JPH01101972A - 人工呼吸器の流量検出装置および人工呼吸器 - Google Patents

人工呼吸器の流量検出装置および人工呼吸器

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JPH01101972A
JPH01101972A JP24818387A JP24818387A JPH01101972A JP H01101972 A JPH01101972 A JP H01101972A JP 24818387 A JP24818387 A JP 24818387A JP 24818387 A JP24818387 A JP 24818387A JP H01101972 A JPH01101972 A JP H01101972A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人工呼吸器の気管内チューブを流れる空気流
量を高精度に検出するための流量検出装置と、これを用
いた人工呼吸器に関するものである。
(発明の背景) 人工呼吸器、特に重度未熟児用の人工呼吸器では自発的
な呼吸能力が劣っているため一般の成人用あるいは小児
用の人工呼吸器は使用できない。
すなわち成人や一般の小児では自発的な呼吸能力がある
ため、酸素などの成分が多い新しい空気を患者が肺内に
吸入する一方、患者のはき出す空気を大気へ放出すれば
足りるのに対し、重度未熟児の場合には肺内の空気の交
換を外部から積極的に行わねばならないからである。
そこで本願の出願人は、患者の気管内へ挿入する気管内
チューブから新気を供給する一方、この新気に所定の周
波数(例えば15H7程度)の振動を加えることにより
、新気の旧気へのガス拡散を促進することを提案した。
しかしこの場合には空気流量が少なくしかも振動が付与
されているため、空気流量を高精度に測定することが極
めて困難であった。例えば第9図に示す従来公知のピト
ー管式の流量計では、動圧検出口lと静圧検出口2との
位置が空気流動方向に異なっているため、流動方向が変
化する度に大きなノイズが発生するという問題があった
。すなわち各検出口l、2の圧力P1.P2の差圧Δp
を検出する場合、流動方向が変化するとその圧力波面が
各検出口l、2に達するのに時間差が生じるため、これ
がノイズとなるのである。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、気
管内チューブの空気流動方向が変動したり空気振動があ
る場合にも常に高精度な流量検出が可能な人工呼吸器の
流量検出装置を提供することを第1の目的とする。
また本発明はこの流量検出装置を用いた重度未熟児に好
適な人工呼吸器を提供することを第2の目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの第1の目的は、患者の気管に挿入さ
れ空気を患者の肺に供給する気管内チューブと、この気
管内チューブに直交する平断面上の中心から等距離位置
に開口する静圧検出口および動圧検出口と1両門出口の
差圧を求めるセンサとを備え、前記差圧に基づいて前記
気管内チューブ内の空気流量を求めることを特徴とする
人工呼吸器の流量検出装置により達成される。
また第2の目的は、患者の気管に挿入される気管内チュ
ーブと、この気管内チューブに接続され一定圧の空気を
供給する空気供給手段と、この気管内チューブ内の空気
を加振する加振手段と、前記気管内チューブに直交する
平断面上の中心から等距離位置に開口する静圧検出口お
よび動圧検出口と1両検出口の差圧を求めるセンサとを
備え、前記差圧に基づいて前記気管内チューブ内の空気
流量を求めることを特徴とする人工呼吸器により達成さ
れる。
(原理) 第8図は原理説明図である。半径Rの断面円形の管3内
の流動は層流の場合は第8A図に示すようにその速度波
面は放物面状になり、また乱流の場合には第8B図に示
すように平面状になる。
従ってこの管3に直交する平面4上においては、管3の
中心から等しい距@rの位置は等速度になる。この関係
は逆方向に流動する場合も同様に成立する。
本発明はこの関係に着眼してなされたものであi、第8
C図の側面図および第8D図の断面図に示すように、管
3に直交する平断面上の対称位置に動圧検出口lと静圧
検出口2とを配置することにより、流動方向が変化する
時の影響を受けることなく一方向への流動量を正確に検
出するものである。
また第8A図に示す層流の場合には速度波面は放物面と
なるから、平均流速をVとすれば中心からrの位置の流
速V(r)は 一方、流速がある限界を越え乱流になると、速度波面は
直線となるから、この時の流速V(r)は、 V (r) =V とすることができる。
一般に管3の中心で圧力検出をしたのでは層流の時に流
量は実際より大きく検出されてしまう。
しかし半径rの位置での流量V(r)が平均流速Vに等
しくなるようにすれば常に正確な流量MM=2 πR2
V を検出できる。すなわち 2(1−r2/R2)=1 +”+ r = 0 、707 R とすれば層流、乱流に関係なく常にその流速V(r)を
用いて M=2wR2V (r) によって流量を検出することが可能となる。
(実施例) 第1図は本発明による重度未熟児用の人工呼吸器の全体
回路図、第2図はその圧力検出口の配置を示す断面図で
ある。
第1図において符号lOは気管内チューブであり、その
一端は未熟児などの患者の気管12内に挿入されている
。14は患者の肺である。気管内チューブ10の他端に
は圧力検出部ポデー16を介してT字型の分岐管18が
接続されている。
気管内チューブ10に一定圧の空気(新気)を供給する
空気供給手段は次のように構成される。
すなわち酸素(02)や空気(Air)あるいは必要に
応じて他のガスはポンプ20において所定の割合で混合
され加圧される。このポンプ20から吐出される混合気
(新気、あるいは単に空気という)の一部は可変絞り弁
22、流量計24、加湿器26を介し分岐管18に供給
される。ポンプ20から吐出される混合気の残りは制御
弁28を介しエジェクタ30に導かれる。このエジェク
タ30は、ノズル32から絞り34に向けて混合気を噴
出し、この時外気を取り込んで折曲路36から分岐管1
8の一端に混合気と外気とを混合した混合気を供給する
。この折曲管36は後記加振手段38による高周波振動
を遮断する一方患者の自発的呼吸による低周波振動は外
部へ導くための低域フィルタとして機能する。
38は加振手段としてのピストンであり、このピストン
38はりニヤモータ40により例えば15H2でシリン
ダ42内で往復駆動される。シリンダ42は前記分岐管
18の他端に接続され、ピストン38の往復動により、
分岐管18および気管内チューブlOさらには肺14の
内部に空気振動が伝えられる。
44は圧力センサであり分岐管18内の平均圧力aを検
出する。46は電磁弁であって分岐管18内圧を減圧す
るものである。
48は流量検出装置であり、前記圧力検出部ポデー16
内に開口する2本の導圧管50.52のポデー16内の
開口は動圧検出口54と静圧検出口56となっている。
これら導圧管50.52はダイヤフラム58で画成され
た2つの圧力室60.62に導かれている。ポデー16
は第2図に示すように流路面積が減少した断面円形の絞
り部16aを備え、動圧および静圧の各検出口54.5
6は絞り部16aの中心から0゜707R(Rは絞り部
16aの半径)の半径上の対称位置に配置されている。
ダイヤプラム58には、このダイヤプラム58の変位に
よって両圧力室60.62の圧力P1.P2の差ΔP=
PI−P2を検出するセンサ64$取付けられている。
66は制御装置であり、圧力センサ44の検出した平均
圧力aを所定圧力とするように制御弁28および電磁弁
46を°制御する。また差圧Δpに基づいて気管内チュ
ーブlO内の流量を求め、平均圧力a等を制御する。
この実施例では、ポデー16に絞り部16aを設けここ
に圧力検出口54.56を開口させたので、微小な流量
を高°精度に検出することが可能になる。
第3図は圧力検出口配置の他の実施例を示す断面図であ
る。この実施例ではポデー16Aに設けた絞り部16A
aの下流側開口付近に動圧検出口54Aおよび静圧検−
出口58Aを配置したものである、この実施例によれば
絞り部16Aa内の流れを乱すことなく導圧管50A、
52Aを絞り部下流側に配置でき、微小な流量を一層高
精度に検出できる。
第4〜6図はさらに他の実施例を示す図である。第4図
はボデー16Bをダ円とし、第5.6図はボデー16C
を長方形とし、それぞれポデーtSCに対し面対称、点
対称となる位置に動圧検出口54B、54Cおよび静圧
検出口56B、56Gを配置したものである。
以上の各実施例は一方向へ流動する空気の動圧を検出し
てその方向への流量のみを検出するものである。しかし
本発明は2つの動圧検出口を設けて両方向の流量を検出
するものを含む、第7図はそのような実施例を示す図で
あり、ポデー16Dを断面円形とし、中心から例えば0
゜707R(Rはボデー160の内半径)の半径上に等
間隔に2つの動圧検出口54D、54Eおよび静圧検出
口56Dを配置したものである。ここに各動圧検出口5
4D、54Bは互いに逆方向に開口させ、両動圧P1.
p3と静圧p2とをセンサ64A、64Bにより検出し
、差圧ΔPa”−r、z PI−P2およびΔPb =P3−PIを減算源]ご′
電気的に曇;キ求めるようにしたものである。
また圧力検出口を設けるポデー16は、気管内チューブ
lOの途中等に設けてもよく、実質的に気管内チューブ
lOの空気が流動する位置であればよい。
さらに前記第1図の実施例では、ダイヤフラム58の変
位により差圧Δpを検出するが、本発明は動圧PIと静
圧p2を別々の圧力センサで検出して両者の差を電気的
に求めるものであってもよい。
(発明の効果) 本発明の第1発明は以上のように、動圧検出口と静圧検
出口とを、気管内チューブと直交する平断面上の対称と
なる位置に配置したものであるから、検出する動圧と静
圧とに時間差が生じない。
すなわち空気の同一位相の速度波面における動圧、静圧
を検出することになる。このため空気の流動方向が変化
したり脈動があっても常に高精度な流量検出が可能とな
る。特に気管内チューブが半径Hの円形断面の時には、
中心から0゜707Hの半径上に検出口を位置させれば
、層流あるいは乱流に関係なく常に高精度な検出が可能
になる。
また第2発明によれば、この第1発明の特定の性質を専
ら利用することによって特に重度未熟児に好適な人工呼
吸器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による重度未熟児用の人工呼吸器の全体
回路図、第2図はその圧力検出口の配置を示す断面図で
ある。 第3〜第7図は他の実施例を示す図、第8図は本発明の
原理説明図、また第9図は従来装置を示す図である。 lO・・・気管内チューブ、 20・・・ポンプ。 38・・・加振手段としてのピストン、54.54A〜
54E・・・動圧検出口、56.56A〜56D・・・
静圧検出口、64・・・センサ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)患者の気管に挿入され空気を患者の肺に供給する
    気管内チューブと、この気管内チューブに直交する平断
    面上の中心から等距離位置に開口する静圧検出口および
    動圧検出口と、両検出口の差圧を求めるセンサとを備え
    、前記差圧に基づいて前記気管内チューブ内の空気流量
    を求めることを特徴とする人工呼吸器の流量検出装置。
  2. (2)静圧検出口および動圧検出口は気管内チューブに
    直交する平断面上の対称位置に開口することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の人工呼吸器の流量検出装
    置。
  3. (3)気管内チューブは半径Rの断面円形とされ、静圧
    検出口および動圧検出口はチューブに直交する平断面上
    で気管内チューブ中心から0.707R付近に位置する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の人工呼吸
    器の流量検出装置。
  4. (4)前記気管内チューブ内の少くとも一部は縮径し、
    この縮径部分に前記静圧検出口および動圧検出口は開口
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    人工呼吸器の流量検出装置。
  5. (5)1つの静圧検出口と2つの動圧検出口とを備え、
    前記2つの動圧検出口は逆方向に向って開口しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の人工呼吸器
    の流量検出装置。
  6. (6)患者の気管に挿入される気管内チューブと、この
    気管内チューブに接続され一定圧の空気を供給する空気
    供給手段と、この気管内チューブ内の空気を加振する加
    振手段と、前記気管内チューブに直交する平断面上の中
    心から等距離位置に開口する静圧検出口および動圧検出
    口と、両検出口の差圧を求めるセンサとを備え、前記差
    圧に基づいて前記気管内チューブ内の空気流量を求める
    ことを特徴とする人工呼吸器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015078893A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 排気ガス再循環装置用ピトー管式エアフローメータ
US10466082B2 (en) 2015-01-08 2019-11-05 University Of Surrey Flow meter

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