JPH01105514A - 積層鉄心の製造方法 - Google Patents

積層鉄心の製造方法

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JPH01105514A
JPH01105514A JP26313187A JP26313187A JPH01105514A JP H01105514 A JPH01105514 A JP H01105514A JP 26313187 A JP26313187 A JP 26313187A JP 26313187 A JP26313187 A JP 26313187A JP H01105514 A JPH01105514 A JP H01105514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated
magnetic alloy
amorphous magnetic
iron core
wound body
Prior art date
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Pending
Application number
JP26313187A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yagisawa
八木沢 猛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は非晶質磁性合金薄帯からなる積層鉄心の製造方
法に関する。
(従来の技術) 一般に変圧器などに使用される積層鉄心は、磁性板を積
層してなるけい鉄部と脚部とを組合わせたもので、一般
にけい鉄部と脚部との接合部には磁気抵抗を低下させる
ために段付き重ね構造(ステップラップジヨイント)が
採用されている。
この段付き重ね構造は、複数枚の磁性板を順次長手方向
にずらして積層することにより積厚方向に傾斜した端面
を持つけい鉄部と脚部を形成し、これらけい鉄部と脚部
を夫々の端面を逆向きに接合して組立てるものである。
しかして、積層鉄心においては磁性板として従来からけ
い素鋼板が使用されてきたが、最近磁気特性に優れた非
晶質磁性合金薄帯が開発され、この材料を磁性板として
用いて積層鉄心を製造することが試みられている。この
非晶質磁性合金薄帯は合金の濶を超急冷して製造した非
常に薄いもので、優れた鉄損特性を有している。
しかるに、非晶質磁性合金薄帯を積層して積層鉄心を製
造する場合に、この材料は非常に薄いのでけい素鋼板の
ように一枚づつ積層していたのでは多くの工数を要して
実用的でないために、100枚程度の薄帯を8!i層し
て固定した積層ブロックを形成し、この積層ブロックを
複数個重ね合せて積層鉄心を構成している。
そして、この非晶質磁性合金薄帯を使用した積層鉄心に
おいても、けい鉄部と脚部とを接合する接合部の構造と
して、磁気抵抗の低下を図るために前記した段付き重ね
構造を採用することが考えられている。すなわち、非晶
質磁性合金薄帯を積層して端面が傾斜した!ali1ブ
ロックを形成し、この積層ブロックを複数個重ね合せて
けい鉄部と脚部を構成して、このけい鉄部と脚部を接合
するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記のように端面が傾斜した積層ブロッ
クを製造するためには、けい素鋼板に比して多くの枚数
の非晶質磁性合金薄帯を一枚づつ順次長手方向にずらし
ながら積層して組立てていかなければならないので、組
立て工数が大変多く、作業性が大変悪い。特に非晶質磁
性合金薄帯の表面はかならずしも平滑でなく滑りが悪い
ために、多数枚の非晶質磁性合金薄帯を長手方向にずら
すしながら積層して行く作業は大変手数を要している。
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、非晶質磁
性合金薄帯を積層してなる段付き重ね構造を持った積層
鉄心を容易に製造することが出来る製造方法を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (II!i題点を解決するための手段〕前記目的を達成
するために本発明の積層鉄心の製造方法は、非晶質磁性
合金薄帯を多数回巻回して巻回体を形成し、この巻回体
の巻回方向の少なくとも1箇所を薄帯巾方向に対して斜
めに切断して展開することにより多数枚の非晶質磁性合
金薄帯を積層して傾斜した端面を有する積層ブロックを
形成し、この積層ブロックを複数個設けて各積層ブロッ
クの端面を互いに逆向きに接合して組合わせることによ
り積層鉄心を形成することを特徴とするものである。
(作用) このようにすれば非晶質磁性合金薄帯を1枚ずつ順次長
手方向にずらしながら積層する必要がなく、非晶質磁性
合金薄帯の巻回体を切断、展開することにより多数枚の
非晶質磁性合金薄帯が積層され且つ端面が傾斜した積層
ブロックを一度に形成することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面について説明する。
まず、第2図で示すように巻軸2に巻回されている非晶
質磁性合金薄帯1を一対のロー53,3の間を通して巻
取体4で巻取る。巻取体4は棒体5の両端に一対の巻取
用のビン6.6を突設したもので、図示しない電動機で
棒体5を回転させて巻取ビン6.6を同心円上で回転さ
せることにより、非晶質磁性合金薄帯1を巻取ビン6.
6に掛渡した状態で所定数回巻取り偏平な巻回体7を形
成する。非晶質磁性合金薄帯1の巻取回数(積層枚数)
は例えば約100枚とする。この場合の巻き厚さ(積層
厚さ)は約3m1mである。このようにして積層鉄心の
大きさ(積層厚さ)に応じて複数個の巻回体7を形成す
る。
次に、第1図で示すように偏平な巻回体7の中間部を積
厚方向に切断して、巻回体7を2組の積層ブロックに分
割する。巻回体7を切断する位置は、分割した一方を積
層鉄心のけい鉄部の積層ブロックとして使用し、他方を
脚部としての積層ブロックとして使用するために0巻回
体7をけい鉄部と脚部の長さに応じて分割した箇所であ
る。切断に際しては、偏平な巻回体7の両端部を支持ビ
モして、図示しないグラインダで巻回体7の所定の切断
位置を薄帯巾方向および積厚方向の全体にわたって切断
する。この切断は薄帯巾方向に対して45度の角度で傾
斜した切断線をもって行なう。
次に2個に切断された巻回体7を、閉じた状態から支持
ビン8で支持した中央部を中心として左右方向に開き直
線の状態に展開して第3図で示すように多数例えば10
0枚の非晶質磁性合金薄帯1を積層してなる2個の積層
ブロック10.11を形成する。一方の積層ブロック1
0は積層鉄心のけい鉄部の長さの応じた展開長さを有す
るものであり、他方の積層ブロック11は積層鉄心の脚
部の長さに応じた展開長さを有するものである。
ここで、巻回体7で巻回されている非晶質磁性合金薄帯
1は内周部から外周部に行くに従い順次局長が大きくな
る。このため、巻回体7の非晶質磁性合金薄帯1を切断
し展開して得た積層ブロックは、巻回体の最外周にあっ
た非晶質磁性合金薄帯1aの展開長さが最も大きく、内
周側に行くに従い展開長さが順次小さくなり最内周にあ
った非晶質磁性合金薄帯1bの展開長さが最も小さくな
る。
従って、各積層ブロックio、i1は非晶質磁性合金薄
帯1を台形を形成する状態で積層したものとなり、夫々
両方の端面10a、11aが最外周の非晶質磁性合金薄
帯1aから最内周の非晶質磁性合金薄帯1bに向けて傾
斜する傾斜面に形成される。また、巻回体7の非晶質磁
性合金薄帯1を巾方向に対して傾斜して切断するために
、各積層ブロック10.11は平面的に見ても台形をな
′すものとなる。なお、第3図は積層ブロック10゜1
1を共通に示している。このようにして積層鉄心のけい
鉄部用および脚部用として夫々複数−の積層ブロック1
0.11を形成する。
次に各積層ブロック10.11に歪取り焼鈍を施す。
その後、各積層ブロック10.11を用いて積層鉄心1
2を組立てる。すなわち、第4図で示すように積層鉄心
12のけい鉄部の位置に複数個の積層プロツク1oを端
面10aの向きを揃えて重ね合せて配置し、脚部の位置
に複数個の積層ブロック11を端面11aの向きを揃え
て重ね合せて配置して、けい鉄部と脚部との接合部にて
各積層ブロック10との端面10aと各積層ブロック1
1の端面11aとを突合わせて接合する。この場合、第
5図で示すように同じ積み重ね段に位置する積層ブロッ
ク10の端面10aと積層ブロック11の端面11aと
を、夫々の傾斜の向きを逆にして上側および下側から突
き合わせて接合する。
このため、各端面10a、11aの接合線は薄帯積厚方
向に対して傾斜したものとなる。そして、互いに突合わ
せ接合する積層ブロック10の端部と積層ブロック11
の端部を積厚方向両側から図示しない締付は具により締
付は固定する。
このように構成した積層鉄心12は、けい鉄部を形成す
る積層ブロック10と脚部を形成する積層ブロック11
とが段付き重ね構造で接合しているために、両者の接合
部での磁気抵抗が小さく磁気特性に優れている。
なお、8!illブロツクにおいて最も短い非晶質磁性
合金薄帯と最も長い非晶質磁性合金薄帯との長さの佐が
大きい、すなわち積層ブロックの端面の傾斜角度が大き
いと、積層ブロックの接合部の磁気抵抗の低下をさらに
促進できる。そこで、非晶質磁性合金薄帯を巻回して巻
回体を形成する時に、非晶質磁性合金薄帯のamに絶縁
スペーサを挟んで巻取り、巻回体を切断した後に絶縁ス
ペーサを非晶質磁性合金薄帯の層間から取り外す。そう
すると前記実施例で示す積層ブロックよりも最も短い非
晶質磁性合金薄帯と最も長い非晶質磁性合金薄帯との長
さの差が大きい積層ブロックを得ることができる。なお
、切断する際の巻回体は偏平でなくても良い。
また、巻回体を巻回方向の1箇所で切断して積て能率的
に作業を行なうようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の8!1lli鉄心の製造方
法によれば、非晶質磁性合金薄帯の巻回体を切断してI
Anすることにより、多数枚の非晶質磁性合金薄帯をg
ilし且つ端面が傾斜した積層ブロックを容易に形成す
ることができるので、この積層ブロックを組合わせて段
付き重ね構造で接合することにより積層鉄心の生産性を
高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の製造方法の一実施例を示し、第1図は巻
回体を切断する工程を示す図、第2図は巻回体を形成す
る工程を示す説明図、第3図(a)(b)は積層ブロッ
クを示す正面図および平面図、第4図は積層鉄心を示す
正面図、第5図は第4図v−v線に沿う拡大断面図であ
る。 1・・・非晶質磁性合金薄帯、7・・・巻回体、10゜
11・・・積層ブロック、12・・・積層鉄心。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 ム (a) 第3図 ■ −第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  非晶質磁性合金薄帯を多数回巻回して巻回体を形成し
    、この巻回体の巻回方向の少なくとも1箇所を薄帯巾方
    向に対して斜めに切断して展開することにより多数枚の
    非晶質磁性合金薄帯を積層して傾斜した端面を有する積
    層ブロックを形成し、この積層ブロックを複数個設けて
    前記各積層ブロックの端面を互いに逆向きに接合して組
    合わせることにより積層鉄心を形成することを特徴とす
    る積層鉄心の製造方法。
JP26313187A 1987-10-19 1987-10-19 積層鉄心の製造方法 Pending JPH01105514A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009991A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 東芝産業機器システム株式会社 静止誘導機器用積層鉄心及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009991A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 東芝産業機器システム株式会社 静止誘導機器用積層鉄心及びその製造方法

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