JPH01105813A - 水底地盤の改良方法 - Google Patents
水底地盤の改良方法Info
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- JPH01105813A JPH01105813A JP26303787A JP26303787A JPH01105813A JP H01105813 A JPH01105813 A JP H01105813A JP 26303787 A JP26303787 A JP 26303787A JP 26303787 A JP26303787 A JP 26303787A JP H01105813 A JPH01105813 A JP H01105813A
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- laminated sheet
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は水底地盤を圧密して地盤改良を行う、水底地盤
の改良方法に関するものである。
の改良方法に関するものである。
〈従来の技術〉
海や湖沼の水底に堆積した汚泥や高含水比の軟質土や浮
泥等の存在は環境上好ましくない。
泥等の存在は環境上好ましくない。
そこで、環境改善を図る方法としてポンプによって浚渫
する方法や薬液注入によって固化する方法が広く知られ
ている。
する方法や薬液注入によって固化する方法が広く知られ
ている。
く本発明が解決しようとする問題点〉
上記した従来の水底地盤の環境改善方法にはつぎのよう
な問題点がある。
な問題点がある。
(イ)ポンプで浚渫する方法にあっては改善効果が低(
、また大量に発生した泥土の後処理に多大の経費を要す
る。
、また大量に発生した泥土の後処理に多大の経費を要す
る。
加えて、浚渫作業中、沈殿物が浮遊して海や湖沼等の水
が濁ってしまう問題もある。
が濁ってしまう問題もある。
(ロ)薬液注入による改善方法の場合は、大量の薬液を
必要とするから、改良コストが高くつく。
必要とするから、改良コストが高くつく。
(ハ)両改善方法ともに、堆積している層の厚さがまち
まちであるため、細かい施工管理が要求される。
まちであるため、細かい施工管理が要求される。
く本発明の目的〉
本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので
、低コストで、効果的な改良効果が得られる、水底地盤
の改良方法を提供することを目的とする。
、低コストで、効果的な改良効果が得られる、水底地盤
の改良方法を提供することを目的とする。
く本発明の構成〉
つぎに本発明の一実施例について説明する。
(イ)改良原理
本発明は、改良予定の水底地盤の表面に積層シートを敷
設し、この積層シートと水底地盤間に存在する水を強制
的に排水して積層シートに上方の水圧を負荷させて、水
底地盤の圧密化を図るものである。
設し、この積層シートと水底地盤間に存在する水を強制
的に排水して積層シートに上方の水圧を負荷させて、水
底地盤の圧密化を図るものである。
以下に、本発明に使用する積層シートについて説明する
。
。
(ロ)積層シート(第2図)
積層シート1は非透水性シート2と透水性シート3とス
ペーサ4との積層体からなる。
ペーサ4との積層体からなる。
非透水性シート2と透水性シート3の間にスペーサ4を
介在して積層した積層シート1の両シート2.3間には
排水用通路となる通水層が形成される。
介在して積層した積層シート1の両シート2.3間には
排水用通路となる通水層が形成される。
また、積層シート1を自重により水没させる関係から積
層シート1の比重は1.0′の近傍が好ましく、積層シ
ート1中に水や空気を注入して水没させる。
層シート1の比重は1.0′の近傍が好ましく、積層シ
ート1中に水や空気を注入して水没させる。
[非透水性シート]
非透水性シート2は、積層シート1の両面の通水を遮断
することを目的としたシートであり、例えば、防水加工
を施した不織布や樹脂製のシートを使用できる。
することを目的としたシートであり、例えば、防水加工
を施した不織布や樹脂製のシートを使用できる。
[透水性シート]
透水性シート3は、水質汚濁の原因となる異物や泥土の
透過を阻止するフィルター材であり、例えば透水係数が
100〜10 ””、cm/see程度で高強度を有す
る紙や舟体等を用いることができる。
透過を阻止するフィルター材であり、例えば透水係数が
100〜10 ””、cm/see程度で高強度を有す
る紙や舟体等を用いることができる。
[スペーサ]
スペーサ4は非透水性シート2と透水性シート3との間
隔を一定に維持するためおよび積層シート1の形を保持
するための部材である。
隔を一定に維持するためおよび積層シート1の形を保持
するための部材である。
スペーサ4は排水性を考慮すると、線状物よりはむしろ
点状または球状のものが好ましい。
点状または球状のものが好ましい。
本実施例では、球状のスペーサ4を使用する場合につい
て説明するが、前記目的を達成できればどのような形状
であっても良いことは勿論である。
て説明するが、前記目的を達成できればどのような形状
であっても良いことは勿論である。
[接着方法]
非透水性シート2と透水性シート3の間にスペーサ4を
介在した状態で接着するには、例えば素地に適した接着
剤を用いて接着したり、熱溶着による接着方法を採用で
きる。
介在した状態で接着するには、例えば素地に適した接着
剤を用いて接着したり、熱溶着による接着方法を採用で
きる。
く本発明の作用〉
つぎに水底地盤の改良方法について説明する。
(イ)積層シートの敷設
第1図に改良予定の水底の断面を示す。
5は基礎地盤を示し、6は基礎地盤50表面に堆積した
泥土等の軟質層を示す。
泥土等の軟質層を示す。
この水底地盤を改善するため、まず前記構造の積層シー
ト1を軟質層6の表面に敷設する。
ト1を軟質層6の表面に敷設する。
この場合、透水性シート3を形成した面を軟質層6へ向
けて敷設する。
けて敷設する。
さらに、積層シート1と水上側に配備した吸引ポンプ7
との間に排水ホース8を接続する。
との間に排水ホース8を接続する。
排水ホース8は、敷設作業の以前に積層シート1に接続
しておいも良く、或は現場で接続しても良い。
しておいも良く、或は現場で接続しても良い。
要は、排水ホース8の一端が積層シート1の非透水性シ
ート2を貫通して両シート2.3間の通水層内に露出し
ていれば良い。
ート2を貫通して両シート2.3間の通水層内に露出し
ていれば良い。
(ロ)排水作業の開始
吸引ポンプ7を稼働すると、軟質層6と積層シート1と
の間に存在する水が、透水性シート3で濾過された後、
排水ホース8を経て積層シート1の外部へ排水される。
の間に存在する水が、透水性シート3で濾過された後、
排水ホース8を経て積層シート1の外部へ排水される。
すると、積層シート1の上面、すなわち非透水性シート
2例の全面に水深に応じた水圧Fが作用する。
2例の全面に水深に応じた水圧Fが作用する。
、 この水圧Fは積層シート1を介して軟質層6に加圧
力として作用し、その結果、軟質層6中に存在する水が
軟質層6の表面に絞り出される。
力として作用し、その結果、軟質層6中に存在する水が
軟質層6の表面に絞り出される。
絞り出された水は直ちに吸引ポンプ7で排水される。
このように吸引ポンプ7の稼働中、軟質層6内の水の絞
り出しと排水が並行して生じ、軟質層6の密実な組織改
善が進行していく、。
り出しと排水が並行して生じ、軟質層6の密実な組織改
善が進行していく、。
軟質層6の改善が終了したら積層シート1を撤去する。
(ハ)軟質層の浚渫
密実に改善された軟質層6を公知の方法により浚渫する
。
。
このときの軟質層6は、密実に組織改善がされているか
ら、水質の汚濁程度を極めて低くおさえて効果的に浚渫
作業が行える。
ら、水質の汚濁程度を極めて低くおさえて効果的に浚渫
作業が行える。
く本発明の効果〉
本発明は以上説明したようになるからつぎの効果が得ら
れる。
れる。
(イ)沈殿物や泥土等を排出せずに水底地盤を密実に改
善できる。
善できる。
従って、水質汚濁を極めて低くおさえて浚渫作業を効果
的に行える。
的に行える。
(ロ)施工に必要とする基本的な設備は簡単な排水施設
だけで良い。
だけで良い。
(ハ)水圧を利用して軟質層を圧密するので、短時間の
うちに地盤を改良できる。
うちに地盤を改良できる。
第1図:本発明に係る水底地盤の改良方法の概略を示す
説明図
説明図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 非透水性シートの下面に通水空間を介して透水性シート
を一体に積層してなる積層シートを改良予定の水底地盤
の表面に敷設し、 前記積層シートの通水層に負圧を与えて水底地盤を圧密
する、 水底地盤の改良方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26303787A JPH01105813A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 水底地盤の改良方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26303787A JPH01105813A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 水底地盤の改良方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105813A true JPH01105813A (ja) | 1989-04-24 |
JPH0524283B2 JPH0524283B2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=17383992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26303787A Granted JPH01105813A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 水底地盤の改良方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01105813A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04247113A (ja) * | 1990-12-17 | 1992-09-03 | American Colloid Co | 粘土・繊維マットから形成された防水材 |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP26303787A patent/JPH01105813A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04247113A (ja) * | 1990-12-17 | 1992-09-03 | American Colloid Co | 粘土・繊維マットから形成された防水材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524283B2 (ja) | 1993-04-07 |
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Legal Events
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