JPH01103844A - 絶縁体薄膜の製造方法 - Google Patents
絶縁体薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH01103844A JPH01103844A JP26204287A JP26204287A JPH01103844A JP H01103844 A JPH01103844 A JP H01103844A JP 26204287 A JP26204287 A JP 26204287A JP 26204287 A JP26204287 A JP 26204287A JP H01103844 A JPH01103844 A JP H01103844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- embodiment embodiment
- bias voltage
- gas
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 title 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims abstract description 3
- 230000008021 deposition Effects 0.000 claims abstract description 3
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 54
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 2
- 238000007736 thin film deposition technique Methods 0.000 claims description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 10
- 238000005268 plasma chemical vapour deposition Methods 0.000 abstract description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
- 238000001947 vapour-phase growth Methods 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 21
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000002161 passivation Methods 0.000 description 4
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 3
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 241000252233 Cyprinus carpio Species 0.000 description 1
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- CZDXOTYCLJAFBF-UHFFFAOYSA-N P(=O)(=O)[Si] Chemical compound P(=O)(=O)[Si] CZDXOTYCLJAFBF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
2ベーノ
産業上の利用分野
本発明は薄膜堆積技術に関するものである。
従来の技術
半導体集積回路の高密度集積化に伴い、最終プロセスに
用いられるパッシベーション膜も色々な条件を満たすべ
き必要性が生じてきている。現在、そのパッシベーショ
ン膜としてSiN 膜が用いられているが、その作成条
件、膜特性として以下の事が望まれている。
用いられるパッシベーション膜も色々な条件を満たすべ
き必要性が生じてきている。現在、そのパッシベーショ
ン膜としてSiN 膜が用いられているが、その作成条
件、膜特性として以下の事が望まれている。
1 低基板温度で作成できる事。
2 膜のストレスが小さい事。
3 低水素含有量である事(生成用ガスとして、NHで
はなく、N2ガスが利用できる等)。
はなく、N2ガスが利用できる等)。
4 基板上に形成された半導体素子にダメージを与えな
いこと。
いこと。
これらの条件を満たすSiN膜の作成技術として、例え
ば、特開昭56−155535号に公報に示されている
ECRプラズマCVD(電子、サイクロトロン共鳴化学
気相堆積法)がある。この方法によれば、基板の温度を
室温に保ったまま、3・\−ノ 生成用ガスとしてS z H4とN2を用いてSiN膜
が作成でき、半導体素子に対して、その特性を変化させ
にくい低水素含有量のSiN膜を堆積が可能である。こ
の膜はマイクロ波電力によってストレスを制御できるこ
とも、報告されている。
ば、特開昭56−155535号に公報に示されている
ECRプラズマCVD(電子、サイクロトロン共鳴化学
気相堆積法)がある。この方法によれば、基板の温度を
室温に保ったまま、3・\−ノ 生成用ガスとしてS z H4とN2を用いてSiN膜
が作成でき、半導体素子に対して、その特性を変化させ
にくい低水素含有量のSiN膜を堆積が可能である。こ
の膜はマイクロ波電力によってストレスを制御できるこ
とも、報告されている。
′発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような作成方法では、凹凸形状を
持つ基板に堆積するSiN膜のステップカバレッヂが悪
い構、又、基板面に対して垂直方向の面に堆積する膜の
膜質はたいへん弱い事が問題であった。
持つ基板に堆積するSiN膜のステップカバレッヂが悪
い構、又、基板面に対して垂直方向の面に堆積する膜の
膜質はたいへん弱い事が問題であった。
本発明はかかる点に鑑み、ECRプラズマCVD法の利
点を生かしたまま、配線等の側壁に堆積する膜の膜質の
強いSiN膜を製造することを目的とする。
点を生かしたまま、配線等の側壁に堆積する膜の膜質の
強いSiN膜を製造することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、マイクロ波とN2ガスもしくはN2とo2の
混合ガスの導入によシ、プラズマ生成を行う室と、この
プラズマ生成室の1部を開口して、この開口部と接続し
て反応室を設けて、この反応室には高周波電界の印加可
能な基板ホルダーとSiH4ガスもしくはSi化合部系
ガスが導入できる仕組の真空容器において、前記高周波
電界を加えることによって基板に発生する直流負ノ、(
イアスミ圧を−240〜−360Vの間にして膜堆積を
行うSiN膜もしくは5iON膜等の絶縁膜の製造方法
である。
混合ガスの導入によシ、プラズマ生成を行う室と、この
プラズマ生成室の1部を開口して、この開口部と接続し
て反応室を設けて、この反応室には高周波電界の印加可
能な基板ホルダーとSiH4ガスもしくはSi化合部系
ガスが導入できる仕組の真空容器において、前記高周波
電界を加えることによって基板に発生する直流負ノ、(
イアスミ圧を−240〜−360Vの間にして膜堆積を
行うSiN膜もしくは5iON膜等の絶縁膜の製造方法
である。
作 用
本発明は前記した製造方法において、
1 低基板温度(室温)で作成できる事、2 膜のスト
レスが小さい事、 3 低水素含有量であること、(N2ガスを利用)4
半導体素子に対してダメージを与え々いこと の以上の条件を満したまま、さらに配線等の側壁部に堆
積する膜の膜質の強固なSiN を堆積できる0 実施例 本発明の製造方法に関する実施例を示す前に、本発明の
製造方法に用いた装置の概略図を第1図5′\−・ に示す。
レスが小さい事、 3 低水素含有量であること、(N2ガスを利用)4
半導体素子に対してダメージを与え々いこと の以上の条件を満したまま、さらに配線等の側壁部に堆
積する膜の膜質の強固なSiN を堆積できる0 実施例 本発明の製造方法に関する実施例を示す前に、本発明の
製造方法に用いた装置の概略図を第1図5′\−・ に示す。
プラズマ生成室1oと反応室11はセラミックで外部を
作られた直径10αの開口部すなわち窓12にて接続さ
れている0プラズマ生成室1oの上部に設けられた石英
ガラス窓13からはマグネトロン15で発生した第1の
高周波であるマイクロ波(2,45GHz )が矩形導
波管14を伝搬してプラズマ室10に入射する。プラズ
マ室1oの形状は円柱形であシ、そのまわシにはプラズ
マ室1゜と同心円上にマグネットコイ)v16が設けら
れている。このマグネットコイ/L/16により、プラ
ズマ室10の上部には875Gの磁場が作り出され、こ
の場所では2.45 GHz のマイクロ波と伴に電
子サイクロトロン共鳴の条件を満している0磁界方向に
は窓12の方向に磁界の強度が弱くなる発散磁界を利用
して窓12からプラズマを効率よく引き出せるようにし
ている0ガヌ導入系は2系統を有し、第1ガス導入系1
7はプラズマ生成室1゜にガスを導入するものであシ、
本実施例の場合はN2ガスが導入される0第2ガス導入
系18は小6ベー7 孔を十数ケ所開けたステンレス管18aを有し、ガスを
反応室11に導入するものであシ、本実施例ではSiH
4が導入される。反応室11下方には排気口19が設け
てあシ、バタフライバルブ2゜を介してターボポンプ2
1とロータリーポンプ22で真空排気を行っている。系
の到達真空度は1o−6〜10 Torr でガスを
流した場合には、ガス流量とバタフライバルブ2oにて
任意の圧力に保つことができる。反応室11内にある基
板ホルダーとしての試料台23には、基板24として6
インチシリコンウェハーが取付は可能で試料台23は、
軸23aは基板位置移動装置26にて反応室11内に挿
入もしくは抜用可能である。この機能によシ基板24に
堆積する膜の堆積速度と膜厚の分布制御ができる0試料
台23の側面と裏面、及び軸23aの外側には、試料台
23、及び軸23aが反応室11との側面とで放電を起
こすのを防ぐためアース接地されている。
作られた直径10αの開口部すなわち窓12にて接続さ
れている0プラズマ生成室1oの上部に設けられた石英
ガラス窓13からはマグネトロン15で発生した第1の
高周波であるマイクロ波(2,45GHz )が矩形導
波管14を伝搬してプラズマ室10に入射する。プラズ
マ室1oの形状は円柱形であシ、そのまわシにはプラズ
マ室1゜と同心円上にマグネットコイ)v16が設けら
れている。このマグネットコイ/L/16により、プラ
ズマ室10の上部には875Gの磁場が作り出され、こ
の場所では2.45 GHz のマイクロ波と伴に電
子サイクロトロン共鳴の条件を満している0磁界方向に
は窓12の方向に磁界の強度が弱くなる発散磁界を利用
して窓12からプラズマを効率よく引き出せるようにし
ている0ガヌ導入系は2系統を有し、第1ガス導入系1
7はプラズマ生成室1゜にガスを導入するものであシ、
本実施例の場合はN2ガスが導入される0第2ガス導入
系18は小6ベー7 孔を十数ケ所開けたステンレス管18aを有し、ガスを
反応室11に導入するものであシ、本実施例ではSiH
4が導入される。反応室11下方には排気口19が設け
てあシ、バタフライバルブ2゜を介してターボポンプ2
1とロータリーポンプ22で真空排気を行っている。系
の到達真空度は1o−6〜10 Torr でガスを
流した場合には、ガス流量とバタフライバルブ2oにて
任意の圧力に保つことができる。反応室11内にある基
板ホルダーとしての試料台23には、基板24として6
インチシリコンウェハーが取付は可能で試料台23は、
軸23aは基板位置移動装置26にて反応室11内に挿
入もしくは抜用可能である。この機能によシ基板24に
堆積する膜の堆積速度と膜厚の分布制御ができる0試料
台23の側面と裏面、及び軸23aの外側には、試料台
23、及び軸23aが反応室11との側面とで放電を起
こすのを防ぐためアース接地されている。
次に本実施例で行なわれた実験結果をもとにパッシベー
ション膜として最適なるSiN膜の製造7・\−7 方法について述べる。実験には第1図に示される実験装
置においてSiH,流量15SCCM、N2ガス、流量
1sSCCMを所定のガス導入口よシ流し、試料内ガス
圧をバタフライバルブ20にて0.5mTorrに保つ
、マイクロ波電力はe;ooW一定、RF電源25から
のRF電力は、○〜200Wと変化させている。基板は
特に加熱していない。
ション膜として最適なるSiN膜の製造7・\−7 方法について述べる。実験には第1図に示される実験装
置においてSiH,流量15SCCM、N2ガス、流量
1sSCCMを所定のガス導入口よシ流し、試料内ガス
圧をバタフライバルブ20にて0.5mTorrに保つ
、マイクロ波電力はe;ooW一定、RF電源25から
のRF電力は、○〜200Wと変化させている。基板は
特に加熱していない。
−搬にチェンバーをアースとし、基板にRF電力を印加
した場合、プラズマ内の電子とイオンの移動度の差によ
って、基板側には、直流の負バイアス電圧が発生する。
した場合、プラズマ内の電子とイオンの移動度の差によ
って、基板側には、直流の負バイアス電圧が発生する。
この直流負バイアス電圧とRFバイアス電力の関係は、
装置の形状や、条件によって変わってくるので、他の装
置との互換性をとるため、本実施例では、直流負バイア
ス電圧と諸特性との関係を示すことにする・ 第2図は、直流負バイアス電圧−■DCのRFバイアス
電力依存性を示す。この関係は、はぼ正比例となってお
シ、RFバイアス電力が200Wのとき、直流負バイア
ス電圧は−eoovとなっている。以下、RF電力を印
加することによって発生する直流負バイアス電圧のこと
を単に、直流負バイアス電圧と記す。
装置の形状や、条件によって変わってくるので、他の装
置との互換性をとるため、本実施例では、直流負バイア
ス電圧と諸特性との関係を示すことにする・ 第2図は、直流負バイアス電圧−■DCのRFバイアス
電力依存性を示す。この関係は、はぼ正比例となってお
シ、RFバイアス電力が200Wのとき、直流負バイア
ス電圧は−eoovとなっている。以下、RF電力を印
加することによって発生する直流負バイアス電圧のこと
を単に、直流負バイアス電圧と記す。
第3図には、本実施例で作成した半導体素子の断面図の
一例を示す。Si基板110の上には熱酸化膜111が
形成されており、スパッタリング法を用いて0.8μm
厚に堆積させたAl1(2%Si含有)112は、フォ
トリソグラフィーとドライエツチングによって0.8μ
m幅の金属配線として加工され、その上に、本実施例で
用いた装置と方法によってSiN膜113を堆積させて
いる。SiN膜の膜質を調べる為に次の測定を行った。
一例を示す。Si基板110の上には熱酸化膜111が
形成されており、スパッタリング法を用いて0.8μm
厚に堆積させたAl1(2%Si含有)112は、フォ
トリソグラフィーとドライエツチングによって0.8μ
m幅の金属配線として加工され、その上に、本実施例で
用いた装置と方法によってSiN膜113を堆積させて
いる。SiN膜の膜質を調べる為に次の測定を行った。
この配線素子の断面を、SEM(走査電子顕微鏡)によ
って観測し、A2112上の中心部の膜厚aとAp。
って観測し、A2112上の中心部の膜厚aとAp。
の側壁中心部の膜厚すを測定する。又、この配線素子を
、緩衝フッ酸液(HF(49%希釈)二NH4F=3:
17)で、一定時間tだけエツチングし、初期の膜厚a
、bと比較し、減少分をΔa。
、緩衝フッ酸液(HF(49%希釈)二NH4F=3:
17)で、一定時間tだけエツチングし、初期の膜厚a
、bと比較し、減少分をΔa。
Δbとした。
第4図には、第3図における測定法を用いて測定したエ
ツチングレート(Δa/l : Aj! 111上9
・\−7 のSiN膜のエツチングレート、Δb/l:An 側
壁)S i N 膜のエツチングレート)の直流質ノ(
イアスミ圧依存性を示す。直流負バイアス電圧を無印加
の場合には、極端に側壁でのエツチングレートΔb/l
が大きく、大変膜質がもろいことがわかる。これは従来
例と同様の製法である。しかし、直流負バイアス電圧を
大きくするに従って、Δb/lの値は小さくなり、へ2
上の膜のエツチングレートに近よっていく。実デバイス
の)ζソシペーション膜としての信頼性(耐温性、耐不
純物阻止能)という面から見た場合、エツチングレート
は数十ntn/Kn以下で、Δa/ tとΔb/lの値
が等しいほどその信頼性は増す。以上の見地から直流負
バイアス電圧は一240V以上であることが必要である
ことがわかる。
ツチングレート(Δa/l : Aj! 111上9
・\−7 のSiN膜のエツチングレート、Δb/l:An 側
壁)S i N 膜のエツチングレート)の直流質ノ(
イアスミ圧依存性を示す。直流負バイアス電圧を無印加
の場合には、極端に側壁でのエツチングレートΔb/l
が大きく、大変膜質がもろいことがわかる。これは従来
例と同様の製法である。しかし、直流負バイアス電圧を
大きくするに従って、Δb/lの値は小さくなり、へ2
上の膜のエツチングレートに近よっていく。実デバイス
の)ζソシペーション膜としての信頼性(耐温性、耐不
純物阻止能)という面から見た場合、エツチングレート
は数十ntn/Kn以下で、Δa/ tとΔb/lの値
が等しいほどその信頼性は増す。以上の見地から直流負
バイアス電圧は一240V以上であることが必要である
ことがわかる。
次に、本装置で作成したSiN膜の半導体デバイスへの
影響を調べる為に、LDD (Light 1yDop
ed Drain)構造のMOS F E T (Me
tal 、OxideSemiconductor F
e1ld Effect Transistor)〔ゲ
ート幅、1.0μmゲート長1.0/Imnチャン1o
ヘーノ ネル形〕を持つシリコンウェハー上に直接SiN膜を形
成した。SiN膜を形成する前のトランジスターのvt
h(ゲートの閾値電圧)と、SiN膜形成し、シンター
(450℃、30分)をほどこした後の、vth と
の差Δvth (閾値変動電圧)を測定した。
影響を調べる為に、LDD (Light 1yDop
ed Drain)構造のMOS F E T (Me
tal 、OxideSemiconductor F
e1ld Effect Transistor)〔ゲ
ート幅、1.0μmゲート長1.0/Imnチャン1o
ヘーノ ネル形〕を持つシリコンウェハー上に直接SiN膜を形
成した。SiN膜を形成する前のトランジスターのvt
h(ゲートの閾値電圧)と、SiN膜形成し、シンター
(450℃、30分)をほどこした後の、vth と
の差Δvth (閾値変動電圧)を測定した。
第6図に上記のΔvth の値の直流負バイアス電圧
依存性を示す。直流負バイアス電圧を増加した場合、Δ
vthの値は負の方向にばらつき、直流負バイアス電圧
が200Wの場合においては、200mVものシフトを
起こすものもある。起LSIに応用する際に信頼性のお
けるΔvthの値を5omV以下であると限定した場合
、直流負バイアス電圧は、−360V以上であることが
必要となる。ただし、本実験においては、トランジスタ
ー上に直接SiN膜を形成した為、その影響も強いもの
と思われる。例えば、多層配線後や、P3Ci膜(リン
シリコンガラス膜)を形成した後にSiN膜を最終保護
膜として利用する場合は、直流負バイアス電圧を一36
0Vより低くとれる11 へ−7 ことはいうまでもない。
依存性を示す。直流負バイアス電圧を増加した場合、Δ
vthの値は負の方向にばらつき、直流負バイアス電圧
が200Wの場合においては、200mVものシフトを
起こすものもある。起LSIに応用する際に信頼性のお
けるΔvthの値を5omV以下であると限定した場合
、直流負バイアス電圧は、−360V以上であることが
必要となる。ただし、本実験においては、トランジスタ
ー上に直接SiN膜を形成した為、その影響も強いもの
と思われる。例えば、多層配線後や、P3Ci膜(リン
シリコンガラス膜)を形成した後にSiN膜を最終保護
膜として利用する場合は、直流負バイアス電圧を一36
0Vより低くとれる11 へ−7 ことはいうまでもない。
本実施例では直流負バイアス電圧を基板に発生させるこ
とによって、Afi配線の側壁に堆積するSiN 膜が
強固になることを示し、同時に、ある程度以上の直流負
バイアス電圧を下げると半導体デバイスに影響ができる
ことを示した。本実施例では、直流負バイアスの範囲と
して、−240V〜−360Vを選んでいるが、他の条
件パラメーターにより、多少の上下があることはいうま
でもない。
とによって、Afi配線の側壁に堆積するSiN 膜が
強固になることを示し、同時に、ある程度以上の直流負
バイアス電圧を下げると半導体デバイスに影響ができる
ことを示した。本実施例では、直流負バイアスの範囲と
して、−240V〜−360Vを選んでいるが、他の条
件パラメーターにより、多少の上下があることはいうま
でもない。
第6図には、SiN膜のストレスの直流負バイアス電圧
依存性を示す。ストレスは、凸状にそるコンプレッシブ
にかかり、直流負バイアス電圧を下げるとともに増加す
る。1直流負バイアス−300V付近でのストレスの値
は、<2 X 109dyn/cr/Iであり、従来の
プラズマCVD堆積したSiN膜のストンy、 (>3
X 10 dyn/cJ)より小さく、パッシベーシ
ョン膜の条件を満すと考えられる。
依存性を示す。ストレスは、凸状にそるコンプレッシブ
にかかり、直流負バイアス電圧を下げるとともに増加す
る。1直流負バイアス−300V付近でのストレスの値
は、<2 X 109dyn/cr/Iであり、従来の
プラズマCVD堆積したSiN膜のストンy、 (>3
X 10 dyn/cJ)より小さく、パッシベーシ
ョン膜の条件を満すと考えられる。
以上のように本実施例によれば、ECRプラズマCVD
装置の基板にRFバイアス電力を印加し、直流負バイア
ス電圧を適当なる範囲(−240V〜−360■)に選
んでやることにより、半導体素子に対してダメージを与
えなく、かつ、配線等の側壁部に堆積する膜の膜質の強
固なSiNを堆積できる。又、N2ガスのかわりに、N
2+02の混合ガスを流すことによって5iON膜を同
じ方法で堆積可能であることはいうまでもない。
装置の基板にRFバイアス電力を印加し、直流負バイア
ス電圧を適当なる範囲(−240V〜−360■)に選
んでやることにより、半導体素子に対してダメージを与
えなく、かつ、配線等の側壁部に堆積する膜の膜質の強
固なSiNを堆積できる。又、N2ガスのかわりに、N
2+02の混合ガスを流すことによって5iON膜を同
じ方法で堆積可能であることはいうまでもない。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、半導体素子にダメ
ージを与えなく、ストレスが小さく、配線等の側壁部に
堆積する膜の膜質の強固なSiN膜を低基板温度で堆積
可能であることはその実用的効果は大きい。
ージを与えなく、ストレスが小さく、配線等の側壁部に
堆積する膜の膜質の強固なSiN膜を低基板温度で堆積
可能であることはその実用的効果は大きい。
第1図は本発明に用いる実験装置の概略図、第2図は基
板上の直流負バイアス電圧のRFバイアス依存性を示す
図、第3図はアルミ配線を持つSi基板上に堆積したS
iN膜の断面図、第4図はエツチングレートの直流負バ
イアス依存性を示す図、第5図はΔvth (閾値電圧
変化)の直流負バイア13へ一/ ス依存性を示す図、第6図はSiN膜ストレスの直流負
バイス依存性を示す図である。 1o・・・・・・プラズマ生成室、11・・・・・・反
応室、12・・・・・・窓、13・・・・・・石英ガラ
ス窓、14・旧・・矩形導波管、15・・・・・・マグ
ネトロン、16・・・・・・マグネットコイル、17・
・・・・・第1ガス導入系、18・・・・・・第2ガス
導入系、19・・・・・・排気口、20・・・・・・バ
タフライバルブ、21・・・・・・ターボポンプ、22
・・・・・・ロータリーポンプ、23・・・・・・試料
台、24・・・・・・基板、26・・・・・・RF電源
、26・・・・・・基板位置移動装置、27・・・・・
・シールド板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 ←→B60ntn 良の憾父分、aoL (の懺父分ハ与 第4図 一3θθ −Δθθ 直流負ハ′イ了ス電斤(V) 第5図 θ −3θθ −6ρθ 道7X負バイアス電江−(v) 第6図 0−3θθ −6θθ直流貢バイア
ス電月’−CV)
板上の直流負バイアス電圧のRFバイアス依存性を示す
図、第3図はアルミ配線を持つSi基板上に堆積したS
iN膜の断面図、第4図はエツチングレートの直流負バ
イアス依存性を示す図、第5図はΔvth (閾値電圧
変化)の直流負バイア13へ一/ ス依存性を示す図、第6図はSiN膜ストレスの直流負
バイス依存性を示す図である。 1o・・・・・・プラズマ生成室、11・・・・・・反
応室、12・・・・・・窓、13・・・・・・石英ガラ
ス窓、14・旧・・矩形導波管、15・・・・・・マグ
ネトロン、16・・・・・・マグネットコイル、17・
・・・・・第1ガス導入系、18・・・・・・第2ガス
導入系、19・・・・・・排気口、20・・・・・・バ
タフライバルブ、21・・・・・・ターボポンプ、22
・・・・・・ロータリーポンプ、23・・・・・・試料
台、24・・・・・・基板、26・・・・・・RF電源
、26・・・・・・基板位置移動装置、27・・・・・
・シールド板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 ←→B60ntn 良の憾父分、aoL (の懺父分ハ与 第4図 一3θθ −Δθθ 直流負ハ′イ了ス電斤(V) 第5図 θ −3θθ −6ρθ 道7X負バイアス電江−(v) 第6図 0−3θθ −6θθ直流貢バイア
ス電月’−CV)
Claims (1)
- 第1の高周波と第1のガス導入により、プラズマ生成
を行う室と、このプラズマ生成室の1部を開口してこの
開口部と接続して反応室を設け、前記反応室には第2の
ガス導入口と基板ホルダーがあり、この基板ホルダーに
は第2の高周波もしくは直流電圧が印加できる仕組の膜
堆積装置による薄膜の堆積方法において、前記第1の高
周波には、前記プラズマ生成室に磁界をかけた状態でマ
イクロ波を用い、前記第1のガスとしてN2ガス又はN
_2とO_2の混合ガスを利用し、前記第2のガスとし
てSiH_4又はSi化合物系ガスを利用し、前記基板
ホルダーに直流自己バイアスとして−240〜−360
Vの電圧が印加できるような前記第2の高周波の電力を
選んで膜堆積を行うことを特徴とする絶縁体薄膜の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26204287A JPH01103844A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 絶縁体薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26204287A JPH01103844A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 絶縁体薄膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01103844A true JPH01103844A (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=17370221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26204287A Pending JPH01103844A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 絶縁体薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01103844A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01152733A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-15 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH043930A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置用絶縁膜の堆積方法 |
JP2014179607A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Asm Ip Holding B V | 低温でのSiNの蒸着用Si前駆体 |
US10262854B2 (en) | 2014-09-17 | 2019-04-16 | Asm Ip Holding B.V. | Deposition of SiN |
US10395917B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-08-27 | Asm Ip Holding B.V. | Si precursors for deposition of SiN at low temperatures |
US10410857B2 (en) | 2015-08-24 | 2019-09-10 | Asm Ip Holding B.V. | Formation of SiN thin films |
US10580645B2 (en) | 2018-04-30 | 2020-03-03 | Asm Ip Holding B.V. | Plasma enhanced atomic layer deposition (PEALD) of SiN using silicon-hydrohalide precursors |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP26204287A patent/JPH01103844A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01152733A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-15 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH043930A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置用絶縁膜の堆積方法 |
US11289327B2 (en) | 2013-03-14 | 2022-03-29 | Asm Ip Holding B.V. | Si precursors for deposition of SiN at low temperatures |
JP2021061414A (ja) * | 2013-03-14 | 2021-04-15 | エーエスエム アイピー ホールディング ビー.ブイ. | 低温でのSiNの蒸着用Si前駆体 |
US10395917B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-08-27 | Asm Ip Holding B.V. | Si precursors for deposition of SiN at low temperatures |
US11587783B2 (en) | 2013-03-14 | 2023-02-21 | Asm Ip Holding B.V. | Si precursors for deposition of SiN at low temperatures |
US10424477B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-09-24 | Asm Ip Holding B.V. | Si precursors for deposition of SiN at low temperatures |
JP2014179607A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Asm Ip Holding B V | 低温でのSiNの蒸着用Si前駆体 |
US11069522B2 (en) | 2013-03-14 | 2021-07-20 | Asm Ip Holding B.V. | Si precursors for deposition of SiN at low temperatures |
US10262854B2 (en) | 2014-09-17 | 2019-04-16 | Asm Ip Holding B.V. | Deposition of SiN |
US10741386B2 (en) | 2014-09-17 | 2020-08-11 | Asm Ip Holding B.V. | Deposition of SiN |
US11367613B2 (en) | 2014-09-17 | 2022-06-21 | Asm Ip Holding B.V. | Deposition of SiN |
US11133181B2 (en) | 2015-08-24 | 2021-09-28 | Asm Ip Holding B.V. | Formation of SiN thin films |
US10410857B2 (en) | 2015-08-24 | 2019-09-10 | Asm Ip Holding B.V. | Formation of SiN thin films |
US11784043B2 (en) | 2015-08-24 | 2023-10-10 | ASM IP Holding, B.V. | Formation of SiN thin films |
US10580645B2 (en) | 2018-04-30 | 2020-03-03 | Asm Ip Holding B.V. | Plasma enhanced atomic layer deposition (PEALD) of SiN using silicon-hydrohalide precursors |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1314192B1 (en) | Method for selective etching of oxides | |
US9324572B2 (en) | Plasma etching method, method for producing semiconductor device, and plasma etching device | |
KR101020116B1 (ko) | 고품질 저온 실리콘질화물막 형성 방법 및 장치 | |
US8569186B2 (en) | Plasma CVD method, method for forming silicon nitride film and method for manufacturing semiconductor device | |
KR100966927B1 (ko) | 절연막의 제조 방법 및 반도체 장치의 제조 방법 | |
JP2000021871A (ja) | プラズマ処理方法 | |
EP1039522A1 (en) | Process for producing insulating film | |
US7858155B2 (en) | Plasma processing method and plasma processing apparatus | |
JPH01103844A (ja) | 絶縁体薄膜の製造方法 | |
KR20020032342A (ko) | 반도체 장치의 제조 방법 | |
US4772489A (en) | Method of annealing a compound semiconductor substrate | |
JPH11168090A (ja) | 半導体製造方法 | |
US20030194510A1 (en) | Methods used in fabricating gates in integrated circuit device structures | |
JP3166379B2 (ja) | 絶縁膜の製造方法および製造装置 | |
AU2008250190A1 (en) | Dry etching apparatus and dry etching method | |
JPS63129632A (ja) | 絶縁膜のパタ−ン形成方法とそれを利用した電界効果トランジスタのゲ−ト電極の形成方法 | |
JP2004087865A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0614522B2 (ja) | 表面処理方法及び表面処理装置 | |
JP2003282565A (ja) | 成膜方法、成膜装置、及び半導体装置 | |
KR101384590B1 (ko) | 반도체 디바이스 제조 방법 및 반도체 디바이스 제조 장치 | |
JP2004047580A (ja) | 成膜装置 | |
JPS63316442A (ja) | 窒化シリコン膜の形成方法 | |
EP1045433A1 (en) | Fluorocarbon film and method for forming the same | |
JPH0896990A (ja) | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 | |
JP2001015507A (ja) | シリコン酸化窒化膜の形成方法 |