大幅
に修正できるようにするやり方で、プログラム制御記憶
器から記憶内容を増加または減少するための要素を有し
、調整を行うために必要な機器は非常に少なく、かつ調
整に要する時間が非常に短くてすむ前記したようなサー
ビス・モジュールを提供することである。

本発明の実施例においては、シーケンス制御装置はサー
ビス・モジュールを有する。このサービス・モジュール
には表示器と、チャンネル・アドレスを選択するための
要素と前記チャンネル・アドレスにより識別される記憶
場所の内容の個々の部分を修正するための要素とを有し
、サービス・モジュールが制御装置に接続されている時
には前記記憶場所の内容を修正するようにされ、接続さ
れない時は前記内容を修正しないようになっている。

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図にはコーヒー、紅茶、ホットチョコレートのよう
な飲料およびスープを自動販売するスープおよび飲料自
動販売機１０が示されている。この自動販売機１０は硬
貨投入口１２と複数の押しボタン１４を有する。押しボ
タン１４は希望のスープまたは飲料を選択するため、お
よび選択される飲料が紅茶またはコーヒーの場合にクリ
ームや砂糖を入れるために用いられる。コツプ１８を置
くコツプ置き場所１６が設けられる。コツプ置き場所１
６の天井部に設けられている注ぎ口２０を有する分配機
構により、選択されたスープまたは飲料がコツプ１８の
中に注入される。

自動販売機に投入された硬貨の金額等の情報を買い手に
与えるためにいくつかの指示灯２２が設けられる。第１
図に示す自動販売機では、１０個の押しボタンが設けら
れ、それらの押しボタンはブラックコーヒー、クリーム
コーヒー、砂糖入りコーヒー、クリームと砂糖入りコー
ヒー、サン力（５ａｎｋａ）、ホットチョコレート、紅
茶、スープ、クリーム、砂糖をそれぞれ選択するために
用いられる。初めの８個の押しボタン（これらの押しボ
タンは順序選択制御器と呼ぶこともある）はスープまた
は飲料の選択に用いられ、残りの２個の押しボタンはコ
ーヒー、サン力または紅茶の注入中に押して、追加のク
リームまたは追加の砂糖をそれぞれ選択するために用い
られる。

第２図は第１図に示す自動販売機１０の前面カバーを除
いて、自動販売機１０の内部の一部を示す図である。自
動販売機１０の内部にはスペース２４を占めるいくつか
のマガジンが設けられる。

これらのマガジンの中にはそれぞれ濃縮されたコーヒー
、ホットチョコレート、紅茶、スープなどが入れられる
。それらの濃縮された飲料およびスープは、硬貨が投入
されて希望の押しボタンが押された時に、その押しボタ
ンに対応する飲料またはスープの濃縮液に湯が混合され
てからコツプ１８の中に注入される。コーヒーを入れる
ためのコーヒー・ブリュワーが場所２６に設けられる。

場所２４．２６の上方には回路板３０が設けられる。こ
の回路板３０には自動販売機１０のシーケンス制御装置
が設けられる。回路板３０はリボンケーブル３２．３４
により他の２つのユニットへ接続される。そのうちの１
つのユニット３６が第２図に示されている。ユニット３
６はケーブル３４により回路板３０へ接続される。ケー
ブル３４と回路板３０との間の接続を場合に応じて切り
離すことができるように、ケーブル３４と回路板３０と
の間の接続はなるべくジャックとプラグ接続３８で行う
ようにする。ユニット３６は種々の部品を支持する。そ
れらの部品は線３７によりスイッチ１４を含む種々のス
イッチへ接続されて信号を発生する。それらの信号は回
路板３０の制御装置へ送られる。それらの信号はスイッ
チ１４などに接続されている線に存在することがある過
渡信号から分離させられる。

回路板３０の背後に複数のリレー（図示せず）が設けら
れる。それらのリレーは回路板３０に設けられている部
品へ接続される。自動販売機１０の各種の機能を制御す
るために、それらのリレーは選択的に付勢される。例え
ば、コツプ１８をコツプ置き場１６に置くためにリレー
の１つが作動させられ、そのリレーの接点が、コツプ１
８を１個だけコツプ置き場１６へ置くための機構を動作
させるモータへ電力を供給するための回路を閉じる。自
動販売機１０の機械的な諸機能を行わせるための機構の
構造は自動販売機の分野では周知のものであり、かつ本
発明の構成要素ではないから、それらについての説明は
省略する。ただ、この自動販売機を適切に動作させるた
めに、それらのリレーが所要の電気回路を開閉すること
を理解されたい。

回路板３０にはマイクロプロセッサ・チップ３９と少数
の別の論理チップ６２および別のコネクタ４０がとりつ
けられる。コネクタ４０は多重導体レセプタクルで、プ
ラグ・ジャック４２（第３図）を受けるようにされてい
る。しかし、第１、２図に示す自動販売機１０が正常に
動作している間は、ジャックはコネクタ４０に接続され
ることはない。

シーケンサが動作させられている時は、本発明にかかる
サービス・モジュール４６（第３図）がコネクタ４０を
介して回路板３０へ接続される。

その時にはプラグ・ジャック４２がコネクタ４０の中に
挿入され、それによりリボンケーブル４４が回路板３０
をサービス・モジュール４６へ相互に接続する。サービ
ス・モジュール４６は適切な小数点を有するいくつかの
数字を表示する表示器４８を有する。サービス・モジュ
ール４６は４種類の動作モードのうちの１つを選択する
ために調節できる４位置セレクタ・スイッチも含む。ス
イッチ５０がｒ　ＶＥＮＤＪ位置にある時は自動販売機
１０は正常に動作する。スイッチ５０がｒｃＴ（ＡＮＮ
ＥＬ　Ｊ位置にある時は、表示器４８は複数のチャンネ
ル番号のうちの１つを表示する。チャンネル番号は記憶
場所のアドレスに対応する。マイクロプロセッサの修正
できるメモリにおいては、その記憶場所にはスタート時
刻とストップ時刻が記憶される。

スイッチ５０がｒＳＴＡＲＴ　ＴＩＭＥＪ位置にある時
は、スイッチ５０がｒＣＨＡＮＮＥＬ　Ｊ位置にあった
時に表示されたチャンネル番号により識別される記憶場
所に貯えられているスタート時刻を、表示器４８は表示
する。スイッチ５０がｒｓＴＯＰ　ＴＩＭＥ　Ｊ位置に
ある時は、表示器４８は選択されたチャンネルのストッ
プ時刻を表示する。

任意のチャンネルすなわち記憶場所の内容を選択的に増
加または減少させるために、２個の押しボタン５２．５
４が設けられる。押しボタン５２が押されると、選択さ
れたチャンネルの内容が可変の速さで減少させられる。

減少速度は初めは非常に低いが、比較的高い減少速度に
達するまでは、減少速度は連続して上昇する。押しボタ
ン５２がリセットされてから再び押されるたびに、減少
速度は初めの低い減少速度ヘリセットされる。これによ
り、オペレータは押しボタン５２を短時間のうちに何回
も押すことによって、選択された記憶場所の内容を非常
にゆっくりと減少させることができ、また押しボタン５
２を押した状態に保っておくだけで、選択されたチャン
ネルに記憶されている値を急速に減少させることができ
る。選択されたチャンネルに記憶されている内容を増加
させるために第２の押しボタン５４が設けられる。記憶
されている内容の増加速度は、押しボタン５２に関連し
て説明したようにして変えることができる。これにより
、サービス・モジュールは等しい容易さで大きな変更、
小さな変更または精密な変更を行うことができる。

ロック機能または非ロツク機能を行うためにインタロッ
ク押しボタン５６が設けられる。押しボタン５２．５４
のいずれかでスタート時刻を修正できるようにするため
には、押しボタン５６を押された状態にしなければなら
ない。また、押しボタン５２．５４のいずれかでストッ
プ時刻を修正できるようにするためには、押しボタン５
６を押されない状態にしなければならない。こうするこ
とにより、スタート時刻を修正させるためにオペレータ
は２個のスイッチ５０と５６を共に操作せねばならない
。そしてそのために、ストップ時刻だけを変更しない場
合に、ストップ時刻が誤って変更されるということが大
幅に減少する。はとんどの修正はストップ時刻のみにつ
いて行われるから、スタート時刻を変えるために押しボ
タン５６を押したままにしておく必要があることにより
、スタート時刻が誤って修正されることはほとんどなく
なる。サービス・モジュール４６は超小型で、４個の制
御機能だけを有する。このサービス・モジュールは簡単
ではあるが、回路板３０に設けられているシーケンス制
御装置を完全にプログラムするのに十分に強力である。

シーケンス制御装置のプログラミングは、複数の各チャ
ンネル場所へスタート時刻とストップ時刻を挿入するこ
とにより行われる。各チャンネル場所は与えられたリレ
ーまたは１組のリレーに対応し、スタート時刻とストッ
プ時刻は、各動作サイクルの間に、それらのリレーが付
勢され、または付勢を解かれる時刻を決定する。

−１４＝ 自動販売機１０を制御するための本発明のシーケンス制
御装置の動作においては、各販売動作サイクルは時刻零
から始まり、販売動作の開始とともにタイマがリセット
される。最後のリセット時から経過した時間がカウンタ
により連続して計時される。タイマの経過時間が全ての
チャンネルの全てのスタート時刻およびストップ時刻と
同期的に（かつ頻繁に）比較され、一致が検出された時
に関連するテストを行うプログラムが実行される。

関連するテストは一致を生じたチャンネルが、押しボタ
ン１４により選択された特定のシーケンスに関連するも
のかどうかを決定する。たとえば、スープが選ばれた時
はコーヒー・ブリュワ−２６は不要であるから、スープ
を出す間はコーヒー・ブリュワーの動作のスタート時刻
とストップ時刻は無関係である。一致を生ずるチャンネ
ルが選ばれた動作に関連するものであることが関連テス
トにより決定されたとすると、そのチャンネルに関連す
るリレーが、スタート時刻とストップ時刻のいずれが一
致を生じたかに応じて、付勢されたり、付勢を解消され
たりする。最後の関連する一致が認められると自動販売
機の動作は停止させられるが、可能な最も長いシーケン
スの持続時間を持つことなしに、自動販売機は次の販売
サイクルを行う用意を直ちにする。

第３図に示すサービスｅモジュールが回路板３０に対す
る位置になければ、スタート時刻とストップ時刻は変更
できない。これは自動販売機に関連して望ましい特徴で
ある。その理由は、自動販売機の種々の動作のタイミン
グを権限のない人が変えることを防ぐことが非常に望ま
しいからである。自動販売機の内部を調べたり、内部部
材を取り扱ったりする必要が生ずることがあるから、自
動販売機の内部に全く手を触れることができないように
することは不可能である。たとえば、硬貨骨は箱から硬
貨をとり出したり、マガジンの中に原料を入れたりする
必要がある。権限のないサービスマンが自動販売機の内
部機構などに手を触れる必要があることもあるから、機
械の動作タイミングを権限のない人が変えることを防ぐ
何らかの手段を講することは極めて望ましいことである
。

本発明を用いることにより、サービス・モジュールに無
関係にタイミング調節を行うことはできず、サービス・
モジュールは独立しており、かつ権限のあるサービスマ
ンだけがサービス・モジュールを有するから、タイミン
グ調節は権限を有するサービスマンだけが行えることに
なる。

マイクロプロセッサユニット３９はインテル（Ｉｎｔｅ
ｌ）社の８０４８型のような１チツプユニツトをなるべ
く用いるようにする。そのようなマイクロプロセッサは
２つの内部記憶領域を有する。

そのうちの１つはＲＯＭであり、他の１つはＲＡＭであ
る。ＲＯＭの内容は固定されており、現場で内容を修正
することはできない。ＲＯＭに保持されている情報は停
電期間中は保持されるから、ＲＯＭに含まれている再ス
タート・プログラムは停電後に自動販売機を再スタート
させることができる。しかし、ＲＡＭは揮発性メモリで
あるから、停電になるとＲＡＭに貯えられている内容は
失われる。ＲＡＭに貯えられているデータだけ−１７＝ をサービス・モジュール（第３図）の動作により修正で
き、ＲＡＭを取り扱うことなしにシーケンス制御装置を
動作させて、停電が直った後でも自動販売機の動作を継
続させるための手段が本発明には備えられていない。

本発明では、スタート時刻とストップ時刻に関連するデ
ータは一部がＲＯＭに貯えられ、一部がＲＡＭに貯えら
れる。ＲＯＭに貯えられているストップ時刻データは、
許容できるが必ずしも最適ではないやり方で自動販売機
を動作させる基本プログラムを形成する。

ＲＡＭへはサービス・モジュール４６を用いて増分時間
がロードされる。これらの増分時間はＲＯＭに貯えられ
ている基本プログラム、スタート時刻とストップ時刻の
値を増加させたり、減少させたりする。このように、Ｒ
ＡＭは各自動販売機を最適に動作させることができるよ
うに用いられ、正確な動作時刻は、ＲＯＭに貯えられて
いる基本値をＲＡＭに貯えられている修正値との間で加
減することにより、計算される。ＲＡＭに貯えられてい
る修正値はＲＯＭに貯えられている基本時刻と比較して
通常は小さいからＲＡＭの記憶容量は保たれ、スクラッ
チパド・メモリ、完全性テスト、テスト、関連テストな
どを行うためにＲＡＭを使用することを要するＭＰＵの
諸機能を行うためにＲＡＭの十分な容量が保たれる。

ＲＡＭの内容は停電中に失われることが普通であるが、
蓄電池を用意しておくことにより、停電中もＲＡＭへ電
力を供給し続けることができる。

短時間の停電にだけ備える必要がある場合には、比較的
小容量の蓄電池で十分である。長時間の停電に備えるた
めには大容量の蓄電池を必要とする。

あるいは、ＥＡＲＯＭのような独立した不揮発性メモリ
をＲＡＭとして用いることができる。このＥＡＲＯＭの
内容は書込みにより変更できるが供給電力が絶たれても
その記憶内容を失うことはない（１０年間も）。ＥＡＲ
ＯＭが用い・られる場合には、スタート時刻とストップ
時刻とのためにそのＥＡＲＯＭに貯えられている増分デ
ータは、停電の時間がどんなに長くてもその内容が失わ
れることは決してない。ＥＡＲＯＭは他の種類のメモリ
よりも高価であるから、その記憶容量を保持しておくこ
とは極めて有利であり、これは本発明ではＥＡＲＯＭに
修正値だけを貯えることによって達成できる。あるいは
、ＥＡＲＯＭはスタート時刻およびストップ時刻として
実際に用いられる時刻を貯えるから、増分データは貯え
る必要はない。

次に第４図を参照する。この図には本発明のシーケンス
制御装置の機能的なブロック図が示されている。ＭＰＵ
３９へはクロックパルス源６４と、電源６６と、硬貨機
構６８が接続される。クロックパルス源６４はＭＰＵ３
９のタイミングを制御するために用いられる。電源６６
は電源ケーブル７０を介して商用電源からとり出した電
力を、所要の極性および所要の電圧レベルにしてからＭ
ＰＵおよびその他のユニットへ供給する通常の電源であ
る。硬貨機構６８がＭＰＵ３９へ接続される。ＭＰＵ３
９は硬貨機構６８の状態について質問できる。使用され
ているＭＰＵが前記したインテル社の８０４８の場合に
は、硬貨機構６８はＭＰＵ３９のＴ１端子へ接続される
。ＭＰｕは、適当な命令の実行中に高い値または低い値
についてテストを行うことができる。クロックパルス源
６４と電源６６および硬貨機構６８は全て通常のもので
あるから説明は省略する。硬貨機構６８の機能は、定め
られた金額に相当する硬貨が硬貨投入口から投入された
時に、端子Ｔ１へ信号を与えて販売サイクルを開始でき
るようにすることである。必要金額に相当する硬貨が投
入されてから、品目選択押しボタン１４の１つを押すと
、販売サイクルが開始される。

ＭＰＵ３９には２つのポー）Ｐｉ、Ｐ２とデータバスＤ
Ｂが設けられる。データバスＤＢは８本の線より成り、
それらの線はＭＰＵ３９から１組のドライバ７８に接続
される。これらのドライバ７８の出力端子は１組のＬＥ
Ｄ６０のうちの適切な１つのＬＥＤと、１組のリレー８
０のうちの１つの適切なリレーに接続される。

ポートＰ２は８本の線７４を介して１組のドライバ８２
へ接続され、それらのドライバ８２の出力端子はいくつ
かのＬＥＤ６０と適切な１つのリレー８０に接続される
。

ポートＰ１は８本の線７２へ接続されて入力端子機能と
出力端子機能を行う。ポート１は、入力端子機能を行う
ときは複数のスイッチの状態を検出し、出力端子機能を
行うときは、与えられた任意の時刻に表示器のどの部分
を作動させるかを示す制御信号を表示器４８へ供給する
。データバスの出力端子はドライバ７８を介して表示器
４８へも接続され、表示器の種々の位置に表示すべき情
報を示す信号を与える。

線７２が入力端子として機能する時は、それらの線は自
動販売機の前面パネルに設けられている９個の押しボタ
ンスイッチ１４の状態と、サービス・モジュール４６の
スイッチの状態を検出する。

スイッチ１４のいずれか１つが閉じられたことがＭＰＵ
３９の動作中に認められるように、９個の各押しボタン
スイッチ１４は８本の線７２の独自の組合わせに接続さ
れる。なるべくなら、全部で１０個のスイッチは電源か
らの影響を受けないようにするために、光学的アイソレ
ータにより分離するとよい。そのようなアイソレータの
１つ８４がスイッチＣＢに関連して示されている。スイ
ッチＣＢ（ブラックコーヒ用）は光学的アイソレータ８
４を入力電源へ接続する。この光学的アイソレータ８４
は２本の出力リードの間で電気回路を完結するように機
能する。それらの出力リードは電源端子Ｌｌ、Ｌ２に接
続されている入力カソードから電気的に分離されている
から、電源線に生ずる過渡状態から影響を受けることは
ない。光学的アイソレータ８４の２本の出力リードは８
本の線７２のうちの１番目と５番目の線に接続される。

他の８個のスイッチもスイッチＣＢと同様になるべく光
学的アイソレータに組合わせて使用する。

８本の線７２のうちの６本の線はコネクタ４０によりサ
ービス・モジュール４６の各スイッチへそれぞれ接続さ
れる。６番目と８番目の線の間にロック・スイッチ５６
が接続され、２番目と７番目の線の間に減少スイッチ５
２が接続され、１番目と７番目の線の間に増加スイッチ
５４が接続される。スイッチ５０が線７２のうちの６番
目の線を１．２および３番目の線へ選択的に接続する。

スイッチ５０〜ら６の状態はＭＰＵ３９の動作中に、パ
ネルスイッチすなわち押しボタンスイッチについて先に
説明したのと同様にして決定される。

コネクタ４０を開くことによりサービス・モジュール４
６が切り離されても、シーケン制御装置とスイッチ１４
およびリレー８０との間の関係は損われない。リレー８
０は販売サイクル中に所要の種々の動作を行う。したが
って、このシーケンス制御装置は、サービス・モジュー
ル４６がなくても自動販売機に正常な動作を行わせる。

シーケンス制御装置の大規模なファミリイに対してもサ
ービス・モジュール４６は１個だけ用いればよいから、
シーケンス制御装置の価格、構成の複雑さおよび電力消
費量は大幅に低下および簡単になる。

電源断／電源投入リセット回路９０が停電が切迫してい
ることを検出する。停電が切迫している状態が検出され
ると、ＭＰＵ３９の適切な入力ピンが零電圧レベルまで
駆動され、それによりＭＰＵ３９の内部プログラムを初
期設定し、リレー８０を不動作とし、ＲＡＭの内容がぎ
りぎりの電力供給状態の間に誤って変更されることを防
ぐ。

このリセット入力ピンは、電力が適切なレベルへ復旧し
たことをリセット回路９０が検出するまで、零ボルトに
保たれる。

次に、本発明のシーケンス制御装置によって行なわれる
動作を示す流れ図が示されている第５ａ〜５ｄ図を参照
する。この流れ図では、本発明のシーケンス制御装置に
用いるＭＰＵとしてインテル社の８０４８マイクロプロ
セツサを用いるものと仮定する。これらの流れ図のいく
つかのブロックは本発明の構造と、その構造の機能との
双方を示すものである。本発明の一実施例では、第５ａ
〜５ｄ図に示されているほとんどの判定ユニットと動作
ユニットはＭＰＵチップ内に含まれるが、それらのユニ
ットを通常の論理集積回路または個別部品で□作ること
も可能である。したがって、第５ａ〜５ｄ図に示されて
いるブロックは構造を表すとともに機能も表し、かつハ
ードウェアとソフトウエアの少なくとも一方を表わすも
のと解することができる。これらの図では長方形のブロ
ックはフリップフロップ、ソレノイド、リレーなどのよ
うな操作ユニットを示し、ひし形のブロックは比較器、
一致ゲートなどのような判定ユニットを表す。各操作ユ
ニットは各判定ユニットとの構成は当業者には周知のも
のであるから、それについての説明は省略する。

第５ａ〜５ｂに示す判定ユニットと操作ユニットは指定
された順序で動作し、各種の機能を実行するやり方を制
御する。このような理由から、制御を次のユニットまで
通過させて、先の操作または判定が完了させられたこと
を示す１つのユニットに関して流れ図を説明することに
する。

電源断／電源投入リセットユニット９０（第５ａ図）の
操作により電源６６から第４図の装置へ電力を供給し、
ＭＰＵ３９の内部プログラム・カウンタを零リセットす
ることにより、動作が開始される。そのために適切なス
タート点てプログラムが入れられる。次に、ユニット１
０４で飲料供給リレーを確実にオフ状態にし、チャンネ
ル番号コードを零にセットし、割込みタイマ１０１を零
リセットする。割込みタイマ１０１はＭＰＵ３９に含ま
れているタイマであるが、独立のタイマとすることもで
きる。このタイマの機能はクロックパルスを絶えずカウ
ントし、タイマのカウンタがあふれた時に信号を発生す
ることである。その信号はユニット１０４へ制御を送ら
せ、プログラムをその点から再びスタートさせる。割込
みタイマは第５ａ〜５ｄ図のプログラムの正常な動作中
に頻繁にリセットされるから、正常な動作中はこの割込
みタイマがオーバフローすることは決してない。過渡状
態により誤ってオーバフローが生じた時は、装置の動作
は再びスタートさせられて正常動作へ戻る。

ユニット１０６では割込みタイマが再スタートさせられ
る。そうすると割込みタイマは主プログラムの流れとは
独立に、一定のレートでアップカウントを連続して行な
う。次にユニット１０８ではレジスタ５の内容が３０に
セットされ、リレー８０を駆動するための全ての出力フ
リップフロップをクリアする。レジスタ５の内容は、制
御モジュールが使用された時に、可変レート増加機能と
可変レート減少機能を実行させるために用いられる。

次にユニット１１０ではチエツク和プログラムを行なう
ためのサブプログラムを呼出す。チエツク和プログラム
はＲＡＭに貯えられているデータの完全性テストを構成
し、そのテストはＲＡＭ内の記憶場所のうちスタート時
刻またはストップ時刻の修正が記憶されている全ての記
憶場所を逐次呼出し、全ての修正の総和を加え合わせる
ことによって行なわれる。この結果としてチエツク和が
得られ、このチエツク和は完全性テストで用いられる。

チエツク和が計算されると制御はユニット１１２へ進み
、そこで、計算されたチエツク和を、ＲＡＭに貯えられ
ている以前に計算された値と比較する。両者が等しい時
は制御はユニット１１４へ進む。また、両者が等しくな
ければ制御はユニット１１８を経てユニット１１３へ進
む。ユニット１１８では書換えフラッグをセットし、Ｒ
ＡＭの修正内容を全て零にクリヤする。

ユニット１１０，１１２により行なわれる完全性テスト
により、例えば蓄電池の容量をこえる停電のためにＲＡ
Ｍの内容が変更されないようにする。そのような停電の
後はＲＡＭの全ての記憶場所の内容はランダムとなり、
完全性テストは高い確度を得ることはできない。このよ
うな状況の下では、ＲＡＭのランダムな内容は無視され
、ＲＡＭは零にセットされるから、基本プログラムのス
タート時刻とストップ時刻は修正されない。

また、零を加減しても基本プログラム時刻は修正されな
いから、その他のプログラム変更は不要である。書換え
フラッグは他のＬＥＤ６０の１つへ与えられる出力であ
るから、完全性テストに不合格の場合、その１つのＬＥ
Ｄの点灯によりＲＡＭの内容を書き換えるためのサービ
スが必要であることを示す。

ユニット１１３では、前記したように、割込みタイマの
頻繁なリセットのうちの１つを行なう。

ユニット１１４ではチャンネル拳スイッチが操作された
かどうか、すなわち、スイッチ５０がそのチャンネル位
置にあるかどうかについての判定を行なう。この判定の
結果が肯定であれば制御は線１２０を通ってユニット１
４０へ進む。また、判定結果が否定の時は、制御は線１
２２を通ってユニット１２４へ進む。このユニット１２
４ではスイッチ５０がストップ時刻位置にあるか否かに
ついての判定が行なわれる。この判定の結果が肯定の時
は制御は線１２６を通ってユニット１５４へ進み、判定
結果が否定の時は制御は線１２８を経てユニット１３０
へ進む。ユニット１３０ではスイッチ５０がそのストッ
プ時刻位置にあるか否かについての判定が行なわれる。

この判定の結果が肯定であれば線１３２を介してユニッ
ト１６８へ制御が進み、判定結果が否定の時は制御はユ
ニット１３４へ進む。スイッチ５０が飲料放出状態にあ
る時だけ、あるいはサービス・モジュール４６が接続さ
れていない時だけ制御を受けるから、飲料放出サイクル
が指示される。ユニット１３４は硬貨機構６８からＭＰ
Ｕ３９のＴ１端子へ与えられた信号により、クレジット
が受けられたか否かの判定を行なう。この判定結果が肯
定の時は制御は線１３６を通って進んで販売プログラム
をスタートさせる。サービス・モジュール４６が接続さ
れていない限りは、あるいはスイッチ５０が３個所のサ
ービス位置のうちの１つの位置にない限りは、硬貨投入
口１２へ適切な硬貨を預けることによりクレジットが設
定されるまで、プログラムは以上説明したユニットを通
じて反復させられる。

それから販売プログラムが線１３６を介して入れられて
、一連の動作としてそのプログラムを開始させる。その
結果として、選択されたスープまたは飲料がコツプに注
入される。

サービス・モジュール４６が接続され、スイッチ５０が
チャンネル位置にある時は、制御は線１２０を介してユ
ニット１４０へ進む。このユニットでは表示器４８にチ
ャンネル・レジスタの内容を表示させる。

ユニット１４０でチャンネル番号が表示されると、制御
はユニット１４１へ進む。このユニットでは割込みタイ
マがクリアされ、それからユニット１４２において増分
押しボタンスイッチ５４の状態を調べる。押しボタンス
イッチ５４が押されている時は、ユニット１４４におい
て表示されたチャンネル番号と番号１５が比較される。

両者が等しい時は制御はユニット１０８へ直接戻る。こ
こで説明している例では、１５は最大のチャンネル番号
であるから、チャンネル番号が１５の時に押しボタンス
イッチ１５を押すことは誤った状態である。

チャンネル番号が１５でない時は制御はユニット１４６
へ進む。このユニットではチャンネル・レジスタの内容
が増加させられる。それから制御はユニット１０８へ進
む。そして以上説明したようなユニット１０８から始ま
ってユニット１４６で終るループを通る制御動作が反復
される。そして、この反復動作ごとにチャンネル・レジ
スタの内容が１だけ増加させられる。このようにして、
正しいチャンネルに到達するまで、チャンネル・レジス
タの内容を増加させることにより、任意のチャンネルを
容易に選択できる。

増加押しボタンが押されていないことがユニット１４２
において判定されたとすると、ユニット１４８において
押しボタン５２が押されたかどうかの判定が行なわれる
。押しボタン５２．５４のいずれも押されていないこと
が判定されると、制御はユニット１０８へ戻り、ユニッ
ト１０８から始まってユニット１４６で終るプログラム
が、１つの押しボタンが押されてチャンネル・レジスタ
の内容が増加または減少されるまで反復される。

ユニット１４０はこのループが反復されるたびに周期的
に動作させられるから、チャンネル番号の表示は連続し
て行なわれるように見える。

押しボタン５２が押されていることがユニット１４８で
判定されると、次にユニット１５０においてチャンネル
・レジスタの状態が零と比較される。もしチャンネル・
レジスタが零に等しい時は（零は最低チャンネルの番号
である）、減少操作が誤りであるから制御はユニット１
０８へ直接戻る。また、チャンネル・レジスタが零にセ
ットされていなければ、制御はユニット１５２へ進む。

このユニットでは制御がユニット１０８へ戻る前にチャ
ンネル・レジスタの内容を減少させる。

以上説明したプログラムを介して、サービス・モジュー
ル４６の制御の使用により希望する任意のチャンネルが
迅速に選択され、かつ表示される。

希望のチャンネルが見出されると、スイッチ５０はその
スタート時刻位置またはストップ時刻位置へ動かされる
。スイッチ５０がスタート時刻位置へ動かされた時は、
制御は線１２６を介してユニット１５４へ進み、そこで
フラッグを零にセットする。このフラッグはスタート・
ストップ・フラッグと呼ばれ、零状態はスイッチ５０が
スタート時刻位置にあることを示す。次に、制御はユニ
ット１５６へ進む。このユニットではレジスタ５の内容
をレジスタ３に貯える。それから制御はユニット１５８
へ進む。このユニットにおいては表示すブルーチンが呼
出される。この表示すブル−チンにより表示器４８は選
択されたレジスタの内容を表示させられる。これはスタ
ート時刻またはストップ時刻の修正に対応する。スイッ
チ５０がスタート時刻位置にある時は、表示される部分
は選択されたチャンネルに貯えられているスタート時刻
である。次に、制御はユニット１５８からユニット１５
９へ進み、そこで割込みタイマをクリヤする。そして制
御はユニット１６０へ進んでレジスタＲ３の内容が零に
等しいかどうかの判定が行なわれる。ユニット１６０は
レジスタＲ３の内容が３０（零でない）の時にまず制御
を受けるから、制御はユニット１６２へ進んでレジスタ
Ｒ３の内容を１だけ減少させ、それから制御はユニット
１５８へ戻る。したがって、レジスタＲ３の内容がＯに
等しくなるまで、ユニット１５８゜１６０．１６２を含
むループを３０回反復して通る。それから制御はユニッ
ト１６４べ進み、そこでスイッチ５０がスタート時刻位
置にあるか否か、およびロック押しボタンスイッチ１５
６がロックされていない状態にあるか否かについての判
定が行なわれる。この判定の結果が肯定の場合には、制
御はユニット１６６へ進んで選択されたチャンネルの内
容を変更する。

ストップ時刻を変更したい場合には、スイッチ５０はそ
のストップ時刻位置が調整され、制御はユニット１３０
へ移る。このユニット１３０から制御はユニット１６０
を経てユニット１５６へ進む。ユニット１６０ではスタ
ート・ストップ・フラッグが１にセットされる。これは
ストップ時刻を変えることを意味する。これ以後の動作
はユニット１６４まで先に説明したようにして行なわれ
る。スイッチ５０がスタート時刻位置にないか、押しボ
タンスイッチ５６がロックされていない位置にあること
が判定されたとすると、制御はユニット１７０へ進む。

このユニットではスイッチ１５０がストップ時刻位置に
あるか否か、およびスイッチ５６がロックされた状態に
あるか否かについての判定が行なわれる。この判定が肯
定であれば制御はユニット１６６へ進む。このユニット
では選択されたスタート時刻または選択されたストップ
時刻の変更が開始される。スイッチ５０がストップ時刻
位置にないか、またはスイッチ５６がロックされた状態
にないことがユニット１７０において判定されると、誤
り状態であることが判定される。この場合にはチャンネ
ルの内容を変更することなしに、制御はユニット１０８
へ直接戻る。

以上説明した諸ステップはインタロック・プログラムを
構成する。このプログラムはスイッチ５０と５６が関連
して動作することを必要とする。

それらのスイッチが適切に操作されない時は、選択され
たチャンネルに貯えられている時刻は変更できない。こ
の特徴により、スタート時刻とストップ時刻が意図せず
に変更されることをほぼ防ぐことができる。

ユニット１６６では押しボタン５４の状態が調べられる
。押しボタン５４が押されていない場合には、制御はユ
ニット１６８へ進む。このユニットでは押しボタン５２
の状態が調べられる。この押しボタンが押されていなけ
れば、制御はユニツト１０８へ進み、ユニット１０８か
ら始まってユニット１６８で終るループを通る動作サイ
クルが、押しボタン５２と５４のいずれか一方が押され
るまで、反復して継続される。押しボタン５４が押され
たことがユニット１６６において判定されると、制御は
ユニット１７２へ進む。このユニットではスイッチ５０
がスタート時刻位置にあるか否かについての判定が行な
われる。スイッチ５０がスタート時刻位置にある場合は
、制御はユニット１７４へ進み、そこで選択されたチャ
ンネルに貯えられているスタート時刻とストップ時刻が
等しいか否かについての判定が行なわれる。両者が等し
い場合には、スタート時刻を遅らせることは誤り状態で
あるから制御は線１７６を介してユニット１０８へ戻る
。また、両者が等しくない時は制御はユニット１７８へ
進む。ユニット１７８では選択されたスタート時刻とス
トップ時刻を変更させる次のステップが行なわれる。ス
イッチ５０がスタート時刻位置にないことがステップ１
７２で判定された時は、ユニット１７８へ制御が直接に
進む。

押しボタン５２が押されている時は、ユニット１６８か
ら制御はユニット１８０へ進む。このユニットではスイ
ッチ５０がストップ時刻位置にあるか否かの判定が行な
われる。スイッチ５０がストップ時刻位置にあれば、制
御はユニット１８２へ進み、そこで選択されたチャンネ
ルのスタート時刻とストップ時刻が等しいか否かの判定
が行なわれる。、もし等しければストップ時刻を進ませ
ることは誤りであるから、制御は線１７６を介してユニ
ット１０８へ直接戻る。また、両方の時刻が等しくなけ
れば、制御はユニット１７８へ進む。

スイッチ５０がストップ時刻位置にないことがユニット
１８０で判定された時は、制御はユニット１８４へ進み
、そこでスタート時刻が零か否かについての判定が行な
われる。もし零であれば制御はユニット１０８へ戻り、
そうでなければ制御はユニット１７８へ進む。

ユニット１７８においては、選択されたスタート時刻ま
たは選択されたストップ時刻の符号が負であるか否かと
、押しボタン５２が押されたか否かとについての判定が
行なわれる。これらの判定に対する回答がいずれも肯定
であれば、制御はユニット１８６へ進む。このユニット
では、選択されたチャンネルの選択された時刻の現在の
内容が最大値か否かについての判定が行なわれる。選択
された時刻を更に遅らせることは誤りであるから制御は
ユニット１０８へ戻る。ＲＡＭに貯えられている変更子
の符号が負でないことがユニット１７８で判定された時
、または押しボタン５２が押されていないことがユニッ
ト１７８で判定された時は、制御はユニット１８８を経
てユニット１８６へ進む。このような状態の下では、ユ
ニット１８８は制御を受け、ＲＡＭに貯えられている変
更子が正であるか否か、および押しボタン５４が押され
ているか否かについての判定を行なう。

この判定結果が肯定の場合には制御はユニット１８６へ
進み、否定であれば制御はユニット１９０へ進む。選択
されたＲＡＭ場所の内容が最大値でない場合には、ユニ
ット１９０はユニット１８６からも制御を受けることが
できる。ユニット１９０においては押しボタン５４の状
態についての判定が行なわれる。押しボタン５４が押さ
れている時は、制御はユニット１９２へ進み、そこで選
択された時刻が１単位時間だけ遅くされる。

また、押しボタン５４が押されていない時は、制御はユ
ニット１９４へ進む。それから制御はユニット１９６へ
進む。このユニットではＲＡＭに貯えられているチエツ
ク和を更新させる。この操作は、ＲＡＭに貯えられてい
るスタート時刻の変更子とストップ時刻の変更子が調整
されるたびに必要な操作である。それから制御はユニッ
ト１９７へ進む。このユニットでは書換えフラッグをリ
セットする。それからユニット１９８においてレジスタ
５の内容が減少させられてから、制御は線１２２を介し
てユニット１１０へ戻る。

押しボタン５２または５４のいずれかが押されている限
りは、以上説明したステップが反復され、制御がユニッ
ト１１０へ戻る前にユニット１９８が制御を受ける。ユ
ニット１９８が制御を受けるたびにレジスタ５の内容は
１だけ減少させられ、そのためにユニット１５８，１６
０，１６２を含むループに要する時間が短くなる。この
ループを通る操作はレジスタ５の内容に対応する回数だ
け反復される。その理由し、レジスタ３の内容が、この
ループに入る直前のユニット１５６によりレジスタ５の
内容に従ってセットされるからである。

レジスタ５の初めの内容は３０であるから、選択された
チャンネルの内容の各調整の間でループを通って行なわ
れる操作が３０回反復される。レジスタ５の内容が３０
単位だけ調整された後で、ユニット１９８を含むループ
の３０回の反復中にレジスタ５の内容は零まで減少させ
られ、ユニット１６２を含むループはバイパスされる。

このようにして、押しボタン５２と５４の一方が押され
ている限りは、修正される値が調整される速さは上昇さ
せられる。また、このようにして、適切な押しボタンを
押しているだけで、ＲＡＭの内容を短時間で大幅に調整
できる。更に、適切な押しボタンを短時間押すだけで、
非常に精密な調整を同様＝　４２− に行なうこともできる。

以上説明したプログラムされたステップにより任意のチ
ャンネルを選択でき、かつスタート時刻とストップ時刻
を希望の値にするために、それらの時刻を容易かつ迅速
に進めたり、遅らせたりすることができる。調整が行な
われる場合には、ユニット１９７において書換えフラッ
グのリセットが自動的に常に行なわれるから、完全性チ
エツクの以後における異常を再び示すこきができる。

ユニット１３４（第５ａ図）が制御を受けてクレジット
を認めた時は、ユニット１３４は制御を販売プログラム
の初めのユニット２００へ線１３６を介して進ませる。

このユニット２００においては、スイッチ１４の接点の
はね返りに起因する誤動作を避けるために、通常のはね
返り防止プログラムとともにスイッチ１４の状態が読込
まれる。ユニット２００からは制御はユニット２０２へ
進む。このユニット２０２ではスイッチ１４のうちの１
つが押されたか否についての判定が行なわれる。判定結
果が否定であれば、制御は線２０４を介してユニット１
０８へ戻る。判定結果が肯定であれば、制御はユニット
２０４へ進む。

このユニット２０４ではスイッチの解読が行なわれ、ど
のシーケンスが選ばれたかを表すデータがレジスタ４の
上半分に入れられる。次に制御はユニット２０６へ進む
。このユニットでは割込みタイマのリセットと、販売サ
イクル中の諸機能のタイミングを制御する内部クロック
のクリアとが行なわれる。次に、ユニット２０８におい
てフラッグＦ１を零にセットする。これによりスタート
時刻の一致についての点検を行なうことができる。

ユニット２０８では、時刻の一致についての点検を行な
う初めのチャンネルが１５番のチャンネルであるように
、チャンネル・レジスタを１５にセットすることも行な
われる。

チャンネル・レジスタが１５にセットされた後で、制御
は２１０へ進み、そこでクリーム添加スイッチが押され
たか否かについての判定が行なわれる。判定結果が肯定
であれば制御はユニット２１２へ進み、そこでレジスタ
５の７番目のピットをセットする。判定結果が否定の時
は制御はユニット２１４へ進み、そこで砂糖添加スイッ
チが押されたか否かについての判定が行なわれる。その
スイッチが押されておれば制御はユニット２１６へ進み
、そこでレジスタ５のビット６をセットする。また、そ
のスイッチが押されていない時は制御はユニット２１７
へ進み、そこでフラッグＦ１が零であるか否かについて
の判定が行なわれる。もしＦｌ−０であれば制御はユニ
ット群２１８ａ〜２１８ｅへ進む。このユニット群テハ
チャンネル１５のスタート時刻がクロックの時刻に一致
するか否かについての判定が行なわれる。

ユニット２１８ａはＲＯＭがらチャンネル１５に対する
スタート時刻を得、ユニット２１８ｂではＲＡＭから符
号つきの修正パラメータを得る。ユニッ）２１８ｃでは
両者を加え合わせる。ユニット２１８ｄではクロック値
を得、ユニット２１８ｅではスタート時刻が一致するが
否かについての判定が行なわれる。もし一致しておれば
制御はユニット２２０へ進み、一致していなければ制御
はユニット２２１へ進む。ユニット２１７においてＦ１
＝０でないと判定された時は、選択されたチャンネルの
ストップ時刻に対して、ユニット２１８ａ〜２１８ｅで
行なわれたのと同じ操作が、ユニット２１８ｆ〜２１８
１において、ストップ時刻に対して行なわれる。後で説
明するように、全てのチャンネルがスタート時刻の一致
について調べられ、それからストップ時刻の一致につい
て調べられる。

クロック値がスタート時刻またはストップ時刻のいずれ
にも一致していなければ、制御はユニッ）２２１　（ｍ
５ｃｌ）へ進む。このユニットでは割込みタイマがクリ
アされる。それからユニット２２２でチャンネル・レジ
スタの状態が判定される。チャンネル・レジスタの内容
が零でないと、制御はユニット２２４へ進む。このユニ
ットではチャンネル・レジスタの状態は１だけ減少させ
られ、それから制御はユニット２１０へ戻る。ユニット
２１０から始まってユニット２２４で終るこの操作は、
全部で１６のチャンネルのスタート時刻がクロックと比
較されるまで反復される。その後で、制御は線２２５を
介してユニット２２６へ進む。ユニット２２６では、ス
タート時刻がクロックと比較される前にユニット２０８
において零にセットされたフラッグＦ１の状態を調べる
。ユニット２２６が制御を初めて受けた時からフラッグ
Ｆ１は０であるから、制御はユニット２２８へ進む。こ
のユニットではチャンネル・レジスタの内容が１５にリ
セットされ、ストップビットＦ１が１にセットされる。

それから制御はユニット２１０へ戻る。ユニット２１０
から始まってユニット２２８に終るこの操作は反復され
るから、全てのチャンネルのストップ時刻は一致を検出
できるようにタイマと比較される。

ユニット２１８において一致が検出されると、制御はユ
ニット２２０へ進む。このユニットではレジスタ４の上
半分に貯えられているデータから、一致が検出されてい
るチャンネルが選択されたシーケンスで用いられるもの
であるか否かを決定することにより、関連性テストが行
なわれる。このテストの結果が否定であれば、制御はユ
ニット２２１へ進む。また、テスト結果が肯定であれば
制御ハユニット２３０へ進む。このユニットでは、一致
が検出されたチャンネルがクリーム添加チャンネルか否
かについての判定が行なわれる。そのチャンネルがクリ
ーム添加チャンネルであれば、制御はユニット２３２へ
進む。このユニットではレジスタＲ５のビット７が調べ
られる。このビットはユニット２１２において、クリー
ム添加押しボタンの認識に応じて、セットされているも
のである。そのチャンネルがクリーム添加チャンネルで
ないことがユニット２３０において判定されると、制御
はユニット２３１へ進んでそのチャンネルがクリームψ
チャンネルか否かについての判定が行なわれる。それが
クリーム・チャンネルであると判定されると、制御はユ
ニット２３２へ進む。

このユニットではレジスタ５のビット７についての判定
が行なわれる。ビット７がセットされていることが判明
した時は、制御はユニット２３３へ進む。このユニット
では一致が見出された時刻がクリーム・ストップ時刻で
あるか否かについての判定が行なわれる。その判定結果
が肯定の時は制御はユニット２２１へ戻るから、クリー
ム補給状態は変更されない。また、判定結果が否定の時
は、制御はユニット２３４へ進む。このユニットではク
リーム添加コードの代りにクリーム・チャンネル出力コ
ードで置き換えられる。そしてそこから制御はユニット
２４２へ進む。その後で行なわれるクリーム供給器のオ
ンまたはオフについては後で説明する。ユニット２３１
で行なわれた判定の結果が否定であれば、またはユニッ
ト２３２においてレジスタ５のビット７がセットされて
いないことが判明したとすると、制御はユニット２３６
へ進む。このユニットでは一致チヤンネルが砂糖供給チ
ャンネルか否かについての判定が行なわれる。この判定
結果が肯定であれば制御はユニット２３８へ進む。この
ユニットではレジスタ５のビット６がユニット２１６で
セットされたか否かについての判定が行なわれる。ユニ
ット２３６における判定結果が否定であれば、制御はユ
ニット２３７へ進む。このユニットではそのチャンネル
が砂糖チャンネルか否かについての判定が行なわれる。

この判定結果が肯定の時は制御はユニット２３８へ進ん
でレジスタ５のビット６がセットされているか否かにつ
いての判定が行なわれる。この判定結果が肯定の時は制
御はユニット２３９へ進む。このユニットでは、一致が
見出された時刻が砂糖ストップ時刻か否かについての判
定が行なわれる。この判定結果が肯定の場合は、制御は
ユニット２２１へ戻るから、砂糖供給器の状態には何の
変更も行なわれない。また、判定結果が否定の時は制御
はユニット２４０へ進む。このユニットでは砂糖添加コ
ードの代りに砂糖チャンネル出力コードで置き換える。

次に、制御はユニット２４２へ進み、砂糖供給器の以後
のオンまたはオフに備える。ユニット２４２は、砂糖チ
ャンネルの判定結果が否定の時はユニット２３７からも
制御を受け、あるいはレジスタ５のビット６がセットさ
れていないことが判明した時はユニット２３８からも制
御を受ける。

ユニット２４２においては、コーヒーを煎じるチャンネ
ルが一致が認められたチャンネルであるか否かについて
の判定が行なわれ、その判定結果が肯定であれば制御は
ユニット２４４へ進み、そこでレジスタ５のビット３が
セットされて長いサイクルが求められていることを指示
する。その理由は、コーヒー沸かし器でコーヒーを煎じ
るには他のサイクルよりも長い時間を要するがらである
。

コーヒーを煎じるチャンネルが一致チヤンネルでない時
は、制御はユニット２４６へ直接に進む。

ユニット２４６では一致時刻がストップ時刻か否かにつ
いての判定が行なわれる。この判定結果が肯定であれば
、制御はユニット２４８へ進む。このユニットでは出力
ビットをターンオフするように装置を調整する。それか
ら制御はユニット２５０へ進んで、適切な出力のターン
オフを行なう。ユニット２４６における判定が否定であ
れば、制御はユニット２５２へ進む。このユニットでは
出力ビットをターンオンするように装置を調整する。そ
れから制御はユニット２５４へ進み、そこでは選択され
た出力のターンオンが行なわれる。

次に、制御はユニット２６６へ進む。ユニット２６６は
ユニット２５０からも制御を受ける。ユニット２６６で
は現在のチャンネル出力コードがサン力（Ｓａｎｋａ）
、クリームまたは砂糖のいずれであるかの判定が行なわ
れる。そのコードがそれらのいずれでもない時は制御が
ユニット２６８へ進み、そのユニットでは、その出力コ
ードがフラッグＦ１が零に等しいかどうかを検出するこ
とによって、その出力コードがターンオンされた出力が
否かについての判定が行なわれる。フラッグＦ１が１に
等しくて出力がターンオフされたことを示すと、レジス
タ５の内容が１だけ減少させられて現在付勢されている
出力のカウントを減少させる。

それから制御はユニット２２１へ進む。

最後に認められた一致がストップ時刻であることがユニ
ット２２６において判定されると、制御はユニット２５
６へ進む。このユニットでは、販売サイクルの時間長が
、販売チャンネルの時間値に、ＲＡＭに貯えられている
変更子を加えたちのに等しいか、それよりも長いかにつ
いての判定が行なわれる。この判定結果が肯定の場合に
は制御がユニット２５８へ進む。このユニットでは全テ
のリレーがターンオフされ、それから制御はユニット１
０４へ線２６０を介して戻る。ここには１つの判定ユニ
ット２５６しか示していないが、実際には数種類の操作
が必要であり、ユニット２５６はユニット２１８ａ〜２
１８ｅのような一連のユニットを表すものであることを
理解されたい。ユニット２５６は任意の販売動作に対す
る最長の時間を設定し、かつ何らかの理由、たとえばノ
イズなど、で出力リレーが不適切に付勢されたままにな
っている時は、装置を正常な状態へ復帰させるものであ
ることがわかるであろう。

最も長いサイクル時間がまだ経過していないことがユニ
ット２５６により判定されたとすると、制御はユニット
２６２へ進む。このユニットでは販売サイクルの経過時
間が１０秒間より長いか否かの判定が行なわれる。判定
結果が否定であれば制御はユニット２７４へ進み、そこ
でクロックを１だけ増大させる。そこから制御はユニッ
ト２０８へ戻り、そこから以上説明した操作が反復され
る。ユニット２６２における判定の結果が肯定の時は制
御は２６４へ進み、そこでレジスタ５のビット０．　１
．　２．　３の状態についての判定が行なわれる。現在
付勢されているある数のリレーに対する出力状態カウン
トを構成するビット０゜１．２がセットされているか（
これは少なくとも１つが依然としてオンであることを意
味する）、ビット３がセットされて、コーヒー沸かし器
が選択されているために長いサイクルが求められている
ことを示したとすると、制御はユニット２０８へ戻る。

ユニット２４４，２５６，２６２，２６４の動作により
、コーヒー沸かし器の動作を含むシーケンスを除いて、
選択されたシーケンスは１０秒間より長い時間は不要で
あり、したがって変更がされない限りは、シーケンスは
販売チャンネル時間（通常は１８秒間）に限定される。

したがって、コーヒー沸かし器の動作を含まない選択さ
れたシ−ケンスは、コーヒー沸し器を用いるシーケンス
の速さのほぼ２倍の速さで行なわれるようにされる。

第６ａ〜６Ｃは本発明のＲＯＭ記憶部分とＲＡＭ記憶部
分を示す。第６ａ図にはＲＯＭとＲＡＭの対応する部分
が示されている。ＲＯＭとＲＡＭには典型的なチャンネ
ルの基本的な時刻と修正パラメータがそれぞれ貯えられ
る。基本的な時刻のための４つの１０進数がＲＯＭに貯
えられ、３つの１０進数（そのうちの最上位の数は最大
で７である）がＲＡＭに貯えられる。したがって、基本
的な時刻は０〜９９９９単位の範囲内の任意の時刻とす
ることができ、修正パラメータはマイナス７９９からプ
ラス７９９の範囲内とすることができる。また、基本的
な時刻と変更子との総和は０〜９９９９ユニツトの範囲
内でなければならない。修正パラメータは通常は小さい
から、ＲＡＭの記憶容量はど大きい容量は要求されない
。

貯えられているスタート時刻とストップ時刻との各ユニ
ットの実際の時間値は装置の動作速度に関係する。一実
施例では各ユニットは０．０５秒に相当させられる。第
６ａ図はＲＡＭの一部に貯えられているチエツク和を示
す。

第６ｂ図はＭＰｕのいくつかの動作レジスタへ割当てら
れた意味を示す。レジスタ４は硬貨機構からの信号によ
り示された、適切な硬貨が投入されたことを示すデータ
を１つのビットで貯える。

他の３つのビットはどのシーケンス選択押しボタン１４
が押されたかに従って、選択されたシーケンスを表すデ
ータを貯える。レジスタ４の他の半分は、ＲＯＭとＲＡ
Ｍで現在呼出されているチャンネルを指定するためのチ
ャンネル・レジスタを構成する。

レジスタ５では２つのビットが、クリームと砂糖を添加
することが選択されたことを示すフラッグを貯える。別
のビットは現在のサイクルが短いか長いか、すなわち、
コーヒー沸かし器が用いられているか否かを示すデータ
を貯え、他の３つのビットはターンオンされた出力の数
のカウントを貯えるから、先の販売サイクルの全ての出
力が夕＝　　５５　− 一ンオフされてそのサイクルの終りを示すと次の販売プ
ログラムを直ちに開始できる。これにより販売サイクル
をコーヒー沸かし器を用いない販売サイクル時間よりも
短くできる。何らかの故障で１つかそれ以上の出力のタ
ーンオフが阻止された場合に、１０秒後にユニット２５
８はバックアップとして機能する。

レジスタ６．７は０から９９９９まで２進化１０進法で
カウントできる内部タイマを構成する。

このタイマは１６段２進カウンタとして動作させられた
時は０〜２１６をもちろんカウントできる。

希望によっては、ＲＯＭとＲＡＭに貯えられる基本時刻
と修正のためのデータを２進で貯えることもできる。

第６ｃ図は関連性テストに用いられる表を示す。

この表はＲＯＭに貯えられ、どのチャンネルが選択可能
な８つのシーケンスのいずれに関連するかを識別する。

砂糖とクリームのいずれが選択されるかを示すデータは
レジスタ５に貯えられるから、チャンネル０と１に対す
るデータは貯えられない。

ＥＡＲＯＭが用いられる場合には、それはデータバス線
３０１によりＭＰＵへ接続される独立したユニット３０
０である。ＥＡＲＯＭはＭＰＵ３９の制御の下に、読出
しと書込みを行なうために論理ユニット３０２により動
作させられる。

ＥＡＲＯＭが用いられる場合には、内部ＲＡＭが呼出さ
れたのと同様にして、サービス・モジュールにより修正
のために呼出される。ＥＡＲＯＭはＲＡＭと同様に修正
パラメータを貯えることもできれば、完全なプログラム
された時刻を貯えることもできる。この場合にはＭＰＵ
３９のＲＯＭは゛　基本的な時刻を貯える必要はなく、
このメモリスペースはプログラム命令などのために利用
できるようにされる。

以上説明したサービス−モジュールはスープおよび飲料
の自動販売機以外のシーケンス制御装置の制御の用途に
使用できることは明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用するシーケンス制御装置−Ｉ’ｔ
Ｒ− が組込まれているスープおよび飲料自動販売機の正面図
、第２図は第１図に示す自動販売機の内部の一部を示す
略図、第３図は本発明にかかるサービス・モジュールの
一実施例の略図、第４図はシーケンス制御装置の一例の
機能的なブロック図、第５ａ〜５ｄ図は第４図に示す装
置により行なわれるシーケンス動作の流れ図、第６ａ〜
６Ｃ図は第４図に示す装置の記憶装置の選択された部分
の図表である。 ３９・・・マイクロプロセッサ、４０・・・コネクタ、
４２・・・プラグ・ジャック、４６・・・サービス・モ
ジュール、４８・・・表示器、５０・・・スイッチ、５
２゜５４・・・押しボタン、５６・・・インタロック押
しボタン、６０・・・ＬＥＤ、６４・・・クロック、６
８・・・硬貨機構、７８．８２・・・ドライバ、８０・
・・リレー、３００・・・ＥＡＲＯＭｏ 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 図面の浄書１ （内容に変更なし） ＆＋〇− 第 手続補正書坊幻 昭和６３年１１月　ｔｒ日 １、事件の表示 昭和６２年特許願第２６６１６１号 ２、発明の名称 シーケンス制御装置用サービス・モジュール３、補正を
する者 事件との関係　　特許出願人 エイエムエフ、インコーホレーテッド ４、代　理　人（郵便番号１００） 昭和６３年７月６日 （発送口　昭和６３年７月２６日）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．プログラム制御されるシーケンス装置で使用するデ
   ータを貯えるための書換え可能な記憶要素を有するシー
   ケンス装置用サービス・モジュールであって、このサー
   ビス・モジュールは、前記データを表示するための表示
   器を含む手持ちユニットと、前記書換え可能な記憶要素
   内の所定の場所を選択するための要素および前記書換え
   可能な記憶要素のデータ内容を増加および減少させるた
   めの別々のスイッチを備えた前記データを修正するため
   のスイッチ要素と、このスイッチ要素と前記表示器とに
   接続される電気コネクタとを備え、前記コネクタは前記
   記憶要素に着脱できるように連結でき、それにより前記
   サービス・モジュールが前記コネクタにより前記記憶要
   素に連結されている間に前記記憶要素のデータ内容およ
   び選択された場所を前記表示器により表示でき、かつそ
   のデータ内容が前記スイッチ要素により書換えられるこ
   とを特徴とするシーケンス制御装置用サービス・モジュ
   ール。
2. ２．特許請求の範囲の第１項に記載のサービス・モジュ
   ールにおいて、このサービス・モジュールが前記記憶要
   素に連結された時に前記スイッチ要素の状態を周期的に
   テストするため、およびそのテストの間に前記スイッチ
   要素の動作に応答してのみ前記記憶要素の内容を書換え
   ることを特徴とするシーケンス制御装置用サービス・モ
   ジュール。
3. ３．特許請求の範囲の第１項に記載のサービス・モジュ
   ールにおいて、前記書換え可能な記憶要素は第１と第２
   の別々のデータ時刻を記憶し、前記スイッチ要素は複数
   の別々のスイッチと、前記スイッチの１つの動作に応答
   して前記第１のデータ項目を識別できるようにするとと
   もに、前記１つのスイッチが動作しない時に前記第２の
   データ項目を識別できるようにするための要素とを備え
   ることを特徴とするシーケンス制御装置用サービス・モ
   ジュール。
4. ４．特許請求の範囲の第１項に記載のサービス・モジュ
   ールにおいて、前記修正可能な記憶要素は前記プログラ
   ム制御される装置の動作中に諸事象が起させられる複数
   の時刻を表わすデータを記憶し、前記プログラム制御さ
   れる装置は一連の動作段階を反復して実行するための要
   素を含み、少なくとも１つの前記段階は前記サービス・
   モジュールが前記記憶要素に接続されているかどうかを
   テストし、前記実行要素は前記サービス・モジュールが
   接続されている時だけ前記データを選択的に書換えるた
   めの以後の段階をも反復して実行することを特徴とする
   シーケンス制御装置用サービス・モジュール。