JPH01100829A - 碍子 - Google Patents

碍子

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Publication number
JPH01100829A
JPH01100829A JP25869187A JP25869187A JPH01100829A JP H01100829 A JPH01100829 A JP H01100829A JP 25869187 A JP25869187 A JP 25869187A JP 25869187 A JP25869187 A JP 25869187A JP H01100829 A JPH01100829 A JP H01100829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
intermediate layer
adhesive
layer
ceramic plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25869187A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Eiji Ito
栄司 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP25869187A priority Critical patent/JPH01100829A/ja
Publication of JPH01100829A publication Critical patent/JPH01100829A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線路において、例えば二回線鉄塔の側面に
水平方向に片持ち支持され、送電線等の導体を支持する
碍子に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)従来
、送電線路においては、鉄塔の支持アームは鉄塔本体と
同様に鉄製のアングル材を先端はど小さくなるように組
み合わせて構成されている。
この支持アームは風により動揺する電線と塔体間の絶縁
クリアランスを確保するため、塔体より水平に張出し、
かつ送電線を支持するための支持碍子を必要とするので
、鉄塔も大型化するという問題がある。このため、鉄塔
本体の側面に磁器製の支持碍子を水平に装着し、該支持
碍子の先端部に送電線を架設するようにしたものもあっ
た。
ところが、この支持碍子は線路電圧が高くなると、その
全長も略比例して長くなり、又、使用電線も太くなり鉄
塔径間長も長(なることから、電線の自重や風圧荷重も
大きくなるとともに、碍子自体の自重も大巾に増加する
ことから、大径で長尺のものを使用する必要が生じる。
しかし、このような太径・長尺の支持碍子は、現在の焼
成技術では、対処することが困難であり、結局、線路電
圧が高くなると、最初に述べた支持アームを使用しなけ
ればならないという問題があった。
又、前記従来の中実の送電線用支持碍子は、磁器の焼成
工程を特殊な窯で行う必要があるため、製品が高価にな
るという問題もあった。さらに、磁器製の支持碍子は、
現実的には、胴径りが200鶴程度までは製造すること
ができるが、それ以上の胴径では成型上及び焼成上の点
から中空状の磁器碍管を使用することになるが、このよ
うな大型の磁器碍管は自重も大きくそれ自体の取扱いが
困難であるとともに、鉄塔強度面でも特別な対応が必要
になり、その製造も非常に困難、かつ高価になるという
問題があった。
そこで、従来の碍子として、第7図に示すように、強化
合成樹脂(FR,P)よりなる耐張絶縁棒21の外側に
ゴムよりなる外套体22を嵌合する構造のものが提案さ
れた。
ところが、この碍子はゴム製の外套体22が紫外線によ
り劣化したり、汚損湿潤条件下においてはトラッキング
あるいはエロージョンが生じ易く、耐候性に問題があっ
た。
本発明の目的は上記従来の支持碍子に存する欠陥を解消
することができる碍子を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、強化合成樹脂より
なる笠部を備えた碍子本体の表面に対し、絶縁弾性材よ
りなる中間層を接着被覆し、該中間層の表面には外被層
を形成する多数のセラミックプレートを微小間隙をもっ
て接着するという手段をとっている。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
碍子の表面には本質的に紫外線に強く外被層を形成する
薄いセラミックプレートが微小間隙をもって接着されて
いるので、直射日光が当たってもセラミックプレートの
隙間から紫外線がシリコンゴム等の絶縁弾性材よりなる
中間層に照射されることはなく、又、外表面の漏れ距離
を合理的に設定し、この間隙をつらなって汚損、湿潤時
の漏れ電流が流れないようにするとともに、万−漏れた
としても、前記隙間が微小で、あることからその間隙が
汚損物で導電化され、この部分を漏れ電流が流れること
から、トラッキングやエローシコンを発生することもな
く、全体として殆ど劣化することはない。
(実施例) 以下、本発明を送電線用支持碍子として具体化した実施
例を第1図〜第6図に基づいて説明する。
第5図に示すように強化合成樹脂よりなる円錐筒状をな
す碍子本体1の基端部にはフランジ金具2が嵌合固定さ
れ、該フランジ金具2は鉄塔3の側面に固設した取付座
4に対しボルトにより固設される。前記碍子本体1の先
端部にはキャンプ状の!極金具5が嵌合固定され、その
端面に溶接固定したブラケット6には連結ピン7により
連結リンク8が連結され、該連結リンク8には同じく連
結リンク9を介して送電線10を支持するTllツクラ
ンプ11支持されている。
前記碍子本体1の外周面には第1図に示すように合成樹
脂により注型成形した笠部12が嵌合され、接着剤13
により固定されている。前記碍子本体1及び笠部12の
外表面には接着性を有するシリコンゴム等の絶縁弾性材
よりなる中間層14が接着層15を介して一体的に設け
られている。
さらに、前記中間層14の表面には、外被層16を形成
する多数枚のセラミックプレート17が接着剤18によ
り接着固定されている。この各セラミックプレート17
0間には、碍子本体1の膨張や曲げ、温度変化による中
間層14とセラミックプレート17との熱膨張量の相違
による相対移動を吸収するための隙間Gが設けられてい
る。又、これらのセラミックプレート17は第4図に示
すように互いに千鳥配列となっている。
前述した中間層14の肉厚t1は、例えば0゜5〜5龍
、セラミンクプレート15の肉厚t2は、1〜5鶴、又
、間隙Gの長さは、0.2〜2.0重置にそれぞれ設定
されている。
このようにして、送電線用碍子19が構成されるが、こ
れらの碍子19は第6図に示すように鉄塔3に左右それ
ぞれ三本水平に支持され、二回線鉄塔を構成する。なお
、碍子19を斜状に支持したり、垂直に支持したり、複
数個直列に連結したりして使用することもできる。
さて、本発明の碍子19は、碍子本体1の表面にシリコ
ンゴム等の絶縁弾性材よりなる中間層14を介して紫外
線に強い磁器、ファインセラミック、結晶化ガラス製の
外被層16が接着されているので、太陽光線中の紫外線
により劣化したり汚TR湿潤条件下でトラッキングやエ
ロージョンなどが生じることがなく、耐候性が向上する
。又、各セラミックプレート17の隙間Gがきわめて小
さく照射角の関係で紫外線が中間層14に照射されるこ
ともなく、又、前記間隙が微小であることから、汚損湿
潤条件下においてはその間隙が汚損物で導電化され、こ
の部分を漏れ電流が流れることから、トラッキングやエ
ロージョンを発生することもなく全体として殆ど劣化す
ることもない。
又、本発明実施例では碍子本体lの表面に弾性絶縁材よ
りなる中間層14を介して、外被層16を形成するセラ
ミックプレート17を所定の間隙Gをおいて接着したの
で、碍子本体1とセラミ・ツクプレート17との熱膨張
量の相違による両者の相対移動あるいは碍子本体1に作
用する外力により曲げが発生しても、それらを吸収して
セラミックプレート17の破損や剥離を防止することが
できる。
なお、前記実施例では外被層16を形成するセラミック
プレート17を第4図に示すように互いに千鳥状の配列
した。これにより、間隙Gに露出する中間層I4の細い
表面を経由する距離に対しそれよりは距離の短いセラミ
ックプレート17の表面を直線的に流れるようになり、
従って、漏洩電流による中間層140間隙Gと対応する
表面の劣化を防止することができるものとなる。
なお、本発明は次のように具体化することも可能である
前記実施例では鉄塔へ取付けるアーム碍子に具体化した
が、例えば長幹碍子、あるいは懸垂碍子等の各種の碍子
に具体化することもできる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明は太陽光線中に含まれる紫
外線や汚損湿潤条件下におけるトラッキング、エロージ
ョン等による劣化を防止することができるとともに、外
気の温度変化による熱膨張量の違いや碍子本体の変形に
も充分対応させ、耐久性を向上するとともに、高強度の
碍子を小型軽量に製作することができ、送電鉄塔の小型
化を計ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明を具体化した一実施例を示し、
第1図は要部の縦断面図、第2図は要部の部分横断面図
、第3図は要部の拡大断面図、第4図はセラミックプレ
ートの配列構造を示す正面図、第5図はアーム碍子全体
を示す一部省略正面図、第6図は二回線鉄塔を示す正面
図、第7図は従来の碍子の中央部縦断面図である。 ■・・・碍子本体、2・・・フランジ金具、3・・・鉄
塔、4・・・取付座、5・・・電極金具、10・・・送
電線、12・・・差部、13.18・・・接着剤、14
・・・中間層、15・・・接着層、16・・・外被層、
17・・・外被層を形成するセラミックプレート、19
・・・碍子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、強化合成樹脂(FRP)よりなる笠部を備えた碍子
    本体の表面に対し、絶縁弾性材よりなる中間層を接着被
    覆し、該中間層の表面には外被層を形成する多数のセラ
    ミックプレートを微小間隙をもって接着したことを特徴
    とする碍子。 2、前記碍子本体は円筒状に形成される強化合成樹脂(
    FRP)よりなり、その外周面には注型樹脂により成形
    した環状の笠部が嵌合され接着剤により固定されている
    特許請求の範囲第1項に記載の碍子。
JP25869187A 1987-10-14 1987-10-14 碍子 Pending JPH01100829A (ja)

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JP25869187A JPH01100829A (ja) 1987-10-14 1987-10-14 碍子

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JP25869187A JPH01100829A (ja) 1987-10-14 1987-10-14 碍子

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JPH01100829A true JPH01100829A (ja) 1989-04-19

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ID=17323756

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JP25869187A Pending JPH01100829A (ja) 1987-10-14 1987-10-14 碍子

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JP (1) JPH01100829A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457431U (ja) * 1990-09-27 1992-05-18
US6040528A (en) * 1993-10-18 2000-03-21 Fuji Electric Co., Ltd. Insulating supporting structure for high-voltage apparatus including inorganic insulating layer formed on a surface of an organic insulating structure

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JPH0457431U (ja) * 1990-09-27 1992-05-18
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