JPH06154192A - 呼吸用ガス流監視装置およびその方法 - Google Patents

呼吸用ガス流監視装置およびその方法

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JPH06154192A
JPH06154192A JP5219957A JP21995793A JPH06154192A JP H06154192 A JPH06154192 A JP H06154192A JP 5219957 A JP5219957 A JP 5219957A JP 21995793 A JP21995793 A JP 21995793A JP H06154192 A JPH06154192 A JP H06154192A
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gas collection
respiratory
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Pekka Merilaeinen
メリレイネン ペッカ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者がガスを呼吸する際にガス収集ユニット
内の圧力を所望のレヴェルに保持し、ガス収集ユニット
内に供給される酸素などの呼吸成分ガスが安定に維持さ
れる呼吸ガス流監視装置およびその方法を提供する。 【構成】 内部に存するガス空間と外部のガス空間とを
仕切るためのガス収集ユニット8と、ガス収集ユニット
8内のガスを吸入する患者と、患者の呼吸するガス収集
ユニット8にガス供給源1から呼吸用ガスを流すための
供給管7と、少なくとも患者が呼吸するガスを部分的に
含むガス収集ユニット8から測定装置13に検査上流す
ための導管14とを備え、ガス収集ユニット8により保
護されたガス空間と外部ガス空間との圧力差を指示する
ための圧力差検出手段17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼吸用ガス流を監視す
るに適した監視装置に関し、内部のガス空間と外部のガ
ス空間とを仕切るためのガス収集ユニット(以下、ガス
収集室)と、前記ガス収集室内のガスを吸入する患者
と、患者の呼吸する前記ガス収集室に複数の供給源から
呼吸用ガスを流すための供給管と、少なくとも患者が呼
吸するガスを部分的に含み前記ガス収集室から測定装置
に診断のため流す導管とを備えている。本発明は、呼吸
用ガス流を監視するに適した監視方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】人間の代謝は、いわゆる間接的カロリー
計測により測定される。ここでは、呼吸あるいは気道ガ
スの流量(VO2)および濃度が酸素消費量と炭酸ガス
の排気量(VCO2)により計測される。測定結果は、
エネルギー消費量、呼吸率(RQ=VCO2/VO
2)、並びに消費される脂肪および炭水化物量の評価の
為に使用される。炭水化物の燃焼により、炭酸ガスが酸
素消費量に応じて発生し(RQ=1)、脂肪の燃焼によ
り略RQ=0.7の割合で酸素を消費する。
【0003】この間接的カロリー測定は、とりわけ点滴
(静脈栄養注射)の必要だったり、両親の介護を要した
り、病院の集中治療室に恒常的にはいっている重篤患者
の栄養状態を評価するのに用いられる。これら患者の大
部分は、呼吸装置がはめられており、呼吸ガスの混合や
測定のための呼吸ガスの収集は、患者の呼吸サイクルか
ら直接行われており、構造は比較的簡単である。患者に
はめられた呼吸装置の一例は、フィンランド特許第78
231に記載されている。
【0004】この間接的カロリー測定を自然発生呼吸を
している患者に適用する必要性は一段と増している。こ
の場合に該当するのは、例えば癌や種々の代謝異常をわ
ずらっている患者である。自然発生呼吸のための代謝測
定に開発されたガス収集装置は、フィンランド特許第7
8609に記載されている。このガス収集装置は、天蓋
と称されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】施療時あるいは施療後
では、重篤で自然発生呼吸の患者の場合は、必要に応じ
て余分な酸素が送られるようになっている。この様な場
合、心臓や肺障害の既往症のある成人や子供にも代謝測
定を行う必要があるかについては議論があるところでは
ある。上記に述べたガス収集装置で現に利用されている
装置の問題は、外気よりも高濃度の酸素を含む空気を患
者に供給する際になると明らかとなる。先ず、ガス収集
装置は必ず気密でなければならない。ガス収集装置が外
気と同一濃度の酸素を含む空気を患者に送るのに使われ
た場合には、多少の漏洩は問題とならない。しかし、ガ
ス収集装置内の酸素の濃度が外部の酸素濃度と異なる場
合には、些細な漏洩でも測定の誤差が生じ、エネルギー
消費や呼吸率が不正確になってくる。
【0006】フィンランド特許出願第911807号に
は、濃縮酸素により行われるガス収集装置に関する基本
な問題を解決可能な装置および方法が記載されている。
このガス収集装置では、一重と二重の壁部が双方設けら
れた装置に基づいて製作されている。原則的には、二重
壁型のガス収集装置では、患者の頭部の周りを気密にす
ることは一重壁型のもの程は完全さを要しない。一重壁
型のガス収集装置は、製作容易で、清潔性の観点で優れ
ている。一重壁型でも二重壁型でも、大型化のため問題
の解消にはならない。
【0007】本発明の第1目的は、上記の欠点を除くも
ので、患者がガスを呼吸する際にガス収集室内の圧力を
所望のレヴェルに保持する観点から優れた呼吸ガス流監
視およびその方法を提供するにある。本発明の第2目的
は、ガス収集室内に供給される酸素などの呼吸成分ガス
が安定に維持される呼吸ガス流監視およびその方法を提
供するにある。本発明の第3目的は、外部からガス収集
室内にガス漏洩が生ずる不具合を防止できる呼吸ガス流
監視およびその方法を提供するにある。本発明の第4目
的は、代謝測定に誤差が生ずることを防止しながら、患
者の周りの空気よりも多くの酸素を含むガスが簡素な構
造のガス収集室により供給される呼吸ガス流監視および
その方法を提供するにある。本発明の第5目的は、ガス
収集室のガスを呼吸する患者呼吸を監視するための呼吸
ガス流監視およびその方法を提供するにある。本発明に
係る呼吸ガス流監視およびその方法の特徴は、添付の特
許請求の範囲に説明されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス収集ユニ
ット(以下、ガス収集室)内の呼吸用ガスの圧力をガス
収集室外の圧力とを比較することに基づいている。つい
で、必要に応じてガス収集室内の呼吸用ガス圧は所望の
レヴェルに調整される。これは、通常では患者がガス収
集室のガスを呼吸するように配置された時に行われる。
多くの場合では、ガス収集室は患者の頭部の周りに配置
され、ガス収集室内外のガス流が殆ど生じないように患
者の首の部分で気密状態に保持される。ガス収集室の内
圧は、ガス収集室外の気圧にほとんど等しく、通常は外
気圧に等しくなるように調整される。実施に当たって
は、ガス収集室の内圧は、好ましくはガス収集室の外圧
よりも高く設定されるべきである。ガス収集室から外部
にガス漏洩を生じさせないためには、ガス収集室の内圧
は、1mmH20よりは低いが、好ましくは0.1mmH2
0よりは低いが、外部圧よりは高く設定されるべきであ
る。ガス収集室の圧力は、測定の開始の時点で所望のレ
ヴェルに設定することで十分な場合が多く、これにより
ガス収集室の圧力は後に変更する必要となることは殆ど
ない。しかしながら、監視は測定過程では持続的に行わ
れ、ガス収集室の圧力が適性がどうかを確認すべきであ
る。
【0009】ガス収集室の圧力は、ガス収集室への流入
率により規制される。ガス収集室内には、空気が送ら
れ、患者が外気よりも高濃度の酸素を吸入すべき時に
は、酸素が供給される。ガス収集室内のガス濃度や成分
がガス収集室外とは異なるときには、呼吸用ガス圧は所
望のレヴェルにしなければならない。ガス流率の規制
は、流量規制手段により調整される。二種またはそれ以
上のガス流を組み合わせるに先立って、流量規制手段に
より各ガス流を所望に調整する。ガス流の混合にあたっ
ては、気送手段が用いられる。例えば、この気送手段と
しては、加圧ガスに基づいて作動する放出器(エジェク
ター)が用いられる。本発明の好ましい実施例として
は、放出器の作動は、空気と酸素とを混合するための加
圧酸素に基づいている。
【0010】ガス収集室内へのガス流入率は、ガス収集
室から代謝監視装置へ送られる場合のように計測装置へ
の流入率よりも大きくなければならない。余分なガス流
は、ガス収集室を通り越して室内空気に流れる。これ
は、酸素ガス源とガス収集室に伸びるガス管を配置する
だけで行い得る。つまり、ガス管の一端は室内空気に連
結され、他端はガス収集室に連結される。ガス流路の側
路は、空気流に一様な酸素混合状態を確保すべく安定し
た酸素と空気との安定配合を維持するために用いられ
る。患者が呼吸することに起因するガス収集室内の圧力
変動は、ガス収集室内に進入するガス流に影響を及ぼす
ことがない。通常なら、ガス流れは交互に速くなった
り、澱んだりして、ガス収集室内に至るガスの酸素成分
に変動が生ずるものである。
【0011】本発明は、ガス収集室内の圧力とガス収集
室外の圧力との差を検出することに基づいている。この
目的は、ガス収集室内の圧力とガス収集室外の圧力とを
比較することのできる圧力差検出手段を具備することに
より達成される。この理由は、ガス収集室内と外気との
有意の圧力差は、非常に小さく、高精度の測定装置が要
求されることに起因している。一例としての圧力差検出
手段は、ガス収集室内の圧力が正から負、あるいは負か
ら正に変わるに伴い、該圧力差検出手段のある部位の一
部が、変化して視覚的に認識できるようにしたものであ
る。この種の圧力差検出手段は、例えばダイヤフラム
(隔壁部)といった形状変形可能で、十分に適合可能な
ものである。寸法変化も視認可能なものである。このダ
イヤフラムは、好ましくはガス不透過性の薄い箔部材に
より形成され、厚さが10ミクロン程度のものである。
この厚みは、100ミクロン以下でなければならない
が、好ましくは50ミクロン以下が適当である。かかる
ダイヤフラム(隔壁部)は、ガス収集室内のガス空間と
外気との間に設けられ、ガス収集室の内面側に存する圧
力とガス収集室の外面側に存する外気とを仕切るもので
ある。ダイヤフラムのある方向への膨脹により、ガス収
集室が負圧であるか正圧であるかが示される。ダイヤフ
ラムの膨脹度合いにより、ガス収集室内に存し、あるい
は現存する圧力を決める事ができる。正確な定量的測定
結果は、必ずしも得られるものではなく、必要ともされ
ない。上記手段によりガス収集室が負圧あるいは正圧で
あるかは極めて正確に示される。もっとも重要なこと
は、好ましくは低い値での正圧がガス収集室内に存して
いることを知らせることである。これにより、漏洩が生
じたとしてもガス収集室から外部への漏洩であり、計測
誤差は酸素に対しても炭酸ガスに対しても同等に小さな
誤差だけで済む。
【0012】本発明によれば、圧力差検出手段は患者の
呼吸度合表示部材としても役立つ。かかる圧力差検出手
段は、呼吸に連動して交互に移動し、患者の呼気の間は
外部に膨れ、吸気の間は内部に付勢されるダイヤフラム
を備えている。患者の呼吸に応じて、ガス収集室内の容
積は、ダイヤフラムが内部に変位するか、外部に変位す
るかによって変動する。この容積変化は、患者の呼吸に
応じて生ずる流量変化の平衡装置としても用いられる。
【0013】本発明は、安定した酸素成分を維持しなが
らガスをガス収集室内に供給できると共に、ガス収集室
内の圧力を規制できるものである。本発明は、添付の図
面とともに詳細に説明される。
【0014】
【実施例】図1に示すガス源1は、本実施例では酸素を
含み、ガス源1から供給されるガスは他のガス、例えば
空気と混合される。この空気は、患者の居る空間から直
接的に得られる。すなわち、患者の居る同一の部屋もガ
ス源1として作用することが多いものである。患者用の
酸素と空気の混合比率や全流量は、好ましくはニードル
バルブである流量規制手段2,3により行われる。しか
し、市販のバルブを用いた場合には、操作はガス流量の
規制を簡素化させる目盛りなしに行なわれる。これら二
つのガス流は、好ましくは気送部4を介して患者に供給
され、ガスの混合も気送部4で行われる。この気送部4
の具体例としては、ガス源1からの駆動力を受ける放出
器(エジェクター)が挙げられる。ガス源1から供給管
7を介して至る酸素ガスの噴流は、気送部4内部に負圧
を生じさせ、導管6を介して室内空気が吸い込まれ酸素
ガスと混合する。こうして混合されたガスは、供給管7
に沿ってガス収集ユニット(以下、ガス収集室)8内に
流れる。ガス収集室8内は患者の頭部が視認可能であ
る。
【0015】ガス収集室8の上流では、流量規制手段
2,3から至るガス流の一部は、好ましくはガス収集室
8を通り越えていくようになっている。かかるガス流を
ガス収集室8を通過して通り越えていくようにする観点
から、図では、側流路のための導管10を備えたT形支
流路9を示している。この導管10の容量は、患者の少
なくとも一回の呼吸量に略等しく設定するのが好まし
い。これにより、患者の呼吸方向が反転する際に不要な
ガスが導管10を介してガス収集室8内に進入すること
がない。詳細には、導管10の容量は、一回の最大呼吸
量よりも大き目に設定されている。具体的には、一回の
呼吸量は0.5から1リットル程度である。
【0016】T形支流路9からガス収集室8へ、導管1
1が延出されている。流量規制手段2,3から至るガス
流のわずかな部分は、導管10に沿ってガス収集室8を
通り越えるように供給されるのが好ましい。これにより
ガス流の大部分は、導管11を介してガス収集室8に送
られる。ガス収集室8に進入するガス中の酸素成分の抽
出見本は、導管12を介して測定装置13に送られる。
検査のためにガス収集室8からの望ましいガスは、好ま
しくは導管14を介して上記と同一の測定装置13に送
られる。これにより測定装置13は、ガス中の酸素成分
ばかりでなく炭酸ガス成分をも検査することができる。
この測定装置13としては、フィンランド特許第782
31号に記載されたのと同一の装置が用いられる。これ
は、デルタトラック(Deltatrac)の商標名で
ダテックスグループ(Datex−group)、イン
ストル−メンタリアム(Oy)により製造されているも
のである。
【0017】かかるガス収集室8は、自力で形状保持で
きる材料で形成されており、好ましくは透明なプラスチ
ックにより製造され、可撓性のスカート部15に取り付
けられ、患者の皮膚に対する気密性を高めるようになっ
ている。この気密性は、患者の首の部分に対して施され
るが、肩や胴体の部分に施してもよい。患者は仰向けで
寝台に置かれていることから、スカート部は患者の頭部
の下に延びている。この種のガス収集室は、患者の頭部
の周りに容易に装着できるようになっている。患者の頭
部とスカート部との間の気密は、図1に示すように、シ
ール部材16により一層促進されるようになっている。
シール部材16としては、ヴェルクロ(velcro)
の粘着テープにより、患者の頭部の周りに接着されてい
る。
【0018】ガス収集室8には、圧力差検出手段17が
設けられ、ガス収集室8とその周りに空気圧の差異を検
出する。この圧力差検出手段17は、患者の呼吸するガ
ス収集室内のガス空間と、圧力差の比較対象となるガス
収集室の外部のガス空間との双方に連通している。この
ため、圧力差検出手段17は、個数は一つないしはそれ
以上であり、ガス収集室の一側面に設けられているのが
好ましい。
【0019】図1、とりわけ図2では、問題の解決に資
する圧力差検出手段17を具体的に示す。この圧力差検
出手段17は、好ましくは金属箔により形成され、ガス
収集室の内部とその外部との間に配置されたダイヤフラ
ムを備えている。図3には、ダイヤフラムを備えた圧力
差検出手段17の構造が詳細に示されている。二枚のダ
イヤフラム18,19を有し、適性寸法は10×20mm
である。これらは各縁部を熱溶着することにより、気密
な袋状をなしている。この袋は、対向する壁部を形成す
るように、一枚のダイヤフラムを折り曲げることにより
形成してもよい。これら壁部の縁部は、対向壁部間にガ
ス空間が形成される状態で気密にシールされる。
【0020】ダイヤフラムの一方18には、透孔20が
形成され、これによりダイヤフラムの対向壁部間に形成
されたガス空間がガス収集室8内と連通する。前述の圧
力差検出手段17は、例えば図2に示すごとく、ガス収
集室の一側面に形成された門部21の一縁部22に取り
付けられている。かかる門部21は、圧力差検出手段1
7の一部をなす透孔20と対向状態に配置されている。
ガス漏洩の観点から袋状の圧力差検出手段17は、好ま
しくは両面粘着テープといった取付部材23によりガス
収集室8に取り付けられている。ガス収集室の一側面に
形成された門部21は、圧力差検出手段17をなすダイ
ヤフラムの寸法が10×20mmの場合には、直径寸法が
1〜2cm程度である。門部21の寸法は、圧力差検出手
段17の寸法によって決められる。圧力差検出手段17
の透孔20については、ガス収集室の門部21と同一の
寸法関係となっている。
【0021】ダイヤフラムからなる、この種の圧力差検
出手段17は、安価であるから衛生上の理由で使用する
患者毎に新たに取り替えることがあっても十分間尺に合
うものである。上記のことに加えて、圧力差検出手段1
7に使用した袋は十分薄く、気密なダイヤフラムからな
りながらも、互いの内壁どうしが容易にくっつくことは
ないものである。
【0022】図4(a)および図4(b)は、圧力差検
出手段17の作動を示すものであり、この場合にはガス
収集室には二個の圧力差検出手段17が設けられてお
り、ガス収集室内は外気圧に対して正(b)あるいは負
(a)の圧力が生ずる。圧力差検出手段17の作動によ
れば、圧力状態を視認できて、測定の正確さの点で好ま
しい。この圧力差検出手段17は、図4(a)に示すよ
うにガス収集室表面に気密状態に弾接しているため、負
圧の場合には門部21の内部領域を通じて凹形状に吸い
込まれる可能性があり、また図4(b)に示すように正
圧の場合には門部21から僅かに膨出する。具体的に
は、圧力差検出手段17の袋は、ガス収集室内に存する
正圧により5mm程外方に膨出する。この袋は呼吸の割合
の応じて交互変化を繰り返すが、袋の寸法は呼気の際に
は大きくなり、吸気の際には小さくなる。ガス収集室内
の圧力は、流量規制手段2,3により調節され、吸気の
際には圧力は一時的に零レヴェル近くまで下がるように
なっている。ガス収集室内の圧力は、上流に設けられた
T形支流路9の流路抵抗や流量により決まる。圧力差検
出手段17の袋の変位により、関係者にとっては患者が
呼吸している証しとなり、呼吸の程度を示す指標として
も用いられる。このことは、重篤な患者を扱う上で重要
な安全面として作用する。勿論、測定装置13の目盛り
の読取りから、患者の呼吸が停止したことや呼吸間隔が
長いことは結論付けられるが、このことはもっと緩やか
に起こり、典型例では30秒後である。しかしながら、
ガス収集室の内容積は患者の首の周りに置かれた可撓性
スカートの位置により変ってくるので、袋の膨出容積
は、患者の一回の呼吸容積を直接示すものではない。
【0023】本発明の重要性を問うべき議論としては、
負圧状態時にガス収集室内に生ずる漏洩と比較した場
合、正圧状態時にガス収集室から外部に僅かに生ずる漏
洩が結果に及ぼす影響は下記の計算で与えられる。ガス
収集室を介する流量を40l/分とし、漏洩を1%ない
しは0.5%とする。また、患者の炭酸ガス発生量およ
び酸素消費量をそれぞれ200l/分とする。酸素およ
び炭酸ガスに対する平均稀釈ガス成分差を0.5%とす
る。酸素濃度が40%のときには、負圧状態時は0.4
l/分の割合で空気の漏洩が起こり、その空気中の21
%の酸素により呼気中の酸素成分が稀釈され、40−
(0.4*21+39.6*40)/40=0.2%と
なる。この様な測定の結果得られた酸素濃度差は、40
%の比例誤差を考慮して0.5%〜0.7%の範囲で変
わる。酸素消費の数量的公式により、高酸素濃度では酸
素濃度差の誤差が拡大され、この結果、酸素消費量67
%も高い値として算出される。一方、空気の内部漏洩で
は、炭酸ガス量には何等の誤差も生じない。外部漏洩
は、呼気がガス収集室から逃げて行くことを意味する。
外部漏洩が1%あるいは0.4%であると仮定すると、
炭酸ガス量は1%で、酸素消費量1.6%と低い値とな
る。酸素消費量の正確測定の観点から、漏洩が外部に向
かって生じた時が絶対的に危険なものと結論付けられ
る。にも拘らず、漏洩は無視できるほど少ないことが必
要なことは勿論である。
【0024】本発明は、フィンランド特許出願第911
807号に開示された二重形のガス収集装置に比較して
ガス収集室8内の圧力状態をより旨く制御する手段を提
供するにある。図1では、ガス収集室8内に存する圧力
を計算する単純な算出方式を示す。ガス収集室を介して
測定装置により抜かれる流量をQとし、エジェクターに
より発生される流量をWとすると、ガス収集室8を通り
越していく流量はW−Qとなる。T形支流路9とガス収
集室8との間に設けられた導管11の流路抵抗をR7、
ガス収集室8を通り越して延出された導管10の流路抵
抗をR6とする。T形支流路9の交差点は、その外部に
対して(W−Q)*R6だけ正圧となる。交差点から収
集室8への圧力降下は、Q*R7となる。外部圧に対す
るガス収集室内の圧力は、(W−Q)*R6−Q*R7
となる。流路抵抗をR6は、安定状態に維持され、ガス
収集室8内の正圧限界は、ガス収集室の流量Qの1.5
倍であるWとなるように選択される。所定条件の下での
流量Wの調整は、流量W,Qの正確な値を知ることな
く、圧力差検出手段17により指示された正圧限界を監
視することにより直接的に行われる。これは、極めて高
い安定度で酸素を配合するものの、正確な定量的流量制
御はおこなわないエジェクター4を設けた場合には特に
有益である。
【0025】上記の演算により、二重形のガス収集装置
を用いた場合の制御関係についての問題が示されること
となる。安定な流路抵抗R6に相当する部材が外部天蓋
スカートにより許される漏洩によって変動する流動的な
流路抵抗であることから、たとえ、内部のガス収集装置
が本発明の圧力差検出手段の袋に設けられていても、袋
の内圧を制御する可能性は乏しい。
【0026】本発明は、上記発明のみに限られるもので
はなく、具体的な実施に当たっては請求の範囲を逸脱し
ない範囲で種々変形可能である。本発明で開示した圧力
差検出手段は、例えばフィンランド特許第78609号
で記載したように、古い型の天蓋において、患者の呼吸
を単に検出するものとして用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】外気よりも酸素を多く含むガスを呼吸する患者
の代謝測定のための本発明の概略的組立図である。
【図2】図1のガス収集ユニットII−II線に沿う断面図
である。
【図3】本発明の好ましい実施例による圧力差検出手段
に含まれる部品の詳細図である。
【図4】ガス収集ユニットに組み込まれた圧力差検出手
段の変化による代表的な位置を示す図である。
【符号の説明】
1…ガス源 2,3…流量規制手段 4…気送部(エジェクター) 7…供給管 8…ガス収集ユニット(ガス収集室) 13…計測装置 14…導管 17…圧力差検出手段 18,19…ダイヤフラム(隔膜部) 20…透孔 21…門部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に存するガス空間と外部のガス空間
    とを仕切るためのガス収集ユニット(8)と、前記ガス
    収集ユニット(8)内のガスを吸入する患者と、患者の
    呼吸する前記ガス収集ユニット(8)に一またはそれ以
    上の供給源(1)から呼吸用ガスを流すための供給管
    (7)と、少なくとも患者が呼吸するガスを部分的に含
    む前記ガス収集ユニット(8)から測定装置(13)に
    検査のため流す導管(14)とを備えた呼吸用ガス流監
    視装置であって、前記ガス収集ユニット(8)により保
    護されたガス空間と外部ガス空間との圧力差を指示する
    ための圧力差検出手段(17)を設けたことを特徴とす
    る呼吸用ガス流監視装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力差検出手段(17)は、前記ガ
    ス収集ユニット(8)により保護されたガス空間と外部
    ガス空間との間に設けたことを特徴とする請求項1の呼
    吸用ガス流監視装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力差検出手段(17)により、前
    記ガス収集ユニット(8)内外の圧力を比較するように
    なっていることを特徴とする請求項1または請求項2の
    呼吸用ガス流監視装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力差検出手段(17)の寸法や形
    状は、前記ガス収集ユニット(8)内の圧力が前記ガス
    収集ユニット(8)の外圧に対して正から負、あるいは
    負から正に切り替わるに伴って変化するようになってい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3の呼吸用ガス流
    監視装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス収集ユニット(8)内の気密圧
    力と外部との圧力に差がある時には、前記圧力差検出手
    段(17)は正若しくは負の指示をするとともに、かか
    る圧力差が存在する場合には前記ガス収集ユニット
    (8)内外に正若しくは負のいずれが存するかを指示す
    るようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項
    4の呼吸用ガス流監視装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力差検出手段(17)は、隔膜部
    を備え、その片面は前記ガス収集ユニット(8)内に含
    まれる呼吸用ガスの圧力を受け、他面は前記ガス収集ユ
    ニットの外部を囲むガス空間の圧力を受けるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項5の呼吸用ガ
    ス流監視装置。
  7. 【請求項7】 前記隔膜部は、袋状をなし、前記ガス収
    集ユニットの外部に対するガス収集ユニットの圧力変化
    がいずれの方向に生ずるかによって収縮あるいは膨脹す
    るようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項
    6の呼吸用ガス流監視装置。
  8. 【請求項8】 前記圧力差検出手段(17)は、二つの
    対向壁部を形成すべく前記隔膜部(18,19)のうち
    少なくとも一部を構成し、該対向壁部間にはガスに対し
    て気密な端部付きの空間を備えてはいるが、該空間は透
    孔(20)を介して前記ガス収集ユニットに含まれる門
    部(21)に連通しており、該門部(21)は前記ガス
    収集ユニットの外部のガス空間に連通し、あるいは好ま
    しくは前記ガス収集ユニット(8)内に存する呼吸空間
    内に連通していることを特徴とする請求項1〜請求項7
    の呼吸用ガス流監視装置。
  9. 【請求項9】 前記圧力差検出手段(17)は、互いに
    気密状態に重ね合わされた二枚の隔膜部(18,19)
    からなり、前記隔膜部(18,19)の間にはガス用空
    間を存し、いずれかの隔膜部には、前記ガス収集ユニッ
    トに設けられた門部(21)の一端部に取り付けるため
    の透孔(20)が備えられ、前記二枚の隔膜部間に形成
    された空間は、前記ガス収集ユニットに含まれる門部
    (21)および該隔膜部に形成された透孔(21)を介
    して前記ガス収集ユニットの外部のガス空間に連通し、
    あるいは好ましくは前記ガス収集ユニット(8)内に存
    する呼吸空間内に連通していることを特徴とする請求項
    1〜請求項8の呼吸用ガス流監視装置。
  10. 【請求項10】 前記隔膜部は、薄い箔材により形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜請求項9の呼吸用
    ガス流監視装置。
  11. 【請求項11】 一つまたはそれ以上のガス源(1)か
    ら供給されたガスは、供給管(7)に沿って前記ガス収
    集ユニット(8)内に供給され、ガスの混合が気送部
    (4)により前記ガス収集ユニットの上流で行われるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1〜請求項10
    の呼吸用ガス流監視装置。
  12. 【請求項12】 前記ガス収集ユニット(8)内に供給
    される呼吸用ガス流は、圧力検出手段(17)からの情
    報に基づいて一つまたはそれ以上のガス流規制手段(2
    および/または3)により制限されるようになっている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11の呼吸用ガス流
    監視装置。
  13. 【請求項13】 前記ガス収集ユニット(8)に対する
    ある程度のガス流は、導管(10)に沿って前記ガス収
    集ユニット(8)を越えた部分にもなし得るようになっ
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項12の呼吸用
    ガス流監視装置。
  14. 【請求項14】 患者に対する呼吸検出装置として用い
    られるようになっていることを特徴とする請求項1の呼
    吸用ガス流監視装置。
  15. 【請求項15】 外気に比較して高濃度の酸素を含むガ
    スを患者に供給するに用いられることを特徴とする請求
    項1の呼吸用ガス流監視装置。
  16. 【請求項16】 患者の呼吸が外部のガス空間とは切り
    離して前記ガス収集ユニット(8)により行われるとき
    には、前記ガス収集ユニット(8)には前記一つまたは
    それ以上のガス源(1)から呼吸ガスが患者に供給さ
    れ、前記ガス収集ユニット(8)は測定操作として測定
    装置(13)にガスを配るものであって、前記ガス収集
    ユニット(8)内に存する呼吸用ガスの圧力は、圧力差
    検出手段(17)により前記ガス収集ユニットの外部に
    存するガス圧と比較されるようになっていることを特徴
    とする呼吸用ガス流監視方法。
  17. 【請求項17】 前記一つまたはそれ以上のガス源
    (1)から前記ガス収集ユニット(8)内に供給される
    ガス流は、圧力差検出手段(17)の支援を得て前記一
    つまたはそれ以上の流量規制手段(2,3)により規制
    されるようになっていることを特徴とする請求項16の
    呼吸用ガス流監視方法。
  18. 【請求項18】 前記ガス収集ユニット(8)内に含ま
    れる呼吸用ガスの圧力は、前記ガス収集ユニットの外部
    の圧力よりも高く、1mmH20よりは低い値に設定され
    ることを特徴とする請求項16,17の呼吸用ガス流監
    視方法。
  19. 【請求項19】 前記一つまたはそれ以上のガス源
    (1)から前記ガス収集ユニット(8)内に供給される
    ガス流は、互いに気送部(4)により混合されるように
    なっていることを特徴とする請求項16〜18の呼吸用
    ガス流監視方法。
  20. 【請求項20】 前記ガス収集ユニット(8)に対する
    ある程度のガス流は、前記ガス収集ユニット(8)を越
    えた部分にもなし得るようになっていることを特徴とす
    る請求項16〜19の呼吸用ガス流監視方法。
  21. 【請求項21】 前記圧力差検出手段(17)は、前記
    ガス収集ユニット(8)により気密化された呼吸ガス空
    間とガス収集ユニット(8)の外部に存するガス空間と
    の間に設けられた隔壁部であることを特徴とする請求項
    16〜20の呼吸用ガス流監視方法。
  22. 【請求項22】 前記ガス収集ユニットには患者用の呼
    吸ガスが前記一つまたはそれ以上のガス源(1)から供
    給されているとともに、計測操作として前記ガス収集ユ
    ニットは計測装置(13)にガスを分配しており、患者
    がガス収集ユニット(8)内のガスを呼吸する時に、前
    記ガス収集ユニット(8)に供給される呼吸ガス流を制
    御する方法であって、前記圧力差検出手段(17)によ
    りガス収集ユニット(8)の内部に存する呼吸ガスの圧
    力は、ガス収集ユニット(8)の外部に存するガスの圧
    力と比較され、前記ガス収集ユニット(8)内に進入す
    る呼吸ガス流は、ガス収集ユニット内の圧力がガス収集
    ユニット外の圧力に少なくとも等しくなるように調節さ
    れるようになっていることを特徴とする呼吸ガス流制御
    方法。
  23. 【請求項23】 前記ガス収集ユニット(8)内に進入
    する呼吸ガス流は、一つまたはそれ以上のガス圧規制手
    段(2および/または3)により規制されるようになっ
    ていることを特徴とする請求項22の呼吸ガス流制御方
    法。
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