JPH01109214A - ロータリエンコーダ - Google Patents

ロータリエンコーダ

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Publication number
JPH01109214A
JPH01109214A JP62266918A JP26691887A JPH01109214A JP H01109214 A JPH01109214 A JP H01109214A JP 62266918 A JP62266918 A JP 62266918A JP 26691887 A JP26691887 A JP 26691887A JP H01109214 A JPH01109214 A JP H01109214A
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JP
Japan
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light
wave
laser beam
rotating body
laser light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62266918A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohito Hino
元人 日野
Yoshinori Bessho
別所 芳則
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP62266918A priority Critical patent/JPH01109214A/ja
Priority to US07/260,569 priority patent/US4882479A/en
Publication of JPH01109214A publication Critical patent/JPH01109214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/22Analogue/digital converters pattern-reading type
    • H03M1/24Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip
    • H03M1/28Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip with non-weighted coding
    • H03M1/30Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip with non-weighted coding incremental
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/36Forming the light into pulses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及旦五亘灼 [産業上の利用分野] 本発明は光学式のロータリエンコーダに関する。 [従来の技術] 従来、光学式のロータリエンコーダとしては、スリット
を備えた回転円板を用いるパルススケール式のものや、
回折格子を備えた回転円板を用いるドプラ式のものがあ
る。 第15図にパルススケール式のロータリエンコーダの構
成例を示す。第15図に示す様に、パルススケール式の
ロータリエンコーダは回転軸31に設置された、円周方
向に等間隔にスリット32を備える円板33と、上記ス
リット32を挾む様に対向して設置された発光素子34
と受光素子35とからなる。上記発光素子34からの光
信号は、回転軸31の回転に対応してスリット32の間
隔に同期したパルス信号として受光素子35により検出
される。上記検出されたパルス信号のパルス数をカウン
トすることにより回転軸31の回転角が求められる。 また、ドプラ式のロータリエンコーダとしては、例えば
、特開昭61−66927号公報の提案がある。上記提
案によるドプラ式のロータリエンコーダは回転円板の周
囲上に放射格子を備え、該放射格子に照射されたレーザ
光の回折光のドプラシフト量に基づいて回転角を求める
ものである。 [発明が解決しようとする問題点] 上記パルススケール式のロータリエンコーダにおいては
、検出精度を高めるためにはスリット32の間隔を細か
くする必要がある。゛しかし、上記スリット32の間隔
をあまり細かくすると、光の回折が起こり、検出精度が
かえって低下するという問題があり、回折を避けるため
には、円板33の直径を大きくしなければならない。 また、上記特開昭61−66927号公報の提案におい
ては、上記tli射格子の間隔の不揃いによる誤差や回
転円板取り付は時の偏心による誤差を避けるためにレー
ザ光を複雑に反射、偏光、合成して回転円板上の2点に
照射する必要がある。また、上記の様な複雑な装置を用
いないと回転方向を検出できないという問題もある。ざ
らに、レーザ装置自体に基づく発振光の周波数変動の影
響により誤差を生ずるという問題もある。 1肌五璽虜 そこで、本発明は上記問題点を解決することを目的とし
、次のような構成を採用した。 r問題点を解決するための手段] 即ち、本発明の要旨とするところは、光を散乱または反
射する回転体と、うなりを持ったレーザ光を発生するレ
ーザ装置と、上記レーザ光のうなりの周波数を検出する
第1検出手段と、 上記レーザ光にうなりを発生させる
互いに周波数の異なるレーザ光成分を分割して取り出し
一方のレーザ光成分を上記回転体に照射する分割照射手
段と、上記分割照射手段により回転体に照射され散乱ま
たは反射された一方のレーザ光成分と、他方のレーザ光
成分とを合成する合成手段と、上記合成手段により合成
されたレーザ光のうなりの周波数を検出する第2検出手
段と、上記第1検出手段および第2検出手段により検出
されたうなりの周波数に基づき上記回転体の回転角を演
算する演算手段と、を備えることを特徴とするロータリ
エンコーダにある。 [作用] レーザ光装置から互いに周波数が異なり振動面の直交す
る平行波(以後P波と言う)と垂直波(以後S波と言う
)とによりうなりを持ったレーザ光が発射される。上記
うなりを持ったレーザ光の一部が第1検出手段に導かれ
元のレーザ光のうなりの周波数(以11fBと言う)が
検出される。 残りのレーザ光は分割照射手段によりP波とS波に分割
され、P波が回転体の所定位置に照射され回転体の回転
に基づきドプラシフトを受けて散乱または反射される。 上記ドプラシフトを受けて散乱又は反射されたP波とS
波とを合成手段に導き、うなりを持ったレーザ光を合成
して取り出す。上記合成されたレーザ光は第2検出手段
に導かれ、ドプラシフトを受けた後のうなりの周波数(
以後fDと言う)が検出される。上記検出されたfD及
びf8が演算手段に入力され回転体の回転角が求められ
る。 ここで、演算手段における基本式を(1)式に示す。 Δf−(f/C)・す・(貢−f)・−(1)ここで、 Δf・・・散乱光または反射光の周波数変化量f・・・
入射光の周波数 C・・・光速 ■・・・回転体の接線方向速度ベクトルk・・・散乱光
または反射光の方向ベクトルト・・入射光の方向ベクト
ル である。 上記第1検出手段及び第2検出手段により周波数変化量
Δf−fD−fBが得られれば、(1)式に基づいて演
算手段により回転体の回転角が求まる。 [実施例] 次に、本発明の詳細な説明する。本発明はこれらに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々
の態様のものが含まれる。 第1図に本発明の第1実施例であるロータリエンコーダ
の要部構成図を示す。また、第2図は本実施例の回転体
の要部を表わす側面図を示す。 本実施例のロータリエンコーダは、回転軸1に設置され
、第2図に示す様に表面に光散乱粒子2を備える回転体
である透明円板3aと、互いに周波数が異なり振動面の
直交するP波とS波とによるうなりを持ったレーザ光を
発生するレーザ装置4と、上記レーザ光のうなりの周波
数を検出する第1検出手段である第1受光素子5と、上
記レーザ光をP波とS波に分割し、P波を透明円板3a
の所定位置に照射する分割照射手段である第161光ビ
ームスプリツタ6と、上記第1偏光ビームスプリツタ6
により分割されたS波と分割照射後光散乱粒子2により
散乱され透明円板3aの回転に基づいてドプラシフトを
受けたP波とを合成する合成手段である第2i1光ビー
ムスブリツータフと、上記第2偏光ビームスプリツタ7
により合成されたレーザ光のうなりの周波数を検出する
第2検出手段としての第2受光素子8と、上記第1受光
素子5、第2受光素子8からの検出信号により求まる上
記P波のドプラシフト量から透明円板3aの回転角を演
算する演算手段である演算器9及びそれらの付a装置か
らなる。 上記レーザ装置4から発射されたレーザ光はビームスプ
リッタ10により一定の比率で反射光と透過光に分割さ
れる。上記反射光は第1(l光子11によりP波とS波
の45°成分が重ね合され第1受光素子5に導かれる。 上記第1受光素子5ではレーザ装置4から発射されたレ
ーザ光のfBが検出される。一方、上記ビームスプリッ
タ10を透過したレーザ光は第161光ビームスプリツ
タ6によってS波が反射光としてP波が透過光として取
り出される。上記P波は透明円板3aの所定の位置に導
かれ、光散乱粒子2により散乱される。 上記散乱されたP波は透明円板3aの回転に基づきドプ
ラシフトを受は周波数が変化している。上記ドプラシフ
トを受けて散乱されたP波は所定位置に設けたマスク1
2により特定方向の散乱光のみが取り出され、第2偏光
ビームスプリツタ7に導かれる。また、上記第1偏光ビ
ームスプリツタ6により反射されたS波はミラー13に
より反射され第2偏光ビームスプリツタ7へ導かれる。 上記第2偏光ビームスプリツタ7ではP波はそのまま透
過し、S波はP波の透過方向へ反射され、ドプラシフト
による周波数変化分だけ元のレーザ光と異なるうなりを
持ったレーザ光が合成される。 上記合成されたレーザ光は第2偏光子14によりP波と
S波の45°成分が重ね合わされた第2受光素子8に導
かれる。上記第2受光素子8では上記合成されたレーザ
光のfDが検出される。上記検出されたfBは第1増幅
器15により増幅された後、第1波形整形器16により
パルス信号に変換され、第1カウンタ17にて計数され
た一定微小時間内におけるカウント数(以後CBと言う
)が比較器18に入力される。同じく、上記検出された
fDは第2増幅器19、第2波形整形器20、第2カウ
ンタ21を経て上記一定微小時間内におけるカウント数
(以後CDと言う)が比較器18′に入力される。上記
比較器18においてはCBとCDの差が検出され演算器
9に入力される。演算器9は透明円板3aの回転角を演
算し出力する。 次に、演算器9において実行される演算処理について説
明する。 第3図にP波が透明円板3aに入射し散乱される状態を
表わす要部構成図を示す。また、第4図に第3図におけ
る入射光(了)、散乱光(π)及び速度(’)の関係を
表わすベクトル図を示す。 第3図に示す様に、第1偏光ビームスプリツタ6を透過
したP波は入射角θで透明円板3aに入射する。また、
マスク12は透明円板3aから出射角θで出射するP波
だけを選択して取り出せる位置に設ける。したがって、
上記マスク12によって取り出されるP波は光散乱粒子
2によって散乱された光のうち、透明円板3aの屈折率
に対応して第3図に示す様に垂直軸に対し散乱角φ方向
に散乱された光である。 ここで、第4図に基づいて(1)式を変形すると、Δf
P−(fP/c) ・v−(sinφ+sinθ)・・
・(2) ここで、 ΔfP・・・ドプラシフトによるP波の周波数変化量 fP・−P波の元の周波数 C・・・光速 ■・・・透明円板3aの回転速度 である。尚、■は第3図に矢印にて示す方向に回転する
時は負の値となる。 また、透明円板3aの屈折率をn、P波の波長をλPと
すると、(2)式は、 ΔfP −(1/λP) φ((n+1>/n)拳Vφ
sinθ・−(3) となる。 (3)式を一定微小時間について積分し、透明円板3a
の回転に基づく接線方向の移動距離(xl)を表わすと
、 X1= (n/ (1+n))−(λP /s i n
θ)・(CD −CB )・・・(4) となる。 上記(4)式により求められる移動距離(×1)に基づ
いて透明円板3aの回転角が求められる。 次に、第2実施例として回転体として内部に光散乱粒子
2を備える透明円板3bを用いる場合につき説明する。 第5図に本実施例の回転体の要部を表わす側面図を、第
6図に本実施例において透明円板3bにP波が入射し散
乱される状態を表わす要部構成図を(第7図に第6図に
おける入射光(I)、散乱光(k)及び速度(V)の関
係を表わすベクトル図を示す。 第6図において図示しない部分の構成は第1実施例と同
様で、ある。マスク12は第6図に示す様に入射角θ、
屈折角φにて透明円板3b内の光散乱粒子2に到達し散
乱された光のうち、出射角θにて透明円板3bより出射
されるP波だけを取り出せる位置に設ける。尚、第6図
は簡単のため、透明円板の板厚方向中央にある光散乱粒
子2によって散乱されるP波について示したが、マスク
12の位置を透明円板3bの回転方向に対し前慢にずら
せば、板厚方向任意の位置の光散乱粒子2により散乱さ
れた光を取り出すこともでき、その場合も、次に説明す
る演算処理は同様になる。 本実施例の演算処理について説明すると、第1実施例同
様に(1)式は、 ΔfP−2−(fP/c)−v−sinφ・・・(5) と表わすことができ、透明円板3bの回転に基づく接線
方向の移動距離(×2)は、 X2− (n/2>−(λP /S r nθ)・(C
D −CB >・・・(6) となる。 次に第3実施例について説明する。 第8図に第3実施例の要部構成図を、第9図に入射光(
1)、散乱光(k)、反射光(k′)及び速度(V)の
関係を表わすベクトル図を示す。 本実施例は、回転体として光散乱粒子2を表面に設ける
透明円板3aを備え、分割手段として上記光散乱粒子2
を被覆する様に透明円板3aの表面に設ける偏光透過1
1122を備え、合成手段として4分の1波長板23(
以後λ/4板と言う)とミラー24を備えるものである
。 第8図に示す様に、図示しないレーザ装置より発射され
たレーザ光はビームスプリッタ10によって一定比率で
反射光と透過光とに分割される。 上記反射光は第1実施例と同様にfBを計測するために
第1(l光子11を通して第1受光素子5へ導かれる。 一方、上記透過光は入射角θで透明円板3aに入射し、
表面の偏光透過膜22により透過光であるP波と反射光
であるS波に分割される。 尚、本実施例においては上記偏光透過膜22が分割照射
手段に相当する。上記S波は偏光透過膜22により反射
された後、該反射方向に設けられたλ/4板2板金3過
し、同じく反射方向に設けられたミラー24により反射
されて第8図に示す様に再び透明円板3aに入射角θに
て入射する。この時、S波はλ/4板2板金3回透過す
ることによりP波に変換されており、偏光透過膜22を
透過する。ここで、マスク12は本実施例においては合
成手段となり第8図に示す様に透明円板3aから出射角
θにて出射されるレーザ光のみを選択して第2受光素子
8に導く様に設けられる。したがってマスク12により
上記P波に変換されたS波(以後P′波と言う)からは
ドプラシフトを受けずに透明円板3aから出射角θにて
出射される透過光のみが取り出され、P波からはドプラ
シフトを受けて透明円板3aから出射角θにて出射され
る散乱光のみが取り出され両者が合成される。 上記合成されたレーザ光が第2受光素子8に導かれfD
が計測される。以後実行される演算処理は第1実施例と
同様である。     次に第4実施例について説明する。 第10図に本実施例における要部構成図を、第11図に
本実施例における入射光(了)、散乱光(k)及び速度
(V)の関係を表わすベクトル図を示す。 本実施例は回転体としてミー散乱粒子2aを表面に設け
る透明円板3aを備え、レーザ光を照射する側と同じ側
から観測する構成をとるロータリエンコーダである。 第10図に示す様に、ビームスプリッタ10を透過した
レーザ光は第1偏光ビームスプリツタ6によりP波とS
波に分割される。尚、本実施例においては上記第1偏光
ビームスプリツタ6は分割照射手段であるとともに以F
説明する様に合成手段としても作用する。上記第1偏光
ビームスプリツタ6を透過したP波はλ/4板23aを
透過した後透明円板3a表面にあるミー散乱粒子2aに
よりミー散乱を起こす。上記ミー散乱により後方に散乱
した散乱光は再びλ/4板23aを透過しS波(以後S
′波と言う)に変換されて第1偏光ビームスプリツタ6
に戻される。一方、第1偏光ビームスプリツタ6により
反射されたS波はλ/4板23bを透過した後ミラー2
4にて反射され再びλ/4板23bを透過してP−波と
なり第1偏光ビームスプリツタ6を透過する。上記S−
波は第1偏光ビームスプリツタ6によりP′波の透過方
向に反射され、進行方向に設けられた第2偏光子14を
通した後集光レンズ25により集光されてP′波と合成
され第2受光素子8に導かれ、fDが計測される。また
、f8は第1実施例と同様に計測される。以後実行され
る演算処理は、(1)式を変形して、 ΔfP−2−(fP/c)−v−sinθ・・・(7) となり、透明円板3aの回転に基づく接線方向の移動距
離(X4)は、 X4=1/2− (λP /S inθ)−(CD−C
B >・・・(8) となる。 本実施例においては上記透明円板3aの側面においても
fDを観測することが可能であり、回転体も透明でなく
てもよい。また、本実施例は、レーザ光の照射方向と観
測方向を回転体に対し同じ側に取ることができ、装置を
設置するためのスペースを小さくすることもできる。。 次に、散乱光ではなく、反射光を利用する第5実施例に
つき説明する。 第12図に実施例の要部構成図を示す。本実施例は第1
2図に示す様に回転体3Cの上面に鋸刃状の凹凸2be
設け、該凹凸2bの傾斜面に対し垂直方向からレーザ光
を照射し、ドプラシフトを受けた反射光に基゛づき回転
角を求めるものである。 回転体以外の構成は第4実施例と同様である。 次に、反射光として乱反射を利用する第6実施例につき
説明する。 第13図に本実施例の要部構成図を示す。本実施例は第
13図に示す様に回転体3dの上面に光を乱反射する凹
凸2Gを設け、該凹凸2Gにより乱反射されたレーザ光
のうち特定方向のものを選択して取り出すマスク12を
備える。上記以外の構成は第4実施例と同様である。 以上説明してきた各実施例において、レーザ光源として
波長λ−0,6328μmのHeNeレーザを、透明円
板として屈折率n−1,5のちのを用い、半径15#l
l11の位置に入射角θ−30”にてレーザ光を照射す
ると、最小検出距離(Xmin)は、 第1実施例及び第3実施例においては、(4)式%式% 第2実施例においては、(6)式より、Xm1n=0.
9492μm となり、 第4実施例ないし第6実施例においては、(8)式より
、 Xmi n=0.6328μm となる。 従って、従来技術におけるパルススケール式のロータリ
エンコーダで同じ検出精度を実現するためには、第1実
施例及び第3実施例に対しては約124.000分割の
スリットを、第2実施例に対しては約99.000分割
のスリットを、第4実施例ないし第6実施例に対しては
約149.00O分割のスリットを必要とする。 また、各実施例においてfBとfDとの位相差も検出す
る様にすれば、最小検出精度はざらに飛躍的に向上する
。 尚、回転角は移動距離を半径で除して簡単に求められる
。 ここで、電子制御回路を用いてfBとfDのカウント数
差及び位相差に基づき回転角を演算処理する手順につい
て説明する。 第14図に演算処理手順を表わすフローチャートを示す
。 本発明のロータリエンコーダによる計測が開始されると
、まず、ステップ8100において各種変数やフラグが
初期状態に設定される。次にステップ5110にて一定
微小時間内のfB、fDのパルス信号が読み込まれステ
ップ3120に進む。 ステップ5120では上記パルス信号に基づき、fB、
fDのカウント数差(C3=CD −CB >が求めら
れステップ5130に進む。ステップ5130では上記
カウント数差(C8)に基づく回転角(XS =O3・
C1)が求められる。ここで、C3に乗算されるC1は
レーザ光の波長、回転体への人出射角等により定まる定
数である。次に、ステップ5140において上記読み込
まれたパルス信号間の位相差(CP)が求められステッ
プ5150に進む。ステップ5150では上記位相差(
CP)に基づく回転角(XP =CP −C2)が求め
られる。ここで、CPに乗算されるC2は位相差検出の
際のパルス信号分解能等により定まる定数である。次に
、ステップ5160において上記xs 、 xp ヨリ
回転角(X=XS +XP )が求まり、ステップ31
70に進む。ステップ3170では上記により求まった
一定微小時間内での回転角(X)が表示されステップ5
110に戻る。 以後、計測が終了するまで上記演算処理が繰り返され、
一定微小時間毎の回転角(X>が求められる。 以上、本発明のいくつかの実施例につき説明したが、本
発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々の態様を採用することができ
る。例えば、光散乱粒子の代わりに薄膜を用いて光を散
乱させてもよい。また、第1実施例においては透明円板
上面でなく下面に光散乱粒子を備える回転体を用いても
よい。さらに、例えば、第4実施例のミー散乱粒子は回
転体として円筒を用い、該円筒の側面に設けてもよく、
第5実施例、第6実施例の凹凸についても同様に回転体
として円筒を用い、該円筒側面に設けてもよく、これら
の場合にはレーザ装置や偏光ビームスプリッタ等の配置
を回転体側面方向に集めることができる。また、入射光
と散乱光との関係は、必ずしも透明円板の屈折率に対応
させる必要はなく、装置構成上の条件に応じて様々な位
置関係をとることができる。 ■団五四里 本発明のロータリエンコーダにおいては、ドプラシフト
を受けて散乱または反射されるレーザ光の周波数変化に
基づいて回転角を算出するため、パルススケール式ロー
タリエンコーダに比べその検出精度を飛躍的に向上させ
ることができる。また、うなりを持ったレーザ光を用い
て元のレーザ光とドプラシフトを受けた後合成されたレ
ーザ光のうなりの周波数の差から回転角を求めているた
め、照射位置は一箇所でよく、回転方向を求めるために
複雑な照射方法をとる必要がない。又、レーザ装置の発
振周波数の変動による検出誤差は相殺される。ざらに、
回折格子を利用したドアラ式のロータリエンコーダでは
、回転体の偏心、格子模様の不揃いにより誤差を生じ、
この補正には複雑な装置構成を取る必要があったが本発
明においては、回転体に対しレーザ光の入射角と出射角
が一定の関係にあれば上記の様な誤差は生ずることがな
く、上記の様な一定の関係の散乱または反射されたレー
ザ光を選択して取り出すことは容易である。その上、う
なりの周波数を検出することによりドプラシフトによる
周波数変イヒ量を求めるため、直接レーザ光の周波数を
求めるものより検出回路が簡単になる。 以上の様に、本発明は小型でかつ高精度のロータリエン
コーダを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の要部構成図を、第2図は同じく回
転体の要部の側面図を、第3図は同じく回転体にレーザ
光が入射し散乱される状態を表わす要部構成図を、第4
図は同じく入射光、散乱光及び速度の関係を表わすベク
トル図を、第5図は第2実施例の回転体の要部の側面図
を、第6図は同じく回転体にレーザ光が入射し散乱され
る状態を表わす要部構成図を、第7図は同じく入射光、
散乱光及び速度の関係を表わすベクトル図を、第8図は
第3実施例の要部構成図を、第9図は同じく入射光、散
乱光、反射光及び速度の関係を表わすベクトル図を、第
10図は第4実施例の要部構成図を、第11図は同じく
入射光、散乱光及び速度の関係を表わすベクトル図を、
第12図は第5実施例の要部構成図を、第13図は第6
実施例の要部構成図を、第14図は本発明の演算処理の
手順のフローチャートを、第15図は従来のパルススケ
ール式ロータリエンコーダの要部構成図を表わす。 1・・・回転軸     2・・・光散乱粒子2a・・
・ミー散乱粒子 2b、2C・・・凹凸 3a、3b・・・透明円板(回転体) 3c、3d・・・回転体 4・・・レーザ装置 5・・・第1受光素子(第1検出手段)6・・・第1(
l光ビームスプリッタ(分割照射手段)7・・・第2偏
光ビームスプリツタ(合成手段)8・・・第2受光素子
(第2検出手段)9・・・演算器(演算手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光を散乱または反射する回転体と、 うなりを持ったレーザ光を発生するレーザ装置と、 上記レーザ光のうなりの周波数を検出する第1検出手段
    と、 上記レーザ光にうなりを発生させる互いに周波数の異な
    るレーザ光成分を分割して取り出し一方のレーザ光成分
    を上記回転体に照射する分割照射手段と、 上記分割照射手段により回転体に照射され散乱または反
    射された一方のレーザ光成分と、他方のレーザ光成分と
    を合成する合成手段と、 上記合成手段により合成されたレーザ光のうなりの周波
    数を検出する第2検出手段と、 上記第1検出手段および第2検出手段により検出された
    うなりの周波数に基づき上記回転体の回転角を演算する
    演算手段と、 を備えることを特徴とするロータリエンコーダ。 2、回転体が光散乱粒子を表面または内部に設ける透明
    円板である特許請求の範囲第1項記載のロータリエンコ
    ーダ。
JP62266918A 1987-10-22 1987-10-22 ロータリエンコーダ Pending JPH01109214A (ja)

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