JPH01100684A - ハンドスキヤナ形光学文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ＯＡ機器等の文字データ読取装置として用
いて好適の光学文字読取装置に関し、特にハンドスキャ
ナを用いて光学的に文字を読み取る装置に関するもので
ある。

［従来の技術］ 第４図は例えば実開昭６０−１１６５６４号公報に示さ
れた従来のハンドスキャナ形光学文字読取装置を示すブ
ロック図であり、図において、１は読み取り対象文字が
記載された記録媒体、３ａ。

３ｂは記録媒体１を照明するためのランプ、４はレンズ
、５はレンズ４を介してランプ３ａ、３ｂで照明された
記録媒体１上の記載文字を撮像して感知する受光素子、
６は受光素子５にて検知した信号を電気信号に変換する
光電変換回路、９Ａは光学的に読み取った信号を２値化
し読取文字として認識する識別回路９ａを内蔵した読取
制御部、１０は読取制御部９Ａ内にそえられ文字辞書や
読取文字を記憶するメモリ、１１は読取制御部９Ａによ
り認識された文字等を表示するＣＲＴデイスプレィ等の
表示装置、１２は読取制御部９Ａへ制。

御指令等を入力するキーボード、１９はハンドスキャナ
、２０は読取制御部９Ａに内蔵されハンドスキャナ１９
におけるランプ３ａ、３ｂをオン／オフ制御すべくハン
ドスキャナ１９内のスイッチ２１の開閉駆動を行なう電
源制御部である。

次に、上述のように構成された従来のハンドスキャナ形
光学文字読取装置の動作について説明する。読取対象の
文字が記載された記録媒体１上をハンドスキャナ１９に
て走査すると、ランプ３ａ。

３ｂにて照明された記録媒体１上の文字画像は、レンズ
４を介して受光素子５の撮像面に結像し、その文字画像
情報を光電変換回路６にて電気信号として取り出し読取
制御部９Ａへ送出する。

読取制御部９Ａでは、その信号を２値化しさらに文字と
して切り出されたデータとメモリ１０に格納された辞書
データとを識別回路９ａで照合することにより文字認識
を行ない、その結果を表示装置１１上に表示する。

なお、表示された読取文字の修正、データの変更もしく
は取消等の制御指令や、読取装置のシステム制御の信号
は、キーボード１２により読取制御部９Ａへ信号を入力
することにより行なう。

また、読取制御部９Ａ内の電源制御回路２０は、ハンド
スキャナ１９内のスイッチ２１を開閉駆動することによ
りランプ３ａ、３ｂの点滅（オン／オフ）を制御し、開
操作時にはランプ３ａ、３ｂが点灯し文字読取状態とな
る一方、閉操作時にはランプ３ａ、３ｂは消灯し読取停
止状態となる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来のハンドスキャナ形光学文字読取装置は以上のよう
に構成されているので、ハンドスキャナ１９が読取対象
文字をどのようにまたどの文字を読み取ったかが、スイ
ッチ２１をオン（閉状態）としてランプ３ａ、３ｂによ
り照明し読取結果を表示部１１にて表示するまで判らず
、部分的な文字列を切り出す時には、前後の文字まで余
分に読み取ってしまうなど、読取範囲を制御することが
難しいという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、１文字単位で精度よく且つ容易に読取範囲を
設定できるようにして、無駄な読取を行なうことなく効
率よく入力データの編集を行なえるようにしたハンドス
キャナ形光学文字読−３＝ 取装置を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係るハンドスキャナ形光学文字読取装置は、
ハンドスキャナに、同ハンドスキャナにより読み取られ
た読取可能範囲を表示する表示部と、同表示部上におい
て同表示部に表示された読取可能範囲に基づいて実際に
読取制御部で認識すべき文字の読取範囲を設定する読取
範囲設定手段とを設けたものである。

［作　　　用］ この発明におけるハンドスキャナ形光学文字読取装置で
は、ハンドスキャナにより媒体上の文字を走査すると、
まず、その走査範囲つまり読取可能範囲が、−旦、上記
ハンドスキャナの表示部に表示される。そして、表示部
上において、読取範囲設定手段により、実際に読取制御
部で認識すべき文字の読取範囲を設定してから、この読
取範囲内の文字について上記読取制御部による文字認識
が行なわれる。

［発明の実施例］ ＝４− 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は実施例装置の構成を示すブロック図、第２図はその
ハンドスキャナ部の構成例を示す模式的な構成図、第３
図は同ハンドスキャナおよびその表示部を示す斜視図で
ある。

第１，２図において、１は読み取り対象文字が記載され
た記録媒体、２は本実施例によるハンドスキャナ、３ａ
、３ｂは記録媒体１を照明するためのランプ、４はレン
ズ、５はレンズ４を介してランプ３ａ、３ｂで照明され
た記録媒体１上の記載文字を撮像して感知する受光素子
、６は受光素子５にて検知した信号を電気信号に変換す
る光電変換回路、７はハンドスキャナ２に取り付けられ
同ハンドスキャナ２により読み取られた読取可能範囲（
第３図の符号１３参照）を表示する表示部、８は受光素
子５で検知された撮像文字列のうち実際に認識すべき文
字範囲（読取範囲）を表示部７における表示に基づいて
設定・指示するための読取範囲設定手段としての読取ス
イッチである。

また、９は本実施例による読取制御部で、この読取制御
部９は、従来装置とほぼ同様に識別回路９ａおよびメモ
リ１０を有して構成されている。

ここで、メモリ１０は、光学的に読み取った信号を２値
化して撮像文字列として一時的に格納するとともに、文
字辞書や読取文字を記憶するものである。そして、本実
施例装置において、識別回路９ａは、メモリ１０に一時
的に格納された撮像文字列のうち読取スイッチ８にて指
定された範囲内の文字とメモリ１０の文字辞書とを照合
して文字認識を行なうものである。

さらに、１１は読取制御部９により認識された文字等を
表示するＣＲＴデイスプレィ等の表示装置、１２は読取
制御部９へ制御指令等を入力するキーボードである。

また、第３図において、１３は表示部７内に表示される
撮像文字列の検知範囲である読取可能範囲、１４は撮像
された文字列のうち読取制御部９において実際に認識す
べき文字の横方向位置を表す横方向基準線、１５は撮像
された文字列のうち読取制御部９において実際に認識す
べき文字の縦方向位置を表す縦方向基準線、１６は１文
字の切り出しを容易にするために予め活字１文字分の大
きさをポイント数に合わせた段階的な大きさで表示する
読取活字サイズ設定表示部、１７は読取活字の大きさを
ポイント数に合わせ段階的に変化するように設定する読
取活字サイズ設定スイッチ、。

１８は読取文字列の縦書き、横書きに合せて方向を設定
するようにした縦／横読取方向切換スイッチである。

次に、上述のように構成された本実施例のハンドスキャ
ナ形光学文字読取装置の動作を説明する。

読取対象の文字が記載された記録媒体１上をハンドスキ
ャナ１９にて走査すると、ランプ３ａ。

３ｂにて照明された記録媒体１上の文字画像は、レンズ
４を介して受光素子５の撮像面に結像し、その文字画像
情報を光電変換回路６にて電気信号として取り出し読取
制御部９へ送出する。

読取制御部９では、その信号を、２値化しメモリ１０に
一時的に格納するとともに、ハンドスキャナ２の表示部
７内の読取可能範囲１３へ読取面能文字列として表示す
る。

表示部７には、横方向基準線１４と縦方向基準線１５と
により読取基準点を決め、その位置において読取活字サ
イズ設定表示部１６で１文字サイズの位置表示を行なう
。このとき、そのサイズは、１文字の切り出しを容易に
するため、予め活字の大きさを示すポイント数として段
階的に読取活字サイズ設定スイッチ１７にて設定される
。

読取可能範囲１３の表示文字列のうち読取活字サイズ設
定表示部１６へ表示された文字が読み取って認識すべき
文字であれば、読取スイッチ８をオンとすることで、読
取制御部９内においてメモリ１０に一時的に格納格納さ
れたデータから文字として切り出され、この切り出され
た文字とメモリ１０に格納された辞書データとが、識別
回路９ａにより照合されて文字認識され、読取データと
してメモリ１０に再記憶される。そして、読取文字デー
タは表示装置１１上に認識結果として表示される。

なお、表示された読取文字の修正、データの変更もしく
は取消等の制御指令や、読取装置のシステム制御の信号
は、キーボード１２により読取制御部９へ信号を入力す
ることにより行なう。

また、読取スイッチ８のオン操作により、読取活字サイ
ズ設定表示部１６にて認識された文字は、文字列として
表示部７に表示される。

さらに、縦書き、横書きの媒体上に記載された活字文字
をハンドスキャナ２の走査する際のその走査方向を設定
するため、縦／横読取方向切換スイッチ１８を操作する
ことにより、読取活字サイズ設定表示部１６で読取方向
の識別表示が行なわれる。

このように、本実施例の装置によれば、ハンドスキャナ
２による走査範囲つまり読取可能範囲が、−旦、ハンド
スキャナ２の表示部７に表示され、この表示部７上で読
取スイッチ８により実際に読取制御部９にて認識すべき
文字の読取範囲を設定してから、この読取範囲内の文字
について読取制御部９による文字認識が行なわれるよう
になるので、１文字車位で精度よく且つ容易に読取範囲
を設定できるようになり、無駄な読取動作が少なくなっ
て、効率のよい入力データの編集を行なえるのである。

なお、上記実施例では、表示部７に読取活字サイズ設定
表示部１６にて読取認識表示させているが、このとき、
色や明るさを変えて機能切換をするとか、中抜きや塗つ
ぶしの区別により活字サイズ設定と読取認識表示とを区
別するようにしてもよい。

また、上記実施例では、文字の読取範囲を１文字とし１
つの読取スイッチ８にて認識させるものを示したが、読
取スイッチ８を２個そなえて、文字読取範囲を始点と終
点とにより設定して、適当長さの文字列を一度に認識さ
せるようにすることもできる。

さらに、上記実施例では、読取文字列の走査上の切出お
よび取消を、表示装置１１およびキーボード１２を用い
て行なう例について示しているが、読取スイッチ８のオ
ン操作時に走査方向により切り換えるようにしてもよい
。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、ハンドスキャナに表
示部と読取範囲設定手段とを設け、表示部に読取可能範
囲を一旦表示し、表示部上で読取範囲設定手段により読
取範囲を設定してから、読取制御部にて文字認識を行な
うように構成したので、１文字単位で精度よく且つ容易
に読取範囲を設定でき、無駄な読取動作が少なくなって
、効率のよい入力データの編集を行なえる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるハンドスキャナ形光
学文字読取装置を示すブロック図、第２図はそのハンド
スキャナ部の構成例を示す模式的な構成図、第３図は同
ハンドスキャナおよびその表示部を示す斜視図であり、
第４図は従来のハンドスキャナ形光学文字読取装置を示
すブロック図である。 図において、１・・・記録媒体、２−・・ハンドスキャ
ナ、７　・−・表示部、８・−・読取範囲設定手段とし
ての読取スイッチ、９−読取制御部。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 媒体上に記載された文字をハンドスキャナで光学的に読
   み取り、その読取文字を読取制御部で認識することによ
   つて文字を読み取るハンドスキャナ形光学文字読取装置
   において、上記ハンドスキャナに、同ハンドスキャナに
   より読み取られた読取可能範囲を表示する表示部と、同
   表示部上において同表示部に表示された読取可能範囲に
   基づいて実際に上記読取制御部で認識すべき文字の読取
   範囲を設定する読取範囲設定手段とが設けられたことを
   特徴とするハンドスキャナ形光学文字読取装置。