JPH0110163Y2 - - Google Patents

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JPH0110163Y2
JPH0110163Y2 JP1980121972U JP12197280U JPH0110163Y2 JP H0110163 Y2 JPH0110163 Y2 JP H0110163Y2 JP 1980121972 U JP1980121972 U JP 1980121972U JP 12197280 U JP12197280 U JP 12197280U JP H0110163 Y2 JPH0110163 Y2 JP H0110163Y2
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Publication of JPH0110163Y2 publication Critical patent/JPH0110163Y2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/02Chain saws equipped with guide bar
    • B27B17/04Roller bearing guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/02Chain saws equipped with guide bar
    • B27B17/025Composite guide bars, e.g. laminated, multisectioned; Guide bars of diverse material

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、板の接合に、より詳細には、幅より
も長さが実質的に大な細長い板の解除自在に係合
させた板区分間の相互接続を強化すること、特に
駆動される無端ループ状のこ歯を支持し案内する
ためにチエーンソーにおいて用いる分割のこ身で
あつて、のこ身端区分が修理または交換のための
こ身主要区分から取外せるようになつた分割のこ
身に関する。
接合された板すなわち分割された板は産業上
種々の場合に使用される。接合を試みる場合、完
全に合致するはめ合い係合関係において自己保持
される構成を提供し、それぞれの区分の整合、取
付け及び取外しが容易になされ、得られた接目が
予定された荷重限度内で充分に信頼できるもので
あることが望ましい。
より特定的には、チエーンソー産業では、或る
範囲の業務用及び或る範囲の家庭用のサイズのも
のについて、接合のこ身即ち分割のこ身の構造を
採用している。この分割のこ身は、のこ身主要区
分と、交換可能な丸形の端区分とを有し、この端
区分の内部にはスプロケツトが適当な軸受上にて
回動自在に支持され、このスプロケツトは、最も
外側の湾曲したのこ身先端の回りに駆動される無
端ループ状ののこ歯を支持し案内するようになつ
ている。
分割のこ身が採用されたことにより、普通摩耗
による摩耗をより多く受けて酷使される丸形の端
区分が修理または交換され得るようにして、主要
区分は取つておけるため、全体としてののこ身構
造の使用寿命が非常に長くなる。
また、分割のこ身によると、チエーンソーの操
作者は、複雑な道具又は機器を用いずに現場で容
易に破損した端区分を取外して交換できる。
多くの複合型のこ身すなわち分割のこ身の構造
が従来の特許に開示されている。また、いくつか
の構造は従来から製造され販売されており、その
内の或るものはこれらの特許に反映されている。
米国特許第2838833号、第2888964号、第
2962061号、第3124177号、第3762047号及び第
3949475号明細書と、カナダ特許第506987号、第
607857号、第696847号、第737679号及び第
1026651号明細書は、以下に図面を参照して説明
する本考案を具体化した構造の背景として役立つ
多くの別様の提案を例示している。
考慮されている型式の分割のこ身は、フライス
削りとその後の使用可能な硬さを付与するための
熱処理とにより外周溝が形成される長い比較的重
い適当な鋼板から製造し得る。
特に、端区分を孔あけまたはプランジ切削に使
用する場合、或る縁端特に丸形の端区分の縁端に
適用される摩擦力による摩耗及び疲れとこれによ
る破損に対する耐性を増すステライト(商標名)
を適用してこの部所の耐摩耗性を増大させること
は、スプロケツトまたは端部ホイールを用いない
比較的重いのこ身の場合に慣用されている。
のこ身の典型的な溝は、端区分の湾曲した長手
方向縁端の外側に周方向に形成された一様な間隔
のレールを有し、また溝の寸法は、のこ身上に取
付けるべき無端ループ状ののこ歯の中心位置にあ
る駆動リンクの脚部よりも溝底面が下方に位置
し、更にレールの側面がのこ身の外周の回りの無
端経路において駆動されるのこ歯のタイストラツ
プすなわち横リンクを支持するように選定され
る。
のこ身は2プライ又は3プライの積層体からも
製造できる。最も普通な3プライ積層体は3枚の
適当な鋼板から製造され、両外側板は通常同一の
寸法及び形状をもち、これらにより挟持された中
心板は、両外側板に対応する形状をもつが、これ
より寸法が小さいので、これらを組立てて積層さ
せて得た複合板は、前述したように周方向に延び
る1対のレールを最も外側にもつたものになる。
積層板のレール、特に端区分と接して同じ過大
な摩耗と酷使を受ける部分は、前述ステライトま
たは他の適当な材料を適用することにより通常保
護されていた。
直接駆動チエーンソーの導入により、のこ身の
摩耗と劣化が甚しくなつたが、この解決策とし
て、ローラーノーズとスプロケツトノーズとを使
用することが提案された。
一体型または積層型ののこ身を変形し、のこ身
のノーズ端すなわち端部に近接して軸受に取付け
た回動自在なノーズホイールまたはスプロケツト
が提供されるようにして、レール面と密接する位
置から離れて前記端部の回りにのこ歯を支持する
ことができる。
スプロケツトを支持するノーズ区分すなわち端
区分の初期の先行技術の一例は、米国特許第
2316997号明細書に記載されている。
小形で軽量の動力ヘツドの到来もあつて、のこ
身構造とのこ歯要素の大きさが減少し、スプロケ
ツト端板も改善された。
このように性能が改善され、使用寿命が長くな
つたにも拘らず、例えば米国特許第3762047号明
細書に記載されているように、端区分が損傷した
場合に容易に交換できるようにした分割のこ身構
造を提供して、よりすぐれた接合構造が開発され
るようにすることが、必要ではないようにしても
望ましいとされていた。
米国特許第3762047号明細書に開示された分割
のこ身は、端区分に対して叉状の突当たり縁端を
備えたのこ身主要区分を使用し、端区分により支
持された離隔したはめ合い突起を受入れ、これら
の突起は適当な補強スペーサをその間に受入れ、
完全な整合時に正確なはめ合い関係を生ずるよう
になつている。
米国特許第3762047号明細書ののこ身主要区分
の叉状部分には、この領域が必要な熱処理又は火
災焼入れを受けた時に寸法変化が生じ、この寸法
変化について後に研削加工による修正を行わねば
ならなくなる。
更にこの構成において、こじるために端区分を
使用したり、端区分をよじつたりした場合、叉状
部分に加えられるせん断力のため早い時期の疲れ
及び破壊を生じ易いことがわかつている。
更に、米国特許第3762047号明細書の分割のこ
身は、長手軸線方向と直角に延びる突合わせ縁端
を有し、これらの縁端は、特に複合レールの突合
わせ域において、共通の横方向平面内に位置され
る。
このようなレールの不連続部分に突当たつた無
端ループ状ののこ歯は、定常波を受け、それによ
り反力が生じ、のこ身の外周部に苛酷な摩耗パタ
ーンが現われるため、のこ身構造の使用寿命が短
くなる。
本考案の主な目的は、長い板の接合、特に従来
の構造のものに比べて強度及び性能を実質的に増
大させた接合のこ身即ち分割のこ身を提供するこ
とにある。より詳細には、本考案の目的は、過度
を摩耗と間けつ的に過負荷とを通常受ける板区分
の接合域の構造を改善し、摩耗及び疲れパターン
の性質を変更し、板区分に加わる荷重が再分配さ
れ、それぞれの板区分の使用寿命が実質的に長く
なるようにすることにある。
本考案の別の重要な目的は、必要な熱処理工程
での重大な寸法変化を最小にし、寸法変化の修正
が高価な研削作業によらずに普通の手段を介して
容易に行われ得るようにすることにある。
本考案の更に別の重要な目的は、分割のこ身の
場合において、駆動されるのこ歯に生ずる定常波
パターンを最小にしてチエーン反力現象に基づく
特別の損傷を軽減する複合レールを提供すること
にある。
本考案の更に別の目的は、今日市販されている
のこ身のいかなる属性も失うことなく全体として
の強度及び効用の大な分割のこ身を提供すること
にある。
本考案の一特徴は、他方の板区分の向かい合う
はめ合い突起とはめ合わされる互にオフセツトさ
れた向かい合う位置決め凹みを一方の板区分に設
けることによつて、変形に反抗するために役立つ
板区分の断面積が減少した領域において前記の型
式の分割された板の荷重支持力を最大とすること
にある。このように互にオフセツトされた位置決
め凹みを、はめ合い突起とはめ合わせることは、
加えられた荷重をより広汎に分配させる効果をも
ち、特に分割された板のよじりにより生ずる力又
は分割のこ身の場合において端区分をこじりのた
め用いる際に生ずる力による相互係合域において
の耐変形力を増大させる傾向をもつ。
より詳細には、本考案の一特徴は、分割された
板の一方の板区分の向かい合う長手方向に延びる
はめ合い面に、向かい合う他方の位置決め凹みに
対しオフセツトされた浅い位置決め凹みを形成
し、各々の凹みは一方の板区分の突合わせ縁端の
一部となる長い縁面により限定し、他方の板区分
の向かい合うはめ合い面には、それの突合わせ縁
端の一部を形成する長い縁面により画定される同
様にオフセツトされた離隔されたはめ合い凹みを
形成し、それぞれの凹みと突起並びにそれらの縁
端の位置並びに広がりが、加えられた荷重を、そ
れぞれの板区分の中心域から遠隔の広い領域に亘
つて有効に再分配させるようにしたことにある。
この特徴は非常に有益なことがわかつており、従
来の構造から本考案を区別するものである。
理解されるように、このオフセツトと、互には
め合う位置決め凹みと突起との長い境界を設けた
ことにより、互に交わらない対向する通路を画く
同じ終端をもたないそれぞれの凹みと突起との境
界線により表わされる実質的に広い領域に亘つ
て、加えられた荷重が再分配される。
本考案の更に別の特徴は、オフセツトされた凹
みを横方向に充分に延長させて長手方向縁部の一
部と合体させ、これにより板区分の耐変形力の横
方向成分、従つて全体的な荷重支持力を増大さ
せ、両方の板区分の耐変形力を一層大きくするこ
とにある。
本考案の更に別の特徴は、それぞれの表面の中
心部で重なるオフセツトされた位置決め凹み及び
これとはめ合わされる突起を設けて前述したよう
により広い領域に荷重を分配すると共に、最小数
の通孔により、互にはめ合わされる板区分を互に
固定する上に有用な中心域の小さな重なり部分が
得られることにある。これらの通孔は、重なり域
に或るパターンに従つて、長手方向に延びる一方
のはめ合い表面から他方のはめ合い表面へと延び
るように整列され、適当な係留リベツトを受入れ
る。
本考案の更に別の重要な特徴は、好ましくは
各々が他方のものに対し180゜逆対称関係をもつ位
置決め凹み及びこれとはめ合わされる突起の或る
形態を提供し、はめ合わされる板区分の2つの軸
向き配向のどちらについても作業員が十分な整合
状態を実現できると共に、この選択により、3プ
ライ積層構造を採用した場合、わずか2個のダイ
スから少くとも4個の板区分が製造できるように
したことにある。分割のこ身の場合、のこ身主要
区分の側板は同一であつてよいが、積層のこ身形
成関係において180゜逆対称を有し、端区分の場合
にはスプロケツトを備えた側板は同一であつてよ
いが端区分形成関係において180゜逆対称を有す
る。
従つて好ましい積層組立体の4個の部材を製造
するには2個のダイスが必要になる。
本考案の更に別の特徴は、長手方向に延びて互
に摺動状に当接するように、オフセツトされた位
置決め凹み及びこれとはめ合わされる突起の境界
縁の形状を定めて、それぞれの板区分が長手方向
の移動に際して軸方向配向において強固に保持さ
れ、更に支持及び案内されるようにしたことにあ
る。
本考案の更に別の特徴は、前述した特徴をもつ
分割のこ身において、互にはめ合わされる区分の
境界縁即ち外周縁が、完全な相互係合時に、中心
位置の溝を形成し、これにより前記外周縁の回り
に1対の一様な間隔のレールが形成され、位置決
め凹み及びこれとはめ合わされる突起の縁部が、
隔だてられたレールの向かい合う部分を含み、
各々の縁面に沿うレールの突合わせ端縁が長手方
向に互にオフセツトされるようにしたことにあ
る。この構成により、駆動されるのこ歯に定常波
パターンを生ずる傾向が消去され、チエーンソー
において通常起こる損傷が最小になる。
これらの目的及び特徴並びにその他の目的及び
特徴は、添付図面について行う以下の説明により
一層明らかにされるであろう。
第1図において、細長いのこ身構造10は、主
要区分12と、取外しできる丸形の端区分14と
を有し、端区分14は、主要区分12と端区分1
4とを使用時に分離しないように保持するに足り
る強度の適当な係止リベツト又は他の同様のフア
スナーを受入れるために互にはめ合わされる部材
の中央部に形成した或るパターンの整列通孔(本
実施例では3個)によつて主要区分12に取外し
できるように固定されている。
主要区分12は、端区分14から遠隔の先端に
おいて、全体を参照符号18により表わした或る
パターンの通孔により、図示しないチエーンソー
のモーター取付け部により提供される適切なフレ
ーム又は支持体に固定されるようになつており、
前記通孔は図示しない関連するねじ支柱及びクラ
ンプ装置と共に、モーター取付け部に対してのこ
身を強固に固定するために用いられる。これはす
べて当該技術において周知の通りである。
チエーンソーののこ身の主要区分12及び端区
分14は、その両側に、長手方向に延びるほぼ平
行なはめ合い表面20,22,24,26を有
し、これらの表面は両縁に沿つて長手方向に延び
る対向するはめ合い縁端28,30,32,34
により画定されている。
端区分14は、図示したのこ身と共に使用する
のこ歯の大きさ及び選定されたピツチに従う選定
された半径の湾曲した端縁36を、主要区分から
遠隔の領域に備えている。
縁端28,30,32,34,36はそれぞれ
の中心位置に、外方に開放した溝を有し、これら
の溝の深さは、主要区分12の場合、長手方向に
延びる一様な間隔の立上りレール42a,42
b,44a,44bを側面に備えた長手方向に延
びる底部壁38,40を形成するような値を有す
る。
溝28,30の底部壁38,40の深さは、こ
れより少し下方にあるようにそれぞれ選定され、
第2図に破線で一部を示したチエーンソーののこ
歯の駆動リンク46を自由に通過させ、またレー
ル42a,42b,44a,44bは、第2図に
破線で示した駆動されるチエーンソーののこ歯4
8の向かい合うタイストラツプ即ち横リンク50
を堅固に支持するに足るだけの一様な間隔を備え
ている。
端区分14の長手方向に延びる表面24,26
及び縁端32,34,36は、第7図に示した1
対の一様な間隔のプレート52,54により形成
される。プレート52,54は、リベツトにより
分離しないよう固定され、介在するスペーサープ
レート56及びスプロケツト組立体58により一
様に離隔した関係に保たれ、スペーサープレート
56及びスプロケツト組立体58はそれぞれ一様
な厚みによつて、レール42a,42b,44
a,44bの間隔に対応するプレート52,54
の縁端に沿う一様な間隔を設定するので、主要区
分12と端区分14とを端縁と端縁とが突当るは
め合い係合関係に位置させると、凹みのある縁端
32,34,36を構成する縁面によつて、のこ
歯の駆動リンク46及び横リンク50がそれぞれ
容易に収納され支持される。
主要区分12の外方端は、第7図に最も良く示
すように、横方向に延びる突当り端縁60に終端
している。
複式の端区分14の、丸形の縁端36から遠隔
の内方端は、第1,2図に最も良く示すように、
横方向に延びる突当り端縁62に終端している。
主要区分12の長手方向に延びる向かい合うは
め合い表面20,22は、位置決め凹み64,6
6をそれぞれ有し、位置決め凹み64,66は長
手方向に延びる縁部68,70により長手方向内
側に、また横方向に延びる縁部72,74によ
り、それぞれ画定され、これらの縁部68,70
及び72,74は湾曲した縁部76,78により
中間位置で互にそれぞれ合体されている。
位置決め凹み64,66は、横方向に延びる縁
部80の両側に沿つて延び、更に長手方向に延び
る縁端28,30の近接部分にそれぞれ沿つて延
び、全体として一様な厚さをもち、向かい合う縁
端28,30の一部に沿つて、向かい合うレール
42b,44aをそれぞれ暴露する。
従つて位置決め凹み64,66は、縁端28,
30に対して横方向に、また縁部80の一部に沿
つて長手方向にそれぞれ開放され、位置決め凹み
64,の縁部68,72,76と位置決め凹み6
6の縁部70,74,78とは、縁部80と共
に、主要区分12により提供される突合わせ端縁
60を形成する。
また第1図から第4図までを参照すると明らか
なように、位置決め凹み64,66は一様なオフ
セツトをもち、周囲の形状は、図示した例では同
一で、180゜の逆対称形になつている。即ち第7図
の主要区分12を長手方向軸線の回りに180゜回転
させると、位置決め凹み66は完全に位置決め凹
み64と同じ形状及び寸法のものになる。
また第1図から第4図まで及び第7図に示した
本考案の好ましい実施例において、位置決め凹み
64,66は相互に対して、また長手方向軸線に
関してオフセツトされていると共に、長手方向に
延びる向かい合うはめ合い表面20,22の中心
部82のところでは互に重なつている。
よじり又はこじりによつて生ずる力による変形
に耐性を与えるため、このような重なり部分を設
け、主要区分12の利用可能な断面積を最大にす
ることが望ましい。この領域は位置決め凹み64
の縁部68,72,76と位置決め凹み66の縁
部70,74,78との大きさ及び方向によつて
概念的に表わすことができる。
この構成は、複合のこ身に加わる荷重の再分布
について、従来の構成に比べて大きな利点をもつ
ている。
本考案による分割のこ身において、端区分14
は、前述したように、スペーサープレート56と
スプロケツト組立体58とを備えた端組立体又は
ノーズ組立体の形態を有する。
スプロケツト組立体は、外周に軸受内レース8
4aをもつ中心スペーサー要素84aと、適当な
ころがり軸受88上に取付けた外部スプロケツト
要素86とを備えている。スプロケツト要素86
は内側に軸受内レース84aに対し相補形の軸受
外レース90を有し、外側には一様な間隔の歯9
2を有し、歯92はその上に支持されるのこ歯4
8のピツチに適合するように選定された形状を備
えている。
中心のスペーサー要素84は側面のプレート5
2,54に、或るパターンの通孔94及びこれに
挿通するリベツトにより固定され、スプロケツト
要素86はころがり軸受88上においてプレート
52,54の間ですべるような寸法を有する。こ
れはすべて当該技術では周知の通りである。
スペーサー部材56は、合致する通孔96a,
96b及び所要の係留リベツトにより係留されス
プロケツト組立体58の方に向いたこれの端縁9
8は湾曲していて、一部環状のトンネル又は溝を
形成し、チエーンソーの作動中にプレート52,
54の間に集められる傾向がある切屑を除去し易
くする。
スペーサープレート56は、スペーサー要素8
4に対応した一様な厚みをもち、同様にプレート
52,54を一様に離隔された関係に固定してい
るが、向かい合う縁端30,32に沿つてのこ歯
48の駆動リンク46が通過し得るように、縁端
32の内側のところに終端している。
プレート52,54は同一の外周形状を有する
が、向かい合う端区分限定関係に位置させて固定
すると、180゜逆対称の関係になる。
プレート52,54により提供される長手方向
に延びる向かい合う両側の表面24,26は、内
周縁104,106と長手方向に延びる外周縁1
08,110によつてそれぞれ画定されるオフセ
ツトされた突起即ち延長部分100,102を有
し、プレート52,54は横方向に延びるこれと
隣接したオフセツト縁112,114をそれぞれ
有し、延長部分100,102の外周形状は第
1,2図に示した主要区分12の位置決め凹み6
4,66に合致し、内周縁104,106はオフ
セツト縁112,114と共に、端区分14の突
合わせ端縁を形成している。長手方向に延びる外
周縁108,110は、長手方向に延びる互には
め合わされる縁端28,30,32,34の一部
として、はめ合い関係で、駆動されるのこ歯48
をそれに沿つてすべり係合で支持するためにそれ
ぞれ用いられる。
また位置決め凹み64,66と延長部分10
0,102との180゜逆対称関係のため、主要区分
12と端区分14との長手軸方向の相互係合は、
2つの軸方向配向のどちらについても実現される
ことがわかる。
また特に第2,7図の主要区分12と端区分1
4とを更に吟味すると明らかになるように、長手
方向に延びるはめ合い縁端28,32の接合線1
16,118は、縁端30,32の接合線12
0,122と同様に、長手方向にオフセツトされ
ている。
端区分14を移動させて前述のように主要区分
12と端部どうし突合わされたはめ合い関係にす
ると、延長部分100,102はそれぞれ位置決
め凹み62,64とはめ合わされ、横方向に延び
る縁部80はオフセツト縁112,114に突当
たるため、非常に強固なはめ合い状態が達成され
る。
特に接合線116,118と120,122と
をオフセツトさせたので、のこ歯に通常生ずるは
ずの定常波パターンが最小になり、定常波により
生ずる反力のためののこ身の縁部に大きな損傷を
生ずる可能性が最小になる。
以上の説明及び図面から明らかなように、第1
図から第4図及び第7図の分割のこ身構造は、特
に接合領域においてよじる力又はこじる力を受け
た場合、せん断力を生じ、このせん断力は、位置
決め凹み64の縁部68,72,76と位置決め
凹み66の縁部70,74,78とにより限定さ
れる突合わせ線に沿つて主要区分12の中心ウエ
ブに対し延長部分100,102の内周縁10
4,106によつて加えられる。このせん断力
は、境界部分のオフセツト関係のため実質的に再
分布されるだけでなく、それの横方向に延びる方
向により、横方向成分が増大し、荷重の下での変
形に対する耐力が増し、接合域において生ずる疲
労及び破損の可能性が著しく減少する。
また上述した重なり合いのため、延長部分10
0,102の横方向の寸法を相当大きくして断面
積を大きくできるため、荷重条件の下での変形耐
力の大幅な上昇が期待できることになる。
第5,6図の変形実施例によるのこ身130
は、主要区分132及びこれとはめ合わされる端
区分134を有し、前の例と同様に、主要区分1
32のオフセツト関係にある位置決め凹み13
6,138と、端区分134の対応のはめ合い延
長部分140,142とを備えている。
延長部分140,142を画定する周縁14
4,146の形状は、照合する位置決め凹み13
6,138の縁部に対応しているが、第1図から
第4図及び第7図に示した例と比較すると横幅が
狭くなつている。
第5図の重なり域148を小さくしたので、主
要区分132の縁端を参照符号150として表わ
した第6図からわかるように、接合域において主
要区分132の断面積を大きくできる。
しかし重なり域を縮小したので、はめ合い延長
部分140,142の断面積が減少し、主要区分
132と端区分134とを互に固定させるには、
整列した通孔及びリベツトのパターンを第5図に
参照符号152により示すように変更することが
必要になる。
また接合域に加わる荷重の大きさが臨界でない
場合には、両区分間の中心部の重なり域を設けな
くとも利点が得られ、前述したように周辺溝の接
合域のオフセツトにより節減効果が得られる。
従つて特別の作業について使用するのこ身の要
件に適合するように本考案の諸特徴を適宜選択で
きる。
上述した2つの実施例の主要区分12,132
は、適切な鋼板から加工しても、積層板として製
造してもよい。後者の方法を選んだ場合、端区分
12と同様に、主要区分12,132の側部の形
状は、180゜の逆対称形であり、第1,5図の主要
区分12,132を長手方向軸線の回りに180゜回
転させると、主要区分12,132は図示したも
のと全く同じ外観になるので、主要区分が3枚の
鋼板から成つていれば、両側面となる鋼板は同一
のダイスから製造し、中心部の鋼板は主要区分1
2,132の外周形状に従う輪郭をもつものとす
ることができる。
全部ののこ身部分は、適当な鋼板又は他の合金
材料から機械切削又は熱処理その他当該技術にお
いて周知の、使用に耐え得る硬度及び耐久性を与
えるための加工に付される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つて製造された分割のこ身
の一実施例を示す側面図、第2図は第1図ののこ
身の主要区分の一部を切欠いて端区分とのはめ合
い関係を示すと共に端区分の一部も切欠いて内部
構造を示した第1図の実施例の拡大側面図、第3
図は第2図の3−3線に沿つた断面図、第4図は
第2図の4−4線に沿つた断面図、第5図は本考
案による分割のこ身の変形実施例を、主要区分の
一部を切欠いて示す側面図、第6図は第5図の6
−6線に沿つた断面図、第7図は第1図から第5
図に示した分割のこ身の分解斜視図である。 符号の説明、10…のこ身構造、12…主要区
分(第1ののこ身区分)、14…端区分(第2の
のこ身区分)、20,22,24,26…表面
(はめ合い表面)、28,30,32,34…縁端
(はめ合い縁端)、60,62…端縁(突合わせ端
縁)、64,66…位置決め凹み、100,10
2…突起すなわち延長部分(はめ合い延長部分)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に細長い主要区分12と、該主要区分
    の一端に摺動自在にはめ合い係合されて取付けら
    れる端区分14とを有し、主要区分12および端
    区分14は両側に長手方向に延びる対応するはめ
    合い表面20,22,24,26を有すると共に
    両縁に沿つて長手方向に延びる対応するはめ合い
    縁端28,30,32,34を有し、主要区分1
    2および端区分14ははめ合い係合状態に置かれ
    るときに相手側区分とはめ合い突合せ係合する縁
    部68,72,76,70,74,78,10
    4,106に終つており、主要区分12は、両側
    の表面24,26に互いに相対してずれた関係に
    あつて且つ隣接する縁部68,72,76,7
    0,74,78によつて区画される位置決め凹み
    64,66が形成され、端区分14は、両側の表
    面24,26に互いに相対してずれた関係にあつ
    て且つ隣接する縁部104,106によつて該位
    置決め凹み64,66に対応して区画されたはめ
    合い係合する延長部分100,102が形成さ
    れ、該位置決め凹み64,66と延長部分10
    0,102は長手方向に対して互いに相対して横
    にずれ且つ互いに180゜逆対称関係になつており、
    主要区分12の位置決め凹み64,66は長手方
    向に延びる縁部68,70と横方向に延びる縁部
    72,74を湾曲した縁部76,78で連接した
    ほゞL字形を夫々成していて長手方向の縁部6
    8,70の終端は端縁60の縁部80に終わり横
    方向の縁部72,74の終端は端縁28,30に
    終つており、端区分14の延長部分100,10
    2の縁部104,106は位置決め凹み64,6
    6と対応してほゞL字形を夫々成していて縁部1
    04,106の長手方向の終縁は縁部112,1
    14に終わり横方向の終端は端縁62,63を形
    成して外周縁108,110に終つている分割の
    こ身。
JP1980121972U 1979-08-31 1980-08-29 Expired JPH0110163Y2 (ja)

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JPS5639205U JPS5639205U (ja) 1981-04-13
JPH0110163Y2 true JPH0110163Y2 (ja) 1989-03-23

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EP (1) EP0026053B2 (ja)
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EP0026053B1 (en) 1983-10-05
FI73617B (fi) 1987-07-31
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JPS5639205U (ja) 1981-04-13
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