JPH0110597Y2 - - Google Patents

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JPH0110597Y2
JPH0110597Y2 JP7497782U JP7497782U JPH0110597Y2 JP H0110597 Y2 JPH0110597 Y2 JP H0110597Y2 JP 7497782 U JP7497782 U JP 7497782U JP 7497782 U JP7497782 U JP 7497782U JP H0110597 Y2 JPH0110597 Y2 JP H0110597Y2
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JP
Japan
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probe
sublance
pipe
converter
molten steel
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JP7497782U
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JPS58180266U (ja
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶鋼状態計測用プローブを転炉の炉内
外に出入れするのに使用するサブランス装置に関
する。
通常、転炉は建屋内に設置され、吹錬後におい
て溶鋼を取鍋等に注ぎ出すため、床面Fより所定
高さ上つた位置に傾転可能に保持されている。こ
の転炉の炉口は吹錬操業時、排ガスフードで蓋被
されている。排ガスフード上には、下端に溶鋼状
態計測用プローブを装着するサブランスパイプが
立設され、このサブランスパイプの下端へのプロ
ーブの装着(嵌着)、サブランスパイプ降下によ
るプローブの炉湯内浸漬、サブランスパイプ上昇
によるプローブの炉外取出し、サブランスパイプ
下端からのプローブ取外しが順次行なわれ、プロ
ーブによる溶鋼状態計測値に基づいて転炉の吹錬
制御が行なわれている。
ところで、サブランスパイプは10数mから20数
mの長さを有し、その上端部が台車に保持されて
いるだけであり、プローブ嵌着の際のサブランス
パイプの芯出しと、短時間の内にプローブを炉内
外に挿脱するのでその際の振れによるサブランス
パイプ並びにプローブと排ガスフードとの摺接障
害を防止する観点から従来においてはサブランス
パイプガイドロール装置がサブランス昇降ガイド
レールの下端に定置されている。
然し乍ら、通常状態では、定置されているサブ
ランスパイプガイドロール装置に当接する位置ま
でサブランス昇降台車が降下すると、サブランス
パイプ下端に装着されたプローブが炉内溶鋼に浸
漬され、これによつて溶鋼状態が計測できるので
あるが、長期間の吹錬操業により転炉の炉底壁が
鋼溶で侵食され、湯面が下つた場合にはプローブ
が湯面に到達できず、測定不能となつていた。サ
ブランスパイプをより長尺のものと交換したらプ
ローブの溶鋼湯面到達が可能となる。しかし、転
炉が設置されている建屋の天井には機材搬送用ク
レーン(O.H.C)が設置されており、この天井ク
レーンの走行障害となることから長尺のサブラン
スパイプへの置換は行なわれていない。
このため、従来では湯面低下によりプローブの
溶鋼湯面到達が不可能の場合においてはサブラン
スパイプを用いた転炉の吹錬制御は全く行なわれ
いなかつた。
本考案は、上記の欠点を解消するためになされ
たもので、プローブ嵌着後、サブランスパイプガ
イドローラを所定量降下させると共に、サブラン
スパイプ下端からのプローブの取外しに先行して
ガイドローラを上昇復帰させるサブランスパイプ
ガイドローラ自動昇降装置を備え、サブランスパ
イプを常時支持、案内でき、かつ、炉底壁侵食に
よる湯面降下時においてもプローブが十分湯面に
到達でき、転炉の高湯面位置から低湯面位置まで
の全域にわたつて溶鋼測定が可能となるサブラン
ス装置を提供しようとするものである。
以下、その実施例を図面について説明すると、
図中1は転炉、2は転炉1の炉口を蓋被している
排ガスフード、3はサブランスパイプ、4はプロ
ーブで、サブランスパイプ3の下端から突設され
たプローブホルダー5に嵌着され、図外ウインチ
によるサブランスパイプ3の昇降で排ガスフード
2を貫通して転炉内溶鋼中に浸漬され、溶鋼状態
の計測を行ない、この計測値に基づいて転炉の吹
錬制御が行なわれるようになつている。6はプロ
ーブ把持アームで、該アーム6の作動により新旧
プローブの搬入・搬出が行なわれるようになつて
いる。7はサブランスパイプ3を装着したサブラ
ンス昇降台車で、ガイドレール8に嵌係合されて
いる。9は1対の鼓型ロールから成るサブランス
パイプガイドローラで、ガイドレール8の下端に
エヤシリンダ等適宜の作動装置10で昇降支持さ
れており、このガイドローラ9は、通常、定置位
置でサブランスパイプ3を支持・案内し、転炉内
の溶鋼湯面位置が炉底壁侵食により当初位置より
下つたことを検知してから自動昇降操作されるよ
うになつている。
本考案はこのように構成されているので、通常
状態では、定置されたガイドローラ9に当接する
位置までサブランス昇降台車7を降下すると、サ
ブランスパイプ下端に嵌着されたプローブ4が炉
内溶鋼中に浸漬され、溶鋼状態が計測される(第
3図イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ参照)。
長期間の吹錬操業によつて転炉1の炉底壁が鋼
溶で侵食され湯面が下つた場合には、プローブ4
による湯面検知信号が止絶えるのでこれをオペレ
ータが検知し、オペレータがガイドローラ昇降回
路をONすると、ガイドローラ9はプローブ嵌着
後、すなわち、プローブ4・プローブホルダー5
間の接点接合により作動装置10が伸長作動して
所定量降下され、これによつてサブランス昇降台
車7は降下ストロークが増え、プローブ4の湯面
到達が可能となる。溶鋼状態計測後、図外ウイン
チの作動でサブランスパイプ3を第4図オの位置
まで上昇させ、この位置でプローブ把持アーム6
によつてプローブ4を掴む。プローブ把持アーム
6の掴み完了信号により作動装置10が縮小作動
すると、ガイドローラ9が上昇復帰される。その
後、再度ウインチによつてサブランスパイプ3を
上限位置まで上昇させるとプローブ4はプローブ
ホルダー5から抜取られる。この間、サブランス
パイプ3はガイドローラ9によつて常時支持・案
内されており、排ガスフード貫通時に摺接障害を
生せず、かつ、計測済プローブの抜取りや新規プ
ローブの嵌着が芯出し状態のもとで好適に行なわ
れる(第4図ア,イ,ウ,エ,オ,カ,キ,ク参
照)。
以上のように本考案によると、サブランスパイ
プガイドローラを自動的に降下・復帰させるよう
にしたので、サブランスパイプガイド機能を何ら
損うことなく、しかも、長期間の吹錬操業で鋼浴
による炉底壁侵食を生じ、転炉内溶鋼湯面位置が
下つた場合、低湯面の溶鋼内にプローブを確実に
降下浸漬でき、従つて、プローブによる溶鋼状態
計測値にもとづいた転炉の吹錬制御が高湯面位置
から低湯面位置までの全域にわたつて達成できる
大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサブランスパイプガイド
ローラ自動昇降装置を備えたサブランス装置の概
略説明図、第2図は第1図線に沿う平面図、第
3図は転炉内湯面が所定位置にある場合の転炉に
対するプローブの挿脱工程を示す図、第4図は転
炉内湯面に下つた場合の転炉に対するプローブの
挿脱工程を示す図である。 3……サブランスパイプ、7……サブランス昇
降台車、9……サブランスパイプガイドローラ、
10……作動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 転炉の炉口を覆う排ガスフードの上方において
    サブランスパイプの下端にプローブを嵌着するよ
    うにし、サブランスパイプの昇降によりプローブ
    が前記排ガスフードを貫通して転炉の炉内外に出
    入りされるようにしたサブランス装置において、
    プローブ嵌着前のサブランスパイプの下端部位置
    に、サブランスパイプが案内されるガイドローラ
    を昇降可能に設置したことを特徴とするサブラン
    ス装置。
JP7497782U 1982-05-24 1982-05-24 サブランス装置 Granted JPS58180266U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7497782U JPS58180266U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 サブランス装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7497782U JPS58180266U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 サブランス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180266U JPS58180266U (ja) 1983-12-02
JPH0110597Y2 true JPH0110597Y2 (ja) 1989-03-27

Family

ID=30084365

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JP7497782U Granted JPS58180266U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 サブランス装置

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JP (1) JPS58180266U (ja)

Also Published As

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JPS58180266U (ja) 1983-12-02

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