JPH01110606A - 粒状農薬組成物 - Google Patents

粒状農薬組成物

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JPH01110606A
JPH01110606A JP15351788A JP15351788A JPH01110606A JP H01110606 A JPH01110606 A JP H01110606A JP 15351788 A JP15351788 A JP 15351788A JP 15351788 A JP15351788 A JP 15351788A JP H01110606 A JPH01110606 A JP H01110606A
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JP
Japan
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acid
esoprophos
agricultural chemical
granules
unsaturated aliphatic
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Application number
JP15351788A
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English (en)
Inventor
Kaoru Chiba
馨 千葉
Yukinobu Murata
村田 行信
Yoshihiko Nabeya
佳彦 鍋谷
Shinji Yonemura
伸二 米村
Satoru Moriyama
森山 知
Chiyuki Hori
堀 千之
Shoji Tanaka
正二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、農業上、特に農薬粒剤の製造業の分野におい
て利用しつる新規な発明に関する。より詳しくは1本発
明は有効成分として、以下に示すエソプロホスを含有す
る粒状農薬組成物において、当該有効成分の経時的安定
化を図り、哺乳動物に対する経皮毒性を軽減化するため
の改良技術に関するものである。
エソプロホス 0−エチル S、S−ジプロピルホスホ
ロジチオエート CIhCIItOP(SCutel1gCN+)*従来
の技術 エソプロホスの粒剤中における経時変化を抑える物質と
して、アルキレンまたはポリアルキレンゲリコールを添
加する方法が知られている(米国特許第2,970,0
80号明細書)、また、エソプロホスに植物油であるボ
イルアマニ油またはアマニ油と、プロピレングリコール
を同時に添加することにより、脱臭と安定化がはかられ
1人畜の皮膚に対する毒性が軽減されることについて開
示されている(特公昭57−5201号公報)。
一方、本発明で使用する不飽和脂肪族モノカルボン酸は
、農薬粉剤のドリフト防止剤(特開昭53−11302
9号公報)として公知である。
が 決しようと る課 エソプロホスは、既にジャガイモシストセンチュウ、サ
ツマイモネコブセンチュウをはじめとする各種センチュ
ウ類、コガネムシ、ハリガネムシ、カイガラムシ類など
に効果を有することが公ホスは粒剤化すると、有効成分
の経時変化が非常に大きい、したかって、もし農薬で通
常なされている2年間の有効成分量を保証するには、粒
剤を製造する際にエソプロホスの仕込量を大幅に増やす
必要かある。ところが、それによって、もともとエソプ
ロホスは人畜に対する経皮毒性が高いので、粒剤の製剤
時や散粒時に、より一層の危険性が増し、一方では、作
物に対して薬害を与える原因となる。また仕込量を増や
せばコスト高となるため経済的にも非常に不利となる。
また、経時変化によって生じた多量の分解物か作物に対
して薬害を与えるなどの悪影響も懸念される。
また、エソプロホスは哺乳動物に対する経皮毒性が非常
に強く、この製剤の取扱いには厳重な注意が必要である
このような現状に対し、従来のいずれの技術でも、エソ
プロホスの粒剤中の安定化および経皮毒性の軽減化につ
いて満足のいくものはない。
本発明は、このような事情に鑑み、従来の技術に代りエ
ソプロホスが長時間(最低2年間)に亘り経時的に変化
することなく安定で、しかも経皮8i性のない新しいタ
イプのエソプロホス粒剤を提供することにある。
本発明者らは、粒剤にした場合のエソプロホスの安定化
、およびエソプロホス粒剤の哺乳動物に対する経皮毒性
を軽減化する技術について鋭意研究した。その結果、下
記のような炭素数6以上の不飽和脂肪族モノカルボン酸
の1種を添加することにより、エソプロホスの経時変化
を顕著に抑制すると同時に、経皮毒性を大幅に軽減化す
ることを見出し、本発明に至った。
本発明に使用する炭素数6以上の不飽和脂肪族モノカル
ボン酸としては、例えば、次のものが挙げられる。
■、オレイン酸(炭素数18) 2、リノール酸(ツノ 18) 3、リルイン酸()t  18) 4、アラキドン酸(炭素数20) 5、牛脂脂肪酸 6、豚脂脂肪酸 7、綿実油脂肪酸 8、大豆油脂肪酸 9、ヤシ油脂肪酸 など 本発明の不飽和脂肪族モノカルボン酸は、高純度品(上
記1〜4)はもちろんのこと、これらのる各種の脂肪酸
も使用できる。
本発明の添加物の配合量は、粒剤中にO,1%(重量%
)以上あれば効果を発揮するが、効果と経済性の両面か
ら考えると、0.5〜5%の範囲で使用するのが望まし
い。
1」 本発明の添加物をエソプロホス粒剤に添加すると、常温
で2年間貯蔵してもエソプロホスの分解率を1%以下に
減らすことが可能となる。また、経皮毒性を顕著に軽減
化することができる。また、本発明の不飽和脂肪族モノ
カルボン酸を添加しても、エソプロホスの前記した本来
力する生物効果を損なうこともない。
本発明の調製法は、特に限定されることはなく、通常の
農薬粒剤を調製する方法でよい。例えば。
次の方法で調製できる。
(調製法l)  あらかじめエソプロホスを含浸させた
粒状鉱物質担体に、本発明 の不飽和脂肪族モノカルボン酸を 有機溶剤(例えば、エタノールな ど)に溶解して噴霧吸着させ、粒 剤を得る。
(調製法2)  あらかじめエソプロホスと本発明の不
飽和脂肪族モノカルボン酸 を有機溶剤(例えば、エタノール など)に溶解して相溶させたもの を粒状鉱物質担体に噴霧吸着させ 、粒剤を得る。
(2gl製法3)  エソプロホス、鉱物質担体、結合
剤などに本発明の不飽和脂肪族 モノカルボン酸を加えて混合した のち、水を加えて混練後、押し出 し造粒機または転勤造粒機なとで 造粒する0次いで、乾燥、整粒し て粒剤を得る。
本発明で使用する鉱物質担体としては、農薬製剤で通常
用いられるものはいずれも使用できる。
例えば、クレー、珪藻土、タルク、ベントナイト、アタ
パルジャイト、バーミキュライト、ゼオライト、軽石、
セルロースパウダー、ホワイトカーボン、などが挙げら
れ、粒状鉱物質担体を使用する場合は、これらの鉱物質
を適当な粒径に揃えたものでもよく、通常の造粒法によ
ってt14製した有効成分の含有されない空粒剤でもよ
い。
以下に1本発明を具体的に説明するために実施例を挙げ
るが、本発明はこれらの例示のみに限定されるものでは
ない。
なお、実施例中で部とあるのはすべて重量部である。
l 調  1 粒状アタパルジャイト(14〜48メツシx)94部に
、エソプロホス5部を添加して含浸させイ たのち、リノ仁イI酸5%エタノール溶液20部を1噴
霧吸着させ、乾燥後、エソプロホスとして5%含有する
粒剤を得る。
実施例2(・gal 粒状ゼオライト(14〜48メツシユ)94部に、エソ
プロホス5部を添加して含浸させたのち、大豆油脂肪酸
5%エタノール溶液20部を噴霧吸着させたのち、乾燥
後、エソプロホス5%含有する粒剤を得る。
二  3(調製 2) 粒状アタパルジャイト(14〜48メツシユ)94部に
、エソプロホス10%および牛脂脂肪酸2%を同時に含
むエタノール溶液50部を噴霧吸着させ、乾燥後、エソ
プロホスとして5%含有する粒剤を得る。
−例4(調  2) 粒状珪藻上(14〜48メツシユ)94部に、エソプロ
ホス12.5%およびオレイン酸2,5%を同時に含む
エタノール溶液40部を噴霧吸着させ、乾燥後、エソプ
ロホスとして5%含有する粒剤を得る。
実施例5(調製法3) エソプロホス5部、ホワイトカーボン3部、クレー86
部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部およびリノール
酸1部を混合し、水15部を加えて混練したのち、押し
出し造粒機にて造粒する。
次いで乾燥、整粒(14〜48メツシユ)し、エソプロ
ホスとして5%含有する粒剤を得る。
(zsとj」し生魚1 次に本発明の有用性を証するために試験例をあげる。
なお、実施例1〜5より本発明の不飽和脂肪族モノカル
ボン酸を除いて調製したものを対照例1〜5とし、実施
例3の牛脂脂肪酸をプロピオン酸(炭素数3)、醋酸(
炭素数4)に置き換えて調製したものを対照例6,7と
し、以下の方法で調製したものを対照例8として試験に
供した。(対照例8の調製法)特公昭57−5201号
公報記載のエソプロホス粒剤 あらかじあエソプロホス5部、アマニ油17Jおよびプ
ロピレングリコール2.5部を相溶させたものを1粒状
アタパルジャイト(14〜48メツシユ)91.51’
!Iに噴霧吸着させ、エソプロホスとして5%含有する
粒剤を得る。
スj1性」エ 虐、による    の経実施例に準じて
調製した試料50gを140m文容マヨネーズ瓶に入れ
、栓をして、45℃の恒温器内に放置した。放置30日
後(常温で1年間貯蔵したことに相当)、60日後(同
2年間に相当)に取り出し、試料中のエソプロホス含有
量をGC(ガスクロマトグラフィー)にて分析し、虐待
する前の含有量に対する分解率(%)を算出した。その
結果は第1表に示す。
第1表 注〉  表中の例えばC,、C,などは、炭素数が6,
8であることを意味する。以下の表でも同じである。
入菓勇1 マウスによる経皮毒性試験 パッチテスト絆創膏のガーゼ部(直径1.5cm)を蒸
留水で湿し、実施例に準じて調製した試料(マウス1k
gに対しエソプロホスとして50rng)を塗布する。
そして、これをマウスの脱毛した皮盾に貼付し、経時的
に死亡数を観察した。
本試験に供したマウスはl試料当り5匹である。
その結果は第2表に示す。
試験例3 トマトのサツマイモネコブセンチュウ実施例
に準じて調製した試料の所定量を、115000アール
ポツトに入れたサツマイモネコブセンチュウ汚染土壌に
施用し、均一に混和した。
混和後、トマト種子5粒を播種して散水し、温室内に放
置した。播種20日後に発芽して生育したトマト苗を抜
き取り、根部のネコブ発現程度を調べ、防除価(%)を
求めた。
なお、ネコブ発現程度評価および防除価は以下の方法で
求めた。また、本試験は1区lボット。
5反復で行った。その結果は第3表に示す。
ネコブ発現程度  O:無 l:僅 2:少3:中 4
:多 5:激 × 100

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有効成分として、O−エチルS,S−ジプロピルホスホ
    ロジチオエートを含有する農薬に、炭素数6以上の不飽
    和脂肪族モノカルボン酸の1種を添加してなることを特
    徴とする、粒状農薬組成物。
JP15351788A 1984-05-24 1988-06-23 粒状農薬組成物 Pending JPH01110606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045887A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Japan International Research Center For Agricultural Services 硝化抑制剤及びそれを含有する土壌改良剤並びに肥料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045887A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Japan International Research Center For Agricultural Services 硝化抑制剤及びそれを含有する土壌改良剤並びに肥料

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