JPH01111054A - 繊維シート構造体およびその製造方法 - Google Patents
繊維シート構造体およびその製造方法Info
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- JPH01111054A JPH01111054A JP62269883A JP26988387A JPH01111054A JP H01111054 A JPH01111054 A JP H01111054A JP 62269883 A JP62269883 A JP 62269883A JP 26988387 A JP26988387 A JP 26988387A JP H01111054 A JPH01111054 A JP H01111054A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、紙おむつへの応用など、幅広い分野での刊月
1が期待できる、新規な構造を有する不織布(繊維シー
ト構造体)に関するものである。
1が期待できる、新規な構造を有する不織布(繊維シー
ト構造体)に関するものである。
「従来の技術」
従来、短繊維からから製造される不織布の製造方法は、
(イ)水中に繊維を分散させて抄く湿式法、(ロ)カー
ドから紡出したウェブの構成繊維を接着または交絡させ
るか、あるいは繊維を気流で飛ばして繊維塊を積層し、
構成繊維を接着または交絡させる乾式法、とが−船釣で
ある。
(イ)水中に繊維を分散させて抄く湿式法、(ロ)カー
ドから紡出したウェブの構成繊維を接着または交絡させ
るか、あるいは繊維を気流で飛ばして繊維塊を積層し、
構成繊維を接着または交絡させる乾式法、とが−船釣で
ある。
「発明が解決しようとする問題点」
このような従来の方法によって製造された不織布は、構
成する繊維が不織布の表面に対し、概ね平行に配列され
ている。このため、例えば、繊維間隙の大きさを規制す
ることが困難であったり、繊維間隙の大きさの割りに空
気抵抗が大き過ぎたリ、あるいは、水滴を受けた場合、
にじみが大きくなる、などの問題点があった。
成する繊維が不織布の表面に対し、概ね平行に配列され
ている。このため、例えば、繊維間隙の大きさを規制す
ることが困難であったり、繊維間隙の大きさの割りに空
気抵抗が大き過ぎたリ、あるいは、水滴を受けた場合、
にじみが大きくなる、などの問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
従来の不織布(繊維シート構造体)の欠点を改良し、繊
維間隙の設定が容易で、空気抵抗が少なく、水滴を受け
た場合のにじみが少ない繊維シート構造体を提供するこ
とにある。
従来の不織布(繊維シート構造体)の欠点を改良し、繊
維間隙の設定が容易で、空気抵抗が少なく、水滴を受け
た場合のにじみが少ない繊維シート構造体を提供するこ
とにある。
「問題点を解決するための手段」
本発明の繊維シート構造体は、厚み方向となす角度が0
〜45度の範囲で構成短繊維が異方向に配列され、これ
ら各構成繊維同士が接着されるとともに、これらの繊維
間に前記厚み方向に間隙が形成されていることを特徴と
する。
〜45度の範囲で構成短繊維が異方向に配列され、これ
ら各構成繊維同士が接着されるとともに、これらの繊維
間に前記厚み方向に間隙が形成されていることを特徴と
する。
また、高融点成分および低融点成分によって構成される
バインダー繊維のみ、もしくはこのバインダー繊維を主
体として構成されたウェブを、折り畳み角度が45度以
下になるように折り畳みながら重ね部をずらして積層し
、この積層体をウェブ積層方向に圧縮しつつ、前記バイ
ンダー繊維の低融点成分の融点以上で、かつ高融点成分
の融点以下の温度で熱処理して、前記低融点成分の溶融
により前記ウェブの構成繊維同士を接着させてウェブを
成形′固着した繊維構造体を、ウェブ積層面にほぼ垂直
にスライスすることを特徴とする。
バインダー繊維のみ、もしくはこのバインダー繊維を主
体として構成されたウェブを、折り畳み角度が45度以
下になるように折り畳みながら重ね部をずらして積層し
、この積層体をウェブ積層方向に圧縮しつつ、前記バイ
ンダー繊維の低融点成分の融点以上で、かつ高融点成分
の融点以下の温度で熱処理して、前記低融点成分の溶融
により前記ウェブの構成繊維同士を接着させてウェブを
成形′固着した繊維構造体を、ウェブ積層面にほぼ垂直
にスライスすることを特徴とする。
前記ウェブを積層、成形固着させる方法は、従来から行
われている、いわゆるかた綿敷き布団の製造方法によれ
ばよく、特に規制するしのではない。使用素材は、かた
綿敷き布団の場合、バインダー繊維の混率が20〜30
%であるのに対し、本発明における繊維シート構造体は
、バインダー繊維100%からなることが望ましい。こ
れは、繊維シート構造体の強度の点から、また、それに
形成する間隔寸法の設定を容易にする点から要請される
ことである。しかしながら、低率配合でも樹脂液スプレ
ー等の処理を施すことによって、所期の繊維シート構造
体を形成することは可能である。
われている、いわゆるかた綿敷き布団の製造方法によれ
ばよく、特に規制するしのではない。使用素材は、かた
綿敷き布団の場合、バインダー繊維の混率が20〜30
%であるのに対し、本発明における繊維シート構造体は
、バインダー繊維100%からなることが望ましい。こ
れは、繊維シート構造体の強度の点から、また、それに
形成する間隔寸法の設定を容易にする点から要請される
ことである。しかしながら、低率配合でも樹脂液スプレ
ー等の処理を施すことによって、所期の繊維シート構造
体を形成することは可能である。
また、上述したように、バインダー繊維は、高融点成分
および低融点成分の二種の成分によって構成される繊維
でなければならない。単一成分のバインダー繊維を使用
する場合、積層繊維構造体の製造工程でwt維の切損を
生じて好ましくない。
および低融点成分の二種の成分によって構成される繊維
でなければならない。単一成分のバインダー繊維を使用
する場合、積層繊維構造体の製造工程でwt維の切損を
生じて好ましくない。
また、仮に、低融点成分だけからなるバインダー繊維1
00%からなるカード紡出ウェブを、折り畳み、しかる
後にバインダー繊維の融点以上の温度で熱処理して、バ
インダー繊維を溶融させると、折り畳んだ形態を維持す
ることができない。
00%からなるカード紡出ウェブを、折り畳み、しかる
後にバインダー繊維の融点以上の温度で熱処理して、バ
インダー繊維を溶融させると、折り畳んだ形態を維持す
ることができない。
高融点成分、および低融点成分の融点の差は、製造工程
中の温度管理上20℃以上あることが好ましい。具体的
には、ポリエチレンテレフタレートと共重合ポリエステ
ル、ポリプロピレンとポリエチレン、ポリエステルとポ
リエチレン、等の組み合わせからなる複合紡糸繊維が考
えられる。
中の温度管理上20℃以上あることが好ましい。具体的
には、ポリエチレンテレフタレートと共重合ポリエステ
ル、ポリプロピレンとポリエチレン、ポリエステルとポ
リエチレン、等の組み合わせからなる複合紡糸繊維が考
えられる。
さらに、本発明における積層成形固着物のスライスの方
法も、特に規制するものではないが、低融点成分によっ
て接合された成形体であるため、スライス時の摩擦熱管
理が重要となる。
法も、特に規制するものではないが、低融点成分によっ
て接合された成形体であるため、スライス時の摩擦熱管
理が重要となる。
「作用」
本発明の繊維シート構造体は、紙おむつに要求される性
能、すなわち、吸収力、透湿性、スポット吸収性、アン
ヂウエットバック性等の性能のうち、特に、スポット吸
収性、アンヂウエットバック性に優れた性能を示す。
能、すなわち、吸収力、透湿性、スポット吸収性、アン
ヂウエットバック性等の性能のうち、特に、スポット吸
収性、アンヂウエットバック性に優れた性能を示す。
すなわち、毛細管現象により尿が拡散する場合、従来の
不織布は、構成繊維が2次元的に配列されているため、
繊維シート構造体表面上で平面的に拡散するのに対し、
本発明の繊維ソート構造体は、構成短繊維が厚さ方向と
0〜45度の角度をなすように異方向に配列された3次
元構造をffずろため、繊維シート構造体の表面に対し
て爪直に近い状態で拡散し、優れたスポット吸収性を示
す。この場合、上記角度を大きくして、構成短繊維の厚
み方向の長さを長くすることにより、吸収性を増すこと
ができる。さらに、本繊維シート構造体の3次元構造は
、上からの荷重に対してへたりにくく、この構造体の下
の吸収材に吸収された尿と、肌を隔離する効果がある。
不織布は、構成繊維が2次元的に配列されているため、
繊維シート構造体表面上で平面的に拡散するのに対し、
本発明の繊維ソート構造体は、構成短繊維が厚さ方向と
0〜45度の角度をなすように異方向に配列された3次
元構造をffずろため、繊維シート構造体の表面に対し
て爪直に近い状態で拡散し、優れたスポット吸収性を示
す。この場合、上記角度を大きくして、構成短繊維の厚
み方向の長さを長くすることにより、吸収性を増すこと
ができる。さらに、本繊維シート構造体の3次元構造は
、上からの荷重に対してへたりにくく、この構造体の下
の吸収材に吸収された尿と、肌を隔離する効果がある。
また、繊維間に適宜の大きさの間隙を前記表面に対して
、はぼ垂直に貫通して形成することができ、しかも、前
記間隙の大きさは構成w&推の太さおよび断面形状、捲
縮状態、などを変えることにより、容易かつ自由に設定
することができる。これらによって水のにじみが少なく
、空気抵抗の少ない繊維シート構造体を得ることができ
る。
、はぼ垂直に貫通して形成することができ、しかも、前
記間隙の大きさは構成w&推の太さおよび断面形状、捲
縮状態、などを変えることにより、容易かつ自由に設定
することができる。これらによって水のにじみが少なく
、空気抵抗の少ない繊維シート構造体を得ることができ
る。
「実施例」
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明ずろ。
(1)使用素材
使用バインダー繊維としては、第2図に示すように、ポ
リエチレンを鞘成分11ポリエステルを芯成分2とした
芯鞘型複合繊維(バインダー繊維;4デニ一ルX51m
m)3を使用し、その配合割合は100%とした。
リエチレンを鞘成分11ポリエステルを芯成分2とした
芯鞘型複合繊維(バインダー繊維;4デニ一ルX51m
m)3を使用し、その配合割合は100%とした。
(2)ウェブ作成
このバインダー繊維3を用い、4台連結されたローラー
カードにより、第3図に示すようなウェブ4を作成した
。このウェブ4の目付けは10091m”であった。
カードにより、第3図に示すようなウェブ4を作成した
。このウェブ4の目付けは10091m”であった。
(3)ウェブ積層
このウェブ4を第4図に示すように、折り畳み角度0h
445度以下になるように、折り畳みながら重ね部をず
らして積層し、この積層ウェブを厚さ方向に圧縮して成
形体を形成した。ここで、折り畳み角度Oは、ウェブ4
を折り畳んだときに、ウェブ4の側線がなす角度の1/
2である。
445度以下になるように、折り畳みながら重ね部をず
らして積層し、この積層ウェブを厚さ方向に圧縮して成
形体を形成した。ここで、折り畳み角度Oは、ウェブ4
を折り畳んだときに、ウェブ4の側線がなす角度の1/
2である。
なお、第4図において、矢印Aはウェブ4の進行方向を
、矢印Bは進行ウェブ4の振り方向を、矢印Cは折り畳
みウェブの進行方向を示すものである。また、こうして
形成した積層ウェブの積層数は、85枚であった。
、矢印Bは進行ウェブ4の振り方向を、矢印Cは折り畳
みウェブの進行方向を示すものである。また、こうして
形成した積層ウェブの積層数は、85枚であった。
(4)熱処理
この積層ウェブをサクションタイプの熱処理機で145
℃×3分の熱処理を行った後、冷却処理を行ない、第5
図に示すような、密度49 kg/ltr”、厚さh=
170imの成形固着体5を形成した。
℃×3分の熱処理を行った後、冷却処理を行ない、第5
図に示すような、密度49 kg/ltr”、厚さh=
170imの成形固着体5を形成した。
(5)スライス
この成形固着体5を折り畳み積層方向に平行に、すなわ
ち、積層面にほぼ垂直に(第5図中、C線)スライスし
た。スライス厚さはlamであった。
ち、積層面にほぼ垂直に(第5図中、C線)スライスし
た。スライス厚さはlamであった。
その結果、第1図に示すように、構成繊維(高融点繊維
)2が、繊維シート構造体の表面との角度が45〜90
度、すなわち、その厚さ方向との角度が0〜45度の範
囲で、3次元的に異方向に配列されるとともに、繊維間
の間隙6も厚み方向に配列、貫通している繊維シート構
造体が得られた。
)2が、繊維シート構造体の表面との角度が45〜90
度、すなわち、その厚さ方向との角度が0〜45度の範
囲で、3次元的に異方向に配列されるとともに、繊維間
の間隙6も厚み方向に配列、貫通している繊維シート構
造体が得られた。
前記繊維間隙6はの大きさは、繊維の太さおよび断面形
状、捲縮状態を変えることにより、容易かつ自由に設定
することができる。
状、捲縮状態を変えることにより、容易かつ自由に設定
することができる。
このようにして得られた繊維シート構造体の水のスポッ
ト吸収性と、ウェットバック性を測定した。同時に市販
の紙おむつの表面に使用している不織布に対して同様に
スポット吸収性とウェットバック性測定を行なった。
ト吸収性と、ウェットバック性を測定した。同時に市販
の紙おむつの表面に使用している不織布に対して同様に
スポット吸収性とウェットバック性測定を行なった。
スポット吸収性の評価は、水滴0.05肩(2を、高さ
1cmから垂直に繊維シート構造体(不織布)上に落下
させ、繊維シート構造体(不織布)に縦方向および横方
向の濡れた部分の長さを測定することにより行なった。
1cmから垂直に繊維シート構造体(不織布)上に落下
させ、繊維シート構造体(不織布)に縦方向および横方
向の濡れた部分の長さを測定することにより行なった。
また、ウェットバック性の評価は、自重に対し200%
の水を含んだ粉砕バルブを、厚さ511111+になる
ように、はぼ均一に並べ、その上に繊維シート構造体(
不織布)をのせ、さらに、100cm”の濾紙をのせて
、荷重409/cm2をかけて、1分後の濾紙の重量増
加割合(9)を測定することにより行なった。
の水を含んだ粉砕バルブを、厚さ511111+になる
ように、はぼ均一に並べ、その上に繊維シート構造体(
不織布)をのせ、さらに、100cm”の濾紙をのせて
、荷重409/cm2をかけて、1分後の濾紙の重量増
加割合(9)を測定することにより行なった。
結果を表1に示した。
[表1コ
このように、本発明に係る繊維シート構造体は、水のス
ポット吸収性およびアンチウェットバック性に優れた性
能を示し、紙おむつ、紙ナフキン等へ応用して有用であ
る。
ポット吸収性およびアンチウェットバック性に優れた性
能を示し、紙おむつ、紙ナフキン等へ応用して有用であ
る。
なお、上記実施例では、成形固着体5の密度と繊維シー
ト構造体の厚さ(スライス厚さ)をそれぞれ、49 k
g / m 3.1mmとしたが、水のにじみを少な
くし、十分なスポット吸収性、アンチウェットバック性
を得るには、これらはそれぞれ、30kg/m’以上、
3mm以下が望ましい。
ト構造体の厚さ(スライス厚さ)をそれぞれ、49 k
g / m 3.1mmとしたが、水のにじみを少な
くし、十分なスポット吸収性、アンチウェットバック性
を得るには、これらはそれぞれ、30kg/m’以上、
3mm以下が望ましい。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、構成短繊維を繊
維シート構造体の表面に対して、45〜90度の角度で
配列するとともに、繊維間に適宜大きさの間隙を前記表
面に対して上記角度で貫通して形成することができ、し
かも前記間隙の大きさは構成繊維の太さおよび断面形状
、捲縮状態、などを変えることにより、容易かつ自由に
設定することができ、水のにじみが少なく、空気抵抗の
少ない繊維シート構造体を得ることができる。
維シート構造体の表面に対して、45〜90度の角度で
配列するとともに、繊維間に適宜大きさの間隙を前記表
面に対して上記角度で貫通して形成することができ、し
かも前記間隙の大きさは構成繊維の太さおよび断面形状
、捲縮状態、などを変えることにより、容易かつ自由に
設定することができ、水のにじみが少なく、空気抵抗の
少ない繊維シート構造体を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、本発明の繊維
ソート構造体の斜視図、第2図ないし第4図は本発明の
一実施例を説明するためらので、第2図はバインダー繊
維の要部の斜視図、第3図はウェブの斜視図、第4図は
ウェブ積層方法を示す斜視図、第5図は成形固着体の斜
視図である。 ■・・・・・・ポリエチレン(構成繊維低融点成分)、
2・・・・・・ポリエステル(構成成分高融点成分)、
3・・・・・・芯鞘型複合繊維(バインダー繊維)、4
・・・・・・ウェブ、 5・・・・・・成形固着体、 6・・・・・・繊維間隙、 C・・・・・・スライス線。
ソート構造体の斜視図、第2図ないし第4図は本発明の
一実施例を説明するためらので、第2図はバインダー繊
維の要部の斜視図、第3図はウェブの斜視図、第4図は
ウェブ積層方法を示す斜視図、第5図は成形固着体の斜
視図である。 ■・・・・・・ポリエチレン(構成繊維低融点成分)、
2・・・・・・ポリエステル(構成成分高融点成分)、
3・・・・・・芯鞘型複合繊維(バインダー繊維)、4
・・・・・・ウェブ、 5・・・・・・成形固着体、 6・・・・・・繊維間隙、 C・・・・・・スライス線。
Claims (2)
- (1)厚み方向となす角度が0〜45度の範囲で構成短
繊維が異方向に配列され、これら各構成繊維同士が接着
されるとともに、これらの繊維間に前記厚み方向に間隙
が形成されていることを特徴とする繊維シート構造体。 - (2)高融点成分および低融点成分によって構成される
バインダー繊維のみ、もしくはこのバインダー繊維を主
体として構成されたウェブを、折り畳み角度が45度以
下になるように折り畳みながら重ね部をずらして積層し
、この積層体をウェブ積層方向に圧縮しつつ、前記バイ
ンダー繊維の低融点成分の融点以上で、かつ高融点成分
の融点以下の温度で熱処理して、前記低融点成分の溶融
により前記ウェブの構成繊維同士を接着させてウェブを
成形固着した繊維構造体を、ウェブ積層面にほぼ垂直に
スライスすることを特徴とする繊維シート構造体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62269883A JPH01111054A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 繊維シート構造体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62269883A JPH01111054A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 繊維シート構造体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01111054A true JPH01111054A (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=17478538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62269883A Pending JPH01111054A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 繊維シート構造体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01111054A (ja) |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP62269883A patent/JPH01111054A/ja active Pending
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