JPH01107855A - 粉粒体の微粉砕方法 - Google Patents
粉粒体の微粉砕方法Info
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- JPH01107855A JPH01107855A JP26570087A JP26570087A JPH01107855A JP H01107855 A JPH01107855 A JP H01107855A JP 26570087 A JP26570087 A JP 26570087A JP 26570087 A JP26570087 A JP 26570087A JP H01107855 A JPH01107855 A JP H01107855A
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- Japan
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- liquid
- pressure
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- pulverizing
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- Pending
Links
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、石炭類をはじめ各種鉱石類を、水を媒液とす
るのと同等以上に効率よく微粉砕し、かつ、乾燥微粉を
固液分離工程を経ることなく提供する微粒子の製造技術
に関するものである。
るのと同等以上に効率よく微粉砕し、かつ、乾燥微粉を
固液分離工程を経ることなく提供する微粒子の製造技術
に関するものである。
(従来の技術)
従来、粉粒体の粉砕には、湿式、乾式の両方式が用いら
れてきた。乾式粉砕法は、産物の目標粒度が比較的粗い
うちは(441程度)良いが、産物が細かくなってくる
と、凝集してくるので、粉砕媒体や粉砕機に付着して効
率が落ちてくる。したがって、粗砕から中砕迄は適用上
問題ないが、微粉砕から超微粉砕では専ら湿式粉砕法が
使用されている。
れてきた。乾式粉砕法は、産物の目標粒度が比較的粗い
うちは(441程度)良いが、産物が細かくなってくる
と、凝集してくるので、粉砕媒体や粉砕機に付着して効
率が落ちてくる。したがって、粗砕から中砕迄は適用上
問題ないが、微粉砕から超微粉砕では専ら湿式粉砕法が
使用されている。
湿式粉砕法では、従来、水を媒体とする方式が一般的で
ある。この方式を用いれば、粒子が細かくなっても、水
中に分散しているのである程度の水量があれば、粒子同
志の凝集や、粉砕機、粉砕媒体への付着は生じないこと
から、かなり細かい粒子(l1m程度)も容易に製造し
うる。しかしながら、湿式粉砕では、乾燥産物を得るた
めには、粉砕後に固液を分離する工程が必要となり、特
に粉粒体の粒度が細かくなればなるほど、固液分離は困
難となり、経費のみならずハンドリングも非常に面倒な
ものとなってくる。一般に微粉は多量の水分を含有し、
高い粘性及び付着性を持っているので、どのような方法
で脱水するにも特別な工夫を必要とするところである。
ある。この方式を用いれば、粒子が細かくなっても、水
中に分散しているのである程度の水量があれば、粒子同
志の凝集や、粉砕機、粉砕媒体への付着は生じないこと
から、かなり細かい粒子(l1m程度)も容易に製造し
うる。しかしながら、湿式粉砕では、乾燥産物を得るた
めには、粉砕後に固液を分離する工程が必要となり、特
に粉粒体の粒度が細かくなればなるほど、固液分離は困
難となり、経費のみならずハンドリングも非常に面倒な
ものとなってくる。一般に微粉は多量の水分を含有し、
高い粘性及び付着性を持っているので、どのような方法
で脱水するにも特別な工夫を必要とするところである。
また、水を媒体とする湿式粉砕で最も粉砕効果が挙がる
状態は、水が多量に存在している場合よりも、むしろ少
量存在して、ようやく粉砕媒体の運動が保障されている
ような場合であって、このような状態では、砕料と水に
よるスラリーの粘性が大きくなっており、物質と粒度に
よって最も粉砕に適した粘度の存在が確認されている。
状態は、水が多量に存在している場合よりも、むしろ少
量存在して、ようやく粉砕媒体の運動が保障されている
ような場合であって、このような状態では、砕料と水に
よるスラリーの粘性が大きくなっており、物質と粒度に
よって最も粉砕に適した粘度の存在が確認されている。
逆に、一定の水量が存在する場合には、粉砕が進行して
、砕料の粒度が細かくなるにしたがい粘度が上昇して、
ある粘度を超えると粉砕効果が落ちてくる。
、砕料の粒度が細かくなるにしたがい粘度が上昇して、
ある粘度を超えると粉砕効果が落ちてくる。
(目 的)
本発明は、従来法に見られる難点を解決し、媒液に液体
炭酸ガスを用いることにより、固液分離工程を省略し、
かつ、臨界点近傍で操作するため、粉砕中に発生する熱
により超臨界状態に到達すると、媒液の粘性が大幅に低
下し、粉砕限界を下げるという2重の効果で、効率良い
粉砕をもたらすことを目的としている。
炭酸ガスを用いることにより、固液分離工程を省略し、
かつ、臨界点近傍で操作するため、粉砕中に発生する熱
により超臨界状態に到達すると、媒液の粘性が大幅に低
下し、粉砕限界を下げるという2重の効果で、効率良い
粉砕をもたらすことを目的としている。
(発明の実施例)
粉砕機として、粉砕容器を耐圧構造としたボールミルを
選び、砕料とボール(粉砕媒体)を予め装入しておき、
後から液体炭酸ガスを高圧ポンプで圧入する。炭酸ガス
の臨界温度は31’C1臨界圧力は72.8気圧である
から常温では臨界圧力下で液体状態である。粉砕機の運
転は液体状態でスタートする。粉砕の進行に従って粒度
は細かくなり媒液の粘度は上昇するが、同時に粉砕媒体
の運動に伴う発熱で、ミル内の温度が上昇し、31’C
を超えると超臨界状態となる。この状態では媒液の密度
は液体に近い値を示しているにもかかわらず、粘性は液
体の1/100程度となり、この結果粉砕限界粒度を下
げる効果をもたらす、一定時間粉砕を行った後に、圧力
を解放すれば、媒液は気化するため容品に乾燥産物が得
られる。
選び、砕料とボール(粉砕媒体)を予め装入しておき、
後から液体炭酸ガスを高圧ポンプで圧入する。炭酸ガス
の臨界温度は31’C1臨界圧力は72.8気圧である
から常温では臨界圧力下で液体状態である。粉砕機の運
転は液体状態でスタートする。粉砕の進行に従って粒度
は細かくなり媒液の粘度は上昇するが、同時に粉砕媒体
の運動に伴う発熱で、ミル内の温度が上昇し、31’C
を超えると超臨界状態となる。この状態では媒液の密度
は液体に近い値を示しているにもかかわらず、粘性は液
体の1/100程度となり、この結果粉砕限界粒度を下
げる効果をもたらす、一定時間粉砕を行った後に、圧力
を解放すれば、媒液は気化するため容品に乾燥産物が得
られる。
(効 果)
本発明により、粉粒体の微粉砕限界粒度を下げ、粉砕時
間を短縮し、従来の、脱水、乾燥等に要した費用を大幅
に低減できるので、実用化すれば極めて大きな経済的効
果を得ることが期待できる。
間を短縮し、従来の、脱水、乾燥等に要した費用を大幅
に低減できるので、実用化すれば極めて大きな経済的効
果を得ることが期待できる。
また、産物が超臨界流体中に存在するので、産物に含ま
れる特定物質の抽出等も同時に進行するという利点を兼
ね備えている。
れる特定物質の抽出等も同時に進行するという利点を兼
ね備えている。
Claims (1)
- (1)粉粒体をボールミル等で粉砕する際に、液体炭酸
ガス等の常温常圧では気体であるが、特定の温度、圧力
下では液体となる物質を媒液として使用し、さらに、上
記媒液の臨界点の近傍の温度、圧力条件を用いて操作す
ることを特徴とする微粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26570087A JPH01107855A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 粉粒体の微粉砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26570087A JPH01107855A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 粉粒体の微粉砕方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107855A true JPH01107855A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17420795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26570087A Pending JPH01107855A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 粉粒体の微粉砕方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01107855A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639307A (ja) * | 1991-07-12 | 1994-02-15 | Agency Of Ind Science & Technol | 粉粒体の粉砕方法 |
JP2003001129A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Iwatani Industrial Gases Corp | 微粉末の製造方法 |
JP2016077970A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | サントリーホールディングス株式会社 | 高結晶性微粒子の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5376463A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-06 | Nissan Motor Co Ltd | Crushing method of quickly cooled and solidified powder |
JPS5721946A (en) * | 1980-07-17 | 1982-02-04 | Asahi Glass Co Ltd | Method of crushing non-oxide ceramic |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP26570087A patent/JPH01107855A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5376463A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-06 | Nissan Motor Co Ltd | Crushing method of quickly cooled and solidified powder |
JPS5721946A (en) * | 1980-07-17 | 1982-02-04 | Asahi Glass Co Ltd | Method of crushing non-oxide ceramic |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639307A (ja) * | 1991-07-12 | 1994-02-15 | Agency Of Ind Science & Technol | 粉粒体の粉砕方法 |
JP2003001129A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Iwatani Industrial Gases Corp | 微粉末の製造方法 |
JP2016077970A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | サントリーホールディングス株式会社 | 高結晶性微粒子の製造方法 |
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