JPS6121774Y2 - - Google Patents

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JPS6121774Y2
JPS6121774Y2 JP8904981U JP8904981U JPS6121774Y2 JP S6121774 Y2 JPS6121774 Y2 JP S6121774Y2 JP 8904981 U JP8904981 U JP 8904981U JP 8904981 U JP8904981 U JP 8904981U JP S6121774 Y2 JPS6121774 Y2 JP S6121774Y2
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JP
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wiring
wire
wire harness
harness
connection end
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JP8904981U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は制御機器等の電気機器の配線、結線
に使用される接続電線をハーネス化したワイヤー
ハーネスに関するものである。
第1図は電気制御盤の器具間を配線する接続電
線の布線径路を示す配線図であり、図において、
1A〜1Gは端子台、電磁接触器、小型トランス
等の制御回路を構成するのに必要な器具、2A〜
2Eは器具1Aと他の器具1B〜1Gを接続する
ハーネス(接続電線群)、(XY)、A−A〜B−C
はそれぞれ器具1A〜1Gの符号、1,2…は各
器具1A〜1Gに設けられた端子番号である。電
気機器の配線は一般に第1図に示すようにパネル
面に取付けられた器具に基準になる器具から順に
配線される。
第2図は上記ハーネスの中の接続電線の形態を
示す斜視図であり、3Aは接続電線、4A,4B
はこの接続電線の両端に取付けられた端子、5
A,5Bは配結線に必要な配線情報をマーキング
したチユーブ又はリングマーク、6A,6B,6
Cはこのチユーブ5A,5Bにマーキングされた
配線情報であり、6Aは線番号、6Bは器具1A
…の位置、器具番号等の符号、6Cは器具1A…
の端子番号等を表示している。
第3図は従来の接続電線3Aをまとめてハーネ
ス化したワイヤーハーネスを示す斜視図であり、
2Xはハーネス、2Yは結束材である。
従来のワイヤーハーネスについて説明すると、
通常行われている配結線作業は、配線図、器具配
置図および実際の器具取付状態を見て、配線径路
を考慮してて電線長さを決め、電線を切断し、そ
の両端に線番号6Aを表示したマーキングチユー
ブ5A,5Bを装入し、器具1A〜1Gの端子取
付ねじに合せた端子4A,4Bを取付けて配結線
をする。さらに改良された方法として、電子計算
機を利用し、配線径路、線長等を決定し、別工程
で接続電線3Aを製作し、それらを手作業で第3
図のハーネス2Xを製作しておき、配線作業者は
マーキングチユーブに表示された器具の位置、器
具番号等の符号6Bと器具の端子番号6Cを見て
配線する方法がとられてきた。
しかし、このように端末処理まで考慮した第3
図の形態でのワイヤーハーネスの生産自動化は、
各電線長が異なるため結束位置が無限であり、
端末に処理する端子の種類が多く、布線径路
を考慮しての成形、等を加味すると、コスト的に
不利である。
第4図は上記のことを考慮して、自動結束装置
を使用して端末処理後結束したワイヤーハーネス
を示す。このワイヤーハーネスにおいては、基準
器具に接続されるべき基準接続端が揃えられてお
り、この個所が結束材2Yにより結束されてい
る。しかし、基準接続端とは反対側の非基準接続
端についてみると、その接続先が異なり電線長が
異つてくるため、結束位置がバラバラで一定せず
結束が困難である。また工程間の移送中に結束さ
れていない電線同士がからみ合い配結線作業時の
作業性が悪くなる。又結束は束ね結束のため、結
束端において器具への接続順位を考慮して必要な
電線端を探す必要がある。更には基準接続端と反
対側は接続電線をたぐりよせなければその端部が
何であるかが分らないという欠点があつた。
この考案はこれらの欠点を除去するためになさ
れたもので、複数本の接続電線の両端の接続端を
位置を揃えて、その各接続端を結束材で連続的に
結束し、また、この各接続端は、夫々が接続され
る器具単位毎に円切る区切部を有し、配結線に際
してこの区切部で切り離される構成として、ハー
ネスの生産自動化処理の実現を図りえ、しかも配
結線作業を能率良く行ないうるワイヤーハーネス
を提供することを目的としている。
第5図はこの考案の一実施例によるワイヤーハ
ーネス7の製造工程での状態を示す。同図中、8
A,8Bは夫々細長のガイドであり、同一平面内
で近接して互いに平行して固定的に配してある。
ここでガイド板8Aと8Bとの間の間隔Dは、ハ
ーネス処理する接続電線のうち最も短い接続電線
の長さより小としてある。端末処理済の複数本の
接続電線3Aは、一方の接続端がガイド板8A上
に載置され、他方の接続端がガイド板8B上に載
置され、夫々ガイド板8A,8Bの長手方向上揃
つた状態で結束材2Yで、各接続端について二個
所で連続して平面結束されている。こゝで、各接
続電線3Aの長さの差は、両ガイド板8A,8B
の間にたるみ9で吸収されており、これにより各
接続電線3Aの接続端が揃うことになる。このた
るみ9の量は接続電線3Aの長さの長短に応じて
異なる。
また接続電線3Aの接続端は配線順序に従つて
製作されて自動結束装置に供給されるものであ
り、第5図において接続電線3Aは配線順序に並
んでいる。
また、連結平面結束作業位置はガイド板8A,
8B上であり常に一定しているため、結束の自動
処理をする場合、結束装置を移動させたり、また
結束個所に応じて結束装置を特別の位置に配置す
る必要がない。また接続電線3Aの長さが長くて
も従来のようにそれを平面上に展開して結束する
必要がなく、狭いスペースで結束装置を提供する
ことが可能となる。従つて、コストや占有床面積
の点で結束の自動化が容易となる。
第6図はワイヤーハーネス7をガイド板8A,
8Bより外し、両端末を同方向に向けて、しかも
近接させて相対向するように揃え、全体としてU
形とした状態を示す。ワイヤーハーネス7をこの
状態とすることにより、各接続電線3Aについて
両端の対応関係を簡単にチエツクすることが可能
となる。
こゝで、第5図及び第6図のワイヤーハーネス
7において、10A,10Bは接続電線3Aの基
準接続端であり、例えば第1図中の器具1Aに接
続する端である。11A,11B,11Cは接続
電線3Aの基準接続端10A,10Bとは反対側
の端、即ち非基準接続端である。12,13は
夫々器具区切である。前者、即ち器具区切12
は、基準接続端10A,10Bについて接続する
器具が変わることを示すためのものであり、結束
間隔が長い。後者は、即ち器具区切13は、基準
接続端10A,10Bが同一器具に接続されるも
のであつても非基準接続端11A,11B,11
Cの接続先が異なる器具であることを示すための
ものであり、その結果間隔は短い。このように結
束間隔を異ならしめることにより、作業者は配結
線作業時にそこが何の器具区切であるかを即座に
判断できる。なお、結束間隔を異ならしめている
のと併せて、又は結束間隔は一定として、結束間
隔部分にラベルや着色等の他の表示物を付加して
もよい。
こゝで、上記のワイヤーハーネス7は、基準接
続端10A,10B及び非基準接続端11A,1
1B,11Cについて夫々結束材2Yにより連結
してあり、しかも各端は揃えて結束されているた
め、ワイヤーハーネス7の搬送時に端末がからみ
合うことがない。このため、配結線作業時に接続
電線3Aの端末を探したり、からみをほどく作業
は下要となる。
第7図は、第6図のワイヤーハーネス7の非基
準接続端11A,11Bをその器具区切部で結束
材を切断し、接続電線3Aを平面状に展開した状
態を示す。配結線作業を行なう際に、ワイヤーハ
ーネス7はこの状態とされる。同図中、2A1
2E1は第1図の器具間ハーネス2A〜2Eに相
当する。なお、器具区切13の中央部で結束材2
Yを切断しても非基準接続端11A,11Bの部
分はバラバラにはならずユニツト毎に結束されて
おり、取扱い上好都合である。また基準接続端1
0Bは基準接続端10Aが接続される基準器具の
次の基準器具に接続されるべき接続端である。こ
のことは器具区切12により表示されている。ま
た配線順序を指示するため、基準接続端10Bは
基準接続端10Aに対して結束材2Yにより連結
されている。
また、配結線作業に際しては、一回に手にする
接続電線3Aの本数は少なくて済み、これにより
接続電線3Aの取り扱いが容易となり、配結線作
業が簡単となる。また基準接続端10A,10B
は器具端子の配列順序に整列して保持されている
ため、結束が平面結束であることゝ相俟つて、結
線作業時には接続電線3Aの端末に表示してある
配線情報6A〜6C(第2図参照)をチエツクし
て順番に器具へ接続すれば良く、作業が容易とな
ると共に誤配線がなくなる。
なお、上記実施例でのワイヤーハーネス7にお
いて、接続電線3Aの中間部は結束されていない
が、ワイヤーハーネス7を例えば制御盤内等にお
いてダクト配線する場合には中間部での結束は不
要であり、何ら問題はない。
また、上記のワイヤーハーネス7において、結
束材2Yとしては、糸又はナイロン糸等の非金属
材料で且つ可撓性を呈するものを使用し、一般に
は一旦結束した後は取り外しはできない。しかし
必要に応じて、結束の方法を適宜変更し、糸等の
結束材を取り外すことも可能である。
また、配線情報の表示は、マーキングチユーブ
の他に、リングマークを使用しても又は電線に直
接マーキングしてもよい。
以上のように、本考案によれば、接続電線にた
るみをもたせ、その基準接続端とこれとは反対側
の非基準接続端とを夫々揃えて結束材で連続的に
結束し、また、この各接続端は、夫々が接続され
る器具単位毎に区切る区切部を有し、配結線に際
してこの区切部で切り離される構成としてあるた
め、結束を比較的近接した一定位置で行なうこと
が出来、然して自動結束機を使用して結束するの
に好適となり、更には連続して平面的に結束され
ているため、全体をU字形に曲げて両端を相対向
させることにより、基準接続端と非基準接続端と
の対応に間違いがないか否かを簡単に判断するこ
とが出来、しかも、取扱い時にからみ合うことも
なく、更には基準接続端はこれが接続される器具
の端子配列順に並べてあるため、配結線作業を能
率良くしかも誤りなく行なうことが出来、また基
準接続端及び非基準接続端をこれが接続される器
具単位毎に区切る区切部を設け、配結線作業に際
して区切部で切り離すことにより、不適当な個所
を誤つて切り離すことが防止され、しかも配結線
に際して一度に取り扱う接続電線の本数を少くで
き、配結線作業をそれだけ能率良く行なうことが
出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気制御盤の器具間を配線する接続電
線の布線径路を示す一例の配線図、第2図は器具
間に接続する従来の接続電線を示す斜視図、第3
図は第2図の接続電線をハーネス化した従来のワ
イヤーハーネスを示す斜視図、第4図は自動結束
装置を使用して端末処理後結束した従来のワイヤ
ーハーネスを示す図、第5図は本考案になるワイ
ヤーハーネスの一実施例の製作状態を示す図、第
6図は本考案になるワイヤーハーネスの一実施例
を示す斜視図、第7図は第6図のワイヤーハーネ
ス中非基準接続端を器具区切の個所で切断し、接
続電線を平面上に展開した状態を示す図である。 1A〜1G……器具、2A〜2E,2A1〜2
E1,2X,7……ワイヤーハーネス、2Y……
結束材、3A……接続電線、4A,4B……端
子、5A,5B……チユーブ、8A,8B……ガ
イド板、9……たるみ、10A,10B……基準
接続端、11A,11B,11C……非基準接続
端、12,13……器具区切。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 配結線用の長さが異なる複数の接続電線にた
    るみを持たせ、その基準接続端及びこれとは反
    対側の非基準接続端を夫々揃え、該基準接続端
    及び該非基準接続端を結束材で連続的に結束
    し、前記基準接続端及び非基準接続端は、夫々
    が接続される器具単位毎に区切る区切部を有
    し、配結線に際して該区切部で切り離される構
    成のワイヤーハーネス。 (2) 前記複数の接続電線は、配結線順に並んでお
    り、該基準接続端はこれが接続される器具の端
    子配列順に連続して平面結束されている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のワイヤーハーネ
    ス。
JP8904981U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS6121774Y2 (ja)

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JP8904981U JPS6121774Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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JPS57199912U JPS57199912U (ja) 1982-12-18
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ID=29884207

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