JPH01102815A - 配線束成形方法及び装置 - Google Patents

配線束成形方法及び装置

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JPH01102815A
JPH01102815A JP62260366A JP26036687A JPH01102815A JP H01102815 A JPH01102815 A JP H01102815A JP 62260366 A JP62260366 A JP 62260366A JP 26036687 A JP26036687 A JP 26036687A JP H01102815 A JPH01102815 A JP H01102815A
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wiring
wire
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wires
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JP62260366A
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Inventor
Jiei Dadei Jierarudo
ジェラルド ジェイ ダディ
Masao Nagai
長井 政雄
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車や航空機などに用いる配線束の成形方
法及び成形装置に関する。
[従来の技術] この種の配線束は、多数本の配線を実配線しやすい形態
に成形して束にしたものである。ところで、自動車や航
空機の配線に使われる配線束は、配線の種類や配線の長
さ等が多種にわたり、かつ配線の本数が非常に多いため
、各配線毎に色分けしたり識別番号を付したりして、製
造時及び実装時の誤配線を防止するようにしている。
このため、生産現場では、配線の数だけ色別の電線材を
用意し保管貯蔵している。また、製造にあたっては、配
線数分用意した電線材の中から必要なものを取り出して
、測長し、切断して1本ずつ配線を帛備し、そして各配
線に個別に端部処理を施し、それから各配線を成形台上
で色によって識別しなから手作業で布線成形している。
[発明が解決しようとする間悪点] 上記のように、従来では配線の数だけ色分けした電線材
を巻線用スプールに用意しており、その分電線材の貯蔵
スペースが大きく必要である。また、手作業で成形工程
を進めているので、非常に効率が悪い。また、手作業に
よるので、製品変更の際作業内容に習熟するのに時間が
かかり、生産効率が悪くなる、等の問題かあった。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決する本発明の配線束の成形方法は、配
線成形台上に端部標栓H1■を立設し、また端部標栓夏
1.1間に配線経路を決定する中門探検Jを立設し、さ
らに端部標栓H,Iの各手前に、曳敗の配線の端部近傍
を一体に仮固定するブロックを配置し、そして前記配線
成形台上に、連続した電線材を、端部標栓H1■にて交
互に折り返しながら端部標栓H,[間で往復させ、かつ
往復途中において電線材を各配線経路を決定する所定の
中間標栓Jに絡ませながら布線し、その状態で各端部標
栓H,Iの近傍の電線材を前記ブロックにて配列状態を
維持したまま仮固定し、その後、ブロックの外側の電−
線材折り返し部において電線材をそれぞれ切断すること
により、端部にブロックの付いた配線束を得ることを特
徴としている。
また、その方法を実施するための成形装置は、台上面に
端部標栓H,Iが立設され、また端部標栓H,[間に配
線経路を決定する中間標栓Jが立設された配線成形台と
、この配線成形台上の端部標栓H1!の各手前に配置さ
れ、複数の配線の端部近傍を仮固定するブロックと、前
記配線成形台上に、連続した電線材を、端部標栓H,[
にて交互に折り返しながら端部標栓H,1間で往復させ
、かつその往復途中において各配線経路を決定する所定
の中間標栓Jに絡ませながら電線材を布線する布線ヘッ
ド及びその動作制御装置と、布線ヘッドが布線した後、
前記ブロックの外側の電線材折り返し部において電線材
を切断する切断装置とを備えたことを特徴としている。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。ここでは配線束成形装置をワイヤハーネス製造装置に
組み入れた場合の例を説明する。
このワイヤハーネス製造装置は、第1図、第2図に示す
電線材供給装置Aと、電線材を測長しかつ電線材の被覆
に識別コードを印刷する3台の測長・印刷装置Bと、電
線材を所定の形態に成形する6台の配線束成形装置Cと
、第3図に示す2台の配線束端部処理装置りと、上記、
各装置間で中間製品やスプール等を搬送する搬送装置E
l、E2と、図示しないコンピュータ及び端末の制御装
置とから構成されている。なお、これら装置類は、工場
内においてグループ毎に整然と配置され、それぞれセク
ションを構成している。
各装置について詳述すると、電線材供給装置Aは、図示
しない電線材貯蔵装置と自動電線材選択装置とを備えて
おり、電線材貯蔵装置から必要な種類の電線材を取り出
して、要求場所に供給するものである。電線材貯蔵装置
には、ドラム単位で電線材が保管されており、この実施
例では目的のワイヤハーネスを製造するために必要な、
7種類の線径の異なる、白色基調で被覆を統一した電線
材が、それぞれドラムに収容されて保管されている。
また、各ドラムには、その電線材の種類(この場合線径
)を表す識別コードが記されている。そして、自動電線
材選択装置は、コンピュータの指示により電線材貯蔵装
置のドラムのコードを読み取り、その中から必要な電線
材を収容したドラムlを選択し、図示のローラテーブル
2上に取り出す。なお、電線材供給装置Aは、使用後の
ドラムlを前述の電線材貯蔵装置に戻す機能も勿論有し
ている。
また、測長・印刷装置Bは、電線材供給装置Aから供給
される電線材WPをコンピュータの指令により設定長さ
ずつ順次連続的に測長する測長機構21と、測長した電
線材WPの被覆表面の所定箇所に識別コードを印刷する
印刷機構22と、測長・印刷した電線材WPを1つのワ
イヤハーネス(製品としての配線束)に要する分計側し
た終端で切断する切断機構23と、測長・印刷済みの電
線材を、スプール24に巻き取る巻取機構25とを備え
たものである。ここで、WPはドラムから供給される電
線材を示し、WLは測長、印刷済みの切断された単線の
電線材を示す。
測長機構21は、基本的には、1つのワイヤハーネスを
作るのに要する長さ分だけ電線材WPを電線供給装置A
から引出してスプール24に巻いて用意するものである
。その場合、電線材WPの種類毎にドラム1を要求して
その作業を行なう。
例えば、第6図に示すように、1つのワイヤハーネスを
作るのに、線径2mmの配線をIM、2M。
3M12M・・・・・・の順に合計で100M必要とす
る場合、測長機構21はこの順に電線材WPの始端から
連続して測長していき、100M測長し終わったところ
で測長を完了する。また、線径3mmの配線を2M、2
M、IM・・・・・・の順に合計で60M必要とする場
合、測長機構21はこの順に電線材WPの始端から連続
して測長していき、60M測長し終わったところで測長
を完了する。ここでは、図に示すように、便宜上1回の
測長分を「1測長」、合計の測長分を「10ツト長」と
言うことにする。
また、測長機構21の後段に配置された印刷機構22は
、測長機構21と連動して作動する。この印刷機構22
は、1回の測長毎に「l測長」の電線材WPの被覆の表
面の所定位置にその部分を特定する識別コードXを第6
図に示す如く印刷するものである。識別コードXは、同
図に示すように、例えば「l測長」の始めと終わりに記
す。
この場合のコードとして、ここでは4つの色の組み合わ
せマークを採用している。例えば、赤、黒、緑、黄の4
色を用い、それらの色の適当な大きさの四角、または丸
等の印を4つ並べる。そして、その4つの印の色の配列
順序、色の組み合わせにより、その「l測長」分の電線
材を識別可能なものとする。なお、識別コードXとして
は、バーコード、番号、記号等を採用してもよい。この
識別コードXはコンピュータからの指示により、測長機
構21の動作と関連して決められる。なお、この場合の
印刷機構22は、4色のインクを吹付ける吹付は装置と
Zその後段の乾燥装置とからなる。
また、切断機構23は、測長装置21に付随して設けら
れており、′適宜コンピュータの指令により、「10ツ
ト長」分測長した段階で作動するようになっている。ま
た、電線材WPは連続して引き出され、測長され、識別
コードXが印刷されるのであるが、その作業に伴って電
線材WPは始めから順に巻取機構25によりスプール2
4に巻かれる。この巻取機構25は、空のスプール24
′の受は取り及び保管も行なう。また、搬送装置E1と
関連して作動するように組まれている。
実際の稼動の際には、上記説明の測長・印刷装置Bが次
々に線径の異なる電線材を「10ツト長」ずつそれぞれ
の線径別のスプール24に巻いて用意する。そして、用
意された電線材は、搬送装置Elによって、要求される
配線束成形装置Cに搬送される。
この場合の搬送装置Elは、天井クレーン式のもので、
各測長・印刷装置Bと各配線束成形装置Cを自由に連絡
するものである。
次に、配線束成形装置Cについて述べる。
配線束成形装置Cは、測長され識別コードが印刷された
電線材を、コンピュータから与えられる布線データに基
づいて連続したまま配線成形台上の探検間に布線し、布
線検電線材を必要箇所で切断して配線束を構成し、さら
に配線束の端部近傍に、各配線端部を平行に配列した状
態で保持し得るアドレスブロック(配線治具)を固定す
る機能を有したものであり、配線成形台装置41と、布
線ロボット42と、各種電線材を巻いた複数のスプール
を保管し必要な電線材を布線ロボット42に順次供給す
る電線材供給装置43と、図示しない布線ロボット制御
装置を主体にして構成されている。
配線成形台装置4Iは、交互に水平位置に配置し得る2
つの配線成形台44と、配線成形台44を水平位置から
左右に傾動させる機能を有する台支持装置45を備えて
おり、必要に応じて配線成形台44を傾動させて特殊配
線の布線作業を自動作業外で実施することができるよう
になっている。
この場合、配線成形台44を2つ設けているのは、1つ
の配線成形台44について自動作業を行なっている間、
他方の配線成形台44に対して自動外の特殊作業を行な
うことができるようにするため、また、配線束の成形後
の取り外しの際に、他方の配線成形台44について自動
作業を行なうことができるようにするためである。
前記配線成形台44の上面には、第4図に示すように、
布線経路を規定するための各種探検■(,1、Jが配設
されるとともに、アドレスブロック50が配設されてい
る。探検H,I、Jは、成形するワイヤハーネスの種類
に応じて任意に位置や数を変えられるように備えられ、
またアドレスブロック50も必要に応じて種類や数や位
置を変えられるよう着脱可能に備えられている。
探検H,[、Jのうち探検H,Iは端部標栓であり、布
線時の配線束の端部を規定するものである。また、探検
Jは中間標栓であり、布線経路を規定するものである。
また、アドレスブロック50は、複数の配線端部を平行
に配列した状態で仮固定し、後段の端末処理自動化を容
易にするためのものであり、自身に付された識別コード
50X及び配線の配列順番から各配線の識別を可能にす
るようになっている。
このアドレスブロック50は、各端部標栓H1〜Iの手
前に、配線束の端部の数に応じて適当数設けられる。ま
た、アドレスブロック50の外側で電線材を切断するた
めの切断装置46が、端部標栓H,Iの周囲に接近、離
反自在なるごとく設けられている。この切断装置46は
、ロボット自体に切断刃を取り付け、その移動により前
記端部標栓H% Iの外周囲に順次接近して、電線材を
切断するように構成してもよく、また、端部標栓H11
の中に可動の切断刃を設け、端部標栓H,Iの内側から
それに設けたスリットを通して外方に該切断刃を突出さ
せることにより電線材を切断するように構成してもよい
なお、アドレスブロック50は予めコンピュータの指令
に従って所定の場所に位置決めされて配置される、した
がって、アドレスブロック50に配線を固定することに
より、その配線の識別が可能になる。
また、布線ロボット42は、縦移動台47aに上下自在
に支持されている布線ヘッド47と、縦移動台47aを
縦方向(第1図の左右方向)に移動自在に支持する横移
動台48と、該横移動台48を横方向(第1図の上下方
向)に移動自在に支持する支持枠49からなり、上記布
線ヘッド47が三軸方向に可動になっているものであり
、アドレスブロック50の識別コード50Xを読み取る
機能を有している。また、この布線ロボット42には、
成形した配線束を所定の位置で結束するための結束装置
(図示せず)が付設されている。
前記布線ヘッド47は、第4図に示すように、配線成形
台44上に、連続した電線材WLを、端部標栓H,Iに
て交互に折り返しながら端部標栓H11間で往復させ、
かつ端部標栓H,[の途中において各配線経路を決定す
る所定の中間標栓Jに絡ませながら電線材WLを布線す
るものであり、その動作制御は、コンピュータの指令に
より端末の制御装置を介して行なわれる。また、前記切
断装置46は、布線ヘッド47が電線材WLを布線した
後、前記アドレスブロック50の外側の電線材折り返し
部において連続した電線材WLを切断するものであり、
同じくコンピュータにより作動が制御される。
この配線束成形装置Cで成形され、かつ端部にアドレス
ブロック50が固定された配線束WHは、結束された後
配線成形台44から取り外され、搬送装置E2により次
の処理セフシコンである配線束端部処理装置りに向けて
搬送される。
ここで若干、搬送装置El、E2について説明すると、
搬送装置E1は、前述のように測長・印刷装置Bから「
10ツト長」の電線材を巻いたスプール24を配線束成
形装置Cまで運び、また、それ以外に配線束成形装置C
において空になったスプール24を測長・印刷装置Bま
で送り返す役目を担っている。
また、搬送装置E2は、同じく天井クレーン式のもので
、配線束成形装置Cにより成形された配線束W Hを逆
U字状に吊り下げた状態で配線束端部処理装置りの近傍
の所定スペースZに搬送する役目を担っている。
前述のスペースZに運ばれた配線束Wは次に所定の搬送
器に載置されて端部処理される。その場合の配線束端部
処理装置りは、第5図に示す搬送器60と、前述のアド
レスブロック50と、第3図に示す配線束移送ライン6
1と、この配線束移送ライン6!に沿って配置された各
種作業機器62.63.64.65と、アドレスブロッ
ク50上の識別コード50Xを読み取ってアドレスブロ
ック50上の各配線を識別する識別装置(図示せず)と
、この識別装置の識別データに応じて予めコンピュータ
の記憶装置に記憶されていた当該配線に対する作業内容
を選択する選択装置(コンピュータ内あるいは端末制御
装置内に組み込まれている)と、この選択装置の選択し
た作業内容を前記作業機器62〜65に実行させる作業
機器制御装置(図示せず)とからなる。
搬送器60は、第5図に示すように中央に凹部のある断
面V字状のもので、左右上縁部にアドレスブロック50
を載置するインデックステーブル67を有している。そ
して、中央の凹部内に配線束W Hの中央部を垂らした
状態で、両端部のアドレスブロック50を、各配線WE
の端部を搬送器60の長手方向に対し直角になるように
向け、かつその配列方向を搬送器60の長手方向に向け
るようにして、それぞれ載置し位置決めできるようにな
っている。
また、配線束移送ライン61は、搬送器60をその長手
方向、つまり配線束WHの各配線WEの配列方向に沿っ
て移送するものであり、上側で第3図中右端から左端に
向って配線束WHを載せた搬送器60を搬送し、下側で
空の搬送器60を左端から右端に向って搬送する。この
場合の送りは、配線WEの配列ピッチと等しい間隔毎の
間欠送りである。
また、作業機器としては、上流から下流にかけて移送ラ
イン61に沿って、配線WEの端部の曲がりを矯正する
伸直機62、伸直状況を検査する測定器66、配線WE
の端部の被覆を除去するストリップ機63、配線WEの
端部にウェザ−シールを挿入するウェザ−シール挿入機
64、配線WEの端部に圧着端子をプレスする圧着端子
装着機65が並んでいる。
これらの機器は、配線WEの種類つまりこの場合線径に
応じて、それに対応した処理を適宜実行できるよう、旋
回台に複数の作業ヘッドを持つている。そして、コンピ
ュータの指示にしたがって、旋回台を回転させて作業ヘ
ッドを自由に所要のものに取り替えることができるよう
になっている。
また、ここに上げた機器以外に、作業機器62〜65間
には作業が正しく行なわれたかどうかを検査する検査機
器(図示せず)が設けられている。たとえば、圧着端子
の装着状態を検査する機器、通電状態を検査する機器、
その他である。
そして、配線束移送ライン61の終端で、製品としての
ワイヤハーネスが得られるようになっている。この段階
で、アドレスブロック50は取り外され、再び配線束成
形装置Cに返送される。
また、中央のコンピュータは、少なくとも次の機能を持
っている。まず、電線材供給装置Aに対して電線材の選
別を指令する機能、各装置の運転順序を指示する機能、
各装置間での物品の搬送順序を指示する機能、配線束成
形装置Cに対する成形制御機能、配線束端部処理装置り
に対する動作制御機能である。
次に、以上のように構成されたワイヤハーネス製造装置
の一連の動作を説明する。この装置においては、動作は
各装置で並行して行なわれるので、ここでは1つのワイ
ヤハーネスを作る場合の流れに従って説明する。
まず、あるワイヤハーネスを製造しようとする場合、予
めコンピュータに製造のためのデータを入力しておく。
そして、コンピュータの指令により各装置がシーケンス
動作する。
最初に、電線材供給装置Aは、線径の異なる電線材WP
−1−WP−2から適宜必要なものを選択してローラコ
ンベヤ2上に電線材を収容したドラム1を供給する。
そうすると、そのドラムlに収容された電線材WPの始
端を測長・印刷装置Bに挿入することにより、測長・印
刷動作が開始する。例えば、1本のワイヤハーネスを構
成するのに、合計で電線材WP−1(測長、印刷、切断
されたものはWL−1となる。)が100M5WP−2
(同様にWL−2となる。)が60M、・・・・・・必
要な場合、まず電線材wp−tを測長・印刷装置Bに導
入することにより、自動的に測長が行なわれ前述したよ
うに所定位置に識別コードXが印刷される。
そして「10ツト長」分の電線1jWL−1がスプール
24に巻かれる。このスプール24は搬送装置Elに巻
かれた後、搬送装置Elにより所定の配線束成形装置C
に送られる。また、同時に他の測長・印刷装置Bを稼動
させたり、または時間をずらして同一の測長・印刷装置
Bを稼動させたりして、同じように電線材WP−2、以
下・・・・・・の測長及び印刷を行なう。
この場合も電線材WLはスプール24に巻かれて搬送装
置Elにより所定の配線束成形装置Cに搬送される。こ
うして、順次必要な電線材WLを巻いた複数のスプール
24が配線束成形装置Cに届けられる。
一方、配線束成形装置Cは、布線ロボット42等が作動
し、上記のように届けられる複数のスプール24から必
要なものを順番に選択して、各スプール24から電線材
を引き出し、配線成形台44上で上記布線ロボット42
の布線ヘッド47が直角座標上をコンピュータの指令に
基づき移動することにより布線作業を行なう。布線作業
は、たとえば第4図に示すように、配線成形台44上に
、連続した電線材WLを、端部標栓H,Iにて交互に折
り返しながら端部標栓H,1間で往復させ、かつ端部標
栓H1■の途中において各配線経路を決定する所定の中
門探検Jに絡ませながら行なう。
そして、次々にスプール24を替えて、種類の異なる電
線材WLを布線していく。この際、布線作業と同時に、
各端部標栓H11の近傍の電線材WLをアドレスブロッ
ク50により配列状態を維持したまま仮固定する。1つ
のワイヤハーネス分の自動布線作業が終わったら、自動
布線作業を一旦中止し、配線成形台44を傾動させ、自
動作業外で特殊配線の布線を行なう。モーして布線を全
て終了したら、アドレスブロック50の外側の電線材折
り返し部において、連続した電線材WLを切断し、端部
にアドレスブロック50の付いた配線束WHを得る。
次に、この配線束WHを配線成形台44から取り外し、
搬送装置E2で配線束端部処理装置り近傍の所定スペー
スZに運ぶ。そして、ここで配線束WHを搬送装置E2
から降ろして、配線束端部処理装置りの搬送器60に載
せる。この際、アドレスブロック50を、正しい向きで
搬送器60のインデックステーブル67の上面に載置し
位置決めする。
配線束端部処理装置りにおいては、移送ライン61上を
搬送器60に載せられた配線束W)(が移動する。この
場合、適当箇所に設けられたコード読み取り装置により
、アドレスブロック50上の識別コード50Xが読み取
られ、当該アドレスブロック50上の配線が識別される
。そして、その識別データに応じた作業指令がコンピュ
ータから発せられ、次々に決められた作業が作業機器6
2〜65により実行される。
すなわち、まずアドレスブロック50に仮固定された各
配線WEの端部の曲がりが伸直機62により修正される
。次に、ストリップ機63により配線端部の被覆が除去
される。ついで測定器66で線の伸直状況が検査され、
ウェザ−シール挿入機64によりウェザ−シールか挿入
され、その状態で圧着端子装着機65により圧着端子が
装着される。これらの作業の際、アドレスブロック50
上の識別コード50Xが読み取られることにより各配線
WEが識別されており、その線径まで判別されている。
したがって、配線WEの種類に応じて自動的に作業内容
が選択され、実行される。
こうして、端部処理が終わりワイヤハーネスが製造され
る。そして最後に、不要になったアドレスブロック50
が外され、アドレスブロック50は再び配線束成形装置
Cに返送される。
以上のように、上記ワイヤハーネス製造装置によれば、
はとんど人手を要することなく自動的にワイヤハーネス
を得ることができる。
なお、上記実施例においては、電線材供給装置Aと配線
束成形装置Cの間に測長・印刷装置Bを配置しているが
、上記測長・印刷装置Bにおいて印刷装置の機能部分を
削除して、その代わりに、配線束端部処理装置りの後段
に単なる識別コード印刷装置を配置してもよい。その場
合、アドレスブロックを外す萌の工程にその装置を組み
込むことが望ましい。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明においては、連続した電線
材で布線作業を行なうようにしているので、作業の自動
化が容易に図れるとともに、製品変更に対する布線作業
内容の変更が容易に可能である。また、製造過程におい
てアドレスブロックにより各配線を識別するようにして
いるので、自動識別が容易可能であり、予め配線を色分
けして人手により識別するような面倒を要しない。した
がって、人手による識別のために色分けした多数種の電
線材用巻線スプールを貯蔵しておく必要がなく、電線材
貯蔵スペースの減少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電線材供給装
置、測長・印刷装置及び配線束成形装置の平面図、第2
図は第1図に示した装置の側面図、第3図は配線束端部
処理装置の平面図、第4図は配線束成形装置の概略詳細
を示す平面図、第5図は搬送器に配線束を載置した状態
を示す斜視図、第6図は測長・印刷装置による測長、印
刷の要領を説明するための説明図である。 A・・・・・・電線材供給装置 B・・・・・・測長・印刷装置 C・・・・・・配線束成形装置 D・・・・・・配線束端部処理装置 Z・・・・・・配線束WHの仮り置き場所E1・・・・
・電線材WLの搬送装置 E2・・・・・・配線束WHの搬送装置H・・・・・・
端部標栓 ■・・・・・・端部標栓 J・・・・・・中間標栓 WP・・・・・・ドラムから供給される電線材WL・・
・・・・測長、印刷、切断された単線の電線材WH・・
・・・・配線束 WE・・・・・・配線束の中の単線の配線X・・・・・
・識別コード 2I・・・・・・測長機構 22・・・・・・印刷機構 23・・・・・・切断機構 24・・・・・・スプール 25・・・・・・巻取機構 42・・・・・・布線ロボット 44・・・・・・配線束成形台 46・・・・・・切断装置 47・・・・・・布線ヘッド 50・・・・・・アドレスブロック 50X・・・・・・識別コード 60・・・・・・搬送器 61・・・・・・配線束移送ライン 62〜65・・・・・・作業機器 66・・・・・・仲直測定器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)配線成形台上に端部標栓H、Iを立設し、また端
    部標栓H、I間に配線経路を決定する中間標栓Jを立設
    し、さらに端部標栓H、Iの各手前に、複数の配線の端
    部近傍を一体に仮固定するブロックを配置し、そして前
    記配線成形台上に、連続した電線材を、端部標栓H、I
    にて交互に折り返しながら端部標栓H、I間で往復させ
    、かつ往復途中において電線材を各配線経路を決定する
    所定の中間標栓Jに絡ませながら布線し、その状態で各
    端部標栓H、Iの近傍の電線材を前記ブロックにて配列
    状態を維持したまま仮固定し、その後、ブロックの外側
    の電線材折り返し部において電線材をそれぞれ切断する
    ことにより、端部にブロックの付いた配線束を得ること
    を特徴とする配線束成形方法。
  2. (2)台上面に端部標栓H、Iが立設され、また端部標
    栓H、I間に配線経路を決定する中間標栓Jが立設され
    た配線成形台と、この配線成形台上の端部標栓H、Iの
    各手前に配置され、複数の配線の端部近傍を仮固定する
    ブロックと、前記配線成形台上に、連続した電線材を、
    端部標栓H、Iにて交互に折り返しながら端部標栓H、
    I間で往復させ、かつその往復途中において各配線経路
    を決定する所定の中間標栓Jに絡ませながら電線材を布
    線する布線ヘッド及びその動作制御装置と、布線ヘッド
    が布線した後、前記ブロックの外側の電線材折り返し部
    において電線材を切断する切断装置とを備えたことを特
    徴とする配線束成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS508071A (ja) * 1973-04-04 1975-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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